JPH07225899A

JPH07225899A - 駐車位置案内装置

Info

Publication number: JPH07225899A
Application number: JP6017668A
Authority: JP
Inventors: Koji Horikawa; 浩司堀川; Hidefumi Saito; 英文斎藤; Yasuyuki Kinoshita; 泰行木下
Original assignee: Shimadzu Corp
Current assignee: Shimadzu Corp
Priority date: 1994-02-14
Filing date: 1994-02-14
Publication date: 1995-08-22
Anticipated expiration: 2017-12-09
Also published as: JP3355757B2

Abstract

(57)【要約】【目的】駐車場における指定駐車位置まで迷わずに到
達できるように、道案内表示を行うこと。【構成】駐車位置案内装置Ｇは、表示信号出力装置Ｓ
から出力される表示信号に応じた情報が表示される表示
面を有する光学的情報表示手段Ｄを備えている。表示信
号出力装置Ｓは、走行路指示開始位置から目標位置まで
の走行路途中の車両位置に応じたガイド情報を記憶した
ガイド情報記憶手段６と、前記走行路途中の車両の現在
位置を検出する現在位置検出装置１１と、前記現在位置
検出装置１１により検出された車両の現在位置に応じて
前記ガイド情報記憶手段６から読出したガイド情報を表
示信号として出力する表示信号発生器１７とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、駐車場で使用される駐
車位置案内装置に関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】従来、大型パーキング
では、自動車の入口ゲートにおいてエリア単位（例えば
フロアー毎）の駐車空き状態を示す表示器等の設置によ
り、駐車位置への自動車の誘導を行おうとしていた。広
域エリアの空車状態は、パーキング管理者および車両運
転手に認識させることは可能であるが、個々の駐車スペ
ースまでの走行路の道順までは表示できない。また初め
て駐車場に入った自動車の運転手は内部の状態が分から
ないため、空きスペースを求めて順路を逆行する等の問
題点が発生している。また、交通整理のため、広大な駐
車場では要員を多数配置しなければならないという問題
点もあった。

【０００３】本発明は前述の事情に鑑み、下記（Ｏ01）
の記載内容を課題とする。（Ｏ01）駐車場における指定駐車位置まで迷わずに到達
できるように、道案内表示を行うこと。

【０００４】

【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。

【０００５】（本発明）前記課題を解決するために、
本発明の駐車位置案内装置（Ｇ）は、表示信号出力装置
（Ｓ）と、この表示信号出力装置（Ｓ）から出力される
表示信号に応じた情報が表示される表示面を有する光学
的情報表示手段（Ｄ）とを内部に収容するケース（１）
を備え、下記の要件を備えたことを特徴とする、（Ｙ0
1）前記表示信号出力装置（Ｓ）は、駐車場の走行路指
示開始位置から目標位置までの走行路途中の車両位置に
応じたガイド情報を記憶したガイド情報記憶手段（６）
と、前記走行路途中の車両の現在位置を検出する現在位
置検出装置（１１）と、前記現在位置検出装置（１１）
により検出された車両の現在位置に応じて前記ガイド情
報記憶手段（６）から読出したガイド情報を表示信号と
して出力する表示信号発生器（１７）とを有すること。

【０００６】（本発明の実施態様１）本発明の実施態様
１の駐車位置案内装置（Ｇ）は、前記本発明の駐車位置
案内装置（Ｇ）において、下記の要件を備えたことを特
徴とする、（Ｙ001）前記現在位置検出装置（１１）
は、自動車の向きを検出する移動方向検出手段（１３）
と自動車の速度を検出する速度検出手段と、この速度検
出手段の検出する速度を積分して前記基準位置からの移
動距離を算出する積分器とを有すること。

【０００７】（本発明の実施態様２）本発明の実施態様
２の駐車位置案内装置（Ｇ）は、前記本発明の実施態様
１の駐車位置案内装置（Ｇ）において、下記の要件を備
えたことを特徴とする、（Ｙ002）前記速度検出手段
は、直線加速度計（１２）とこの直線加速度計（１２）
の出力する加速度を積分する積分器（１４）とから構成
されたこと。

【０００８】（本発明の実施態様３）本発明の実施態様
３の駐車位置案内装置（Ｇ）は、前記本発明の駐車位置
案内装置（Ｇ）において、下記の要件を備えたことを特
徴とする、（Ｙ003）前記現在位置検出装置（１１）
は、駐車場の走行路に沿って配置された位置信号発信装
置の出力する位置信号を受信する位置信号受信機（２
２）により構成されたこと。

【０００９】（本発明の実施態様４）本発明の実施態様
３の駐車位置案内装置（Ｇ）は、前記本発明、または本
発明の実施態様１ないし３のいずれかに記載の駐車位置
案内装置（Ｇ）において、下記の要件を備えたことを特
徴とする、（Ｙ004）前記光学的情報表示手段（Ｄ）の
前記表示面から出射した情報表示光を所定の方向に投光
する光学部材（Ａ）、（Ｙ005）運転手の前方に設けら
れ、前方の外界情景を運転手が視認できるように外界情
景光を前方から後方に透過させるとともに、光学部材
（Ａ）から投光された情報表示光を運転手が視認できる
方向に反射または回折するコンバイナ（Ｃ）。

【００１０】

【作用】

（本発明の作用）次に、前述の特徴を備えた本発明の作
用を説明する。前述の特徴を備えた本発明の駐車位置案
内装置（Ｇ）は、駐車場内に入場する自動車に貸し出さ
れる。貸し出された駐車位置案内装置（Ｇ）は、自動車
の内側の運転座席前方位置（例えば、ダッシュボード上
面）に載置して使用される。表示信号出力装置（Ｓ）の
ガイド情報記憶手段（６）には駐車場の走行路指示開始
位置から目標位置までの走行路途中の車両位置に応じた
ガイド情報が記憶される。現在位置検出装置（１１）
は、前記走行路途中の車両の現在位置を検出する。表示
信号出力装置（Ｓ）の表示信号発生器（１７）は、前記
現在位置検出装置（１１）により検出された車両の現在
位置に応じて前記ガイド情報記憶手段（６）から読出し
たガイド情報を表示信号として出力する。前記情報投光
装置の光学的情報表示手段（Ｄ）の表示面には、前記表
示信号出力装置（Ｓ）から出力される表示信号に応じた
ガイド情報が表示される。運転手は前記表示されたガイ
ド情報を見ながら迷わずに目的の駐車位置に到達するこ
とができる。

【００１１】（本発明の実施態様１の作用）前述の特徴
を備えた本発明の実施態様１の駐車位置案内装置（Ｇ）
では、前記現在位置検出装置（１１）の移動方向検出手
段（１３）が自動車の向きを検出し、速度検出手段が自
動車の速度を検出する。また、現在位置検出装置（１
１）の積分器（１４）が前記速度検出手段の検出する速
度を積分して前記基準位置からの移動距離を算出する。
すなわち、自動車の向きと移動距離とが検出されるの
で、前記積分器（１４）が作動を開始した位置に対する
自動車の現在位置を検出することができる。

【００１２】（本発明の実施態様２の作用）前述の特徴
を備えた本発明の実施態様２の駐車位置案内装置（Ｇ）
では、自動車の移動距離は直線加速度計（１２）の出力
する加速度を２回積分することによって検出される。

【００１３】（本発明の実施態様３の作用）前述の特徴
を備えた本発明の実施態様３の駐車位置案内装置（Ｇ）
では、駐車場入口から駐車位置までの走行路途中での自
動車の現在位置は位置信号受信機（２２）が、駐車場の
走行路に沿って配置された位置信号発信装置の出力する
位置信号を受信することにより検出される。

【００１４】（本発明の実施態様４の作用）前述の特徴
を備えた本発明の実施態様４の駐車位置案内装置（Ｇ）
では、前記光学的情報表示手段（Ｄ）の表示面から出射
した情報表示光は光学部材（Ａ）により所定の方向に投
光される。運転手の前方に設けられたコンバイナ（Ｃ）
は、前方の外界情景を運転手が視認できるように外界情
景光を前方から後方に透過させるとともに、前記光学部
材（Ａ）から投光された情報表示光を運転手が視認でき
る方向に反射または回折する。したがって運転手はコン
バイナ（Ｃ）を通して、自動車の前方の外界情景と、自
動車の走行路途中の車両位置に応じたガイド情報とを同
時に視認することができる。このような表示方法を採用
すれば、運転手は一々外界から視線をそらせて計器類を
見る必要がなくなるので、外界から視線をそらせている
間に生じる不慮の事故を防ぐことができる。

【００１５】

【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。（実施例１）図１は本発明の駐車位置案内装置Ｇの実施
例１の全体斜視図、図２は同実施例１の駐車位置案内装
置が自動車のダッシュボード上に載置された状態を示す
図である。図３は同実施例１の駐車位置案内装置の機械
部分および回路部分の説明図である。図４は同実施例の
駐車場の説明図である。駐車場を示す図４において、こ
の実施例１では、ＸＹ平面は前記駐車場入口を通過する
ときの自動車の向きをＹ軸、このＹ軸に垂直な右方に延
びる軸をＸ軸にとった平面であり、ＸＹ平面上の自動車
の位置（Ｘ1，Ｙ1）＝（０，０）ということは自動車が
駐車場入口に在ることを意味する。またこの実施例１に
おいては、自動車の方位が０ということは自動車が駐車
場入口を通過するときと同じ方向（すなわち、Ｙ方向）
を向いていることを意味する。

【００１６】図２において、この実施例１の駐車位置案
内装置Ｇは、駐車場入口で自動車に貸し出されるもので
あり、自動車のダッシュボードＢ上に載置して使用され
る。図１において、駐車位置案内装置Ｇは、ケース１を
有している。このケース１内部には、液晶表示パネル２
およびその裏面側に光源３（図３参照）が配置されてい
る。前記液晶表示パネル２および光源３により光学的情
報表示手段Ｄが構成されている。また、液晶表示パネル
２の後面側には、表示信号出力装置Ｓ（図３参照）が収
納されている。

【００１７】図１において、液晶表示パネル２の前方側
には液晶表示パネル２から出射する情報表示光Ｌを所定
の方向に導く光学部材Ａが配置されている。前記光学部
材Ａは前記液晶表示パネル２の前面に配置された凹レン
ズＡ1、この凹レンズＡ1を通った情報表示光Ｌの向きを
上方に変更するためのミラーＡ2、このミラーＡ2の上方
に配置された凸レンズＡ3等から構成されている。前記
光学的情報表示手段Ｄおよび光学部材Ａから情報投光装
置Ｋが構成されている。前記ケース１には、その右端上
側に前記凸レンズＡ3から出射する情報表示光Ｌを自動
車の運転手の方向に反射するとともに外界から入射する
外部情景光を透過させるコンバイナＣが設けられてい
る。このコンバイナＣはケース１の右端の支持棒６によ
って傾斜姿勢を調節可能に支持されている。この実施例
１の駐車位置案内装置Ｇにおいては、前記情報投光装置
ＫおよびコンバイナＣを有するヘッドアップディスプレ
イＨにより情報が表示されるように構成されている。

【００１８】図３において、前記表示信号出力装置Ｓ
は、駐車位置案内装置Ｇが有効に使用される限定された
地域内の表示情報を記憶したガイド情報記憶手段６を有
している。また、前記表示信号出力装置Ｓは、駐車位置
案内装置Ｇが駐車場入口で自動車に貸し出されて自動車
のダッシュボード上に載置された状態でオンとされる作
動開始指令手段９を有している。この実施例１では作動
開始指令手段９は駐車位置案内装置Ｇに設けられた電源
スイッチ（図示せず）により構成されている。なお、前
記作動開始指令手段９は、自動車が駐車上入口から駐車
場に進入するときに発せられる所定の電波または超音波
等を受信したときに作動する手段によって構成すること
も可能である。

【００１９】また、表示信号出力装置Ｓは、前記作動開
始指令手段９の作動開始指令信号に応じて自動車の現在
位置を検出する現在位置検出装置１１を有している前記
表示信号出力装置Ｓの現在位置検出装置１１は、速度検
出手段としての直線加速度計１２および移動方向検出手
段としての圧電型ジャイロ１３とそれらの検出信号が入
力される積分器１４とこの積分器１４の出力信号が入力
される現在位置演算装置１５とを有している。積分器１
４は前記直線加速度計１２の検出加速度を２回積分して
移動距離を算出するとともに前記圧電型ジャイロ１３の
検出角加速度信号を１回積分して方位変化信号（方位が
変化した量に対応する信号）を出力する。積分器１４が
出力する前記移動距離信号および方位変化信号は前記現
在位置演算装置１５に入力されている。

【００２０】前記作動開始指令手段９の出力する作動開
始指令信号は、現在位置演算装置１５に入力され、現在
位置演算装置１５の演算結果データ（演算の結果得られ
たデータ）を全て０にリセットしてから演算を開始させ
る。この実施例１では、前記現在位置演算装置１５の演
算結果データがリセットされた場合、現在位置演算装置
１５が出力する自動車の方位信号が０に、また、前記Ｘ
Ｙ座標上の自動車の位置（Ｘ1，Ｙ1）が（０，０）にリ
セットされる。この実施例１では、自動車の方位（向
き）は駐車場入口を通過して進入する自動車の向きを０
°としているので、方位信号が０°ということは自動車
が駐車場進入時と同じ方向Ｙを向いていることを意味す
る。

【００２１】前記現在位置演算装置１５は、前記作動開
始指令手段９によりリセットされたときからの前記方位
変化信号により自動車の現在の向きを検出する。また、
現在位置演算装置１５は、前記積分器１４が出力する方
位変化信号および移動距離信号により、前記基準位置か
らのＸ軸方向およびＹ軸方向の移動距離を演算して現在
の自動車のＸＹ座標上の位置（Ｘ1，Ｙ１）を算出す
る。

【００２２】現在位置演算装置１５は、現在の自動車の
ＸＹ座標上の位置（Ｘ1，Ｙ１）および向きを表示信号
発生器１７に出力する。表示信号発生器１７は前記現在
の自動車のＸＹ座標上の位置（Ｘ1，Ｙ１）に応じた表
示情報を前記ガイド情報記憶手段６から読出して、前記
位置（Ｘ1，Ｙ１）および向きに応じた表示信号を出力
し、液晶表示パネル２には例えば、図１に示す様な情報
が表示される。図１に示す表示情報は、自動車が図４の
Ｐで示す位置にあるときの表示情報であり、この自動車
の駐車場での駐車位置はＣ４番であること、および、次
の曲がり角では右折すべきであることを示している。

【００２３】（実施例１の作用）次に、前述の構成を備
えた前記実施例の作用を説明する。前記駐車場入口で自
動車に貸し出され、自動車のダッシュボード上に載置さ
れた駐車位置案内装置Ｇは、メインスイッチ（図示せ
ず）がＯＮにされ、表示信号出力装置Ｓが作動を開始す
る。このとき前記速度センサ１２、圧電型ジャイロ１３
は作動を開始する。また、現在位置演算装置１５も作動
を開始する。

【００２４】一方、駐車位置案内装置Ｇの表示信号出力
装置Ｓの直線加速度計１２の出力信号は積分器１４で２
回積分されて移動距離信号となり、また、圧電型ジャイ
ロ１３の出力信号は積分器１４で１回積分されて方位信
号となる。これらの移動距離信号および方位信号から、
現在位置演算装置１５は、前記基準位置（０，０）を原
点とし、ＸＹ平面上の自動車の位置（Ｘ1，Ｙ1）を演算
する。現在位置演算装置１５は、現在の自動車のＸＹ座
標上の位置（Ｘ1，Ｙ１）および向きを表示信号発生器
１７に出力する。表示信号発生器１７は前記現在位置に
応じて前記ガイド情報記憶手段６から読出される表示情
報（図１参照）を液晶表示パネル２に表示する。

【００２５】液晶表示パネル２に表示された表示情報
は、前記光学部材Ａ、を通ってコンバイナＣに入射さ
れ、コンバイナＣで運転手Ｐの方向に反射される。した
がって、運転手ＰはコンバイナＣを透過する外部情景光
とコンバイナＣで反射される情報表示光Ｌとを同時に視
認することができる。そして、運転手Ｐは、図１に例示
するような、自動車の駐車位置の番号と次のコーナー部
での進行方向を示す矢印を見ながら走行順路を間違える
ことなく、自動車を走らせて目的の駐車位置に到達する
ことができる。

【００２６】（実施例２）次に図５により本発明の駐車
位置案内装置の実施例２を説明する。図５は同実施例２
の駐車位置案内装置の機械部分および回路部分の説明図
で、前記実施例１の図３に対応する図である。なお、こ
の実施例２の説明において、前記実施例１の構成要素に
対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な
説明を省略する。この実施例２は、表示信号出力装置Ｓ
の現在位置検出装置１１の構成が前記実施例１と相違し
ている。すなわち、前記実施例１の現在位置検出装置１
１が直線加速度計１２、圧電型ジャイロ１３、積分器１
４、および現在位置演算装置１５から構成されているの
に対し、この実施例２の現在位置検出装置１１は、駐車
場内の走行路の分岐路に対応して配置された位置情報発
信器（図示せず）からの伝送信号を受信するアンテナ２
１および位置信号受信機２２により構成されている。位
置信号受信機２２は、駐車場の走行路の分岐路の手前で
前記位置情報発信器（図示せず）からの伝送信号を受信
した際、現在の自動車のＸＹ座標上の位置（Ｘ1，Ｙ
１）および向きを表示信号発生器１７に出力する。表示
信号発生器１７は前記現在位置に応じて前記ガイド情報
記憶手段６から読出される表示情報（図１参照）を液晶
表示パネル２に表示する。

【００２７】（実施例３）次に図６〜８により本発明の
駐車位置案内装置の実施例３を説明する。図６は本発明
の駐車位置案内装置の実施例３の全体斜視図で、前記実
施例１の図１に対応する図である。図７は同実施例３の
駐車位置案内装置をルームミラーに装着する方法の説明
図である。図８は同実施例３の駐車位置案内装置が自動
車のルームミラーに装着された状態を示す図である。こ
の実施例３の駐車位置案内装置Ｇは、ルームミラー２６
に装着されて使用されるように構成された点で、自動車
のダッシュボードに載置されて使用される前記実施例１
の駐車位置案内装置と相違している。駐車位置案内装置
Ｇのケース１の上部前側の側縁に沿って係止具２７，２
７（図７参照）が設けられている。この係止具２７，２
７はルームミラー２６の裏面側からルームミラー２６の
上縁に係止される。また、前記実施例１の図１，２に対
応する図６，８から分かるように、この実施例３では前
記実施例１のミラーＡ2が省略されており、凸レンズＡ3
がケース１の上面に配置されずに凹レンズＡ1と平行に
配置されている。この実施例３はその他の点では前記実
施例１と同様に構成されている。そして、前記実施例１
と同様の作用を奏する。

【００２８】（変更例）以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。（Ｈ01）駐車位置案内装置で使用する情報表示装置は、
ヘッドアップディスプレイの代わりに、液晶表示パネル
のみ、又は他の従来公知のディスプレイから構成するこ
とが可能である。情報表示装置として反射型液晶表示パ
ネルを用いた場合には消費電力が小さいので駐車場の管
理コストを節約することが可能である。（Ｈ02）前記実施例２において、駐車場の走行路の分岐
路の手前に配置する位置情報発信器は長波長の電波信号
発信器や超音波発信器等により構成することが可能であ
る。

【００２９】

【発明の効果】前述の本発明の駐車位置案内装置は、下
記の効果を奏することができる。（Ｅ01）駐車場における指定駐車位置まで迷わずに到達
できるように、道案内表示を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明の駐車位置案内装置の実施例１
の全体斜視図である。

【図２】図２は同実施例の駐車位置案内装置が自動車
のダッシュボード上に載置された状態を示す図である。

【図３】図３は同実施例の駐車位置案内装置の機械部
分および回路部分の説明図である。

【図４】図４は同実施例の駐車場の説明図である。

【図５】図５は本発明の実施例２の駐車位置案内装置
の機械部分および回路部分の説明図で、前記実施例１の
図３に対応する図である。

【図６】図６は本発明の駐車位置案内装置の実施例３
の全体斜視図で、前記実施例１の図１に対応する図であ
る。

【図７】図７は同実施例３の駐車位置案内装置をルー
ムミラーに装着する方法の説明図である。

【図８】図８は同実施例３の駐車位置案内装置が自動
車のルームミラーに装着された状態を示す図である。

【符号の説明】

Ａ…光学部材、Ｃ…コンバイナ、Ｄ…光学的情報表示手
段、Ｇ…駐車位置案内装置、Ｋ…情報投光装置、Ｓ…表
示信号出力装置、６…ガイド情報記憶手段、９…作動開
始指令手段、１１…現在位置検出装置、１２…加速度検
出手段（直線加速度計）、１３…移動方向検出手段（圧
電型ジャイロ）、１４…積分器、１７…表示信号発生
器、２２…位置信号受信機、２６…ルームミラー、２７
…係止具、

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】表示信号出力装置とこの表示信号出力装
置から出力される表示信号に応じた情報が表示される表
示面を有する光学的情報表示手段とを内部に収容するケ
ースを備え、下記の要件を備えたことを特徴とする駐車
位置案内装置、（Ｙ01）前記表示信号出力装置は、駐車
場の走行路指示開始位置から目標駐車位置までの走行路
途中の車両位置に応じたガイド情報を記憶したガイド情
報記憶手段と、前記走行路途中の車両の現在位置を検出
する現在位置検出装置と、前記現在位置検出装置により
検出された車両の現在位置に応じて前記ガイド情報記憶
手段から読出したガイド情報をガイド情報表示信号とし
て出力する表示信号発生器とを有すること。