JPH0722417Y2 - 天井板の構造 - Google Patents
天井板の構造Info
- Publication number
- JPH0722417Y2 JPH0722417Y2 JP1988112401U JP11240188U JPH0722417Y2 JP H0722417 Y2 JPH0722417 Y2 JP H0722417Y2 JP 1988112401 U JP1988112401 U JP 1988112401U JP 11240188 U JP11240188 U JP 11240188U JP H0722417 Y2 JPH0722417 Y2 JP H0722417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- plate
- permanent magnet
- opening
- magnetic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、透光板が着脱自在に配設される天井板の構
造に関するものである。
造に関するものである。
〔従来の技術〕 従来の天井板の構造(実開昭64-10119号公報(実願昭62
-10487号))は、天井板の開口部に照明器具および額縁
を取り付け、この額縁に透光板を単に載置しているだけ
であった。
-10487号))は、天井板の開口部に照明器具および額縁
を取り付け、この額縁に透光板を単に載置しているだけ
であった。
しかしながらこの先行技術では、空調の風等による吹上
によって透光板が簡単に浮き上がり、落下するという問
題があった。
によって透光板が簡単に浮き上がり、落下するという問
題があった。
この考案の目的は、透光板の浮き上がりを防止でき、し
かも構造も簡単でコストが安い天井板の構造を提供する
ことである。
かも構造も簡単でコストが安い天井板の構造を提供する
ことである。
この考案の天井板の構造は、長方形の開口部の周縁に額
縁を取り付け、前記開口部を塞ぐ透光板の周縁を前記額
縁に載置し、前記開口部の上方に照明器具を配設した天
井板の構造において、永久磁石および磁性体のうち、い
ずれか一方の部材を前記額縁の載置面の短辺側の対向位
置に設け、この対向位置に対応する前記透光板の周縁の
短辺側の対向位置に他方の部材を設け、前記一方の部材
の内側に前記他方の部材が移動可能な空間が形成された
ものである。
縁を取り付け、前記開口部を塞ぐ透光板の周縁を前記額
縁に載置し、前記開口部の上方に照明器具を配設した天
井板の構造において、永久磁石および磁性体のうち、い
ずれか一方の部材を前記額縁の載置面の短辺側の対向位
置に設け、この対向位置に対応する前記透光板の周縁の
短辺側の対向位置に他方の部材を設け、前記一方の部材
の内側に前記他方の部材が移動可能な空間が形成された
ものである。
この考案の構成によれば、前記透光板の周縁を前記額縁
に載置すれば、永久磁石と磁性体とが吸着し、透光板を
浮かそうとする力に抵抗できる。また、透光板の中央を
上方向に押し上げると、透光板の長辺方向が上方にたわ
む。これに伴い、額縁の載置面の短辺側の対向位置に設
けた永久磁石および磁性体のうちの一方の部材の上を、
透光板の周縁の短辺側の対向位置に設けた他方の部材が
内側に移動し、この部分に形成された空間に移動するこ
とにより、他方の部材が一方の部材から離脱する。この
ように、永久磁石および磁性体が横方向すなわち吸引方
向に対して直角な方向に移動することにより透光板を取
り外すことができ、上方に引き離すのに比較して取り外
しが容易となる。
に載置すれば、永久磁石と磁性体とが吸着し、透光板を
浮かそうとする力に抵抗できる。また、透光板の中央を
上方向に押し上げると、透光板の長辺方向が上方にたわ
む。これに伴い、額縁の載置面の短辺側の対向位置に設
けた永久磁石および磁性体のうちの一方の部材の上を、
透光板の周縁の短辺側の対向位置に設けた他方の部材が
内側に移動し、この部分に形成された空間に移動するこ
とにより、他方の部材が一方の部材から離脱する。この
ように、永久磁石および磁性体が横方向すなわち吸引方
向に対して直角な方向に移動することにより透光板を取
り外すことができ、上方に引き離すのに比較して取り外
しが容易となる。
第1図ないし第3図はこの考案の第1実施例を示してい
る。天井板1に形成した開口部2の周縁に額縁3が取り
付けられ、開口部2を塞ぐ透光板4の周縁が額縁3に載
置されており、開口部2の上方には照明器具5が配設さ
れている。額縁3の載置面には永久磁石6が取着され、
透光板4の周縁には磁性体7が設けられている。
る。天井板1に形成した開口部2の周縁に額縁3が取り
付けられ、開口部2を塞ぐ透光板4の周縁が額縁3に載
置されており、開口部2の上方には照明器具5が配設さ
れている。額縁3の載置面には永久磁石6が取着され、
透光板4の周縁には磁性体7が設けられている。
天井板1は木材等で形成され、天井板1の略中央には長
方形の開口部2が形成されている。天井板1の裏面の両
側縁には長手方向に沿って一対の縦桟8が設けられ、縦
桟8間には複数の横桟9が設けられ、開口部2の周縁に
は補強桟10が取り付けられている。
方形の開口部2が形成されている。天井板1の裏面の両
側縁には長手方向に沿って一対の縦桟8が設けられ、縦
桟8間には複数の横桟9が設けられ、開口部2の周縁に
は補強桟10が取り付けられている。
額縁3は、開口部2の全周にわたって取り付けられてお
り、額縁3の短辺がわの載置面には長尺の永久磁石6が
取着されている。11は防虫用の弾性体であって、例えば
スポンジテープ等で形成されてあり、額縁3の長辺がわ
の載置面に取着されている。
り、額縁3の短辺がわの載置面には長尺の永久磁石6が
取着されている。11は防虫用の弾性体であって、例えば
スポンジテープ等で形成されてあり、額縁3の長辺がわ
の載置面に取着されている。
透光板4は、アクリル板等で長方形に形成されている。
透光板4の周縁のうち短辺がわには長尺の磁性体7が取
着されている。
透光板4の周縁のうち短辺がわには長尺の磁性体7が取
着されている。
そして、透光板4を額縁3に載置すると、永久磁石6と
磁性体7とが吸着し、また透光板4の長編がわの縁部は
弾性体11と密着する。
磁性体7とが吸着し、また透光板4の長編がわの縁部は
弾性体11と密着する。
照明器具5は、下方に開口した証明カバー16内に設けら
れ、この証明カバー16は天井板1の開口部2を覆ってそ
の裏面に固定されている。
れ、この証明カバー16は天井板1の開口部2を覆ってそ
の裏面に固定されている。
第3図は、透光板4の取り外し動作を示しており、矢印
イのように透光板4中央を上方向に押し上げると、透光
板4の長辺方向が上方にたわむと共に、矢印ロのように
永久磁石6の内側に磁性体7が移動可能な空間が形成さ
れているので、最終的に磁性体7が永久磁石6から離脱
する。このように透光板4および開口部2の短辺がわに
のみ永久磁石6および磁性体7を設ければ、永久磁石6
に対して磁性体7を吸引方向に対して直角な方向に移動
させて取り外すことができ、したがって磁性体7を上方
に引き離すのに較べて取り外しが容易となる。なお、透
光板4は開口部2から挿入して取り付ける。
イのように透光板4中央を上方向に押し上げると、透光
板4の長辺方向が上方にたわむと共に、矢印ロのように
永久磁石6の内側に磁性体7が移動可能な空間が形成さ
れているので、最終的に磁性体7が永久磁石6から離脱
する。このように透光板4および開口部2の短辺がわに
のみ永久磁石6および磁性体7を設ければ、永久磁石6
に対して磁性体7を吸引方向に対して直角な方向に移動
させて取り外すことができ、したがって磁性体7を上方
に引き離すのに較べて取り外しが容易となる。なお、透
光板4は開口部2から挿入して取り付ける。
第4図は、額縁3の載置面のうち内周側に、永久磁石6
と隣接して弾性体13を取着した実施例を示している。弾
性体13は額縁3の短辺がわの全長にわたって取り付けら
れており、スポンジ等で形成されている。同図(a)は
透光板4の取り付け前、同図(b)は透光板4の取り付
け後の状態を示しており、弾性体13と透光板4は密着す
る。
と隣接して弾性体13を取着した実施例を示している。弾
性体13は額縁3の短辺がわの全長にわたって取り付けら
れており、スポンジ等で形成されている。同図(a)は
透光板4の取り付け前、同図(b)は透光板4の取り付
け後の状態を示しており、弾性体13と透光板4は密着す
る。
第5図は、弾性体13を額縁3の外周側に配設した実施例
を示している。
を示している。
第6図ないし第9図は、永久磁石6をゴム磁石で形成し
た実施例を示しており、永久磁石6は両面粘着テープ等
で額縁3に貼着されている。
た実施例を示しており、永久磁石6は両面粘着テープ等
で額縁3に貼着されている。
第6図は、突起14を有する磁性体7を透光板4に取り付
けた実施例を示しており、突起14は永久磁石6に陥没し
た状態で吸着し、これにより永久磁石6と磁性体7とが
一層確実に密着できるようになる。
けた実施例を示しており、突起14は永久磁石6に陥没し
た状態で吸着し、これにより永久磁石6と磁性体7とが
一層確実に密着できるようになる。
第7図は、スポンジ等の弾性体15を介して永久磁石6
を、額縁3に取着した実施例を示している。
を、額縁3に取着した実施例を示している。
第8図は、弾性体13を額縁3の内周側に配設した実施例
を示している。
を示している。
なお、以上の実施例において、永久磁石6を透光板4
に、磁性体7を額縁3にそれぞれ取着しても良いのは勿
論のことである。第9図は、その実施例を示す。
に、磁性体7を額縁3にそれぞれ取着しても良いのは勿
論のことである。第9図は、その実施例を示す。
また、この考案の作用効果を奏するものであれば、以上
の実施例に限定されない。
の実施例に限定されない。
この考案の天井板の構造によれば、永久磁石および磁性
体のうち、いずれか一方の部材を額縁の載置面の短辺側
の対向位置に設け、この対向位置に対応する透光板の周
縁の短辺側の対向位置に他方の部材を設け、一方の部材
の内側に他方の部材が移動可能な空間が形成されたの
で、前記開口部を塞ぐ透光板の周縁を前記額縁に載置す
れば、永久磁石と磁性体とが吸着し、透光板を浮かそう
とする力に抵抗でき、その結果透光板の落下を防ぐこと
ができる。
体のうち、いずれか一方の部材を額縁の載置面の短辺側
の対向位置に設け、この対向位置に対応する透光板の周
縁の短辺側の対向位置に他方の部材を設け、一方の部材
の内側に他方の部材が移動可能な空間が形成されたの
で、前記開口部を塞ぐ透光板の周縁を前記額縁に載置す
れば、永久磁石と磁性体とが吸着し、透光板を浮かそう
とする力に抵抗でき、その結果透光板の落下を防ぐこと
ができる。
しかも、永久磁石と磁性体を設けるだけで、良いので、
構造も簡単でコストが安くなるという効果を奏する。ま
た、透光板の中央を上方向に押し上げると、透光板の長
辺方向が上方にたわむ。これに伴い、額縁の載置面の短
辺側の対向位置に設けた永久磁石および磁性体のうちの
一方の部材の上を、透光板の周縁の短辺側の対向位置に
設けた他方の部材が内側に移動し、この部分に形成され
た空間に移動することにより、他方の部材が一方の部材
から離脱する。このように、永久磁石および磁性体が横
方向すなわち吸引方向に対して直角な方向に移動するこ
とにより透光板を取り外すことができ、上方に引き離す
のに比較して取り外しが容易となり、照明器具の点検や
交換等が容易に行える。
構造も簡単でコストが安くなるという効果を奏する。ま
た、透光板の中央を上方向に押し上げると、透光板の長
辺方向が上方にたわむ。これに伴い、額縁の載置面の短
辺側の対向位置に設けた永久磁石および磁性体のうちの
一方の部材の上を、透光板の周縁の短辺側の対向位置に
設けた他方の部材が内側に移動し、この部分に形成され
た空間に移動することにより、他方の部材が一方の部材
から離脱する。このように、永久磁石および磁性体が横
方向すなわち吸引方向に対して直角な方向に移動するこ
とにより透光板を取り外すことができ、上方に引き離す
のに比較して取り外しが容易となり、照明器具の点検や
交換等が容易に行える。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は部分断面図、第3図は透光板の取り外し動作を示す断
面図、第4図(a)(b)、第5図、第6図、第7図、
第8図および第9図はこの考案の他の実施例の部分断面
図である。 1…天井板、2…開口部、3…額縁、4…透光板、5…
照明器具、6…永久磁石、7…磁性体
は部分断面図、第3図は透光板の取り外し動作を示す断
面図、第4図(a)(b)、第5図、第6図、第7図、
第8図および第9図はこの考案の他の実施例の部分断面
図である。 1…天井板、2…開口部、3…額縁、4…透光板、5…
照明器具、6…永久磁石、7…磁性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7521−2E E04B 5/52 J
Claims (1)
- 【請求項1】長方形の開口部の周縁に額縁を取り付け、
前記開口部を塞ぐ透光板の周縁を前記額縁に載置し、前
記開口部の上方に照明器具を配設した天井板の構造にお
いて、永久磁石および磁性体のうち、いずれか一方の部
材を前記額縁の載置面の短辺側の対向位置に設け、この
対向位置に対応する前記透光板の周縁の短辺側の対向位
置に他方の部材を設け、前記一方の部材の内側に前記他
方の部材が移動可能な空間が形成されたことを特徴とす
る天井板の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988112401U JPH0722417Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 天井板の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988112401U JPH0722417Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 天井板の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234619U JPH0234619U (ja) | 1990-03-06 |
JPH0722417Y2 true JPH0722417Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31351304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988112401U Expired - Lifetime JPH0722417Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 天井板の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722417Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101643151B1 (ko) * | 2015-03-04 | 2016-07-27 | 박주영 | 자력부착형 마감판재 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6709583B2 (ja) * | 2014-05-02 | 2020-06-17 | 野原産業株式会社 | 面材及びシステム天井 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP1988112401U patent/JPH0722417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101643151B1 (ko) * | 2015-03-04 | 2016-07-27 | 박주영 | 자력부착형 마감판재 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0234619U (ja) | 1990-03-06 |
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