JPH0722636B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

浴室乾燥機

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JPH0722636B2
JPH0722636B2 JP61035480A JP3548086A JPH0722636B2 JP H0722636 B2 JPH0722636 B2 JP H0722636B2 JP 61035480 A JP61035480 A JP 61035480A JP 3548086 A JP3548086 A JP 3548086A JP H0722636 B2 JPH0722636 B2 JP H0722636B2
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bathroom
space
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condenser
compressor
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猛 中村
敏男 河瀬
正誉 原
道夫 久保
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Toshiba Corp
Chubu Electric Power Co Inc
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Toshiba Corp
Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、浴室を衣類の乾燥室として利用する場合な
どに用いる浴室乾燥機に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の浴室乾燥機としては、実開昭59−8432
3号(第7図)や実開昭58−142623号(第8図および第
9図)に示すものがある。
第7図において、1は浴室、2は壁である。しかして、
壁2の内面に浴室乾燥機の本体3を設けている。この本
体3は、壁2を貫通して室外まで延設しており、浴室側
の前面に吸込口4および吹出口5を有し、室外側の背面
に排気口6を有している。そして、本体3内において吸
込口4の近傍に蒸発器7および凝縮器8を順次配設して
いる。さらに、本体3内にファン9および圧縮機10を設
け、その圧縮機10に対して上記凝縮器8,減圧装置(図示
しない),蒸発器7を順次連通し、冷凍サイクルを構成
している。
すなわち、ファン9の運転によって吸込口4から浴室内
空気を吸込み、それを蒸発器7で除湿し、かつ凝縮器8
で再熱し、通常温度の除湿空気として浴室1内に吹出す
ようにしている。なお、排気口6は開閉自在となってお
り、開放により浴室内空気(湿気)を外に排出すること
ができる。
一方、第8図および第9図においては、第7図と略同じ
であるが、本体1から運転操作部11を導出し、かつ排気
口6への通気をダンパ12で制御する点が大きく異なって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、これらの浴室乾燥機は、蒸発器7,凝縮器8,フ
ァン9が奥行き方向に重なっているため、奥行き寸法が
大きく、浴室1内に大きく突出するという欠点がある。
また、壁2の内面における占有面積が非常に大きく、奥
行き寸法が大きいことと合せて浴室1内を非常に狭くし
てしまうという欠点がある。
この発明は上記のような事情に鑑みて為したもので、そ
の目的とするところは、奥行き寸法が小さく、しかも浴
室内への突出がほとんどなく、さらには浴室壁の内面に
おける占有面積も小さくてすみ、これにより浴室内を広
々と使用することができ、また浴室内の乾燥効率の向上
が図れる使い勝手にすぐれた浴室乾燥機を提供すること
にある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、浴室の壁を貫通して設けられたダクトと、
このダクト内に形成された吸込通気路および吹出通気路
と、浴室の壁の外周面に取付けられるとともに、内部が
仕切板によりかつ浴室の壁に沿って第1空間と第2空間
とに仕切られ、第1空間は上記ダクトを通して浴室内に
連通し、第2空間は浴室外に連通する本体と、この本体
の第1空間において、上記吸込通気路と対向する位置に
前後に設けられた第1蒸発器および凝縮器と、この第1
蒸発器および上記凝縮器の側方で上記吹出通気路を臨む
位置に存するファンと上記仕切板を挟んで上記第2空間
に存するモータとからなり、上記吸込通気路、上記第1
蒸発器、および上記凝縮器を通して浴室内の空気を吸込
み、その凝縮器を経た空気を上記吹出通気路に送る室内
送風機と、上記吹出通気路に設けられた開閉自在なダン
パと、上記本体の仕切板に形成され、上記ダンパの閉成
時に上記室内送風機の送風を第1空間から第2空間に導
くための通気路と、上記本体の第2空間に設けられた圧
縮機、第2蒸発器、および浴室外の空気を上記第2蒸発
器を通して循環させる室外送風機と、上記圧縮機の吐出
冷媒を上記凝縮器に通し、その凝縮器を経た冷媒を上記
第1蒸発器に通して圧縮機に戻し、除湿サイクルを形成
する手段と、この除湿サイクルの形成に伴ない、上記ダ
ンパを開いて上記室内送風機を運転オンし、除湿運転を
実行する手段と、上記圧縮機の吐出冷媒を上記凝縮器に
通し、その凝縮器を経た冷媒を上記第2蒸発器を通して
圧縮機に戻し、加温サイクルを形成する手段と、この加
温サイクルの形成に伴ない、上記ダンパを開いて上記室
内送風機を運転オンし、かつ上記室外送風機を運転オン
し、加温運転を実行する手段と、上記ダンパを閉じて上
記室内送風機を運転オンし、浴室内の空気を上記吸込通
気路、上記第1空間、上記通気路、および上記第2空間
に通して浴室外に排出する換気運転を実行する手段と、
を備える。
(作用) 本体は浴室外にあって、浴室の壁を通したダクトによっ
て本体内と浴室内とを連通する構成なので、浴室内への
突出がなくなるとともに、浴室の壁の内周面における占
有面積が小さくなる。浴室外の本体は、浴室の壁に沿っ
て第1空間と第2空間を有し、その第1空間における第
1蒸発器および凝縮器の側方に室内送風機のファンが存
し、同室内送風機のモータは仕切板を挾んで第2空間に
存するので、奥行き寸法が小さくなって室外への突出が
小さくなる。室内送風機は、ファンのみが第1空間に存
し、モータは室外送風機、圧縮機、および第2蒸発器と
共に第2空間に存するので、第1空間における除湿時の
通風経路に邪魔なものがなく、送風効率が向上して除湿
空気が浴室内に効率良く送られる。除湿運転だけでな
く、加温運転および換気運転の機能があるので、送風効
率の向上と合わせて浴室内の乾燥効率が向上する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、21は圧縮機で、この圧縮機21に凝縮器
22,四方弁23,第1減圧装置であるところのキャピラリチ
ューブ24,および第1蒸発器25を順次連通する。さら
に、圧縮機21,凝縮器22,四方弁23に対し、第2減圧装置
であるところのキャピラリチューブ26,および第2蒸発
器27を順次連通する。すなわち、四方弁23の流路切換に
より、図示白矢印のように圧縮機21,凝縮器22,四方弁2
3,キャピラリチューブ24,第1蒸発器25を通して冷媒が
循環する除湿サイクルと、図示黒矢印のように圧縮機2
1,凝縮器22,四方弁23,キャピラリチューブ26,第2蒸発
器27を通して冷媒が循環する加温サイクルとを選択的に
形成できるようにしている。
そして、圧縮機21の冷媒吐出側と第1蒸発器25の冷媒流
入側との間に二方弁28を介してホットガスバイパスサイ
クルを設ける。さらに、圧縮機21の冷媒吐出側と第2蒸
発器27の冷媒流入側との間に二方弁29を介してホットガ
スバイパスサイクルを設ける。
なお、第1蒸発器25に熱交温度センサ30aを取付け、第
2蒸発器27に熱交温度センサ30bを取付ける。また、四
方弁23の一開口を圧縮機21の吸込側に連通しているが、
これは四方弁23の作動に必要なものである。
しかして、第1図に示すように、浴室31を形成する壁32
の外周面に対し、浴室乾燥機の本体33を取付ける。この
本体35は仕切板34によって内部を第1空間35と第2空間
36とに仕切ってあり、その第1空間35は壁32を貫通する
ダクト37によって浴室31内に連通する。さらに、浴室31
内への連通部つまりダクト37から第1空間35にかけて仕
切板38を設け、そのダクト37から第1空間35にかけての
空間を吸込通気路39と吹出通気路40とに仕切る。
また、第1空間35において、吸込通気路39と対向する位
置に前記第1蒸発器25および凝縮器22を前後に並べて順
次に配設する。そして、第1蒸発器25および凝縮器22の
側方において、吹出通気路40を臨む位置に室内送風機41
のファン(回転翼)を設ける。さらに、吹出通気路40に
ダンパ42を開閉自在に設け、このダンパ42によって吹出
通気路40の開放,遮断を可能としている。また、ダンパ
42と室内送風機41との間に位置する仕切板34に通気路34
aを形成し、第1空間35と第2空間36とを連通する。こ
の通気路34aは、上記ダンパ42の閉成時に室内送風機41
の送風を第1空間35から第2空間36に導く働きをする。
一方、第1空間35の側方の第2空間36には通気口43を設
け、その通気口43によって第2空間36を外部に連通す
る。そして、第2空間36内の通気口43の近傍に前記第2
蒸発器27および室外送風機44を順次配設する。さらに、
圧縮機21および上記室内送風機41のモータ(ファンモー
タ)41Mを配設する。
なお、浴室20内に浴室内温度センサ50を設ける。
第3図は制御回路である。
60は主制御部であるところのマイクロコンピュータで、
このマイクロコンピュータ60に圧縮機駆動回路61、ファ
ン駆動回路62、弁駆動回路63、ダンパ駆動部64、運転操
作部65、前記熱交温度センサ30a,30b、浴室内温度セン
サ50を接続する。そして、圧縮機駆動回路61に圧縮機モ
ータ21Mを接続し、ファン駆動回路62にファンモータ41
M,44Mを接続する。さらに、弁駆動回路63に四方弁23お
よび二方弁28,29を接続する。
つぎに、上記のような構成において第4図のフローチャ
ートを参照しながら動作を説明する。
運転操作部65で所望の運転時間Tsを設定し、かつ運転開
始操作を行なう。すると、マイクロコンピュータ60は、
浴室内温度センサ50の検知温度(以下、浴室内温度と称
する)Taと設定温度たとえば20℃との比較を行なう。
浴室内温度Taが20℃以上であれば、マイクロコンピュー
タ60は圧縮機21および室内ファン41を起動する。圧縮機
21が起動すると、第2図の白矢印で示す方向に冷媒が流
れて除湿サイクルが形成される。すなわち、圧縮機1の
吐出冷媒が凝縮器22に流れ、その凝縮器22を経た冷媒が
第1蒸発器25を通って圧縮機21に戻る。また、室内ファ
ン41が起動すると、第1図の白矢印で示すように、浴室
内空気が吸込通気路39,第1蒸発器25,凝縮器22,吹出通
気路40を通して循環する。したがって、浴室内空気は第
1蒸発器25を通るときに除湿され、かつ凝縮器22を通る
ときに再熱され、通常温度の除湿空気として浴室31内に
吹出される。
この除湿運転時、マイクロコンピュータ60は内部の除湿
用タイマを作動し、除湿温度の実行時間を積算する。そ
して、実行時間が1時間に達して除湿用タイマがオンす
ると、熱交温度センサ30aの検知温度Te1(第1蒸発器25
の温度)が0℃以下か否かを判定する。
熱交温度Te1が0℃以下であれば、二方弁28を開放して
圧縮機21の吐出冷媒(高温冷媒)の一部を第1蒸発器25
に供給し、除湿運転と同時に第1蒸発器25の除霜を行な
う。しかる後、熱交温度Te1が設定温度たとえば7℃以
上になるか、それとも除霜開始からの経過時間t2が除霜
タイムセーフ時間たとえば20分以上となると、そこで二
方弁28を閉成し、除霜を終了する。
一方、運転開始に際して浴室内温度Taが20℃以下のと
き、あるいは除湿運転中に浴室内温度Taが20℃以下に低
下したとき、マイクロコンピュータ60は圧縮機21および
室内ファン41に加えて室外ファン44を起動し、さらに四
方弁23を切換作動する。四方弁23が切換作動すると、第
2図の黒矢印で示す方向に冷媒が流れて加温サイクルが
形成される。すなわち、圧縮機1の吐出冷媒が凝縮器22
に流れ、その凝縮器22を経た冷媒が第2蒸発器27を通っ
て圧縮機21に戻る。また、ファン41,44が共に運転する
ので、第1図の黒矢印で示すように、浴室内空気が吸込
通気路39,第1蒸発器25,凝縮器22,吹出通気路40を通し
て循環し、さらに室外空気が第2蒸発器27を通して循環
する。したがって、第2蒸発器27を通る室外空気から熱
が汲上げられ、それが凝縮器22を通る浴室内空気に放出
され、浴室内空気の温度が上昇する。
この加温運転によって浴室内温度Taが20℃以上になる
と、マイクロコンピュータ60は四方弁23を復帰(作動停
止)し、かつ室外ファン44の運転を停止し、上述した除
湿運転を実行する。
また、マイクロコンピュータ60は加温運転の実行ごとに
内部の加温用タイマを作動し、加温運転の実行時間を積
算する。そして、実行時間が1時間に達して加温用タイ
マがオンしたとき、それでもまだ浴室内温度Taが20℃以
下であれば、そこで熱交温度センサ30bの検知温度Te
2(第2蒸発器27の温度)が0℃以上であるか否かを判
定する。
熱交温度Te2が0℃以上であれば、前述した除湿運転を
所定時間たとえば20分間継続して実行する。その後、熱
交温度Te1の判定ステップに移行する。
ただし、熱交温度Te2が0℃以下であれば、二方弁29を
開放して圧縮機21の吐出冷媒(高温冷媒)の一部を第2
蒸発器27に供給し、加温運転と同時に第2蒸発器27の除
霜を行なう。しかる後、熱交温度Te2が設定温度たとえ
ば7℃以上になるか、それとも除霜開始からの経過時間
t3が除霜タイムセーフ時間たとえば20分以上になると、
そこで二方弁29を閉成し、除霜を終了する。そして、上
述した20分間継続の除湿運転を実行する。
しかして、マイクロコンピュータ60は運転開始からの経
過時間t1を計時しており、その経過時間t1が設定時間ts
に達すると、全ての運転を停止する。
また、運転操作部65で換気運転の開始操作を行なうと、
マイクロコンピュータ60ファン41,44を起動するととも
に、ダンパ駆動部64を動作させる。ダンパ駆動部65が動
作すると、ダンパ42が第2図に二点鎖線で示す位置に回
動し、吹出通気路40を遮断する。したがって、第2図に
点々矢印で示すように、浴室内空気は吸込通気路39から
第1空間35に入り、通気路34aを通って第2空間36に入
る。そして、通気口43から外部に排出される。
したがって、上記のような構成によれば、本体33は浴室
外にあって、壁32の内面には本体33からのダクト37が露
出するだけなので、浴室31内への突出がほとんどなく、
しかも壁32の内面における占有面積も小さい。しかも、
ダクト37は既存の換気扇取付用孔などに対する挿入が可
能であり、そうすれば壁32に対する工事が不要となる。
また、浴室外の本体33は、浴室31の壁32に沿って第1空
間35と第2空間36を有し、その第1空間35における第1
蒸発器25および凝縮器22の側方に室内送風機41のファン
が存し、同室内送風機41のモータ41Mは仕切板34を挾ん
で第2空間36に存するので、奥行き寸法が小さく(薄
形)、室外への突出も小さい。これは、住居の美観向上
や室外スペースの有効利用につながるものである。
室内送風機41は、ファンのみが第1空間35に存し、モー
タ41Mは室外送風機44、圧縮機21、および第2蒸発器27
と共に第2空間36に存するので、第1空間35における除
湿時の通風経路に邪魔なものがなく、奥行き寸法の縮小
を図りながら送風効率が向上して除湿空気を浴室31内に
効率良く送ることができる。
また、浴室内温度Taが20℃以下のときは加温運転を行な
い、浴室内温度Taを20℃以上に高めた状態で除湿運転を
行なうことにより、乾燥効率を20%〜30%程度向上させ
ることができ、上記した送風効率の向上と合わせて浴室
31内を短時間のうちに迅速に乾燥させることができる。
特に、ヒータ発熱を利用する浴室乾燥機に比べて電気料
金が非常に安くてすみ、さらには温水熱を利用する浴室
乾燥機のように取付場所の制約を受けたり、取付費用の
高尚を招くこともない。また、運転実行時間の積算によ
って第1蒸発器25および第2蒸発器27に対する除霜制御
を行なうようにしているので、常に安定した運転を行な
うことができる。さらには、加温運転を乾燥だけでなく
冬季の浴室暖房に利用することもでき、実用性が大であ
る。
ここで、乾燥効率が向上する理由について説明してお
く。
衣類からの水分の蒸発量は、衣類の表面積および風速が
一定であるとすれば、周囲の乾球温度と湿球温度との差
に比例することが知られている。このことから、浴室内
温度と水分蒸発量との間には浴室内温度をパラメータと
してたとえば第5図に示す関係が存在する。
すなわち、第5図において、浴室内温度Taが10℃、浴室
内温度(相対湿度)RHが60%のとき、除湿運転を行なう
と太線矢印のように水分蒸発量が増大する。なお、この
場合の水分蒸発量は上記したように衣類の表面積や風速
によって異なるので、水分蒸発量比として絶対値“1"で
示している。また、浴室内温度Taに上昇方向への変化が
あるが、これは除湿運転の再熱作用によるものである。
しかして、浴室内温度Taが10℃、浴室内温度RHが60%の
同じ条件において、浴室内温度Taを20℃に加温すると、
それに伴って浴室内温度RHは30%まで低下する。この場
合、浴室内の濡れた衣類が影響するため実際の浴室内温
度RHは太線矢印のように40%となるが、水分蒸発量比は
“1.9"と高い。
なお、上記実施例では、除湿運転と加温運転との切換え
を行なうための浴室内温度Taを20℃、加温用タイマ時間
を1時間としたが、それらの値は浴室31の大きさおよび
加温能力、さらには第6図に示すような浴室の熱リーク
量特性(34坪の広さ)を考慮して最適な値に設定する必
要がある。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、奥行き寸法が小さ
く、しかも浴室内への突出がほとんどなく、さらには浴
室壁の内面における占有面積も小さくてすみ、これによ
り浴室内を広々と使用することができ、また浴室内の乾
燥効率の向上が図れる使い勝手にすぐれた浴室乾燥機を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の内部機構の構成を示す
図、第2図は同実施例における冷媒サイクルの構成を示
す図、第3図は同実施例における制御回路の構成を示す
図、第4図は同実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート、第5図は同実施例による水分蒸発量を説明する
ための図、第6図は同実施例に係わる浴室の熱リーク量
特性を示す図、第7図および第8図はそれぞれ従来の浴
室乾燥機の構成を示す図、第9図は第8図のA−A′線
断面を矢印方向に見た図である。 21……圧縮機、22……凝縮器、23……四方弁、25……第
1蒸発器、27……第2蒸発器、31……浴室、32……壁、
33……本体、37……ダクト(連通部)、38……仕切板、
39……吸込通気路、40……吹出通気路、41……室内ファ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 道夫 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (56)参考文献 特開 昭59−186598(JP,A) 実開 昭59−25093(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の壁を貫通して設けられたダクトと、 このダクト内に形成された吸込通気路および吹出通気路
    と、 浴室の壁の外周面に取付けられるとともに、内部が仕切
    板によりかつ浴室の壁に沿って第1空間と第2空間とに
    仕切られ、第1空間は前記ダクトを通して浴室内に連通
    し、第2空間は浴室外に連通する本体と、 この本体の第1空間において、前記吸込通気路と対向す
    る位置に前後に設けられた第1蒸発器および凝縮器と、
    この第1蒸発器および前記凝縮器の側方で前記吹出通気
    路を臨む位置に存するファンと前記仕切板を挟んで前記
    第2空間に存するモータとからなり、前記吸込通気路、
    前記第1蒸発器、および前記凝縮器を通して浴室内の空
    気を吸込み、その凝縮器を経た空気を前記吹出通気路に
    送る室内送風機と、 前記吹出通気路に設けられた開閉自在なダンパと、 前記本体の仕切板に形成され、前記ダンパの閉成時に前
    記室内送風機の送風を第1空間から第2空間に導くため
    の通気路と、 前記本体の第2空間に設けられた圧縮機、第2蒸発器、
    および浴室外の空気を前記第2蒸発器を通して循環させ
    る室外送風機と、 前記圧縮機の吐出冷媒を前記凝縮器に通し、その凝縮器
    を経た冷媒を前記第1蒸発器に通して圧縮機に戻し、除
    湿サイクルを形成する手段と、 この除湿サイクルの形成に伴ない、前記ダンパを開いて
    前記室内送風機を運転オンし、除湿運転を実行する手段
    と、 前記圧縮機の吐出冷媒を前記凝縮器に通し、その凝縮器
    を経た冷媒を前記第2蒸発器を通して圧縮機に戻し、加
    温サイクルを形成する手段と、 この加温サイクルの形成に伴ない、前記ダンパを開いて
    前記室内送風機を運転オンし、かつ前記室外送風機を運
    転オンし、加温運転を実行する手段と、 前記ダンパを閉じて前記室内送風機を運転オンし、浴室
    内の空気を前記吸込通気路、前記第1空間、前記通気
    路、および前記第2空間に通して浴室外に排出する換気
    運転を実行する手段と、 を備えたことを特徴とする浴室乾燥機。
JP61035480A 1986-02-20 1986-02-20 浴室乾燥機 Expired - Lifetime JPH0722636B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322377A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nisshoku Corp 建造物等の壁面緑化基体
KR101491807B1 (ko) * 2013-08-20 2015-02-12 주식회사 콜러노비타 제습 기능이 포함된 온풍 송풍장치

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JPS62194898A (ja) 1987-08-27

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