JPH07221549A - 発振用集積回路および発振回路 - Google Patents

発振用集積回路および発振回路

Info

Publication number
JPH07221549A
JPH07221549A JP6009601A JP960194A JPH07221549A JP H07221549 A JPH07221549 A JP H07221549A JP 6009601 A JP6009601 A JP 6009601A JP 960194 A JP960194 A JP 960194A JP H07221549 A JPH07221549 A JP H07221549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
cmos inverter
mos transistor
mos
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6009601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2969419B2 (ja
Inventor
Hideyuki Nakamura
秀行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP6009601A priority Critical patent/JP2969419B2/ja
Publication of JPH07221549A publication Critical patent/JPH07221549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2969419B2 publication Critical patent/JP2969419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路面積を増加させることなく、静電気に対
する耐久性に優れた発振用集積回路および発振回路を提
供することにある。 【構成】 CMOSインバータ1の入出力端子間に水晶
振動子2を外付けしてあり、MOSトランジスタ3n、
3pからなる帰還抵抗をCMOSインバータ1の入出力
端子間に接続してある。MOSトランジスタ3n、3p
のゲートはそれぞれMOSトランジスタ4p、4nを介
して所望の電位に保持されているため、水晶振動子2を
接続するための外部端子XT、XTBより静電気が侵入
した際、MOSトランジスタ3n、3pのゲートに印加
される過電圧はMOSトランジスタ4p、4nを介して
軽減され、ゲート破壊を避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発振用集積回路および発
振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、時計などで基準クロック発生源と
して用いられる発振用集積回路では、CMOSインバー
タの入出力端子間に水晶振動子等の圧電振動子を接続
し、さらにCMOSインバータの入出力端子間に帰還抵
抗を接続してある。このようなものにはMOSトランジ
スタにて帰還抵抗を構成したものがあり、例えば、図2
に示すようなものがある。これは入力端子in、出力端
子out間に水晶振動子21を外付けされたCMOSイ
ンバータ22の入出力端子間をPチャネル型のMOSト
ランジスタ23pおよびNチャネル型のMOSトランジ
スタ23nを介して接続してある。これらのMOSトラ
ンジスタ23n、23pのゲートを抵抗rを介してそれ
ぞれ、電源端子VDD(例えば、+5v)、電源端子V
SS(例えば、0v)に接続してあり、これらはそのオ
ン抵抗により帰還抵抗として作動する。なお同図におい
て、24は出力バッファであり、CMOSインバータ2
2の出力を受けて後段(図示せず。)に発振出力信号を
送る。また、xt、xtbは水晶振動子21を外付けす
るための外部端子である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは、
MOSトランジスタ23n、23pのゲートを抵抗rを
介して電源端子に接続している。この抵抗rの抵抗値
は、このような発振用集積回路のチップサイズを増加さ
せるため、あまり大きくすることができない。また、水
晶振動子21をCMOSインバータ22に外付けしてい
るため、CMOSインバータ22の入端子in、出力端
子outは外部の静電気にさらされる。このため、外部
の静電気によって、例えば、入力端子inまたは出力端
子outに過電圧が加わると、MOSトランジスタ23
nまたは23pのゲートが破壊されることが往々にして
あった。
【0004】そこで、本発明の目的は、回路面積を増加
させることなく、静電気に対する耐久性に優れた発振用
集積回路および発振回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】CMOSインバータを具
備し、上記CMOSインバータの入出力端子間に圧電振
動子を外付けされる発振用集積回路において、上記CM
OSインバータの入出力端子間にMOSトランジスタか
らなる帰還抵抗を接続するとともに、第2のMOSトラ
ンジスタを介して上記MOSトランジスタのゲートを特
定の電位に保持する。
【0006】CMOSインバータと、上記CMOSイン
バータの入力端子と出力端子のそれぞれに負荷容量を接
続するとともに、上記CMOSインバータの入出力端子
間に圧電振動子を接続してなる発振回路において、上記
CMOSインバータの入出力端子間にMOSトランジス
タからなる帰還抵抗を接続するとともに、第2のMOS
トランジスタを介して上記MOSトランジスタのゲート
を特定の電位に保持する。
【0007】以上により、上記目的を達成する。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について説明する。図
1は本例の構成を示す電気回路図であり、同図におい
て、1はCMOSインバータであり、このCMOSイン
バータ1の入力端子INと出力端子OUTとの間に外部
端子XT、XTBを介して圧電振動子としての水晶振動
子2が外付けされる。また、図示しないが、入力端子I
Nおよび出力端子OUTには負荷容量としてのコンデン
サが接続される。3n、3pはそれぞれNチャネル型、
Pチャネル型のMOSトランジスタである。MOSトラ
ンジスタ3n、3pを介してCMOSインバータ1の入
力端子IN、出力端子OUT間を接続しており、これら
MOSトランジスタ3n、3pは帰還抵抗3を構成す
る。4n、4pはそれぞれNチャネル型、Pチャネル型
のMOSトランジスタであり、これらが第2のMOSト
ランジスタである。MOSトランジスタ4n、4pのド
レインはそれぞれMOSトランジスタ3p、3nのゲー
トに接続されており、それらMOSトランジスタ4n、
4pのソースはそれぞれ電源端子VSS(0v)、VD
D(5v)に接続され、ゲートは抵抗Rを介してそれぞ
れ電源端子VDD、VSSに接続されている。これらの
MOSトランジスタ4n、4pのゲートに印加される電
圧またはゲート長、ゲート幅等のトランジスタサイズを
適宜に設定することにより、MOSトランジスタ4n、
4pのオン抵抗は所望の値に設定でき、ここでは、従来
の発振用集積回路における帰還抵抗を成すMOSトラン
ジスタのゲートに接続される抵抗(例えば、拡散抵抗等
から構成される。)に比べて大きな値に設定してある。
なお、5は出力バッファであり、CMOSインバータ1
の出力を受けて後段(図示せず。)に発振出力信号を送
る。ここで、以上の構成は水晶振動子2を除いて同一の
IC基板に集積化することとするが、これに限らず、出
力バッファ5を外部に設けたり、上述のコンデンサを外
付けしてもよい。
【0009】次に、以上のように構成される本例の動作
について述べる。
【0010】まず、MOSトランジスタ4n、4pのゲ
ートを抵抗Rを介してそれぞれ電源端子VDD、VSS
に接続すると、MOSトランジスタ3nはゲートをMO
Sトランジスタ4pを介して電源端子VDDに接続され
ることによりオンとなり、同様にMOSトランジスタ3
pはゲートをMOSトランジスタ4nを介して電源端子
VSSに接続されることによりてオンとなる。これによ
り、MOSトランジスタ3n、3pはCMOSインバー
タの入出力端子間を接続し、そのオン抵抗により帰還抵
抗として動作する。本例は従来のものと同様に発振動作
を行い、出力バッファ5から発振出力信号を発生する。
【0011】ここで、例えば、静電気等により、外部端
子XTに高電圧が印加されると、入力端子INからMO
Sトランジスタ3nのゲートおよびMOSトランジスタ
4pのドレイン、ソースを介して電源端子VDD側に過
電圧が加わる。このとき、MOSトランジスタ3nのゲ
ートに印加される過電圧はMOSトランジスタ4pのオ
ン抵抗により軽減され、MOSトランジスタ3nのゲー
ト破壊を避けることができる。また、MOSトランジス
タ3pについても同様であり、MOSトランジスタ3p
のゲート印加される過電圧はMOSトランジスタ4nの
オン抵抗により軽減され、ゲート破壊を避けることがで
きる。
【0012】上述したように、MOSトランジスタ4
n、4pのトランジスタサイズを適宜に設定すれば、M
OSトランジスタ4n、4pはオン抵抗を所望の値に設
定できる。しかも本例を集積化した際、これらMOSト
ランジスタ4n、4pは、通常の導電層からなる抵抗に
比べ小さい占有面積で高い抵抗値が得られる。すなわ
ち、上述のゲート破壊を避けるために従来のもののよう
に、帰還抵抗を構成するMOSトランジスタのゲートと
電源端子との間に接続される抵抗のサイズを増加させる
ことなく適当な抵抗値が得られ、ひいてはチップサイズ
の増加を抑えることができる。
【0013】また上記一実施例のようにMOSトランジ
スタ3n、3pの2つのMOSトランジスタにより帰還
抵抗を構成するのに限らず、MOSトランジスタ3n、
3pの内いずれか一方のみを設け、これにより帰還抵抗
を構成することとしても良い。
【0014】また、上記一実施例では、圧電振動子とし
て、水晶振動子を用いることとしたがこれに限れるもの
ではなく、例えば、PZT系、PbTiO3系等のセラ
ミック振動子を用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、回路面積を増加させる
ことなく、静電気に対する耐久性に優れた発振用集積回
路および発振回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す電気回路図。
【図2】従来の技術の構成を示す電気回路図。
【符号の説明】
1 CMOSインバータ 2 水晶振動子 3 帰還抵抗 3n、3p MOSトランジスタ 4n、4p MOSトランジスタ(第2のMOSトラン
ジスタ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSインバータを具備し、上記CM
    OSインバータの入出力端子間に圧電振動子を外付けさ
    れる発振用集積回路において、 上記CMOSインバータの入出力端子間にMOSトラン
    ジスタからなる帰還抵抗を接続してあり、第2のMOS
    トランジスタを介して上記MOSトランジスタのゲート
    を特定の電位に保持することを特徴とする発振用集積回
    路。
  2. 【請求項2】 CMOSインバータと、上記CMOSイ
    ンバータの入力端子と出力端子のそれぞれに負荷容量を
    接続するとともに、上記CMOSインバータの入出力端
    子間に圧電振動子を接続してなる発振回路において、 上記CMOSインバータの入出力端子間にMOSトラン
    ジスタからなる帰還抵抗を接続してあり、第2のMOS
    トランジスタを介して上記MOSトランジスタのゲート
    を特定の電位に保持することを特徴とする発振回路。
JP6009601A 1994-01-31 1994-01-31 発振用集積回路および発振回路 Expired - Fee Related JP2969419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009601A JP2969419B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 発振用集積回路および発振回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009601A JP2969419B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 発振用集積回路および発振回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07221549A true JPH07221549A (ja) 1995-08-18
JP2969419B2 JP2969419B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=11724841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6009601A Expired - Fee Related JP2969419B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 発振用集積回路および発振回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2969419B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154350B2 (en) 2002-09-11 2006-12-26 Seiko Epson Corporation Semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154350B2 (en) 2002-09-11 2006-12-26 Seiko Epson Corporation Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2969419B2 (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11177398A (ja) 遅延回路
US7183868B1 (en) Triple inverter pierce oscillator circuit suitable for CMOS
US3958187A (en) Clock signal generating device with complementary mos transistors
US3889211A (en) MOS field effect transistor crystal oscillator
JP2969419B2 (ja) 発振用集積回路および発振回路
JP3719242B2 (ja) 半導体装置及び発振回路
US6639480B2 (en) Crystal oscillator
EP0657994A1 (en) Oscillation circuit oscillating even on low power voltage
JPH0563540A (ja) 入力回路
JPS5930340B2 (ja) バイアス電圧発生装置
JP2004104565A (ja) 半導体装置
JPH05299982A (ja) リングオシレータ
JP2814054B2 (ja) 発振用集積回路および発振回路
JP3155977B2 (ja) 発振用集積回路および発振回路
JP3093410B2 (ja) オープンドレイン型出力回路
JPH06343033A (ja) 論理回路
JP2626589B2 (ja) 発振回路
JPH06232728A (ja) 入出力回路
JP3319901B2 (ja) 圧電発振回路
JP2002299467A (ja) 出力回路
JP2757632B2 (ja) テスト信号発生回路
JPH1151980A (ja) 電圧検出回路
JP2003008351A (ja) 発振回路
JP2000269742A (ja) 発振増幅用インバータ、発振回路および分周器
JPH04277927A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees