JPH07223385A - 熱転写記録装置のインクシート - Google Patents

熱転写記録装置のインクシート

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Publication number
JPH07223385A
JPH07223385A JP6329369A JP32936994A JPH07223385A JP H07223385 A JPH07223385 A JP H07223385A JP 6329369 A JP6329369 A JP 6329369A JP 32936994 A JP32936994 A JP 32936994A JP H07223385 A JPH07223385 A JP H07223385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink sheet
thermal transfer
character
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP6329369A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Watanabe
哲夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH07223385A publication Critical patent/JPH07223385A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の熱転写記録装置によって、昇華性イン
クによる高階調な画像転写と溶融性インクによる鮮明な
文字・線画転写とを混在してプリントできるようにす
る。 【構成】 インクシート10に、高階調な画像形成に用
いる昇華性インクによる色面11と、鮮明な文字や線画
形成に用いる溶融性インクによる色面12とを区画形成
する。そして、プリント内容に応じ、画像記録を行うと
きは、昇華性インクによる色面11を用い、文字や線画
記録を行うときは、溶融性インクによる色面12を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクシ−トのイン
クをサ−マルヘッドによって熱転写して用紙に記録を行
う、プリンタ・コピー・ファクシミリなどの熱転写記録
装置に適用し得る。詳しくは、そのような熱転写記録装
置において、用紙に重ね合わせて用いるインクシートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写プリンタは、昇華性インク
シ−トを用いる昇華転写プリンタと溶融性インクシ−ト
を用いる溶融転写プリンタとが別々に存在し、これらを
用途に応じて使い分けていた。すなわち、前者はアナロ
グ的な連続階調表現が可能で、たとえば銀塩写真に近い
表現が可能であるが、後者は付く付かないの二値的な使
い方がなされ、キャラクタや線画を鮮明に転写すること
はできるが、高階調ということでは、前者に数段劣るた
め、高階調画像を要する場合は前者、鮮明な文字や線画
を要する場合は後者をそれぞれ使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、1台の記録
装置で、昇華性インクによる高階調な画像転写と溶融性
インクによる鮮明な文字・線画転写とを混在してプリン
トすることは困難であった。従来のものの中には、高密
ドットをマトリックス状に配置し、溶融転写で階調を高
くすることも行われているが、この場合には、サ−マル
ヘッド自体がコスト高になるばかりでなくマトリックス
回路の付加等で電気的にも複雑化するなどの不利があっ
た。
【0004】そこで、この発明の目的は、1台の記録装
置によって、昇華性インクによる高階調な画像転写と溶
融性インクによる鮮明な文字・線画転写とを混在してプ
リントできるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明による熱転写記録装置のインクシートは、
高階調な画像形成に用いる昇華性インクによる色面と鮮
明な文字や線画形成に用いる溶融性インクによる色面と
を区画形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】そして、プリント内容に応じ、画像記録を行う
ときは、昇華性インクによる色面を用い、文字や線画記
録を行うときは、溶融性インクによる色面を用いる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
詳述する。図1には、この発明の一実施例であるインク
シ−トを示す。このインクシ−ト10は、モノクロ階調
画像と線および文字の転写ができるように、黒色の昇華
性インク面11と同色の溶融性インク面12とが交互に
形成され、その各色面11・12には色判別マ−ク13
bと、昇華性インクであるか溶融性インクであるかをた
とえば長短によって判別するインク判別マ−ク141
142とが施されている。
【0008】図2には、この発明の他の実施例であるイ
ンクシ−トを示す。このインクシ−ト15は、カラ−階
調画像と線および文字の転写ができるように、イエロ
−、マゼンタ、シアンの3色の昇華性インク面11y・
11m・11cと黒色の溶融性インク面12とが順次形
成され、その各色面11y・11m・11cおよび12
には4色の色をマ−クの個数で判別する色判別マ−ク1
3y・13m・13c・13bと、昇華性インクである
か溶華性インクであるかをたとえば長短によって判別す
るインク判別マ−ク141・142とが施されている。
【0009】溶融性インクと昇華性インクでは熱特性が
異なるため、図3に示すサ−マルヘッド16の通電時間
を図4に示すように異ならせる必要がある。たとえば、
溶融性インクの場合は5ms、昇華性インクの場合は5〜
20msの可変域というように差を設ける。また、用紙1
7の改行時間も、図5に示すように相違させる必要があ
る。
【0010】図3において、インクシ−ト10または1
5の色判別マ−ク13y・13m・13c・13bとイ
ンク判別マ−ク141・142とはそれぞれセンサ18・
19によって検知される。画像入力の場合には、色変換
部20によってイエロ−、マゼンタ、シアンの3色に分
離されてメモリ−21に記憶され、文字または線入力の
場合はそのままメモリ−21に記憶される。
【0011】メモリ−21に記憶された画像デ−タは、
画像デ−タ読出部22によって読み出され、階調変換部
23を介して熱変換部24に入力され、文字・線デ−タ
の場合は、文字・線デ−タ読出部25によって読み出さ
れてそのまま熱変換部24に入力される。用紙17を送
るラインフィ−ド機構26は、画像デ−タと文字・線デ
−タとで図5に示すように異なる制御を受ける。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1台の記録装置でしかも同じインクシ−トによっ
て、昇華性インクによる高階調な画像転写と溶融性イン
クによる鮮明な文字・線画転写とを混在してプリントで
きるため経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるインクシ−トの説明
図である。
【図2】他の実施例であるインクシートの説明図であ
る。
【図3】この発明によるインクシートを用いる熱転写記
録装置における制御回路のブロック図である。
【図4】溶融性インクと昇華性インクの熱特性を示す線
グラフである。
【図5】文字・線画出力時と画像出力時のサ−マルヘッ
ドの通電時間および用紙の改行時間の関係を示すタイミ
ングチャ−トである。
【符号の説明】 10………インクシ−ト 11・11y・11m・11c………昇華性インク面 12………溶融性インク面 13y・13m・13c・13b………色判別マ−ク 141・142………インク判別マ−ク 15………インクシ−ト 16………サ−マルヘッド 17………用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 31/00 C B41M 5/38 9121−2H B41M 5/26 101 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高階調な画像形成に用いる昇華性インク
    による色面と鮮明な文字や線画形成に用いる溶融性イン
    クによる色面とを区画形成したことを特徴とする、熱転
    写記録装置のインクシート。
JP6329369A 1994-12-02 1994-12-02 熱転写記録装置のインクシート Pending JPH07223385A (ja)

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JP6329369A JPH07223385A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 熱転写記録装置のインクシート

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JP6329369A JPH07223385A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 熱転写記録装置のインクシート

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JP61021750A Division JPH0767830B2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03 熱転写記録装置

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JPH07223385A true JPH07223385A (ja) 1995-08-22

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ID=18220688

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