JPH07226127A - 電気機器のスライドスイッチ - Google Patents

電気機器のスライドスイッチ

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Publication number
JPH07226127A
JPH07226127A JP1657494A JP1657494A JPH07226127A JP H07226127 A JPH07226127 A JP H07226127A JP 1657494 A JP1657494 A JP 1657494A JP 1657494 A JP1657494 A JP 1657494A JP H07226127 A JPH07226127 A JP H07226127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
board
main body
body housing
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP1657494A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH07226127A publication Critical patent/JPH07226127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体ハウジング1の矩形状の穴11内にスイッ
チ摘み2の爪21を係合させる。そして、スイッチ基板3
の挟持爪31によって、スイッチ基板3とプリント基板4
とを組み立てた後、プリント基板4を溝12に挿入する。
この時、スイッチ基板3の前記凹所34内に、スイッチ摘
み2の前記爪21が包囲されるようにして配置される。 【効果】 本体ハウジングの曲面部分に配置されたスラ
イドスイッチに対しても、簡単な構造で、かつ占有スペ
ースを小さくまとめることのできるスライドスイッチを
提供することができる。このため、曲面を多用した複雑
な形状の電気機器に対しても、スイッチの配置に制約を
受けずに取りつけることができ、スイッチ摘みを操作す
る手指に馴染むところにも簡単にスイッチを設けること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気機器のスライド
スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シェーバやライトのような、電
池を内蔵してこの電池で負荷を駆動させる小型の電気機
器において、負荷と電源とを接続するスイッチにスライ
ドスイッチが広く用いられている。
【0003】スライドスイッチは、本体ハウジングの表
面側にスイッチ摘みを配置すると共に、本体ハウジング
の内面側にスイッチ基板を配置し、スイッチ摘みのスラ
イド操作に連動してスイッチ基板が一緒にスライドする
ようになっている。そして、スイッチ基板には電気接点
が設けられており、この電気接点がプリント基板の導電
箔上をスライドすることによって、電池と負荷との接続
を切り替え制御している。
【0004】このようなスライドスイッチは、プリント
基板が平板状なので、このプリント基板上をスライドす
るスイッチ基板は直線的にスライドし、そして、スイッ
チ基板を連結しているスイッチ摘みにおいても、本体ハ
ウジング上を直線的にスライドするものが多い。スイッ
チ摘みを直線的にスライドさせる場合は、本体ハウジン
グの平坦な部分を利用して、そこにスイッチ摘みを配置
し、さらにその平坦な部分の内面側にスイッチ基板を配
置するので、構造が簡単でスイッチ摘みやスイッチ基板
の配置も簡単で設計がしやすい特徴がある。また、スイ
ッチ摘みとスイッチ基板とを一体に成形して1部品とす
るものも知られており、この場合は、部品点数を削減す
ることができる。
【0005】ところが、小型電気機器のデザインは年々
多様化されてきており、本体ハウジングに曲面を多用す
るデザインが増えてきている。例えば、図1に示す小型
電気機器はシェーバであり、本体ハウジング1には電源
用の電池と負荷であるモータとが内蔵されている。この
シェーバは、操作性等の点からスイッチ摘み2が本体ハ
ウジング1の曲面部分に配置されている。
【0006】このスイッチ摘み2の斜視図を図2に示
す。このスイッチ摘み2は、本体ハウジング1の形状に
沿った曲面状の操作部22と、スライド時に節度をだすた
めの弾性脚33と、そして、プリント基板の導電箔上をス
ライドする電気接点32とから構成されている。スイッチ
摘み2は、操作部22と、弾性脚33及び電気接点32との間
で90度折り曲げられたL字状に形成されている。
【0007】この構造のスライドスイッチは、スイッチ
摘みの操作部22が、本体ハウジング1の曲面に沿ってス
ライドする。また同時に、前記弾性脚33や電気接点32は
操作部22と一体に成形されているために、同様に円弧を
描くようにスライドする。このため、弾性脚33と協働し
て節度をだすための本体側のボスや、電気接点32がスラ
イドするプリント基板の導電箔についても、スイッチ摘
みのスライド軌跡に応じた円弧状に設けなければならな
い。その結果、構造が複雑になったり、スライドスイッ
チを構成する部品の占有スペースが大きくなってしまう
等の問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は、
本体ハウジングの曲面部分に配置されたスライドスイッ
チに対しても、簡単な構造で、かつ占有スペースを小さ
くまとめることのできるスライドスイッチを提供するこ
とを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した課題
を解決するために、次の構成を備える。即ち、表面が曲
面状に形成された本体ハウジングと、本体ハウジングの
内部に配置された平板状の基板と、前記本体ハウジング
の曲面に沿ってスライド操作可能なスイッチ摘みと、前
記本体ハウジングを挟んで前記スイッチ摘みと連結さ
れ、前記平板状の基板上を直線的にスライドするスイッ
チ基板とを備えた電気機器のスライドスイッチにおい
て、前記スイッチ摘み及びスイッチ基板はそれぞれ互い
に連結するための係合部を備え、前記スイッチ摘みがス
ライドする間は前記互いの係合部が接して、スイッチ摘
みの曲線的スライド操作に応じて、スイッチ摘み側の係
合部がスイッチ基板側の係合部を押して、スイッチ基板
が直線的スライドすることを特徴とする。
【0010】また、前記本体ハウジングはほぼ矩形状の
穴を備え、前記スイッチ摘みはほぼ矩形状の穴の周縁と
スライド自在に係合する爪を備え、一方、前記スイッチ
基板は前記爪のスライド方向に当接する一対の壁を備え
たことを特徴とする。
【0011】また、前記平板状の基板は電気機器の電源
と負荷とに接続された導電箔を有したプリント基板によ
って構成され、一方、前記スイッチ基板は前記導電箔を
電気的に短絡または開放する電気接点を有したことを特
徴とする。
【0012】また、前記平板状の基板は4辺を有するほ
ぼ矩形状に形成されており、前記本体ハウジングは前記
平板状の基板の一対の対向する両縁を挿入して保持する
溝を有し、かつ前記スイッチ基板は前記平板状の基板の
前記両縁とは異なる一対の対向する両縁をスライド自在
に挟み込む挟持爪を有したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成のうち、係合部として、スイッチ摘
み側に爪、スイッチ基板側に爪と当接する一対の壁を設
けた場合に基づいて作用を説明する。まず、スイッチ摘
みに設けた爪と、これと当接する壁とによって、スイッ
チ摘みとスイッチ基板とが連動してスライド動作する。
前記一対の壁は、その空間内で前記爪が動ける若干遊び
空間があり、スイッチ摘みの曲面的なスライド操作に対
して爪が回動できるようになっている。さらに壁はスイ
ッチ摘みが円弧状にスライドしている間、前記爪が回動
しても、爪が一対の壁の空間内から抜けでないように爪
を包囲する高さを持っている。このため、スライド時、
爪は壁の内側に当接して、壁を押す格好になる。押され
た壁は、スイッチ基板自体を平板状の基板上で直線的に
スライドさせることになる。
【0014】また、スイッチ摘みを本体ハウジングに係
合させるための爪を、前記爪に兼用することによって、
より一層構造が簡単にできる。
【0015】また、スイッチ基板がスライドする平板状
の基板を、電気機器の電源と負荷とに接続された導電箔
を有したプリント基板に兼用することによって、さらに
構造が簡単になる。
【0016】また、本体ハウジングに溝を形成すること
によって、前記平板状の基板を確実に保持すると共に、
スイッチ基板の挟持爪が前記平板状の基板を抱くように
してスライド自在に挾み込むため、特別な保持部材は不
要となる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づきながら説
明する。図3は、本発明のスライドスイッチを用いた脱
毛器のスイッチ部分を一部拡大した斜視図である。1は
本体ハウジング、2はスイッチ摘み、3はスイッチ基
板、4はプリント基板である。本体ハウジング1は円弧
状に形成されており、その円弧部分にスイッチ摘み2が
配置されるようになっている。即ち、本体ハウジング1
には矩形状の穴11が設けられ、この矩形状の穴11の周壁
に、スイッチ摘み2の一対の爪21が係合する。その結
果、スイッチ摘み2は本体ハウジング1の円弧に沿って
スライド動作する。 次に、本体ハウジング1には2つ
の溝12が一体成形されており、この溝12内に前記プリン
ト基板4の一対の周縁41が挿入されるようになってい
る。これによってプリント基板4が本体ハウジング1に
確実に保持される。なお、プリント基板4は、本体ハウ
ジング1に内蔵されている電池とモータとを電気的に接
続した導電箔42が印刷されている。
【0018】そして、前記スイッチ基板3はプリント基
板4の前記周縁41とは異なる一対の周縁43を抱くように
して挟み込む挟持爪31が形成されており、これによっ
て、スイッチ基板3がプリント基板4上をスライドする
ことができる。なお、スイッチ基板3には電気接点32が
かしめによって取りつけられており、この電気接点32が
前記導電箔42上をスライドすることによって、電池とモ
ータとが電気接続される。またスイッチ基板3はスライ
ド時に節度をだすために二又状の弾性脚33が形成されて
おり、この弾性脚33は、本体ハウジング1側の節度用突
壁13を乗り越えることによってスライド時に節度をだ
す。前記節度用突壁13は、前記溝12を補強支持する役目
も兼用している。また、前記スイッチ基板3は、後述す
るが、コ字状に形成された凹所34が形成されている。
【0019】さて、本発明のスライドスイッチの各部材
を組み立てるには、まず、本体ハウジング1のほぼ矩形
状の穴11内にスイッチ摘み2の爪21を係合させる。そし
て、スイッチ基板3の挟持爪31によって、スイッチ基板
3とプリント基板4とを組み立てた後、プリント基板4
を溝12に挿入する。以上のようにして各部材は簡単に組
み立てられる。この時、スイッチ基板3の前記凹所34内
に、スイッチ摘み2の前記爪21が包囲されるようにして
配置される。
【0020】ここで、スイッチ摘み2及びスイッチ基板
3の動作について、図4の動作概念図を用いて説明す
る。図4に示すように、スイッチ摘み2の爪21はスイッ
チ基板3の凹所34内に若干の遊び空間がある状態で包囲
されている。この遊び空間は、爪21の周囲3次元方向全
てに余裕のある空間になっている。従って、スイッチ摘
み2は本体ハウジング1上の円弧に沿ってスライドして
も、前記爪21は前記凹所34内で多少動いて、爪21の一部
が凹所34の内壁に当る。その結果、スイッチ摘み2がス
ライドすると、爪21に押されてスイッチ基板3がスライ
ドする仕組みになっている。スイッチ基板3はプリント
基板4を挟持する格好になっているので、スイッチ基板
3はプリント基板4上を直線的にスライドする。前記凹
所34は前記爪21が円弧上のスライドによって多少傾いて
も、爪21が抜けでないように包囲する格好になってい
る。
【0021】また、爪21の先端が球状の形成されている
場合は、この球状部分を回動の支点として作用するの
で、爪21の先端より下側の遊び空間を不要にすることが
でき、よりコンパクトに設計できる特徴がある。
【0022】なお、本実施例における凹所34は、別にコ
字状に形成されなくても、前記爪21のスライド方向の両
方向に対して、爪21が当接する一対の壁であってもよ
く、この壁の場合でも、爪21がスライド途中に抜けでな
いように所定の高さを備えていればよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体ハウ
ジングの曲面部分に配置されたスライドスイッチに対し
ても、簡単な構造で、かつ占有スペースを小さくまとめ
ることのできるスライドスイッチを提供することができ
る。このため、曲面を多用した複雑な形状の電気機器に
対しても、スイッチの配置に制約を受けずに取りつける
ことができ、スイッチ摘みを操作する手指に馴染むとこ
ろにも簡単にスイッチを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シェーバの外観斜視図
【図2】従来のスイッチ摘みの斜視図
【図3】本発明のスライドスイッチを構成する各部材の
分解斜視図
【図4】本発明のスライドスイッチの動作概念図
【符号の説明】
1 本体ハウジング 11 穴 12 溝 13 節
度用突壁 2 スイッチ摘み 21 爪 22 操作部 3 スイッチ基板 31 挟持爪 32 電気接点
33 弾性脚 34 凹所 4 プリント基板 41 周縁 42 導電箔
43 周縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が曲面状に形成された本体ハウジン
    グと、本体ハウジングの内部に配置された平板状の基板
    と、前記本体ハウジングの曲面に沿ってスライド操作可
    能なスイッチ摘みと、前記本体ハウジングを挟んで前記
    スイッチ摘みと連結され、前記平板状の基板上を直線的
    にスライドするスイッチ基板とを備えた電気機器のスラ
    イドスイッチにおいて、前記スイッチ摘み及びスイッチ
    基板はそれぞれ互いに遊嵌状態で連結するための係合部
    を備え、前記スイッチ摘みの曲線的スライド操作に応じ
    て、スイッチ摘み側の係合部がスイッチ基板側の係合部
    を押して、スイッチ基板が直線的スライドすることを特
    徴とする電気機器のスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記本体ハウジングはほぼ矩形状の穴を
    備え、前記スイッチ摘みはほぼ矩形状の穴の周縁とスラ
    イド自在に係合する爪を備え、一方、前記スイッチ基板
    は前記爪のスライド方向に当接する一対の壁を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気機器のスライドスイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 前記平板状の基板は電気機器の電源と負
    荷とに接続された導電箔を有したプリント基板によって
    構成され、一方、前記スイッチ基板は前記導電箔を電気
    的に短絡または開放する電気接点を有したことを特徴と
    する請求項1記載の電気機器のスライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記平板状の基板は4辺を有するほぼ矩
    形状に形成されており、前記本体ハウジングは前記平板
    状の基板の一対の対向する両縁を挿入して保持する溝を
    有し、かつ前記スイッチ基板は前記平板状の基板の前記
    両縁とは異なる一対の対向する両縁をスライド自在に挟
    み込む挟持爪を有したことを特徴とする請求項1記載の
    電気機器のスライドスイッチ。
JP1657494A 1994-02-10 1994-02-10 電気機器のスライドスイッチ Pending JPH07226127A (ja)

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JP1657494A JPH07226127A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 電気機器のスライドスイッチ

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ID=11920066

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1657494A Pending JPH07226127A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 電気機器のスライドスイッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019506206A (ja) * 2016-01-04 2019-03-07 ジャイラス エーシーエムアイ インク 可動ボタン又はスイッチを備えたデバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019506206A (ja) * 2016-01-04 2019-03-07 ジャイラス エーシーエムアイ インク 可動ボタン又はスイッチを備えたデバイス

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