JP3857681B2 - ロッカアーム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンにおいてシリンダヘッドに設けられたバルブをカムの回転に伴って開閉させるロッカアームに係り、詳しくは、プレス製のフレームのバルブ係合側の改良に関する。
従来のこの種のロッカアームの一例を図13ないし図16に示す(特許文献1参照)。図13はロッカアームの縦断側面図、図14は同ロッカアームの分解斜視図、図15は同ロッカアームの要部の上面図、図16は第2部材の製作過程図である。図例のロッカアーム40は、所要の形状に打ち抜いた金属板をプレス成形してなるフレーム41と、ローラ42とからなる。
フレーム41は、断面ほぼU字形で二つの部材43、44からなるツーピース構造である。第1部材43は、ほぼ平行に対向配置される立ち上がり状の一対の壁部45、45と、一対の壁部45、45の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつほぼ中央に半球状のピボット係合部47が設けられる連接部46とを有している。ピボット係合部47には、ローラ42側へ潤滑油を噴出させる油穴(符号省略)が設けられている。第2部材44は、一対の壁部45、45の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されるもので、壁部45、45の長手方向に沿って湾曲成形されてバルブ係合部とされるものである。
ローラ42は、一対の壁部45、45の孔50、50間に架け渡される軸48およびニードルローラ軸受49を介して回転自在に支持されて、フレーム41の貫通孔51内に配置されている。
このロッカアーム40は、クランク軸に連動するカムCの回転に伴って、ローラ42が押され、ラッシュアジャスタのピボットPが係合するピボット係合部47を支点として上下に揺動し、第2部材44に係合するバルブステムVを図示しないバルブガイドに沿って上下に昇降させる。
上記フレーム41の製作例を説明する。まず、第1部材43は、1枚の金属板材を例えば平面視ほぼコ字形に打ち抜き、その二つの突片部位を互いに対向させるように折り曲げて一対の壁部45、45とし、二つの突片の連接部位(連接部46)に半球状のピボット係合部47を絞り成形することで得られる。一方の第2部材44は、図16(a)に示す1枚の矩形金属板Bを用意し、これを仮想線X、Xに沿って断面ほぼ逆U字形に屈曲成形して図16(b)に示すような形状Bとし、その天板部位Bを長手方向に沿って湾曲成形することで図16(c)に示すように側面視ほぼ扇形とする。そして、完成した第1部材43の壁部(図14参照)の自由端側に対して第2部材44の二つの側壁部位B、Bを溶接などして接合固着することで完成される。
特開平5−179907号
ところで、上記従来例のようなツーピース構造のフレーム41を持つロッカアーム40では、ワンピース構造のフレームを持つロッカアームに比べて製作が容易になるというメリットがあるものの、第1部材43に対して第2部材44を高精度に位置決めして取り付けるのが困難であることが指摘される。
つまり、第2部材44を壁部45、45に対して取り付ける場合には、第2部材44の長手方向中心から第1部材43の連接部46の中心までの間隔を所要の必要寸法に調整するようにしている。このとき、第1部材43に対して第2部材44の長手方向一端を位置決め治具に対して当てがう(図5参照)ことにより、第1部材43と第2部材44との相対的な位置決めを行うようにするが、従来では、第2部材44が側面視ほぼ扇形に成形されることで第2部材44の長手方向両端面がいびつに塑性変形されてしまうために、第1部材43と第2部材44との位置決め時に、第2部材44の姿勢が不安定になりやすくなる。これが原因で前述の位置決めを高精度に行いにくくなっており、結果的に第2部材44の長手方向中心から第1部材43の連接部46のピボット係合部47の中心までの間隔が製品個々でばらつきやすくなっている。
本発明は、このような事情に鑑み、フレームを構成する二つの部材の取付時において、両部材の相対的な位置決めを高精度に行えるようにして、製品個々の寸法ばらつきを抑制できるようにすることを課題としている。
本発明は、シリンダヘッドに設けられるバルブをカムの回転に伴って開閉させるロッカアームであって、前記カムが当接されるローラと、このローラを回転自在に支持するプレス製のフレームとを有し、前記フレームが二つの部材からなるツーピース構造であり、前記二つの部材のうちの第1部材が、長手方向中間にローラを回転自在に支持するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部と、一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつピボット係合部が設けられる連接部とを有するものであり、前記二つの部材のうちの第2部材が、前記第1部材の一対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されてバルブ係合部を作るものであり、前記第2部材は、断面ほぼ逆さU字形に形成され、前記壁部の長手方向に沿って湾曲されるとともに、前記壁部の幅方向に沿っても湾曲されており、かつ、前記壁部の長手方向他端側に対応する端部の幅方向中間に凸部が形成されており、前記凸部の端面に当該第2部材の取付時の基準面となる平坦面が形成されており、前記第2部材の一対の対向する壁部位が前記一対の壁部に対して接合されることによって、当該第2部材の天板部位が、前記一対の壁部の高さ方向途中に配置されている。
本発明は、シリンダヘッドに設けられるバルブをカムの回転に伴って開閉させるロッカアームであって、前記カムが当接されるローラと、このローラを回転自在に支持するプレス製のフレームとを有し、前記フレームが二つの部材からなるツーピース構造であり、前記二つの部材のうちの第1部材が、長手方向中間にローラを回転自在に支持するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部と、一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつピボット係合部が設けられる連接部とを有するものであり、前記二つの部材のうちの第2部材が、前記第1部材の一対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されてバルブ係合部を作るものであり、前記第2部材は、断面ほぼ逆さU字形に形成され、前記壁部の長手方向に沿って湾曲されるとともに、前記壁部の幅方向に沿っても湾曲されており、かつ、前記壁部の長手方向他端側に対応する端部の幅方向中間に凹部が形成されており、前記凹部の端面に当該第2部材の取付時の基準面となる平坦面が形成されており、前記第2部材の一対の対向する壁部位が前記一対の壁部に対して接合されることによって、当該第2部材の天板部位が、前記一対の壁部の高さ方向途中に配置されている。
前記第2部材において、天板部位と両壁部位との境となる内隅に沿って溝が設けられていてもよい。
上記構成では、第2部材において一対の壁部の長手方向他端側に対応する端部に、当該第2部材の取付時の基準面となる平坦面を形成しているから、前記2つの部材を結合するにあたって第1部材に対して第2部材を位置決めするときに、第2部材の前記端部の平坦面を基準面として用いれば、第1部材に対して第2部材を適正な姿勢で安定的に位置決めできるようになって、この位置決めが高精度に行えるようになる。
以上のように、本発明では、第1部材に対して第2部材を適正な姿勢で安定的に位置決めできるようにして、位置決めを高精度に行えるようにしているから、第1部材の連接部のピボット係合部の中心から第2部材の所定部位までの間隔を正確に管理できるようになって、製品個々のばらつきを可及的になくした高品質なロッカアームを提供できようになる。
以下、本発明の詳細を図1ないし図12に示す実施例に基づいて説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図1はロッカアームの縦断側面図、図2は同ロッカアームの分解斜視図、図3は同ロッカアームの上面図、図4は第2部材単体の斜視図、図5は第2部材の取付状況を説明する縦断側面図、図6は第2部材の製作過程図である。
この実施例では、従来例と基本構成を同じにしたものを例に挙げている。つまり、図例のロッカアーム1は、プレス製フレーム2にローラ3を軸4およびニードルローラ軸受5を介して回転自在に取り付けた構造である。なお、ニードルローラ軸受5は省略してもよい。
フレーム2は、断面ほぼU字形で二つの部材6、7からなるツーピース構造であり、フレーム2の材料としては、例えばJIS規格SCM415、420などのクロムモリブデン鋼、JIS規格SCr420やSAE規格5120などの肌焼鋼、あるいはJIS規格SPC系の冷間圧延鋼板などが好適に用いられる。第1部材6は、対向配置される立ち上がり状の一対の壁部61、61と、一対の壁部61、61の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつ一対の壁部61、61側に所要幅Dの平坦部分を残すように半球状のピボット係合部63が設けられる連接部62とを有している。ピボット係合部63には、ローラ3側へ潤滑油を噴出させる油穴(符号省略)が設けられている。第2部材7は、一対の壁部61、61の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されるもので、壁部61、61の長手方向に沿って湾曲成形されてバルブ係合部とされるものである。第2部材7の天板部位74は、幅方向にもわずかに湾曲されており、これにより、バルブステムVとの摺接抵抗を軽減するようにしている。
ローラ3は、一対の壁部61、61の孔64、64間に架け渡される軸4およびニードルローラ軸受5を介して回転自在に支持されて、フレーム2の貫通孔8内に配置されている。このローラ3は、鋼材(例えばJIS規格のSUJ−2)または窒化けい素を主体とするセラミックスで形成される。
このロッカアーム1は、クランク軸に連動するカムCの回転に伴って、ローラ3が押され、ラッシュアジャスタのピボットPが係合するピボット係合部63を支点として上下に揺動し、第2部材7に係合するバルブステムVを図示しないバルブガイドに沿って上下に昇降させる。
本実施例において従来例と異なる構成は、主として第2部材7である。すなわち、第2部材7は、図4に示すように、第1部材6の一対の壁部61、61の長手方向両端に対応する両端部71、71の幅方向中間に凸部72、72がそれぞれ1つずつ設けられており、この凸部72、72の各端面73、73は、平坦に形成されている。具体的に、側面視ほぼ扇形の第2部材7を図6(d)に示すような姿勢にした状態において、その長手方向両端の端面73、73がその長手方向中心Oでの重心Gに沿う線に対してほぼ平行となるような平坦面に形成されている。
次に、前述のフレーム2の製作例を説明する。まず、第1部材6は、1枚の金属板を例えば平面視ほぼコ字形に打ち抜き、その二つの突片部位を互いに対向させるように折り曲げて一対の壁部61、61とし、二つの突片の連接部位(連接部62)に半球状のピボット係合部63を絞り成形して得られる。
一方の第2部材7は、図6(a)に示すような方形の1枚の金属板Aを用意し、これを仮想線X、Xに沿って断面ほぼ逆U字形に屈曲成形して図6(b)に示すような形状Aとし、その天板部位A(74)を長手方向に沿って湾曲成形することで図6(c)に示すような側面視ほぼ扇形とする。このように側面視ほぼ扇形とすると、凸部A(72、72)の各端面A(73、73)がいびつに塑性変形することになるので、この第2部材7を図6(d)に示すような姿勢とし、その長手方向中心Oでの重心Gに沿う線に対してほぼ平行な線Y、Yに沿って、凸部A(72、72)の各端面A(73、73)を切断することにより、これらの端面A(73、73)をほぼ平坦にして、第2部材7が完成する。
この後、第1部材6の壁部61、61の自由端側に対して第2部材7の二つの壁部位75、75を溶接などで接合固着する。具体的に、第2部材7の長手方向一方の平坦な端面73を位置決め治具9に対して当てがった状態で、図5に示すように、第2部材7の長手方向の中心Oから第1部材6の平坦部62のピボット係合部63の中心Oまでの間隔Lを所要の必要寸法となるように調整して位置決めし、これで両者を溶接などして接合固着してフレーム2を完成する。
このようにして得たフレーム2に対して焼き入れ硬化処理を施し、バレル加工などによりフレーム2の全面を整形加工した後、一対の壁部61、61の孔64、64に挿通される軸4を介して一対の壁部61、61間にローラ3が装着されることによりロッカアームが完成する。
ところで、前述の位置決め段階において、第2部材7の凸部72の平坦な端面73を第1部材6に対する第2部材7の位置決め時の基準面として用いているから、第1部材6に対して第2部材7を適正な姿勢で安定的に配置できるようになって、結果的に前記間隔Lを高精度に管理できるようになる。また、前述の間隔Lを調整するときには、ピボット係合部63にラッシュアジャスタのピボットPと同径のボールをあてがって、このボールの中心をピボット係合部63の中心とするのが好ましい。このようにすれば、ピボット係合部63の形状誤差の大小に関係なく、前述の間隔Lをより適正に設定しやすくなる。
図7ないし図9は本発明の第2実施例に係り、図7はロッカアームの分解斜視図、図8は同ロッカアームの上面図、図9は第2部材単体の斜視図である。この実施例では、第2部材7の長手方向両方の端部71、71に第1実施例の凸部72、72の代わりに凹部72A、72Aを設けている。そして、この凹部72A、72Aの端面73A、73Aについても前述の実施例と同様に、平坦な基準面として形成されている。その他の構成は上記実施例と同じである。このように凹部72A、72Aに平坦な基準面となる端面73A、73Aを設けていれば、第2部材7を単体で取り扱うときに、何かに衝突しても端面73A、73Aが損傷する可能性が少なくなる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されない。例えば、第1、第2実施例のように第2部材7に凸部72や凹部72Aを設けずに、図10に示すように、従来例と同形状の第2部材7の長手方向両端部71、71(両壁部位75、75を含む)を、第2部材7の長手方向中心Oでの重心Gに沿う線に対してほぼ平行な線Z、Zに沿って切断することにより平坦な面にしてもよい。また、第1、第2実施例の第2部材7において天板部位74と両壁部位75、75との境となる内隅2カ所に図11および図12に示すように溝76、76を設けてもよい。この溝76、76は、第2部材7を1枚の金属板から折り曲げるときに用いる受け金型(図示省略)において第2部材7の内隅2カ所と対応する角部に突条部を設けて、この受け金型の角部の突条部でもって前記内隅を陥没させることで得られる。そして、この溝76、76は、第2部材7の湾曲成形時における内隅両端縁への応力集中を緩和することに役立ち、この内隅両端縁からのクラック発生を防止することができる他、潤滑油溜まりにもなるので、バルブステムVとの摺接部位の潤滑を良好とする。さらに、第1部材6のピボット係合部63は、半球状とする他、ねじ孔としたものにも本発明を適用できる。
本発明のロッカアームの第1実施例の縦断側面図。 第1実施例のロッカアームの分解斜視図。 第1実施例のロッカアームの上面図。 第1実施例の第2部材単体の斜視図。 第1実施例の第2部材の取付状況を説明する縦断側面図。 第1実施例の第2部材の製作過程図。 本発明のロッカアームの第2実施例の分解斜視図。 第2実施例のロッカアームの上面図。 第2実施例の第2部材単体の斜視図。 第3実施例の第2部材の製作過程図。 第4実施例の第2部材単体の斜視図。 第5実施例の第2部材単体の斜視図。 従来例のロッカアームの縦断側面図。 従来例のロッカアームの斜視図。 従来例のロッカアームの上面図。 従来例の第2部材の製作過程図。
符号の説明
1 ロッカアーム
2 フレーム
3 ローラ
6 フレームの第1部材
61 第1部材の壁部
62 第1部材の連接部
63 連接部のピボット係合部
7 フレームの第2部材
71 第2部材の長手方向端部
72 第2部材の凸部
73 凸部の端面

Claims (3)

  1. シリンダヘッドに設けられるバルブをカムの回転に伴って開閉させるロッカアームであって、
    前記カムが当接されるローラと、このローラを回転自在に支持するプレス製のフレームとを有し、
    前記フレームが二つの部材からなるツーピース構造であり、前記二つの部材のうちの第1部材が、長手方向中間にローラを回転自在に支持するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部と、一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつピボット係合部が設けられる連接部とを有するものであり、前記二つの部材のうちの第2部材が、前記第1部材の一対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されてバルブ係合部を作るものであり、
    前記第2部材は、断面ほぼ逆さU字形に形成され、前記壁部の長手方向に沿って湾曲されるとともに、前記壁部の幅方向に沿っても湾曲されており、かつ、前記壁部の長手方向他端側に対応する端部の幅方向中間に凸部が形成されており、前記凸部の端面に当該第2部材の取付時の基準面となる平坦面が形成されており、
    前記第2部材の一対の対向する壁部位が前記一対の壁部に対して接合されることによって、当該第2部材の天板部位が、前記一対の壁部の高さ方向途中に配置されている、ロッカアーム。
  2. シリンダヘッドに設けられるバルブをカムの回転に伴って開閉させるロッカアームであって、
    前記カムが当接されるローラと、このローラを回転自在に支持するプレス製のフレームとを有し、
    前記フレームが二つの部材からなるツーピース構造であり、前記二つの部材のうちの第1部材が、長手方向中間にローラを回転自在に支持するようほぼ平行に対向配置される一対の壁部と、一対の壁部の長手方向一端側でそれらの間に架橋状に連接されかつピボット係合部が設けられる連接部とを有するものであり、前記二つの部材のうちの第2部材が、前記第1部材の一対の壁部の長手方向他端側でそれらの間に架橋状に接合固着されてバルブ係合部を作るものであり、
    前記第2部材は、断面ほぼ逆さU字形に形成され、前記壁部の長手方向に沿って湾曲されるとともに、前記壁部の幅方向に沿っても湾曲されており、かつ、前記壁部の長手方向他端側に対応する端部の幅方向中間に凹部が形成されており、前記凹部の端面に当該第2部材の取付時の基準面となる平坦面が形成されており、
    前記第2部材の一対の対向する壁部位が前記一対の壁部に対して接合されることによって、当該第2部材の天板部位が、前記一対の壁部の高さ方向途中に配置されている、ロッカアーム。
  3. 前記第2部材において天板部位と両壁部位との境となる内隅に沿って溝を設けた、請求項1または2のロッカアーム。
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