JPH07224963A - 電磁弁の取付構造 - Google Patents

電磁弁の取付構造

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JPH07224963A
JPH07224963A JP6015124A JP1512494A JPH07224963A JP H07224963 A JPH07224963 A JP H07224963A JP 6015124 A JP6015124 A JP 6015124A JP 1512494 A JP1512494 A JP 1512494A JP H07224963 A JPH07224963 A JP H07224963A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペース占有率ならびに加工コストが高くな
らないようにしながら、電磁弁に発生する振動が金属同
士の接触によってバルブボディに伝達しないようにする
こと。 【構成】 ソレノイドバルブボディ1の取付孔1aに、
大径部1bと小径部1cとの径差による段差部に開口端
側を向いたストッパ面1dを形成し、電磁弁4の先端部
42には、取付孔1aへの挿入状態でストッパ面1dと
対向する外筒部42aを形成し、この外筒42aに、第
1当接部43aと第2当接部43bとを有したシール材
43を装着し、第1当接部43aとストッパ面1dとを
当接させるとともに第2当接部43bと大径部1bの内
周とを当接させた状態で先端部42を取付孔1aに挿入
させ、かつ、この挿入状態で、電磁弁本体42をソレノ
イドバルブボディ1に防振ゴム6により弾性支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用オートマチッ
クトランスミッションや、その他の産業機器内に装着さ
れる電磁弁の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用オートマチックトランスミッシ
ョンにおいて、コントロールバルブに電磁弁が取り付け
られているが、電磁弁とバルブボディの金属同士が直接
接触すると、電磁弁作動時に電磁弁に発生する振動がト
ランスミッションを伝播し、トランスミッションケース
から外部に放射される。
【0003】上記問題を解決した電磁弁の取付構造とし
ては、従来、実公平3−8850号公報に記載されてい
るものがある。
【0004】この取付構造の特徴は、図3に示すよう
に、電磁弁01がバルブボディ02に浮動可能に支持さ
れている点にある。すなわち、外周にOリング03が装
着された電磁弁01の先端部04が、バルブボディ02
に設けられた取付孔05に挿入され、また、電磁弁本体
06の基部にはこの電磁弁本体06を貫通させた状態で
取付板07が固定されており、この取付板07の孔08
に、取付板07をバルブボディ02に固定させるための
ボルト09と、そのボルト09の外周に設けられた筒状
の防振ゴム010とを挿通させている。したがって、電
磁弁01に振動が発生しても、電磁弁01がOリング0
3と防振ゴム010の弾性によって浮動することによ
り、電磁弁01とバルブボディ02の金属同士が直接接
触することがなく、騒音の発生を防止できる。
【0005】また、電磁弁の取付構造として、他に、図
4に示すような取付構造も知られている。この取付構造
の特徴は、電磁弁01の図中下面に防振ゴム011を取
り付け、この防振ゴム011をブラケット012によっ
てバルブボディ02の表面に押し付けた状態で電磁弁0
1をバルブボディ02に固定させた点にある。したがっ
て、電磁弁01とバルブボディ02の間に防振ゴム01
1を介在させることによって電磁弁01とバルブボディ
02の金属同士が直接接触しないようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す前者の取付構造にあっては、電磁弁01をOリング
03と防振ゴム010とで浮動させた構造であるため、
電磁弁01が軸方向(図中、上下両方向)に変位できる
だけのスペースが必要であり、すなわち、取付孔05に
電磁弁01の先端部04が上下に変位するためのスペー
スが必要であるとともに、電磁弁本体06とバルブボデ
ィ02との間ならびに電磁弁本体06の図中上側に、電
磁弁本体06がストロークしても衝突しないだけの隙間
が必要となり、電磁弁01のスペース占有率が高くな
り、装置の大型化を招くという問題があった。
【0007】また、図4に示す後者の取付構造にあって
は、電磁弁01をバルブボディ02に押し付けて固定お
よびシールを行うため、電磁弁01の浮動量が小さく軸
方向(図中上下両方向)に変位に必要なスペースは小さ
くて済むが、電磁弁01全体がバルブボディ02の外に
露出しているので、バルブボディ02の外側に電磁弁0
1の全長分のスペースが軸方向に必要であり、また、電
磁弁01の外径以上の大きさのブラケット012を設け
る必要があることから、電磁弁01の外径方向にも広い
スペースが必要であることから、この場合も、スペース
占有率が高くなる。しかも、ある程度の誤差を許容する
ためにはシール部分の大径化が必要であり、その広い範
囲でバルブボディ02の平面加工を行う必要がある。
【0008】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、スペース占有率ならびに加工コストが高くならな
いようにしながら、電磁弁に発生する振動が金属同士の
接触によってバルブボディに伝達しないようにすること
ができる電磁弁の取付構造を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁弁の取付構造では、電磁弁の取り付け
相手であるバルブボディに、電磁弁の先端部を挿入させ
る取付孔が形成され、この取付孔には、開口端側に大径
部が形成されている一方で奥側にこの大径部よりも小径
の小径部が形成されているとともに、両径部の間の径差
による段差部に開口端側を向いたストッパ面が形成さ
れ、前記電磁弁の先端部には、取付孔への挿入状態で前
記ストッパ面と対向する対向部が形成され、この対向部
に、取付孔への挿入状態で前記先端部と取付孔との間に
介在され、前記ストッパ面に当接する第1当接部と前記
大径部の内周に当接する第2当接部とを有したシール材
が装着され、このシール材の各当接部をそれぞれストッ
パ面と大径部の内周とに当接させて前記先端部を取付孔
に挿入させた状態で、前記バルブボディの外側に位置す
る電磁弁本体がバルブボディに弾性支持部材により弾性
支持されている取付構造とした。
【0010】なお、前記弾性支持部材としては、前記電
磁弁本体の側面に固定した取付ブラケットとこの取付ブ
ラケットをバルブボディに対して固定する固定手段との
間に介在された弾性部材を用いてもよいし、あるいは、
所定の弾性を有した素材で形成され、一端側が電磁弁本
体の側面に固着されている一方で、他端側がバルブボデ
ィに対して固定手段により固定されている取付ブラケッ
トを用いてもよい。
【0011】
【作用】取付孔と電磁弁との間のシールは、電磁弁の先
端部に装着されたシール材の第1当接部と取付孔内部に
開口端側を向いて形成されたストッパ面との当接面なら
びに、シール材の第2当接部と取付孔の大径部内周との
当接面で行われる。
【0012】次に、電磁弁が振動した場合、軸方向への
変位に対する動作は以下のようになる。すなわち、電磁
弁本体は、弾性支持部材の変形可能な範囲で変位可能な
支持構造となっているが、電磁弁の先端部では、電磁弁
の軸方向の変位の内で取付孔深さ方向への変位は、スト
ッパ面で規制されてシール材の第1当接部の弾性変形可
能な範囲内でのみ変位可能となっている。したがって、
電磁弁は、取付孔の深さ方向への変位はシール材の弾性
変形可能な範囲内で行われ、その反対方向への変位は、
弾性支持部材の弾性変形可能な範囲内で行われる。な
お、このように軸方向の振動に対して電磁弁の先端部で
はバルブボディとの間にシール材が介在され、電磁弁本
体とバルブボディとの間に弾性支持部材が介在されてい
るから、電磁弁とバルブボディの直接接触が起きず、騒
音の発生を防止できる。また、電磁弁がストッパ面によ
る移動規制方向とは反対方向に変位した時には、シール
材の第1当接部とストッパ面とは離れてしまっても、第
2当接部と大径部内周によるシール性は確保される。
【0013】一方、電磁弁の軸直交方向への変位に対す
る動作は以下のようになる。すなわち、電磁弁本体は弾
性支持部材の弾性変形範囲内で軸直交方向に変位可能と
なっているが、電磁弁の先端部ではシール材の第2当接
部の弾性変形可能な範囲で変位可能となっており、これ
ら変位可能な範囲のいずれか小さい方の範囲で変位す
る。また、この変位の際に、シール材の第2当接部と大
径部内周とのシール部分において、変位方向側ではシー
ル材の第2当接部が潰されるが、その反対側では第2当
接部と大径部内周とが離れる方向に変位することにな
り、シール性が悪化するおそれがあるが、この時、第1
当接部とストッパ面との間のシールは維持され、シール
性を確保することができる。
【0014】
【実施例】まず、請求項2記載の発明の実施例である第
1実施例の電磁弁の取付構造について説明する。
【0015】図1は第1実施例構造を示す断面図であっ
て、図中1はバルブボディとしてのソレノイドバルブボ
ディで、自動変速機のコントロールバルブボディ2にガ
スケット3を介在させて取り付けられている。前記ソレ
ノイドバルブボディ1には、コントロールバルブボディ
2に形成された油圧回路2aに連通された取付孔1aが
形成されている。
【0016】この取付孔1aには、開口端側に大径部1
bが形成されている一方で奥側にこの大径部1bよりも
小径の小径部1cが形成され、この小径部1cと大径部
1bとの間には、径差による段差部に開口端側を向いた
ストッパ面1dが形成されている。
【0017】図中4は電磁弁であって、大径の電磁弁本
体41と、この電磁弁本体41の図中下側に電磁弁本体
41よりも小径に形成されて、電磁弁本体41から図中
下方に突出した先端部42とが形成されている。そし
て、前記先端部42は、図中下方に開口された筒状の外
筒部(対向部)42aと、この外筒部42aの内側に設
けられて図中下側に突出したオイルフィルタ42bとが
設けられている。なお、前記外筒部42aは、その先端
部分が、図示の取付孔1aへの挿入状態で前記ストッパ
面1dと対向する寸法に形成されている。また、前記電
磁弁本体41の内部には、図示を省略するが弁体が一体
に形成されたプランジャや、通電されると励磁してプラ
ンジャを移動させるコイルなどが設けられている。
【0018】前記外筒部42aには、取付孔1aへの挿
入状態で前記先端部42と取付孔1aとの間に介在さ
れ、前記ストッパ面1dに当接している第1当接部43
aと前記大径部1bの内周に当接している筒状の第2当
接部43bとを有したゴムブーツ(シール材)43が装
着されている。
【0019】さらに、前記先端部42の根本部分には、
金属により薄板状に形成された取付ブラケット5が固着
されている。この取付ブラケット5には、中央部に電磁
弁4の先端部42を挿通させる固定用孔5aが形成さ
れ、また、中央部から2方向に腕部5bが水平方向に延
在され(一方のみを図示)、この腕部5bの先端部に、
平面図は省略するが平面視で略U字形状の取付用切欠5
cが形成されている。
【0020】そして、この取付用切欠5cに上下にフラ
ンジを有した円筒状の防振ゴム(弾性部材)6、ならび
に、その内側にリテーナ7が嵌め込まれ、この防振ゴム
6ならびにリテーナ7を貫通させたボルト8により取付
ブラケット5ならびにそれに固定された電磁弁4がコン
トロールバルブボディ2に取り付けられている。この取
付状態で、前記ゴムブーツ43は、ストッパ面1dなら
びに大径部1bの内周に押し付けられ、ゴムブーツ43
の第1当接部43aとストッパ面1dとの当接面ならび
に、ゴムブーツ43の第2当接部43bと大径部1bの
内周との当接面の2箇所で取付孔1aと電磁弁4との間
のシールがなされている。なお、前記ボルト8は、ソレ
ノイドバルブボディ1をコントロールバルブボディ2に
固定するためのものである。
【0021】このように構成された第1実施例構造で
は、電磁弁4が振動した場合、軸方向(図中上下方向)
への変位に対する動作は以下のようになる。すなわち、
電磁弁本体41は、防振ゴム6の変形可能な範囲で図中
上下のいずれの方向にも変位可能な支持構造となってい
るが、電磁弁4の先端部42では、取付孔1aの深さ方
向への変位は、ストッパ面1dで規制されていてゴムブ
ーツ43の第1当接部43aの弾性変形可能な範囲内で
のみ変位可能となっている。したがって、電磁弁4は、
取付孔1aの深さ方向への変位は、ゴムブーツ43の第
1当接部43aの弾性変形可能な範囲内で行われ、その
反対方向への変位は、防振ゴム6の弾性変形可能な範囲
内で行われる。なお、このように電磁弁4が軸方向に振
動するにあたり、電磁弁4の先端部ではソレノイドバル
ブボディ1との間にゴムブーツ43が介在され、電磁弁
本体41とソレノイドバルブボディ1との間に防振ゴム
6が介在されているから、電磁弁4とソレノイドバルブ
ボディ1とが衝突することがなく、騒音の発生を防止で
きる。また、電磁弁4が図中上方に変位した時に、ゴム
ブーツ43の第1当接部43aとストッパ面1dとが離
れてしまっても、第2当接部43bと大径部1bの内周
の当接状態が維持されることで、シール性は確保され
る。
【0022】一方、電磁弁4の軸直交方向(図中水平方
向)への変位に対する動作は以下のようになる。すなわ
ち、電磁弁本体41は防振ゴム6の弾性変形範囲内で軸
直交方向に変位可能となっているが、電磁弁4の先端部
42ではゴムブーツ43の第2当接部43bの弾性変形
可能な範囲で変位可能となっており、本実施例では、第
2当接部43bの弾性変形可能な範囲の方が小さく設定
されていて、この範囲で変位する。また、この変位の際
に、ゴムブーツ43の第2当接部43bと大径部1bの
内周とのシール部分では、変位方向側では第2当接部4
3bが潰されて大径部1bの内周に密着するが、その反
対側では第2当接部43bと大径部1bの内周とが離れ
る方向に変位することになり、シール性が悪化するおそ
れがあるが、この時、第1当接部43aとストッパ面1
dとの間のシールは維持され、シール性を確保すること
ができる。
【0023】以上説明したように、第1実施例構造にあ
っては、従来と同様に、電磁弁4とソレノイドバルブボ
ディ1との間に、ゴムブーツ43ならびに防振ゴム6を
介在させた支持構造として、電磁弁4が振動した際に、
電磁弁4とソレノイドバルブボディ1とが衝突して騒音
が発生するのを防止することができる。
【0024】そして、電磁弁4の先端部42を取付孔1
aに挿入させた構造であるから、この挿入分だけ電磁弁
4がソレノイドバルブボディ1から外側に突出する寸法
が小さくなり、かつ、電磁弁4が軸方向に振動した際に
取付孔1aの深さ方向の変位はストッパ面1dで規制さ
れて、振動による変位量が少なくなる。したがって、従
来に比べて電磁弁4のスペース占有率が小さくなるとい
う効果が得られる。
【0025】また、取付孔1aと電磁弁4との間でシー
ルを行うにあたり、シール部分を、取付孔1aの内部に
おいて、軸直交方向を向いたゴムブーツ43の第1当接
部43aとストッパ面1dとの当接部分と、軸方向を向
いたゴムブーツ43の第2当接部43bと大径部1bの
内周との当接部分との2方向の2箇所で行う構造とした
ため、高いシール性が得られるとともにソレノイドバル
ブボディ1の表面を磨く加工が不要で加工コストを抑え
ることができるという効果が得られる。
【0026】次に、図2に示す第2実施例について説明
する。なお、第1実施例との共通の構成には同じ符号を
付けて説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0027】この第2実施例構造は、請求項3に記載の
発明に対応したもので、電磁弁本体41をソレノイドバ
ルブボディ1に支持する薄板状の取付ブラケット25
を、所定の弾性を有した樹脂で形成して、この取付ブラ
ケット25の弾性に基づいて電磁弁本体41を弾性支持
している。
【0028】すなわち、取付ブラケット25の腕部25
の先端部には、取付孔25cが形成され、この取付孔2
5cにボルト8を貫通させて取り付けている。なお、取
付ブラケット25の素材としては、所定の弾性を有して
いれば樹脂に限らず、防振合金やばね材などの他の素材
を用いることができる。
【0029】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、自動変速機のコントロールバルブボディに取り付け
る電磁弁に適用した例を示したが、これに限られること
はない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁弁の
取付構造にあっては、バルブボディの取付孔に、大径部
と小径部との径差による段差部に開口端側を向いたスト
ッパ面を形成し、電磁弁の先端部には、取付孔への挿入
状態でストッパ面と対向する対向部を形成し、この対向
部に、第1当接部と第2当接部とを有したシール材を装
着し、第1当接部とストッパ面とを当接させるとともに
第2当接部と大径部の内周とを当接させた状態で先端部
を取付孔に挿入させ、かつ、この挿入状態で、電磁弁本
体をバルブボディに弾性支持部材により弾性支持させた
取付構造としたため、従来と同様に、電磁弁とバルブボ
ディとが直接衝突して騒音が発生するのを防止すること
ができながら、さらに、以下に列挙する効果が得られ
る。
【0031】 電磁弁の先端部を取付孔に挿入させた
構造であるから、この挿入分だけ電磁弁がソレノイドバ
ルブボディから突出する寸法が少なくなり、かつ、電磁
弁が軸方向に振動した際に取付孔の深さ方向の変位はス
トッパ面で規制されて、振動による変位量が少なくな
る。したがって、従来に比べて電磁弁のスペース占有率
が小さくなる。
【0032】 取付孔と電磁弁との間でシールを行う
にあたり、シール部分を、取付孔の内部において、軸直
交方向を向いたシール材の第1当接部とストッパ面との
当接部分と、軸方向を向いたシール材の第2当接部と大
径部内周との当接部分との2方向の2箇所で行う構造と
したため、高いシール性が得られるとともに、バルブボ
ディの表面を磨く加工が不要となって加工コストを抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の電磁弁の取付構造を示す断
面図である。
【図2】本発明第2実施例の電磁弁の取付構造を示す断
面図である。
【図3】従来の電磁弁の取付構造の一例を示す断面図で
ある。
【図4】従来の電磁弁の取付構造の他例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ソレノイドバルブボディ 1a 取付孔 1b 大径部 1c 小径部 1d ストッパ面 4 電磁弁 41 電磁弁本体 42 先端部 42a 外筒部(対向部) 43 ゴムブーツ(シール材) 43a 第1当接部 43b 第2当接部 5 取付ブラケット 6 防振ゴム(弾性部材) 25 取付ブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁の取り付け相手であるバルブボデ
    ィに、電磁弁の先端部を挿入させる取付孔が形成され、 この取付孔には、開口端側に大径部が形成されている一
    方で奥側にこの大径部よりも小径の小径部が形成されて
    いるとともに、両径部の間の径差による段差部に開口端
    側を向いたストッパ面が形成され、 前記電磁弁の先端部には、取付孔への挿入状態で前記ス
    トッパ面と対向する対向部が形成され、 この対向部に、取付孔への挿入状態で前記先端部と取付
    孔との間に介在され、前記ストッパ面に当接する第1当
    接部と前記大径部の内周に当接する第2当接部とを有し
    たシール材が装着され、 このシール材の各当接部をそれぞれストッパ面と大径部
    の内周とに当接させて前記先端部を取付孔に挿入させた
    状態で、前記バルブボディの外側に位置する電磁弁本体
    がバルブボディに弾性支持部材により弾性支持されてい
    ることを特徴とする電磁弁の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性支持部材が、前記電磁弁本体の
    側面に固定した取付ブラケットと、この取付ブラケット
    をバルブボディに対して固定する固定手段との間に介在
    された弾性部材であることを特徴とする請求項1記載の
    電磁弁の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性支持部材が、所定の弾性を有し
    た素材で形成され、一端側が電磁弁本体の側面に固着さ
    れている一方で、他端側がバルブボディに対して固定手
    段により固定されている取付ブラケットであることを特
    徴とする請求項1記載の電磁弁の取付構造。
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