JPH0722310U - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0722310U JPH0722310U JP4967593U JP4967593U JPH0722310U JP H0722310 U JPH0722310 U JP H0722310U JP 4967593 U JP4967593 U JP 4967593U JP 4967593 U JP4967593 U JP 4967593U JP H0722310 U JPH0722310 U JP H0722310U
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- JP
- Japan
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- heated
- heating
- detecting
- round plate
- light detection
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加熱物の種類を判別したり被加熱物の大き
さを検知すると共に被加熱物の載置状態を検知できる加
熱調理器を安価に提供することである。 【構成】加熱室1と、被加熱物を加熱する加熱手段3、
4と、被加熱物を載置する丸皿5と、丸皿5を回転駆動
するモータ6と、丸皿5の上方位置において丸皿5の直
径を通る光を検知する主光検知センサー9および丸皿5
の上方位置において直径を外れた部位を通る光を検知す
る副光検知センサー10とからなり丸皿5への被加熱物
の載置状態を検出する載置状態検出手段9、10と、そ
して載置状態検出手段が出力する光検知信号に基づいて
加熱手段を制御する制御器13とで加熱調理器を構成し
たので、光検知センサーの光信号を検知して被加熱物の
載置状態を確認し、異常があった時には、加熱エネルギ
ーの発生を中断、もしくは、停止することができる。
さを検知すると共に被加熱物の載置状態を検知できる加
熱調理器を安価に提供することである。 【構成】加熱室1と、被加熱物を加熱する加熱手段3、
4と、被加熱物を載置する丸皿5と、丸皿5を回転駆動
するモータ6と、丸皿5の上方位置において丸皿5の直
径を通る光を検知する主光検知センサー9および丸皿5
の上方位置において直径を外れた部位を通る光を検知す
る副光検知センサー10とからなり丸皿5への被加熱物
の載置状態を検出する載置状態検出手段9、10と、そ
して載置状態検出手段が出力する光検知信号に基づいて
加熱手段を制御する制御器13とで加熱調理器を構成し
たので、光検知センサーの光信号を検知して被加熱物の
載置状態を確認し、異常があった時には、加熱エネルギ
ーの発生を中断、もしくは、停止することができる。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は半導体発光素子と半導体受光素子による被加熱物の載置状態情報を利
用して被加熱物の種類を判別しその被加熱物にあった加熱制御をする機能や、被
加熱物を正しく載置させ特にケーキ料理を行う際、焼きムラなく上手に調理でき
る機能を備えた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動調理型オーブンレンジは、種々のセンサーを駆使し様々なメニュー
を調理可能とするために多くの専用操作ボタンや種々のセンサーが用意されてい
る。それらには、それぞれに異なる加熱パターンがマイクロコンピュータのメモ
リー内に記憶され被加熱物に適した火加減で調理を行う。また更に最適なコント
ロールを行うために重量センサーも同時に使用することで加熱時間や火加減など
微妙に調整することができる。
【0003】
例えば被加熱物の種類や被加熱物を載置する丸皿の中央部に被加熱物が正しく
載置されているか等を判別し、それに適した加熱手段を選別して加熱を開始した
り加熱直前に載置状態の異常を報知する機能等を備えた加熱調理器の需要が出て
きた。このため被加熱物をカメラ等で映像的に認識するものや、複数のセンサー
、例えば湿度センサー、温度センサー、ガスセンサー、重量センサー、赤外線セ
ンサー等を使って被加熱物の温度、その被加熱物から出てくるガスの種類、加熱
室の温度などを総合的に情報としてマイクロコンピュータが取り入れどんな種類
の被加熱物か判別する機能を備えた加熱調理器の例がある。
【0004】
しかし、上記の加熱調理器は自動調理のためのセンサーが多く必要となり構造
が複雑化するため非常にコスト高になってしまい普及型の安価な加熱調理器に搭
載するには困難なのが現状であった。このため光検知センサーにより被加熱物の
種類を判別したり被加熱物の大きさを検知して、その被加熱物にあった加熱制御
をする機能を備えた光検知センサーを用いて構造を簡素化し安価な加熱調理器を
構成している例がある(特公平4−38116号公報参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし特公平4−38116号公報の加熱調理器においても光検知センサーの
検知信号に基づいて被加熱物の種類を判別したり被加熱物の大きさを検知できる
が、被加熱物が丸皿の直径部に正しく載置されているかまたは丸皿の端側に偏っ
て載置されているか等のいわゆる被加熱物の載置状態を検知できない不具合があ
った。
【0006】
本考案は被加熱物の種類を判別したり被加熱物の大きさを検知すると共に被加
熱物の載置状態を検知できる加熱調理器を安価に提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述した課題を解決するために、被加熱物を収容する加熱室と、加熱
室内の上部及び底面に配設され被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱室の下部に
回動自在に配設され被加熱物を載置する丸皿と、丸皿を回転駆動するモータと、
この丸皿の上方位置において丸皿の直径を通る光を検知する主光検知センサーお
よび丸皿の上方位置において直径を外れた部位を通る光を検知する副光検知セン
サーとからなり丸皿への被加熱物の載置状態を検出する載置状態検出手段と、そ
して載置状態検出手段が出力する光検知信号に基づいて加熱手段を制御する制御
器とで加熱調理器を構成したものである。
【0008】
【作用】
本考案加熱調理器は上述のように構成されているので、丸皿に載置された調理
容器の種類により主光検知センサーが出力する光検知信号が異なるのを利用して
被加熱物の種類を判別できる。また丸皿上に被加熱物が正常に載置された時には
、被加熱物の大小により載置状態検出手段が出力する光検知信号が異なるのを利
用して被加熱物の大小を判別できる。次に被加熱物が丸皿上に偏心して載置され
た時には、丸皿の上方の位置において直径を通る光を光検知する主光検知センサ
ーの光信号は遮断され、さらに丸皿の上方の位置において直径を外れた部位を通
る光を光検知する副光検知センサーの光信号は被加熱物が偏心しているために光
信号が断続的に遮断されてしまうので、載置状態検出手段の光検知センサーのこ
のような光検知信号に基づいて制御器は加熱手段を制御したり、または異常とし
てとらえ使用者に報知することができる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の加熱調理器の一実施例を図1〜図3により説明する。
【0010】
図において、1は被加熱物を収容する加熱室、2はドアでこの加熱室1前面に
開閉可能に設けられている。3は被加熱物を加熱するための加熱手段で、電気ヒ
ータからなり加熱室1内の上部に配設されている。4は被加熱物を加熱するため
の加熱手段で、電気ヒータからなり加熱室1内の底面に配設されている。5は被
加熱物を載置する丸皿で加熱室1の下部に回動自在に配設されている。6はモー
タで丸皿5を回転駆動させるものであり、加熱室1の外側に装着されている。7
は本考案の加熱調理器の本体で加熱室1を内設してある。8は被加熱物である。
【0011】
被加熱物8の載置状態を検出する載置状態検出手段は、丸皿5の上方位置にお
いて丸皿の直径を通る光を光検知する主光検知センサー9および丸皿5の上方位
置において直径を外れた端の部位を通る光を検知する副光検知センサー10から
なる二対の光検知センサー9、10からなり、主光検知センサー9は加熱室1側
面下部の前側に設けられた小孔11に配設された半導体発光素子9aと、この半
導体発光素子9aと丸皿5の直径を介して対向する加熱室1他側面下部に設けら
れた小孔11に配設された半導体受光素子9bとからなり、副光検知センサー1
0は同様に加熱室1側面下部の後側に設けられた小孔12に配設された半導体発
光素子10aと、加熱室1側面と直交しかつ丸皿5の端側を介して半導体発光素
子10aと対向する加熱室1他側面下部に設けられた小孔12に配設された半導
体受光素子10bとからなり、それぞれ小孔11、12は丸皿5より上方の加熱
室1の側面にそれぞれ同じ高さのに配設されている。13は制御器で載置状態検
出手段9、10が出力する光検知信号(被加熱物8の載置状態情報)に基づいて
加熱手段3、4を制御するマイクロコンピュータである。
【0012】
次に上記構成からなる加熱調理器の作用を説明する。
【0013】
先ず、加熱開始時、加熱室1内の丸皿5に載置された調理容器の種類(グラタ
ン皿、焼網)により主光検知センサー9が出力する光検知信号が異なるのを利用
してマイクロコンピュータ13は被加熱物の種類(グラタン、焼魚)を判別し、
そして加熱手段3、4の加熱時間を制御する。
【0014】
次に、加熱室1内の丸皿5に被加熱物8を入れ、例えばお菓子調理であるケー
キを加熱調理する場合を考える。
【0015】
まず図2において、18cmのケーキ8を料理をするため28cmの丸皿にケ
ーキ型に入れたケーキの原料を丸皿5中央に載置する。加熱エネルギーが加わる
までの数秒の間にマイクロコンピュータ13が加熱室1内の側面2カ所に設置さ
れた半導体発光素子9a、10aから伝達された光信号を半導体受光素子9b、
10bにて光信号の情報を読み込む。そのとき加熱室1側面に対し直交する位置
に設置された半導体発光素子10aの光は丸皿5上の一部を通るがケーキ8の容
器に当たらず半導体受光素子側10bに信号が伝達される。もう一方の半導体発
光素子9aの光は丸皿の直径方向を斜めに通るように設置されているため丸皿5
中央に載置された被加熱物8に光信号が遮断されてしまいもう一方の半導体受光
素子9bに光は届かない。このためマイクロコンピュータ13は、二対の光検知
センサー9、10が出力する光検知信号(被加熱物8の載置状態情報)に基づい
て18cmのケーキであると判断しそれに見合った加熱時間と温度で加熱手段3
、4を制御する。
【0016】
次に24cmのケーキ8を料理する場合を説明する。
【0017】
24cmのケーキ8は28cmの丸皿5に対してほぼ9割を占めるため、上述
した光検知センサー9、10からの両方の光信号を遮断してしまう。この場合は
、マイクロコンピュータ13は被加熱物8が形状の大きなものと判断し24cm
に適した加熱時間と温度で加熱手段3、4を制御する。24cmのケーキ8の時
には丸皿5上に偏心して載置しても28cmの丸皿5から比較すれば、外観上は
大きくずれることがなく、焼き色のムラもめだたないのでそのまま加熱が開始さ
れても別段異常はおこらない。つまり光検知センサー9、10からの両方の光信
号が両方遮断されているときには加熱室内には24cmのケーキが載置されてい
ると判断しそれに相当する加熱時間と温度を設定し加熱エネルギーが加えられる
。
【0018】
もし図3に示すように、18cmのケーキ8が丸皿5上に偏心して載置された
時には、丸皿5の直径を通る光を光検知する主光検知センサー9の光信号は遮断
され、さらに丸皿5の端側を通る光を光検知する副光検知センサー10光信号も
被加熱物8が偏心しているために光信号が断続的に遮断されてしまうので、それ
を異常としてとらえ報知器(図示せず)等により使用者に報知するようにすれば
、調理を失敗することがなくなる。
【0019】
【考案の効果】
本考案の加熱調理器は上述のように構成されているので、加熱室内の丸皿に被
加熱物を載置し、加熱開始用のスタートボタンを押すと加熱エネルギーが発生す
るまでの数秒間で被加熱物の種類を判別できる他、加熱室側面に配設された載置
状態検出手段により丸皿に載置された被加熱物の載置状態を検知することができ
るため、操作ミスや間違い、被加熱物の焼き加減のムラなどをなくし安全かつ簡
単に調理を行うことができる。
【0020】
従って、従来頻繁に使用していた自動調理には必要不可欠な重量センサーを省
くことができるためコスト面でも非常に安価に加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す加熱調理器の正面断面
図である。 【図2】本考案の一実施例を示す加熱調理器の上面断面
図(被加熱物正常載置)である。 【図3】本考案の一実施例を示す加熱調理器の上面断面
図(被加熱物偏心載置)である。 【符号の説明】 1 加熱室 3、4 加熱手段 5 丸皿 6 モータ 9 主光検知センサー 10 副光検知センサー
図である。 【図2】本考案の一実施例を示す加熱調理器の上面断面
図(被加熱物正常載置)である。 【図3】本考案の一実施例を示す加熱調理器の上面断面
図(被加熱物偏心載置)である。 【符号の説明】 1 加熱室 3、4 加熱手段 5 丸皿 6 モータ 9 主光検知センサー 10 副光検知センサー
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1.被加熱物を収容する加熱室(1)と、前記加熱室
(1)内の上部及び底面に配設され被加熱物を加熱する
加熱手段(3、4)と、前記加熱室(1)の下部に回動
自在に配設され被加熱物を載置する丸皿(5)と、この
丸皿(5)を回転駆動するモータ(6)と、この丸皿
(5)の上方位置において丸皿(5)の直径を通る光を
検知する主光検知センサー(9)および前記丸皿(5)
の上方位置において直径を外れた部位を通る光を検知す
る副光検知センサー(10)とからなり前記丸皿(5)
への被加熱物の載置状態を検出する載置状態検出手段
(9、10)と、そしてこの載置状態検出手段(9、1
0)が出力する光検知信号に基づいて前記加熱手段
(3、4)を制御する制御器(13)とで構成したこと
を特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4967593U JPH0722310U (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4967593U JPH0722310U (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722310U true JPH0722310U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=12837756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4967593U Pending JPH0722310U (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722310U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3483507A4 (en) * | 2016-07-11 | 2020-04-01 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | HEATING COOKER |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP4967593U patent/JPH0722310U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3483507A4 (en) * | 2016-07-11 | 2020-04-01 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | HEATING COOKER |
US10986703B2 (en) | 2016-07-11 | 2021-04-20 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Heating cooker |
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