JPH07220144A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH07220144A
JPH07220144A JP2753394A JP2753394A JPH07220144A JP H07220144 A JPH07220144 A JP H07220144A JP 2753394 A JP2753394 A JP 2753394A JP 2753394 A JP2753394 A JP 2753394A JP H07220144 A JPH07220144 A JP H07220144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
box
door
sales
Prior art date
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Pending
Application number
JP2753394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kihara
敬 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2753394A priority Critical patent/JPH07220144A/ja
Publication of JPH07220144A publication Critical patent/JPH07220144A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を取り出し易くすることができると共
に、全体として薄型化を達成することができる自動販売
機を提供することを目的とする。 【構成】 断熱構造の商品収納庫22を内蔵した販売機
本体2と、販売機本体2の前面を開閉する前面扉3と、
商品収納庫22の前面下部に形成した商品払出口31
と、商品払出口31を介して商品収納庫22から払い出
された商品Aを受ける販売口ボックス30と、販売口ボ
ックス30と外部とを連通する商品販売口11とを備
え、販売口ボックス30を販売機本体2側に配設し、商
品販売口11を前面扉3側に配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面扉(メインドア)
に商品購入者が商品を受け取るための商品販売口を備え
た自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として、例え
ば実開昭63−12264号公報に記載のものが知られ
ている。この自動販売機は、商品を収納する商品収納庫
を内蔵した販売機本体と、販売機本体の前面を開閉する
メインドアとで構成されている。商品収納庫は、販売機
本体のキャビネットに内接する箱体であり、メインドア
に接する前面が断熱扉で構成されると共に、他の五面が
断熱壁で構成されている。メインドアの下部前面には、
販売口扉により開閉する商品販売口が形成され、メイン
ドアの下部懐内には、商品販売口に臨む販売口ボックス
が配設されている。また、商品収納庫の前面下部には、
商品収納庫の庫内と販売口ボックスとを連通する商品払
出口が形成されている。販売指令に基づいて商品収納庫
から払い出された商品は、商品払出口を介して販売口ボ
ックスに落とし込まれる一方、商品購入者は、販売口扉
を開放して、商品販売口から販売口ボックス内に手を入
れ、商品を受け取るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
販売機では、メインドアの懐内に販売口ボックスを配設
するようになっているため、販売口ボックスの必要奥行
寸法分、メインドアに厚みを持たせる必要があり、メイ
ンドアの厚さが、自動販売機の薄型化の障害となってい
た。すなわち、商品収納庫内に設けたシュートの構造
上、商品が、縦向きになって販売口ボックスに落とし込
まれる場合がある。かかる場合にも商品を販売口ボック
スに確実に受け入れ得る必要があり、販売口ボックスの
奥行寸法は、商品の寸法(缶径)に比して極端に大きな
ものとなり、かつ商品払出口の位置から下方に十分な深
さのあるものとなる。このため、メインドアを十分に厚
く形成する必要があると共に、販売口ボックスが深くな
る分、また商品がシュート上を転動する距離が長くなる
分、全体的に商品販売口を下げて設ける必要がある。し
たがって、自動販売機の薄型化に限界が生ずると共に、
商品が取り出し難いものとなっていた。
【0004】本発明は、商品を取り出し易くすることが
できると共に、全体として薄型化を達成することができ
る自動販売機を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、断熱構造の商品収納庫を内蔵した販売機本体
と、販売機本体の前面を開閉する前面扉と、商品収納庫
の前面下部に形成した商品払出口と、商品払出口を介し
て商品収納庫から払い出された商品を受ける販売口ボッ
クスと、販売口ボックスと外部とを連通する商品販売口
とを備え、販売口ボックスを販売機本体側に配設し、商
品販売口を前面扉側に配設したことを特徴とする。
【0006】この場合、販売口ボックスが、商品払出口
を含む商品収納庫の前面下部を販売機本体の奥側に窪入
させた窪入空間に配設されていることが好ましい。
【0007】またこの場合、販売口ボックスが、商品収
納庫の前面下部に取り付けられており、商品収納庫の前
面下部が、前方に開き戸形式で開閉される扉体であるこ
とが好ましい。
【0008】
【作用】請求項1の自動販売機によれば、商品収納庫内
の商品は、商品払出口を介して商品収納庫から販売口ボ
ックスに払い出される一方、商品購入者は、商品販売口
から販売口ボックス内に手を差し入れて、商品を受け取
る。この場合、販売口ボックスが販売機本体側に配設さ
れているため、前面扉に配設する従来のもののように、
前面扉の厚さが、販売口ボックスの奥行寸法に規制され
ることがなく、その分、前面扉を薄く形成することがで
きる。また、販売口ボックスを商品収納庫に近接させ、
すなわち従来のものに比して払出し方向の上流側に位置
させることができ、その分、販売口ボックスおよび商品
販売口を高い位置に配設することができる。また、商品
販売口が従来のものと同様に、前面扉側に配設されてい
るため、商品購入者が商品の取り出しに違和感を生ずる
ことがない。
【0009】請求項2の自動販売機によれば、販売口ボ
ックスが、商品払出口を含む商品収納庫の前面下部を販
売機本体の奥側に窪入させた窪入空間に配設されている
ことにより、商品収納庫の断熱性能を損なうことなく、
販売口ボックスを販売機本体側に配設することができ、
かつ、より一層、販売口ボックスを商品収納庫に近接し
て設けることができる。
【0010】請求項3の自動販売機によれば、販売口ボ
ックスが、商品収納庫の前面下部に取り付けられてお
り、商品収納庫の前面下部が、前方に開き戸形式で開閉
される扉体であることにより、販売口ボックスを商品収
納庫に近接して設けても、販売口ボックスと共に商品収
納庫の前面下部を広く開放することができ、商品収納庫
内の商品ラックの切換設定などに支障を生ずることがな
い。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る自動販売機について説明する。この自動販売機
は、缶コーヒーや缶ジュースなどの缶飲料を自動販売す
るものであり、図1は自動販売機の外観斜視図である。
同図に示すように、この自動販売機1は、販売機本体2
と、販売機本体2の前面を開閉するメインドア(前面
扉)3とで構成されている。メインドア3の上部には、
ローディング用ドア4が組み込まれており、ローディン
グ用ドア4の下側には、商品見本を表示したディスプレ
イ5が横長に配設されている。また、ディスプレイ5の
下側には、返却レバー6、コイン投入口7、金銭表示器
8およびメインドア用のドアノブ9が、横並びに配設さ
れている。さらに、メインドア3の前面下部には、コイ
ン返却口10と商品販売口11とが設けられている。
【0012】図2に示すように、商品販売口11には、
これを開閉する透明な樹脂などで構成された販売口扉1
2が設けられている。販売口扉12は、前方に湾曲した
扉本体12aと、扉本体12aの上部を折曲げて形成さ
れた把手部12bとから成り、下端部に設けたヒンジ1
3により、下端を中心に上部が前方に開閉されるように
なっている。この場合、商品購入者は、販売口12を開
放し、斜め上方から商品販売口11内に手を差し入れて
商品Aを取り上げることになり、従来の下部が前方に開
放されるものに比して、低くかがみ込むことなく商品A
を取り出すことができる。
【0013】一方、販売機本体2には、キャビネット2
1内に広く商品収納庫22が収容されており、商品収納
庫22は、前面に設けた主断熱ドア23および後述する
副断熱ドア(扉体)24と、キャビネット21に内接す
るように設けた断熱壁25とで、箱状に形成されてい
る。商品収納庫22の内部には、上部に商品投入口(図
示せず)が形成された商品ラック26と、商品ラック2
6の下部に配設されたシュート27とが、収容されてい
る。また、商品ラック26の下端部には、販売指令に基
づいて商品Aを1個ずつ払い出すための払出機構28が
組み込まれており、払出機構28から落とし込まれた商
品Aは、シュート27上に落下した後、シュート27上
を転動して商品販売口11側に導かれる。
【0014】商品収納庫22の前面は、上部が主断熱ド
ア23により閉塞され、商品販売口11に対応する下部
が副断熱ドア24で閉塞されている。主断熱ドア23
は、キャビネット21の前端とほぼ面一に配設され、副
断熱ドア24は、キャビネット21の前端から奥側に窪
入して配設されている。副断熱ドア24は、主断熱ドア
23の下端から斜め奥側に延びる傾斜部24aと、傾斜
部24aの下端から下方に垂直に延びる垂直部24bと
で構成されおり、上記窪入により、キャビネット21の
前端と、この傾斜部24aおよび垂直部24bで囲まれ
た窪入空間29に、販売口ボックス30が配設されてい
る。
【0015】販売口ボックス30は、副断熱ドア24の
前面に固定された両側板部30aおよび底板部30bを
有し、この底板部30bで、商品収納庫22から払い出
された商品Aを受け取れるようになっている。販売口ボ
ックス30の上部空間には、後側から副断熱ドア24の
傾斜部24aに形成された商品払出口31が臨み、前側
に盗防板32を介して商品販売口11が臨んでいる。商
品払出口31は、ショート27上を転動してくる商品A
を販売口ボックス30に導く開口であり、シュート27
側に付勢された払出口扉33により、閉塞されている。
【0016】一方、盗防板32は、商品販売口11に面
するように、販売口ボックス30の両側板部30a間に
渡した支軸34に揺動自在に吊下されており、商品販売
口11から販売口ボックス30に人の手が入ると、これ
により、商品払出口31を塞ぐように揺動して、人の手
が商品収納庫22内に入り込むのを阻止する。
【0017】商品ラック26から落とし込まれた商品A
は、シュート27上を転動し、商品払出口31の払出口
蓋33を押し開けるようにして、商品収納庫22から販
売口ボックス30に落とし込まれる。これに対し、商品
購入者は、販売口扉12を開放して、商品販売口11か
ら盗防板32を押し退けるようにして、販売口ボックス
30内に手を入れ、商品Aを取り出すようになってい
る。
【0018】一方、オペレータが払出機構28の設定切
替えなどを行う場合には、図3に示すように、副断熱ド
ア24を前方に引き倒すようにして開放し、ここから商
品収納庫22内に手を入れ、商品ラック26の払出機構
28を操作する。この場合、副断熱ドア24の開放に伴
なって、販売口ボックス30および盗防板32も倒れ込
み、シュート27を挟んで、その上下の空間が、すなわ
ち商品収納庫22の下部が広く開放される。
【0019】以上のように本実施例によれば、販売口ボ
ックス30が、販売機本体2側に配設されているので、
メインドア3は、販売口ボックス30を考慮することな
く薄型に形成することができ、ひいては自動販売機1自
体を薄型に形成することができる。この場合、販売口ボ
ックス30を、副断熱ドア24前面の窪入空間29に配
設するようにしているので、販売機本体2側の内部スペ
ースを有効に活用できるばかりでなく、商品収納庫22
の断熱性能(冷気漏れ)を損なうことなく、販売口ボッ
クス30を商品ラック26に、より近接して設けること
ができる。これにより、シュート27が短くなり、販売
口ボックス30を高い位置に、すなわち商品販売口11
を高い位置に設けることができ、上部が開放される販売
口扉1の構造と相俟って、商品Aの取り出し易い構造に
することができる。
【0020】一方、商品払出口31が形成されると共に
販売口ボックス30が固定されている商品収納庫22の
前面下部が、副断熱ドア24として開閉されるようにな
っているので、商品収納庫22の前面下部を広く開放す
ることができ、商品収納庫22内の商品ラック26の切
換設定などに支障を生ずることがない。
【0021】なお、本実施例では、商品収納庫の前面
を、上部の主断熱ドアと下部を副断熱ドアとで、開閉で
きるように構成したが、従来と同様に、一枚の断熱ドア
で開閉できるようにしてもよい。また、副断熱ドアの窪
入形状、すなわち商品収納庫の前面下部の窪入形状は、
販売口ボックスを形成できる限り任意である。。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機によれ
ば、販売口ボックスを販売機本体側に設けるようにして
いるので、前面扉を販売口ボックスに規制されることな
く薄型に形成することができ、全体として自動販売機の
薄型化を達成することができる。しかも、販売口ボック
スと共に前面扉の商品販売口を高い位置に形成すること
ができ、商品の取り出し易い構造にすることができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動販売機の外観斜視図
である。
【図2】実施例に係る自動販売機の拡大断面図である。
【図3】実施例に係る自動販売機の副断熱扉を開放した
状態の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 販売機本体 3 メインドア 11 商品販売口 22 商品収納庫 24 副断熱ドア 29 窪入空間 30 販売口ボックス 31 商品払出口 A 商品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱構造の商品収納庫を内蔵した販売機
    本体と、当該販売機本体の前面を開閉する前面扉と、前
    記商品収納庫の前面下部に形成した商品払出口と、当該
    商品払出口を介して前記商品収納庫から払い出された商
    品を受ける販売口ボックスと、当該販売口ボックスと外
    部とを連通する商品販売口とを備え、 前記販売口ボックスを前記販売機本体側に配設し、前記
    商品販売口を前記前面扉側に配設したことを特徴とする
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記販売口ボックスが、前記商品払出口
    を含む当該商品収納庫の前面下部を前記販売機本体の奥
    側に窪入させた窪入空間に配設されていることを特徴と
    する請求項1に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記販売口ボックスが、前記商品収納庫
    の前面下部に取り付けられており、当該商品収納庫の前
    面下部が、前方に開き戸形式で開閉される扉体であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
JP2753394A 1994-01-31 1994-01-31 自動販売機 Pending JPH07220144A (ja)

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JP2753394A JPH07220144A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 自動販売機

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JP2753394A JPH07220144A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 自動販売機

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ID=12223752

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JP2753394A Pending JPH07220144A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 自動販売機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408