JPH07224613A - ロッカアームの製造方法 - Google Patents

ロッカアームの製造方法

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JPH07224613A
JPH07224613A JP1753194A JP1753194A JPH07224613A JP H07224613 A JPH07224613 A JP H07224613A JP 1753194 A JP1753194 A JP 1753194A JP 1753194 A JP1753194 A JP 1753194A JP H07224613 A JPH07224613 A JP H07224613A
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Kazuo Uchida
和夫 内田
Kenji Takahashi
賢二 高橋
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】製造過程での薄肉化を防ぎ、壁部の十分なロー
ラ支持剛性を得られるようにする。 【構成】ローラが回転自在に支持される一対の壁部およ
び一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に
連接されるバルブ係合用の湾曲部を有する第1部材と、
第1部材の一対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に
架橋状に接合固着されかつ中央に半球状のピボット係合
部を有する第2部材とからなるツーピース構造のプレス
製フレームにおいて、第1部材の製造方法として、一枚
の金属板からV字形の母材Bを打ち抜き、この母材Bの
連接部位B2を反らせるように湾曲成形し、この母材B
を斜めに傾かせておいてその二つの帯状部位B3、B4
を連接部位B2に対してほぼ90度屈曲させるようにし
て製作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのバルブ開閉
に利用されるロッカアームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロッカアームの製造方法として、
本願出願人は、例えば特開平3−172506号公報に
示すようなものを提案している。これを図9および図1
0に示して説明する。図9は完成状態のロッカアームの
側面図、図10はロッカアームの製作工程図である。
【0003】ロッカアーム40は、プレス製のフレーム
41にローラ42を軸43およびニードルローラ軸受4
4を介して回転自在に取り付けた構成である。
【0004】フレーム41は、1つの部材からなるワン
ピース構造であり、ほぼ平行に対向する一対の壁部4
5、45と、一対の壁部45、45の長手方向一端側で
それらの間に架橋状に連接されかつ壁部45、45の長
手方向に沿って湾曲成形されるバルブ係合用の湾曲部4
6と、一対の壁部45、45の長手方向他端側にそれら
の間に架橋状に連接されかつ中央に半球状のピボット係
合部48が設けられる平坦部47とを備えている。な
お、前述の壁部45、45には軸支持用孔が形成され該
孔に軸43が架け渡されるように取り付けられている。
【0005】このようなロッカアーム40は、フレーム
41の湾曲部46がバルブステムVに、また、フレーム
41の平坦部47の半球状のピボット係合部48がラッ
シュアジャスタのピボットPにそれぞれ係合されるとと
もに、ローラ42にカムCが当接される状態で使用さ
れ、カムCの回転動作に伴ってフレーム41がピボット
係合部48を支点として上下に揺動されてバルブステム
Vを図示しないバルブガイドに沿って上下に昇降させ
る。
【0006】前述のフレーム41の製造手順を、図10
を参照して説明する。なお、図10において、(a)、
(c)、(e)はフレーム41の下面図、(b)、
(d)、(f)は(a)、(c)、(e)の断面矢視図
である。
【0007】 図10(a)、(b)に示すように、
絞り成形工程でもって、外形を特定した一枚の金属板A
1を側面視ほぼU字形にすると同時に、長手方向の一端
側にほぼ一方面側へ膨出する半球状のピボット係合部A
2を、長手方向の中間に一方面側へ膨出する壁部形成用
の凸部A3をそれぞれ得る。
【0008】 図10(c)、(d)に示すように、
打ち抜き工程でもって、凸部A3の頂部に長手方向の長
孔A4を形成すると同時に、長手方向他端側の平坦部分
A5を湾曲させて湾曲部46を得る。
【0009】 図10(e)、(f)に示すように、
曲げ工程(バーリング加工)でもって、凸部A3に残る
切り残し片A6、A6を前記U字形に絞り成形された部
分と平行となるように立てる。この切り残し片A6、A
6と、絞り成形部分とが壁部45、45となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フレーム4
1の強度アップを図るには、壁部45、45の高さをで
きるだけ高く設定すればよいのであるが、このような壁
部45、45を得るには、前述のの絞り成形工程にお
いて、壁部形成用の凸部A3の膨出量をできるだけ大き
く設定すればよい。しかしながら、膨出量を大きくする
と絞り成形により凸部A3の金属が展延して、絞り成形
後に凸部A3全体の肉厚が薄くなり、完成後では壁部4
5,45のローラ支持剛性が不足するおそれがある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑み、製造過
程での薄肉化を防ぎ、壁部の十分なローラ支持剛性を得
られるようにすることを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、長手方向中間
にローラを回転自在に支持するようほぼ平行に対向配置
される一対の壁部および、一対の壁部の長手方向一端側
でそれらの間に架橋状に連接されかつ該壁部の長手方向
に沿って湾曲成形されるバルブ係合用の湾曲部からなる
第1部材と、第1部材の一対の壁部の長手方向他端側で
それらの間に架橋状に接合固着されるピボット係合用の
第2部材とからなるロッカアームを製造する方法におい
て、次のような特徴がある。
【0013】本発明の前記第1部材の第1の製造方法
は、一枚の板材から平面視ほぼV字形の母材を打ち抜く
工程と、前記母材において二つの帯状部位の連接部位を
帯状部位の仮想対称軸線に垂直な仮想線に対して反らせ
るように湾曲成形する工程と、母材の二つの帯状部位を
水平線に対して所要角度傾かせるように持ち上げる姿勢
として、前記反らせた連接部位の両側辺を前記持ち上げ
方向と逆向きに屈曲して、一対の壁部および湾曲部を得
る工程とを有する。
【0014】本発明の前記第1部材の第2の製造方法
は、一枚の板材から平面視ほぼV字形の母材を打ち抜く
工程と、前記母材において二つの帯状部位を、それらの
連接部位を中心として帯状部位の仮想対称軸線に対し屈
曲させ断面形状ほぼU字形となるようにして、一対の壁
部を得る工程と、この母材の連接部位を二つの帯状部位
の長手方向に沿って反るように湾曲成形して、湾曲部を
得る工程とを有する。
【0015】
【作用】本発明では、要するに、フレームをツーピース
構造として、一対の壁部およびピボット係合用の湾曲部
を一体に連接した第1部材を絞り成形することなく、屈
曲や湾曲の成形のみで製作するようにしている。
【0016】そして、金属板から平面視ほぼV字形の第
1部材の母材を打ち抜くときに、二つの帯状部位の各内
側辺を近接させる位置まで大きく張り出させる形状とす
れば、二つの帯状部位の幅寸法を大きくできてフレーム
の壁部について十分なローラ支持剛性が得られる高さに
設定できるようになる。このように、フレームの壁部の
高さ寸法は、金属板から第1部材の母材を打ち抜く段階
において、帯状部位の幅寸法を設定することにより容易
に高く設定できるようになり、従来のように薄肉となら
ない。
【0017】なお、V字形に打ち抜いた母材に対する加
工つまり屈曲成形や湾曲成形については、どちらを先に
行ってもよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図8に示す
実施例に基づいて説明する。図1はロッカアーム用プレ
ス製フレームの第1部材の製造過程図、図2は第1部材
の屈曲成形時の屈曲位置を示す平面図、図3は第1部材
の屈曲成形時の姿勢を示す側面図、図4ないし図6は完
成状態のロッカアームをそれぞれ示している。図例のロ
ッカアーム1は、プレス製フレーム2にローラ3を軸4
を介して回転自在に取り付けた構造である。なお、軸4
とローラ3との間に鋼製ニードルローラ軸受を配しても
よい。
【0019】フレーム2は、二つの部材5、6を連結し
たツーピース構造である。このフレーム2の材料として
は、例えばJIS規格SCM415、420などのクロ
ムモリブデン鋼、JIS規格SCr420やSAE規格
5120などの肌焼鋼、あるいはJIS規格SPC系の
冷間圧延鋼板やJIS規格SPB系の低炭素鋼板などが
好適に用いられる。第1部材5は、ほぼ平行に対向する
一対の壁部51、51と、一対の壁部51、51の長手
方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつ壁部5
1、51の長手方向に沿って湾曲されるバルブ係合用の
湾曲部52とからなる。第2部材6は、一対の壁部5
1、51の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合
固着されるもので、その中央に半球状のピボット係合部
61が設けられている。なお、このフレーム2では、湾
曲部52と第2部材6とが、図5に示すように、壁部5
1、51の長手方向でのほぼ中心線O上に位置するよう
に設定されている。
【0020】ローラ3は、フレーム2の一対の壁部5
1、51の間で長手方向ほぼ中間に架け渡される軸4に
回転自在に外嵌されている。なお、ローラ3は、鋼材
(例えばJIS規格SUJ−2)や窒化けい素を主体と
するセラミックスで形成される。このようなロッカアー
ム1は、フレーム2の第1部材5の湾曲部52がバルブ
ステムVに、また、フレーム2の第2部材5の半球状の
ピボット係合部61がラッシュアジャスタのピボットP
にそれぞれ係合されるとともに、ローラ3にカムCが当
接される状態で使用され、カムCの回転動作に伴ってフ
レーム2がピボット係合部61を支点として上下に揺動
されてバルブステムVを図示しないバルブガイドに沿っ
て上下に昇降させる。
【0021】次に、フレーム2の第1部材5の製造方法
を、図1ないし図3に基づいて説明する。なお、図1に
おいて、(a),(c),(e)は第1部材の母材の斜
視図、(b)、(d)、(f)は第1部材の母材の側面
図である。
【0022】 一枚の金属板材(例えばJIS規格S
CM)から、図1(a)、(b)に示すように、平面視
でほぼV字形の第1部材5の母材Bを打ち抜く。この段
階で母材Bに軸4の挿通孔B1が設けられる。挿通孔B
1はフレーム2を断面U字形状に屈曲してからドリルで
加工してもよい。なお、このときに、図示しないが、ほ
ぼ長方形の第2部材6の母材を打ち抜いてもよい。ここ
でいうV字形とは、二つの帯状部位を先広がりとした形
状を指しており、すり鉢形、花びら形の他、二つの帯状
部位が階段状に広がるような形状でもよい。
【0023】 母材Bの連接部位B2を、図2の帯状
部位の仮想対称軸線C1に垂直な仮想線X1の位置から
反らせるよう湾曲成形し、図1(c)、(d)のような
形状とする。
【0024】 図3に示すように、反らせた連接部位
B2のほぼ長手方向中央位置OPでの接線Sを水平にす
ることにより、側方から見て二つの帯状部位B3、B4
を前記接線Sに対して所要角度θ傾かせるように持ち上
げる姿勢としておいて、連接部位B2の両側辺部(図2
のB5、B5で示す部分)を、図2の仮想線X2、X2
の位置から前記持ち上げ方向と逆向きにプレスによりほ
ぼ90度屈曲する。このとき、前記連接部位B2の両側
辺部B5、B5に図示しないプレス装置の押し金型が当
接し、図2のハッチングで示す受け金型Cによって二つ
の帯状部位B3、B4の各内面間の間隔dが、U字形に
屈曲された連接部位B2の内面間の間隔Dよりも大きく
広げられることになり、図1(e)、(f)に示すよう
な形状となる。これで二つの帯状部位B3、B4が一対
の壁部51、51となる。
【0025】 工程により前記工程で反らせた連
接部位B2の湾曲形状が若干変形するので、この連接部
位B2の内面を所要の形状にプレスにより成形加工して
精度のよい反り形状に仕上げる。これで連接部位B2が
湾曲部52となる。
【0026】この後、別途製作した図6に示すような第
2部材6を、第1部材5の一対の壁部51、51の自由
端側でそれらの間に架橋状に溶接により接合固着した
後、焼入れ硬化処理を施す。その後、バレル加工などに
より全面を整形加工してから、一対の壁部51、51に
軸4を介してローラ3を装着することにより、ロッカア
ーム1が完成する。ちなみに、第2部材6は、金属板
(例えばJIS規格SCM)から長方形に打ち抜いてそ
の中央に半球状のピボット係合部61を絞り成形するこ
とにより形成されるものである。
【0027】第2部材6は別体であるため絞り加工を容
易にでき、半球状のピボット係合部61を高精度に成形
できる。したがって、第2部材6のピボット係合部61
と、ローラ3及びバルブ係合用の湾曲部52との相対位
置を高精度に設定できる。
【0028】また、前述のの打ち抜き工程において、
二つの帯状部位B3、B4の各内側辺を近接させる位置
まで大きく張り出させる形状とすれば、二つの帯状部位
B3、B4の幅寸法W(図2参照)を大きくできてフレ
ーム2の一対の壁部51、51について十分なローラ支
持剛性が得られる高さに設定できるようになる。このよ
うに、フレーム2の壁部51、51の高さ寸法は、前述
のの打ち抜き工程において、二つの帯状部位B3、B
4の幅寸法Wを適宜設定することにより容易に高く設定
できるようになり、従来のように薄肉とならない。
【0029】ところで、上記実施例では、打ち抜いた第
1部材5の母材Bの連接部位B2を湾曲成形してから二
つの帯状部位B3、B4を屈曲成形するようにしている
けれども、このような順番に限らず、打ち抜いた第1部
材5の母材Bの二つの帯状部位B3、B4を屈曲成形し
てから、連接部位B2を湾曲成形するようにしてもよ
い。その場合、例えば、図1(a)のように打ち抜いた
母材Bを図7(a)に示すような仮想線Z1、Z1の位
置から二つの帯状部位B3、B4を90度屈曲すること
により側面から見て図7(b)に示すような形状として
から、平坦な連接部位B2を反らせるように湾曲成形す
る。この例においては屈曲後に、平坦な連接部位B2を
水平線上に沿わせると、二つの帯状部位B3、B4の中
心線Oが水平線に対して傾斜する。この他、図1(a)
のように打ち抜いた母材Bを図8(a)に示すような仮
想線Z2、Z2の位置から二つの帯状部位B3、B4を
90度屈曲することにより側面から見て図8(b)に示
すような形状としてから、平面視ほぼ三角形となる平坦
な連接部位B2を平面視ほぼ長方形に成形するととも
に、この連接部位B2を反らせるように湾曲成形する。
この例においては屈曲後に、平坦な連接部位B2を水平
線上に沿わせると、二つの帯状部位B3、B4の中心線
Oが水平線に対して平行となる。このようないずれの場
合でも、上記実施例に比べると、平坦な連接部位B2の
湾曲成形に関する処理が行いずらくなるけれども、形状
としては問題のない仕上げにできる。
【0030】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ない。例えば、フレーム2の全体形状は任意であり、第
1部材5の母材を打ち抜くときの形状で対応できる。
【0031】
【発明の効果】本発明では、フレームをツーピース構造
にして、その第1部材をV字形に打ち抜いてから湾曲や
屈曲などの成形を施すことにより製作して、従来のよう
な絞り成形を含まない方法としているから、ローラ支持
剛性が十分となる高さの壁部を有するロッカアームを製
作できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロッカアーム用プレス製フ
レームの第1部材の製造過程を示す図。
【図2】第1部材の屈曲成形時の屈曲位置を示す平面
図。
【図3】第1部材の屈曲成形時の姿勢を示す側面図。
【図4】完成状態のロッカアームの斜視図。
【図5】完成状態のロッカアームの分解斜視図。
【図6】完成状態のロッカアームの側面図。
【図7】本発明の他の実施例で、(a)は第1部材の屈
曲位置を示す平面図、(b)は屈曲後の第1部材の側面
図。
【図8】本発明のさらに他の実施例で、(a)は第1部
材の屈曲位置を示す平面図、(b)は屈曲後の第1部材
の側面図。
【図9】従来の完成状態のロッカアームの側面図。
【図10】従来のロッカアーム用プレス製フレームの製
造工程図。
【符号の説明】
1 ロッカアーム 2 フレーム 3 ローラ 4 軸 5 フレームの第1部材 51 第1部材の壁部 52 第1部材の湾曲部 6 フレームの第2部材 61 第2部材のピボット係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向中間にローラを回転自在に支持
    するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部および、
    一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連
    接されかつ該壁部の長手方向に沿って湾曲成形されるバ
    ルブ係合用の湾曲部からなる第1部材と、第1部材の一
    対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合
    固着されるピボット係合用の第2部材とからなるロッカ
    アームを製造する方法であって、 前記第1部材の製造方法が、一枚の板材から平面視ほぼ
    V字形の母材を打ち抜く工程と、 前記母材において二つの帯状部位の連接部位を帯状部位
    の仮想対称軸線に垂直な仮想線に対して反らせるように
    湾曲成形する工程と、 母材の二つの帯状部位を水平線に対して所要角度傾かせ
    るように持ち上げる姿勢として、前記反らせた連接部位
    の両側辺を前記持ち上げ方向と逆向きに屈曲して、一対
    の壁部および湾曲部を得る工程と、 を有することを特徴とするロッカアームの製造方法。
  2. 【請求項2】 長手方向中間にローラを回転自在に支持
    するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部および、
    一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連
    接されかつ該壁部の長手方向に沿って湾曲成形されるバ
    ルブ係合用の湾曲部からなる第1部材と、第1部材の一
    対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合
    固着されるピボット係合用の第2部材とからなるロッカ
    アームを製造する方法であって、 前記第1部材の製造方法が、一枚の板材から平面視ほぼ
    V字形の母材を打ち抜く工程と、 前記母材において二つの帯状部位を、それらの連接部位
    を中心として帯状部位の仮想対称軸線に対し屈曲させ断
    面形状ほぼU字形となるようにして、一対の壁部を得る
    工程と、 この母材の連接部位を二つの帯状部位の長手方向に沿っ
    て反るように湾曲成形して、湾曲部を得る工程と、 を有することを特徴とするロッカアームの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7836860B2 (en) 2007-11-21 2010-11-23 Charter Manufacturing Co., Inc. Engine rocker arm

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