JPH07222269A - 通報装置 - Google Patents

通報装置

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JPH07222269A
JPH07222269A JP6009632A JP963294A JPH07222269A JP H07222269 A JPH07222269 A JP H07222269A JP 6009632 A JP6009632 A JP 6009632A JP 963294 A JP963294 A JP 963294A JP H07222269 A JPH07222269 A JP H07222269A
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JP6009632A
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Yasuichi Takada
恭一地 高田
Kazuo Takeshima
和男 武島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/346,283 priority patent/US5666294A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えばコンピュータにて制御され
るシステム等の保守,維持管理のために用いて好適な、
通報装置に関し、システムに関する通報を行なう場合
に、直ちに無駄のない通報を行なうことを目的とする。 【構成】 システム2の状態を監視するシステム状態監
視手段3と、システム状態監視手段3による監視情報に
基づいて、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検
出手段4と、通報事象検出手段4からの検出情報に基づ
いて、所定の通報先への通報を行なう通報手段5と、前
記所定の通報先を、時刻に応じて選択し通報手段5に設
定する通報先設定手段6とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図5) 作用(図1〜図5) 実施例 ・第1実施例の説明(図6〜図11) ・第2実施例の説明(図6,図12〜図15) ・第3実施例の説明(図6,図16〜図23) ・第4実施例の説明(図6,図24) ・第5実施例の説明(図6,図25〜図37) ・第6実施例の説明(図6,図38〜図45) ・第7実施例の説明(図46,図47) ・第8実施例の説明(図48,図49) ・その他 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータに
て制御されるシステム等の保守,維持管理のために用い
て好適な、通報装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般的に、例えばコンピュータシステム
や工場施設のシステムの状態に関する情報は、必要に応
じて管理者や保守要員に通報されるようになっている。
管理者や保守要員は、通常詰所に駐在しており、従っ
て、勤務時間中はこの詰所に通報すればよい。
【0004】しかしながら、深夜・休日や出勤前・退勤
後の時間には常に詰所に駐在しているとは限らず、例え
ばシステムの異常等のように迅速に通報を行ないたい場
合に、詰所に通報しても管理者や保守要員に伝達できな
い場合がある。また、特定の管理者や保守要員にしか修
復できないような、システムの異常に関する通報等のよ
うに、特定の管理者や保守要員に通報しないと無意味な
通報内容もある。このため、システムに異常が発生した
ときに状況に応じて、通報先を詰所以外に変更する必要
がある。
【0005】上記の場合においては、予め管理者や保守
要員の電話番号を登録し、システムに異常が発生したと
き、登録された通報先全てに電話通報するか、連絡先と
連絡が取れない場合にのみ次の通報先に通報していた。
また、管理者や保守要員の安眠を確保するために時刻に
よって通報を抑止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、例えばシステ
ムの異常に関する通報を行なっても、その通報内容に対
して対処できない人に通報したり、通報先の障害や不在
の場合は通報が抑止されるので通報が遅れ、システムの
修復が遅れるという課題がある。本発明はこのような課
題に鑑み創案されたもので、システムに関する通報を行
なう場合に、直ちに無駄のない通報を行なう通報装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
ブロック図であり、この図1において、1は通報装置で
あり、この通報装置1は、システム状態監視手段3と通
報事象検出手段4と通報手段と通報先設定手段6とをそ
なえている。ここで、システム状態監視手段3は、シス
テム2の状態を監視するものであり、通報事象検出手段
4は、システム状態監視手段3による監視情報に基づい
て通報すべき事象の発生を検出するものであり、通報手
段5は、通報事象検出手段4からの検出情報に基づいて
所定の通報先への通報を行なうものであり、通報先設定
手段6は、前記所定の通報先を時刻に応じて選択し通報
手段5に設定するものである(請求項1)。
【0008】上記の通報先設定手段6にて設定される通
報先は、通報装置1に、時刻情報に対応する通報先情報
を予め設定・登録される時刻対応通報先テーブルと現在
時刻を検出する時計とをそなえることにより、通報先設
定手段6が、時計により検出された現在時刻に対応する
通報先情報を、時刻対応通報先テーブルから選択し、所
定の通報先として通報手段に予め設定しておく(請求項
2)か、又は、通報装置1に、時刻対応通報先テーブル
と、通報事象検出手段4により通報すべき事象がシステ
ムに生じたことを検出した場合に通報すべき事象が生じ
た発生時刻を検出する時計とをそなえることにより、通
報先設定手段6が、通報すべき事象が生じた時点で、時
計により検出された発生時刻に対応する通報先情報を、
時刻対応通報先テーブルから選択し、所定の通報先とし
て通報手段5に設定するようになっている(請求項
3)。
【0009】また、図2は第2の発明の原理ブロック図
であり、この図2において、7は通報装置であり、この
通報装置7は、前述の図1におけるものと同様のシステ
ム状態監視手段3と通報事象検出手段4と通報手段5と
をそなえている。ここで、通報先設定手段8は、通報手
段5にて通報すべき所定の通報先を、通報事象検出手段
4により検出された通報すべき事象に応じて選択し通報
手段5に設定するものであり(請求項4)、この通報先
設定手段8にて設定される通報先は、通報装置7に、通
報すべき事象に対応する通報先情報を予め設定・登録さ
れる事象対応通報先テーブルをそなえることにより、通
報先設定手段8が、通報事象検出手段4により検出され
た通報すべき事象に対応する通報先情報を、事象対応通
報先テーブルから選択し、所定の通報先として通報手段
5に設定するようになっている(請求項5)。
【0010】また、図3は第3の発明の原理ブロック図
であり、この図3において、9は通報装置であり、この
通報装置9についても、前述の図1におけるものと同様
のシステム状態監視手段3と通報事象検出手段4と通報
手段5とをそなえている。ここで、通報先設定手段10
は、通報手段5にて通報すべき所定の通報先を、時刻と
通報事象検出手段4により検出された通報すべき事象と
に応じて選択し通報手段5に設定するものであり(請求
項6)、この通報先設定手段10にて設定される通報先
は、通報装置9に、時刻情報と通報すべき事象とに対応
する通報先情報を予め設定・登録される時刻/事象対応
通報先テーブルと、通報事象検出手段により通報すべき
事象がシステムに生じたことを検出した場合に通報すべ
き事象が生じた発生時刻を検出する時計とをそなえるこ
とにより、通報先設定手段10が、通報すべき事象が生
じた時点で、時計により検出された発生時刻と通報事象
検出手段により検出された通報すべき事象とに対応する
通報先情報を、時刻/事象対応通報先テーブルから選択
し、所定の通報先として通報手段5に設定するようにな
っている。
【0011】また、図4は第4の発明の原理ブロック図
であり、この図4において、11は通報装置であり、こ
の通報装置11についても、前述の図1におけるものと
同様のシステム状態監視手段3と通報事象検出手段4と
通報手段5とをそなえている。ここで、12は通報先設
定手段であり、この通報先設定手段12は、通報手段5
にて通報すべき所定の通報先を、通報すべき人員の居所
に応じて選択し通報手段に設定するものである(請求項
8)。
【0012】なお、上述の図1〜図4に示す通報装置
1,7,9,11に、通報すべき人員の居所に対応する
通報先情報を予め設定・登録される居所対応通報先テー
ブルと、通報すべき人員の居所を検出して通報先設定手
段6,8,10,12に通知する人員検出手段とをそな
えることにより、通報先設定手段6,8,10,12
が、人員検出手段による検出情報に対応する通報先情報
を、居所対応通報先テーブルから選択し、所定の通報先
として通報手段5に設定することもできる(請求項
9)。
【0013】また、上記の人員検出手段は、通報すべき
人員の出勤/退勤情報を検出しうる出勤/退勤検出手段
である(請求項10)か、通報すべき人員が使用する各
種装置の使用状態を検出しうる装置状態検出手段である
(請求項11)か、通報すべき人員の詰所における有人
/無人状態を検出しうる有人/無人検出手段である(請
求項12)か、通報すべき人員の位置を検出する位置検
出器と位置検出器による検出結果を発信する発信機とか
らなり、通報すべき人員が所持する位置発信装置と、位
置発信装置から発信される位置検出器による検出結果を
受信して通報すべき人員の位置を検出する受信機とから
構成される(請求項13)か、又は、通報すべき人員が
所持し、所定信号を発信する発信機と、発信機から発信
される所定信号を受信する受信機と、受信機により受信
された所定信号に基づいて、通報すべき人員の位置を検
出する位置検出器とから構成されている(請求項1
4)。
【0014】また、図5は第5の発明の原理ブロック図
であり、この図5において、13は通報装置であり、こ
の通報装置13についても、前述の図1におけるものと
同様のシステム状態監視手段3と通報事象検出手段4と
通報手段5とをそなえている。ここで、14は通報先テ
ーブルであり、この通報先テーブル14は、所定の通報
先に関する複数の通報先情報を予め設定・登録されるも
のである。
【0015】また、15は通報先外部設定手段であり、
この通報先外部設定手段15は、外部からの遠隔操作に
応じて、所定の通報先を通報先テーブル14から選択し
て通報手段5に設定しうるものである(請求項15)。
なお、上記の図1〜図4に示す通報装置1,7,9,1
1に、所定の通報先に関する複数の通報先情報を予め設
定・登録される通報先テーブルと、外部からの遠隔操作
に応じて、前記所定の通報先を通報先テーブルから選択
して通報手段5に設定しうる通報先外部設定手段とをそ
なえてもよい(請求項16)。
【0016】また、上記の通報先外部設定手段による外
部からの遠隔操作に応じて、通報先テーブルに新たな通
報先情報を設定・登録しうる通報先外部登録手段をそな
えてもよく(請求項17)、この外部からの遠隔操作
が、電話回線を介して外部電話機から行なわれるように
構成してもよい(請求項18)。さらに、上記の図1〜
図5に示す通報装置において、通報手段5による所定通
報先への通報が、電話回線を介して行なわれるように構
成してもよく(請求項19)、また、通報事象検出手段
4により検出される通報すべき事象が、システムの異常
に関する事象であってもよい(請求項20)。
【0017】
【作用】上述の第1の発明の発明の通報装置では、シス
テム状態監視手段3において、システム2の状態を監視
し、この監視情報に基づいて、通報事象検出手段4にお
いて、通報すべき事象の発生を検出する。そして、通報
手段5では、通報事象検出手段4からの検出情報に基づ
いて、所定の通報先への通報を行なうが、前記所定の通
報先は、時刻に応じて選択し通報手段5に設定される。
【0018】また、上述の第2の発明の発明の通報装置
では、システム状態監視手段3において、システム2の
状態を監視し、この監視情報に基づいて、通報事象検出
手段4において、通報すべき事象の発生を検出する。そ
して、通報手段5では、通報事象検出手段4からの検出
情報に基づいて、所定の通報先への通報を行なうが、前
記所定の通報先は、通報事象検出手段4により検出され
た通報すべき事象に応じて選択し通報手段5に設定され
る。
【0019】さらに、上述の第3の発明の発明の通報装
置では、システム状態監視手段3において、システム2
の状態を監視し、この監視情報に基づいて、通報事象検
出手段4において、通報すべき事象の発生を検出する。
そして、通報手段5では、通報事象検出手段4からの検
出情報に基づいて、所定の通報先への通報を行なうが、
前記所定の通報先は、時刻と通報事象検出手段4により
検出された通報すべき事象とに応じて選択し通報手段5
に設定される。
【0020】また、上述の第4の発明の発明の通報装置
では、システム状態監視手段3において、システム2の
状態を監視し、この監視情報に基づいて、通報事象検出
手段4において、通報すべき事象の発生を検出する。そ
して、通報手段5では、通報事象検出手段4からの検出
情報に基づいて、所定の通報先への通報を行なうが、前
記所定の通報先は、通報すべき人員の居所に応じて選択
し通報手段5に設定される。
【0021】上述の第5の発明の発明の通報装置では、
システム状態監視手段3において、システム2の状態を
監視し、この監視情報に基づいて、通報事象検出手段4
において、通報すべき事象の発生を検出する。そして、
通報手段5では、通報事象検出手段4からの検出情報に
基づいて、所定の通報先への通報を行なうが、前記所定
の通報先は、外部からの遠隔操作に応じて選択し通報手
段5に設定される。
【0022】
【実施例】
(a)第1実施例の説明 図6は本発明の第1〜第6実施例が適用されるシステム
の構成を示すブロック図であり、この図6において、2
1は監視対象としてのコンピュータシステムである。
【0023】また、22はコンピュータシステム21を
監視し異常を検出してこれを通報する通報装置であり、
本実施例における通報装置22は、コンピュータシステ
ム21の異常を検出する異常検出機構25と、自動発信
機能により、所定の電話番号へ通報する通報機構26A
をそなえている。なお、23は電話回線であり、24は
例えばコンピュータシステム21の管理者や保守要員の
詰所,自宅,ポケットベル等の通報先である。
【0024】これにより、異常検出機構25がコンピュ
ータシステム21の異常を検出すると、通報機構26A
において、電話回線23を介して通報先24に通報され
るようになっている。また、図7は本発明の第1実施例
にかかる通報装置を示す図であって、上述した通報装置
22の詳細を示すものである。即ち、この図7におい
て、異常検出機構25はシステム状態監視部27と異常
事象検出部28とをそなえるとともに、通報機構26A
は、通報先情報格納部31,時刻情報格納部32,時計
33,時刻検出器34,通報先選択器35及び通報部3
6をそなえている。
【0025】ここで、システム状態監視部27はコンピ
ュータシステム21の状態を監視するものであり、異常
事象検出部28はシステム状態監視部27からの監視情
報から、コンピュータシステム21の異常を検出した場
合は、これを通報すべき事象として検出するものであ
る。通報先情報格納部(時刻対応通報先テーブル)31
は、設定,登録された通報先の電話番号等の通報先情報
が格納されているものであり、例えば図8に示すよう
に、通報する時の時刻により通報先が設定され、各通報
先にはインデックス番号(「♯1」〜「♯6」)が付与
されている。
【0026】また、時刻情報格納部32は、例えば図8
に示すように、通報先情報格納部31に格納された通報
先の電話番号に通報することができる曜日及び時間帯を
設定するものであり、各時間帯には前述の通報先情報格
納部31に格納された通報先情報に付与されたインデッ
クス番号が付与されている。これにより、月曜日〜金曜
日の8:40〜17:30の間は、保守要員詰所に人が
いるのでこの詰所に通報し、月曜日〜金曜日の17:3
0〜18:30の間は、保守要員が移動中のため保守要
員の所持するポケットベル等のページャ端末(無線呼出
端末)に通報し、月曜日〜金曜日の18:30〜24:
00の間は、管理者の自宅に通報し、月曜日〜金曜日の
00:00〜7:30の間は、管理者の自宅に通報し、
月曜日〜金曜日の7:30〜8:40の間は、保守要員
の所持するページャ端末に通報し、土曜日,日曜日の0
0:00〜24:00の間は休日用通報先に通報するよ
うに電話番号が設定されるようになっているのである。
【0027】なお、時計33は現在の時刻を出力すると
ともに、カレンダー機能を有しているものである。ま
た、時刻検出器34は、時刻情報格納部32にて格納さ
れる曜日及び時間帯と時計33からの現在時刻とを比較
するものであり、現在の曜日及び時刻が時刻情報格納部
32にて格納される曜日及び時間帯に含まれている場合
は、その旨の情報(本実施例では、曜日及び時刻に対応
するインデックス番号)を出力するようになっている。
【0028】さらに、通報先選択器(通報先設定手段)
35は、時刻検出器34からの曜日及び時刻に関する情
報(インデックス番号)に対応する電話番号を通報先情
報格納部31から選択し、通報部36に設定するもので
ある。また、36は通報部(通報手段)であり、この通
報部36は、異常事象検出部28からの異常内容に対応
するメッセージを、通報先選択器35にて選択された通
報先に、電話回線23を介して通報するものである。
【0029】上述の構成により、本発明の第1実施例に
かかる通報装置の動作を、図9〜図11のフローチャー
トを用いることにより、以下に説明する。即ち、図9の
フローチャートにおけるステップA1において、初期設
定として、例えば図8に示したように、通報先の電話番
号に通報することができる曜日及び開始/終了時刻をイ
ンデックス番号を付与して時刻情報格納部32に設定し
ておくとともに、インデックス番号の付与された曜日及
び時刻に対応して通報先の電話番号を通報先情報格納部
31に設定しておく。なお、上記の時刻情報格納部32
にて設定した時間に通報しないようにする場合は、通報
先無効コードを通報先情報格納部31に設定しておく。
さらに、通報先選択器35にて選択されている現通報先
テーブル番号(インデックス番号)をリセットする(ス
テップA1)。
【0030】次に、時計33から時刻検出器34に対し
て現在時刻が通知されるか、又は異常事象検出部28か
ら通報部36に対して異常が発生した旨が通知されるま
で待機する(ステップA2)が、時計33による現在時
刻の通知,異常事象検出部28による異常発生の通知
は、それぞれ、図10,図11のフローチャートに示す
ような割り込み処理(ルーチンR1,ルーチンR2)に
より行なわれている。
【0031】即ち、時計33による現在時刻の通知は、
現在時刻の初期設定を行なった(図10におけるステッ
プB1)状態で、1秒間隔のタイマーのタイマー割り込
みが発生するまで待機し(同ステップB2)、割り込み
が発生すると、現在時刻をカウントアップし(同ステッ
プB3)、カウントアップされた時刻データを、現在時
刻として時刻検出器34に通知する(同ステップB4)
ことにより行なわれる。
【0032】また、異常事象検出部28による異常発生
の通知は、システム状態監視部27からのシステム状態
の監視情報に基づいて、異常事象検出部28がシステム
の異常の発生を検出するまで待機し(図11におけるス
テップC1)、異常が発生した場合は、これを検出して
通報部36に割り込み通知する(同ステップC2)こと
により行なわれる。
【0033】ところで、図9におけるステップA3にお
いて、現在時刻と異常事象のうちで、現在時刻の通知の
割り込み処理が発生している場合は、時刻検出器34に
おける時刻情報インデックスカウンタ(図示せず)に時
刻情報テーブルの先頭番号「♯1」を設定する(ステッ
プA4)。そして、時刻検出器34では、時刻情報格納
部32からのインデックス番号が「♯1」に対応する時
刻情報を入力され、時計33からの現在時刻が通報開始
/終了時刻の期間に含まれているか否かを判断する(ス
テップA5)。
【0034】ステップA5において、時計33からの現
在時刻が、インデックス番号(この場合においては「♯
1」)に対応する通報開始/終了時刻の期間に含まれて
いない場合は、時刻検出器34における時刻情報インデ
ックスカウンタを更新(1加算)することにより「♯
2」とする(ステップA6)。上記のステップA5,A
6の処理を、インデックス番号が「♯1」〜「♯6」に
対応する時刻情報について、時計33からの現在時刻が
通報開始/終了時刻の期間に含まれているものを検索す
るまで行なう(ステップA7)。
【0035】そして、いずれのインデックス番号「♯
1」〜「♯6」に対応する時刻情報についても、現在時
刻に含まれるものがなかった場合は、通報先無効コード
が通報部36に設定され(ステップA8)、再びステッ
プA2において、時刻情報か又は異常発生の通知を受け
るまで待機する。また、ステップA5において、時計3
3からの現在時刻が、インデックス番号に対応する通報
開始/終了時刻の期間に含まれているものが検索された
場合は、その時の時刻情報インデックスカウンタの値
と、現通報先テーブル番号(通報先選択器35にて現在
選択されているインデックス番号)とを比較する(ステ
ップA9)。
【0036】このインデックスカウンタの値と現通報先
テーブル番号とが等しい場合は、既に通報部36には時
刻情報に応じた通報先(電話番号)が設定されているの
で、再びステップA2において、時刻情報か又は異常発
生の通知を受けるまで待機する。また、これらが異なる
場合は、通報先情報テーブル(通報先情報格納部31)
中の、上記時刻情報インデックスカウンタの値で指示さ
れる通報先(電話番号)を、通報部36に設定し(ステ
ップA10)、現通報先インデックス(現通報先テーブ
ル番号)に、上記時刻情報インデックスカウンタの値を
セーブし(ステップA11)、再びステップA2におい
て、時刻情報か又は異常発生の通知を受けるまで待機す
る。
【0037】これにより、通報部36には時刻情報に応
じた通報先(電話番号)が設定される。そして、ステッ
プA3において、現在時刻と異常事象の発生のうちで、
異常発生の通知の割り込み処理が発生していると判定さ
れた場合は、通報部36に設定されている、通報先を指
示する時刻情報インデックスカウンタの値が、通報先無
効コードか否かを判定する(ステップA12)。
【0038】ここで、時刻情報インデックスカウンタの
値が通報先無効コードである場合は、ステップA2にお
いて、時刻情報か又は異常発生の通知の受けるまで待機
状態となるが、通報先無効コードでない場合は、その時
刻情報インデックスカウンタの値で指示される通報先
に、電話回線23を介して通報する(ステップA1
3)。
【0039】例えば、現在時刻が、月曜の08:40に
なったとすると、通報先選択器35は通報先情報格納部
31から詰所の電話番号(3−4373)(インデック
ス番号は「♯1」)を選択し、通報部36に設定する。
以後、17:30までこの状態が維持される。この間
に、コンピュータシステム21に異常が発生したことが
異常事象検出部28にて検出されると、通報機構26A
における通報部36に入力される。
【0040】通報部36では、異常事象検出部28から
の信号を解析することにより、異常内容に対応した異常
メッセージを電話回線23を介して通報先24である詰
所に通報する。この通報により管理者・保守要員は異常
監視対象の所に出向き異常に対処することにより操業を
再開させることができる。
【0041】次に、17:30になると、通報部36に
はページャ端末の電話番号(インデックス番号は「♯
2」)が設定される。以後、同様に時刻情報格納部32
に格納されている時刻情報と時計33からの現在時刻と
に応じて、通報部36には通報先24の電話番号が設定
される。この間、コンピュータシステム21に異常が発
生すると先程と同様にその時点で通報部36に設定され
ている通報先の電話番号に異常メッセージが通報され
る。
【0042】このように、本発明の第1実施例としての
通報装置によれば、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、その異常が発生した時刻に応じて、その異
常に対して最も効果的に対処できる人員の所在を検出し
て確実に通報できるので、異常に対して対処不能な人へ
の通報や、通報先の障害や不在による通報の遅れを無く
すことができ、通報性能を大きく向上させることができ
る利点がある。
【0043】(b)第2実施例の説明 また、図12は本発明の第2実施例にかかる通報装置を
示す図であって、この図12に示す通報装置について
も、前述の図6における通報装置22に適用されるもの
であるが、前述の第1実施例にかかる通報装置に比し
て、現在時刻を出力する時計33をそなえておらず、そ
の代わりに異常検出時計43をそなえている点が異な
る。
【0044】即ち、この図12において、異常検出機構
25は前述の第1実施例におけるものと同様の機能を有
するシステム状態監視部(システム状態監視手段)27
と異常事象検出部(通報事象検出手段)28とをそなえ
るとともに、通報機構26Bについても、前述の第1実
施例におけるものと同様の機能を有する通報先情報格納
部41,時刻情報格納部42,通報先選択器45及び通
報部46をそなえているとともに、異常検出時計43及
び時刻検出器44をそなえている。
【0045】従って、通報先情報格納部41,時刻情報
格納部42においても、例えば図8に示すようなインデ
ックス番号の付された,通報先情報,時刻情報が格納さ
れている。さらに、異常検出時計43は、カレンダ機能
を有し、異常事象検出部28からの異常発生検出情報を
入力され、その時の時刻及び曜日を出力するものであ
る。
【0046】また、時刻検出器44は、時刻情報格納部
42にて格納される曜日及び時間帯と異常検出時計43
から出力される異常発生時刻とを比較するものであり、
異常発生時刻の曜日及び時刻が時刻情報格納部42にて
格納される曜日及び時間帯に含まれている場合は、その
旨の情報を出力するようになっている。さらに、通報先
選択器(通報先設定手段)45は、時刻検出器44から
の曜日及び時刻に関する情報に対応する電話番号を通報
先情報格納部41から選択し、通報部46に設定するも
のである。
【0047】また、46は通報部(通報手段)であり、
この通報部46は、異常事象検出部28からの異常内容
に対応するメッセージを、通報先選択器45にて選択さ
れた通報先に、電話回線23を介して通報するものであ
る。上述の構成により、本発明の第2実施例にかかる通
報装置の動作を、図13〜図15のフローチャートを用
いて、以下に説明する。
【0048】即ち、図13のフローチャートにおけるス
テップD1において、初期設定として、例えば図8に示
したように、通報先の電話番号に通報することができる
曜日及び開始/終了時刻をインデックス番号を付与して
時刻情報格納部42に設定しておくとともに、インデッ
クス番号の付与された曜日及び時刻に対応して通報先の
電話番号を通報先情報格納部41に設定しておく。な
お、上記の時刻情報格納部42にて設定した時間に通報
しないようにする場合は、通報先無効コードを通報先情
報格納部41に設定しておく。さらに、通報先選択器4
5にて選択されている現通報先テーブル番号(インデッ
クス番号)をリセットする(ステップD1)。
【0049】次に、異常検出時計43から時刻検出器4
4に対して異常が発生した時刻が通知されるまで待機す
る(ステップD2)が、異常検出時計43による異常発
生時刻の通知は、図15のフローチャートに示すような
割り込み処理(ルーチンR4)により行なわれている。
即ち、異常検出時計43による異常発生時刻の通知は、
システム状態監視部27からのシステム状態の監視情報
に基づいて、異常事象検出部28がシステムの異常の発
生を検出するまで待機し(ステップF1)、異常が発生
した場合は、割り込み処理により予め設定されている現
在時刻を出力する時計から、その時の時刻を読み出し
(ステップF2)、読み出した時刻を時刻検出器44に
出力する(ステップF3)ことにより行なわれる。
【0050】なお、ステップF2において読み出す現在
時刻は、図14のフローチャートに示す割り込み処理
(ルーチンR3)によって得られる。即ち、現在時刻の
初期設定を行なった(図14におけるステップE1)状
態で、1秒間隔のタイマーのタイマー割り込みが発生す
るまで待機し(同ステップE2)、割り込みが発生する
と、現在時刻をカウントアップする(同ステップE3)
ことにより得られるのである。
【0051】ところで、図13におけるステップD2に
おいて、異常発生時刻を通知された場合は、時刻検出器
44における時刻情報インデックスカウンタに時刻情報
テーブルの先頭番号「♯1」を設定する(ステップD
3)。そして、時刻検出器44では、時刻情報格納部4
2からのインデックス番号が「♯1」に対応する時刻情
報を入力され、異常検出時計43からの現在時刻が通報
開始/終了時刻の期間に含まれているか否かを判断する
(ステップD4)。
【0052】ステップD4において、異常検出時計43
からの現在時刻が、インデックス番号(この場合におい
ては「♯1」)に対応する通報開始/終了時刻の期間に
含まれていない場合は、時刻検出器44における時刻情
報インデックスカウンタを更新(1加算)することによ
り「♯2」とする(ステップD5)。上記のステップD
4,D5の処理を、インデックス番号が「♯1」〜「♯
6」に対応する時刻情報について、異常検出時計43か
らの現在時刻が通報開始/終了時刻の期間に含まれてい
るものを検索するまで行なう(ステップD6)。
【0053】そして、いずれのインデックス番号「♯
1」〜「♯6」に対応する時刻情報についても、現在時
刻に含まれるものがなかった場合は、通報先無効コード
が通報部46に設定され(ステップD7)、ステップD
8にて通報先無効コードであると判定されるので、処理
はステップD2に移行し、再び異常検出時計43から時
刻検出器44に対して異常が発生した時刻が通知される
まで待機する。
【0054】また、ステップD4において、異常検出時
計43からの異常検出時刻が、インデックス番号に対応
する通報開始/終了時刻の期間に含まれているものが検
索された場合は、その時の時刻情報インデックスカウン
タの値と、現通報先テーブル番号(通報先選択器45に
て現在選択されているインデックス番号)とを比較する
(ステップD10)。
【0055】このインデックスカウンタの値と現通報先
テーブル番号とが等しい場合は、通報先選択器45で選
択されているインデックス番号を受けて、通報部46で
設定されている通報先(電話番号)が、異常検出時刻に
応じた通報先(電話番号)であるため、当該インデック
スカウンタの値が通報先無効コードでない場合は(ステ
ップD8)、その通報先に対し、電話回線23を用いる
ことにより通報を行なう(ステップD9)。
【0056】また、これらが異なる場合は、通報先情報
テーブル中(通報先情報格納部41)の、上記時刻情報
インデックスカウンタの値で指示される通報先(電話番
号)を、通報部46に設定し(ステップD11)、現通
報先インデックス(現通報先テーブル番号)に、上記時
刻情報インデックスカウンタの値をセーブし(ステップ
D12)、当該インデックスカウンタの値が通報先無効
コードでない場合は(ステップD8)、その通報先に対
し、電話回線23を用いることにより通報を行なう(ス
テップD9)。
【0057】これにより、通報部46には時刻情報に応
じた通報先(電話番号)が設定される。例えば、月曜の
09:40にコンピュータシステム21に異常が発生し
たとすると、異常検出機構25から信号が通報機構26
Bに入力される。この通報機構26Bでは、信号の入力
された時刻に該当する通報先の電話番号(詰所・3−4
373)を選択すると共に、信号を解析して異常内容に
対応した異常メッセージを選択して電話回線及び交換機
23を介して通報先24である詰所に通報する。この通
報により管理者・保守要員は異常監視対象の所に出向き
異常に対処することにより操業を再開させることができ
る。
【0058】以後、コンピュータシステム21に異常が
発生する度に通報部46は異常発生時刻に対応する通報
先の電話番号を選択して異常メッセージを通報する。こ
のように、本発明の第2実施例にかかる通報装置によれ
ば、コンピュータシステム21に異常が発生した時、そ
の異常が発生した時刻に応じて、その異常に対して最も
効果的に対処できる人員の所在を検出して通報できるの
で、第1実施例と同様の利点が得られる。
【0059】(c)第3実施例の説明 また、図16は本発明の第3実施例にかかる通報装置を
示す図であって、この図16に示す通報装置について
も、前述の図6における通報装置22に適用されるもの
であるが、前述の第1,第2実施例にかかる通報装置に
比して、通報先を時刻に対応して選択するのでなく、異
常事象(内容)に対応して選択するようになっている点
が異なる。
【0060】即ち、この図16に示す通報装置について
も、コンピュータシステム21の異常を検出する異常検
出機構25と、検出された異常内容に対応した異常メッ
セージにより、通報先に通報を行なう通報機構26Cと
をそなえている。また、異常検出機構25はシステム状
態監視部(システム状態監視手段)27と異常事象検出
部(通報事象検出手段)28とをそなえるとともに、通
報機構26Cは通報先情報格納部51,異常内容情報格
納部52,異常内容出力器54,通報先選択器55及び
通報部56をそなえている。
【0061】ここで、異常検出機構25は、前述の第
1,第2実施例におけるものと同様の機能を有するもの
であり、従って、システム状態監視部27,異常事象検
出部28についても、前述の第1,第2実施例における
ものと同様の機能を有している。また、通報先情報格納
部(事象対応通報先テーブル)51は、設定,登録され
た通報先の電話番号等の通報先情報が格納されているも
のであり、例えば図17に示すように、検出された異常
事象により通報先が設定され、各通報先にはインデック
ス番号(「♯1」,「♯2」)が付与されている。ま
た、異常内容情報格納部52は、例えば図17に示すよ
うに、通報先情報格納部51に格納された通報先の電話
番号に通報することができる異常の内容を設定しておく
ものであり、各通報内容には、前述の通報先情報格納部
31に格納された通報先情報に付与されたインデックス
番号が付与されている。
【0062】これにより、異常事象が「システムダウ
ン」の場合(インデックス番号「♯1」)は管理者の詰
所に通報する一方、「部品交換」の場合(インデックス
番号「♯2」)は、保守要員の詰所に通報されるように
なっている。従って、この場合においては、異常事象が
「システムダウン」,「部品交換」以外の場合は、通報
が行なわれないようになっている。
【0063】異常内容出力器54は、異常内容情報格納
52に格納される異常内容情報と異常事象検出部28に
て検出された異常事象とを比較し、同一の異常事象があ
る場合は、その旨の情報を出力するものである。通報先
選択器(通報先設定手段)55は、異常内容出力器54
からの異常内容情報を入力され、その異常内容に対応し
た通報先を、通報先情報格納部51に格納されている通
報先情報から選択して、通報部56に設定するものであ
る。
【0064】通報部56は、通報先選択器55にて設定
された通報先に対して、その異常内容に対応するメッセ
ージを通報するものである。上述の構成により、本発明
の第3実施例にかかる通報装置の動作を、図18,図1
9のフローチャートを用いて以下に説明する。即ち、図
18のフローチャートにおけるステップG1において、
初期設定として、例えば図17に示したように、通報先
の電話番号に通報することができる異常内容をインデッ
クス番号を付与して異常内容情報格納部52に設定して
おくとともに、インデックス番号の付与された異常内容
に対応して通報先の電話番号を通報先情報格納部51に
設定しておく。なお、上記の異常内容情報格納部52に
て設定した内容について通報しないようにする場合は、
通報先無効コードを通報先情報格納部51に設定してお
く。さらに、通報先選択器55にて選択されている現通
報先テーブル番号(インデックス番号)をリセットする
(ステップG1)。
【0065】次に、異常事象検出部28から異常内容出
力器54に対して異常内容が通知されるまで待機する
(ステップG2)が、この異常事象検出部28からの異
常内容の通知は、図19のフローチャートに示すような
割り込み処理(ルーチンR5)により行なわれている。
即ち、異常事象検出部28では、システム状態監視部2
7からのシステム状態の監視情報を入力され、異常事象
検出部28がシステムの異常の発生を検出するまで待機
し(ステップH1)、異常が発生した場合は、割り込み
処理によりその内容を出力することにより、異常内容出
力器54に通知されている(ステップH2)。
【0066】ところで、図18におけるステップG2に
おいて、異常内容が通知されると、異常内容出力器54
における異常内容インデックスカウンタに異常内容情報
テーブル(異常内容情報格納部52)の先頭番号「♯
1」を設定する(ステップG3)。そして、異常内容出
力器54では、異常内容情報格納部52からインデック
ス番号が「♯1」に対応する異常内容を入力され、異常
事象検出部28にて通知された異常事象がインデックス
番号「♯1」に対応する異常事象であるか否かを判断す
る(ステップG4)。
【0067】ステップG4において、異常事象検出部2
8にて通知された異常事象がインデックス番号「♯1」
に対応する異常事象でない場合は、異常内容出力器54
における異常内容情報インデックスカウンタを更新(1
加算)することにより「♯2」とし、異常事象検出部2
8にて通知された異常事象がインデックス番号「♯2」
に対応する事象であるか否かを判断する(ステップG
5,G6)。
【0068】そして、異常事象検出部28にて通知され
た異常事象が、インデックス番号「♯2」に対応する事
象でもない場合は、通報先無効コードが通報部56に設
定され(ステップG7):ステップG8にて通報先無効
コードであると判定されるので、処理はステップG2に
移行し、再び異常事象検出部28から異常内容出力器5
4に対して異常事象が通知されるまで待機する。
【0069】また、ステップG4において、異常事象検
出部28からの異常事象が、インデックス番号「♯1」
又は「♯2」に対応するものである場合は、その時の異
常内容情報インデックスカウンタの値と、現通報先テー
ブル番号(通報先選択器55にて現在選択されているイ
ンデックス番号)とを比較する(ステップG10)。こ
のインデックスカウンタの値と現通報先テーブル番号と
が等しい場合は、現通報先テーブル番号の通報先(電話
番号)が、ステップG2において通知された異常事象に
応じた通報先(電話番号)であるため、当該インデック
スカウンタの値が通報先無効コードでない場合は(ステ
ップG8)、その通報先に対し、電話回線23を用いる
ことにより異常内容に応じたメッセージを含む通報を行
なう(ステップG9)。
【0070】また、インデックスカウンタの値と現通報
先テーブル番号とが異なる場合は、通報先情報テーブル
(通報先情報格納部51)中の、上記異常内容情報イン
デックスカウンタの値で指示される通報先(電話番号)
を、通報部56に設定し(ステップG11)、現通報先
インデックス(現通報先テーブル番号)に、上記異常内
容情報インデックスカウンタの値をセーブし(ステップ
G12)、当該インデックスカウンタの値が通報先無効
コードでない場合は(ステップG8)、その通報先に対
し、電話回線23を用いることにより異常内容に応じた
メッセージを含む通報を行なう(ステップG9)。
【0071】これにより、通報部56には異常内容情報
に応じた通報先(電話番号)が設定される。例えば、コ
ンピュータシステム21に部品の破損による異常が発生
した旨の通知が異常事象検出部28から異常内容出力器
54に対して行なわれた場合は、通報先選択器55は部
品交換に対応した通報先の電話番号(保守要員詰所・2
−4373,インデックス番号「♯2」)を選択すると
共に、信号を解析して異常内容に対応した異常メッセー
ジを電話回線23を介して通報先24に通報する。この
通報により保守要員は異常監視対象の所に出向き異常に
対処することにより操業を再開させることができる。
【0072】このように、本発明の第3実施例にかかる
通報装置によれば、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、その異常の内容に応じて、最も効果的に対
処できる人員の所在を検出して確実に通報できるので、
異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障害や
不在による通報の遅れを無くすことができ、通報性能を
大きく向上させることができる利点がある。
【0073】(c1)第3実施例の変形例の説明 図20は本発明の第3実施例の変形例を示すブロック図
であるが、この図20に示す通報装置は、第3実施例に
おけるものに比して、異常内容情報格納部52と異常内
容出力器54とが、通報機構26Dに設けられておら
ず、異常検出機構25に設けられている点が異なり、そ
の他の構成は、同一の符号で示すものについては、ほぼ
同様の機能を有している。
【0074】上述の構成により、本発明の第3実施例の
第1の変形例の動作を、図21〜図23に示すフローチ
ャートを用いて以下に説明する。即ち、図21のフロー
チャートにおけるステップI1において、初期設定とし
て、例えば図17に示したように、通報先の電話番号に
通報することができる異常内容をインデックス番号を付
与して異常内容情報格納部52に設定しておくととも
に、インデックス番号の付与された異常内容に対応して
通報先の電話番号を通報先情報格納部51に設定してお
く。なお、上記の異常内容情報格納部52にて設定した
内容について通報しないようにする場合は、通報先無効
コードを通報先情報格納部51に設定しておく。さら
に、通報先選択器55にて選択されている現通報先テー
ブル番号(インデックス番号)をリセットする(ステッ
プI1)。
【0075】次に、異常内容出力器54が通報先選択器
55に対して異常事象を示すインデックスカウンタの値
を出力することによる異常内容情報インデックス通知が
行なわれるまで待機する(ステップI2)が、この異常
内容出力器54からの異常内容の通知は、後述の図23
のフローチャートに示すような割り込み処理(ルーチン
R7)により行なわれている。
【0076】そして、ステップI3において、異常内容
出力器54からのインデックスカウンタの値について、
通報無効コードであることが通報先情報格納部51に登
録されている場合は、再び異常内容情報インデックス通
知の待機状態となる(ステップI2)が、これが通報無
効コードでない場合は、その異常内容情報インデックス
(インデックスカウンタの値)が、通報部56において
既に設定されている通報先のものであるかどうかを判断
する。
【0077】そして、これが通報部56において既に設
定されている通報先のものである場合は、その通報先に
対して、電話回線23を用いることにより異常内容に応
じたメッセージを含む通報を行なう(ステップI6)
が、通報部56において既に設定されている通報先のも
のでない場合は、通報先情報テーブル(通報先情報格納
部51)中の異常内容情報インデックスの値で指示され
る通報先を、通報部56に設定する。
【0078】これにより、通報部56には異常内容情報
に応じた通報先(電話番号)が設定される。ところで、
上記のステップI2においての、異常内容出力器54か
らの異常内容の通知の割り込み処理(ルーチンR7)に
ついて、以下に説明する。即ち、図23のフローチャー
トにおいて、初期設定として、異常内容情報格納部52
に、通報したい異常内容をインデックス番号を付与して
登録するとともに、現在、異常内容出力器54に設定さ
れている通報先テーブル番号(インデックス番号)をリ
セットする(ステップK1)。
【0079】そして、異常事象検出部28から異常内容
出力器54に対して異常内容が通知されるまで待機する
(ステップK2)が、この異常事象検出部28からの異
常内容の通知は、図22のフローチャートに示すような
割り込み処理(ルーチンR6)により行なわれている。
即ち、図22のフローチャートにおいて、異常事象検出
部28では、システム状態監視部27からのシステム状
態の監視情報を入力され、異常事象検出部28がシステ
ムの異常の発生を検出するまで待機し(ステップJ
1)、異常が発生した場合は、割り込み処理によりその
内容を出力することにより、異常内容出力器54に通知
されている(ステップJ2)。
【0080】次に、図23のフローチャートにおけるス
テップK2において、異常内容が通知されると、異常内
容出力器54における異常内容インデックスカウンタに
異常内容情報テーブル(異常内容情報格納部52)の先
頭番号「♯1」を設定する(ステップK3)。そして、
異常内容出力器54では、異常内容情報格納部52から
インデックス番号が「♯1」に対応する異常内容を入力
され、異常事象検出部28にて通知された異常事象がイ
ンデックス番号「♯1」に対応する異常事象であるか否
かを判断する(ステップK4)。
【0081】ステップK4において、異常事象検出部2
8にて通知された異常事象がインデックス番号「♯1」
に対応する異常事象でない場合は、異常内容出力器54
における異常内容情報インデックスカウンタを更新(1
加算)することにより「♯2」とし、異常事象検出部2
8にて通知された異常事象がインデックス番号「♯2」
に対応する事象であるか否かを判断する(ステップK
5,K6)。
【0082】そして、異常事象検出部28にて通知され
た異常事象が、インデックス番号「♯2」に対応する事
象でもない場合は、異常内容情報インデックスカウンタ
の値を通報先無効コードとして通知する(ステップK
8)。その後、処理はステップK2に移行し、再び異常
事象検出部28から異常内容出力器54に対して異常事
象が通知されるまで待機する。
【0083】また、ステップK4において、異常事象検
出部28からの異常事象が、インデックス番号「♯1」
又は「♯2」に対応するものである場合は、異常内容出
力器54においては、その時の異常内容情報インデック
スカウンタの値と、現通報先テーブル番号(通報先選択
器55にて現在選択されているインデックス番号)とを
比較する(ステップK9)。
【0084】インデックスカウンタの値と現通報先テー
ブル番号とが異なる場合は、現通報先インデックス(現
通報先テーブル番号)に、上記異常内容情報インデック
スカウンタの値をセーブし(ステップK10)、この異
常内容情報インデックスカウンタの値を出力することに
より、異常内容情報インデックス通知を行なう(ステッ
プK8)。
【0085】また、このインデックスカウンタの値と現
通報先テーブル番号とが等しい場合は、通報部56にお
いて既に設定されている通報先であるため、当該インデ
ックスカウンタに通報先既設コードを設定し(ステップ
K11)、この異常内容情報インデックスカウンタの値
を出力することにより、異常内容情報インデックス通知
を行なう(ステップK8)。
【0086】これにより、異常検出機構25は、通報機
構26Dに対して異常内容情報インデックス通知を行な
うことができる。例えば、コンピュータシステム21に
部品の破損による異常が発生すると、異常検出機構25
は異常内容(この場合部品交換)に対応した旨の信号
(異常内容情報インデックス)を出力する。
【0087】通報機構26Dでは、通報先選択器55に
入力された上記の異常内容情報インデックスに基づき、
通報先の電話番号(保守要員詰所・2−4373)を選
択して出力する。通報部56は異常検出機構25から入
力された信号を解析して異常内容に対応した異常メッセ
ージを選択し、電話回線23を介して通報先24に通報
する。この通報により保守要員は異常監視対象の所に出
向き異常に対処することにより操業を再開させることが
できる。
【0088】このように、本発明の第3実施例の変形例
おいても、コンピュータシステム21に異常が発生した
時、その異常の内容に応じて、最も効果的に対処できる
人員の所在を検出して確実に通報できるので、第3実施
例と同様の利点を得ることができる。 (d)第4実施例の説明 図24は本発明の第4実施例にかかる通報装置を示すブ
ロック図であり、この図24における通報装置について
も、前述の図6における通報装置22に適用されるもの
であるが、前述の第1〜第3実施例にかかる通報装置に
比して、通報先の選択が、時刻と異常事象(内容)に対
応して選択するようになっている点が異なる。
【0089】即ち、この図24に示す通報装置について
も、コンピュータシステム21の異常を検出する異常検
出機構25と、検出された異常内容に対応した異常メッ
セージにより、通報先に通報を行なう通報機構26Eと
をそなえている。ここで、異常検出機構25は、前述の
第1,第2実施例におけるものと同様の機能を有するシ
ステム状態監視部(システム状態監視手段)27と異常
事象検出部(通報事象検出手段)28とをそなえて構成
されている。
【0090】また、通報機構26Eは、前述の第1実施
例におけるものと同様の機能を有する時刻情報格納部3
2,時計33及び時刻検出器34をそなえるとともに、
通報機構26Eは前述の第3実施例におけるものと同様
の機能を有する異常内容情報格納部52及び異常内容出
力器54をそなえている。なお、61は通報先情報格納
部であり、この通報先情報格納部61は、通報を行なう
べき通報先(電話番号)をインデックス番号を付して格
納しているものである。
【0091】65は通報先選択器であり、この通報先選
択器65は時刻検出器34からの時刻検出情報と異常内
容出力器54からの異常内容情報とを入力され、これら
の情報に基づき、通報先情報格納部61中のいずれかの
インデックス番号で指示される通報先を選択し、通報部
66に登録するものである。通報部66は、異常事象検
出部28からの異常内容に対応するメッセージを、通報
先選択器65にて選択された通報先に、電話回線23を
介して通報するものである。
【0092】上述の構成により、本発明の第4実施例に
かかる通報装置は、以下に示すように動作する。即ち、
初期設定として、通報先情報格納部61に通報先の電話
番号を、時刻情報格納部32に通報すべき曜日及び開始
/終了時刻を、異常内容情報格納部52に通報すべき異
常内容を、それぞれ設定する。
【0093】そして、異常事象検出部28において、シ
ステム状態監視部27からのシステム21の監視情報か
ら異常事象を検出した場合は、通報機構26Eにその旨
を通知し、通報先選択器65においてはこの異常事象の
検出した時刻,異常事象の内容に対応して通報先を選択
し、通報部66において、通報先選択器65にて選択さ
れた通報先に、異常事象検出部28からの異常内容に対
応するメッセージを電話回線23を介して通報する。
【0094】このように、本発明の第4実施例にかかる
通報装置によれば、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、その異常の内容及び異常が発生した時刻に
応じて、最も効果的に対処できる人員の所在を総合的に
検出し、その人員に確実に通報できるので、異常に対し
て対処不能な人への通報や、通報先の障害や不在による
通報の遅れを無くすことができ、通報性能を大きく向上
させることができる利点がある。
【0095】なお、上述の実施例においては、第1実施
例におけるモデルと第3実施例におけるモデルとを組み
合わせたものにより、異常の内容及び異常が発生した時
刻に応じた通報先を選択するようになっているが、本発
明によればこれに限定されず、第3実施例の変形例にお
いて示したような通報装置と組み合わせてもよい。 (e)第5実施例の説明 図25は本発明の第5実施例にかかる通報装置を示すブ
ロック図であり、この図25における通報装置について
も、前述の図6における通報装置22に適用されるもの
であるが、前述の第1〜第4実施例にかかる通報装置に
比して、通報先を、管理者等の出勤状態に応じて選択す
るようになっている点が異なる。
【0096】ここで、この図25に示す通報装置につい
ても、コンピュータシステム21の異常を検出する異常
検出機構25と、検出された異常内容に対応した異常メ
ッセージにより、通報先に通報を行なう通報機構26F
とをそなえている。ここで、異常検出機構25は、前述
の第1,第2,第4実施例におけるものと同様の機能を
有するシステム状態監視部(システム状態監視手段)2
7と異常事象検出部(通報事象検出手段)28とをそな
えて構成されている。
【0097】また、通報機構26Fは、通報先情報格納
部71,出退勤情報管理部72,タイムカード/IDカ
ードリーダ73,通報先選択器75及び通報部76をそ
なえて構成されている。ここで、通報先情報格納部(居
所対応通報先テーブル)71は、設定,登録された通報
先の電話番号等の通報先情報が格納されているものであ
り、例えば図26に示すように、管理者が出勤状態にあ
る場合と退勤状態にある場合とに応じて電話番号が格納
されている。
【0098】また、タイムカード/IDカードリーダ7
3は、コンピュータシステム21の管理者,保守要員の
出退勤情報を出力するものであり、出退勤情報管理部7
2は、タイムカード/IDカードリーダ73からの出退
勤情報に基づいて、管理者・保守要員が出勤又は退勤し
た時、これを検出するものである。また、通報先選択器
(通報先設定手段)75は、出退勤情報管理部72から
の出退勤情報に基づいて、その出退勤情報に対応した通
報先を、通報先情報格納部71に格納されている通報先
情報から管理者の居所に応じて選択し、通報部76に設
定するものである。
【0099】即ち、管理者が出勤している場合は、通報
先選択器75は管理者の詰所の電話番号を通報部76に
設定する一方、管理者が退勤している場合は、通報先選
択器75は例えばページャ端末等の管理者不在時通報先
を通報部76に通報するようになっている。なお、出退
勤状態に対して通報先の電話番号が設定されていない場
合は、通報しないようになっている。
【0100】通報部76は、通報先選択器75にて設定
された通報先に対して、電話回線23を介することによ
り、その異常内容に対応するメッセージを通報するもの
である。上述の構成により、本発明の第5実施例にかか
る通報装置の動作を、図27〜図30のフローチャート
を用いて以下に説明する。
【0101】即ち、図27のフローチャートにおいて、
初期設定として、例えば図26に示したように、管理者
の出勤状態(出勤/退勤)に対応する通報先の電話番号
を通報先情報格納部71に設定しておく。なお、管理者
の出勤状態のうちで、通報しないようにする場合は、通
報先無効コードを通報先情報格納部71に設定してお
く。さらに、デフォルトの通報先電話番号を設定してお
く(ステップL1)。
【0102】次に、出退勤情報管理部72から通報先選
択器75に対して管理者の出勤状態の変化が通知される
か、又は異常事象検出部28から異常が発生したことが
通知されるまで待機する(ステップL2)が、異常事象
検出部28からの異常事象の通知は、図28のフローチ
ャートに示すような割り込み処理(ルーチンR8)によ
り行なわれ、出退勤情報管理部72からの管理者状態の
変化の通知は、図29のフローチャートに示すような割
り込み処理(ルーチンR9)により行なわれる。
【0103】即ち、図28のフローチャートにおいて、
異常事象検出部28は、システム状態監視部27からの
システム状態の監視情報を入力され、異常事象検出部2
8がシステムの異常の発生を検出するまで待機し(ステ
ップM1)、異常が発生した場合は、割り込み処理によ
りその内容を出力することにより、異常発生を通知して
いる(ステップM2)。
【0104】また、図29のフローチャートにおいて、
ステップN1で、前述の図27に示すフローチャートの
ステップL1の初期設定処理を行なってから、ステップ
N2で、出退勤情報管理部72が、タイムカード/ID
カードリーダ73からのIDカードリーダ状態を受信す
るまで待機するが、このタイムカード/IDカードリー
ダ73からのIDカードリーダ状態は、図30のフロー
チャートに示すような割り込み処理(ルーチンR10)
により通知される。
【0105】即ち、図30のフローチャートにおいて、
出退勤情報管理部72は、タイムカード/IDカードリ
ーダ73からのIDカードリーダ状態割り込みが発生す
るまで待機し(ステップP1)、IDカードリーダ状態
割り込みが発生した場合は、IDカードリーダ状態を受
信する(ステップP2)ことにより、IDカード状態通
知を受ける。
【0106】そして、図29のフローチャートにおける
ステップN3において、受信したIDカードリーダ状態
が、既に設定されている現在の管理者の状態である場合
(受信したIDカードリーダ状態に変化が起こっていな
い場合)は、ステップN2において、再びIDカードリ
ーダ状態通知を受信するまで待機する。また、受信した
IDカードリーダ状態が、既に設定されている現在の管
理者の状態でない場合は、出退勤情報管理部72にて設
定されている現管理者状態に、受信したIDカードリー
ダ状態を設定する(ステップN4)。
【0107】そして、出退勤情報管理部72で設定され
た現管理状態を、通報先選択器75に送信することによ
り、管理者状態の変化通知が行なわれる(ステップN
5)。上記のようにして、管理者状態変化通知か又は異
常発生通知が行なわれる(図27のフローチャートにお
けるステップL2)と、ステップL3において、その通
知が管理者状態変化通知であるか否かを判定する。
【0108】そして、管理者状態変化通知である場合に
は、さらに、この管理者状態変化通知について、管理者
状態が出勤状態か否かを判定し(ステップL4)、出勤
状態である場合は、出勤に対応する通報先電話番号(こ
の場合においては、管理者詰所の電話番号)を、通報部
76に設定する一方、退勤状態である場合は、退勤に対
応する通報先電話番号(この場合においては、例えばペ
ージャ端末等の管理者不在時通報先)を、通報部76に
設定する。
【0109】ステップL5,L6において、通報部76
に設定する電話番号が更新されると、再び管理者状態の
変化通知か又は異常発生通知の待機状態となる(ステッ
プL2)。なお、ステップL3において、又は異常事象
検出部28から異常が発生したことが通知された場合
は、通報部76に設定されている通報先が、通報先無効
コードでない場合(ステップL7)は、その通報先に対
し、電話回線23を用いることにより異常内容に応じた
メッセージを含む通報を行ない(ステップL8)、通報
先無効コードである場合は、通報は行なわずに、再び管
理者状態の変化通知か又は異常発生通知の待機状態とな
る(ステップL2)。
【0110】例えば、管理者が出勤している時に、コン
ピュータシステム21に異常が発生すると、異常事象検
出部28から信号が通報部76に入力される。この通報
部76は、信号を解析して異常内容に対応した異常メッ
セージを電話回線23を介して通報先24である管理者
詰所に通報する。この通報により管理者・保守要員は異
常監視対象の所に出向き異常に対処することにより操業
を再開させることができる。
【0111】なお、管理者が退勤した後においても、同
様にして、例えばページャ端末等の管理者不在時通報先
に通報される。このように、本発明の第5実施例にかか
る通報装置によれば、コンピュータシステム21に異常
が発生した時、最も効果的に対処できる人員の所在を出
勤状態に応じて検出し、その人員に確実に通報できるの
で、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障
害や不在による通報の遅れを無くすことができ、通報性
能を大きく向上させることができる利点がある。
【0112】また、上述した本実施例においては、管理
者等の出勤状態に基づいて通報先を選択しているが、本
発明によれば、管理者だけでなく、保守要員の出退勤情
報についても、本実施例を適用することができ、さらに
両者を併用することもできる。なお、本実施例における
通報先の選択手段を、第1〜第4実施例におけるモデル
に適用してもよい。
【0113】(e1)第5実施例の第1の変形例の説明 図31は本発明の第5実施例の第1の変形例を示す図で
あり、この図31に示す通報装置は、前述の第5実施例
におけるものに比して、タイムカード/IDカードリー
ダ73及び出退勤情報管理部72の代わりに、管理者・
保守要員用装置状態検出装置82及び装置監視器83を
そなえ、管理者等の使用する各種装置(例えばパーソナ
ルコンピュータやワードプロセッサ等)の作動状態(動
作中/停止中)を検出することにより、管理者等の居所
に対応する通報先情報を選択する点が異なり、通報先情
報格納部71,通報先選択器85及び通報部76につい
ては、同様の構成を有している。
【0114】即ち、通報先情報格納部71においては、
登録された通報先の電話番号等の通報先情報が格納され
ているものであり、例えば図32に示すように、管理者
等の使用する各種装置が動作中である場合と停止中であ
る場合とに応じて電話番号が格納されている。また、管
理者・保守要員用装置状態検出装置82は、管理者・保
守要員の使用する各種装置の状態(動作中/停止中)を
判定するものであり、この装置の動作/停止中の判定
は、例えば装置の電源状態、最終キー入力からの時間、
最後にマウスが動作してからの時間、JOB投入状態等
か又はこれらの条件を組み合わせることにより判定する
ようになっている。
【0115】また、装置監視器83は、管理者・保守要
員用装置状態検出装置82からの装置状態検出情報に基
づいて、管理者又は保守要員の詰所が有人状態であるか
又は無人状態であるかを判定するものである。従って、
通報先選択器85においては、装置監視器83からの判
定情報に基づいて、通報部76にて通報するための通報
先が、管理者又は保守要員の居所に対応して選択される
ようになっている。
【0116】なお、通報部76は前述の第5実施例にお
けるものと同様の機能を有するものである。上述の構成
により、本発明の第5実施例の第1の変形例において
も、管理者・保守要員用装置状態検出装置82,装置監
視器83において、管理者等の使用する各種装置の状態
(動作中/停止中)を検出することにより、通報先選択
器85において、管理者等の居所に対応する通報先情報
を選択する以外の点については、第5実施例におけるも
のと同様に動作する。
【0117】このように、本発明の第5実施例の第1の
変形例においても、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、最も効果的に対処できる管理者等の人員の
所在を効果的に検出し、その人員に確実に通報できるの
で、第5実施例と同様の利点を得ることができる。 (e2)第5実施例の第2の変形例の説明 図33は本発明の第5実施例の第2の変形例を示す図で
あり、この図33に示す通報装置は、管理者・保守要員
用装置状態検出装置82と装置監視器83をそなえ、管
理者等の使用する各種装置の状態(動作中/停止中)を
検出することにより、管理者等の居所に対応する通報先
情報を選択する第5実施例の第1の変形例に対して、管
理者・保守要員詰所センサ86をそなえ、通報すべき詰
所における管理者,保守要員の有人/無人状態を検出す
ることにより、管理者等の居所に対応する通報先情報を
選択するようになっている点が異なり、通報先情報格納
部71,通報先選択器85及び通報部76については、
同様の構成を有している。
【0118】即ち、通報先情報格納部71においては、
登録された通報先の電話番号等の通報先情報が格納され
ているものであり、例えば図34に示すように、管理者
等のが詰所にいる場合といない場合とに応じて電話番号
が格納されている。また、管理者,保守要員詰所センサ
86は、管理者,保守要員が、詰所に居るか居ないか
(有人/無人状態)を判定するものであり、詰所監視器
87は、管理者,保守要員詰所センサ86からの判定情
報に基づき、通報先選択器85に対してその旨の信号を
出力するものである。
【0119】なお、通報部76は前述の第5実施例にお
けるものと同様の機能を有するものである。上述の構成
により、本発明の第5実施例の第2の変形例において
も、管理者,保守要員詰所センサ86,詰所監視器87
において、管理者,保守要員が、詰所に居るか居ないか
を判定することにより、通報先選択器85において、管
理者等の居所に対応する通報先情報を選択する以外の点
については、第5実施例におけるものと同様に動作す
る。
【0120】このように、本発明の第5実施例の第2の
変形例においても、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、最も効果的に対処できる管理者等の人員の
所在を効果的に検出し、その人員に確実に通報できるの
で、第5実施例と同様の利点を得ることができる。 (e3)第5実施例の第3の変形例の説明 図35は本発明の第5実施例の第3の変形例を示す図で
あり、この図35に示す通報装置は、タイムカード/I
Dカードリーダ73及び出退勤情報管理部72とをそな
え、管理者等の出退勤情報を管理することにより、管理
者等の居所に対応する通報先情報を選択する第5実施例
に対して、受信機88,発信機89及び位置検出器90
をそなえることにより、通報すべき管理者,保守要員の
居所を検出して通報先を選択する点が異なり、通報先情
報格納部71,通報先選択器85及び通報部76につい
ては、同様の構成を有している。
【0121】即ち、通報先情報格納部71においては、
登録された通報先の電話番号等の通報先情報が格納され
ているものであり、例えば図36に示すように、管理者
等の位置に対応して、電話番号が格納されている。ま
た、位置検出器90はコンピュータシステム21の管理
者,保守要員に所持させて、当該管理者,保守要員の位
置を検出するためのものであり、発信機89は位置検出
器90で検出された検出結果としての位置情報を、受信
機88に対し、位置情報信号として発信するものであ
り、受信機88は発信機89からの位置情報信号を受信
して、管理者,保守要員の位置を、例えば、管理者・保
守要員詰所か出張先か又はそれ以外と検出することがで
きるものである。
【0122】従って、位置検出器90と発信機89とに
より、通報すべき管理者,保守要員が所持する位置発信
装置91が構成されている。上述の構成により、本発明
の第5実施例の第3の変形例においても、受信機88,
位置発信装置91において、管理者,保守要員の位置
を、管理者・保守要員詰所か出張先か又はそれ以外と検
出することにより、通報先選択器85において、管理者
等の居所に対応する通報先情報を選択する以外の点につ
いては、第5実施例におけるものと同様に動作する。
【0123】このように、本発明の第5実施例の第3の
変形例においても、コンピュータシステム21に異常が
発生した時、最も効果的に対処できる管理者等の人員の
所在を効果的に検出し、その人員に確実に通報できるの
で、第5実施例と同様の利点を得ることができる。な
お、上述の変形例においては、位置検出器90を位置発
信装置91の構成要素として、管理者・保守要員側にそ
なえられていたが、本発明によれば、これに限定され
ず、例えば図37に示すように、位置検出器90を受信
側にそなえてもよく、この場合、受信機88の出力信号
を利用して、通報する管理者・保守要員の位置を検出す
ることにより、上述の変形例の場合と同様の作用効果を
得ることができる。
【0124】(f)第6実施例の説明 また、図38は本発明の第6実施例にかかる通報装置を
示す図であって、この図38に示す通報装置について
も、前述の図6における通報装置22に適用されるもの
であるが、前述の第1〜第5実施例にかかる通報装置に
比して、コンピュータシステム21を管理する管理者・
保守要員等が、外部からの遠隔操作により通報先を設定
することができる点が異なる。
【0125】即ち、この図38に示す通報装置について
も、コンピュータシステム21の異常を検出する異常検
出機構25と、検出された異常内容に対応した異常メッ
セージにより、通報先に通報を行なう通報機構26Kと
をそなえている。また、異常検出機構25は、前述の第
1〜第5実施例におけるものと同様の機能を有するシス
テム状態監視部(システム状態監視手段)27と異常事
象検出部(通報事象検出手段)28とをそなえている。
【0126】さらに、通報機構26Kは通報先情報格納
部101,信号検出器102,通報先選択器105及び
通報部106をそなえている。ここで、通報先情報格納
部(通報先テーブル)101は、設定,登録された通報
先の電話番号等の通報先情報が格納されているものであ
り、例えば図39に示すように、外部からの遠隔操作に
応じて通報を行なうための所定の通報先(電話番号)が
設定されており、各通報先にはインデックス番号(「♯
1」,「♯2」)が付与されている。
【0127】即ち、インデックス番号「♯1」の付与さ
れた通報先は、管理者・保守要員詰所であり、インデッ
クス番号「♯2」の付与された通報先は、例えばページ
ャ端末等の管理者・保守要員の詰所不在時の通報先であ
る。そして、本実施例では、通報機構26Kには電話回
線23を介して通報先外部設定部103が接続されるよ
うになっている。この通報先外部設定部103は、信号
検出器102に対して、電話回線23を介することによ
り通報先を設定するための、例えばプッシュボタン,ダ
イヤルパルス,音声認識あるいはこれらの組み合わせに
よる信号を出力できるものであって、信号検出器102
は、通報先外部設定部103からの信号を、自動着信機
能によって入力され、その入力された信号に基づいて、
通報先選択器105に通報先を選択するための信号を出
力するものである。
【0128】従って、この通報先外部設定部103か
ら、管理者や保守要員等のユーザが信号検出器102に
対して電話を掛けて、例えばプッシュボタン,ダイヤル
パルス,音声認識あるいはこれらの組み合わせにより通
報先の選択番号を入力することにより、通報先が設定で
きるようになっている。通報先選択器(通報先設定手
段)105は、信号検出器102からの通報先を選択す
るための信号を入力され、その信号に対応した通報先
を、通報先情報格納部101に格納されている通報先情
報から選択して、通報部106に設定するものである。
【0129】例えば、図39に示すものにおいては、信
号検出器102に入力される選択番号が「1」の場合
は、インデックス番号「♯1」に該当する通報先が選択
され、設定信号が「2」の場合は、インデックス番号
「♯2」に該当する通報先が選択されるようになってい
る。なお、通報先が設定されていないインデックス番号
が選択された場合においては、通報は行なわれないよう
になっている。
【0130】通報部106は、異常事象検出部28から
異常発生の通知を受けると、通報先選択器105で設定
された通報先に対して、その異常内容に対応するメッセ
ージを通報するものである。上述の構成により、本発明
の第6実施例の動作を、図40〜図42に示すフローチ
ャートを用いて以下に説明する。
【0131】即ち、図40のフローチャートにおけるス
テップQ1において、初期設定として、例えば図39に
示したように、通報先の電話番号に通報するための選択
番号をインデックス番号を付与して信号検出器102に
登録しておくとともに、インデックス番号の付与された
選択番号に対応して通報先の電話番号を通報先情報格納
部101に設定しておく。なお、上記の信号検出器10
2にて設定した通報先に通報しないようにする場合は、
通報先無効コードを通報先情報格納部101に設定して
おく。さらに、デフォルトの通報先電話番号を設定して
おくとともに、現通報先テーブル番号(インデックス番
号)に通報先のデフォルト番号を設定しておく。(ステ
ップQ1)。
【0132】次に、信号検出器102から通報先選択器
105に対して通報先選択番号が通知されるか、又は異
常事象検出部28から通報部106に対して異常が発生
した旨が通知されるまで待機する(ステップQ2)が、
信号検出器102による通報先選択番号の通知,異常事
象検出部28による異常発生の通知は、それぞれ、図4
1,図42のフローチャートに示すような割り込み処理
(ルーチンR11,ルーチンR12)により行なわれて
いる。
【0133】即ち、図41に示すフローチャートにおい
て、信号検出器102が電話回線23の着信の待機状態
(ステップS1)にある時に、通報先外部設定部103
からの着信があった場合は、現在設定されているユーザ
ID(ユーザ識別情報)入力カウンタ及び通報先選択番
号入力カウンタをリセットする(ステップS2)。そし
て、信号検出器102において、ユーザID入力カウン
タ(図示せず)によりユーザID入力回数が所定回数
(最大入力回数)以下であることを確認しながら、通報
先外部設定部103からのユーザの遠隔操作によって入
力されるユーザIDを受け付けて(ステップS3〜S
5)、入力されたユーザIDが、管理者・保守要員等か
らの正しいものであるかどうかを判定し(ステップS
6)、正しいものが入力されるまで上述のステップS3
〜S6にわたる処理を行なう。
【0134】そして、正しいユーザIDが入力される
と、通報先選択番号入力カウンタ(図示せず)により、
通報先選択番号入力回数が所定回数(最大入力回数)以
下であることを確認しながら、ユーザからの通報先選択
番号の入力を受け付けて(ステップS7〜S9)、入力
された通報先選択番号が正しいものであるかどうかを判
定する(ステップS10,S11)。
【0135】ステップS11において、正しい通報先選
択番号が入力されたと判定されると、その通報先選択番
号について、通報先選択器105に対して通知を行なう
(ステップS12)。また、異常事象検出部28による
異常発生の通知は、図42のフローチャートにおいて、
システム状態監視部27からのシステム状態の監視情報
に基づいて、異常事象検出部28がシステムの異常の発
生を検出するまで待機し(ステップT1)、異常が発生
した場合は、これを検出して通報部106に通知する
(ステップT2)ことにより行なわれる。
【0136】ところで、図40におけるステップQ3に
おいて、通報先選択番号と異常事象のうちで、通報先選
択番号が通知された場合は、処理はステップQ4に移行
し、信号検出器102における選択番号情報インデック
スカウンタに選択番号情報テーブルの先頭番号「♯1」
を設定する。そして、信号検出器102では、選択番号
情報インデックスカウンタの値と通報先選択番号とを比
較することにより、通報先選択番号と選択番号情報とが
等しいか否かを判定(ステップQ5)し、等しくない場
合は選択番号情報インデックスカウンタの値を更新(1
加算)することにより、「♯2」と設定し(ステップQ
6)、再び通報先選択番号と選択番号情報とが等しいか
否かを判定する(ステップQ7,Q5)。
【0137】上記のステップQ5〜Q7に至る処理を行
なって、通報先選択番号が、いずれのインデックス番号
「♯1」,「♯2」にも対応しなかった場合は、通報先
無効コードが通報部106に設定され(ステップQ
8)、再びステップQ2において、通報先選択番号か又
は異常発生の通知を受けるまで待機する。また、ステッ
プQ5において、インデックス番号「♯1」,「♯2」
のうちで、通報先選択番号に対応するものがあった場合
は、処理はステップQ9に移行し、そのときの選択番号
情報インデックスカウンタの値と通報先選択器105に
おいて設定されている現通報先テーブル番号とを比較す
る。
【0138】このインデックスカウンタの値と現通報先
テーブル番号とが等しい場合は、既に通報部106には
通報先選択番号に応じた通報先(電話番号)が設定され
ているので、再びステップQ2において、通報先選択番
号か又は異常発生の通知を受けるまで待機する。また、
これらが異なる場合は、通報先情報テーブル(通報先情
報格納部101)中の、上記選択番号情報インデックス
カウンタの値で指示される通報先(電話番号)を、通報
部106に設定し(ステップQ10)、現通報先インデ
ックス(現通報先テーブル番号)に、上記選択番号情報
インデックスカウンタの値をセーブし(ステップQ1
1)、再びステップQ2において、選択番号情報か又は
異常発生の通知を受けるまで待機する。
【0139】これにより、通報部106には選択番号情
報に応じた通報先(電話番号)が設定される。そして、
ステップQ3において、現在時刻と異常事象の発生のう
ちで、異常発生の通知の割り込み処理が発生している場
合は、通報部106に設定されている、通報先を指示す
る選択番号情報インデックスカウンタの値が、通報先無
効コードか否かを判定する(ステップQ12)。
【0140】ここで、選択番号情報インデックスカウン
タの値が通報先無効コードである場合は、ステップQ2
において、選択番号情報か又は異常発生の通知の受ける
まで待機状態となるが、通報先無効コードでない場合
は、その選択番号情報インデックスカウンタの値で指示
される通報先に、電話回線23を介して通報する(ステ
ップQ13)。
【0141】例えば、コンピュータシステム21に異常
が発生すると異常事象検出部28から信号が通報部10
6に入力される。この通報部106は、信号を解析して
異常内容に対応した異常メッセージを電話回線23を介
し、通報先外部設定部103にて管理者・保守要員等の
ユーザの入力した通報先に通報し、これにより、管理者
・保守要員等は通報を受けて、異常に対処することによ
り操業を再開させることができる。
【0142】このように、本発明の第6実施例にかかる
通報装置によれば、コンピュータシステム21を管理す
る管理者・保守要員等が、外部からの遠隔操作により通
報先を設定することができるので、コンピュータシステ
ム21に異常が発生した時、その最も効果的に対処でき
る人員の所在を直ちに検出し、その人員に確実に通報で
きるので、異常に対して対処不能な人への通報や、通報
先の障害や不在による通報の遅れを無くすことができ、
通報性能を大きく向上させることができる利点がある。
【0143】(f1)第6実施例の変形例の説明 なお、通報先情報格納部101において、例えば図43
に示すように、新規に通報先を登録するための領域を確
保し、通報先外部設定部103からの遠隔操作により、
信号検出器102からの信号を受けて、上記領域に新規
の通報先を登録することができるようにしてもよい。
【0144】この場合の動作を、図44,図45を用い
て以下に説明する。即ち、図44のフローチャートにお
けるステップU1において、初期設定として、例えば図
43に示したように、通報先の電話番号のデフォルト
(管理者・保守要員詰所,詰所不在時の通報先)を設定
しておく。なお、上記の信号検出器102にて設定した
通報先に通報しないようにする場合は、通報先無効コー
ドを通報先情報格納部101に設定しておく。さらに、
現通報先テーブル番号に通報先のデフォルト番号を設定
し、現通報先には通報しないようにする場合は、通報先
無効コードを設定しておく(ステップU1)。
【0145】なお、既に登録されている通報先の通報先
の通報先選択番号が通知された場合については、前述の
第6実施例における図41(ルーチンR11)に示す割
り込み処理により行なっている。次に、信号検出器10
2から通報先選択器105に対し、新規登録のための通
報先電話番号又は既に登録されている通報先の通報先選
択番号が通知されるか、又は異常事象検出部28から通
報部106に対して異常が発生した旨が通知されるまで
待機する(ステップU2)が、信号検出器102による
新規登録のための通報先電話番号の通知は、図45に示
すような割り込み処理(ルーチンR13)により行なわ
れている。
【0146】即ち、図45に示すフローチャートにおい
て、信号検出器102が電話回線23の着信の待機状態
(ステップV1)にある時に、通報先外部設定部103
からの着信があった場合は、現在設定されているユーザ
ID(ユーザ識別情報)入力カウンタ及び通報先電話番
号入力カウンタをリセットする(ステップV2)。そし
て、信号検出器102において、ユーザID入力カウン
タ(図示せず)によりユーザID入力回数が所定回数
(最大入力回数)以下であることを確認しながら、通報
先外部設定部103からのユーザの遠隔操作によって入
力されるユーザIDを受け付けて(ステップV3〜V
5)、入力されたユーザIDが、管理者・保守要員等か
らの正しいものであるかどうかを判定し(ステップV
6)、正しいものが入力されるまで上述のステップV3
〜V6にわたる処理を行なう。
【0147】そして、正しいユーザIDが入力される
と、通報先電話番号入力カウンタ(図示せず)により通
報先電話番号入力回数が所定回数(最大入力回数)以下
であることを確認しながら、ユーザからの(通報先選択
番号を含む)通報先電話番号の入力を受け付けて(ステ
ップV7〜V9)、入力された通報先電話番号を確認す
る(ステップV10)。
【0148】ステップV10において、通報先電話番号
が確認されると、その通報先電話番号について、通報先
選択器105に対して通知を行なう(ステップV1
1)。また、異常事象検出部28による異常発生の通知
については、前述の第6実施例におけるものと同様に、
図42のフローチャートに示すような割り込み処理(ル
ーチンR12)により行なわれており、説明は省略す
る。
【0149】ところで、図44におけるステップU3に
おいて、通報先電話番号と異常事象のうちで、通報先電
話番号が通知された場合は、処理はステップU4に移行
し、入力された新規登録用の通報先電話番号と通報部1
06で登録されている現通報先電話番号とを比較する。
ここで、新規登録用の通報先電話番号と現通報先電話番
号とが異なる場合は、新規登録用の通報先電話番号を、
新しく通報部106に登録し(ステップU5)、通報部
106に登録された電話番号を、通報先情報格納部10
1における新規登録用の領域に格納し(ステップU
6)、その後、再び通報先電話番号通知か又は異常発生
通知の待機状態となる。
【0150】なお、ステップU4で、新規登録用の通報
先電話番号と現通報先電話番号とが等しい場合は、通報
部106に登録されている通報先を更新する必要がな
く、再び通報先電話番号通知か又は異常発生通知の待機
状態となる(ステップU2)。そして、ステップU3に
おいて、通報先電話番号と異常事象の発生のうちで、異
常発生の通知の割り込み処理が発生している場合は、通
報部106に登録されている通報先が無効コードでない
場合は、その通報先に通報を行ない(ステップU8)、
再び通報先電話番号通知か又は異常発生通知の待機状態
となる。
【0151】このように、本発明の第6実施例の変形例
においても、コンピュータシステム21を管理する管理
者・保守要員等が、外部からの遠隔操作により通報先を
設定することができるので、前述の第6実施例と同様の
利点を得ることができる。 (g)第7実施例の説明 図46は本発明の第7実施例における通報装置を示す図
であるが、この図46に示す通報装置においても、前述
の第1〜第6実施例におけるものと同様の機能を有する
異常検出機構25をそなえているが、本実施例では、電
話回線を用いずに、所定の通報先にランプの点灯又はブ
ザーの鳴動により通報を行なう点が異なり、第1実施例
におけるものと同様の機能を有する時計113,時刻検
出器114及び通報先選択器115がそなえられてい
る。
【0152】また、通報先情報格納部(通報先テーブ
ル)111は、通報先に通報を行なうための通報先をイ
ンデックス番号(「♯1」〜「♯4」)を付して登録し
ている点は、前述の第1実施例におけるものと同様であ
るが、通報先情報として、例えば図47に示すように、
後述する通報先のランプ124,125のいずれかを点
灯させるか又はブザー126により通報音を発生させる
ためのリレー121〜123の指定情報(接点情報)が
格納されている点が異なる。
【0153】なお、前述の第1実施例における場合と同
様に、時刻情報格納部112には、通報先情報格納部1
11に登録されている通報先情報に対応するインデック
ス番号(「♯1」〜「♯4」)を付して、通報先に通報
すべき時刻情報が格納されている。さらに、通報部11
6は、通報先選択器115からの通報先に関する選択情
報と、異常事象検出部28からの異常発生の通知する旨
の信号とを入力され、ランプ124,125を点灯,も
しくはブザー126を鳴動させることにより、通報を行
なうものであって、接点制御機構,AND回路118〜
120及びリレー121〜123をそなえている。
【0154】接点制御機構117は、通報先選択器11
5からの通報先の選択情報としての接点情報に基づい
て、リレー121〜123のいずれかを指定することに
より、対応するAND回路118〜120にON信号を
出力するものである。なお、AND回路118〜120
へのON信号は、外部からのリセット信号か又は図示し
ない装置内で一定時間後にリセット信号を出す回路から
のリセット信号により、リセットされる。
【0155】AND回路118〜120は、それぞれ、
接点制御機構117からの通報先選択情報と異常事象検
出部28からの異常事象の通知する旨の信号との論理積
を取るものであって、接点制御機構117からON信号
と異常事象の通知する旨の信号とが入力されると、指定
先のリレー121〜123を駆動することにより、通報
先のランプ124,125又はブザー126がON状態
となるようになっている。
【0156】上述の構成により、本発明の第7実施例に
かかる通報装置は、以下に示すように動作する。即ち、
時刻検出器114において、時刻情報格納部112に設
定された、インデックス番号の付された時刻情報と、時
計113からの現在の曜日及び時刻情報とを入力され、
現在の曜日及び時刻が、時刻情報格納部112に設定さ
れている時間に含まれている場合は、その含まれている
時刻情報について、対応するインデックス番号により通
報先選択器115に出力する。
【0157】通報先選択器115は、時刻検出器114
からのインデックス番号に基づき、通報先情報格納部1
11から当該インデックス番号に対応する選択情報とし
ての接点情報を読み出し、通報部116に出力する。こ
れにより、時刻情報に対応する通報先としてのランプ1
24,125又はブザー126が指定される。通報部1
16の接点制御機構117は、通報先選択器115から
の接点情報を入力され、対応するAND回路118〜1
20に対してON信号を出力する。
【0158】ところで、AND回路118〜120は、
異常事象検出部28から異常発生を通知する旨の信号
(異常通知信号)を受信するが、このAND回路118
〜120は接点制御機構117からの信号と異常通知信
号との論理積を取り、これを出力する。これにより、接
点制御機構117からON信号を入力されるとともに、
異常事象検出部28から異常通知信号を入力されたAN
D回路118〜120からの出力に基づいて、指定され
た通報先に接続されるリレー121〜123が駆動さ
れ、通報先としてのランプ124,125又はブザー1
26がON状態となることによりシステムの異常が通報
される。
【0159】なお、上記のランプ124,125又はブ
ザー126による通報は、外部からのリセット信号か又
は図示しない装置内で一定時間後にリセット信号を出力
する回路からのリセット信号により、終了する。上記の
場合においては、通報先情報格納部111及び時刻情報
格納部112に、図47に示すような、時刻に対応する
通報先情報の関係があるので、月曜日〜金曜日の8:4
0〜17:30の間に異常発生が通知された場合は、リ
レー121を選択するので、ランプ124が点灯し、月
曜日〜金曜日の17:30〜18:30の間に異常発生
が通知された場合は、リレー122を選択するので、ラ
ンプ125が点灯し、月曜日〜金曜日の18:30〜2
4:00の間に異常発生が通知された場合は、リレー1
23を選択するので、ブザー126が通報音を発し、土
曜日,日曜日の00:00〜24:00の間に異常発生
が通知された場合は、リレー121及びリレー122を
選択するので、ランプ124及びランプ125が点灯す
る。
【0160】このように、本発明の第7実施例にかかる
通報装置によれば、電話回線を用いなくても、時刻に応
じて最も効果的に対処できる人員の所在を直ちに検出
し、その人員に確実に通報できるので、異常に対して対
処不能な人への通報や、通報先の障害や不在による通報
の遅れを無くすことができ、通報性能を大きく向上させ
ることができる利点がある。
【0161】なお、上述した本実施例にかかる通報装置
においては、通報先を選択する場合に、時刻に応じて通
報先を決定するような、第1,第2実施例におけるモデ
ルを適用しているが、本発明によれば、これに限定され
ず、第3〜第6実施例におけるモデルを適用することに
より、通報先を選択するようにしてもよい。 (h)第8実施例の説明 図48は本発明の第8実施例における通報装置を示す図
であるが、この図48に示す通報装置においても、前述
の第1〜第7実施例におけるものと同様の機能を有する
異常検出機構25をそなえているが、本実施例では、時
刻に応じて、音声による通報,電話回線を用いた通報,
ランプ等による通報のいずれかの通報態様に切り換えて
いる点が異なり、第1実施例におけるものと同様の機能
を有する時計133,時刻検出器134及び通報先選択
器135がそなえられている。
【0162】また、通報先情報格納部(通報先テーブ
ル)131は、通報先に通報を行なうための通報先をイ
ンデックス番号(「♯1」〜「♯6」)を付して登録し
ている点は、前述の第1実施例におけるものと同様であ
るが、通報先情報としては、例えば、図49に示すよう
に、後述する音声通報部136,電話通報部137,接
点通報部138又は電話通報部137と接点通報部13
8との組み合わせのうちのいずれかが選択されるように
なっている。
【0163】なお、前述の第1実施例における場合と同
様に、時刻情報格納部132には、通報先情報格納部1
31に登録されている通報先情報に対応するインデック
ス番号(「♯1」〜「♯6」)を付して、通報先に通報
すべき時刻情報が格納されている。また、通報先選択器
135は、時刻検出器134からの曜日及び時刻に関す
る情報を入力され、対応する通報先を通報先情報格納部
131に登録されている通報先から選択して、所望の通
報先にその旨の信号を出力するものである。
【0164】さらに、音声通報部136は、通報先選択
器135からの通報先に関する選択情報と、異常事象検
出部28からの異常発生の通知する旨の信号とを入力さ
れ、音声による通報を行なうものであり、電話通報部1
37は、通報先選択器135からの通報先に関する選択
情報と、異常事象検出部28からの異常発生の通知する
旨の信号とを入力され、電話回線による通報を行なうも
のであり、接点通報部138は、通報先選択器135か
らの通報先に関する選択情報と、異常事象検出部28か
らの異常発生の通知する旨の信号とを入力され、ランプ
の点灯等による通報を行なうものである。
【0165】上述の構成により、本発明の第8実施例に
かかる通報装置は、以下に示すように動作する。即ち、
時刻検出器134において、時刻情報格納部132に設
定された、インデックス番号の付された時刻情報と、時
計133からの現在の曜日及び時刻情報とを入力され、
現在の曜日及び時刻が、時刻情報格納部132に設定さ
れている時間に含まれている場合は、その含まれている
時刻情報について、対応するインデックス番号により通
報先選択器135に出力する。
【0166】通報先選択器135は、時刻検出器134
からのインデックス番号に基づき、通報先情報格納部1
31から当該インデックス番号に対応する選択情報を読
み出し、音声通報部136,電話通報部137,接点通
報部138又は電話通報部137と接点通報部138と
の組み合わせのうちのいずれかにその旨の信号を出力す
る。
【0167】ここで、月曜日〜金曜日の8:40〜1
7:30,17:30〜18:30の間に異常発生通知
を受けた場合は、通報先選択器135が通報先として選
択する音声通報部136が、音声による通報を行ない、
月曜日〜金曜日の18:30〜24:00の間に異常発
生通知を受けた場合は、通報先選択器135が通報先と
して選択する接点通報部138が、ランプの点灯等によ
る通報を行ない、月曜日〜金曜日の00:00〜7:3
0,月曜日〜金曜日の7:30〜8:40の間に異常発
生通知を受けた場合は、通報先選択器135が通報先と
して選択する電話通報部137が、電話回線を用いた通
報を行ない、土曜日,日曜日の00:00〜24:00
の間に異常発生通知を受けた場合は、通報先選択器13
5が通報先として選択する電話通報部137及び接点通
報部138が、電話回線を用いた通報及びランプの点灯
等による通報を行なう。
【0168】このように、本発明の第8実施例にかかる
通報装置によれば、時刻に応じて最も効果的に対処でき
る人員の所在を直ちに検出し、その人員に電話回線やラ
ンプの点灯や、音声による通報等により確実に通報でき
るので、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先
の障害や不在による通報の遅れを無くすことができ、通
報性能を大きく向上させることができるほか、その人員
の所在する環境に応じた通報を行なうことができる利点
もある。
【0169】なお、上述した本実施例にかかる通報装置
においては、通報先を選択する場合に、時刻に応じて通
報先を決定するような、第1,第2実施例におけるモデ
ルを適用しているが、本発明によれば、これに限定され
ず、第3〜第6実施例におけるモデルを適用することに
より、通報先を選択するようにしてもよい。 (i)その他 上述した各実施例においては、システムが異常であった
場合に、これを検出して通報するようになっているが、
本発明によればこれに限定されず、例えば、レーザプリ
ンタ装置の紙切れやMT装置のテープ装着要求等のオペ
レータに対する要求や、ジョブ終了/切り替え等の運転
状況の通知などのユーザのシステム運用に必要な情報等
の監視情報を、必要に応じて通報してもよい。
【0170】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の通報装置
によれば、システムに異常が発生した時、その異常が発
生した時刻に応じて、その異常に対して最も効果的に対
処できる人員の所在を検出して確実に通報できるので、
異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障害や
不在による通報の遅れを無くすことができ、通報性能を
大きく向上させることができる利点がある。
【0171】さらに、本発明によれば、システムに異常
が発生した時、その異常の内容に応じて、最も効果的に
対処できる人員の所在を検出して確実に通報できるの
で、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障
害や不在による通報の遅れを防止することができ、通報
性能を大きく向上させることができる利点がある。ま
た、本発明によれば、システムに異常が発生した時、そ
の異常の内容及び異常が発生した時刻に応じて、最も効
果的に対処できる人員の所在を総合的に検出し、その人
員に確実に通報できるので、異常に対して対処不能な人
への通報や、通報先の障害や不在による通報の遅れを無
くすことができ、通報性能をより大きく向上させること
ができる利点がある。
【0172】さらに、本発明によれば、システムに異常
が発生した時、最も効果的に対処できる人員の所在を出
勤状態に応じて検出し、その人員に確実に通報できるの
で、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障
害や不在による通報の遅れを無くすことができるので、
通報性能をより大きく向上させることができる利点があ
る。
【0173】また、本発明によれば、システムを管理す
る管理者・保守要員等が、外部からの遠隔操作により通
報先を設定することができるので、コンピュータシステ
ム等に異常が発生した時、その最も効果的に対処できる
人員の所在を直ちに検出し、その人員に確実に通報でき
るので、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先
の障害や不在による通報の遅れを無くすことができ、通
報性能を飛躍的に向上させることができる利点がある。
【0174】さらに、本発明によれば、電話回線を用い
なくても、時刻に応じて最も効果的に対処できる人員の
所在を直ちに検出し、その人員に確実に通報できるの
で、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の障
害や不在による通報の遅れを無くすことができ、通報性
能を大きく向上させることができる利点がある。また、
本発明によれば、時刻に応じて最も効果的に対処できる
人員の所在を直ちに検出し、その人員に電話回線やラン
プの点灯や、音声による通報等により確実に通報できる
ので、異常に対して対処不能な人への通報や、通報先の
障害や不在による通報の遅れを無くすことができ、通報
性能を大きく向上させることができるほか、その人員の
所在する環境に応じた通報を行なうことができる利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】第3の発明の原理ブロック図である。
【図4】第4の発明の原理ブロック図である。
【図5】第5の発明の原理ブロック図である。
【図6】本発明の各実施例が適用されるシステムの構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1実施例にかかる通報装置を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明の第1実施例における通報先情報格納部
および時刻情報格納部に格納されている情報を示す図で
ある。
【図9】本発明の第1実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第1実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図11】本発明の第1実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図12】本発明の第2実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図13】本発明の第2実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図14】本発明の第2実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図15】本発明の第2実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図16】本発明の第3実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図17】本発明の第3実施例における通報先情報格納
部および異常内容情報格納部に格納されている情報を示
す図である。
【図18】本発明の第3実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図19】本発明の第3実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図20】本発明の第3実施例の変形例を示すブロック
図である。
【図21】本発明の第3実施例の変形例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図22】本発明の第3実施例の変形例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図23】本発明の第3実施例の変形例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図24】本発明の第4実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図25】本発明の第5実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図26】本発明の第5実施例における通報先情報格納
部に格納されている通報先情報を示す図である。
【図27】本発明の第5実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図28】本発明の第5実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図29】本発明の第5実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図30】本発明の第5実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図31】本発明の第5実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図32】本発明の第5実施例の第1の変形例における
通報先情報格納部に格納されている通報先情報を示す図
である。
【図33】本発明の第5実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図34】本発明の第5実施例の第2の変形例における
通報先情報格納部に格納されている通報先情報を示す図
である。
【図35】本発明の第5実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図36】本発明の第5実施例の第3の変形例における
通報先情報格納部に格納されている通報先情報を示す図
である。
【図37】本発明の第5実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図38】本発明の第6実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図39】本発明の第6実施例における通報先情報格納
部に格納されている通報先情報を示す図である。
【図40】本発明の第6実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図41】本発明の第6実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図42】本発明の第6実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図43】本発明の第6実施例の変形例における通報先
情報格納部に格納されている通報先情報を示す図であ
る。
【図44】本発明の第6実施例の変形例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図45】本発明の第6実施例の変形例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図46】本発明の第7実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図47】本発明の第7実施例における通報先情報格納
部に格納されている通報先情報を示す図である。
【図48】本発明の第8実施例にかかる通報装置を示す
ブロック図である。
【図49】本発明の第8実施例における通報先情報格納
部に格納されている通報先情報を示す図である。
【符号の説明】
1 通報装置 2 システム 3 システム状態監視手段 4 通報事象検出手段 5 通報手段 6,8,10,12 通報先設定手段 7,9,11,13 通報装置 8 通報先設定手段 14 通報先テーブル 15 通報先外部設定手段 21 コンピュータシステム 22 通報装置 23 電話回線 24 通報先 25 異常検出機構 26A〜26K 通報機構 27 システム状態監視部 28 異常事象検出部 31 通報先情報格納部 32 時刻情報格納部 33 時計 34 時刻検出器 35 通報先選択器 36 通報部 41 通報先情報格納部 42 時刻情報格納部 43 異常検出時計 44 時刻検出器 45 通報先選択器 46 通報部 51 通報先情報格納部 52 異常内容情報格納部 54 異常内容出力器 55 通報先選択器 56 通報部 61 通報先情報格納部 65 通報先選択器 66 通報部 71 通報先情報格納部 72 異常内容情報格納部 73 タイムカード/IDカードリーダ 75 通報先選択器 76 通報部 82 管理者・保守要員用装置状態検出装置 83 装置監視器 85 通報先選択器 86 管理者・保守要員詰所センサ 87 詰所監視器 88 受信機 89 発信機 90 位置検出器 91 位置検出装置 101 通報先情報格納部 102 信号検出器 103 通報先外部設定部 105 通報先選択器 106 通報部 111 通報先情報格納部 112 時刻情報格納部 113 時計 114 時刻検出器 115 通報先選択器 116 通報部 117 接点制御機構 118〜120 AND回路 121〜123 リレー 124,125 ランプ 126 ブザー 131 通報先情報格納部 132 時刻情報格納部 133 時計 134 時刻検出器 135 通報先選択器 136 音声通報部 137 電話通報部 138 接点通報部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム(2)の状態を監視するシステ
    ム状態監視手段(3)と、 該システム状態監視手段(3)による監視情報に基づい
    て、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検出手段
    (4)と、 該通報事象検出手段(4)からの検出情報に基づいて、
    所定の通報先への通報を行なう通報手段(5)と、 前記所定の通報先を、時刻に応じて選択し該通報手段
    (5)に設定する通報先設定手段(6)とがそなえられ
    たことを特徴とする、通報装置。
  2. 【請求項2】 時刻情報に対応する通報先情報を予め設
    定・登録される時刻対応通報先テーブルと、 現在時刻を検出する時計とをそなえ、 該通報先設定手段(6)が、該時計により検出された現
    在時刻に対応する通報先情報を、該時刻対応通報先テー
    ブルから選択し、該所定の通報先として該通報手段
    (5)に予め設定しておくことを特徴とする、請求項1
    記載の通報装置。
  3. 【請求項3】 時刻情報に対応する通報先情報を予め設
    定・登録される時刻対応通報先テーブルと、 該通報事象検出手段(4)により、通報すべき事象が該
    システム(2)に生じたことを検出した場合に、該通報
    すべき事象が生じた発生時刻を検出する時計とをそな
    え、 該通報先設定手段(6)が、該通報すべき事象が生じた
    時点で、該時計により検出された発生時刻に対応する通
    報先情報を、該時刻対応通報先テーブルから選択し、該
    所定の通報先として該通報手段(5)に設定することを
    特徴とする、請求項1記載の通報装置。
  4. 【請求項4】 システム(2)の状態を監視するシステ
    ム状態監視手段(3)と、 該システム状態監視手段(3)による監視情報に基づい
    て、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検出手段
    (4)と、 該通報事象検出手段(4)からの検出情報に基づいて、
    所定の通報先への通報を行なう通報手段(5)と、 前記所定の通報先を、該通報事象検出手段(4)により
    検出された通報すべき事象に応じて選択し該通報手段
    (5)に設定する通報先設定手段(8)とがそなえられ
    たことを特徴とする、通報装置。
  5. 【請求項5】 通報すべき事象に対応する通報先情報を
    予め設定・登録される事象対応通報先テーブルをそな
    え、 該通報先設定手段(8)が、該通報事象検出手段(4)
    により検出された通報すべき事象に対応する通報先情報
    を、該事象対応通報先テーブルから選択し、該所定の通
    報先として該通報手段(5)に設定することを特徴とす
    る、請求項4記載の通報装置。
  6. 【請求項6】 システム(2)の状態を監視するシステ
    ム状態監視手段(3)と、 該システム状態監視手段(3)による監視情報に基づい
    て、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検出手段
    (4)と、 該通報事象検出手段(4)からの検出情報に基づいて、
    所定の通報先への通報を行なう通報手段(5)と、 前記所定の通報先を、時刻と該通報事象検出手段(4)
    により検出された通報すべき事象とに応じて選択し該通
    報手段(5)に設定する通報先設定手段(10)とがそ
    なえられたことを特徴とする、通報装置。
  7. 【請求項7】 時刻情報と通報すべき事象とに対応する
    通報先情報を予め設定・登録される時刻/事象対応通報
    先テーブルと、 該通報事象検出手段(4)により、通報すべき事象が該
    システム(2)に生じたことを検出した場合に、該通報
    すべき事象が生じた発生時刻を検出する時計とをそな
    え、 該通報先設定手段(10)が、該通報すべき事象が生じ
    た時点で、該時計により検出された発生時刻と該通報事
    象検出手段(4)により検出された通報すべき事象とに
    対応する通報先情報を、該時刻/事象対応通報先テーブ
    ルから選択し、該所定の通報先として該通報手段(5)
    に設定することを特徴とする、請求項6記載の通報装
    置。
  8. 【請求項8】 システム(2)の状態を監視するシステ
    ム状態監視手段(3)と、 該システム状態監視手段(3)による監視情報に基づい
    て、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検出手段
    (4)と、 該通報事象検出手段(4)からの検出情報に基づいて、
    所定の通報先への通報を行なう通報手段(5)と、 前記所定の通報先を、通報すべき人員の居所に応じて選
    択し該通報手段(5)に設定する通報先設定手段(1
    2)とがそなえられたことを特徴とする、通報装置。
  9. 【請求項9】 通報すべき人員の居所に対応する通報先
    情報を予め設定・登録される居所対応通報先テーブル
    と、 該通報すべき人員の居所を検出して該通報先設定手段
    (12)に通知する人員検出手段とをそなえ、 該通報先設定手段(12)が、該人員検出手段による検
    出情報に対応する通報先情報を、該居所対応通報先テー
    ブルから選択し、該所定の通報先として該通報手段
    (5)に設定することを特徴とする、請求項1〜8のい
    ずれかに記載の通報装置。
  10. 【請求項10】 該人員検出手段が、該通報すべき人員
    の出勤/退勤情報を検出しうる出勤/退勤検出手段であ
    ることを特徴とする、請求項8または9に記載の通報装
    置。
  11. 【請求項11】 該人員検出手段が、該通報すべき人員
    が使用する各種装置の使用状態を検出しうる装置状態検
    出手段であることを特徴とする、請求項8または9に記
    載の通報装置。
  12. 【請求項12】 該人員検出手段が、該通報すべき人員
    の詰所における有人/無人状態を検出しうる有人/無人
    検出手段であることを特徴とする、請求項8または9に
    記載の通報装置。
  13. 【請求項13】 該人員検出手段が、該通報すべき人員
    の位置を検出する位置検出器と該位置検出器による検出
    結果を発信する発信機とからなり、該通報すべき人員が
    所持する位置発信装置と、 該位置発信装置から発信される該位置検出器による検出
    結果を受信して該通報すべき人員の位置を検出する受信
    機とから構成されていることを特徴とする、請求項8ま
    たは9に記載の通報装置。
  14. 【請求項14】 該人員検出手段が、 該通報すべき人員が所持し、所定信号を発信する発信機
    と、 該発信機から発信される該所定信号を受信する受信機
    と、 該受信機により受信された該所定信号に基づいて、該通
    報すべき人員の位置を検出する位置検出器とから構成さ
    れていることを特徴とする、請求項8または9に記載の
    通報装置。
  15. 【請求項15】 システム(2)の状態を監視するシス
    テム状態監視手段(3)と、 該システム状態監視手段(3)による監視情報に基づい
    て、通報すべき事象の発生を検出する通報事象検出手段
    (4)と、 該通報事象検出手段(4)からの検出情報に基づいて、
    所定の通報先への通報を行なう通報手段(5)と、 前記所定の通報先に関する複数の通報先情報を予め設定
    ・登録される通報先テーブル(14)と、 外部からの遠隔操作に応じて、前記所定の通報先を該通
    報先テーブル(14)から選択して該通報手段(5)に
    設定しうる通報先外部設定手段(15)とがそなえられ
    たことを特徴とする、通報装置。
  16. 【請求項16】 前記所定の通報先に関する複数の通報
    先情報を予め設定・登録される通報先テーブル(14)
    と、 外部からの遠隔操作に応じて、前記所定の通報先を該通
    報先テーブル(14)から選択して該通報手段(5)に
    設定しうる通報先外部設定手段(15)とがそなえられ
    たことを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載
    の通報装置。
  17. 【請求項17】 外部からの遠隔操作に応じて、該通報
    先テーブル(14)に新たな通報先情報を設定・登録し
    うる通報先外部登録手段がそなえられたことを特徴とす
    る、請求項15または16に記載の通報装置。
  18. 【請求項18】 該外部からの遠隔操作が、電話回線を
    介して外部電話機から行なわれることを特徴とする、請
    求項15〜17のいずれかに記載の通話装置。
  19. 【請求項19】 該通報手段(5)による該所定通報先
    への通報が、電話回線を介して行なわれることを特徴と
    する、請求項1〜18のいれずかに記載の通報装置。
  20. 【請求項20】 該通報事象検出手段(4)により検出
    される該通報すべき事象が、該システム(2)の異常に
    関する事象であることを特徴とする、請求項1〜18の
    いずれかに記載の通報装置。
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