JPH07219841A - Romデータ読込み制御装置 - Google Patents

Romデータ読込み制御装置

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JPH07219841A
JPH07219841A JP1448494A JP1448494A JPH07219841A JP H07219841 A JPH07219841 A JP H07219841A JP 1448494 A JP1448494 A JP 1448494A JP 1448494 A JP1448494 A JP 1448494A JP H07219841 A JPH07219841 A JP H07219841A
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data
byte
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rom
word
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JP1448494A
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Kazuyoshi Watanabe
一嘉 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、予め記憶されたデータをワード単位
かバイト単位で出力することが可能なW(ワード)/B
(バイト)切換え機能を有するROMからデータを読込
む際に使用されるCPU等のROMデータ読込み制御装
置において、ROMデータとして扱われるコードデータ
が奇数バイトデータか偶数バイトデータかに応じて、ワ
ード/バイト切換え機能を選択制御し、効率的なデータ
読込みを行なうことを目的とする。 【構成】CPU11のアドレス発生回路21により出力
されるROM12に対するアドレス信号A0 〜A15が、
その最下位ビットA0 に基づき、奇数番地か偶数番地か
に応じて、W/B切換え制御回路22からバイト切換え
制御信号“0”又はワード切換え制御信号“1”が出力
され、ROMデータのバイト読出しとワード読出しとが
切換え制御される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶されたデータ
をワード単位かバイト単位で出力することが可能なW
(ワード)/B(バイト)切換え機能を有するROMか
らデータを読込む際に使用されるCPU等のROMデー
タ読込み制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のROMにおいて、予め記憶された
データを、ワード単位で出力するかバイト単位で出力す
るか、W(ワード)/B(バイト)切換え可能なROM
が考えられている。
【0003】このROMは、W(ワード)/B(バイ
ト)切換え端子が“L”にセットされた状態で、バイト
(8ビット)構成のROMとなり、“H”にセットされ
た状態で、ワード(16ビット)構成のROMとなるも
ので、前記バイト構成のROMとした場合、例えば16
ビット(A-1〜An-1 :n+1ビット)のアドレスが与
えられると、その内の上位15ビット(A0 〜An-1 :
nビット)でアドレスされる1ワード(16ビット)の
データが指定され、最下位ビット(An-1 )のアドレス
が“0”か“1”かに応じて、下位8ビット及び上位8
ビットのバイトデータに分割され、16ビットあるデー
タ線(O0 〜O15)の内の下位8ビットのデータ線(O
0 〜O7 )から順次出力される。
【0004】また、前記ワード構成のROMとした場
合、前記15ビット(A0 〜An-1 :nビット)でアド
レスされる1ワード(16ビット)データが、前記16
ビットのデータ線(O0 〜O15)から1度に出力され
る。
【0005】このようなW/B切換え可能なROMを使
用する場合、従来のROMデータ読込み装置は、バイト
又はワード読込み専用のものとして構成されているの
で、該読込み装置として8ビットCPUを利用した場合
には、前記ROMは常にバイト構成のROMとして使用
され、16ビットCPUを利用した場合には、常にワー
ド構成のROMとして使用される。従って、従来のRO
Mデータ読込み装置では、前記W(ワード)/B(バイ
ト)の切換え機能が十分に発揮されない問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前記従来の
ROMをバイト構成のROMとして使用した場合には、
ROMデータは常に8ビットずつしか読込みが行なえな
いため、2バイト以上のコードデータを読込む際には、
該コードデータのバイト数に応じた読出し時間が掛かっ
てしまう欠点がある。
【0007】また、前記従来のROMをワード構成のR
OMとして使用した場合には、ROMデータは常に16
ビットずつしか読込みが行なえないため、1バイトコー
ドや3バイトコード等、奇数バイトのコードデータが扱
えない欠点がある。
【0008】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
ROMデータとして扱われるコードデータが奇数バイト
データか偶数バイトデータかに応じて、ワード/バイト
切換え機能を選択制御し、効率的なデータ読込みを行な
うことが可能になるROMデータ読込み制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のROMデータ読込み制御装置は、出力をワード
単位とするかバイト単位とするか切換え可能なROMの
データを読込む制御装置であって、ROMに対する指定
アドレスが奇数番地か偶数番地かを判断する指定番地判
断手段と、この指定番地判断手段の判断結果に応じてR
OMのW(ワード)/B(バイト)切換え端子に制御信
号を供給する切換え制御手段とを備えて構成したもので
ある。
【0010】また、本発明に係わる第2のROMデータ
読込み制御装置は、前記第1のROMデータ読込み制御
装置にあって、ROMのワード単位の出力線を介して出
力される上位バイトデータ,下位バイトデータを、それ
ぞれ選択的に入力する2つのマルチプレクサと、この2
つのマルチプレクサそれぞれの出力を入力するラッチ回
路と、前記ROMのワード単位の出力線を介して出力さ
れる下位バイトデータを入力するラッチ回路と、前記マ
ルチプレクサ及び各ラッチ回路の入力を制御する制御回
路とをさらに備えて構成したものである。
【0011】
【作用】つまり、前記第1のROMデータ読込み制御装
置では、ROMに対する指定アドレスが、奇数番地か偶
数番地かに応じて、ROMデータのバイト読出しとワー
ド読出しとが切換え制御されるので、例えば2バイト以
上のコードデータであっても、バイト/ワード読出しの
組合せにより、より高速なデータ読込みが行なえること
になる。
【0012】また、前記第2のROMデータ読込み制御
装置では、前記第1のROMデータ読込み制御装置にあ
って、バイト読出しあるいはワード読出しで読出された
ROMデータが、上位,下位の各バイトデータとして認
識され、上位,下位それぞれのバイトデータを選択入力
する2つのマルチプレクサやそのラッチ回路、及び下位
バイトデータを直接入力するラッチ回路それぞれの入力
状態がROMデータの読出し状態に応じて制御されるの
で、例えば偶数番地からアドレスされる3バイトデータ
は、その先頭2バイトがワード読出し,残り1バイトが
バイト読出しで、また、奇数番地からアドレスされる3
バイトデータは、その先頭1バイトがバイト読出し、残
り2バイトがワード読出しで、それぞれ読出されて各ラ
ッチ回路に読込まれることになる。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1はROMデータ読込み制御装置を搭載した
16ビットCPU11とW/B切換え機能を有するRO
M12との接続構成を示す図である。
【0014】前記CPU11には、ワード/バイト切換
え制御信号を出力するワード/バイト制御端子「W/
B」、アウトイネーブル信号を出力する端子「OE」、
チップイネーブル信号を出力する端子「CE」、下位8
ビットのデータ入出力端子「IO0 〜IO7 」と上位8
ビットのデータ入力端子「I8 〜I15」、16ビットの
アドレス出力端子「A0 〜A15」が備えられる。
【0015】また、前記ROM12には、前記ワード/
バイト切換え制御信号を入力するワード/バイト切換え
端子「W/B」、アウトイネーブル信号を入力する端子
「OE」、チップイネーブル信号を入力する端子「C
E」、16ビットのデータ出力端子「O0 〜O15」、1
6ビットのアドレス入力端子「A-1〜A14」が備えられ
る。
【0016】ここで、前記ワード/バイト制御端子「W
/B」からワード切換え制御信号“1”が出力されるR
OM12のワード読出しモードでは、16ビットのアド
レス信号は、その最下位ビットが無視され、上位15ビ
ットのアドレス出力端子「A1 〜A15」からROM12
の上位15ビットのアドレス入力端子「A0 〜A14」に
与えられる。
【0017】そして、ROM12のデータ出力端子「O
0 〜O15」から出力された1ワードデータは、CPU1
1に対し、その下位8ビットが前記データ入出力端子
「IO0 〜IO7 」に、上位8ビットが前記データ入力
端子「I8 〜I15」に同時入力される。
【0018】また、前記ワード/バイト制御端子「W/
B」からバイト切換え制御信号“0”が出力されるRO
M12のバイト読出しモードでは、16ビットのアドレ
ス信号はアドレス出力端子「A0 〜A15」からROM1
2のアドレス入力端子「A-1〜A14」に与えられ、RO
M12のデータ出力端子「O0 〜O7 」から出力された
1バイトデータは、CPU11の下位8ビットのデータ
入出力端子「IO0 〜IO7 」に入力される。
【0019】つまり、ROM12の最下位ビットのアド
レス入力端子「A-1」と最上位ビットのデータ出力端子
「O15」とは共通使用されるもので、ROM12がワー
ド読出しモードにセットされた状態では、データ出力端
子「O15」として有効になり、バイト読出しモードにセ
ットされた状態では、アドレス入力端子「A-1」として
有効になる。
【0020】図2は前記ROMデータ読込み制御装置を
搭載した16ビットCPU11におけるデータ読込み回
路の構成を示すブロック図である。このデータ読込み回
路には、アドレス発生回路21が備えられ、このアドレ
ス発生回路21により発生される16ビットのアドレス
信号は、アドレス出力端子「A0 〜A15」から出力され
る。
【0021】ここで、前記アドレス発生回路21により
発生される16ビットのアドレス信号のうち、最下位ビ
ットのアドレス信号A0 は、それが“0”であるか
“1”であるかによって、ROM12側の偶数番地か奇
数番地が指定されるもので、このアドレス発生回路21
からの最下位ビットのアドレス信号A0 は、W/B切換
え制御回路22に供給される。
【0022】そして、前記W/B切換え制御回路22か
らのワード/バイト切換え制御信号が、ワード/バイト
切換え制御端子「W/B」から出力される。一方、下位
8ビットのデータ入出力端子「IO0 〜IO7 」及び上
位8ビットのデータ入力端子「I8 〜I15」に入力され
たデータは、その下位バイトデータがローラッチ回路
(LL)23Lにラッチされ、また、上位バイトデータ
がハイラッチ回路(LH)23Hにラッチされる。
【0023】前記ローラッチ(LL)回路23Lからの
データ出力バスは、第1マルチプレクサ(MPX1)2
4a及び第2マルチプレクサ(MPX2)24b、そし
て、第1ラッチ回路(L1)25aにそれぞれ並列接続
される。
【0024】また、前記ハイラッチ回路(LH)23H
からのデータ出力バスは、前記第1マルチプレクサ(M
PX1)24a及び第2マルチプレクサ(MPX2)2
4bに並列接続される。
【0025】そして、第1マルチプレクサ(MPX1)
24aからのデータ出力バスは第2ラッチ回路(L2)
25bに接続され、第2マルチプレクサ(MPX2)2
5cからのデータ出力バスは第3ラッチ回路(L3)2
5cに接続される。
【0026】前記第1マルチプレクサ(MPX1)24
a及び第2マルチプレクサ(MPX2)24bは、それ
ぞれ前記ローラッチ回路(LL)23L又はハイラッチ
回路(LH)23Hでラッチされた下位バイトデータ又
は上位バイトデータを、選択的に入力するもので、この
各マルチプレクサ(MPX1)24a,(MPX2)2
4bのそれぞれに対する入力選択制御信号M1,M2
は、命令フェッチ制御回路26から供給される。
【0027】この場合、M1,M2が“1(H)”で上
位バイトを、“0(L)”で下位バイトを入力するもの
とする。また、前記第1ラッチ回路(L1)25a〜第
3ラッチ回路(L3)25cのそれぞれに対するラッチ
制御信号も、前記命令フェッチ制御回路26から供給さ
れる。
【0028】一方、前記第1ラッチ回路(L1)25a
のラッチデータ出力バスには、命令デコーダ27が接続
され、該第1ラッチ回路(L1)25aにラッチされた
命令コードの解読を行なうもので、この命令デコーダ2
7により解読された命令コードの内容が解読されれる
と、その命令コードの全体の構成に従って前記命令フェ
ッチ制御回路26からの各制御信号出力が制御される。
【0029】そして、前記命令フェッチ制御回路26の
制御により、次に読込まれるROMデータがバイトデー
タかワードデータかを示す信号が前記W/B切換え制御
回路22に供給される。
【0030】つまり、前記W/B切換え制御回路22
は、ROMデータの読出し開始に際し、前記アドレス発
生回路21により発生された最下位ビットのアドレス信
号A0が、偶数番地を示している場合にワード切換え制
御信号“1”を出力し、ワード単位で読込まれた先頭バ
イトの命令コードに基づき、命令デコーダ27におい
て、例えば3バイト命令であることが解読されると、命
令フェッチ制御回路26を通し、次に読込むべきROM
データがバイトデータであることが示され、バイト切換
え制御信号“0”を出力する。
【0031】また、前記W/B切換え制御回路22は、
ROMデータの読出し開始に際し、前記アドレス発生回
路21により発生された最下位ビットのアドレス信号A
0 が、奇数番地を示している場合にバイト切換え制御信
号“0”を出力し、バイト単位で読込まれた命令コード
に基づき、命令デコーダ27において、例えば3バイト
命令であることが解読されると、命令フェッチ制御回路
26を通し、次に読込むべきROMデータがワードデー
タであることが示され、ワード切換え制御信号“1”を
出力する。
【0032】次に、前記構成によるROMデータ読込み
制御装置を搭載した16ビットCPU11におけるデー
タ読込み動作について説明する。図3は前記ROMデー
タ読込み制御装置により読込み対象となるROMデータ
の一例を示す図である。
【0033】図4は前記ROMデータ読込み制御装置を
搭載した16ビットCPU11におけるデータ読込み動
作に伴う回路各部の動作状態を示すテーブルである。前
記ROM12には、その読込み対象データとして、図3
で示すように、2m番地から2m+2番地に渡る3バイ
ト構成(1)(2)(3) の命令コードが記憶され、また、2n
−1番地からも2n+1番地に渡る3バイト構成(1)(2)
(3) の命令コードが記憶されている。
【0034】すなわち、偶数番地2mから始まる命令を
読出す場合の第1のタイミングでは(図4,偶数,タイ
ミング1)、CPU11のアドレス発生回路21から2
m番地を示すアドレス信号がアドレス出力端子「A0 〜
A15」を介し出力されると、その最下位ビットのアドレ
ス信号A0 (=“0”)によって偶数番地指定であるこ
とが示され、W/B切換え制御回路22からワード切換
え制御信号“1”が出力される。
【0035】すると、ROM12は、ワード読出しモー
ドに切換えられ、CPU11からのアドレス信号を上位
15ビットのアドレス入力端子「A0 〜A14」から入力
するもので、これにより、2m番地から2m+1番地に
渡るワード単位のROMデータ(1)(2)が読出されてデー
タ出力端子「O0 〜O15」から出力され、CPU11に
おける下位8ビットのデータ入出力端子「IO0 〜IO
7 」及び上位8ビットのデータ入力端子「I8 〜I15」
を介してローラッチ回路(LL)23L及びハイラッチ
回路(LH)23Hに入力ラッチされる。
【0036】ここで、前記ローラッチ回路(LL)23
Lにラッチされた下位バイトデータ(1) は第1ラッチ回
路(L1)25aに入力ラッチされ、また、ハイラッチ
回路(LH)23Hにラッチされた上位バイトデータ
(2) は、第1マルチプレクサ(MPX1)24aを介し
て選択され第2ラッチ回路(L2)25bに入力ラッチ
される。
【0037】そして、前記第1ラッチ回路(L1)25
aにラッチされた先頭バイトの命令コードが命令デコー
ダ27に与えられ、3バイトコードであることが解読さ
れるもので、これにより、命令フェッチ制御回路26か
らW/B切換え制御回路22に対し次に読込むべきRO
Mデータがバイトデータであることが示され、該W/B
切換え制御回路22からバイト切換え制御信号“0”が
出力されると共に、前記2m番地にワード読出し分で+
2番地された2m+2番地を示すアドレス信号がアドレ
ス出力端子「A0 〜A15」を介して出力される(図4,
偶数,タイミング2)。
【0038】すると、ROM12は、バイト読出しモー
ドに切換えられ、CPU11からのアドレス信号を上位
16ビットのアドレス入力端子「A-1〜A14」から入力
するもので、これにより、2m+2番地からバイト単位
のROMデータ(3) が読出されてデータ出力端子「O0
〜O7 」から出力され、CPU11における下位8ビッ
トのデータ入出力端子「IO0 〜IO7 」を介してロー
ラッチ回路(LL)23Lに入力ラッチされる。
【0039】ここで、前記ローラッチ回路(LL)23
Lにラッチされた下位バイトデータ(3) は、第2マルチ
プレクサ(MPX2)24bを介して選択され第3ラッ
チ回路(L3)25cに入力ラッチされる。
【0040】これにより、ROM12の2m番地から2
m+2番地に渡り記憶された3バイトコード(1)(2)(3)
が、前記ワード読込み処理とバイト読込み処理との2回
の読込み動作によってCPU11の第1ラッチ回路(L
1)25a〜第3ラッチ回路(L3)25cに読込まれ
るもので、その第2ラッチ回路(L2)25b及び第3
ラッチ回路(L3)25cにラッチされたROMデータ
(2)(3)がオペランドとして実行される。
【0041】一方、奇数番地2n−1から始まる命令を
読出す場合、最初のタイミング(図4,奇数,タイミン
グ1)でCPU11のアドレス発生回路21から2n−
1番地を示すアドレス信号がアドレス出力端子「A0 〜
A15」を介し出力されると、その最下位ビットのアドレ
ス信号A0 (=“1”)によって奇数番地指定であるこ
とが示され、W/B切換え制御回路22からバイト切換
え制御信号“0”が出力される。
【0042】すると、ROM12は、バイト読出しモー
ドに切換えられ、CPU11からのアドレス信号を上位
16ビットのアドレス入力端子「A-1〜A14」から入力
するもので、これにより、2n−1番地からバイト単位
のROMデータ(1) が読出されてデータ出力端子「O0
〜O7 」から出力され、CPU11における下位8ビッ
トのデータ入出力端子「IO0 〜IO7 」を介してロー
ラッチ回路(LL)23Lに入力ラッチされる。
【0043】ここで、前記ローラッチ回路(LL)23
Lにラッチされた下位バイトデータ(1) は第1ラッチ回
路(L1)25aに入力ラッチされる。そして、前記第
1ラッチ回路(L1)25aにラッチされた先頭バイト
の命令コードが命令デコーダ27に与えられ、3バイト
コードであることが解読されるもので、これにより、命
令フェッチ制御回路26からW/B切換え制御回路22
に対し次に読込むべきROMデータがワードデータであ
ることが示され、該W/B切換え制御回路22からワー
ド切換え制御信号“1”が出力されると共に、前記2n
−1番地の次の2n番地を示すアドレス信号がアドレス
出力端子「A0 〜A15」を介して出力される(図4,奇
数,タイミング2)。
【0044】すると、ROM12は、ワード読出しモー
ドに切換えられ、CPU11からのアドレス信号を上位
15ビットのアドレス入力端子「A0 〜A14」から入力
するもので、これにより、2n番地から2n+1番地に
渡るワード単位のROMデータ(2)(3)が読出されてデー
タ出力端子「O0 〜O15」から出力され、CPU11に
おける下位8ビットのデータ入出力端子「IO0 〜IO
7 」及び上位8ビットのデータ入力端子「I8 〜I15」
を介してローラッチ回路(LL)23L及びハイラッチ
回路(LH)23Hに入力ラッチされる。
【0045】ここで、前記ローラッチ回路(LL)23
Lにラッチされた下位バイトデータ(2) は、第1マルチ
プレクサ(MPX1)24aを介して選択され第2ラッ
チ回路(L2)25bに入力ラッチされ、また、前記ハ
イラッチ回路(LH)23Hにラッチされた上位バイト
データ(3) は、第2マルチプレクサ(MPX2)24b
を介して選択され第3ラッチ回路(L3)25cに入力
ラッチされる。
【0046】これにより、ROM12の2n−1番地か
ら2n+1番地に渡り記憶された3バイトコード(1)(2)
(3) が、前記バイト読込み処理とワード読込み処理との
2回の読込み動作によってCPU11の第1ラッチ回路
(L1)25a〜第3ラッチ回路(L3)25cに読込
まれるもので、その第2ラッチ回路(L2)25b及び
第3ラッチ回路(L3)25cにラッチされたROMデ
ータ(2)(3)がオペランドとして実行される。
【0047】したがって、前記構成のROMデータ読込
み制御装置によれば、CPU11のアドレス発生回路2
1により出力されるROM12に対するアドレス信号A
0 〜A15が、その最下位ビットA0 に基づき奇数番地か
偶数番地かに応じて、W/B切換え制御回路22からバ
イト切換え制御信号“0”又はワード切換え制御信号
“1”が出力され、ROMデータのバイト読出しとワー
ド読出しとが切換え制御されるので、例えば2バイト以
上のコードデータであっても、バイト/ワード読出しの
組合せにより、より高速なデータ読込み処理を実行する
ことができる。
【0048】また、ROM12からバイト読出しモード
あるいはワード読出しモードで読出されたコードデータ
が、上位バイト,下位バイトの各バイトデータとしてハ
イラッチ回路(LH)23H,ローラッチ回路(LL)
23Lにラッチされ、上位,下位それぞれのバイトデー
タを選択入力する第1,第2マルチプレクサ(MPX
1)24a,(MPX2)24bや対応する第2,第3
ラッチ回路(L2)25b,(L3)25c、及び下位
バイトデータを直接入力する第1ラッチ回路(L1)2
5aそれぞれの入力状態が、ROMデータの読出し状態
に応じて命令フェッチ制御回路26により制御されるの
で、例えば偶数番地2mからアドレスされる3バイトデ
ータは、その先頭2バイトをワード読出し,残り1バイ
トをバイト読出しで、また、奇数番地2n−1からアド
レスされる3バイトデータは、その先頭1バイトをバイ
ト読出し、残り2バイトをワード読出しで、それぞれ読
出し各ラッチ回路(L1)25a〜(L3)25cに読
込むことができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ROMデ
ータとして扱われるコードデータが奇数バイトデータか
偶数バイトデータかに応じて、ワード/バイト切換え機
能を選択制御し、効率的なデータ読込みを行なうことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるROMデータ読込み
制御装置を搭載した16ビットCPUとW/B切換え機
能を有するROMとの接続構成を示す図。
【図2】前記ROMデータ読込み制御装置を搭載した1
6ビットCPUにおけるデータ読込み回路の構成を示す
ブロック図。
【図3】前記ROMデータ読込み制御装置により読込み
対象となるROMデータの一例を示す図。
【図4】前記ROMデータ読込み制御装置を搭載した1
6ビットCPUにおけるデータ読込み動作に伴う回路各
部の動作状態を示すテーブル。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、21…アドレス発生回
路、22…W/B切換え制御回路、23L…ローラッチ
回路(LL)、23H…ハイラッチ回路(LH)、24
a…第1マルチプレクサ(MPX1)、24b…第2マ
ルチプレクサ(MPX2)、25a…第1ラッチ回路
(L1)、25b…第2ラッチ回路(L2)、25c…
第3ラッチ回路(L3)、26…命令フェッチ制御回
路、27…命令デコーダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力をワード単位とするかバイト単位と
    するか切換え可能なROMのデータを読込む制御装置で
    あって、 ROMに対する指定アドレスが奇数番地か偶数番地かを
    判断する指定番地判断手段と、 この指定番地判断手段の判断結果に応じてROMのW
    (ワード)/B(バイト)切換え端子に制御信号を供給
    する切換え制御手段と、を具備したことを特徴とするR
    OMデータ読込み制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ROMのワード単位の出力線を介し
    て出力される上位バイトデータ,下位バイトデータを、
    それぞれ選択的に入力する2つのマルチプレクサと、 この2つのマルチプレクサそれぞれの出力を入力するラ
    ッチ回路と、 前記ROMのワード単位の出力線を介して出力される下
    位バイトデータを入力するラッチ回路と、 前記マルチプレクサ及び各ラッチ回路の入力を制御する
    制御回路と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    記載のROMデータ読込み制御装置。
JP1448494A 1994-02-08 1994-02-08 Romデータ読込み制御装置 Pending JPH07219841A (ja)

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JP1448494A JPH07219841A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 Romデータ読込み制御装置

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