JPH0722705U - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH0722705U JPH0722705U JP5305393U JP5305393U JPH0722705U JP H0722705 U JPH0722705 U JP H0722705U JP 5305393 U JP5305393 U JP 5305393U JP 5305393 U JP5305393 U JP 5305393U JP H0722705 U JPH0722705 U JP H0722705U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キー入力の操作性を改善する。
【構成】 超音波診断装置は、複数のキーのうちの操作
されたキーに応じた処理を選択的に実行して生体情報を
表示する装置であって、使用者の使用形態に応じて、操
作パネル8の複数のキーの入力の有効・無効をキー毎に
設定できる。
されたキーに応じた処理を選択的に実行して生体情報を
表示する装置であって、使用者の使用形態に応じて、操
作パネル8の複数のキーの入力の有効・無効をキー毎に
設定できる。
Description
【0001】
本考案は、超音波診断装置、特に、複数のキーのうちの操作されたキーに応じ た処理を選択的に実行して、超音波ビームにより得られた生体情報を表示する超 音波診断装置に関する。
【0002】
超音波診断装置は、生体内に超音波を照射し、生体からの反射信号により断層 像や血流情報を得るものである。この種の超音波診断装置には、モードの選択や 画質条件の入力等のために操作パネルが設けられており、操作パネルには、多数 のキーが配置されている。たとえば、操作パネルには、Bモード、Mモード、D モード等の表示モードを選択するためのモードキーや、心臓の鼓動に同期して表 示が更新されるECG同期キーや、各種の画質条件を設定するための画質条件キ ーが配置されている。
【0003】 この種の超音波診断装置では、操作パネルに多数のキーが配置されることによ る操作ミスを防止するため、ある表示モードにおける処理に不必要なキーに対し て製造者側で予めキーの入力を無効に設定することが行われている。例えば、表 示モードをBモードに選択して処理している場合に、他のモードのキーを操作し てもそのキーの入力が無効となるような設定がなされている。
【0004】
前記従来の構成では、不必要なキーを製造者側が選択し、そのキー入力を無効 にすることができ、操作に必要なキーの数を減少できる。しかし、使用者によっ て異なる使い方をするキーについては、製造者が予めそのキーの入力の禁止を行 えない。このため、製造者が予め不必要なキーの入力を無効に設定した装置にお いても、実際に反応するキーが多過ぎてキー操作ミスが生じている。
【0005】 本考案の目的は、キー入力の操作性を改善することにある。
【0006】
本考案に係る超音波診断装置は、複数のキーのうちの操作されたキーに応じた 処理を選択的に実行して生体情報を表示する装置であって、操作部と生体情報生 成手段と表示手段と無効キー指示手段とキー入力制御手段とを備えている。 操作部は複数のキーを配置したものである。生体情報生成手段は、生体情報を 生成するものである。表示手段は、生体情報生成手段で生成された生体情報を表 示するものである。無効キー指示手段は、使用者の使用形態に応じて、操作部の 複数のキーの入力の有効・無効をキー毎に指示するためのものである。キー入力 制御手段は、無効キー指示手段の指示結果に応じて、各キー入力の有効・無効を 制御するものである。
【0007】
本考案に係る超音波診断装置では、操作部に配置された複数のキーの入力に応 じて、生体情報生成手段が生体情報を生成する。生成された生体情報は表示手段 に表示される。この操作部のキー入力の有効・無効は、使用者の使用形態に応じ て無効キー指示手段により指示される。この指示結果に応じて、キー入力手段が 各キー入力の有効・無効を制御する。
【0008】 ここでは、使用者の使用形態に応じてキー入力の有効・無効をキー毎に指示可 能であるので、使用者の使用形態によっては使用しないキーの無効化を図ること ができ、実際の操作に必要なキーの数を減らすことができる。このためキー操作 の間違いが減少し、キー入力の操作性を改善できる。
【0009】
図1において、本考案の一実施例による超音波診断装置は、診断装置本体1と 、診断装置本体1に接続されたプローブ2と、モニタ3とを備えている。診断装 置本体1には心電計4が接続可能である。また診断装置本体1には制御部5が接 続されている。制御部5には、入出力インターフェイス6を介して操作パネル7 が接続されている。また制御部5には不揮発メモリ8も接続されている。
【0010】 診断装置本体1は、送受信回路やディジタルスキャンコンバータ等を含んでお り、プローブ2で受信した超音波エコー信号からBモード像やMモード像やDモ ード像等の生体情報を作成してモニタ3に出力する。 制御部5は、操作パネル7からの各種指令に応じて診断装置本体1を制御する 。不揮発メモリ8には、操作パネル7内に配置された各種のキーの有効・無効の 設定結果が格納されている。
【0011】 操作パネル7は、図2に示すように、F1〜F8の8つのファンクションキー を配置したファンクションキー部10と、数字キー及び文字キー等のキャラクタ ーキー等を配置したキャラクターキー部21と、各種の表示モードを設定するた めのモード設定部22と、カーソル等を操作するためのトラックボール23と、 画質条件を入力するための画質条件入力部24とを主に備えている。キャラクタ ーキー部21には、処理の終了やモードをクリアするためのクリアキー25や各 種のカーソル操作のためのカーソルキー26も配置されている。表示モード設定 部22には、心拍に同期して各モードの画像を更新表示するためのECG同期キ ー27と、Bモードを設定するためのBモードキー28と、Mモードを設定する ためのMモードキー29と、ドプラーモードを設定するためのドプラーモードキ ー30と、選択されたモードをセットするためのモードセットキー31とが配置 されている。画質条件入力部24には、画質条件を選択する画質条件(COND )キー32と選択された画質条件の段階を選択する段階(STEP)キー33と が配置されている。
【0012】 次に、上述の実施例の動作を図3及び図4に示す制御フローチャートにしたが って説明する。 電源が投入されると図3のステップS1で初期設定を行う。ここでは表示モー ドが初期値(たとえばBモード)に設定されるとともに、不揮発メモリ8に書き 込まれたキー入力の有効・無効の選択結果を読み出してセットする。ステップS 2では、ファンクションキー部10の操作により入力キー設定が選択されたか否 かを判断する。ステップS2では、表示モード設定部22内のモードキー28〜 30が操作されたか否かを判断する。ステップS4では、ECG同期キー27が 操作されたか否かを判断する。図4のステップS5では画質条件設定部24の画 質条件キー33が操作されたか否かを判断する。ステップS6では、他の処理が 選択されたか否かを判断する。他の処理が選択されなかった場合にはステップS 2に戻る。
【0013】 入力キー設定処理が選択されたと判断されるとステップS2からステップS1 0に移行する。ステップS10では図5に示すようなキー入力設定メニューが表 示される。このキー入力設定メニューでは、使用者の使用形態に応じてキー入力 の有効・無効を設定できる。たとえばECG同期キー27のキー入力を有効(O N)・無効(OFF)や画質条件キー32の有効・無効等を設定できる。操作者 はキー入力設定メニューが表示されると、カーソルキー26のうち上下のカーソ ルキーを操作して設定が必要なキーのところにカーソルを移動させる。そして左 右のカーソルキーを操作してON及びOFFのいずれかにカーソルを移動させる 。これにより使用形態に応じたキー入力の有効・無効の設定を行える。ステップ S11では設定結果に応じて不揮発メモリ9の内容を更新する。
【0014】 モードキー28〜30が操作されたと判断するとステップS3からステップS 12に移行する。ステップS12では、モードセットキー31が操作されるのを 待つ。モードセットキー31が操作されるとステップS13に移行する。ステッ プS13では、ステップS3で操作されたモードキーと異なるモードキーにより 既に他の表示モードが設定されているか否かを判断する。他の表示モードが設定 されていない場合にはステップS14に移行する。ステップS14では、ステッ プS3で操作されたモードキーに対応する表示モードに設定する。この設定によ り、超音波診断装置本体1は、設定された表示モードでプローブ2からの超音波 エコー信号を処理し、その処理結果に応じた画像データをモニタ3に表示する。
【0015】 ステップS13で既に他の表示モードが設定されていると判断するとステップ S15に移行する。ステップS15では、既に設定されている表示モードをクリ アキー25によりクリアして他の表示モードを選択可能にするか否かを判断する 。クリアしない場合にはステップS14に移行し、ステップS3で設定されたモ ードを設定する。クリアキー25が操作された場合にはステップS3でのモード キーを無効にするために、ステップS14を飛び越してステップS4に移行する 。ここではいずれかのモードキー28〜30を操作すると、そのモード設定中に 他のモードキーが操作されてもそのキー入力が禁止される。この禁止は、製造者 によって行われたキー入力設定処理である。
【0016】 ECG同期キー27が操作されたと判断されるとステップS4からステップS 16に移行する。ステップS16では、ECG同期キー27が有効であるか否か を判断する。この有効であるか否かの判断は、不揮発メモリ8に格納されたキー 入力設定結果を読み出して判断する。ECG同期キー27の入力が有効ではない と判断すると図4のステップS5に移行する。ECG同期キー27のキー入力が 有効であると判断するとステップS17に移行する。ステップS17では、モー ドセットキー31が操作されるのを待つ。モードセットキー31が操作されると ステップS18に移行する。ステップS18では、表示モードをECG同期モー ドに設定する。この結果、超音波診断装置本体1は、心電計4からの心拍データ により心拍画像データを作成し、それをモニタ3に表示するとともに、設定され た表示モードの画像を心拍に同期して更新表示する。
【0017】 画質条件キー32が操作されたと判断すると図4のステップS5からステップ S20に移行する。ステップS20では、画質条件キー32が有効であるか否か を判断する。この判断もステップS16での判断と同様に不揮発メモリ8に格納 された設定結果を読み出して行う。画質条件キー32が無効であると判断すると ステップS16からステップS6に移行する。画質条件キー32が有効であると 判断するとステップS16からステップS21に移行する。
【0018】 ここで設定できる画質条件は、たとえばダイナミックレンジ、エコーエンハン ス、リジェクション及びγ−補正の4つの条件であり、ダイナミックレンジとエ コーエハンスとについてはBモードとMモードとで別々に設定できる。 ダイナミックレンジは、画像上に表示される超音波エコーの強度の範囲を調節 する機能であり、ダイナミックレンジが広いと、弱いエコーから強いエコーまで のデータが取り込まれ、階調性の少ない柔らかい画質が得られる。逆に狭い場合 には階調性の高い画質になる。このダイナミックレンジは例えば4段階に設定で き、Bモード画像とMモード画像とでそれぞれ独立して設定できる。エコーエン ハンスは、画像の輪郭を強調する画像処理であり、エコーエンハンスが低いと滑 らかな画質か得られ、高くなると画像の輪郭がハッキリと現れる。この設定も同 様に4段階設定でき、Bモード画像とMモード画像とでそれぞれ独立して設定で きる。リジェクションは、超音波エコー強度の弱い範囲を除去する機能である。 これは弱い超音波エコーに重畳したノイズ成分を画像から取り去るために用いら れる。これも4段階に設定できる。γ−補正は、モニタ3上に表示される画像の 階調特性を切り換える機能である。
【0019】 これらの画質条件については、使用者の使用形態によっては不必要な場合があ る。また誤って画質条件キー32を操作すると、画質条件が変化し、診断部位の 比較が困難になることがある。このためこの画質条件キー32についてもキー入 力の有効・無効を行えるようにしている。 画質条件キー32が操作されるとステップS21からステップS22に移行す る。ステップS22では、画質条件(ダイナミックレンジ,エコーエンハンス、 リジェクション、γ−補正)を変更する。画質条件キー32が操作されていない と判断するとステップS21からステップS23に移行する。ステップS23で は、段階キー33が操作されたか否かを判断する。この段階キー33は、前述し たように、各画質条件における段階を変更するためのものである。段階キー33 が操作されるとステップS24に移行する。ステップS24では、選択された画 質条件の段階を変更する。ステップS25では、クリアキー25により画質条件 の設定が終了したか否かを判断する。クリアキー25が操作されるまではステッ プS21に戻る。クリアキー25が操作されるとステップS6に移行する。
【0020】 ステップS6で他の処理が選択されたと判断するとステップS26に移行する 。ステップS26では他の処理を行う。 ここでは、ステップS11で使用者の使用形態に応じたキー入力の有効・無効 を設定できるとともに、ステップS16やステップS20でそのキーが有効か無 効かによりキー入力の有効・無効処理を行える。このため、必要なキーだけのキ ー入力だけが有効とされ、操作ミスによりその他の不要なキーを押しても反応し ないようになる。したがってキー入力の操作性を改善できる。
【0021】 〔他の実施例〕 ECG同期キーや画質条件キーは一例であり、本考案はこれらのキーに限定さ れるものではなく、たとえばパラメーターの入力手段にも適応できる。
【0022】
本考案に係る超音波診断装置では、無効キー指示手段の指示結果に応じて各キ ー入力の有効・無効を制御できるので、使用者の使用形態に応じてキーを無効化 できる。このため、診断上、使用者が使用しないと思われるキーに関して、操作 ミスによりそのキーを操作しても反応しないように設定でき、キー入力の操作性 を改善できる。
【図1】本考案の一実施例による超音波診断装置の概略
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図2】操作パネルの平面図。
【図3】制御部の制御フローチャート
【図4】制御部の制御フローチャート
【図5】キー入力設定メニューの一例を示す図。
5 制御部 7 操作パネル 8 不揮発メモリ 10 ファンクションキー部 27 ECG同期キー 32 画質条件キー
Claims (1)
- 【請求項1】複数のキーのうち操作されたキーに応じた
処理を選択的に実行して、超音波ビームにより得られた
生体情報を表示する超音波診断装置であって、 前記複数のキーを配置した操作部と、 前記生体情報を生成する生体情報生成手段と、 前記生体情報生成手段で生成された生体情報を表示する
表示手段と、 使用者の使用形態に応じて、前記操作部の複数のキーの
入力の有効・無効をキー毎に指示するための無効キー指
示手段と、 前記無効キー指示手段の指示結果に応じて、前記各キー
の入力の有効・無効を制御するキー入力制御手段と、 を備えた超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305393U JPH0722705U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305393U JPH0722705U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722705U true JPH0722705U (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=12932123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305393U Pending JPH0722705U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722705U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001327491A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Aloka Co Ltd | 超音波診断システム |
JP2002325766A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5305393U patent/JPH0722705U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001327491A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Aloka Co Ltd | 超音波診断システム |
JP2002325766A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置 |
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