JPH07225404A - 光双安定素子及びその駆動方法 - Google Patents

光双安定素子及びその駆動方法

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JPH07225404A
JPH07225404A JP1723594A JP1723594A JPH07225404A JP H07225404 A JPH07225404 A JP H07225404A JP 1723594 A JP1723594 A JP 1723594A JP 1723594 A JP1723594 A JP 1723594A JP H07225404 A JPH07225404 A JP H07225404A
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Japan
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layer
bragg reflection
bragg
light
central wavelength
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JP1723594A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Kunii
達夫 国井
Yukio Kato
幸雄 加藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス電流の微調整及びバイアス電流の温
度調整が不要な光双安定素子及びその駆動方法を提供す
る。 【構成】 下側クラッド層10と、下側クラッド層上に
導波方向に沿って順次に設けられた中心波長λ1 の第一
ブラッグ反射層14、活性層12及び第二ブラッグ反射
層16を有する光導波層17と、光導波層上に設けた上
側クラッド層20と、上側クラッド層より上方で、かつ
活性層の第一ブラッグ層側の領域に対向させて設けた上
側電極22と、下側クラッド層の下方に設けた下側電極
24とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光双安定素子、特
に、活性層を発振励起させた状態で、セット光及びリセ
ット光を交互に中心波長の異なるブラッグ反射手段に入
射して、ブラッグ反射手段の中心波長をシフトさせるこ
とによってレーザ発振を開始(ON)或いは停止(OF
F)する光双安定素子及びその駆動方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光双安定素子としては、
文献I(「The Effectsof a Detu
ned Optical Input on Bist
able Laser Diodes with In
homogeneous Current Injec
tion」、Masakatsu Okada,ata
l,IEEE Jounal of Quatum E
lectronics ,Vol.29,No.1,J
ANUARY、1993、PP109〜119)に開示
されたものがある。
【0003】この光双安定素子の構造によれば、下側ク
ラッド層(基板上に下側クラッド層を設けてあっても良
い。)上に活性層からなる光導波層及び上側クラッド層
をそれぞれ積層して設けている。そして、上方の上側ク
ラッド層上に導波方向にある長さを有する二つの第一及
び第二電極を離間して設けている。そして、第一及び第
二電極間の間隙に対向する光導波層の領域が光双安定素
子を動作させた時に過飽和吸収領域として作用し、各電
極の下側に対応する光導波層の領域が活性領域(利得調
整領域ともいう)として作用する。従って、活性領域は
過飽和吸収領域の両側に設けられていることになる。ま
た、過飽和吸収領域は双安定動作をおこさせる機能を有
していることが知られている。
【0004】また、文献Iの光双安定素子の駆動方法に
よれば、例えば半導体レーザ光を光導波層の端面側の一
方から入力させておきながら、二つの活性領域へ与える
入力電流、すなわち一定電流(IC )と変動電流(I)
とを任意に制御する。このとき、活性領域に注入する一
定電流IC 及び変動電流Iをパルス電流とする。また、
一定電流あるいは変動電流等のバイアス電流を任意に制
御することによって、二つの活性領域に流す電流は所望
の利得の大きさに合わせることができるので、利得調整
が可能になる。例えば、光双安定素子をオン(ON)状
態にする場合は、入力光を光導波層に与えて光導波層中
の二つの活性領域(利得調整領域)の電流IC 及びIを
調整して利得を増加させれば良い。一方、オフ(OF
F)状態にする場合は、半導体レーザ光(入力光)を光
導波層に与えて光導波層中にある二つの利得調整領域に
供給する電流Ic 及び電流Iを任意に調整して利得を減
少させれば良い。このように、一定電流IC 及び変動電
流Iを所望の値に制御することによって、光導波層に入
力した入力光を出力光として発振させ(ON状態)た
り、或いは停止(OFF状態)させたりすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光双安定素子を用いて、パルス電流を活性領域
に流してレーザ発振を停止(OFF)状態にするには、
以下に述べるような問題があった。
【0006】(1)二つの活性領域(利得調整領域)に
流すバイアス電流IC 及びI、すなわちバイアス電流の
調整が極めて難しい。
【0007】(2)更に、このバイアス電流Ic 及びI
は、温度の影響を受けやすく、従って、光双安定素子の
電流−光出力特性が温度変化によって不安定となり、こ
の特性を安定化させるためには光双安定素子に対し厳密
な温度調整が必要となる(文献のP110、図3参
照)。
【0008】従って、従来よりレーザ発振のオン、オフ
動作が簡単にでき、かつ温度調整を必要としない優れた
光双安定素子及び光双安定素子の駆動方法が望まれてい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を図るた
め、この発明の光双安定素子においては、導波方向に沿
って順次に第一ブラッグ反射層、活性層及び第二ブラッ
グ反射層を有する光導波層を少なくとも具えている。そ
して、第一ブラッグ反射層は、外部セット光により中心
波長λ1 が別の中心波長λ2 となるブラッグ反射特性を
有しており、活性層は、外部より電流を注入されて光を
励起する活性領域となる領域部分と、励起された光のレ
ーザ発振を維持する過飽和吸収領域となる領域部分とを
有している。また、第二ブラッグ反射層は、外部リセッ
ト光により中心波長λ2 が別の中心波長λ3 となるブラ
ッグ反射特性を有している。
【0010】また、この発明の実施に当たり、下側クラ
ッド層上に導波方向に沿って順次に第一ブラッグ反射
層、活性層及び第二ブラッグ反射層を有する光導波層を
設け、光導波層上に上側クラッド層を設けている。更
に、上側クラッド層の上方の一部に、活性層の第一ブラ
ッグ反射層側の領域に対向させて上側電極を設け、下側
クラッド層の下方に下側電極を設けるのが良い。
【0011】また、この発明の実施に当たり、好ましく
は、第一及び第二ブラック反射層の導波方向と直交する
方向の厚さまたは幅を異なる値にするか、或いは第一及
び第二ブラッグ反射層の回折格子の周期を異なる値Λ1
及びΛ2 (Λ1 ≠Λ2 )とするのが良い。例えば、第一
及び第二ブラッグ反射層の幅を変える場合は、厚さと回
折格子の周期を一定にする。同様に、厚さを変える場
合、幅と回折格子の周期を一定にし、回折格子の周期を
変える場合は幅と厚さを一定にする。このようにするこ
とにより、第一及び第二ブラッグ反射層の中心波長λ1
及びλ2 はλ1 ≠λ2 となる。ブラッグ反射層とは、い
わゆるブラッグ反射鏡のことであり、中心波長とはブラ
ッグ反射層が反射する光の中で最大強度で反射する波長
のことをいう。
【0012】また、この発明の光双安定素子の駆動方法
は、先ず、上側電極と下側電極間に注入電流を供給して
活性層の一部分の領域を励起させておく。その後、第一
ブラッグ反射層にセット光をパルス的に入射させて第一
ブラッグ反射層の中心波長λ1 を別の中心波長λ2 に一
時的にシフトさせることによって、レーザ発振を開始さ
せる。その後、第二ブラッグ反射層にリセット光をパル
ス的に入射させて第二ブラッグ反射層の中心波長λ2
別の中心波長λ3 に一時的にシフトさせることによって
レーザ発振を停止させる。このようにして光双安定素子
からレーザ光を出力光として取り出したり、停止させた
りすることができる。
【0013】
【作用】上述したこの発明によれば、先ず、活性層の一
部領域に外部より注入電流を流すと、この一部領域が活
性領域となり、この活性領域が励起する。この励起によ
り、光が発生する。この状態では、第一ブラッグ反射層
と第二ブラッグ反射層とで反射される光のうち反射強度
が最大となる波長、すなわち中心波長はλ1 及びλ2
異なっているので、発生した光は共振を起こしておら
ず、従って光双安定素子はレーザ発振を生じていない。
【0014】次に、光双安定素子の第一ブラッグ反射層
に外部よりパルス的にセット光を入射させる。この第一
ブラッグ反射層にセット光が一時的に入射すると周知の
通りこのブラッグ反射層の屈折率が変化し、その結果、
反射強度が最大となる反射光の波長(中心波長)が変化
(シフト)する。このため、セット光の入射により中心
波長をλ1 からλ2 へシフトさせる組み合わせとして光
双安定素子を構成しておけば、セット光が第一ブラッグ
反射層に入射すると中心波長はλ1 からλ2 へとシフト
する。
【0015】この第一ブラッグ反射層の中心波長λ1
別の中心波長λ2 となると、この新たな中心波長λ2
第二ブラッグ反射層の中心波長λ2 と同じであるので、
活性層の一部分の領域すなわち活性領域で発生した光は
第一及び第二ブラッグ反射層が共振鏡となって共振し、
よってレーザ発振が開始する。
【0016】一方、活性領域に隣接している活性層の残
りの領域が発振したレーザ光に対して過飽和吸収領域と
して作用する。このため、周知の通り、レーザ発振は過
飽和吸収領域によって維持される。
【0017】次に、第二ブラッグ層に対してリセット光
をパルス的に入射させると、第一ブラッグ反射層のとき
と同様に、第二ブラッグ反射層の屈折率が変化するた
め、第二ブラッグ反射層の中心波長λ2 が別の中心波長
λ3 となるので、レーザ光は反射損失が大きくなり、そ
のため、発振が停止する。このように、活性領域へは一
定の注入電流を供給しつつ、第一ブラッグ反射層へはセ
ット光を、または第二ブラッグ反射層へはリセット光を
それぞれパルス的に入射させることによって、光双安定
素子の双安定動作を達成できる。
【0018】また、光導波層の下方には下側クラッド層
を設け、かつ光導波層の上方には上側クラッド層を設け
る。そして、上側クラッド層より上方で、かつ活性層の
第一ブラッグ反射層側の領域に対向させて上側電極を設
け、一方、下側クラッド層の下方に下側電極を設けてあ
る。このため、上側電極と下側電極間に電圧を印加して
活性層の一部分に注入電流を流すことができる。従っ
て、活性層の一部分が活性領域となって、光を励起させ
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、各図を参照してこの発明の光双安定素
子の構造及び駆動方法について説明する。図1の(A)
と(B)は、この発明の第一実施例の光双安定素子構造
を説明するための概略的平面図及び図1の(A)のX−
X線に沿って切断したときの概略的断面図である。ま
た、図2は、この発明の第二実施例の光双安定素子構造
を説明するための概略的断面図である。なお、図1の
(A)〜(B)及び図2は、この発明が理解できる程度
に各構成成分の形状、大きさ、及び配置を概略的に示し
てあるにすぎない。また、以下説明する実施例は単なる
好適例にすぎず、従って、この発明は、これら実施例に
のみ限定されるものではない。
【0020】[1]この発明の光双安定素子構造 図1の(A)及び(B)を参照してこの発明の第一実施
例の光双安定素子構造について説明する。
【0021】先ず、光双安定素子は、下側クラッド層1
0と、光導波層17と、上側クラッド層20と、上側電
極22と、下側電極24とを少なくとも具えている。下
側クラッド層10として、好ましくはn型InP材料を
用いる。この下側クラッド層12は、基板(図示せず)
上に設けてあっても良い。なお、基板を用いる場合は、
基板材料を下側クラッド層10と同一のn型InPとす
るのが良い。この下側クラッド層10上にレーザ光の導
波方向に沿って順次第一ブラッグ反射層(第一ブラッグ
反射鏡ともいう。)14、活性層12及び第二ブラッグ
反射層(第二ブラッグ反射鏡ともいう。)16を設けて
ある。この第一ブラッグ反射層14、活性層12及び第
二ブラッグ反射層16を持って光導波路となる光導波層
17を構成している。第一及び第二ブラッグ反射層14
及び16の材料をInGaAsPとするのが良い。この
ときの第一及び第二ブラッグ反射層の幅Fは、好ましく
は1μm〜2μmとし、厚さGは好ましくは0.2μm
〜0.3μmとし、及び回折格子の周期Eは好ましくは
約2420Å程度とするのが良い。また、第一及び第二
ブラッグ反射層の、導波方向に沿った長さL1 及びL2
をそれぞれ300μmとするのが好適である。
【0022】この発明の第一実施例では、第一及び第二
ブラッグ反射層14及び16の幅及び厚さは同一として
おいて、例えば第一及び第二部ブラッグ反射層14及び
16の回折格子の周期Eの差を2.88Åとすることに
より、第一及び第二ブラッグ反射層14及び16の中心
波長λ1 及びλ2 は1.8nm離調する。
【0023】一方、活性層12の材料として、好ましく
はInGaAsPを用いるのが良い。また、活性層12
は、光双安定素子の動作を行うことによって活性領域1
2aと過飽和吸収領域12bとの領域部分に分けられ
る。この活性領域12a及び過飽和吸収領域12bは、
明確に境界面をもって区分されているのではなく、光双
安定素子を動作させた場合にそれぞれ異なる役割を果た
す。すなわち、活性領域12aは、レーザ光を励起する
領域であり、また、過飽和吸収領域12bは活性層12
の中でレーザ光の発振を持続させる領域、従って、双安
定動作を起こさせる領域である。
【0024】また、活性領域の長さMを好ましくは約1
50μmとし、過飽和吸収領域12bの長さNを好まし
くは約200μmとするのが良い。
【0025】また、光導波層17上に上側クラッド層2
0を設けてある。この上側クラッド層20の材料を好ま
しくはp型InPとするのが良い。
【0026】また、上側クラッド層20の上方、すなわ
ちこの第一実施例では上側クラッド20の表面に、活性
層12の第一ブラック反射層14側の活性領域12aと
なるべく予定領域に対向させて上側電極22を設けてあ
る。
【0027】また、下側クラッド層10の下方、この実
施例では下側クラッド層10の裏面全面には下側電極2
4を設けてある。更に、下側電極24側をアース26に
接続している。
【0028】また、第一実施例では、活性層、すなわ
ち、活性領域12aと過飽和吸収領域12bとを、光導
波層17中に1.55μmのバンドギャップを持つよう
に、ウエル数10の多重量子井戸構造として形成してあ
る。また、活性層12と隣接させて活性層の両側に設け
た第一及び第二ブラッグ反射層14及び16を1.3μ
mのバンドギャップを有するInGaAsPで形成して
いる。
【0029】また、既に説明したように、第一及び第二
ブラッグ反射層14及び16をそれらの中心波長λ1
びλ2 を|λ1 −λ2 |が1.8nmとなるように離調
して設けてある。なお、ここでいう中心波長λ1 及びλ
2 とは、反射ピークが極大となるいくつかの波長の内の
最大ピーク値を有する波長をいう(図4の(A)参
照)。また、中心波長λ1 及びλ2 を1.8nmとなる
ように離調するには、第一及び第二ブラッグ反射層14
及び16の幅や厚さを異なる値としても良い。第一及び
第二ブラッグ反射層14及び16の幅を変える場合、そ
れぞれの幅の差が0.414μmとなるように設定する
のが良い。なお、このとき、第一及び第二ブラッグ層1
4及び16の厚さまたは回折格子の周期は同一とする。
【0030】また、第一及び第二ブラッグ反射層14及
び16の厚さを変える場合、それぞれの厚さの差が0.
0288μmとなるように設定するが良い。このとき、
第一および第二ブラック反射層14及び16の幅や回折
格子の周期は同一とする。なお、余分な反射を防止する
ために光双安定素子の導波方向の両端面に無反射膜をコ
ーティングしておくのが好適である(図示せず)。
【0031】次に、図2を参照してこの発明の第二実施
例の光双安定素子構造について説明する。
【0032】図2には、第一ブラッグ反射層40と、活
性層45と、第二ブラッグ反射層46のみを示してあ
り、電極は、示していないが、例えば第一ブラッグ反射
層40の下方に下側電極を設け、第二ブラッグ反射層4
6の表面に上側電極を設けても良い。先ず、第一ブラッ
グ反射層40上に活性層45を設ける。この活性層45
は、第一実施例と同様に光双安定素子の動作によって作
用する領域、すなわち活性領域42と過飽和吸収領域4
4に分けられる。活性層45上に第二ブラッグ反射層4
6を設けてある。そして、第二実施例が第一実施例と異
なる点は、第一及び第二ブラッグ反射層40及び46に
多層膜のブラッグ反射層を使用した点にある。また、第
二実施例では、バイアス電流IB を第一及び第二ブラッ
グ反射層40及び46間に流し、セット光IS 及びリセ
ット光IR は、端面方向から入射する。従って、出力光
は、当然第一ブラッグ反射層40の表面側、あるいは第
二ブラッグ反射層46の裏面側から出力される。
【0033】[2]この発明の光双安定素子の駆動方法 次に、図1の(A)〜(B)、図3の(a)〜(d)、
図4の(A)、(B)及び(C)、図5の(A)〜
(B)、及び図6を参照してこの発明の光双安定素子の
駆動方法について説明する。なお、ここでは、第一実施
例の光双安定素子構造を例に取って説明する。
【0034】図3の(a)〜(d)は、この発明の光双
安定素子の駆動方法の一例を説明するためのタイムチャ
ート図である。図中、横方向に時間(T)を取り、
(a)はバイアス電流IB を活性領域にパルス的に流し
たときのオン、オフ状態を表しており、(b)はセット
光IS を第一ブラッグ反射層すなわち第一ブラッグ反射
鏡側に入射させたときのオン、オフ状態を表しており、
(c)はリセット光IR を第二ブラッグ反射層すなわち
第二ブラッグ反射鏡側に入射させたときのオン、オフ状
態を表しており、(d)は出力光P0 のオン、オフ状態
のタイミングを表している。ここで、注入電流IB は1
0mAとし、セット光IS 及びリセット光IR の強度と
波長は、光導波層のブラッグ波長を1.8nm変えるの
に十分な自由キャリヤを光導波層内に作りだす組み合わ
せとする。ここで、出力光P0 は、バイアス電流IB
活性領域に流して励起させておき、セット光IS を第一
ブラッグ反射鏡に入射させたとき、第一及び第二ブラッ
グ反射鏡の端面側から発振するレーザ光をいう。
【0035】光双安定素子からレーザ発振させる場合、
先ず、上側電極22及び下側電極24間にバイアス電流
B を供給して活性層の一部の領域(活性領域12a)
を励起させる(図3の(a))。
【0036】その後、第一ブラッグ反射鏡14にセット
光IS をパルス的に入射させることにより(図3の
(b))、レーザ発振を開始させる(図3の(d)参
照)。このときセット光IS のパルスがオフ状態になっ
ても出力光P0 は維持される。この理由については後述
する。
【0037】次に、第二ブラッグ反射層16にリセット
光IR を入射させて(図3の(c))レーザ発振を停止
させる。このとき、出力光P0 はオフ状態になる(図3
の(d)参照)。
【0038】次に、第一及び第二ブラッグ反射鏡14及
び16によって活性層12中の光を共振させたときの光
出力強度を計算して求めた結果を図6に示す。図6は、
第一及び第二ブラッグ反射鏡の反射率−光出力強度特性
図である。図中、横軸に第一及び第二ブラッグ反射鏡の
反射率を取り、縦軸に光出力強度を取って表してある。
【0039】図6の計算に用いた条件は、次の通りとす
る。活性領域12aの長さを150μmとし、過飽和吸
収領域12bを200μmとし、第一及びブラック反射
鏡14及び16の長さをそれぞれ300μmとする。ま
た、活性領域12aへ流すバイアス電流IB を10mA
とする。また、発振出力強度が1mWで、かつ発振波長
が1.55μm程度でレーザ発振できるように設計され
ている。図6から理解できるように、第一及び第二ブラ
ッグ反射鏡の反射率を変化させても、周知の電流−光出
力特性(例えば文献「Analysis of abs
orptivebistable character
istic of multisegment las
ers」、M.C Perkins,at al、IE
E Proceedings,Vol,133,No.
4,Aug,1986,P.286の図7参照)のとき
と同様にS字曲線を示す。すなわち、反射率が0.28
程度から0.52程度までは、その反射率に対応する光
出力状態が三つあり、そのうち、高い状態(約1000
μW出力状態)と低い状態(約10μW出力状態)の二
つが安定な双安定状態となっている。
【0040】次に、図1の(A)〜(B)、図4の
(A)〜(C)、図5の(A)〜(B)、及び図6を参
照して光双安定素子を発振及び停止する駆動方法につい
てさらに詳細に説明する。
【0041】図4の(A)〜(C)及び図5の(A)〜
(B)は、第一及び第二ブラック反射鏡の中心波長の動
作原理を説明するための一連の反射波長特性図である。
図中、横軸に第一及び第二ブラッグ反射鏡の波長のずれ
(nm)を取り、縦軸に反射率を取ってある。また、初
期状態において、第一ブラッグ反射鏡14の中心波長を
λ1 とし、第二ブラック反射鏡16の中心波長をλ2
する。なお、図4の(A)〜(C)及び図5の(A)〜
(B)の反射特性は、光導波層の長さを300μmと
し、損失を3cm-1及び結合係数を40cm-1として計
算したときの計算結果をプロットしたものである。
【0042】先ず、図4の(A)は、外部から電流を流
したり或いは外部から光を入射しない状態での第一及び
第二ブラッグ反射鏡14及び16の中心波長をλ1 及び
λ2で示す。第一及び第二ブラッグ反射層の中心波長λ1
とλ2 とは、1.8nmになるように離調させて構成
してある。中心波長λ1 と中心波長λ2 とが交差する点
をo点とする。このときo点の反射率の値は、約0.4
になる(図6のo点の状態)。
【0043】次に、光双安定素子をレーザ発振させる場
合(オン状態)、先ず、上側電極22及び下側電極24
間にバイアス電流IB を供給して活性層12の一部の領
域(活性領域12a)を励起しておく(図6の点線で示
す曲線のIで示す領域)。
【0044】その後、第一ブラッグ反射鏡14にセット
光IS をパルス的に入射させることにより、第一ブラッ
グ反射鏡14の中心波長λ1 は、別の中心波長λ2 に一
時的にシフトされ、すなわち中心波長が負の方向にシフ
トされて中心波長λ1 と中心波長λ2 が重なり合う(図
4の(B))。このとき、二つのブラッグ反射鏡からの
反射率が0.52以上になると光双安定素子の状態は図
6のS字の高い状態(約1000μW出力)に遷移し
(図6の点線で示すIIで示す領域)、レーザ発振を開
始する。
【0045】そして、光出力強度は、図6に点線で示す
曲線のIIIで示す領域で安定する。このとき、点線の
ループ曲線には示していないが、反射率が約0.52で
立ち上がった曲線(II領域)は、階段状に反射率の高
い方、すなわちq点と反対側へ移動する。その後、中心
波長λ1 は、セット光のパルスがオフ状態になるため、
図4の(C)の状態に戻る(図6のIII領域のq
点)。このとき、セット光IS をオフにして第一ブラッ
グ反射鏡の中心波長λ1 が元の位置に戻っても、活性層
中の光出力強度は過飽和吸収領域12bによってレーザ
発振を持続できる。
【0046】上述した第一ブラッグ反射層14にセット
光Is を入射したとき中心波長λ1がλ2 にシフトする
というその動作原理をエネルギー現象として説明すると
以下の通りになる。
【0047】セット光IS として、第一ブラッグ反射鏡
14を形成する結晶のバンドギャップより大きいエネル
ギーを持つ光を入射させる。このため、このセット光は
第一ブラッグ反射鏡14に吸収される。そして、第一ブ
ラッグ反射鏡14の領域中で、セット光IS によって伝
導帯には電子が、及び価電子帯に正孔がつくりだされ
る。このとき発生した自由なキャリア(電子及び正孔)
が存在するため、第一ブラッグ反射鏡14を構成してい
る領域の実効屈折率ncq(λ1 )が小さな値へと変化す
る。これを理論式で表すと次式のようになる。一般に
は、ブラック反射鏡の中心波長λB は、(1)式で表わ
される。
【0048】 λB =(2ncq(λB )×Λ)/q・・・(1) ここで、ncq(λB )はブラッグ反射鏡を構成している
領域、従ってブラッグの反射層の実効屈折率、Λはグレ
ーティングのピッチ及びqはブラック反射の次数であ
る。通常は、q=1であるから(1)式は、次式のよう
になる。
【0049】 λB =2ncq(λB )×Λ・・・・・・・(2) この実施例のように、第一ブラッグ反射鏡14にセット
光IS を入射させると、第一ブラッグ反射鏡14の中心
波長λ1 (2ncq(λ1 )×Λ、但し、Λは一定にして
ある。)での実行屈折率ncq(λ1 )が減少して実効屈
折率ncq(λ2)となるので、中心波長λ1 はこの新た
な実効屈折率に対応した別の中心波長λ2 の方向へシフ
トする。
【0050】また、光出力強度P0 を所定の期間だけ持
続させるためには、過飽和吸収領域12bを用いる。こ
の過飽和吸収領域12bでは、レーザ発振が開始される
までは過飽和吸収状態となっているが、一旦レーザ発振
が開始されるた後は過飽和吸収領域12bには十分な電
子及び正孔が作りだされており、過飽和吸収領域12b
での損失が減少してレーザ発振が維持される。
【0051】次に、光双安定素子のレーザ発振を停止
(オフ)させる場合、活性領域12aをバイアス電流I
B で励起させておき、かつ第一ブラッグ反射鏡14側の
セット光IS をオフ状態のままで、第二ブラッグ反射鏡
16へリセット光IR を入射させる。すると、第二ブラ
ッグ反射鏡16側の中心波長λ2 が別の中心波長λ3
一時的にシフトし(図5の(A))、続いて、元の波長
λ2 に戻り(図5の(B))、レーザ発振が停止する。
中心波長がλ3 になると、その後は第一及び第二ブラッ
グ反射鏡の中心波長が異なっていることになり、従っ
て、レーザ光は共振が断たれ、従って、レーザ光は、第
一及び第二ブラッグ反射層14及び16間を往復してい
るうちに減衰してレーザ発振を停止(オフ)する。この
様子を図6を参照して説明する。
【0052】図6のIIIで示す領域のq点は、中心波
長を用いて示すと、図4の(C)に示す状態に対応す
る。リセット光IR を第二ブラッグ反射鏡16に入射さ
せて中心波長λ2 を別の中心波長λ3 にシフトさせてい
くと中心波長λ1 及びλ2 の交差しているq点の反射率
0.4は次第に小さくなり、反射率が約0.27付近で
光出力強度が急速に減少する。すなわち、光出力強度
は、約1000μWから約10μWになる(図6の領域
(III)−領域(IV)−領域(I))。このとき、
反射率が約0.27の立ち下がり領域(領域(IV))
を経由したループ曲線は、o点と反対側、すなわち反射
率が小さくなる方向へ一旦シフトした後、再度、領域
(I)のo点の位置へ戻る。
【0053】図6で表した点線のループが、この光双安
定素子のヒステレシス曲線である。このように、この発
明の光双安定素子の出力はヒステレシス特性を示すの
で、光双安定素子のオン或いはオフの駆動を行うことが
できる。
【0054】また、この発明の第二実施例の構造を用い
た場合も第一実施例の駆動方法と同一であるため、ここ
では、第二実施例の駆動方法の説明は省略する。
【0055】上述したことから理解できるように、この
発明の実施例では、第一ブラッグ反射鏡14をセット端
子、第二ブラッグ反射鏡16をリセット端子として見た
ときセット−リセットのフリップフロップそのものとし
て扱うことができる。
【0056】また、この発明の第一及び第二実施例の光
双安定素子は、光導波層17に活性層12と第一及び第
二ブラッグ反射層14及び16を具えている。そして、
第一及び第二ブラッグ反射層14及び16は、セット光
或いはリセット光を入射することによって、容易に中心
波長λ1 及びλ2 をシフトさせることができ。従って、
活性領域122aに励起されている光を第一及び第二ブ
ラッグ反射鏡14及び16によって増幅或いは減衰させ
て、光導波層17から出力光P0 を取り出したり、或い
は停止できる。このため、従来のようにバイアス電流の
微調整を行ったり、バイアス電流時の温度調整をする必
要がないため、安定した光双安定動作が期待できる。
【0057】また、この発明の第一実施例では、セット
光或いはリセット光を素子の導波方向にて垂直方向から
入力した例を示したが光双安定素子の端面側から入射さ
せても良い。
【0058】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の光双安定素子は、光導波層中に少なくとも中心
波長λ1 の第一グラッグ層、活性層、及び中心波長λ2
の第二ブラッグ反射層を設けてある。また、第一及び第
二ブラッグ反射層の幅や厚さを異なる値にするか、或い
は回折格子の周期を異なる周期Λ1 及びΛ2 としてあ
る。このため、第一及び第二ブラッグ反射層の中心波長
λ1 及び中心波長λ2 を離調できる。このため、光双安
定素子を駆動させる場合、セット光またはリセット光を
入射させて第一及び第二ブラック反射層の中心波長λ1
及びλ2 をシフトさせることによって、レーザ発振及び
停止が可能になる。すなわち、第一ブラッグ反射層にセ
ット光を入射させた場合、レーザ光は第一及び第二ブラ
ッグ反射層間を反復往復運動して共振を起こして増幅さ
れ、レーザ発振を開始する。また、第二ブラッグ反射層
にリセット光を入射させた場合、光導波層中の光は減衰
されるので、レーザ発振を停止する。このような光双安
定素子の駆動方法によって、光双安定動作を簡単にオン
或いはオフできる。従って、従来のような、バイアス電
流の微調整、或いはバイアス電流の温度調整を必要とせ
ずに、安定した光双安定動作が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(B)は、この発明の第一実施例の光
双安定素子の構造を説明するための概略的平面図及びX
−X線に沿って切断したときの概略的断面図である。
【図2】この発明の第二実施例の光双安定素子の概略的
断面構造図である。
【図3】(a)〜(d)は、この発明の第一実施例の光
双安定素子の動作を説明するためのタイムチャート図で
ある。
【図4】(A)〜(C)は、第一及び第二ブラッグ反射
層による中心波長λ1 及びλ2 の動作を説明するための
動作原理図である。
【図5】(A)〜(B)は、図4の動作に続く、第一及
び第二ブラッグ反射層による中心波長λ1 及びλ2 の動
作を説明するための動作原理図である。
【図6】この発明の光双安定素子の駆動方法を説明する
ための反射率−出力光強度特性図である。
【符号の説明】
10:下側クラッド層(n−InP) 12、45:活性層 12a、42:活性領域 12b、44:過飽和吸収領域 14、40:第一ブラッグ反射鏡 16、46:第二ブラッグ反射鏡 17:光導波層 20:上側クラッド層 22:上側電極 24:下側電極 26:アース 28、48:セット光 30:入力光 32、52:リセット光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波方向に沿って順次に設けられた中心
    波長λ1 の第一ブラッグ反射層、活性層、及び中心波長
    λ2 の第二ブラッグ反射層を有する光導波層を少なくと
    も具えてなることを特徴とする光双安定素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光双安定素子におい
    て、 前記第一ブラッグ反射層は、外部セット光により前記中
    心波長λ1 が別の中心波長λ2 となるブラッグ反射特性
    を有しており、 前記活性層は、外部より電流を注入されて光を励起する
    活性領域となる領域部分と、励起された光のレーザ発振
    を維持する過飽和吸収領域となる領域部分とを有し、 前記第二ブラッグ反射層は、外部リセット光により前記
    中心波長λ2 が別の中心波長λ3 となるブラッグ反射特
    性を有していることを特徴とする光双安定素子。
  3. 【請求項3】 下側クラッド層と、 該下側クラッド層上に導波方向に沿って順次に設けられ
    た中心波長λ1 の第一ブラッグ反射層、活性層及び中心
    波長λ2 の第二ブラッグ反射層を有する光導波層と、 該光導波層上に設けた上側クラッド層と、 該上側クラッド層より上方で、かつ前記活性層の前記第
    一ブラッグ反射層側の領域に対向させて設けた上側電極
    と、 前記下側クラッド層の下方に設けた下側電極とを具える
    ことを特徴とする光双安定素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光双安定素子におい
    て、 前記第一及び第二ブラッグ反射層の導波方向と直交する
    方向の厚さまたは幅を異なる値にするか、或いは前記第
    一及び第二ブラッグ反射層の回折格子の周期を異なる周
    期Λ1 及びΛ2 (Λ1 ≠Λ2 )としてあることを特徴と
    する光双安定素子。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光双安定素子を駆動す
    るに当たり、 上側及び下側電極間に注入電流を流して活性層の一部分
    の領域を励起させておき、 前記第一ブラッグ反射層にセット光をパルス的に入射さ
    せて該第一ブラック反射層の中心波長λ1 を別の中心波
    長λ2 に一時的にシフトさせることにより、レーザ発振
    を開始させ、 前記第二ブラッグ反射層にリセット光をパルス的に入射
    させて該第二ブラッグ反射層の中心波長λ2 を別の中心
    波長λ3 に一時的にシフトさせることにより前記レーザ
    発振を停止させることを特徴とする光双安定素子の駆動
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003025665A1 (fr) * 2001-09-13 2003-03-27 Japan Science And Technology Agency Bascule tout optique
KR100464358B1 (ko) * 2002-03-11 2005-01-03 삼성전자주식회사 분배 브락 반사경을 갖는 반도체 레이저의 제조 방법
JPWO2020250268A1 (ja) * 2019-06-10 2020-12-17

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WO2020250268A1 (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 日本電信電話株式会社 光デバイス

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