JPH07220392A - 情報信号ダビング方法及び情報信号記録再生装置 - Google Patents

情報信号ダビング方法及び情報信号記録再生装置

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JPH07220392A
JPH07220392A JP6010093A JP1009394A JPH07220392A JP H07220392 A JPH07220392 A JP H07220392A JP 6010093 A JP6010093 A JP 6010093A JP 1009394 A JP1009394 A JP 1009394A JP H07220392 A JPH07220392 A JP H07220392A
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JP
Japan
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dubbing
recording
data
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JP6010093A
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Akio Koresawa
昭男 是澤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ダビングの際の送信側の記録再生装置29で
はディスク1から1.4Mbpsの平均転送速度でデー
タを再生して圧縮符号化処理を解かずに一定転送速度で
送信し、ダビングの際の受信側の記録再生装置29では
送信側から送られてきた1.4Mbpsの一定転送速度
の圧縮符号化されたままのデータを受信してディスク1
に記録する。 【効果】 通常時の約4倍の高速ダビングが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体に
対して情報信号の記録再生を行う情報信号記録再生装置
と、この情報信号記録再生装置間でダビングを行う際の
情報信号ダビング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば語学学習装置であるい
わゆるLL(Language Library)装置(以下LLシステ
ムと呼ぶ)では、音声信号が蓄積されるメディアとして
いわゆるオーディオカセットテープ(コンパクトカセッ
トテープ)を使用していた。
【0003】しかし、このテープでは、頭出しやリピー
ト時には、希望の位置にアクセスするのに時間がかか
り、貴重な授業の時間が費やされていた。
【0004】また、ランダムアクセスが出来て、録音再
生が可能な比較的安価なリムーバブルメディアとして
は、近年、所定の圧縮符号化処理によって圧縮符号化さ
れた音声データの記録再生が行われる直径が64mm光
磁気ディスクとして総称されるいわゆるミニディスク
(以下単にMDと呼ぶ)が存在する。
【0005】図4を用いてこのMDのシステム構成を説
明する。この図4において、端子20にはアナログのオ
ーディオ信号が供給され、このオーディオ信号はアナロ
グ/ディジタル(A/D)変換器19によって、ディジ
タル信号に変換される。このディジタルオーディオ信号
は、約1.4メガビット/秒(Mbps)の一定転送速
度で、音声圧縮/伸長を行うエンコーダ/デコーダ14
のエンコーダ部に送られる。なお、このエンコーダ/デ
コーダ14は1チップのIC回路となっている。
【0006】当該エンコーダ部では、上記ディジタルオ
ーディオ信号を、複数の周波数帯域に分割すると共に、
各周波数帯域のデータを一定のブロック単位毎にブロッ
ク化し、このブロック毎に離散コサイン変換(DCT)
を施してDCT係数データとしてこのDCT係数データ
を、人間の聴覚特性を考慮したビット割り当てで圧縮符
号化するいわゆるATRAC(Adaptive TRansform Aco
ustic Coding)と呼ばれる圧縮符号化方式によって、デ
ータ量を約1/5に圧縮符号化する。このエンコーダ部
からは、約0.3Mbpsの一定転送速度でエンコード
データが出力され、メモリコントローラ51に送られ
る。当該メモリコントローラ51に供給されたデータは
メモリ13に送られる。
【0007】当該メモリ13では、上記メモリコントロ
ーラ51の制御に基づいて、上記エンコードデータを一
定量蓄積する。上記メモリコントローラ51は、上記メ
モリ13に一定量のデータが蓄積されたならば、当該メ
モリ13から約1.4Mbpsのバースト状にデータ読
み出させ、このバースト状のデータをエンコーダ/デコ
ーダ12に送る。なお、このバースト状の出力を平均す
ると約0.3Mbpsの転送速度となる。
【0008】上記メモリコントローラ51からのデータ
は、8−14変調(EFM)とCIRC(Cross Interle
ave Reed Solomon Code)の誤り訂正符号の付加と、上記
EFMの復調と誤り訂正とを行うエンコーダ/デコーダ
12のエンコーダ部を介して、ヘッド駆動回路11に送
られる。
【0009】当該ヘッド駆動回路11は、記録用磁気ヘ
ッド2を供給された信号に基づいて駆動する。
【0010】ここで、上記記録用磁気ヘッド2が配され
る直径64mmの光磁気ディスク1の面の反対側の面側
には、光ピックアップ4が配される。データの記録時に
は、この光ピックアップ4からは一定のレーザ光が対物
レンズ3を介して回転駆動される上記光磁気ディスク1
の記録面に照射されると共に、上記記録用磁気ヘッド2
が上記ヘッド駆動回路11によって駆動されることで、
光磁気記録によるデータの記録が実現される。
【0011】なお、ディスク1の回転は、スピンドル軸
6を介してスピンドルモータ5により行われる。当該ス
ピンドルモータ5はサーボ制御回路8によって回転が制
御される。
【0012】一方、上記記録されたデータのディスク1
からの再生は、回転するディスク1の記録面に上記光ピ
ックアップ4からのレーザ光を照射し、このレーザ光の
ディスク記録面からの反射光の偏光角の変化を当該光ピ
ックアップ4において検出することで行われる。
【0013】なお、上記光ピックアップ4は、送りモー
タ7によってディスク半径方向に送られる。この送りモ
ータ7も上記サーボ制御回路8によって制御される。
【0014】上記光ピックアップ4によってディスク1
から読み取られた信号は、RFアンプ9を介して上記エ
ンコーダ/デコーダ12のデコーダ部に送られる。ま
た、RFアンプ9からは、上記再生信号から検出された
同期信号がアドレスデコーダ10に送られ、このアドレ
スデコーダ10からのアドレス情報に基づいて上記エン
コーダ/デコーダ12のデコーダ部での復調と誤り訂正
処理が行われる。さらに、RFアンプ9からの信号は、
サーボ制御回路8にも送られ、当該サーボ制御回路8は
このRFアンプ9からの再生信号に基づいて光ピックア
ップ4におけるフォーカスサーボ及びトラックキングサ
ーボを行う。
【0015】上記エンコーダ/デコーダ12のデコーダ
部からの再生データは、メモリコントローラ51を介し
て上記メモリ13に一定量蓄えられた後に、再び読み出
されてメモリコントローラ51を介して音声圧縮/伸長
のエンコーダ/デコーダ14のデコーダ部に送られ、こ
こで伸長復号化される。
【0016】なお、上記メモリ13は、データの記録/
再生時に例えば外乱等でレーザ光がトラックアウトを起
こしたような場合のために設けられており、メモリ13
内に蓄えたデータを読み出している間にトラッキング動
作を正常に戻すようにする。
【0017】この伸長復号化されたデータは、D/A変
換器18にてアナログ信号に変換された後、端子21か
らオーディオ出力信号として出力される。
【0018】また、上記エンコーダ/デコーダ12に
は、ディジタルI/O回路52が設けられており、この
ディジタルI/O回路52を介して端子22に接続され
る外部機器とディジタルデータの授受が行われる。この
とき、外部機器との間で授受されるディジタルデータ
は、入出力ともに音声圧縮/伸長のエンコーダ/デコー
ダ14を介して授受される。すなわち、外部に対して出
力されるディジタルデータは、エンコーダ/デコーダ1
4によってデコードされたディジタルデータが上記ディ
ジタルI/O回路52を介して出力される。また、外部
から入力されたディジタルデータは、ディジタルI/O
回路52を介してエンコーダ/デコーダ14に送られ、
このエンコーダ/デコーダ14でエンコードされた後、
さらにメモリ13等を介してEFMとCIRCのエンコ
ーダ/デコーダ12に送られるようになっている。
【0019】上記サーボ制御回路8,エンコーダ/デコ
ーダ12及び14,メモリコントローラ51は、システ
ムコントローラ15によって制御される。また、このシ
ステムコントローラ15には、表示部17とキー入力部
16も接続されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、LLシステ
ムにおいては、通常、記録媒体に記録された例えば教材
などの情報を、複数の記録媒体にダビングすることが行
われるが、上記MDを用いた上記LLシステムにおいて
は、上記ダビングを行う際に以下のような問題点があ
る。
【0021】すなわち、上記MDを記録再生する記録再
生装置では、1倍速の記録/再生しかできないため、上
記ダビングに長時間必要となる。例えば、前記図4の例
において、他の記録再生装置との間のダビングでは、デ
ィジタルI/O回路52と端子22を介して1.4Mb
psの一定転送速度でディジタルデータの授受を行うこ
とになるが、ダビングにおいて入出力されるディジタル
データは、上述したように、上記音声圧縮/伸長のエン
コーダ/デコーダ14でエンコード/デコードされると
共に、メモリコントローラ51を介してメモリ13に対
して書き込み/読み出しされるものである。したがっ
て、全体としての転送速度は、エンコーダ/デコーダ1
4とメモリコントローラ51との間の前記一定転送速度
の0.3Mbps及び、メモリコントローラ51とEF
M及びCIRCのエンコーダ/デコーダ12との間の平
均転送速度0.3Mbpsによって決定される通常の1
倍速の記録/再生の場合と同じとなる。
【0022】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みてなされたものであり、LLシステムにMDを用いた
時に、高速ダビングを可能とする情報信号ダビング方法
と情報信号記録再生装置を提供することを目的とするも
のである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の情報信号ダビン
グ方法は、上述した目的を達成するために提案されたも
のであり、所定の圧縮符号化処理が施され、所定の平均
転送速度でバースト状に供給される情報信号をディスク
状記録媒体に記録し、当該ディスク状記録媒体から再生
した情報信号を上記所定の平均転送速度でバースト状に
取り出して伸長復号化処理を施す情報信号記録再生装置
間の情報信号ダビング方法において、ダビングの際の送
信側では上記ディスク状記録媒体から上記所定の圧縮符
号化処理が施されている情報信号を上記所定の平均転送
速度よりも高速の平均転送速度で再生して送信し、ダビ
ングの際の受信側では送信側から送信されてきた上記所
定の圧縮符号化処理が施されている上記情報信号を受信
してディスク状記録媒体に記録する。
【0024】また、本発明の情報信号記録再生装置は、
所定の圧縮符号化処理が施され、所定の平均転送速度で
バースト状に供給される情報信号をディスク状記録媒体
に記録する記録手段と、当該ディスク状記録媒体から再
生した情報信号を上記所定の平均転送速度でバースト状
に取り出して伸長復号化処理を施す再生手段と、上記記
録手段と再生手段の動作を制御する制御手段とを有して
なるものであり、上記制御手段は、ダビングの際の送信
時には上記再生手段を制御することにより当該ディスク
状記録媒体から上記所定の平均転送速度よりも高速の平
均転送速度で情報信号を再生して受信側に送り、ダビン
グの際の受信時には上記記録手段を制御することにより
送信側から送られてきた上記所定の圧縮符号化処理が施
されている上記情報信号をディスク状記録媒体に記録す
る。
【0025】ここで、本発明の情報信号ダビング方法と
情報信号記録再生装置において、上記ダビングの際に送
信及び受信される情報信号の転送速度は一定転送速度で
あり、当該一定転送速度は上記バースト内での転送速度
と略等しい速度である。
【0026】
【作用】本発明の情報信号ダビング方法及び情報信号記
録再生装置によれば、ダビングの際の送信側ではディス
ク状記録媒体から所定の平均転送速度よりも高速の平均
転送速度で情報信号を再生して伸長復号化処理を施さず
に送信し、ダビングの際の受信側では圧縮符号化された
ままの情報信号を受信してディスク状記録媒体に記録す
ることで、ダビング時の情報転送速度を高速化してい
る。
【0027】また、本発明の情報信号ダビング方法及び
情報信号記録再生装置によれば、情報信号は元々所定の
平均転送速度でバースト状に供給されるものであるた
め、送信及び受信時の一定転送速度は、最大限、このバ
ースト内での転送速度と略等しい速度にまで高速化でき
る。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て詳述する。
【0029】図1を用いて、本発明の情報信号記録再生
装置29とこの装置間での情報信号ダビング方法を概念
的に説明する。なお、本実施例では、ディスク状記録媒
体として前記MDを用いている。
【0030】また、図1の記録再生装置29は、基本的
には前記図4の構成を有するものである。したがって、
図4と対応する図1の各構成要素には図4の場合と同一
の指示符号を付している。このため、バッファメモリで
あるメモリ13には、前記圧縮符号化された音声データ
が格納される。
【0031】さらに、図2に示すように、図中Taをデ
ィスク1へのアクセスタイムとし、Tpをディスク1か
らの再生データの読み出し時間とし、Trをディスク1
への録音データの書き込み時間とすると、通常の記録再
生モード時のディスク1の再生時には図2の(a)に示
すように、また通常の録音時には図2の(b)に示すよ
うな平均転送レートが約0.3Mbpsとなるバースト
状でデータ転送が行われている。
【0032】これに対して、本発明における記録再生装
置29間での高速ダビングモード時においては、上記メ
モリ13間で一定転送速度1.4Mbpsのダビングを
行うようにしている。すなわち、高速ダビングモード時
の図1に示す本発明実施例の記録再生装置29において
は、送信側において平均転送速度1.4Mbpsでディ
スク1から圧縮符号化された音声データが読み出され、
この音声データが一定転送速度1.4Mbpsでメモリ
13から受信側に送られる。また、受信側のメモリ13
からは、平均転送速度1.4Mbpsで音声データが読
みだされてディスク1に記録される。
【0033】言い換えれば、MDの記録再生を行う記録
再生装置29の間のダビングは、実際に圧縮符号化され
た音声データを伸長復号化して音声信号を再生する場合
と異なり、実時間再生を行う必要はないので、本発明で
は、転送元の記録再生装置29の光ピックアップ4で読
み取ったデータのメモリ13への書き込みを、平均転送
速度1.4Mbpsで行う。また、当該転送元の記録再
生装置29のメモリ13から、転送先の記録再生装置2
9のメモリ13へのデータの転送も、上記一定転送速度
1.4Mbpsで行うことにより、高速ダビングが可能
となる。
【0034】なお、このダビング時のディスク1に対す
るデータの記録再生及びメモリ13に対するデータの書
き込み/読み出しは、制御手段であるCPU15及びこ
のCPU15によって制御されるメモリコントローラ5
1によってなされる。
【0035】ここで、図3には、図1の記録再生装置2
9をより具体的に示す。なお、この図3においても、前
述した図4と基本的に同じ構成には同一の指示符号を付
している。
【0036】上記ダビング時のディスク1に対するデー
タの記録再生とメモリ13に対するデータの書き込み/
読み出しを制御するCPU15とメモリコントローラ5
1は、例えば、ダビング用端子25にコードが接続さ
れ、さらにキー入力部16において高速ダビングモード
が指示されたときに、通常の記録再生モードから高速ダ
ビングモードへの切り換えを行う。例えば、当該高速ダ
ビングモードのときには、CPU15においてディスク
1の記録/再生系やエンコーダ/デコーダ12を制御す
ると共に、メモリコントローラ51においてメモリ13
の書き込み/読み出し速度を制御することで、エンコー
ダ/デコーダ12とメモリ13との間の転送速度を上記
平均転送速度1.4Mbpsとする。
【0037】また、メモリコントローラ51は、メモリ
13を制御することにより、送信側では一定転送速度
1.4Mbpsでデータを読み出させてこれを伸長復号
化処理のデコーダ部に送ることなく、ディジタルI/O
回路53を介してダビング用端子25から送信し、受信
側ではダビング用端子25及びディジタルI/O回路5
3を介して受信したデータを書き込ませた後に平均転送
速度1.4Mbpsで読みださせて、エンコーダ/デコ
ーダ12に送る。
【0038】ところで、例えば、再生側(送信側)のデ
ィスク1において、連続した領域に記録されたデータは
連続して読み出すことができるが、例えば飛び飛びの位
置(アドレス)にデータが記録されているような場合に
は、ある1つの断片の読み出しを終える度に、アクセス
タイムが必要となり、ダビングが遅くなる。
【0039】同様に、記録側(受信側)のディスク1に
おいて、空領域が連続して存在していないと、空いてい
る領域にアクセスするための時間に必要になる。
【0040】このため、本発明実施例における高速ダビ
ングモード時には、図2の(c)及び(d)に示すよう
にしている。図2の(c)には、ディスク1上のデータ
が飛び飛びのアドレスに記録されている場合の本実施例
の再生側での高速ダビングモード時の読み出し動作の様
子を示し、図2の(d)には、ディスク1上のデータが
連続したアドレスに記録されている時の読み出し動作の
様子を示している。
【0041】すなわち、本実施例における高速ダビング
モード時においては、ディスク1全体のデータを複製
(ダビング)する時には、1番最初にアクセスタイムT
aが必要になるだけで、後は、例えば読み取り不能のエ
ラーが発生しない限り、連続してデータを読み出すこと
ができる。
【0042】なお、ダビング時には実時間性は必要ない
ので、再生側でEFMやCIRCのデコードを行う際
に、例えば訂正不能のエラーが発生した場合には、ディ
スク1から再度読み出しを行うようにすれば、ダビング
を続けることが可能となる。同じく、ダビング時には実
時間性は必要ないので、ダビング中にメモリ13のデー
タが空になったとした場合は、その時点でディスク1へ
の記録を中止すればよく、当該記録を中止しても問題な
い。このようなディスク1の再度の読み出しや、書き込
みの中止は、CPU15が各部を制御することにより実
現する。例えば、CPU15は、エンコーダ/デコーダ
12の処理を監視し、上記EFMやCIRCのデコード
において訂正不能のエラーが発生しことを検出したなら
ば、上記光ピックアップ4や駆動系を制御して、ディス
ク1からの再度の読み出しを行わせる。また、CPU1
5は、メモリコントローラ51を介してメモリ13の記
憶容量を監視し、ダビング中にメモリ13のデータが空
になったことを検出したならば、上記ダビング用端子2
5を介して相手方にディスク1における記録の中止を指
示する信号を送る。相手方のCPU15は、上記記録の
中止を指示する信号を受けた場合には、ディスク1への
データの記録を中止するように各部を制御する。
【0043】上述したように、本発明実施例によれば、
通常の記録再生モードの際のダビングに比べて圧縮符号
化処理が施されたままの音声データを授受するため約4
倍の高速ダビングが可能となる。したがって、例えばL
Lシステムに応用した場合に、限られた授業時間の効率
的な利用が可能となる。
【0044】また、本実施例のダビング方法を使用し
て、ディスク1に対して1.4Mbpsの平均転送速度
でデータの記録再生を行うようにすると、例えば、モノ
ラルで8チャネル程度の同時再生(ステレオの場合は4
チャネル)や、同時記録、さらに同時再生と同時記録を
ミックスしたものも可能となる。
【0045】さらに、本実施例のダビング方法は、1対
1のダビングのみでなく、1対多例えば1対8チャネル
までのダビングや、逆に多チャネルから1チャネルにダ
ビングする場合にも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の情報信号ダビング方法及び情報信号記録再生装置に
おいては、ダビングの際の送信側ではディスク状記録媒
体から所定の平均転送速度よりも高速の平均転送速度で
情報信号を再生して伸長復号化処理を施さずに一定転送
速度で送信し、ダビングの際の受信側では一定転送速度
の圧縮符号化されたままの情報信号を受信してディスク
状記録媒体に記録することで、ダビング時の情報転送速
度を高速化でき、一定転送速度は、最大限、バースト内
での転送速度と略等しい速度にまで高速化できる。した
がって、例えばMDを用いたLLシステムに適用した場
合には、通常のダビングに比べて例えば約4倍の高速ダ
ビングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の情報信号記録再生装置間のダビ
ングの概念を説明するための図である。
【図2】通常の記録再生モード時のデータ転送と本発明
実施例の高速ダビングモード時のデータ転送を説明する
ための図である。
【図3】本実施例の情報信号記録再生装置の具体的構成
を示すブロック回路図である。
【図4】従来の記録再生装置の具体的構成を示すブロッ
ク回路図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 記録用磁気ヘッド 3 対物レンズ 4 光ピックアップ 8 サーボ制御回路 10 アドレスデコーダ 11 ヘッド駆動回路 13 メモリ 15 システムコントローラ 25 ダビング用端子 29 記録再生装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の圧縮符号化処理が施され、所定の
    平均転送速度でバースト状に供給される情報信号をディ
    スク状記録媒体に記録し、当該ディスク状記録媒体から
    再生した情報信号を上記所定の平均転送速度でバースト
    状に取り出して伸長復号化処理を施す情報信号記録再生
    装置間の情報信号ダビング方法において、 ダビングの際の送信側では、上記ディスク状記録媒体か
    ら上記所定の圧縮符号化処理が施されている情報信号を
    上記所定の平均転送速度よりも高速の平均転送速度で再
    生して送信し、 ダビングの際の受信側では、送信側から送信されてきた
    上記所定の圧縮符号化処理が施されている上記情報信号
    を受信してディスク状記録媒体に記録することを特徴と
    する情報信号ダビング方法。
  2. 【請求項2】 上記ダビングの際に送信及び受信される
    情報信号の転送速度は一定転送速度であり、当該一定転
    送速度は上記バースト内での転送速度と略等しい速度で
    あることを特徴とする請求項1記載の情報信号ダビング
    方法。
  3. 【請求項3】 所定の圧縮符号化処理が施され、所定の
    平均転送速度でバースト状に供給される情報信号をディ
    スク状記録媒体に記録する記録手段と、当該ディスク状
    記録媒体から再生した情報信号を上記所定の平均転送速
    度でバースト状に取り出して伸長復号化処理を施す再生
    手段と、上記記録手段と再生手段の動作を制御する制御
    手段とを有してなる情報信号記録再生装置において、 上記制御手段は、ダビングの際の送信時には上記再生手
    段を制御することにより当該ディスク状記録媒体から上
    記所定の圧縮符号化処理が施されている情報信号を上記
    所定の平均転送速度よりも高速の平均転送速度で再生し
    て受信側に送り、ダビングの際の受信時には上記記録手
    段を制御することにより送信側から送られてきた上記所
    定の圧縮符号化処理が施されている上記情報信号をディ
    スク状記録媒体に記録することを特徴とする情報信号記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記ダビングの際に送信及び受信される
    情報信号の転送速度は一定転送速度であり、当該一定転
    送速度は上記バースト内での転送速度と略等しい速度で
    あることを特徴とする請求項3記載の情報信号記録再生
    装置。
JP6010093A 1994-01-31 1994-01-31 情報信号ダビング方法及び情報信号記録再生装置 Withdrawn JPH07220392A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7957247B2 (en) 2006-09-11 2011-06-07 Sony Corporation Apparatus and method for processing information and program therefor
JP2012120207A (ja) * 2000-03-02 2012-06-21 Tivo Inc 2つのディジタル・メディア装置間でデータを転送する方法

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