JPH07226340A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH07226340A JPH07226340A JP1516394A JP1516394A JPH07226340A JP H07226340 A JPH07226340 A JP H07226340A JP 1516394 A JP1516394 A JP 1516394A JP 1516394 A JP1516394 A JP 1516394A JP H07226340 A JPH07226340 A JP H07226340A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal case
- aluminum electrolytic
- sealing body
- electrolytic capacitor
- connection terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミ電解コンデンサの小形化のために金属
ケースの直径の縮小化を図ったとしても、電気用品取締
法で規定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁
距離を十分満足することができるアルミ電解コンデンサ
を提供することを目的とする。 【構成】 コンデンサ素子１１を駆動用電解液とともに
収納する有底筒状の金属ケース１２と、この金属ケース
１２の開口部を封口する封口体１４と、この封口体１４
に取付けられ、かつコンデンサ素子１１から引き出した
リード板１５と接続される外部接続端子１６とを備え、
前記封口体１４の外表面に金属ケース１２と外部接続端
子１６との絶縁距離を確保する絶縁壁１９を設けたもの
である。
ケースの直径の縮小化を図ったとしても、電気用品取締
法で規定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁
距離を十分満足することができるアルミ電解コンデンサ
を提供することを目的とする。 【構成】 コンデンサ素子１１を駆動用電解液とともに
収納する有底筒状の金属ケース１２と、この金属ケース
１２の開口部を封口する封口体１４と、この封口体１４
に取付けられ、かつコンデンサ素子１１から引き出した
リード板１５と接続される外部接続端子１６とを備え、
前記封口体１４の外表面に金属ケース１２と外部接続端
子１６との絶縁距離を確保する絶縁壁１９を設けたもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に利用され
るアルミ電解コンデンサに関するものである。
るアルミ電解コンデンサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のアルミ電解コンデンサは
図２に示すように構成されていた。すなわち、図２にお
いて、１はコンデンサ素子で、このコンデンサ素子１は
高純度のアルミニウム箔をエッチングすることにより表
面積を拡大させ、その表面に陽極酸化により誘電体皮膜
を形成した陽極箔と、この陽極箔に対向する陰極箔とを
その間にセパレータを介在させて巻回することにより構
成されている。
図２に示すように構成されていた。すなわち、図２にお
いて、１はコンデンサ素子で、このコンデンサ素子１は
高純度のアルミニウム箔をエッチングすることにより表
面積を拡大させ、その表面に陽極酸化により誘電体皮膜
を形成した陽極箔と、この陽極箔に対向する陰極箔とを
その間にセパレータを介在させて巻回することにより構
成されている。
【０００３】そしてこのコンデンサ素子１は駆動用電解
液をん含浸させた後、有底円筒状の金属ケース２内に収
納し、かつ固定剤３により固定している。４は金属ケー
ス２の開口部を封口する封口体で、この封口体４には前
記コンデンサ素子１から引き出したリード板５と接続さ
れる外部接続端子６を取付けている。そして前記金属ケ
ース２は外周部を塩化ビニル樹脂からなる外装スリーブ
７で被覆するとともに、外底部をプレート８で被覆して
いた。
液をん含浸させた後、有底円筒状の金属ケース２内に収
納し、かつ固定剤３により固定している。４は金属ケー
ス２の開口部を封口する封口体で、この封口体４には前
記コンデンサ素子１から引き出したリード板５と接続さ
れる外部接続端子６を取付けている。そして前記金属ケ
ース２は外周部を塩化ビニル樹脂からなる外装スリーブ
７で被覆するとともに、外底部をプレート８で被覆して
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、アルミ電解コンデンサの小形化のた
めに金属ケース２の直径の縮小化を図った場合、封口体
４に取付けた外部接続端子６に金属ケース２が接近する
ことになり、その結果、金属ケース２と外部接続端子６
との沿面距離が電気用品取締法で規定されている絶縁距
離を満足することができなくなるという問題点を有して
いた。
た従来の構成では、アルミ電解コンデンサの小形化のた
めに金属ケース２の直径の縮小化を図った場合、封口体
４に取付けた外部接続端子６に金属ケース２が接近する
ことになり、その結果、金属ケース２と外部接続端子６
との沿面距離が電気用品取締法で規定されている絶縁距
離を満足することができなくなるという問題点を有して
いた。
【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、アルミ電解コンデンサの小形化のために金属ケース
の直径の縮小化を図ったとしても、電気用品取締法で規
定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁距離を
十分満足することができるアルミ電解コンデンサを提供
することを目的とするものである。
で、アルミ電解コンデンサの小形化のために金属ケース
の直径の縮小化を図ったとしても、電気用品取締法で規
定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁距離を
十分満足することができるアルミ電解コンデンサを提供
することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアルミ電解コンデンサは、陽極箔および陰極
箔をその間にセパレータを介在させて巻回することによ
り構成したコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を駆
動用電解液とともに収納する有底筒状の金属ケースと、
この金属ケースの開口部を封口する封口体と、この封口
体に取付けられかつ前記コンデンサ素子から引き出した
リード板と接続される外部接続端子とを備え、前記封口
体の外表面に金属ケースと外部接続端子との絶縁距離を
確保する絶縁壁を設けたものである。
に本発明のアルミ電解コンデンサは、陽極箔および陰極
箔をその間にセパレータを介在させて巻回することによ
り構成したコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を駆
動用電解液とともに収納する有底筒状の金属ケースと、
この金属ケースの開口部を封口する封口体と、この封口
体に取付けられかつ前記コンデンサ素子から引き出した
リード板と接続される外部接続端子とを備え、前記封口
体の外表面に金属ケースと外部接続端子との絶縁距離を
確保する絶縁壁を設けたものである。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、有底筒状の金属ケースの開
口部を封口する封口体の外表面に、封口体に取付けた外
部接続端子と金属ケースとの絶縁距離を確保する絶縁壁
を設けているため、アルミ電解コンデンサの小形化のた
めに金属ケースの直径の縮小化を図った際に、外部接続
端子に金属ケースが接近したとしても、絶縁壁の存在に
より、電気用品取締法で規定されている金属ケースと外
部接続端子との絶縁距離も十分満足するものを得ること
ができるものである。
口部を封口する封口体の外表面に、封口体に取付けた外
部接続端子と金属ケースとの絶縁距離を確保する絶縁壁
を設けているため、アルミ電解コンデンサの小形化のた
めに金属ケースの直径の縮小化を図った際に、外部接続
端子に金属ケースが接近したとしても、絶縁壁の存在に
より、電気用品取締法で規定されている金属ケースと外
部接続端子との絶縁距離も十分満足するものを得ること
ができるものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。図１において、１１はコンデンサ素子で、こ
のコンデンサ素子１１は高純度のアルミニウム箔をエッ
チングすることにより表面積を拡大させ、その表面に陽
極酸化により誘電体皮膜を形成した陽極箔と、この陽極
箔に対向する陰極箔とをその間にセパレータを介在させ
て巻回することにより構成されている。１２は有底円筒
状のアルミニウムよりなる金属ケースで、この金属ケー
ス１２内には駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子
１１を収納するとともに、このコンデンサ素子１１を固
定剤１３により固定している。
説明する。図１において、１１はコンデンサ素子で、こ
のコンデンサ素子１１は高純度のアルミニウム箔をエッ
チングすることにより表面積を拡大させ、その表面に陽
極酸化により誘電体皮膜を形成した陽極箔と、この陽極
箔に対向する陰極箔とをその間にセパレータを介在させ
て巻回することにより構成されている。１２は有底円筒
状のアルミニウムよりなる金属ケースで、この金属ケー
ス１２内には駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子
１１を収納するとともに、このコンデンサ素子１１を固
定剤１３により固定している。
【０００９】１４は金属ケース１２の開口部を封口する
封口体で、この封口体１４には前記コンデンサ素子１１
から引き出したリード板１５と接続される金属よりなる
外部接続端子１６を取付けている。１７は前記金属ケー
ス１２の外底部を被覆するプレートで、このプレート１
７は金属ケース１２の外周部を被覆する塩化ビニル樹脂
からなる熱収縮性の外装スリーブ１８の端部により保持
されている。１９は前記金属ケース１２と外部接続端子
１６との間に位置して封口体１４の外表面に配設した絶
縁壁で、この絶縁壁１９は前記金属ケース１２と外部接
続端子１６との絶縁距離を確保するものであり、そして
前記封口体１４を金属ケース１２の開口部にカーリング
加工によって取付ける際に同時に取付けるようにしてい
る。
封口体で、この封口体１４には前記コンデンサ素子１１
から引き出したリード板１５と接続される金属よりなる
外部接続端子１６を取付けている。１７は前記金属ケー
ス１２の外底部を被覆するプレートで、このプレート１
７は金属ケース１２の外周部を被覆する塩化ビニル樹脂
からなる熱収縮性の外装スリーブ１８の端部により保持
されている。１９は前記金属ケース１２と外部接続端子
１６との間に位置して封口体１４の外表面に配設した絶
縁壁で、この絶縁壁１９は前記金属ケース１２と外部接
続端子１６との絶縁距離を確保するものであり、そして
前記封口体１４を金属ケース１２の開口部にカーリング
加工によって取付ける際に同時に取付けるようにしてい
る。
【００１０】上記一実施例の構成においては、金属ケー
ス１２と外部接続端子１６との間に位置して封口体１４
の外表面に絶縁壁１９を配設しているため、アルミ電解
コンデンサの小形化のために金属ケース１２の直径の縮
小化を図った際に、外部接続端子１６に金属ケース１２
が接近したとしても、外部接続端子１６と金属ケース１
２の沿面距離は絶縁壁１９の存在により延びることにな
り、これにより、電気用品取締法で規定されている金属
ケース１２と外部接続端子１６との絶縁距離も十分満足
するものを得ることができるものである。
ス１２と外部接続端子１６との間に位置して封口体１４
の外表面に絶縁壁１９を配設しているため、アルミ電解
コンデンサの小形化のために金属ケース１２の直径の縮
小化を図った際に、外部接続端子１６に金属ケース１２
が接近したとしても、外部接続端子１６と金属ケース１
２の沿面距離は絶縁壁１９の存在により延びることにな
り、これにより、電気用品取締法で規定されている金属
ケース１２と外部接続端子１６との絶縁距離も十分満足
するものを得ることができるものである。
【００１１】なお、上記一実施例においては、封口体１
４とは別個に絶縁壁１９を設け、そしてこの絶縁壁１９
は、封口体１４を金属ケース１２の開口部にカーリング
加工によって取付ける際に同時に取付けるようにしたも
のについて説明したが、この絶縁壁１９は封口体１４と
樹脂により一体に形成してもよいものである。
４とは別個に絶縁壁１９を設け、そしてこの絶縁壁１９
は、封口体１４を金属ケース１２の開口部にカーリング
加工によって取付ける際に同時に取付けるようにしたも
のについて説明したが、この絶縁壁１９は封口体１４と
樹脂により一体に形成してもよいものである。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明のアルミ電解コンデ
ンサは、有底筒状の金属ケースの開口部を封口する封口
体の外表面に、封口体に取付けた外部接続端子と金属ケ
ースとの絶縁距離を確保する絶縁壁を設けているため、
アルミ電解コンデンサの小形化のために金属ケースの直
径の縮小化を図った際に、外部接続端子に金属ケースが
接近したとしても、絶縁壁の存在により、電気用品取締
法で規定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁
距離も十分満足するものを得ることができるものであ
る。
ンサは、有底筒状の金属ケースの開口部を封口する封口
体の外表面に、封口体に取付けた外部接続端子と金属ケ
ースとの絶縁距離を確保する絶縁壁を設けているため、
アルミ電解コンデンサの小形化のために金属ケースの直
径の縮小化を図った際に、外部接続端子に金属ケースが
接近したとしても、絶縁壁の存在により、電気用品取締
法で規定されている金属ケースと外部接続端子との絶縁
距離も十分満足するものを得ることができるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例を示すアルミ電解コンデンサ
の一部切欠正面図
の一部切欠正面図
【図２】従来例を示すアルミ電解コンデンサの一部切欠
正面図
正面図
１１ コンデンサ素子 １２ 金属ケース １４ 封口体 １５ リード板 １６ 外部接続端子 １９ 絶縁壁
Claims (2)
- 【請求項１】 陽極箔および陰極箔をその間にセパレー
タを介在させて巻回することにより構成したコンデンサ
素子と、このコンデンサ素子を駆動用電解液とともに収
納する有底筒状の金属ケースと、この金属ケースの開口
部を封口する封口体と、この封口体に取付けられかつ前
記コンデンサ素子から引き出したリード板と接続される
外部接続端子とを備え、前記封口体の外表面に金属ケー
スと外部接続端子との絶縁距離を確保する絶縁壁を設け
たアルミ電解コンデンサ。 - 【請求項２】 絶縁壁を封口体と一体に形成した請求項
１記載のアルミ電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1516394A JPH07226340A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1516394A JPH07226340A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07226340A true JPH07226340A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11881141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1516394A Pending JPH07226340A (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07226340A (ja) |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP1516394A patent/JPH07226340A/ja active Pending
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