JP2523935Y2 - 自動販売機の扉構造 - Google Patents

自動販売機の扉構造

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JP2523935Y2
JP2523935Y2 JP1988159860U JP15986088U JP2523935Y2 JP 2523935 Y2 JP2523935 Y2 JP 2523935Y2 JP 1988159860 U JP1988159860 U JP 1988159860U JP 15986088 U JP15986088 U JP 15986088U JP 2523935 Y2 JP2523935 Y2 JP 2523935Y2
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Inventor
由美子 平野
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富士電機冷機 株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動販売機、特に商品ローディング部を上
部に備えた自動販売機の扉構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動販売機の扉は、第3a,bに一例を示すよう
に、通常、商品サンプル、看板、金銭選別機構、制御部
等を具備して自動販売機本体の前面開口を覆う外扉1
と、断熱材でなる内扉2とから構成され、内扉2は庫内
の保冷、保温のために、本体の内側に備えられる断熱材
で囲まれた商品収納庫3の前面開口を閉じている。これ
ら外扉1および内扉2は本体に横開き式に取り付けられ
ている。
また別の従来構造として、第3図の内扉2を商品投入
口4を覆う上扉部分とその他の部分を覆う下扉部分とに
分割し、この内扉2の上扉部分を外扉1の商品投入口4
に対向する裏面側部分に取り付けたものが、実開昭55-1
78778号に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前述した従来構成において前者のものは、
自動販売機に商品を充填する場合に、まず自動販売機本
体を覆っている大きな外扉1を開け、次いで庫内用の内
扉2を開けて商品投入口4より充填するが、2枚のかな
り大きな扉を開閉する作業が面倒であり、また、充填に
必要な投入口が上部の一部であるにもかかわらず内扉2
は全開しなければならず、庫内の保冷、保温効果の妨げ
となり、さらに、内外両扉がそれぞれ横開き式であるた
め、歩道に面して設置されている自動販売機にあって
は、充填作業のために開放した扉が歩道に突き出して通
行上の支障となり、特に自動販売機の大型化が進んでい
る現在ではこの問題は無視できない。
これに対し、後者の場合には、外扉を開放するだけ
で、内扉の上扉部分が外扉と一緒に開かれるので、商品
充填に際し、内外両扉とも開く面倒な操作を必要とせ
ず、また内扉の下扉部分を開放することなく商品充填が
行なえ、庫内の保冷、保温効果を殆ど損なわないという
利点を有するものの、大きな外扉を横開き式に開ける点
において前者のものと変わりが無く、したがって同様に
開放した外扉が通行の妨げとなる問題点を持っている。
そこで本考案の目的は、商品充填時の扉開閉が手軽に
でき、また、扉を開けても庫内の保冷、保温効果に影響
を与えず、しかも商品充填作業が通行人の通行の妨げと
ならないような自動販売機の扉構造を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、前面上部に商品
投入口が開口する断熱材で囲まれた商品収納庫を本体の
内側に備える自動販売機の扉構造であって、前記本体の
前面開口を覆う外扉と、該外扉の内側に位置して前記商
品収納庫の前面開口を覆う断熱材でなる内扉とで構成さ
れたものにおいて、前記外扉と内扉のそれぞれを、少な
くとも前記商品投入口に対向する面域を覆う上扉部分
と、残りの面域を覆う下扉部分とに分割形成し、かつ、
外扉の上扉部分の裏面に内扉の上扉部分を取付けて両上
扉部分を一体化したローディング扉とするとともに、該
ローディング扉を上開き式に前記本体に取り付けるよう
にする。
〔作用〕
上記手段によれば、ローディング扉が少なくとも商品
投入口を覆う大きさを有する上外扉部分と上内扉部分と
が一体化された単一の扉として形成されるので、ローデ
ィング扉だけを開けることによって商品投入口のみが開
放されて商品充填が可能となる。したがって、商品充填
時の扉開放操作が容易で、また庫内の保冷、保温効果を
殆ど損ねることがない。しかも、ローディング扉は上開
き式で本体より上方に開けられるので、自動販売機前方
の通行を妨げることがない。
〔実施例〕 次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図a,bは本考案の一実施例のそれぞれ斜視図,側
断面図で、10は自動販売機本体、11は本体10の内側に備
えられた断熱材で囲まれてなる商品収納庫、12は商品収
納庫11の上部に設けられた商品投入口、13は商品投入口
12に対向して配置されヒンジ機構14を介して本体10に上
開き式に取り付けられたローディング扉である。
ここでローディング扉13は、従来それぞれ一枚扉であ
った外扉および内扉をそれぞれ上下に分割し、そのうち
両扉の上扉部分を一体化して構成される。
すなわち図示のように、ローディング扉13は、上外扉
部分13aと、該上外扉部分13aの裏面に断熱材で形成され
た上内扉部分13bを一体的に取り付けてなり、この場
合、上外扉部分13aおよび上内扉部分13bのそれぞれの扉
面の大きはそれぞれ商品投入口4を覆うに足る大きさに
設定されている。また上外扉部分13aには表側に自動販
売機としての看板16が設けられている。
一方、ローディング扉13の下方には、本体10および商
品収納庫11に対し、それぞれローディング扉13で覆われ
た残りの開口面域を覆う大きさの下外扉部分17および下
内扉部分22が設けられている。このうち下外扉部分17に
は、表側にサンプル品18、押釦19、硬貨投入口20、商品
取出口21等が設けられ、内側には図示されていないが、
コインメック、制御部等が装備されている。また、下内
扉部分22は断熱材で形成され、上内扉部分13bとともに
庫内を保冷、保温する。
この構成で、常時はローディング扉13は引き下ろして
閉じられており、商品収納庫11は商品投入口12の部分が
ローディング扉13の上内扉部分13bによりふさがれてい
る。また下外扉部分17および下内扉部分22もそれぞれ閉
じられている。
さて、商品を充填しようとするときは、ローディング
扉13を上方へ持ち上げるとヒンジ機構14によりローディ
ング扉13はワンタッチで上に開かれ、簡単な操作で商品
投入口12が開放され、投入口12から商品(図の例では
缶)を充填することができる。この場合開放したローデ
ィング扉13は自動販売機本体より上方に位置し、したが
って従来、商品の充填に際し、外扉及び内扉、又は外扉
を横開きに開放したときのように自動販売機の前方歩道
の通行空間域に扉が突出すことがなく、商品充填中の通
行を妨げない。また、商品充填に際し、下外扉部分17お
よび下内扉部分22を開放する必要がないので、商品収納
庫11は全体が開放されてしまうことはなく、商品収納庫
内と外界との連通を商品投入口14部分の必要最小限にと
どめることができて庫内の保冷、保温効果を殆ど損ねる
ことがない。さらに商品充填中トラブルがあって商品収
納庫内を点検する必要が生じた場合にはローディング扉
と無関係に下外扉部分17および下内扉部分22を開放して
実施できる。
商品充填以外の管理、保全、例えばコインメックより
の集金、制御部のデータ処理などを行う必要のある場合
には下外扉部分17を開けるだけでよく、その際ローディ
ング扉13の開閉は必要としないから商品投入口12が開放
されることもない。なお商品の販売機能については従来
のものと変わるところはない。
第2図a,bは本考案の第1図のものとは異なる実施例
のそれぞれ斜視図、側断面図で、第1図のものと同等部
分には同符号を付してある。第1図のものと異なるのは
ローディング扉13の上外扉部分13aが商品投入口12のみ
でなく、さらにその下方まで延び、下内扉部分22の一部
まで覆う大きさになっている点で、第1図では下外扉部
分17に設けられていた一部の機構、すなわちサンプル品
18と押釦19がローディング扉13の上外扉部分13aの方に
移されている。なお、この場合ローディング扉13の上内
扉部分13bは第1図のものと同様に商品投入口12を覆う
に足る大きさになっている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次のような効果を得ることができ
る。
(1)従来の自動販売機の外扉と内扉とを上下に二分割
し、上部の商品投入口に対向する部分は外扉と内扉を一
体化した形になっているから、商品充填時には1枚のロ
ーディング扉をワンタッチで開閉するだけでよく、扉の
開閉操作が容易である。
(2)商品充填時には商品投入口のみが外界にさらされ
るだけであるから、収納庫内の保冷、保温効果を殆ど損
ねることがない。
(3)商品充填時は、ローディング扉のみが上開きに開
放されて、開放したローディング扉は自動販売機の上方
に位置するので、自動販売機前方の歩道等の通行空間域
に扉が突き出さず、全く通行上の妨げとならない。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本考案の一実施例のそれぞれ斜視図、側
断面図、第2図a,bは本考案の異なる実施例のそれぞれ
斜視図、側断面図、第3図a、bは従来のもののそれぞ
れ斜視図、側断面図である。 10……本体、11……商品収納庫、12……商品投入口、13
……ローディング扉、13a……上外扉部分、13b……上内
扉部分、17……下外扉部分、22……下内扉部分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面上部に商品投入口が開口する断熱材で
    囲まれた商品収納庫を本体の内側に備える自動販売機の
    扉構造であって、前記本体の前面開口を覆う外扉と、該
    外扉の内側に位置して前記商品収納庫の前面開口を覆う
    断熱材でなる内扉とで構成されたものにおいて、前記外
    扉と内扉のそれぞれを、少なくとも前記商品投入口に対
    向する面域を覆う上扉部分と、残りの面域を覆う下扉部
    分とに分割形成し、かつ、外扉の上扉部分の裏面に内扉
    の上扉部分を取付けて両上扉部分を一体化したローディ
    ング扉とするとともに、該ローディング扉を上開き式に
    前記本体に取り付けたことを特徴とする自動販売機の扉
    構造。
JP1988159860U 1988-12-08 1988-12-08 自動販売機の扉構造 Expired - Lifetime JP2523935Y2 (ja)

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JPH0280881U JPH0280881U (ja) 1990-06-21
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JPS5847503Y2 (ja) * 1979-06-12 1983-10-29 三洋自動販売機株式会社 商品販売機
JPH07122912B2 (ja) * 1987-11-30 1995-12-25 株式会社東芝 自動販売機

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