JP2501438Y2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2501438Y2
JP2501438Y2 JP1990018101U JP1810190U JP2501438Y2 JP 2501438 Y2 JP2501438 Y2 JP 2501438Y2 JP 1990018101 U JP1990018101 U JP 1990018101U JP 1810190 U JP1810190 U JP 1810190U JP 2501438 Y2 JP2501438 Y2 JP 2501438Y2
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JP
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product
frame
door
vending machine
guide passage
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JP1990018101U
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Inventor
和夫 荒木
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株式会社 テイスター
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動販売機に関するものである。
(従来の技術) 従来の自動販売機は、一般に、人の背丈前後の高さの
直方体形状の外形を有する框体を備え、この框体内に多
数の販売商品を収容し、現金等の投入及び商品選択ボタ
ンを押す等の所定の操作により、選択された商品を商品
取出口に指定された数だけ送出する構造になっている。
そして、框体の前面に開閉可能な扉を有しており、販
売商品の補充作業や収益金の回収等の作業を行う場合に
は、前記扉を開いて行う。この扉は、従来は、横方向に
開閉するようにその一側辺がヒンジを介して框体に回動
可能に取付けられている。
なお、実願昭60-105574号のマイクロフィルム,実公
昭和57-3112号公報には、直方体状の框体内に予備商品
の保存スペースを有する自動販売機が開示されている。
これも、扉が横方向に開閉するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の自動販売機にあっては、框
体の前面に取付けられた扉が、横方向に開閉可能に取付
けられていたため、次のような不都合が生じていた。
すなわち、販売商品の補充や集金作業時には、扉を開
いたままの状態で当該作業を行う必要があるため、開い
た扉が自動販売機の前方の空間を占領し、作業者は残り
の狭い空間内で作業を行わなければならなかった。
また、扉を開いたままで作業を行っていると、開いた
扉が通行人の通行の邪魔となって、狭い通路や歩道に自
動販売機を設置した場合等には、第三者に迷惑を掛ける
ことになる等の不都合があった。
(課題を解決するための手段) これらの課題を解決するために、本考案に係る自動販
売機は、框体と、その框体中に設けられ商品の収容及び
ガイドをする商品収容兼ガイド通路とを有し、所定の操
作に基づいて前記商品収容兼ガイド通路に収容されてい
る商品が商品取出口に送り出される自動販売機であっ
て、前記框体は、直方体の上部の左右両側に各々側方へ
張り出す張出部分が形成されて当該上部が他の部分より
も幅広な幅広部とされて、全体として正面視でほぼT字
状に形成されており、前記框体の前記幅広部のうちの前
記張出部分ではない部分の前面側には、前記商品収容兼
ガイド通路に連通する商品投入口が設けられ、前記框体
の前記幅広部のうちの前記各張出部分には、予備商品を
保存するための予備商品保存スペースが設けられ、前記
框体の前記幅広部には、前記商品投入口及び前記予備商
品保存スペースを開閉可能に覆う商品補充用扉が、当該
商品補充用扉の上辺においてヒンジを介して当該框体に
回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
(作用) 本考案は上記のような構成となっているため、次のよ
うな作用がある。
商品補充用扉が、その上辺においてヒンジを介して框
体に回動可能に取り付けられていることから、商品の補
充作業の際において商品補充用扉は上方に開かれる。
そのため、その商品補充用扉が当該自動販売機の前方
の空間を占領することがなく、省スペースを図ることが
可能となる。
また、その商品補充用扉は、框体の幅広部に、前記商
品投入口及び前記予備商品収容スペースを開閉可能に覆
うように設けられているため、その商品補充用扉も框体
の他の部分より幅広となる。
そのため、前述のように商品補充のためにその商品補
充用扉を開いたとき、その商品補充用扉は当該框体の下
部の幅より幅広の屋根のようになる。
また、框体の上部の商品投入口の左右両側に幅広部が
形成されているため、框体の側部でありかつ幅広部の下
の部分に、空きカン等を捨てるためのゴミ箱等をすっき
りと設置することが可能となる。
また、その幅広部のうちの張出部分に予備商品保存ス
ペースが設けられていることから、商品収容兼ガイド通
路に収容すべき予備商品を保存しておくことが可能とな
る。
(実施例) 以下、本考案に係る自動販売機の一実施例について図
面を用いて説明する。
第1図は、本考案に係る自動販売機の一実施例の外観
を示す斜視図である。本実施例の自動販売機は、清涼飲
料水の自動販売機に本考案を適用した一例を示すもので
ある。
同図に示すように、本実施例の自動販売機の框体1
は、下部1Aが上下方向に長い直方体形状であり、上部
(幅広部)1Bは、横方向に長い直方体形状である。従っ
て、框体1全体の正面外観は略T字状を呈しており、人
の背丈前後の高さに形成されている。また、框体下部1A
と上部1Bの境界部の側面は、斜め上方に対称的に湾曲す
る曲面部1Cが設けられて、外観を整えている。清涼飲料
水や酒類等の自動販売機は、店内の他、屋外の路上に設
置されるため、その框体1は、鉄板等の剛性のある材質
を用いて形成され、内部壁面には、保温性を保つため
に、断熱材が装着されている。
そして、框体上部1Bの前面には、その下縁に並べられ
た複数の商品選択ボタン3を除く全面を覆う商品補充用
扉(以下、単に扉という)2が取付けられている。この
扉2は、その上辺2Aが、框体上部1Bの上端両側に取付け
られたヒンジ4(第3図に示す)を介して回動可能に取
付けられており、その下辺2Bを回動端として、上下方向
に回動可能である。この扉2の両側辺2Cは、後方に屈曲
して、框体上部1Bに厚みを持たせている。そして、この
扉2の前面には、透明板2Dが嵌め込まれたショーケース
2Eが形成されており、このショーケース2E内には、その
背面には、広告等の意匠5が施され、下部には商品見本
6が配列されている。このショーケース2E内及び商品選
択ボタン3は、図示しない照明灯により照明されてお
り、夜間でもショーケース2E内や商品選択ボタン3が見
えるようになっている。
扉2の下縁前面には、扉2を引き上げるためのレバー
7と、硬貨投入口8と返却用レバー9が設けられてい
る。また、図示しない施錠用の鍵が取り付けられてお
り、その鍵孔が所定の隠れた位置に設けられている。
框体下部1Aの前面は、パネル10により覆われており、
このパネル10の下部には、選択された商品を送出する2
つの商品取出口11,12が横方向に間隔を置いて並設され
ている。これらの商品取出口11,12の間には、釣り銭や
返却する貨幣を送出するための返却口13が設けられてい
る。
扉2を上方に開くと、第2図に示すように、商品投入
口14が框体上部1B正面に現れ、この商品投入口14の両側
(幅広部の張出部分)には、上下方向に長い収納庫(予
備商品保存スペース)15A,15Bが正面に開口した状態で
現れる。商品投入口14は、複数行列の枡目状に区分けら
れているとともに、各枡目毎に販売商品の種類が決定さ
れており、対応する種類の販売商品30が積み重ねられて
収容されている。この商品投入口14から奥は、各枡目毎
に区分けされて、下方に連続する商品収容兼ガイド通路
21(第3図に断面図で示す)となっており、この商品収
容兼ガイド通路21は、波状に屈曲しつつ連続し、下端で
開口している。この商品収容兼ガイド通路21には、スト
ッパ(図示略)が設けられており、適当な金銭が投入さ
れ、かつ商品選択ボタン3が押されたときに、対応する
商品が収容された商品収容兼ガイド通路21のストツパを
開いて、選択された商品31を一つずつ商品取出口11,12
へ送出する。この動作は、内蔵されたマイクロコンピユ
ータ回路によって制御される(この制御回路は、公知で
あるため説明は省略する)。
収納庫15A,15Bは、販売商品を所定数包装する搬送用
箱(カートン)を複数個積み上げておくことができる程
度の体積を有するものであり本実施例では、左右の収納
庫15A,15Bに、それぞれ6カ−トンずつの搬送用箱が収
納できるようになっている。従って、在庫商品を店内等
の別の場所に保管せずとも、この収納庫15A,15B内に箱
ごと保管しておけば、在庫商品の収容スペースを削減す
ることができるし、商品を緊急に補充する必要がある場
合等には、迅速に作業ができるため便利である。
このように構成された本実施例の自動販売機におい
て、販売商品を商品投入口14から補充する作業は、扉2
を開いて行う。このとき、扉2を所定の鍵を用いて解錠
すると、レバー7が突出するので、このレバーを掴ん
で、扉2の下辺2Bを上方へ持ち上げる。これにより、扉
2は、ヒンジ4を回転軸として上方に回動して開かれ
る。ヒンジ4には、公知のロック機構が設けられている
ため、所定角度まで扉2が開かれたとき(例えば、扉2
が水平位置まで開かれたとき)に、ロックされてその位
置で扉2は保持される。この状態で、作業を行う者は、
商品投入口14へ販売商品30を一つずつ所定の枡目内に投
入して行くことにより、投入された販売商品30は、商品
収容兼ガイド通路21内に積み上げられて行く。満杯若し
くは適当な数の販売商品30を投入した後は、扉2を閉じ
る。補充する販売商品30は、前記収納庫15A,15Bに保管
しておいたカートンから取り出すことにより迅速な補充
作業が行える。勿論、新たなカートンを持って来て、商
品の補充を行っても良い。そして、商品が残ったカート
ンは、収納庫15A,15B内に保管しておくことができる。
扉2を閉じるときは、前述のようにヒンジ4のロック
機構によりロックされている扉2を、一旦手によってロ
ック位置よりも上方へ少量持ち上げることにより、当該
ロック機構のロックが解除されるため、後は、扉2を支
承していた手を徐々に下ろして行くことにより扉2は閉
じられる。そして、鍵により施錠しておけば、扉2は第
三者には開けることができない。
このように、本実施例の自動販売機にあっては販売商
品の補充作業時には、扉2を上方に開くことができるた
め、自動販売機の前方の空間が扉2によって占領される
ことが無く、扉が通行人の通行の邪魔となることが無
い。しかも、作業員の立つスペースが従来に比して広く
なるため、作業員の周囲に商品貨物を置いても作業の邪
魔となることが無く、作業能率が向上する。
さらに、本実施例の自動販売機は、扉2を開いてロッ
ク位置に保持することにより、屋根の代わりとなるた
め、自動販売機を屋外に設置した場合の雨天時の作業で
も、開いた扉2が屋根となって作業員や商品が雨で濡れ
ることが無い。
その際、扉2は框体下部1Bに対応して框体上部1Aより
も幅広となっているので、扉2を開いたときに扉2はそ
の分幅広の屋根のようになる。そのため、斜めに降る雨
の場合でも作業員や商品が雨に濡れることをより有効に
防止することができる。
なお、本実施例の自動販売機は、框体下部1Aの前面パ
ネル10は、横方向に開く構造となっており、集金時や商
品取出口11,12に商品が詰まった場合等の故障時に開い
て内部を現すことができるように構成されているが、こ
れは、扉2と一体若しくは別体に上下方向に開閉可能と
しても良いことは言うまでも無い。
勿論、本考案は、前記清涼飲料水の自動販売機以外の
自動販売機にも適用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本発明には次のような効果があ
る。
商品の補充作業の際において、商品補充用扉は上方に
開かれるため、その商品補充用扉が当該自動販売機の前
方の空間を占領することがなく、省スペースを図ること
が可能となる。
このため、その扉が通行人等の邪魔になったり、作業
員の商品補充等の作業の邪魔にもなることを防止するこ
とが可能となる。また、その際、その商品補充用扉は屋
根のようになるため、作業員や商品が雨に濡れることを
防止することができる。
また、その商品補充用扉は框体の他の部分より幅広と
なるため、その商品補充用扉を開いたとき、その商品補
充用扉は当該框体の下部の幅より幅広の屋根のようにな
る。
このため、斜めに降る雨の場合でも作業員や商品が雨
に濡れることをより有効に防止することができる。
また、框体の上部の商品投入口の左右両側に幅広部が
形成されているため、框体の側部でありかつ幅広部の下
の部分に、空きカン等を捨てるためのゴミ箱等をすっき
りと設置することが可能となり、便利である。
また、予備商品保存スペースに、商品収容兼ガイド通
路に収容すべき予備商品を保存しておくことが可能とな
る。
このため、自動販売機とは別の場所に予備商品を保存
しておく場合と比較して、商品収容兼ガイド通路への商
品の補充作業を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動販売機の一実施例の扉を少量
開いた状態を示す斜視図、第2図は同実施例の扉を取り
除いた状態の正面図、第3図は同実施例の側方断面図で
ある。 1……框体 1A……框体下部 1B……框体上部(幅広部) 2……商品補充用扉 2A……上辺 2B……下辺 3……商品選択ボタン 4……ヒンジ 11,12……商品取出口 14……商品投入口 15A,15B……収納庫(予備商品保存スペース) 21……商品収容兼ガイド通路 30,31……販売商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−85799(JP,A) 実開 昭54−143698(JP,U) 実開 平2−80881(JP,U) 実開 昭49−85199(JP,U) 実開 昭62−105574(JP,U) 実公 昭57−3112(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】框体と、その框体中に設けられ商品の収容
    及びガイドをする商品収容兼ガイド通路とを有し、所定
    の操作に基づいて前記商品収容兼ガイド通路に収容され
    ている商品が商品取出口に送り出される自動販売機であ
    って、 前記框体は、直方体の上部の左右両側に各々側方へ張り
    出す張出部分が形成されて当該上部が他の部分よりも幅
    広な幅広部とされて、全体として正面視でほぼT字状に
    形成されており、 前記框体の前記幅広部のうちの前記張出部分ではない部
    分の前面側には、前記商品収容兼ガイド通路に連通する
    商品投入口が設けられ、 前記框体の前記幅広部のうちの前記各張出部分には、予
    備商品を保存するための予備商品保存スペースが設けら
    れ、 前記框体の前記幅広部には、前記商品投入口及び前記予
    備商品保存スペースを開閉可能に覆う商品補充用扉が、
    当該商品補充用扉の上辺においてヒンジを介して当該框
    体に回動可能に取り付けられていることを特徴とする自
    動販売機。
JP1990018101U 1990-02-23 1990-02-23 自動販売機 Expired - Lifetime JP2501438Y2 (ja)

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JPH0440380U JPH0440380U (ja) 1992-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573112U (ja) * 1980-06-09 1982-01-08
JPS62105574U (ja) * 1985-12-24 1987-07-06
JP2523935Y2 (ja) * 1988-12-08 1997-01-29 富士電機冷機 株式会社 自動販売機の扉構造

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JPH0440380U (ja) 1992-04-06

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