JPH07227717A - タッピング加工機能を有する工作機械 - Google Patents

タッピング加工機能を有する工作機械

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JPH07227717A
JPH07227717A JP6041728A JP4172894A JPH07227717A JP H07227717 A JPH07227717 A JP H07227717A JP 6041728 A JP6041728 A JP 6041728A JP 4172894 A JP4172894 A JP 4172894A JP H07227717 A JPH07227717 A JP H07227717A
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JP
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rotation speed
pitch
tap
spindle
machine tool
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JP6041728A
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Shinji Okuda
真司 奥田
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Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/182Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
    • G05B19/186Generation of screw- or gearlike surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23G1/00Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor
    • B23G1/16Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor in holes of workpieces by taps
    • B23G1/18Machines with one working spindle
    • GPHYSICS
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リジッドタイプのタッピング加工において、
加工プログラムを必要としないタッピング加工機能を有
する工作機械を提供する。 【構成】 主軸モータ27,28をデジタル制御する数
値制御装置を有した工作機械において、回転数およびタ
ップのピッチを指定する入力手段21と、指定された回
転数およびタップのピッチに基づいて主軸の送り速度を
演算する演算手段11とを持ち、数値制御装置はその回
転数に基づいて主軸モータ27,28の回転数を制御
し、送り速度に基づいて主軸27,28の軸方向の移動
を制御してタッピング加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッピング加工機能を
有する工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークに対して各種加工を施す場合、ワ
ークを固定してネジ切りを行う方式が知られている。従
来、この固定したワークの端面にネジ切りを行う場合、
タッパと呼ばれるアタッチメントを用いるタッピング加
工、あるいは、タップの回転量(回転数)とタップの軸
方向進行量(送り速度)を同期させるリジッドタイプの
タッピング加工が知られている。このリジッドタイプの
タッピング加工は、タップの回転量とタップの軸方向進
行量を同期させることにより、主軸の回転位置、すなわ
ちタップの回転量とタップの軸方向位置との間に相互関
係を持たせてネジ切りを行うものである。このリジッド
タイプのタッピング加工では、例えば、固定したワーク
に対してタップを取り付けた主軸を回転させながら軸方
向に移動を行う工作機械において、主軸の回転によりタ
ップをワークに対して指定した切削速度で回転させ、指
定したピッチとなるように主軸を軸方向に移動させるこ
とにより、ワークの端面にネジ切りを行う。この場合、
ワークに対するタップの切削速度は、主軸の回転速度と
なる。そして、ネジ底までネジを切ると、前回と逆方向
に主軸を回転させ、その主軸の回転速度とピッチで定ま
る主軸の送り速度であって前回と逆方向に移動させるる
と、タップはネジ切りを行ったネジ面に沿って後退して
ワークから抜け、リジッドタイプ加工が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来のリジッド
タイプのタッピング加工では、前記の工程に対応するプ
ログラムを作成し、このプログラムによってNC工作機
械のNC装置を制御して行っている。以下に、径6mm
でピッチが1.0mmのタップを1000回転のリジッ
ドタップ加工を行う場合の制御プログラムの一例を示
す。 : : M29 S1000; G84 Z**,* F1000; G80; : : 上記プログラムにおいて、第1行目の「M29 S10
00」の「M29」によりリジッドタップモードを形成
し、次の「S1000」によりタップの切削速度である
軸の回転速度を1000回転に設定する。次に第2行目
の「G84 Z**,* F1000」の「G84」に
よりタップサイクルの固定サイクルにより加工を行う。
この加工時におけるネジ切りの長さであるZ軸方向の移
動量を「Z**,*」により設定し、ねじ切りの軸方向
の送り速度を「F1000」により設定する。そして、
第3行目の「G80」により前記タップサイクルの固定
サイクルをキャンセルして加工工程を終了する。
【0004】したがって、従来のリジッドタイプのタッ
ピング加工では、1つのねじ切り加工に対して上記した
ように少なくとも3行のプログラムを作成する必要があ
り、また、そのプログラムの作成において、送り速度F
を切削条件であるピッチPと回転数Sから計算して求
め、プログラム中に設定しておく必要がある。
【0005】さらに、切削条件を変更する場合には、ピ
ッチPに変更が無い場合においても回転数Sの変更とと
も送り速度Fを再計算して求め、プログラム上での送り
速度を変更する必要がある。例えば、ピッチPが1.0
で回転数Sが1000の切削条件の場合、送り速度Fは
1.0×1000=1000の演算から送り速度F10
00を求めてプログラム上に設定し、回転数Sを150
0の切削条件に変更する場合には、送り速度Fを1.0
×1500=1500の演算により送り速度F1500
を再度求めてプログラム上に設定している。上記のよう
に、従来のリジッドタイプのタッピング加工では、加工
のためのプログラムの作成と、切削条件の変更において
は該切削条件に基づく設定値の演算および該設定値によ
るプログラムの変更が必要となる。そこで、本発明は前
記した従来の問題点を解決して、リジッドタイプのタッ
ピング加工において、加工プログラムを必要としないタ
ッピング加工機能を有する工作機械を提供することを目
的とする。また、本発明は、リジッドタイプのタッピン
グ加工において、切削条件の変更による送り速度の再設
定が不要なタッピング加工機能を有する工作機械を提供
することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主軸モータを
デジタル制御する数値制御装置を有した工作機械におい
て、回転数およびタップのピッチを指定する入力手段
と、指定された回転数およびタップのピッチに基づいて
主軸の送り速度を演算する演算手段とを持ち、数値制御
装置はその回転数に基づいて主軸モータの回転数を制御
し、送り速度に基づいて主軸の軸方向の移動を制御して
タッピング加工を行うことにより、前記目的を達成する
ものである。また、本発明は、主軸モータをデジタル制
御する数値制御装置を有した工作機械において、タップ
のピッチを指定する入力手段と、回転数を変更する回転
数変更手段と、指定されたピッチと変更された回転数に
基づいて主軸の送り速度を演算する演算手段とを持ち、
数値制御装置はその回転数に基づいて主軸モータの回転
数を制御し、送り速度に基づいて主軸の軸方向の移動を
制御してタッピング加工を行うことにより、前記目的を
達成するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、主軸モータをデジタル制御す
る数値制御装置を有した工作機械において、入力手段か
ら回転数およびタップのピッチを指定し、その指定され
た回転数およびタップのピッチに基づいて演算手段によ
り主軸の送り速度を演算することにより、リジッドタッ
プを行うための主軸の回転数と送り速度を得る。数値制
御装置はその回転数に基づいて主軸モータの回転数を制
御し、また送り速度に基づいて主軸の軸方向の移動を制
御することにより、ワークに対するタップの回転数と送
り速度との同期をとってタッピング加工を行う。また、
本発明によれば、主軸モータをデジタル制御する数値制
御装置を有した工作機械において、入力手段からタップ
のピッチを指定し、回転数変更手段によって回転数を変
更し、指定されたピッチと変更された回転数に基づいて
演算手段において主軸の送り速度を演算することによ
り、リジッドタップを行うための主軸の回転数と送り速
度を得る。数値制御装置はその回転数に基づいて主軸モ
ータの回転数を制御し、また、送り速度に基づいて主軸
の軸方向の移動を制御することにより、ワークに対する
タップの回転数と送り速度との同期をとってタッピング
加工を行うことができるタッピング加工を行う。
【0008】
〔本発明の実施例の構成〕
(本発明の工作機械の一実施例の構成)はじめに、本発
明の工作機械を適用することができるNC工作機械の一
実施例について説明する。図4は数値制御工作機械(以
下、NC工作機械という)の一実施例の概略ブロック図
である。図4のNC工作機械は、ボール盤等に使用する
場合の構成を示しており、ワーク6に対して主軸頭2の
先端に取り付けた工具により加工を行うものである。こ
の工具は、例えば、タッピング加工を行う場合にはタッ
プ1が取り付けられる。この主軸頭2の上部にはスピン
ドルモータあるいはサーボモータ等からなるモータ3が
設置されている。また、このタップ1を含む主軸頭2
は、ワーク6を保持するベース7に対して垂直方向の移
動可能であり、この移動はサーボモータからなる軸移動
用モータ4によって行われる。そして、これらのモータ
3,4は操作盤5からの制御信号により制御することが
できる。
【0009】次に、前記した構成のNC工作機械を制御
するための制御ブロックを図2を用いて説明する。図2
はNC工作機械の制御ブロック図である。図2におい
て、破線で囲まれるブロックはコントロールユニット1
0であり、このコントロールユニット10からの制御信
号によりNC工作機械のモータの制御が行われる。前記
コントロールユニット10は各ブロックを制御するCP
U11を有しており、各ブロック間はバス16を介して
接続されている。CPU11は各ブロックの制御のほか
に、本発明の工作機械においては、入力された回転数S
とタップピッチPとからタップを移動させる主軸の軸方
向の送り速度Fを演算する演算機能を有している。コン
トロールユニット10内において、バス16を介して接
続されるブロックとしては、例えば、NC工作機械のコ
ントロールプログラム等が記憶されているROM12、
NC工作機械の加工プログラムや各種補正データや設定
データが記憶されているRAM13、機械側のリミット
スイッチや操作盤のスイッチの状態を読み取るレシーバ
と強電回路のリレーのオン,オフやランプの点滅を制御
するドライバ回路を有するデータ入力・出力制御ブロッ
ク14、CPU11から与えられる位置指令と検出器か
らのフィードバックパルスによって検出される機械位置
が一致するように速度指令を出力して位置制御を行った
り、検出器からの速度フィードバック信号を使いモータ
の回転速度が速度指令値と等しくなるよう速度制御を行
う位置・速度制御部15がある。なお、前記MDI/C
RT21においては、CRTを表示手段としているが、
CRTに限らず液晶表示装置等のその他の表示手段を用
いることもできる。また、コントロールユニット10外
にあって、バス16や前記ブロックを介して接続される
ブロックとしては、例えば、表示と手動データ入力を行
うMDI/CRT21、機械操作盤22、強電盤23、
サーボモータ25の駆動制御を行うサーボユニット2
4、主軸のモータを制御する主軸制御部26がある。ま
た、この主軸のモータとしては、スピンドルモータ27
やサーボモータ28がある。
【0010】(表示部の構成)次に、本発明の工作機械
に使用するMDI/CRTの画面構成の一実施例につい
て説明する。図3は、本発明の工作機械に使用する表示
部および入力部の一実施例図である。図3においてMD
I/CRTの表示画面30は、入力部31と表示部32
とからなり、入力部31には各種入力設定ボタン311
〜314が配置され、また、表示部32にはタッピング
加工を行う際の加工条件が表示される。はじめに、表示
部32について説明する。表示部32に表示れるタッピ
ング加工の加工条件としては、例えば、主軸の回転数と
タップピッチとがある。主軸の回転数は主軸により回転
されるタップの回転量であり、タッピング加工における
ワークに対する切削速度を表している。図3において
は、この回転数は回転数表示322によりS***の表
記で表されている。回転数表示322の例として、例え
ば、S100,S200,S1000,S2000,S
5000等があり、主軸がそれぞれ100回転,200
回転,1000回転,2000回転,及び5000回転
であることを表している。そして、現在設定中の主軸の
回転数を矩形で囲むことにより表示している。なお、こ
の設定中の主軸の回転数の表示は、回転数への下線の付
与、回転数の表示値の点滅、回転数の表示値の色分け表
示等により行うことができる。
【0011】また、タッピング加工における他の加工条
件としてのタッピングのピッチ幅は、図3においてタッ
プピッチ表示321によりM*×***の表記で表され
ている。タップピッチ表示321の例として、例えば、
M4×0.7,M5×0.8,M6×1.0,M8×
1.25等があり、それぞれタッピングの径が4mmで
ピッチが0.7,径が5mmでピッチが0.8,径が6
mmでピッチが1.0,および径が8mmでピッチが
1.25であることを表している。そして、現在設定中
のタッピングの径とピッチを矩形で囲むことにより表示
している。なお、この設定中のタッピングの径とピッチ
の表示は、表示値への下線の付与、表示値の点滅、表示
値の色分け表示等により行うことができる。また、図示
したタッピングの径とピッチの組み合わせは一例であ
り、その他の組み合わせとすることもできる。次に、入
力部31について説明する。入力部31は、カーソル3
11,主軸オーバーロードボタン312,軸移動ボタン
313,およびリジッドタップボタン314等の各種入
力設定ボタンからなる。前記タップピッチ表示321及
び回転数表示322は、あらかじめROM12等に格納
しておくことができ、CPU11の指令に基づいて読み
出しMDI/CRT21の表示画面上に表示することが
できる。また、設定した回転数SおよびピッチP、およ
びそれぞれの初期値はRAM13等のメモリに記憶して
おくことができる。
【0012】図3において、カーソル311は、例え
ば、上下方向,および左右方向を指定する矢印のボタン
により構成される。このカーソル311の左方向あるい
は右方向のボタンを押すと、図中の矩形表示が左方向あ
るいは右方向に移動して、回転数表示322あるいはタ
ップピッチ表示321の何れかを選択する。また、カー
ソル311の上方向あるいは下方向のボタンを押すと、
前記選択で選ばれた回転数表示322あるいはタップピ
ッチ表示321中において、図中の矩形表示が上方向あ
るいは下方向に移動して、回転数S***あるいはタッ
プピッチM*×***を選択する。また、入力部31の
主軸オーバーロードボタン312は、主軸の回転数を変
更するためのボタンであり、前記カーソル311によっ
て選択された回転数Sからの回転数の増減を行う。例え
ば、図に示す主軸オーバーロードボタン312は、10
0%ボタン,UPボタン,およびDOWNボタンから構
成され、この内の100%ボタンによりカーソル311
の選択による回転数Sが設定され、UPボタンによりこ
の回転数Sからの増加を行い、DOWNボタンによりこ
の回転数Sからの減少を行って、主軸の回転数の変更を
行う。
【0013】また、入力部31の主軸オーバーロードボ
タン312は、主軸を軸方向に移動させるボタンであ
り、例えば、図では+Zボタンと−Zボタンから構成さ
れる。この内、+Zボタンは主軸を上方に上昇させる指
令を出力するボタンであり、−Zボタンは主軸を下方に
下降させる指令を出力するボタンである。さらに、入力
部31のリジッドタップボタン314は、工作機械の加
工モードをリジッドモードにする変更するボタンであ
り、このボタンのオン、オフにより工作機械のリジッド
モードへの設定、あるいはリジッドモードからの解除を
行う。なお、リジッドタイプのタッピング加工において
は、タップの回転量(回転数)とタップの軸方向進行量
(送り速度)を同期させることが必要であるが、このタ
ップの回転数Sと送り速度Fとの間には、タップのピッ
チをPとしたときに、 送り速度F=タップの回転数S×タップのピッチP の関係があるため、本発明の工作機械のタッピング加工
機能においては、この送り速度Fは入力手段から入力せ
ずに、タップの回転数SとタップのピッチPの入力値か
ら演算により求める。したがって、図3に示す表示画面
中の入力ブロック31には送り速度Fを入力する入力部
分は設けられていない。
【0014】〔本発明の実施例の作用〕次に、本発明の
実施例の作用について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、図1は、本発明の工作機械の実施例において、タ
ッピング加工機能を実施する場合の動作手順を示すフロ
ーチャートである。以下、図1のフローチャートに示す
ステップSの符号を用いて説明する。 ステップS1:タップピッチ表示321および回転数表
示322をメモリから読み出し、MDI/CRT21の
画面上の表示部32に表示する。この表示により、ピッ
チPおよび回転数Sの確認あるいは選択を行うことがで
きる状態となる。 ステップS2:次に、入力部31においてカーソル31
1を使用することによりタップピッチ表示321および
回転数表示322の表示値を選択する。この選択は、例
えば、前記した矩形表示により行うことができる。 ステップS3:前記ステップS2で選択した回転数Sを
変更する場合には、次のステップS4に進み、変更しな
い場合にはステップS5に進む。 ステップS4:回転数Sの変更は、図3の主軸オーバー
ロードボタン312により行う。回転数Sが変更されて
いることは、例えば、主軸オーバーロードボタン312
あるいはその他の表示部(図示していない)を点灯させ
たり、回転数表示部に回転数の表示(図示していない)
を行ったりすることにより、確認することができる。
【0015】ステップS5:前記までの工程によって、
工作機械のリジッドタッピング加工における回転数とピ
ッチが設定され、このステップにおいて設定した条件で
リジッドモードの加工を行うか否かの判定を行う。 ステップS6:前記工程において、リジッドモードに設
定されていない場合には、入力部31のリジッドタップ
ボタン314を押すことにより、工作機械の加工モード
をリジッドモードとする。 ステップS7:次に、入力部31の軸移動ボタン313
を押すことによりリジッドタッピングの加工を行ってネ
ジ切りを行う。軸移動ボタン313の内で+Zのボタン
を押すと、主軸およびタップ1は設定した回転数で回転
しながら、回転数とピッチにより演算された送り速度で
ワーク7方向に移動して、切削加工を行ってネジを切
る。そして、ネジの底に到達した後、逆に−Zのボタン
を押すと、主軸およびタップ1は設定した回転数で逆方
向に回転しながら、回転数とピッチにより演算された送
り速度でワーク7と逆の方向に移動して後退し、ワーク
から抜ける。本発明の工作機械は、上記の動作を行うこ
とによりプログラムを用いることなく、タッピング加工
を行うことができる。また、設定してあるピッチと変更
した回転数とピッチとから自動により送り速度を求め、
その送り速度で主軸移動を行うことができる。
【0016】次に、前記動作を行うためのCPUの動作
を、図5及び図6の本発明の工作機械のタッピング加工
機能のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の
説明ではフローチャート中のステップTの符号を用いて
説明する。 ステップT1,ステップT2:電源がオンすると、CP
U11は、ROM12からあらかじめ記憶しておいたタ
ップピッチ表示321と回転数表示322の表を読み出
し、MDI/CRT21上の表示画面30の表示部32
に表示する。
【0017】ステップT3:ピッチPが設定されている
か否かの判定を行い、ピッチPが既設定に場合にはステ
ップT6に進み、未設定の場合にはステップT5に進
む。
【0018】ステップT4:ピッチPが既設定に場合に
は、RAM13等のメモリに記憶しておいたピッチPを
読み出す。 ステップT5:ピッチPが未設定の場合には、タップピ
ッチ表示321上で設定中のピッチを表示することがで
きないので、ROM12等のメモリに記憶しておいた初
期設定ピッチPを読み出す。 ステップT6:CPU11は、前記ステップT4あるい
はステップT5においてメモリから読み出したピッチP
に基づいて、前記タップピッチ表示321上で設定した
ピッチPを矩形等により表示する。
【0019】ステップT7:カーソル311の移動があ
るかあるいは停止しているかを判定し、カーソル311
の移動がある場合にはタップピッチ表示321上でピッ
チの選択が行われているものと判定して次のステップT
8に進み、カーソル311の移動がない場合にはタップ
ピッチ表示321上でピッチの選択の変更はないものと
判定してステップT10に進む。 ステップT8:カーソル311の移動に応じてタップピ
ッチ表示321上の矩形表示の位置を変更する。 ステップT9:また、カーソル311の移動に応じて選
択されたピッチPに変更し、RAM13において前回の
値との入替えを行って新たに選択されたピッチPを記憶
する。 ステップT10:回転数Sが設定されているか否かの判
定を行い、回転数Sが既設定に場合にはステップT11
に進み、未設定の場合にはステップT12に進む。 ステップT11:回転数Sが既設定に場合には、RAM
13等のメモリに記憶しておいた回転数Sを読み出す。 ステップT12:回転数Sが未設定の場合には、回転数
表示322上で設定中の回転数を表示することができな
いので、ROM12等のメモリに記憶しておいた初期設
定回転数Sを読み出す。 ステップT13:CPU11は、前記ステップT11あ
るいはステップT12においてメモリから読み出した回
転数Sに基づいて、前記回転数表示322上で設定した
回転数Sを矩形等により表示する。 ステップT14:カーソル311の移動があるかあるい
は停止しているかを判定し、カーソル311の移動があ
る場合には回転数表示322上で回転数の選択が行われ
ているものと判定して次のステップT15に進み、カー
ソル311の移動がない場合には回転数表示322上で
回転数の選択の変更はないものと判定してステップT1
7に進む。 ステップT15:カーソル311の移動に応じて回転数
表示322上の矩形表示の位置を変更する。 ステップT16:また、カーソル311の移動に応じて
選択された回転数Sに変更し、RAM13において前回
の値との入替えを行って新たに選択された回転数Sを記
憶する。 ステップT17:入力部31中の主軸オーバーロードボ
タン312のオン、オフを判定する。 ステップT18:前記ステップT17の判定において主
軸オーバーロードボタン312がオンの場合には、UP
ボタンあるいはDOWMボタンの選択に応じて回転数S
表示部(図示していない)の回転数Sの表示変更を行
う。 ステップT19:そして、変更された回転数SをRAM
13において前回の値と入替え、変更された回転数Sを
記憶する。
【0020】ここまでの工程により、リジッドタップ加
工を行うための設定が完了したことになる。 ステップT20:次に、リジッドボタン314の状態を
判定して、リジッドモードの加工を行うか否かを判定す
る。 ステップT21:リジッドボタン314がオンの場合、
NC工作機械にリジッドモードの加工を行わせる設定を
行う。この設定については、通常のプログラムを用いた
設定と同様であるため説明を省略する。 ステップT22:次に、CPU11はRAM13に記憶
しておいた回転数SとピッチPを読み出す。 ステップT23:さらに、CPU11は読み出した回転
数SとピッチPから送り速度Fを、回転数SとピッチP
の積算の演算を行うことにより求め、その値を回転数S
とともにNC工作機械のNC制御装置に送る。CPU1
1がこのNC制御装置を兼ねている場合は、求めた送り
速度Fと回転数Sを用いることになる。
【0021】ステップT24:入力部31の軸移動ボタ
ンのオン、オフを判定する。軸移動ボタンのオンの場合
には次のステップT25に進み、オフの場合には処理を
終了する。
【0022】ステップT25:軸移動ボタンがオンの場
合には、軸移動の方向を判定してその移動方向への軸の
移動を行う。この移動はNC工作機械のNC制御装置、
あるいはNC制御装置を兼ねたCPU11が、前記送り
速度Fと回転数Sにより主軸制御部26を駆動してスピ
ンドルモータ27あるいはサーボモータ28を駆動する
ことにより行う。 ステップT26,ステップT27:前記ステップT20
において、リジッドボタン314がオフの場合には、他
のモードの処理を行うか否かの判定を行い、他のモード
の処理を行う場合には該処理を行い、行わない場合には
処理を終了する。したがって、上記の工程を行うことに
より、NC工作機械におけるリジッドモードの制御にお
いて、プログラムを形成することなく、入力部からの設
定値およびその設定値から求めた値によって、主軸を駆
動する回転数や送り速度等の条件を設定し駆動すること
ができる。また、回転数が変更になった場合でも、自動
的に主軸の送り速度を求め設定することができる。
【0023】(実施例の効果)表示画面上にあらかじめ
記憶しておいた回転数やタップピッチの選択候補を表示
し、その候補の中からカーソルの操作により所望の値を
選択することができる。さらに、回転数については、主
軸オーバーロードボタンの操作により、あらかじめ記憶
しておいた選択候補の値からの変更を行うことができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、リジッドタイプのタッピング加工において、加工プ
ログラムを必要としないタッピング加工機能を有した工
作機械を提供することができる。また、本発明によれ
ば、リジッドタイプのタッピング加工において、切削条
件の変更による送り速度の再設定が不要なタッピング加
工機能を有した工作機械を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工作機械のタッピング加工機能の動作
手順を示すフローチャートである。
【図2】NC工作機械の制御ブロック図である。
【図3】本発明の工作機械に使用する表示部および入力
部の一実施例図である。
【図4】NC工作機械の一実施例の概略ブロック図であ
る。
【図5】本発明の工作機械のタッピング加工機能のフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の工作機械のタッピング加工機能のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 タップ 2 主軸頭 3 モータ 4 軸移動用モータ 5 操作盤 6 ワーク 7 ベース 30 表示画面 31 入力部 32 表示部 311 カーソル 312 主軸オーバーロードボタン 313 軸移動ボタン 314 リジッドタップボタン 321 タップピッチ表示 322 回転数表示

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸モータをデジタル制御する数値制御
    装置を有した工作機械において、回転数およびタップの
    ピッチを指定する入力手段と、指定された回転数および
    タップのピッチに基づいて主軸の送り速度を演算する演
    算手段とを具備し、前記数値制御装置は前記回転数に基
    づいて前記主軸モータの回転数を制御し、前記送り速度
    に基づいて主軸の軸方向の移動を制御することによりタ
    ッピング加工を行うことを特徴とするタッピング加工機
    能を有する工作機械。
  2. 【請求項2】 主軸モータをデジタル制御する数値制御
    装置を有した工作機械において、タップのピッチを指定
    する入力手段と、回転数を変更する回転数変更手段と、
    指定されたピッチと変更された回転数に基づいて主軸の
    送り速度を演算する演算手段とを具備し、前記数値制御
    装置は前記回転数に基づいて前記主軸モータの回転数を
    制御し、前記送り速度に基づいて主軸の軸方向の移動を
    制御することによりタッピング加工を行うことを特徴と
    するタッピング加工機能を有する工作機械。
JP6041728A 1994-02-17 1994-02-17 タッピング加工機能を有する工作機械 Withdrawn JPH07227717A (ja)

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