JPH01253083A - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動販売機の商品取出口に関するものである。

従来の技術 近年、自動販売機において、大きさの異なった色々な種
類の商品や、販売の種数が増えると共に、大型化となシ
、商品取出口数も増え、商品購入者がどこの位置に搬出
されたか、立ったままの目視ですぐ確認できない。又近
年、自動販売機に対して、前もって毒入飲料容器等が商
品取出口に置いていたずらされることがあり、容易に外
から商品取出口の中が確認できる構造にする要望が年々
増えてきている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の自動販売機の
商品取出口装置の一例について説明する。

第４図から第６図は従来の自動販売機の商品取出口を示
すものである。図において、１は自動販売機の本体で、
２は前記本体１に取付けられ、−方をヒンジ３にて回動
自在に軸支された扉である。

前記本体１の庫内に販売商品を収容して搬出するコラム
４を設けている。５は下部にコラム４より搬出された販
売商品６により、開閉される小扉７で、この小扉７の上
部両側に凸形状の軸支するヒンジ８を備えるとともに、
前記本体１の前面を開閉する断熱扉８ａである。９は前
記コラム４よシ搬出される販売商品６を、前記部２の商
品取出口１０へ案内するシュートである。前記商品取出
口１０は扉２の下方で扉下部板１１を備え、この扉下部
板１１の前面に開口部１２を備え、この開口部１２を常
時閉塞する開閉自在に軸支された透視性の蓋１３で、こ
の蓋１３の上端を凸形状１４を支軸とし、前記開口部１
２の周囲に設けられ、前記蓋１３を軸支する凹部１６を
備えた取出口化粧枠１６を備え、ビス１了で固定されて
いる。前記扉下部板１１の内部に、前記搬出された販売
商品６を受ける受け箱１８を備え、この受け箱１８の底
面上部１９に衝撃吸収用のフオーム２０を貼付けである
。受け箱１８は扉下部板１１、ビス２０ａに取付けられ
ている。前記蓋１３を開いて、盗難及びいたずら等を防
ぐ防盗板２１を前記受け箱１８の上部に位置し、前記蓋
１３の前面と平行し、防盗板２１は上端を凸部形状２２
を有し、防盗保持板２３で軸支する保持部２４を有して
いる。この防盗保持板２３を前記扉下部板１１の内側に
ビス２６で固定されている。そして、前記防盗板２１の
奥方向（第６図右側）へ開きすぎるのを防止する止め板
片２６を防盗保持板２３の先端を略り字形状有して兼ね
ている。

以上のように構成された自動販売機の商品取出口につい
て、以下動作について説明する。

まず扉２の扉下部板１１の開口部１２の前方に、扉下部
板１１と取出口化粧枠１６を介在し、この取出口化粧枠
１６の凹部１６に前記蓋１３の凸形状１４を係合し、軸
支され、ビス１７で取出口化粧枠１６を固定する。さら
に前記扉下部板１１の内部に、受け箱１８をビス２０ａ
で固定し、受け箱１８の底面上部１９にフオーム２０を
貼付ける。

さらに防盗を目的として、防盗板２１の凸部形状２２に
防盗保持板２３の保持部２４に軸支し、防盗保持板２３
を扉下部板１１の内側にビス２６で固定する。以上の構
成されたうえで、別途販売指示によりコラム４より搬出
された販売商品６はシュート９を通り、小扉７を押し開
き、受け箱１８に落下する。商品購入者が蓋１３を開い
て、販売商品６を受け箱１８より取出す。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、商品購入者が立っ
たままの状態で商品取出口で透視性の蓋を介して、受け
箱内の販売商品の可視部はａのごく少ない部分しか見え
ないので、商品取出口近辺まで目線すを下げて確認しな
ければならなく、商品購入者へ戸惑いや不信感を与え且
つ搬出された販売商品がどの位置であるか確認に手間を
かけるという課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、搬出された販売商品が立った
状態で位置確認ができ、販売商品を確実に見ることが出
来る自動販売機の商品取出口を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の自動販売機の商品取
出口は、扉の前面よシ外方へ突出した商品取出口の枠体
と、この枠体の内部に販売商品を受ける受け箱と、前記
枠体の前面から上面に延在した開口部と、この開口部に
追従し折曲った形状で、開閉自在に軸支された透視性の
蓋と、前記開口部の周囲に設け、蓋の軸支部を設けた取
出口化粧枠を備え、前記受け箱の底面は、扉の前面方向
に下がり傾斜という構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、商品取出口の枠体を扉
より突出し、この枠体の前面から上面に延在した開口部
とこの開口部に追従し折曲った形状で透視性の蓋を介し
て、商品購入者が立ったままで、搬出された販売商品を
目視で確認することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の自動販売機の商品取出口につい
て、第１図から第３図を参考に説明するが、従来と同一
構成については同一番号を付してその詳細な説明を省略
する。

図において、２９は商品取出口２８の枠体で扉２の下方
で扉下部板２７を扉２の前面よシ奥方向に下がって備え
られ、扉２の扉下部板２７より外方へ突出している。こ
の枠体２９の前面３ｏから上面３１には延在した開口部
３２を備え、この開口部３２に追従する折曲つた一体形
状で常時閉塞する開閉自在に軸支された透視性の蓋３３
が設けられている。この蓋３３の両端の上部は前後方向
においては中央近辺に、凸形状３４を支軸とし、前記開
口部３２の周囲に設けられ、枠体の前面から上面にかけ
て折曲った形状を有し、蓋３３の凸形状３４を軸支し係
合する凹部３６を備えだ取出口化粧枠３６を備え、ビス
１７で固定される。前記枠体２９の内部に、前記搬出さ
れた販売商品６を受ける受け箱３γを備え、この受け箱
３７の底面３８は、扉２の前方向に下がシ傾斜３８ａを
有し、前記蓋３３の上面及び前面より販売商品６が透視
確認できる位置形状を有している。この受け箱３７の底
面上部３９に衝撃吸収用のフオーム４゜を貼付けである
。受け箱３７は枠体２９の内側にビス２０ａに取付けら
れている防盗板２１は従来の一列と同様の構成で、枠体
２９の内側に取付けられている。

以上のように構成された自動販売機の商品取出口装置に
ついて、以下第１図から第３図を用いてその動作を説明
する。

まず、商品取出口２８の枠体２９の前面３ｏから上面３
１に延在した開口部３２の前方に、枠体２９と取出口化
粧板枠３６を介在し、この取出口化粧枠３６の凹部３５
に前記蓋３３の凸形状３４を係合し、軸支され、ビス１
７で取出口化粧枠３６を固定する。さらに前記枠体２９
の内部に、受け箱３７をビス２０ａで固定し、受け箱３
７の底面３８の底面上部３９にフオーム４０を貼付ける
。

さらに防盗として、防盗板２１の凸部形状２２に防盗保
持板２３の保持部２４に軸支し、防盗保持板２３を枠体
２９の内側にビス２５で固定する。

以上の構成されたうえで、別途販売指示によシコラム４
より搬出された販売商品６はシュート９を通り、小扉７
を押し開き、受け箱３７に落下し、底面３８の下がり傾
斜３８ａに沿って受け箱の前方向に販売商品が搬出され
る。商品購入者が立った状態で、搬出された位置を確認
し、商品購入者が蓋３３を開いて、販売商品６を受け箱
３７よシ取出す。

以上のように本実施例によれば、扉２の扉下部板２７よ
り外方へ突出しだ商品取出口２８の枠体２９を前面３ｏ
から上面３１に延在した開口部３２を備え、開口部３２
に追従する折曲った一体形状で、常時閉塞する開閉自在
に軸支された透視性の蓋３３を備え、前記枠体２９の内
部に、搬出された販売商品６を前方に導く、傾斜を有し
た受け箱２７により商品購入者が立ったままで、搬出さ
れた販売商品の目視で確認できる。

発明の効果 以上のように本発明は、扉の前面より外方へ突出した商
品取出口の枠体と、この枠体の内部に販売商品を受ける
箱と、前記枠体の前面から上面に延在した開口部と、こ
の開口部に追従し折曲った形状で開閉自在に軸支された
透視性の蓋と、前記開口部の周囲に設けられ、蓋の軸支
部を設けた取出口化粧枠を備え、前記受け箱の底面は、
扉の前面方向に下がり傾斜を備えたことによシ、商品購
入者が立ったままの状態で可視部ａ′は広く、搬出され
た販売商品を確認できる。及び商品取出時においても目
線の可視部ｂ′は広くなる。

その他、上記以外の効果として、下記に示す。

（ａ）　　商品取出口の蓋が前面から上面にかけて形成
されるため、上方からの光が蓋を透過し、受け箱内が明
るく、販売商品の確認が容易である。

（ｂ）　　商品取出口の蓋に不純物等の有無が、商品購
入者が事前に確認でき、いたずらされにくくなる。

（Ｃ）　　扉の下方の扉下部板を扉の前面よシ奥方向に
下がって、この面よシ商品取出口が突出るため、従来同
様の奥行を保持することができ、販売商品の取出口の蓋
を大きくすることができ、取出性も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例忙おける自動販売機の商品取
出口装置の商品取出口部縦断面図、第２図は第１図の自
動販売機の外観矢視図、第３図は第１図のＡ矢視部の分
解斜視図、第４図は従来の自動販売機の外観矢視図、第
５図は第４図の商品取出口部縦断面図、第６図は第６図
のＢ矢視部の分解斜視図である。 ２・・・・・・扉、６・・・・・・販売商品、２９・・
・・・・枠体、３２・・・・・・開口部、３３・・・・
・・蓋、３６・・・・・・取出口化粧枠、３了・・・・
・・受け箱、３８・・・・・・底面、３８ａ・・・・・
・下がシ傾斜。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２−
　　扉 乙−販尤商品 ３６−、屑に、ｔ　ロイＬ梃オシ ２−扉 ２ｑ−−一枠停 ３３−一一鴬。 第２図　　　　　　　３計−敢をロ化糖枠ｚｑ−−−偕
漏不 ３計−開口きｐ ３ｓ−：ｆ ３乙−攻エロ化粧枠 第４図 第５図 ユ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 扉と、この扉の前面より外方へ突出した商品取出口の枠
   体と、この枠体の内部に販売商品を受ける受け箱と、前
   記枠体の前面から上面に延在した開口部と、この開口部
   に追従し、折曲った形状で開閉自在に軸支された透視性
   の蓋と前記開口部の周囲に設け、蓋の軸支部を設けた取
   出口化粧枠とを備え、前記受け箱の底面は、扉の前面方
   向に下がり傾斜を備えたことを特徴とする自動販売機の
   商品取出口。