JPH0532887U - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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JPH0532887U
JPH0532887U JP9065691U JP9065691U JPH0532887U JP H0532887 U JPH0532887 U JP H0532887U JP 9065691 U JP9065691 U JP 9065691U JP 9065691 U JP9065691 U JP 9065691U JP H0532887 U JPH0532887 U JP H0532887U
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JP
Japan
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assembly
core assembly
housing
core
valve
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Application number
JP9065691U
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English (en)
Inventor
幸生 細谷
敬 福代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
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Publication date
Application filed by Nisshinbo Holdings Inc, Nisshinbo Industries Inc filed Critical Nisshinbo Holdings Inc
Priority to JP9065691U priority Critical patent/JPH0532887U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工性と組付性に優れ、不良品の発生率
を低減できる、電磁弁装置を提供すること。 【構成】 電磁弁収容用の複数の収容孔を有するハ
ウジングと、スリーブ内に摺動自在にアマチュアアッセ
ンブリを収容したコアアッセンブリと、コアアッセンブ
リに外装し、電磁力でアマチュアアッセンブリを摺動さ
せるドーナツ形のコイルアッセンブリとを備えた電磁弁
装置において、コアアッセンブリを構成するマグネット
コアの底部に弁座を設け、アマチュアアッセンブリに一
体に設けた弁球と前記弁座とにより弁機構を構成し、内
周面の一部にめねじを設けたハウジングの収容孔内にコ
アアッセンブリの下部を収容し、コアアッセンブリの裾
部に当接させて収容孔内にリングナットを螺着してコア
アッセンブリをハウジングに固定したことを特徴とす
る、電磁弁装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は圧力流体の流路を開閉する電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
急制動時のスリップを回避するアンチロックブレーキシステムや、駆動輪の空 転を回避するトラクションコントロールシステムにおいて、ブレーキ液圧の制御 システムに電磁弁装置が組み込まれている。 図4に複数の電磁弁を組み込んだ従来の電磁弁装置の一例を示す。 従来の電磁弁装置はハウジングaと、スリーブb内で摺動可能に収容した棒状 のアマチュアアッセンブリcと、スリーブbの位置決めを行いハウジングaとス リーブbとの間に液室を形成するマグネットコアdと、スリーブbに外装し電磁 力でアマチュアアッセンブリcを摺動させるドーナツ形のコイルアッセンブリe とにより構成される。 そしてその組み立ては、マグネットコアdの下部をハウジングaの収容孔fに 挿入すると共に、マグネットコアdに開設してある貫通孔にアマチュアアッセン ブリcを挿入し、マグネットコアdにスリーブbを外装して収容孔fの周囲をか しめてスリーブbの裾部を固定し、スリーブbにコイルアッセンブリeを外装し た後、スリーブbにワッシャhをかしめてユニット化している。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記した従来の電磁弁には次のような問題点がある。
【0004】 <イ> スリーブbの裾部をハウジングaをかしめて固定しているために、1組 でもスリーブbのかしめ作業に失敗すると,1ユニットすべてが不良品となり不 経済である。
【0005】 <ロ> 流路の開閉操作を行う弁機構は、ハウジングaの収容孔fの孔底に形成 した弁座iと、アマチュアアッセンブリcの下部に延びる弁球jとにより構成さ れる。 そのため、一部に収容孔fの加工不良や弁座iのかしめ不良を発生すると、ハ ウジングaを廃棄しなければならない。
【0006】 <ハ> 弁球jと弁座iの芯ずれ防止のため、ハウジングaの収容孔fやマグネ ットコアdを高精度に加工する必要があり、品質管理の繁雑化や工数増加を伴う 。
【0007】 <ニ> 各電磁弁はハウジングaへの組み付け完了を待たなければ機能検査がで きず、不良検出時における経済的な損失が大きい。
【0008】
【本考案の目的】
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするとこ ろは、つぎの電磁弁装置を提供することにある。
【0009】 <イ> 加工性と組付性に優れた、電磁弁装置。
【0010】 <ロ> 不良品の発生率を低減できる、電磁弁装置。
【0011】 <ハ> 良好部品の廃棄を回避できる、電磁弁装置。
【0012】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、電磁弁収容用の複数の収容孔を有するハウジングと、スリーブ内に 摺動自在にアマチュアアッセンブリを収容したコアアッセンブリと、コアアッセ ンブリに外装し、電磁力でアマチュアアッセンブリを摺動させるドーナツ形のコ イルアッセンブリとを備えた電磁弁装置において、コアアッセンブリを構成する マグネットコアの底部に弁座を設け、アマチュアアッセンブリに一体に設けた弁 球と前記弁座とにより弁機構を構成し、内周面の一部にめねじを設けたハウジン グの収容孔内にコアアッセンブリの下部を収容し、コアアッセンブリの裾部に当 接させて収容孔内にリングナットを螺着してコアアッセンブリをハウジングに固 定したことを特徴とする、電磁弁装置である。
【0013】
【実施例1】 以下図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。
【0014】 <イ>全体の構成 図1に常開タイプ(インレット)の電磁弁の取付構造を示す。 電磁弁装置は、ハウジング10と、ハウジング10に装着するコアアッセンブ リ20と、コアアッセンブリ20に外装するコイルアッセンブリ30で構成され る。
【0015】 <ロ>ハウジング ハウジング10には、コアアッセンブリ20の固着予定数に見合う収容孔11 が開設されている。 各収容孔11は孔底部から小径部11aと大径部11bの異径に形成され、さ らに収容孔11の入り口側に近い大径部11bの周面にはめねじが刻設されてい る。 本考案では、弁機構をコアアッセンブリ20側に形成することで、これまでの ように収容孔11を高精度に加工する必要性がない。 収容孔11の孔底には常閉タイプ(アウトレット)の電磁弁に連通する連通路 15と、給液源に接続する給液ポート16が形成されている。
【0016】 <ハ>コアアッセンブリ コアアッセンブリ20は、スリーブ21と、スリーブ21に収容されたアマチ ュア22と、アマチュア22に固定されたプランジャ23と、プランジャ23を 内挿するマグネットコア24と、マグネットコア24内に縮設したばね25で構 成される。 マグネットコア24はその軸心に連続した孔を有し、その孔の下半に連通路1 5と連通した液室26が形成され、さらに液室26の最下部には弁座14がかし めにより固着されている。 プランジャ23は先端に弁球27を有し、この弁球27と前記弁座26とによ り弁機構を構成している。 また、マグネットコア24の外周には、上から順にスリーブ21に嵌着する小 径部24aと、収容孔11内に収容される大径部24bが形成され、さらに大径 部24bの周面途上にフランジ24cが突出して形成されている。 アマチュア22及びプランジャ23とにより構成されるアマチュアアッセンブ リは、はばね25のばね力により常時開弁方向に付勢されている。 以上のように本考案では弁機構を内臓したコアアッセンブリ20を1ユニット として事前に製作しておく。 従って、この製作段階で各コアアッセンブリ20の検査を行うことができる。 またコアアッセンブリ20はリングナット40を介してハウジング10に固定 される。 リングナット40はその外周に収容孔11と螺着可能なおねじが刻設してある と共に、その上面に回転工具と連結するための溝または穴が開設されている。
【0017】
【組立方法】
つぎに電磁弁装置の組立方法について説明する。
【0018】 <イ>コアアッセンブリの検査 まずハウジング10に組み付け前に、各コアアッセンブリ20の弁機構の作動 を検査する。 弁機構が不良なコアアッセンブリ20は排除する。
【0019】 <ロ>コアアッセンブリの組み付け つぎに検査済みのコアアッセンブリ20のマグネットコア24側をハウジング 10の収容孔11内に挿入する。 つぎにリングナット40を収容孔11の大径部11bにねじ込んでコアアッセ ンブリ20をハウジング10に固定する。 リングナット40はマグネットコア24のフランジ24c上面を均等に押圧す るから、コアアッセンブリ20の傾倒を防止して固定することができる。
【0020】 <ハ>コイルアッセンブリの組み付け つぎにスリーブ21にコイルアッセンブリ30を外装し、コイルアッセンブリ 30の上部から突出するスリーブ21に止め輪33を取り付けて、コイルアッセ ンブリ30を固定する。 尚、電磁弁装置を必要に応じて解体する場合は上記の逆の手順で行えば良い。
【0021】
【実施例2】 図2は直接マグネットコア24の周面におねじを刻設し、収容孔11の上部に 螺着した他の実施例を示す。 本実施例によれば前記実施例の独立したリングナット40を省略することがで きる。
【0022】
【実施例3】 図3はハウジング10の収容孔11の内周に環状溝11cを凹設すると共に、 この環状溝11c内に、ばね鋼でC字形に形成したばねクリップ50を嵌合し、 環状溝11cから突出するばねクリップ50の下面でコアアッセンブリ20の上 面を押さえる実施例を示す。 尚、以上は常開タイプの電磁弁を取り付ける場合について説明したが、常閉タ イプの電磁弁の取り付けにそのまま適用できることは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
【0024】 <イ> 弁機構をコアアッセンブリに組み込んであるため、ハウジング側の加工 精度をラフにでき、加工工数の低減が図れる。 さらにこれまでのようにハウジング側に弁座を取り付けないで済むから、ハウ ジングの加工不良を著しく低減できる。
【0025】 <ロ> コアアッセンブリを製作した段階で弁機構を検査できる。 そのため、ハウジングに不良なコアアッセンブリを組み付ける心配がなくなり 、電磁弁装置全体として不良品の発生率を著しく低下できる。 その結果、電磁弁装置の製作コストを低減できる。
【0026】 <ハ> コアアッセンブリやコイルアッセンブリが着脱可能であるから、必要に 応じて最小単位で部品を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例1に係る常開タイプの電磁弁
の断面図
【図2】 コアアッセンブリの取り付け状態を示す実施
例2の説明図
【図3】 ばねクリップを用いてコアアッセンブリを取
り付ける実施例3の説明図
【図4】 本考案が前提とする電磁弁装置の説明図

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁収容用の複数の収容孔を有する
    ハウジングと、スリーブ内に摺動自在にアマチュアアッ
    センブリを収容したコアアッセンブリと、コアアッセン
    ブリに外装し、電磁力でアマチュアアッセンブリを摺動
    させるドーナツ形のコイルアッセンブリとを備えた電磁
    弁装置において、 コアアッセンブリを構成するマグネットコアの底部に弁
    座を設け、 アマチュアアッセンブリに一体に設けた弁球と前記弁座
    とにより弁機構を構成し、 内周面の一部にめねじを設けたハウジングの収容孔内に
    コアアッセンブリの下部を収容し、コアアッセンブリの
    裾部に当接させて収容孔内にリングナットを螺着してコ
    アアッセンブリをハウジングに固定したことを特徴とす
    る、 電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の電磁弁装置において、 コアアッセンブリを構成するマグネットコアの底部に弁
    座を設け、 アマチュアアッセンブリに一体に設けた弁球と前記弁座
    とにより弁機構を構成し、 内周面の一部にめねじを設けたハウジングの収容孔内に
    コアアッセンブリの下部を螺着して固定したことを特徴
    とする、 電磁弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の電磁弁装置において、 コアアッセンブリを構成するマグネットコアの底部に弁
    座を設け、 アマチュアアッセンブリに一体に設けた弁球と前記弁座
    とにより弁機構を構成し、 前記収容孔内にコアアッセンブリの下部を収容し、前記
    収容孔に形成した環状溝に収容したばねクリップでコア
    アッセンブリの裾部を拘束することを特徴とする、 電磁弁装置。
JP9065691U 1991-10-09 1991-10-09 電磁弁装置 Pending JPH0532887U (ja)

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JP (1) JPH0532887U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07224963A (ja) * 1994-02-09 1995-08-22 Jatco Corp 電磁弁の取付構造
JP2010223027A (ja) * 2009-03-20 2010-10-07 Denso Corp 電磁弁装置
KR20130054166A (ko) * 2011-11-14 2013-05-24 로베르트 보쉬 게엠베하 전자 밸브

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