JP2000269742A - 発振増幅用インバータ、発振回路および分周器 - Google Patents

発振増幅用インバータ、発振回路および分周器

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JP2000269742A
JP2000269742A JP11067979A JP6797999A JP2000269742A JP 2000269742 A JP2000269742 A JP 2000269742A JP 11067979 A JP11067979 A JP 11067979A JP 6797999 A JP6797999 A JP 6797999A JP 2000269742 A JP2000269742 A JP 2000269742A
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transistor
resistance
oscillation
power supply
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Tsuyoki Umi
剛樹 宇美
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水晶発振子を用いた発振回路において、ひず
みのない安定した発振波形を得る。 【解決手段】 抵抗素子25,26の抵抗値を同一と
し、且つ、pMOSトランジスタ23のゲート長L1
よびゲート幅W1 と、nMOSトランジスタ24のゲー
ト長L2 およびゲート幅W2 と、nMOSトランジスタ
24に対するpMOSトランジスタ23のオン抵抗の比
nとの関係がW1 /L1 =n(W2 /L2 )となるよう
に発振増幅用インバータ20を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発振増幅用イン
バータ、発振回路および分周器に関するものであり、よ
り詳細には、放射ノイズの低減を図った発振増幅用イン
バータ、発振回路および分周器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば分周器等に供給する基
準クロックを生成する手段として、発振回路が知られて
いる。この発振回路としては、水晶発振子等の発振手段
と、この発振手段で生成された発振周波数を増幅して出
力する発振増幅用インバータとを備えているものが知ら
れている。
【0003】かかる発振回路においては、発振手段や発
振増幅用インバータから発生する放射ノイズを低減させ
る必要がある。これは、この放射ノイズが、その発振増
幅用インバータを形成したICチップや、このICチッ
プの周辺に実装された他のICチップ等に悪影響を与え
る場合があるからである。
【0004】このため、従来は、発振回路やその周辺の
ICチップをシールドすることや、他のICチップが放
射ノイズを受け難いように各素子の基板配置を工夫する
ことなどに加えて、放射ノイズを発生し難いように発振
増幅用インバータを設計することが望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】放射ノイズを発生し難
い発振増幅用インバータとしては、例えば、特開平4−
267607号公報で開示されたものが知られている。
【0006】この公報に開示された技術では、使用され
る水晶発振子の発振周波数に応じて発振増幅用インバー
タを切り換えることにより、放射ノイズの低減を図って
いる。すなわち、この技術は、放射ノイズの発生量は発
振手段の発振周波数のみならず発振増幅用インバータの
発振増幅率にも依存することに着目し、発振周波数に応
じて発振増幅率を制御することによって、放射ノイズの
低減を図ったものである。
【0007】しかしながら、特開平4−267607号
公報で開示された発振増幅用インバータでは、発振増幅
率を切り換えるために、ゲートサイズが異なるトランジ
スタで構成した発振増幅用インバータを複数種類設けな
ければならず、さらには発振増幅用インバータを切り換
えるための回路も必要となるので、素子数の増大を招く
という欠点があった。ここで、素子数の増大は、消費電
力の増大や、発振回路の故障率の増加、製造コストの上
昇などの原因となる。
【0008】このため、少ない素子数で放射ノイズを低
減させることができる発振回路が嘱望されていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明に係る
発振増幅用インバータは、第1の信号端子と第2の信号
端子との間に接続された発振手段を所定の周波数で発振
させる発振増幅用インバータに関するものである。
【0010】この発振増幅用インバータには、第1の信
号端子に制御電極が接続され、第1の電源に第1の主電
極が接続され、且つ、第2の信号端子に第2の主電極が
接続された第1のトランジスタ回路と、第1の信号端子
に制御電極が接続され、第2の電源に第1の主電極が接
続され、且つ、第2の信号端子に第2の主電極が接続さ
れた第2のトランジスタ回路とが設けられる。
【0011】そして、この発振増幅用インバータのスレ
ッショルド電圧が第1の電源の出力電圧と第2の電源の
出力電圧との実質的に中央の値をとるように、第1のト
ランジスタ回路のオン抵抗と第2のトランジスタ回路の
オン抵抗との比が定められる。
【0012】(2)第2の発明に係る発振回路には、第
1の信号端子と第2の信号端子との間に接続された発振
手段と、第1の信号端子に制御電極が接続され、第1の
電源に第1の主電極が接続され、且つ、第2の信号端子
に第2の主電極が接続された第1のトランジスタ回路
と、第1の信号端子に制御電極が接続され、第2の電源
に第1の主電極が接続され、且つ、第2の信号端子に第
2の主電極が接続された第2のトランジスタ回路とが設
けられる。
【0013】そして、第1のトランジスタ回路および第
2のトランジスタ回路からなる発振増幅用インバータの
スレッショルド電圧が第1の電源の出力電圧と第2の電
源の出力電圧との実質的に中央の値をとるように、第1
のトランジスタ回路のオン抵抗と第2のトランジスタ回
路のオン抵抗との比が定められる。
【0014】(3)第3の発明に係る分周器は、第1の
信号端子と第2の信号端子との間に接続された発振手段
を所定の周波数で発振させる発振増幅用インバータを用
いた分周器に関するものである。
【0015】この分周器には、第1の信号端子に制御電
極が接続され、第1の電源に第1の主電極が接続され、
且つ、第2の信号端子に第2の主電極が接続された第1
のトランジスタ回路と、第1の信号端子に制御電極が接
続され、第2の電源に第1の主電極が接続され、且つ、
第2の信号端子に第2の主電極が接続された第2のトラ
ンジスタ回路とが設けられる。
【0016】そして、この発振増幅用インバータのスレ
ッショルド電圧が第1の電源の出力電圧と第2の電源の
出力電圧との実質的に中央の値をとるように、第1のト
ランジスタ回路のオン抵抗と第2のトランジスタ回路の
オン抵抗との比が定められる。
【0017】(4)第1〜第3の発明の構成によれば、
発振増幅用インバータのスレッショルド電圧を第1の電
源の供給電圧と第2の電源の供給電圧との実質的に中央
にするので、ひずみのない安定した発振波形を得ること
ができ、これにより発振増幅用インバータで生成される
放射ノイズを低減させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解さ
れたい。
【0019】第1の実施の形態 まず、第1の実施の形態として、第1の発明および第2
の発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明
する。
【0020】図1は、この実施の形態に係る発振回路の
構成を示す回路図である。
【0021】同図に示したように、この発振回路は、所
定の周波数で発振する発振手段としての水晶発振子10
と、ICチップ内の集積回路の一部として形成された発
振増幅用インバータ20とを備えている。
【0022】水晶発振子10は、一方の端子が、ICチ
ップの外部入力端子21に接続されるとともに、コンデ
ンサ11を介してグランドGNDに接続されている。同
様に、この水晶発振子10の他方の端子は、外部入力端
子22に接続されるとともに、コンデンサ12を介して
グランドGNDに接続されている。
【0023】一方、発振増幅用インバータ20は、p型
MOSトランジスタ23と抵抗素子25とからなる第1
のトランジスタ回路と、n型MOSトランジスタ24と
抵抗素子26とからなる第2のトランジスタ回路とを備
えている。そして、p型MOSトランジスタ23は、外
部入力端子21にゲート電極が接続され、抵抗素子25
を介して電源VDDにソース電極が接続され、且つ、外部
入力端子22にドレイン電極が接続されている。また、
n型MOSトランジスタ24は、外部入力端子21にゲ
ート電極が接続され、抵抗素子26を介してグランドG
NDにソース電極が接続され、且つ、外部入力端子22
にドレイン電極が接続されている。そして、これらのM
OSトランジスタ23,24の各ドレイン電極が互いに
接続されて、信号出力端となる。さらに、外部入力端子
21と外部入力端子22との間には帰還抵抗27が設け
られており、これにより水晶発振子10の発振周波数が
高い領域での動作で消費電力を低減させることができ
る。
【0024】このような構成によれば、水晶発振子10
で生成された周波数信号を、発振増幅用インバータ20
で増幅して出力させることができる。
【0025】この発振増幅用インバータ20では、スレ
ッショルド電圧Vthが(1/2)VDDとなるように、p
型MOSトランジスタ23のオン抵抗r1 、n型MOS
トランジスタ24のオン抵抗r2 、抵抗素子25の抵抗
値r3 および抵抗素子26の抵抗値r4 が設定されてい
る。
【0026】例えば、抵抗素子25の抵抗値r3 と抵抗
素子26の抵抗値r4 とが同一である場合(すなわちr
3 =r4 の場合)であれば、p型MOSトランジスタ2
3のゲート長L1 およびゲート幅W1 と、n型MOSト
ランジスタ24のゲート長L2 およびゲート幅W2 と、
n型MOSトランジスタ24に対するp型MOSトラン
ジスタ23のオン抵抗の比n(すなわちn=r1 /r
2 )との関係が下記の式(1)を満たすように各設計値
1 ,W1 ,L2 ,W2 ,nを設定することにより、ス
レッショルド電圧Vthを(1/2)VDDとすることがで
きる。
【0027】 W1 /L1 =n(W2 /L2 ) ・・・(1) すなわち、この実施の形態は、素子数の少ない回路を用
い、この回路の各定数を最適化することによって、放射
ノイズが少ない安定した発振増幅用インバータを得るも
のである。
【0028】図2は、図1に示した発振増幅用インバー
タ20の入出力特性を示すグラフである。このグラフに
おいて、横軸はMOSトランジスタ23,24からなる
CMOS回路の入力電圧Vinであり、また、縦軸はかか
るCMOS回路の出力電圧Vout である(図1参照)。
【0029】このグラフからわかるように、この実施の
形態の発振増幅用インバータ20では、Vin=(1/
2)VDDのときにVout =Vinとなる。すなわち、この
発振増幅用インバータ20では、出力電圧をVout を、
入力電圧Vinに対して均等な値にすることができる。
【0030】このように、この実施の形態では、発振増
幅用インバータ20の入出力特性を均一なものとするこ
とができる。そして、これにより、発振回路の出力波形
として、ひずみのない安定した正弦波を得ることができ
る。
【0031】図3は、図1に示した発振回路の出力波形
を示すグラフである。このグラフにおいて、横軸は時
間、縦軸は出力電圧Vout を示している。
【0032】このグラフからわかるように、この実施の
形態の発振回路によれば、スレッショルド電圧が(1/
2)VDDとなっているので、上述のように発振回路の出
力波形としてひずみのない安定した正弦波を得ることが
できる。
【0033】このような理由により、この実施の形態に
よれば、放射ノイズを低減させることが可能となる。
【0034】また、複数種類の発振増幅用インバータを
設ける必要がないので、素子数を少なくすることができ
る。
【0035】第2の実施の形態 次に、第2の実施の形態として、第3の発明の実施の形
態について、図4を用いて説明する。
【0036】図4は、この実施の形態に係る分周器の構
成を示す回路図である。なお、同図において、図1と同
じ符号を付した構成部は、それぞれ図1の場合と同じも
のを示している。
【0037】図4に示したように、この実施の形態に係
る分周器は、第1の実施の形態と同じ構成の発振回路に
分周回路30を接続することによって構成されている。
ここで、この実施の形態に係る発振増幅用インバータ2
0も、上述の第1の実施の形態の場合と同様、スレッシ
ョルド電圧Vthが(1/2)VDDとなるように、p型M
OSトランジスタ23のオン抵抗r1 、n型MOSトラ
ンジスタ24のオン抵抗r2 、抵抗素子25の抵抗値r
3 および抵抗素子26の抵抗値r4 が設定されている。
また、分周回路30は、発振増幅用インバータ20と同
様、ICチップ内の集積回路の一部として形成されてい
る。
【0038】この分周回路30において、p型MOSト
ランジスタ31は、発振増幅用インバータ20が出力し
た電圧信号Vout をゲートから入力し、且つ、電源電圧
DDをソースから入力する。また、n型MOSトランジ
スタ32は、電圧信号Voutをゲートから入力し、且
つ、グランドGNDの接地電位をソースから入力する。
そして、これらのMOSトランジスタ31,32のドレ
インは、それぞれ、信号出力端子36に接続されてい
る。
【0039】すなわち、MOSトランジスタ31,32
はCMOSの出力回路を構成しており、発振増幅用イン
バータ20が出力した電圧信号Vout を同じ周波数のク
ロック信号CLKに変換して信号出力端子36から出力
する。
【0040】一方、この電圧信号Vout は、Dフリップ
フロップ33のクロック入力CKにも入力される。そし
て、このDフリップフロップ33のD入力は、反転出力
/Qに接続されている。また、p型MOSトランジスタ
34は、ゲートがDフリップフロップ33の反転出力/
Qに接続され、且つ、ソースが電源VDDに接続されてい
る。さらに、n型MOSトランジスタ35は、ゲートが
Dフリップフロップ33の反転出力/Qに接続され、且
つ、ソースがグランドGNDに接続されている。そし
て、これらのMOSトランジスタ34,35のドレイン
は、それぞれ、信号出力端子37に接続されている。
【0041】このような構成によれば、発振増幅用イン
バータ20から出力された電圧信号Vout が所定電位ま
で立ち上がる度に、Dフリップフロップ33の反転出力
/Qの値が反転する。これにより、反転出力/Qの周波
数は、電圧信号Vout の1/2になる。そして、この反
転出力/Qは、MOSトランジスタ34,35からなる
CMOS出力回路で増幅されて、(1/2)CLK信号
として信号出力端子37から出力される。
【0042】このように、図4に示した分周器によれ
ば、水晶発振子10で生成されて発振増幅用インバータ
20で増幅された周波数信号を、同じ周波数のクロック
信号および1/2の周波数のクロック信号に変換して、
信号出力端子36,37から出力することができる。
【0043】そして、この分周器によれば、第1の実施
の形態と同じ構成の発振増幅用インバータ20を使用し
ていることにより、分周回路30が発振増幅用インバー
タ20から受ける放射ノイズを非常に少なくすることが
できる。したがって、この実施の形態によれば、誤動作
の少ない安定した分周器を得ることができる。
【0044】また、集積回路の設計段階で発振増幅用イ
ンバータ20と分周回路30との配置関係を検討する際
に、放射ノイズを受け難いように両者の位置関係を決定
する必要がないので、集積回路の設計を容易にすること
ができるとともに、ICチップの小面積化を図ることが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
に係る発振増幅用インバータおよび第2の発明に係る発
振回路によれば、ひずみのない安定した発振波形を得る
ことができ、これにより発振増幅用インバータで生成さ
れる放射ノイズを低減させることができる。
【0046】また、少ない素子数で発振増幅用インバー
タ(したがって発振回路)を構成することができるの
で、消費電力の低減、故障率の減少および製造コストの
低減を図ることができる。
【0047】一方、第3の発明によれば、誤動作の少な
い安定した分周器を得ることができるとともに、集積回
路の設計を容易にし、ICチップの小面積化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る発振回路を示す回路図
である。
【図2】図1に示した発振増幅用インバータの入出力特
性を示すグラフである。
【図3】図1に示した発振回路の出力波形を示すグラフ
である。
【図4】第2の実施の形態に係る発振回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 水晶発振子 11,12 コンデンサ 20 発振増幅用インバータ 21,22 外部入力端子 23,31,34 p型MOSトランジスタ 24,32,35 n型MOSトランジスタ 25,26,27 抵抗素子 30 分周回路 36,37 信号出力端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5J079 AA04 BA34 FA06 FA14 FA21 FB03 FB35 GA04 GA09 5J091 AA01 AA17 AA46 CA21 CA36 CA51 CA62 CA65 CA85 FA12 FA15 FP09 HA10 HA16 HA17 HA25 HA29 KA04 KA32 KA36 KA47 MA21 TA01 TA02 TA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号端子と第2の信号端子との間
    に接続された発振手段を所定の周波数で発振させる発振
    増幅用インバータにおいて、 前記第1の信号端子に制御電極が接続され、第1の電源
    に第1の主電極が接続され、且つ、前記第2の信号端子
    に第2の主電極が接続された第1のトランジスタ回路
    と、 前記第1の信号端子に制御電極が接続され、第2の電源
    に第1の主電極が接続され、且つ、前記第2の信号端子
    に第2の主電極が接続された第2のトランジスタ回路
    と、 を有し、且つ、この発振増幅用インバータのスレッショ
    ルド電圧が前記第1の電源の出力電圧と前記第2の電源
    の出力電圧との実質的に中央の値をとるように、前記第
    1のトランジスタ回路のオン抵抗と前記第2のトランジ
    スタ回路のオン抵抗とが定められたことを特徴とする発
    振増幅用インバータ。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランジスタ回路が、前記第
    1の信号端子に制御電極が接続され且つ前記第2の信号
    端子に第2の主電極が接続された第1のトランジスタ素
    子と、この第1のトランジスタ素子の第1の主電極と前
    記第1の電源との間に設けられた第1の抵抗素子とを有
    し、 前記第2のトランジスタ回路が、前記第1の信号端子に
    制御電極が接続され且つ前記第2の信号端子に第2の主
    電極が接続された第2のトランジスタ素子と、この第2
    のトランジスタ素子の第1の主電極と前記第2の電源と
    の間に設けられた第2の抵抗素子とを有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の発振増幅用インバー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1の抵抗素子の抵抗値と前記第2
    の抵抗素子の抵抗値とが同一であり、且つ、前記第1の
    MOSトランジスタのゲート長L1 およびゲート幅W1
    と、前記第2のMOSトランジスタのゲート長L2 およ
    びゲート幅W2 と、前記第2のMOSトランジスタに対
    する前記第1のMOSトランジスタのオン抵抗の比nと
    の関係が、W1 /L1 =n(W2 /L2 )であることを
    特徴とする請求項2に記載の発振増幅用インバータ。
  4. 【請求項4】 第1の信号端子と第2の信号端子との間
    に接続された発振手段と、 この発振手段の第1の信号端子に制御電極が接続され、
    第1の電源に第1の主電極が接続され、且つ、前記発振
    手段の第2の信号端子に第2の主電極が接続された第1
    のトランジスタ回路と、 前記発振手段の前記第1の信号端子に制御電極が接続さ
    れ、第2の電源に第1の主電極が接続され、且つ、前記
    発振手段の前記第2の信号端子に第2の主電極が接続さ
    れた第2のトランジスタ回路と、 を有し、且つ、前記第1のトランジスタ回路および前記
    第2のトランジスタ回路からなる発振増幅用インバータ
    のスレッショルド電圧が前記第1の電源の出力電圧と前
    記第2の電源の出力電圧との実質的に中央の値をとるよ
    うに、前記第1のトランジスタ回路のオン抵抗と前記第
    2のトランジスタ回路のオン抵抗とが定められたことを
    特徴とする発振回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のトランジスタ回路が、前記第
    1の信号端子に制御電極が接続され且つ前記第2の信号
    端子に第2の主電極が接続された第1のトランジスタ素
    子と、この第1のトランジスタ素子の第1の主電極と前
    記第1の電源との間に設けられた第1の抵抗素子とを有
    し、 前記第2のトランジスタ回路が、前記第1の信号端子に
    制御電極が接続され且つ前記第2の信号端子に第2の主
    電極が接続された第2のトランジスタ素子と、この第2
    のトランジスタ素子の第1の主電極と前記第2の電源と
    の間に設けられた第2の抵抗素子とを有する、 ことを特徴とする請求項4に記載の発振回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の抵抗素子の抵抗値と前記第2
    の抵抗素子の抵抗値とが同一であり、且つ、前記第1の
    MOSトランジスタのゲート長L1 およびゲート幅W1
    と、前記第2のMOSトランジスタのゲート長L2 およ
    びゲート幅W2 と、前記第2のMOSトランジスタに対
    する前記第1のMOSトランジスタのオン抵抗の比nと
    の関係が、W1 /L1 =n(W2 /L2 )であることを
    特徴とする請求項5に記載の発振回路。
  7. 【請求項7】 第1の信号端子と第2の信号端子との間
    に接続された発振手段を所定の周波数で発振させる発振
    増幅用インバータを用いた分周器において、前記第1の
    信号端子に制御電極が接続され、第1の電源に第1の主
    電極が接続され、且つ、前記第2の信号端子に第2の主
    電極が接続された第1のトランジスタ回路と、 前記第1の信号端子に制御電極が接続され、第2の電源
    に第1の主電極が接続され、且つ、前記第2の信号端子
    に第2の主電極が接続された第2のトランジスタ回路
    と、 を有し、且つ、この発振増幅用インバータのスレッショ
    ルド電圧が前記第1の電源の出力電圧と前記第2の電源
    の出力電圧との実質的に中央の値をとるように、前記第
    1のトランジスタ回路のオン抵抗と前記第2のトランジ
    スタ回路のオン抵抗とが定められたことを特徴とする分
    周器。
  8. 【請求項8】 前記第1のトランジスタ回路が、前記第
    1の信号端子に制御電極が接続され且つ前記第2の信号
    端子に第2の主電極が接続された第1のトランジスタ素
    子と、この第1のトランジスタ素子の第1の主電極と前
    記第1の電源との間に設けられた第1の抵抗素子とを有
    し、 前記第2のトランジスタ回路が、前記第1の信号端子に
    制御電極が接続され且つ前記第2の信号端子に第2の主
    電極が接続された第2のトランジスタ素子と、この第2
    のトランジスタ素子の第1の主電極と前記第2の電源と
    の間に設けられた第2の抵抗素子とを有する、 ことを特徴とする請求項7に記載の分周器。
  9. 【請求項9】 前記第1の抵抗素子の抵抗値と前記第2
    の抵抗素子の抵抗値とが同一であり、且つ、前記第1の
    MOSトランジスタのゲート長L1 およびゲート幅W1
    と、前記第2のMOSトランジスタのゲート長L2 およ
    びゲート幅W2 と、前記第2のMOSトランジスタに対
    する前記第1のMOSトランジスタのオン抵抗の比nと
    の関係が、W1 /L1 =n(W2 /L2 )であることを
    特徴とする請求項8に記載の分周器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347950C (zh) * 2002-12-04 2007-11-07 联华电子股份有限公司 包含有一动作模组以提升负电阻值的栓锁器系统
JP2011205181A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Toshiba Corp 電力増幅器及び半導体集積回路

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