JP3039754B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3039754B2
JP3039754B2 JP6132634A JP13263494A JP3039754B2 JP 3039754 B2 JP3039754 B2 JP 3039754B2 JP 6132634 A JP6132634 A JP 6132634A JP 13263494 A JP13263494 A JP 13263494A JP 3039754 B2 JP3039754 B2 JP 3039754B2
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vending machine
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豊 馬場
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西片 新治
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動販売機の新規な構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のかん又はびん入り飲料等の自動販
売機は、商品貯蔵部及び商品送出部を有する箱状の自動
販売機本体に対し、商品展示部、商品選択用スイッチ釦
及び支払貨幣受入認識処理装置等を備えた扉体を直接開
閉可能に枢着して構成してあり、販売機全体の形状及び
大きさは、販売対象商品の種類や貯蔵商品の数量又は販
売機自体の製造会社の相違等によって当然異っている。
【0003】そのため、自動販売機を建物の内外に複数
台列設すると、形状や大きさのばらつきにより高さ、幅
及び奥行きについて凹凸が生じ、美感を損ねることにな
る。
【0004】また、自動販売機を長期に亘り使用してい
ると、特に、前面の扉体の汚れあるいは清潔感や新鮮感
の低下等により購入者の購買意欲が低下するところとな
って、販売機の機能上では支障はないものの、販売機全
体を新しいものと交換する必要が生じる。このことは、
経済的に不利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の自動販売機
は、内外二重のケースを備えると共に、商品展示部等を
有する扉体を販売機本体の一部をなす内ケースとは機械
的に独立させ基準の外ケースに枢着させた構成により、
建物の内外に複数台列設した場合に、美感上優れたもの
とし、また、自動販売機本体は中古のものでも繰り返え
し使用できるようにすることを目的として提案されたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の自動販売機は、商品貯蔵部及び商品送出
部を有し、前面部を開口させた箱状の内ケースで覆われ
た自動販売機本体を、前面部を開口させた基準となる箱
状の外ケース内に入れ子状に設置し、一方、商品展示
部、商品選択用スイッチ釦、支払貨幣受入認識処理装置
及び商品取出口を有する扉体を自動販売機本体とは機械
的に独立させて外ケースの前面開口部を開閉させるため
枢着し、扉体と外ケースとの間に錠装置を設けると共
に、自動販売機本体及び扉体における電気的装置の間は
通電コードで接続させことを特徴とする。
【0007】
【作用】次に図面を参照して、この発明の作用について
説明する。商品の販売者が自動販売機本体2の商品貯蔵
部24に商品を補充し、あるいは支払貨幣受入認識処理
装置33からそこに溜った貨幣を取り出すには、所定の
鍵により錠装置5を施解錠し、扉体3を外ケース1の前
面開口部11に対し開閉させることにより行う。
【0008】購入者が商品を購入するには、支払貨幣受
入認識処理装置33に貨幣を投入した後、商品選択用ス
イッチ釦32を押せばよく、購入者は商品取出口34部
分に現われる商品を取り出すことができる。
【0009】購入者が商品を購入するための操作は、従
来の自動販売機における操作と何んら変わることなく同
等である。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基いて、この発明
を説明する。第1実施例を示す図1〜図3において、1
は建物内外の床8上に設置された箱状の外ケース、11
は外ケース1の前面部を開口させて設けた前面開口部、
12は外ケース1の底部に必要に応じて設けられる高さ
調節可能な脚体である。
【0011】 前記の外ケース1内には容易に出し入れ
することができる自動販売機本体2が入れ子状に設置さ
れる。自動販売機本体2を覆いその本体2の一部をなす
内ケース21は前面部22を開口させてあり、内ケース
21の底部には高さ調節可能な脚体23が必要に応じて
設けられる。
【0012】販売機本体2には、少くとも商品貯蔵部2
4及び商品送出部25が設けてあり、他に、かん入り飲
料等の商品を冷却させる冷却装置26及び/又は加熱さ
せる加熱装置27を必要に応じ設けることができる。
【0013】商品貯蔵部24は商品の形態により貯蔵案
内枠や貯槽など任意の形式に作られる。
【0014】外ケース1の前面開口部11には、ヒンジ
4をもって図3の矢印Aで示す方向に開閉可能に枢着し
た扉体3が設けてある。扉体3は販売機本体2とは適当
な間隙を隔てて機械的には独立させて設ける。
【0015】扉体3には、商品見本が並べられる商品展
示部31、商品選択用スイッチ釦32、支払貨幣受入認
識処理装置33及び商品取出口34等が備えてあり、扉
体3と外ケース1との間には自動販売機の使用中扉体3
を外ケース1に対し閉止状態に保持する錠装置5を設け
る。
【0016】前記の商品取出口34は販売機本体2にお
ける商品送出部25の下部開口とほぼ対向する位置に設
けるのが普通である。
【0017】商品送出部25と商品取出口34との間
は、図2に明示するように、シュートのような商品誘導
路28を設けて連絡させることができる。
【0018】図中、符号33aは支払貨幣受入認識処理
装置33のコイン投入口、33bは紙幣差込口、33c
は釣銭戻しレバー、33dは釣銭返却口をそれぞれ示
す。
【0019】 また、符号は自動販売機本体2及び扉
体3における電気的装置間を接続する通電コードを示
す。
【0020】なお、販売機本体2に冷却装置26又は加
熱装置27を設けたものにあっては、外ケース1及び内
ケース21の壁体には断熱材を施すことができる。
【0021】その場合、販売機本体2の前面側開口部2
2には、断熱材を施した内蓋(図示しない)を開閉可能
に枢着させることもできる。
【0022】図1の符号35は、外ケース1及び扉体3
によって囲まれた空間に滞留する熱気等を放出させるた
めの通気孔を示す。図示例の通気孔35は、扉体3に設
けてあるが、外ケース1側に設けてもよいことは言うま
でもない。
【0023】図4はこの発明の第2実施例を示す。この
実施例では、外ケース1は、建物の外壁9に設けた開口
91に後方に向け押し込まれ、外ケース1に固定した横
断面L字状フランジ部材61、押え板62及びボルト6
3等により、外壁9に固定してある。
【0024】すなわち、外ケース1は外壁9の開口91
部分で固定してあり、外ケース1に枢着させた扉体3を
外壁9の外側に露出させてある。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の自動販売機に
よれば、販売機本体は基準となる外ケース内に収容され
扉体で封じられているから、該自動販売機を複数台列設
して用いても、外見上の形状や大きさが同一であって美
感を損ねるようなことがない利点がある。
【0026】また、外ケースに収容された状態で使用さ
れる販売機本体の外見については意匠的な処理を要しな
いから、販売機本体は長期に亘って繰り返えし使用でき
るのみならず、中古のものでも利用できるところとし、
経済的に極めて有利である。
【0027】さらにまた、近年自動販売機が道路に突出
することを避ける為、建物の外壁の開口に嵌め込む自動
販売機の設置方法が採られることが多くなっているが、
この場合通気孔を扉体に設けることにより、建物の内部
における排熱の処理が不要になる、などの種々の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動販売機の第1実施例を示す正面
図。
【図2】その部分縦断側面図。
【図3】扉体を開放させて示す第1実施例の自動販売機
の部分横断平面図。
【図4】この発明の第2実施例を示す部分横断平面図。
【符号の説明】
1 外ケース 11 前面開口部 2 自動販売機本体 21 内ケース 22 前面部 24 商品貯蔵部 25 商品送出部 3 扉体 31 商品展示部 32 商品選択用スイッチ釦 33 支払貨幣受入認識処理装置 34 商品取出口 4 ヒンジ 5 錠装置 7 通電コード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品貯蔵部及び商品送出部を有し、前面
    部を開口させた箱状の内ケースで覆われた自動販売機本
    を、前面部を開口させた基準となる箱状の外ケース内
    入れ子状に設置し、一方、商品展示部、商品選択用ス
    イッチ釦、支払貨幣受入認識処理装置及び商品取出口を
    有する扉体を自動販売機本体とは機械的に独立させて外
    ケースの前面開口部を開閉させるため枢着し、扉体と外
    ケースとの間に錠装置を設けると共に、自動販売機本体
    及び扉体における電気的装置の間は通電コードで接続さ
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 外ケースを建物の外壁の開口部分で固定
    したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
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