JPH0722335B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0722335B2
JPH0722335B2 JP61027980A JP2798086A JPH0722335B2 JP H0722335 B2 JPH0722335 B2 JP H0722335B2 JP 61027980 A JP61027980 A JP 61027980A JP 2798086 A JP2798086 A JP 2798086A JP H0722335 B2 JPH0722335 B2 JP H0722335B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多値画像情報を入力して2値画像情報を出力す
る画像形成装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、中間調のある画像を2値化する方法として、
例えばデイザ法、濃度パターン法がよく知られている。
かかる方法では中間調画像は高画質に再生できるが、文
字・線画に対しては、例えば切れ切れになるなどして画
質が劣化するという欠点があつた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述従来例に鑑みてなされたもので、いかなる
種類の画像に対しても高画質な画像を再現できる画像形
成装置を提供することを目的とする。
[問題を解決するための手段] この問題を解決する一手段として、例えば第1図及び第
2図に示す実施例の画像形成装置は、エツジ検出手段の
像域判定回路13と、アナログ画像信号に変換する手段の
D/A変換器21と、パターン信号発生手段の三角波発生器2
3,24及びセレクタ25と、変換手段のコンパレータ22と、
像形成手段の像形成部19とを備える。
[作用] かかる第1図の構成において、像域判定回路13でエツジ
部が検出されると判定信号18がオンになる。この判定信
号18により三角波27,28のいずれかがセレクタ25により
選択されてコンパレータ22に入力される。コンパレータ
22ではアナログ画像信号29と比較され、パルス幅変調さ
れた2値信号26が出力される。
いま三角波27が1画素周期、三角波28が3画素周期とす
ると、判定信号18がオンになると三角波27が、オフにな
ると三角波28がセレクタ25により選択される。これによ
りエツジ部の保存性の良い画像が再生できる。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
[画像形成装置のブロツク図(第1図)] 第1図は本発明の一実施例の画像形成装置のブロツク図
である。
原稿はCCD等を含む原稿読取部10で濃度信号として読取
られる。読取られた濃度信号は、A/D変換器11で8ビツ
トのデジタル信号に変換される。これは256階調の階調
データに相当している。12はシエーデイング補正回路
で、8ビツトのデジタル信号を入力し、光学的なシエー
デイング補正や原稿読取部10の受光素子の画素間バラツ
キの補正を行なう。
シエーデイング補正された画像信号17は像域判定回路13
に入力され、画像のエツジ部かどうかが判定される。像
域判定回路13は、m×nの大きさをもつ画素ブロツク内
における画素データの標準偏差を求め、この偏差値がし
きい値14より大きい時はエツジ部、小さい時は非エツジ
部と判定し、この結果を判定信号18のオン、オフにより
変調回路16に知らせる。15は画像信号17と、判定信号18
とのタイミングを合わせるための遅延回路である。16は
画像信号17を変調して2値化する変調回路、19は変調回
路16よりの変調信号に対応してレーザビームを駆動して
像形成を行なう像形成部である。
[変調回路の説明(第2図)] 第2図は変調回路の一例を示す図である。
遅延回路15よりの8ビツトのデジタル信号はROM20によ
り階調補正をされる。これは原稿読取部10よりの入力信
号に対し、実際にプリントされる時の濃度階調が直線に
近くなるように、画像データを補正することを目的とし
た補正である。
ROM20の出力である8ビツトのデータは、D/A変換器21に
よりアナログ信号29に変換されて、高速コンパレータ22
の一方の入力端子に入力される。
23と24はそれぞれ画素クロツクの1画素周期、3画素周
期の三角波を発生する三角波発生器である。各三角波発
生器の出力は、判定信号18に基づいてセレクタ25よつて
選択され、高速コンパレータ22のもう一方の入力端子に
入力される。コンパレータ22ではアナログ画像信号29と
三角波との比較を行なつて、2値信号を出力する。この
2値信号26は像形成部19のレーザドライバに入力され、
半導体レーザのオン/オフを制御する。
[タイミング説明(第2図、第3図)] 第3図は画素クロツク、三角波及び2値信号等のタイミ
ングの一例を示すタイミングチヤートである。
三角波27は1画素周期の三角波、三角波28は3画素周期
の三角波を示している。アナログ画素信号29をこれら三
角波27,28でそれぞれパルス幅変調された2値信号26の
波形が示されており、これらが半導体レーザに供給さ
れ、レーザーのON/OFF信号に用いられる。この半導体レ
ーザのON/OFFにより像形成部19で、電子写真的に画像が
形成されることになる。三角波27と28による2値信号
は、プリント時に本来等しい濃度になるはずだが、半導
体レーザ及び電子写真の特性により、異なつた特性とな
る。
即ち、三角波27により出力した画像は、解像度は優れて
いるが階調性は良くないという特性がある。一方、三角
波28により出力した画像は解像度は劣つているが、階調
性は良いという特性がある。そこで画像のエツジ部では
三角波27と、非エツジ部では三角波28を用いることによ
り、解像度と階調性の良い画像が得られることになる。
アナログ画像信号29−1はエツジ部30をもつ画像信号を
示し、これが三角波28によつてパルス幅変調された時の
2値信号26を示しているが、図から明らかなようにエツ
ジ部30の保存性は良くない。
一方、画像のエツジ部30を像域判定回路13で検出して判
定信号18を出力し、これにより三角波をエツジ部30で三
角波27に、非エツジ部では三角波28のように切り換える
ことにより、第3図の最下段に示したようなエツジ保存
性のよいパルス幅変調信号が得られることになる。
なお判定信号18は、三角波の切り換えタイミングを合わ
せるため、本実施例の場合3画素の整数倍の周期でエツ
ジ、非エツジを切り換える必要がある。
[像域判定回路の説明(第4図)(第5図)] 第4図は像域判定回路のブロツク図である。
40はセレクタで1ラインごとに切り換えられ、6個のラ
インバツフア42〜47のうちの一つを選択して画像信号17
を記録する。こうして、6つのラインバツフア全てにデ
ータが書き込まれると、次のラインは第1のラインバツ
フア42に書き込まれる、ということを繰り返すようなセ
レクタの制御が行われる。
セレクタ48は6つのラインバツフアのうち3ライン組
(例えばラインバツフア42〜44)を選択し、次のタイミ
ングで残りの3ライン組(例えばラインバツフア45〜4
7)を選択するように動作する。このようにして演算器4
9には隣接する3ラインの画像データが供給されること
になる。演算器48では、3×3ブロツクごとの標準偏差
が演算される。この結果はセレクタ50を通してラインメ
モリ51,52に入力される。このラインメモリ51,52は読み
出し専用、書き込み専用を切り換える(ラインインター
リーブを行なう)ため、2ライン分持つている。この切
り換えはセレクタ50とセレクタ53を交互に切り換えるこ
とにより実現できる。この切り換えは3ライン毎に行な
われ、3ライン毎の演算値がメモリ51,52内に記録され
ることになる。
第5図は演算器49で求められ、メモリ51、52やセレクタ
53を通つて出力される標準偏差値54が、比較器55でしき
い値14と比較され、三角波の切り換え用の判定信号18と
して出力される状態を示す図である。この判定信号18は
遅延回路15よりの画像データに同期して変調回路16に入
力される。
[演算器の説明(第6図)] 第6図は標準偏差を求める演算器49のブロツク図であ
る。
標準偏差σは定義式より ここでXi:画像データ、:平均値、N:サンプル数であ
る。
第l行、第(l+1)行、第(l+2行)の3ライン分
の画像データは第6図に示すように並列に入力される。
2乗回路60及び積算回路61で3ラインの3画素毎にΣxi
2の値が演算され、加算器64で3×3ブロツク内のΣxi2
の値が演算され、加算器65でブロツク内のΣxi2の値が
算出される。この値は2乗及び−1/N倍回路62を通り、
次に加算器66でΣxi2の値から減算される。この結果を1
/N倍及び平方根回路63を通すことにより、目的の標準偏
差が演算されることになる。ここで2乗回路60、2乗及
び1/N倍回路62と1/N倍及び平方根回路はROMを用いるこ
とにより簡単に実現できる。
また積算回路61,67は3画素の積算を終了するごとにク
リアされる。
[像形成部の説明(第7図)] 第7図は本実施例の像形成部の概略図である。
レーザドライバ回路70には、パルス幅変調された2値信
号16が変調回路16より入力され、半導体レーザ71がこの
信号に基づいて駆動される。この半導体レーザ71の出射
光ビームはコリメータレンズ72によりコリメートされ、
回転多面鏡73により光偏光を受けfθレンズ74により感
光ドラム75を走査する。このビーム走査に際して、光ビ
ームの1ライン走査の先端をミラー76により反射させデ
イテクタ(検出器)77に光を導く。このデイタクタ77か
らの検出信号は走査方向H(水平方向)の同期信号とし
て用いられる。感光ドラム上に作られた光の像は静電潜
像を形成し、通常の複写機のプロセスで画像出力を行な
う。
なお本実施例では像域判定を行うのにm×nの画素ブロ
ツク内での標準偏差を求めるようにしたが、この他にも
例えば以下に述べる方法で像域判定を行なつても良い。
(1)m×nの画素ブロツク内の最大濃度と最小濃度の
差をとり、この値としきい値を比較し、エツジ部と非エ
ツジ部を識別する方法。
(2)第8図(a)〜(c)に示したラプラシアンフイ
ルタの演算値をとり、この値としきい値を比較し、エツ
ジ部と非エツジ部を識別する方法。
(3)注目画素と周辺数画素の平均値との差をとり、こ
の値としきい値を比較しエツジ部と非エツジ部を識別す
る方法などが考えられ、いずれの方法でも同等の効果が
得られる。
以上説明したように本実施例によれば、画像信号の所定
ブロツク内の像域判定を行ない、この判定結果によりパ
ターン信号(三角波)を適宜切り換えることにより、文
字などのエツジ部が十分保存され、かつ中間調部の階調
性の再現が良い高画質の再生画像が得られるようになつ
た。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、いかなる種類の画像に
対しても高画質に簡素化した回路で画像を再現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の画像形成装置のブロツク図、 第2図はパルス幅変調回路のブロツク図、 第3図はパルス幅変調のタイミング及びエツジ部での三
角波切換えによる効果を説明したタイミングチヤート、 第4図は像域判定回路のブロツク図、 第5図は像域判定回路の出力を説明するための図、 第6図は演算器のブロツク図、 第7図は像形成部の概略図、 第8図(a)〜(c)は各ラプラシアンフイルタの一例
を示す図である。 図中、10……原稿読取部、11……A/D変換器、12……シ
エーデイング補正回路、13……像域判定回路、14……し
きい値、15……遅延回路、16……変調回路、16……判定
信号、19……像形成部、20……ROM、21……D/A変換器、
22……コンパレータ、25,40,48,50,53……セレクタ、26
……2値信号、27,28三角波、29……アナログ画像信
号、42〜47……ラインバツフア、49……演算器、51,52
……メモリである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル多値画像データを2値画像データ
    に変換して像形成を行う画像形成装置であつて、前記デ
    ジタル多値画像データの所定ブロツク単位で各画像デー
    タの標準偏差値を算出し、該偏差値に基いて前記デジタ
    ル多値画像データのエツジ部を検出するエツジ検出手段
    と、前記デジタル多値画像データをアナログ画像信号に
    変換する手段と、前記エツジ検出手段に対応して周波数
    の異なる所定のパターン信号を出力するパターン信号発
    生手段と、前記パターン信号と前記アナログ信号とを比
    較して2値画像データに変換する変換手段と、前記2値
    画像データに基づき像形成を行なう像形成手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】パターン信号発生手段はエツジ部では周波
    数の高いパターン信号を出力するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
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