JPH0722105Y2 - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JPH0722105Y2
JPH0722105Y2 JP1989124007U JP12400789U JPH0722105Y2 JP H0722105 Y2 JPH0722105 Y2 JP H0722105Y2 JP 1989124007 U JP1989124007 U JP 1989124007U JP 12400789 U JP12400789 U JP 12400789U JP H0722105 Y2 JPH0722105 Y2 JP H0722105Y2
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JP
Japan
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rice cooker
cabinet
cabinet body
holder
rice
Prior art date
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JP1989124007U
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JPH0364045U (ja
Inventor
行男 宮下
敦弘 宮田
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Sun Wave Corp
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Sun Wave Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、炊飯器を収納した状態のまま、この炊飯器
による炊飯を行うことができるキャビネットに関する。
〔従来技術とその課題〕
従来より、炊飯器が収納できるキャビネットは、種々の
ものが提案されているが、この従来のキャビネットにあ
っては、単に、炊飯器をキャビネット本体の内部に載置
するだけの構成であるため、炊飯器を安定して固定する
ことができず、非常に使い勝手が悪いという問題を有し
ていた。
このような従来のキャビネットの問題を解決するため、
従来、キャビネット本体の底部四隅に、夫々独立してス
ライド可能なコマ体を配設し、これら各コマ体をスライ
ドさせて、炊飯器の周面に当接させた後、これらコマ体
を固定することで炊飯器をキャビネット本体内に安定的
に保持する、という提案もなされているが、このような
構成では、各コマ体をスライドさせなければならないた
め、かかる作業が非常に煩雑であると共に、炊飯器をキ
ャビネット本体の中心部にセットして蒸気排気口との位
置合せをするのが非常に難しい、という問題を有してい
た。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、ワンタッチであらゆる公
知形状の炊飯器をキャビネット本体内の略中心に安定的
にセットすることができるキャビネットを提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための構成〕
上記目的を達成するため、この考案に係るキャビネット
は、前面側に扉を有する断面略コ字状のキャビネット本
体と、上記キャビネット本体内の前後方向に沿ってスラ
イド可能な炊飯器保持体と、上記キャビネット本体の上
部に沿って配設された炊飯器の上記をキャビネット本体
の外部へと強制排気する排気ファンとから構成されてな
り、上記炊飯器保持体は、その前面板又は背板が前後方
向にスライド可能に取り付けられていることを特徴とす
るである。
〔作用〕
それ故、この考案に係るキャビネットにあっては、炊飯
器をキャビネット本体にセットする場合には、まず、炊
飯器保持体の炊飯器保持部に炊飯器をのせ、次に、前面
板又は背板を前後方向にスライドさせ、該前面板又は背
板が炊飯器と当接したところで、この前面板又は背板を
固定する。
これにより、炊飯器は、前面板又は背板と、背板又は前
面板とによって安定的に挟持される。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細
に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係るキャビネットK
は、例えば、流し台などの側部に配置された下部キャビ
ネットLの上部に配設される。
キャビネットKは、断面コ字状に形成されたキャビネッ
ト本体1と、このキャビネット本体1内の前後方向aに
沿ってスライド可能に配設された炊飯器保持体2と、上
記キャビネット本体1の上部に配設された排気装置D
と、から構成されている。
キャビネット本体1は、第2図に示すように、その前面
側に開口1aが形成されていると共に、キャビネット本体
1内の通気性を向上するため、その背面側にも、開口1b
が形成されている。
前面側の開口1aには、扉体3がヒンジ(図示せず)を介
して開閉自在に取り付けられている。
一方、上記背面側の開口1bには、仕切板11が脱着自在に
配設されており、この仕切板11には電源コード挿通用の
孔11aが開設されている。
また、上記キャビネット本体1の上方には、排気口1cが
開設されており、この排気口1cには目隠し用のガラリ12
が嵌装されていると共に、このキャビネット本体1の天
井側には、フード13が配設されている。
このフード13は、広巾に形成された下端側開口13aが炊
飯器Aの上部を覆う大きさに形成され、かつ、その細く
形成された上端開口13bは、上記フード13の上部に配設
された排気路14と連通接続されている。
この排気路14は、その先端が前記排気口1cと連通し、か
つ、その後端が、前記開口1bと連通するように構成され
ていると共に、該排気路14の排気口1c側には、ファンモ
ータ15が配設されている。
一方、上記フード13の下端側開口13aには、略J字状に
折曲されたドレン溝13cが形成されており、フード13の
内面に付着した水滴は、第1図と第2図に示すように、
このドレン溝13cからチューブ16bをつたってキャビネッ
ト本体1の左内側部に配設されたタンク16内へと収容さ
れる。
尚、このタンク16は、ホルダ16aを介してキャビネット
本体1の左内壁面に着脱自在に取り付けられている。
また、キャビネット本体1の右側壁面には、第2図仮想
線で示すように、炊飯器Aの電源コンセント17が設けら
れている。
このように構成されたキャビネット本体1の内周面に
は、断熱効果が高い保温材18が配設されており、この保
温材18には、通気孔18a,18b,凹部18d及び吸気孔18eが形
成されている。
通気孔18aは、キャビネット本体1と保温材18との間の
空気を、キャビネットKの炊飯器収納室B内へと流入さ
せ、炊飯器Aの水蒸気が該炊飯器収納室B内にこもるこ
となくフード13側へと流出するように作用する。
また、通気孔18bは、キャビネット本体1と保温材18と
の間にある空気が排気路14へと流入するように作用す
る。
一方、凹部18dは、前述したように、キャビネット本体
1が壁等に密着して配設された場合に、電源コードやコ
ンセント等を収納できるように凹設されている。勿論、
この凹部18dには、前記コンセント17やファンモータ15
の電源コードも収納することができる。
吸気孔18eは、前記排気口1cが形成されたキャビネット
本体1の上面前側部及び両側前側部に複数開設されてお
り、該吸気孔18eから吸引された外気は、上記保温材18
と排気路14との間隙に流入した後、通気孔18bから排気
路14内へと流入するように構成されている。
炊飯器保持体2は、縦断面が凹状に形成されており、第
3図に示すように、その本体21の略中央上面に炊飯器A
を固定できるように構成されている。
即ち、この炊飯器保持体2の本体21は、第3図に示すよ
うに、前面板24と、両側板26,27と、底板28とで平面矩
形状に組み立てられている。
前面板24の上面部には、第1図からも明らかなように、
凹部24aが形成されている。これは、炊飯器Aの操作ス
イッチ類が炊飯器本体の外周面よりも前方へ突設された
部分cに配設されている場合、この突設された部分cが
嵌合できるようにするためである。
このように構成された前面板24と上記両側板26,27との
間には、略台形状に形成されたストッパ22,22が着脱自
在に配設されている。
このストッパ22,22は、炊飯器Aの丸みを有する外周面
と接触する傾斜面22a,22aを有して構成されている。勿
論、炊飯器Aが角筒状に形成されている場合には、この
ストッパ22,22を取り外すことで角筒状の炊飯器Aを該
炊飯器保持体2に収納することができる。
尚、第3図中符号22bは、一方のストッパ22に開設され
たシャモジ立て用の孔である。
背板23は、その下面から下方に延びるねじ杆23b,23bを
有して構成されており、これら各ねじ杆23b,23bは、前
記底板28に開設された一対の長孔21a,21aに遊嵌されて
いる。
従って、この背板23を、上記長孔21a,21aに沿って前後
方向aへスライドさせて炊飯器Aの外周面に当接させ、
この後、ねじ杆23b,23bに螺合させた螺ナット23aを緊締
することで、炊飯器Aを、該背板23と前面板24との間に
安定的に固定することができると共に、炊飯器Aの蒸気
排気口(図示せず)をフード13の真下に位置するよう、
位置決めることができる。
尚、以上のように構成された炊飯器保持体2は、第3図
に示すように、この両側部に配設されたスライドレール
25と、キャビネット本体1の炊飯器収納室Bの内壁面に
固定されたガイドレール19との嵌合によって、前後方向
にスライドされる。
次に、前記ファンモータ15の作動制御を、第4図に基き
説明する。
同図において、Vは炊飯器Aに電力を供給する電源であ
り、Nは比較器を、Tはこの比較器NとリレーコイルP
との間に接続されたコントローラを、Sはリレーコイル
Pによって開閉されるリレーを、R0は抵抗器を、R1
R2,R3,R4は抵抗を夫々示している。
従って、炊飯器Aで炊飯するときには、炊飯器Aのスイ
ッチをオンし、この電源Vからの電力が炊飯器Aに供給
されることで炊飯は開始される。このとき、上記電気回
路E1の電圧値と、電気回路E2の電圧値とを比較すると、
炊飯器Aの負荷によって抵抗器R0には電圧降下E0が発生
する。
従って、比較器Nは、この電圧降下E0を検知し、この検
知した信号をコントローラTで増幅し、リレーコイルP
に電圧を印加する。これによって、常開接点リレーSは
閉成され、ファンモータ15は作動する。
そして、炊飯が終了して保温に切りかわると、炊飯器A
へ流れる電流値は小さくなり、抵抗器R0の電圧値E0はさ
らに下降するため、比較器Nはこれを検知してコントロ
ーラT内に組み込まれた公知の構成からなる遅延回路を
オンさせる。
これにより、上記リレーSは、一定時間閉成状態を保持
するため、ファンモータ15は一定時間、炊飯器収納室B
内の蒸気や蒸気を排気することができる。
このように比較器NとコントローラTとでファンモータ
15の駆動制御を行うことで、例えば、回路をトランスで
形成するよりも、低コスト化することができる。
尚、上記実施例では、背板23を前後方向にスライド可能
に構成した場合を例にとり説明したが、この考案にあっ
てはこれに限定されるものではなく、例えば、前面板24
をスライド可能に構成することもできる。
〔考案の効果〕
この考案に係るキャビネットは、以上説明したように、
前面板又は背板をスライドさせるだけで、あらゆる形状
や大きさからなる炊飯器であっても、これに対応させ
て、ワンタッチで該炊飯器を炊飯器保持体に安定的に固
定でき、使い勝手が大幅に向上すると共に、炊飯器の上
記排気口を排気フードの下にセットできるので、キャビ
ネット本体内が蒸気によって結露することもなく、常に
乾燥した状態で炊飯器を使用できるので、炊飯器の耐久
性、安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るキャビネットを示す
斜視図、第2図は同キャビネットの縦断面図、第3図は
炊飯器保持体の平面図、第4図はファンモータを駆動制
御する電気回路図である。 〔符号の説明〕 A…炊飯器、a…前後方向 1…キャビネット本体、2…炊飯器保持体 3…扉、15…ファンモータ 21a…長孔、23…背板 24…前面板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面側に扉を有する断面略コ字状のキャビ
    ネット本体と、上記キャビネット本体内の前後方向に沿
    ってスライド可能な炊飯器保持体と、上記キャビネット
    本体の上部に沿って配設され炊飯器の蒸気をキャビネッ
    ト本体の外部へと強制排気する排気ファンとから構成さ
    れてなり、上記炊飯器保持体は、その前面板又は背板が
    前後方向にスライド可能に取り付けられていることを特
    徴とするキャビネット。
JP1989124007U 1989-10-25 1989-10-25 キャビネット Expired - Lifetime JPH0722105Y2 (ja)

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JP1989124007U JPH0722105Y2 (ja) 1989-10-25 1989-10-25 キャビネット

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JP1989124007U JPH0722105Y2 (ja) 1989-10-25 1989-10-25 キャビネット

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JPH0364045U JPH0364045U (ja) 1991-06-21
JPH0722105Y2 true JPH0722105Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31671953

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JPS63197431U (ja) * 1987-06-09 1988-12-20

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