JPH07217807A - 蒸気供給使用システム - Google Patents

蒸気供給使用システム

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JPH07217807A
JPH07217807A JP3090394A JP3090394A JPH07217807A JP H07217807 A JPH07217807 A JP H07217807A JP 3090394 A JP3090394 A JP 3090394A JP 3090394 A JP3090394 A JP 3090394A JP H07217807 A JPH07217807 A JP H07217807A
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Yasuhiro Miyagawa
泰寛 宮川
Kozo Nomura
耕造 野村
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 台数制御の為のバルブ開閉情報設定操作を不
要とすること及び蒸気負荷の変動に対する追随性を向上
させること 【構成】 蒸気使用設備5A,5B…への蒸気供給を制
御する蒸気バルブ7A,7B…制御用のバルブ制御装置
10におけるバルブ開閉情報を入力する入力手段を蒸気
ボイラ1の運転台数を制御する台数制御装置9に備え、
このバルブ開閉情報を基に複数の蒸気ボイラ1の運転台
数を演算して蒸気ボイラ1の運転を制御することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、暖房機や食品機械等
の蒸気を使用する蒸気使用設備とこれら蒸気使用設備に
蒸気を供給する複数の蒸気発生手段を含む蒸気発生設備
とからなる蒸気供給使用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】こうした蒸気供給使用システムにおいて
は、蒸気使用設備への蒸気供給の制御、即ち蒸気供給ラ
インに設けた蒸気バルブの制御と、蒸気発生設備の蒸気
発生手段の制御は独立して行うのが一般的であった。こ
うした従来のシステムの蒸気発生側設備においては、特
公昭62−27321号公報に示されるように蒸気使用
負荷が変化すると複数の蒸気ボイラの出口側の蒸気集合
ヘッダの蒸気圧力を検出して蒸気ボイラの燃焼及び台数
を制御して供給する蒸気量を追随させるのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の方式では、蒸気バルブの開閉による負荷の変動
を蒸気圧力によって間接的に検出しているので、蒸気供
給の応答性が悪いと共に、過渡的な圧力変動によって必
要台数以上の蒸気ボイラが起動され、発停を行うことに
より燃焼効率が低下するという課題があった。
【0004】この課題を解決する為に、一日の一定時間
の負荷を予知して、時間毎に運転ボイラの台数を限定す
ることで必要台数以上のボイラを起動させないようにす
る蒸気発生側のみにおける対策が特公昭60−4236
3号公報にて提案されている。しかしながら、この後者
の従来方式によれば、時間毎の所要台数を毎日について
予め設定する必要があり、しかもこの設定操作は蒸気バ
ルブの開閉制御と別個に蒸気発生設備のボイラ台数制御
装置の為に行わなければならずユーザにとって設定操作
が煩わしい。又、蒸気バルブの開閉が予め設定していた
ものと異なる場合には場合には、設定操作をやり直す必
要があり、やり直さない場合は負荷の変動に速やかに追
随できないと言う課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決することを目的としてなされたものであって、請求項
1の発明は、複数の蒸気使用設備と、複数の蒸気発生手
段と、この蒸気発生手段から出力される蒸気を集合させ
る蒸気集合部と、この蒸気集合部から分岐し前記蒸気使
用設備に蒸気を供給する複数の蒸気供給路と、各蒸気使
用設備への蒸気供給を制御する複数の蒸気バルブと、蒸
気発生手段の運転台数を制御する台数制御手段と、前記
複数の蒸気バルブの開閉を制御するバルブ制御手段とを
備えるものにおいて、前記バルブ制御手段のバルブ開閉
情報を入力する入力手段を備え、このバルブ開閉情報を
基に前記複数の蒸気発生手段の運転台数を演算して蒸気
発生手段の運転を制御する台数制御手段を備えたことを
特徴とし、
【0006】請求項2の発明は、複数の蒸気使用設備
と、複数の蒸気発生手段と、この蒸気発生手段から出力
される蒸気を集合させる蒸気集合部と、この蒸気集合部
から分岐し前記蒸気使用設備に蒸気を供給する複数の蒸
気供給路と、各蒸気使用設備への蒸気供給を制御する複
数の蒸気バルブと、蒸気発生手段の運転台数を制御する
台数制御手段と、前記複数の蒸気バルブの開閉を制御す
るバルブ制御手段とを備えるものにおいて、前記バルブ
制御手段のバルブ開閉情報に関連する前記各蒸気供給路
の使用時蒸気情報を設定する設定手段と、この設定手段
により設定された使用時蒸気情報を記憶する記憶手段
と、前記バルブ制御手段からのバルブ開閉情報に従い前
記記憶手段から読み出した前記使用時蒸気情報を基に前
記複数の蒸気発生手段の運転台数を演算して蒸気発生手
段の運転を制御する台数制御手段とを備えたことを特徴
とし、
【0007】請求項3の発明は、複数の蒸気使用設備
と、複数の蒸気発生手段と、この蒸気発生手段から出力
される蒸気を集合させる蒸気集合部と、この蒸気集合部
から分岐し前記蒸気使用設備に蒸気を供給する複数の蒸
気供給路と、各蒸気使用設備への蒸気供給を制御する複
数の蒸気バルブと、蒸気発生手段の運転台数を制御する
台数制御手段と、前記複数の蒸気バルブの開閉を制御す
るバルブ制御手段とを備えるものにおいて、実際の蒸気
負荷の変動を蒸気状態の変化として検出する検出手段
と、前記バルブ制御手段のバルブ開閉情報に関連する前
記各蒸気供給路の使用時蒸気情報を設定する設定手段
と、この設定手段により設定された使用時蒸気情報を記
憶する記憶手段と、前記バルブ制御手段からのバルブ開
閉情報に従い得た前記使用時蒸気情報を基に前記複数の
蒸気発生手段の運転台数初期値を演算して蒸気発生手段
の運転を制御すると共に前記検出手段の検出値に基づき
前記運転台数初期値に従い台数制御する台数制御手段と
を備えたことを特徴とし、
【0008】請求項4の発明は、請求項3において、使
用時蒸気情報が蒸気流量情報であることを特徴とし、
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、蒸
気発生手段が出力停止状態と低出力状態と高出力状態を
選択でき、前記各蒸気供給路の蒸気流量情報が最低流量
情報を含み、前記台数制御手段は各蒸気供給路の最低流
量情報の総和を基に低出力状態としておく蒸気発生手段
の運転台数初期値を演算し、この運転台数初期値に基づ
き蒸気発生手段の運転を制御することを特徴とし、
【0010】請求項6の発明は、請求項4において、蒸
気発生手段が出力停止状態と低出力状態と高出力状態を
選択でき、前記各蒸気供給路の蒸気流量情報が最大流量
情報を含み、前記台数制御手段は各蒸気供給路の最大流
量情報の総和を基に蒸気発生手段の最大運転台数を設定
し、この台数に基づき蒸気発生手段の運転を制御するこ
とを特徴とし、
【0011】請求項7の発明は、請求項4において、前
記バルブ制御手段は開閉時刻情報とバルブ開閉状態情報
とからなるバルブ開閉情報を出力し、前記台数制御手段
は前記バルブ開閉情報に従い現時点から所定時間後のバ
ルブ開閉状態に基づく蒸気発生手段の運転台数を演算
し、その演算結果と現時点での蒸気発生手段の運転台数
とから蒸気発生手段の運転信号を所定時間後のバルブ開
閉情報の出力前に出力することを特徴とし、
【0012】請求項8の発明は、請求項1、2又は3に
おいて、前記バルブ制御手段によって開閉制御しない蒸
気バルブを有する制御対象外蒸気供給路を備え、前記バ
ルブ制御手段は 制御対象外蒸気供給路に対応する使用
時蒸気情報及びバルブ開閉情報を設定する設定手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項3において、使
用時蒸気情報に蒸気圧力を含むと共に検出手段が蒸気圧
力を検出し、前記バルブ制御手段からのバルブ開閉情報
に従い得た前記使用時蒸気圧力を基に運転台数初期値を
演算することを特徴とする蒸気供給使用システム。
【0014】請求項10の発明は、請求項1、2又は3
において、バルブ制御手段と台数制御手段とを一体的に
構成したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1の手段によれば、各蒸気供給路の蒸気
バルブを制御するバルブ制御手段からのバルブ開閉情報
を基に運転台数が演算され台数制御手段により蒸気発生
手段の運転が制御されて、使用蒸気負荷の変化に対して
応答性良く供給蒸気量が制御される。請求項2の手段に
よれば、設定手段により使用時蒸気情報を予め設定して
おくことで、各蒸気供給路の蒸気バルブを制御するバル
ブ制御手段からのバルブ開閉情報に基づいて記憶手段か
ら読みだされた使用時蒸気情報を基に蒸気発生手段の運
転台数が演算され、演算された台数を基に台数制御手段
により蒸気発生手段の運転が制御され、使用蒸気負荷の
変化に対して応答性良く供給蒸気量が制御される。請求
項3の手段によれば、設定手段により使用時蒸気情報を
予め設定しておくことで、各蒸気供給路の蒸気バルブを
制御するバルブ制御手段からのバルブ開閉情報に基づい
て記憶手段から読み出された使用時蒸気情報を基に蒸気
発生手段の運転台数初期値が演算され、演算された運転
台数初期値を基に台数制御手段により蒸気発生手段の運
転が初期制御されると共に実際の負荷による蒸気圧力な
どの蒸気状態に基づき台数制御され、使用蒸気負荷の変
化に対して応答性良く供給蒸気量が制御される。請求項
4の手段によれば、設定手段により使用時蒸気情報とし
て蒸気流量を予め設定しておくことで、各蒸気供給路の
蒸気バルブを制御するバルブ制御手段からのバルブ開閉
情報に基づいて記憶手段から読み出された蒸気流量を基
に蒸気発生手段の運転台数初期値が演算され、演算され
た運転台数初期値を基に台数制御手段により蒸気発生手
段の運転が初期制御されると共に実際の負荷による蒸気
圧力などの蒸気状態に基づき台数制御され、使用蒸気負
荷の変化に対して応答性良く供給蒸気量が制御される。
請求項5の手段によれば、請求項4の作用に加えて設定
手段により使用時蒸気情報として蒸気流量の最低流量情
報を予め設定しておくことで、各蒸気供給路の蒸気バル
ブを制御するバルブ制御手段からのバルブ開閉情報に基
づいて記憶手段から読み出された最低流量情報を基に低
出力状態としておく蒸気発生手段の運転台数初期値が演
算され、演算された運転台数初期値を基に台数制御手段
により蒸気発生手段の運転が初期制御されると共に実際
の負荷変動による蒸気圧力などの蒸気状態に基づき台数
制御され、使用蒸気負荷の変化に対して応答性良く供給
蒸気量が制御される。請求項6の手段によれば、請求項
4の手段による作用に加えて、設定手段により使用時蒸
気情報として蒸気流量の最大流量情報を予め設定してお
くことで、各蒸気供給路の蒸気バルブを制御するバルブ
制御手段からのバルブ開閉情報に基づいて記憶手段から
読み出された最大流量情報を基に蒸気発生手段の最大運
転台数が演算され、演算された最大運転台数を基に台数
制御手段により運転される蒸気発生手段の運転台数が制
限され、必要以上の台数の蒸気発生手段の運転が抑制さ
れる。請求項7の手段によれば、請求項4の手段による
作用に加えて、バルブ制御手段からバルブ開閉信号が出
力される前に事前に台数制御手段から蒸気発生手段の運
転信号が出力され、蒸気発生手段が運転信号入力から実
際運転迄に時間遅れを有する場合でも応答性の良好な蒸
気供給制御がなされる。請求項8の手段によれば、請求
項1、2又は3の手段による作用に加えて、バルブ制御
手段により制御されない制御対象外蒸気バルブを備えた
蒸気供給路及び蒸気使用設備が存在する場合でも、恰も
その制御対象外蒸気バルブを制御しているかの如く制御
でき、制御可能なシステムが拡張される。請求項9の手
段によれば、設定手段により使用時蒸気情報として蒸気
圧力を予め設定しておくことで、各蒸気供給路の蒸気バ
ルブを制御するバルブ制御手段からのバルブ開閉情報に
基づいて記憶手段から読み出された蒸気圧力を基に蒸気
発生手段の運転台数初期値が演算され、演算された運転
台数初期値を基に台数制御手段により蒸気発生手段の運
転が初期制御されると共に実際の負荷による蒸気圧力な
どの蒸気状態に基づき台数制御され、使用蒸気負荷の変
化に対して応答性良く供給蒸気量が制御される。請求項
10の手段によれば、請求項1の作用に加えて制御装置
が小型化される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例の蒸気供給
使用システムを図面に基づいて説明する。図1におい
て、1は蒸気発生手段としての蒸気ボイラで、それぞれ
水を蒸気化する為の加熱手段としての燃焼装置2を備え
ている。図示の例ではボイラ1は貫流型の蒸気ボイラを
用い、燃焼装置2としてはガスバーナ、油焚きバーナ等
を用い燃焼装置2がそれぞれ停止、低燃焼(低燃)状
態、高燃焼(高燃)状態をとり、蒸気ボイラ1としては
出力停止状態、低出力状態、高出力状態の3つの出力状
態をとりうるよう構成されている。各ボイラの出力特
性、即ち低燃時蒸発量、高燃時蒸発量はそれぞれRL
1,RH1(単位はkg/h)であり、本実施例ではR
H1≒2×RL1とするが、これに限定されない。
【0017】そして、停止状態のボイラは低燃起動信号
を入力してから燃焼を開始するまで、プレパージ(掃
気)、点火の為に所定の時間T秒を要する遅延起動特性
を有している。尚、ボイラの種類は蒸気を発生するもの
であれば良く、貫流型以外の水管型や炉筒型等の蒸気ボ
イラを用いることができ、加熱手段としても燃焼装置以
外の誘導加熱手段、電気ヒータによる加熱手段等を用い
ることが出来る。
【0018】前記ボイラ1は複数台、図示の例では同じ
出力仕様の4台が併設され、各ボイラ1の蒸気出力路3
・・・は共通の蒸気集合部としての蒸気ヘッダ4に接続
され、このヘッダ4から蒸気供給路(蒸気ライン)6
A,6B,6Cが分岐接続され複数の蒸気使用設備5
A,5B,5Cへ蒸気を供給するように構成される。各
蒸気供給路にはそれぞれの蒸気の流通、ひいては対応す
る蒸気供給設備への蒸気供給ON,OFF制御する蒸気
バルブ7A,7B,7Cを設けている。尚、蒸気使用設
備としては暖房機、蒸気を直接使用する食品機械設備、
工場設備等が含まれる。これら蒸気供給路6A,6B,
6Cの使用時蒸気情報としては最大蒸気流量、最低蒸気
流量、最大蒸気圧力、最低蒸気圧力があるが、各最大蒸
気流量はそれぞれRHa,RHb,RHC(単位はkg
/h)、各最低蒸気流量はRLa,RLb,RLc(単
位はkg/h)、各最大蒸気圧力はPHa,PHb,P
Hc(単位はkg/cm2 )、各最低蒸気圧力はPL
a,PLb,PLc(単位はkg/cm2 )であり、こ
れらの使用時蒸気情報は予め経験的又は計算上求められ
ている。
【0019】8は実際の蒸気負荷の変動を蒸気状態、具
体的には蒸気ヘッダ4の内部の蒸気圧力の変動として検
出する負荷変動検出手段としての圧力センサ、9はマイ
クロコンピュータ等からなる台数制御装置で、例えば図
2に示すような処理手順により後記バルブ制御装置10
からのバルブ開閉情報により演算した運転台数初期値に
基づき初期制御すると共に、センサ8の検出信号に基づ
き運転台数を補正して制御する。前記運転台数制御と
は、この実施例では蒸気ボイラ2・・・の停止、低燃
焼、高燃焼の台数を制御を意味する。前記センサ8によ
る検出位置は要するに蒸気集合部の圧力を検出できる位
置であれば良い。
【0020】M1は使用時蒸気情報及びバルブ開閉情報
を記憶する第1記憶手段、M2は最大蒸気流量の総和N
1及び最低蒸気流量の総和N2を記憶する第2記憶手
段、M3は最大燃焼台数n1及び低燃待機台数n2とT
秒後の最大燃焼台数n1’及び低燃待機台数n2’を記
憶する第3記憶手段であり、M4は実際に低燃、高燃の
起動指示がなされた低燃台数nL及び高燃nHを記憶す
る第4記憶手段、M5は運転優先順位、即ち、4台の蒸
気ボイラの起動、停止の優先順位を記憶する第5記憶手
段で、いずれも台数制御装置9の中央処理部(図示しな
い)により読み書きが制御される。これらの記憶手段は
一般には一つのメモリ上に設けられるが、複数の独立し
たメモリ上に設けてもよい。S1は運転優先順位などを
設定する第1設定手段である。
【0021】10はマイクロコンピュータ等からなるバ
ルブ制御装置で、予め記憶した処理手順に従い蒸気バル
ブ7A,7B,7Cの開閉を制御すると共にバルブ開閉
情報を信号伝送ライン11を通して台数制御装置9に伝
送する。S2は前記蒸気供給路6A,6B,6Cの各最
大蒸気流量RHa・・・、最低蒸気流量RLa・・・、
最大蒸気圧力PHa・・・、最低蒸気圧力PLa・・・
の値等の使用時蒸気情報及びバルブ開閉情報等の制御情
報を手動により設定する第2設定手段、M6は第2設定
手段S2により設定された使用時蒸気情報を記憶する第
6記憶手段で、その記憶内容はバルブ開閉情報に基づい
て対応する蒸気供給路の最大流量と最低流量情報等の使
用時蒸気情報が読み出せるように例えば図3の様なテー
ブル形式で記憶している。この使用時蒸気情報は設定終
了後台数制御装置9に伝送する様構成しているが、台数
制御装置9がそのデータを必要とする時毎にバルブ制御
装置10から送信してもらうようにしても良い。
【0022】M7は第2設定手段S2により設定された
バルブ開閉情報を記憶する第7記憶手段で、設定のバル
ブ開閉情報は各蒸気バルブ7A,7B,7CのON(開
放)又はOFF(閉止)の開閉状態情報と開閉時刻情報
とからなり、例えば図4に示すようなテーブル形式で記
憶している。このバルブ開閉情報は設定終了後に台数制
御装置9に伝送され、各蒸気バルブに対しては設定時刻
となると開閉情報が伝送され、これにより各蒸気バルブ
は開閉制御される。時刻設定が無い場合はバルブ開閉情
報は直ちに各蒸気バルブへ伝送される。
【0023】次に、上記実施例の動作を図2に従い説明
する。先ず、システム立ち上げ時にバルブ制御装置10
の第2設定手段S2を用いて、使用時蒸気情報を入力
し、第6記憶手段M6に記憶させておくと共に、必要な
ときにバルブ開閉情報を入力し、第7記憶手段M7に記
憶させる。そして、入力された使用時蒸気情報及びバル
ブ開閉情報は入力終了後、それぞれ第6記憶手段M6、
第7記憶手段M7から読み出されて台数制御装置9へ伝
送され、後記するように第1記憶手段M1に記憶され
る。尚、使用時蒸気情報とバルブ開閉情報のデータの伝
送の方式はそれぞれを別個に伝送してもよいし、バルブ
開閉情報に対し台数制御に必要なデータのみを関連付け
て伝送するようにしても良い。
【0024】先ず、バルブ開閉情報が一つのみで且つそ
の情報がバルブ開閉状態情報のみで開閉時刻情報を伴っ
ておらず、直ちにボイラを起動する必要がある場合につ
いて説明する。ステップS1(以下SNはステップSN
を意味する)において、バルブ開閉情報が受信されたか
どうかを判定する。YESが判定されると、S2にて受
信したバルブ開閉情報が第1記憶手段M1に記憶され
る。次いで、S3にて第1記憶手段M1に記憶したバル
ブ開閉情報を参照して現在時刻から時間t<T秒内にバ
ルブ開閉信号が有るかどうかを判定する。尚、T秒は上
述の如く各ボイラ1が停止状態から低燃状態へ移行する
までに要する時間と略等しいか、若干長い時間とする。
今の場合、YESであり、S4へ移行し当該バルブ開閉
信号に対する処理が終わっているかどうかを示すバルブ
開閉情報処理フラグをチェックする。このフラグは図4
のような時間軸に対して4種類のバルブ開閉情報が存在
する場合、各開閉情報についてそれぞれフラグがセット
され、全ての蒸気バルブがOFFのシステム停止により
リセットされる。今の場合、NOであるのでS5へ移行
する。
【0025】S5ではONとなる各バルブに対応する最
大蒸気流量を求め、その最大蒸気流量の総和N1を演算
し、S6でONとなる各バルブに対応する最低蒸気流量
を求め、最低蒸気流量の総和N2を演算し第2記憶手段
M2に記憶する。S7で前記総和N1を基に最大燃焼台
数初期値(燃焼制御する蒸気ボイラの制限台数)n1
を、S8で前記総和N2を基に低燃待機台数初期値n2
(≦n1)をそれぞれ演算し第3記憶手段M3に記憶す
る。前記n1の演算は総和N1+α(αは余裕を持たせ
る為の正の定数)を蒸気ボイラ1の高燃焼時蒸発量で割
り、切り上げた数をn1とすることで行われる。尚、図
示していないがS8の後でバルブ開閉情報処理フラグを
セットする。
【0026】次いで、S9ではこうして求めたn1,n
2に従い制御量を求める。即ち、制御目標圧力以下の場
合、n2台の蒸気ボイラ1に対して優先順位の高い順か
ら低燃焼の起動信号を出力しnL(低燃起動指示数)=
n2になるまで低燃焼台数を増加する。以後目標圧力に
達する様にnL,nH(高燃指示数)を定められた順序
に従い追加してゆく。ここで、nL,nHの台数増加は
n1迄に制限し、ボイラの応答の遅れによる不必要なボ
イラの発停を防ぐ。この処理による起動指示台数nL,
nHを第4記憶手段M4に記憶する。
【0027】S9の処理が終了するとS1へ戻り、新た
なバルブ開閉情報が受信かどうかを判定する。今の場合
NOで、S3へ移行しS3でもNOが判定され、S11
へ至りここでもNOと判定されると、処理はS9へ移行
し、初期値n1,n2を基に検出蒸気圧力が所定目標蒸
気圧力となるようにボイラの運転台数を制御する。
【0028】次にバルブ制御装置10の設定器S2で、
バルブ開閉情報として図4に示すようなバルブ開閉状態
情報とバルブ開閉時刻情報との組を複数セットした場合
について説明する。この場合は、図2において、S3以
降の処理について説明するに、第1記憶手段M1に記憶
された最初のバルブ開閉情報が現時点から時間t<T
秒内にある場合は、上述の説明のようにS3〜S9の処
理が実行されるが、t<T秒内に無い場合はS3からS
11へ移行し、ここで時間t=T秒後にバルブ開閉情報
が有るかどうかを判定する。今の場合NOが判定され、
S9へ移行し検出圧力を基に台数制御を行いS1へ戻
る。S11でYESが判定されると、S12へ移行し最
初のバルブ開閉状態信号に対してバルブ開閉情報フラ
グがセットされているかどうかを判定する。今の場合N
Oであり、S5へ処理が移行し、上述のS5〜S9の処
理が実行される。
【0029】次のバルブ開閉信号のT秒前となると、
S11での判定がYESとなり、S12でYESが判定
され、S13へ移行する。S13ではT秒後、即ちバル
ブ開閉情報の蒸気バルブへの出力時、このバルブ開閉
情報に基づく最大燃焼台数n1’と低燃焼待機台数n
2’を演算し、第3記憶手段M3に記憶する。次いで、
S14で求めたn1’と現在最大燃焼台数n1とを比較
し、S15でその比較結果と現在低燃焼している台数
(現在低燃台数)nLと現在高燃焼している台数(現在
高燃台数)nHとから新n1,n2を演算する。その演
算の具体的方法の一例は次の通りである。
【0030】即ち、n1=n1’の時は何もしない。n
1>n1’の時、即ち負荷減少予想時はn1>nL>n
1’であれば新n1=nLとし、n1>n1’>nLで
あれば新n1=n1’とするものである。これは負荷減
少予想時は新たに低燃焼させて待機状態とする低燃待機
台数を増加させない、換言すれば新規起動の禁止処理を
行うことになる。
【0031】n1<n1’の時、即ち負荷増加予想時は
n1’<nL+nHであれば新nL=n1’としn1’
−nLについて燃焼起動をかけ、n1’≧nL+nHで
あればnH分の起動をかける、即ち新nL=nL+nH
とする。その燃焼起動が完了すると新nH=(nL+n
H−新nL)の台数分だけ高燃焼を継続し、残りは低燃
焼へ移行させる。こうして、負荷増様相時の対応におい
て、出来るだけ高燃台数を減じ、低燃台数を多くするこ
とで、応答性を向上するように図っている。その他の場
合nL<n2であれば新nL=n2として出力不足予想
分の燃焼待機を行う。こうした負荷増加予想時の処理に
よりT秒後の負荷増加時に低燃→高燃移行で負荷増加に
対応できる。
【0032】次に本発明の他の実施例を図5〜図7に従
い説明する。この実施例はバルブ制御装置10によって
開閉制御しない手動開閉の蒸気バルブ7Dを有する制御
対象外蒸気供給路6Dを備え、バルブ制御装置10は設
定手段S2によって蒸気供給路6Dに関する使用時蒸気
情報及びバルブ開閉情報に関するデータを設定できるよ
うに構成した点を付加的特徴としている。より具体的に
は、図6に示すように他の蒸気供給路の使用時蒸気情報
と共に蒸気供給路6Dに関する最低蒸気流量RLd、最
大蒸気流量RHd、最大圧力PHd、最低圧力PLd
と、図7に示すように蒸気バルブ7Dに関するバルブ開
閉情報とを設定手段S2から入力できる様構成してい
る。これにより、蒸気バルブ7Dはバルブ制御装置11
によっては制御されないが、バルブ開閉情報及び使用時
蒸気情報を登録できるので、ボイラの台数制御、即ち蒸
気出力量の制御の為の負荷情報を台数制御装置9に与え
ることができる。これにより、本発明を適用できるシス
テムの範囲を拡張できる効果がある。
【0033】更に、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、図8に示すように図1のバルブ制御装置
10と台数制御装置9とを機械的、電気的に一体化して
もよい。こうした場合、制御装置の小型化、記憶手段の
量的削減などが実現できる。
【0034】又、本発明の実施例としては使用時蒸気情
報としての圧力情報を用いて、蒸気バルブの開閉に連動
して、蒸気ヘッダ4の制御目標圧力を変更する様に構成
したものも含まれる。具体的には、例えば、第1の時間
帯では蒸気バルブ7AのみONで次の第2の時間帯には
蒸気バルブ7BのみONの場合は、第1の時間帯と第2
の時間帯で制御目標圧力を異ならせる制御を行う。こう
した制御により、一層使用蒸気負荷に適した蒸気供給制
御を行える。
【0035】更に、図1及び図2に示す実施例では、最
大燃焼台数n1と低燃待機台数n2を求めて台数制御を
行っているが、いずれか一方のみを求めて台数制御した
ものも本発明の実施例として含まれる。又、図2のS9
において、最大燃焼台数n1と低燃待機台数n2とによ
る台数制御の後、実際の負荷による蒸気圧力に基づき運
転台数初期値を補正しているが、蒸気圧力に代えて蒸気
温度を検出するように構成したものも本発明の実施例と
して含まれる。
【0036】更に、上記実施例では蒸気バルブをON−
OFF式の2位置式のものを用いているが、開閉度が複
数段階又は比例的に制御できる蒸気バルブを用いたシス
テムもにも本発明は適用可能である。又、本発明の実施
例として複数の蒸気ボイラの蒸発量を異ならせたものを
用いたシステム、蒸発量を比例制御できる蒸気ボイラを
用いたシステムも含まれる。更に、上記実施例では蒸気
バルブを蒸気供給路に設けているが、蒸気使用設備に設
けたシステムにも本発明は適用可能である。
【0037】更に、上記実施例では各蒸気供給路に関す
る使用時蒸気情報としての蒸気流量を設定手段S2によ
り手動設定しているが、使用時蒸気情報を自動設定する
ように構成してもよい。この自動設定手段の構成の一例
としては、予めバルブ開閉情報に基づかない、蒸気圧力
検出センサ8のみによる台数制御試運転を所定時間、例
えば一日間行い、その試運転においてある時間間隔のサ
ンプリング時点毎に蒸気バルブの開閉を記憶すると共
に、そのサンプリング時点毎の蒸気流量の総和を蒸気ボ
イラの運転台数から求められる蒸気発生量とし、その蒸
気流量の総和を開放状態のバルブを有する蒸気供給路に
所定の割合で分配してサンプリング時点の各蒸気供給路
の蒸気流量として演算記憶する。こうして求めた各蒸気
供給路毎の蒸気流量の最大値を最大蒸気流量とし、最低
値を最低蒸気流量として記憶するものである。
【0038】又、図2において、S3及びS11におけ
る遅延時間は主にプレパージに要するものであるが、各
蒸気ボイラ1に蒸気圧力検出器(図示しない)を設け、
起動しようとしているボイラの蒸気圧力検出器による検
出圧力から所定圧力に達するのに要する予想時間をこの
プレパージに要する時間に加えたものを遅延時間Tとし
てもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各蒸
気供給路の蒸気バルブを制御するバルブ制御手段からの
バルブ開閉情報を基に運転台数が演算され台数制御手段
により蒸気発生手段の運転が制御されるが、使用蒸気負
荷の変化をバルブ開閉信号で直接的に検出するので応答
性良く供給蒸気量が制御される。又、台数制御の為に余
分に使用時蒸気情報を設定する必要がなく、使用者にと
って使い勝手の良いシステムを提供できる等効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本発明の一実施例のシステム構成を示す図
である。
【図2】図は同実施例の台数制御装置による処理手順の
一例を示す図である。
【図3】図は同実施例の一記憶手段の記憶内容の一例を
を示す図である。
【図4】図は同実施例の他の記憶手段の記憶内容の一例
をを示す図である。
【図5】図は本発明の他の実施例のシステム構成を示す
図である。
【図6】図は同実施例の一記憶手段の記憶内容の一例を
を示す図である。
【図7】図は同実施例の他の記憶手段の記憶内容の一例
をを示す図である。
【図8】図は本発明の他の実施例のシステム構成を示す
図である。
【符号の説明】

蒸気ボイラ 4
蒸気ヘッダ 5A,5B,5C
蒸気使用設備 6A,6B,6C
蒸気供給路 7A,7B,7C
蒸気バルブ 8
センサ 9
台数制御装置 10
バルブ制御装置 M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7
記憶手段 S1,S2
設定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の蒸気使用設備と、複数の蒸気発生
    手段と、この蒸気発生手段から出力される蒸気を集合さ
    せる蒸気集合部と、この蒸気集合部から分岐し前記蒸気
    使用設備に蒸気を供給する複数の蒸気供給路と、各蒸気
    使用設備への蒸気供給を制御する複数の蒸気バルブと、
    蒸気発生手段の運転台数を制御する台数制御手段と、前
    記複数の蒸気バルブの開閉を制御するバルブ制御手段と
    を備えるものにおいて、前記バルブ制御手段のバルブ開
    閉情報を入力する入力手段を備え、このバルブ開閉情報
    を基に前記複数の蒸気発生手段の運転台数を演算して蒸
    気発生手段の運転を制御する台数制御手段を備えたこと
    を特徴とする蒸気供給使用システム。
  2. 【請求項2】 複数の蒸気使用設備と、複数の蒸気発生
    手段と、この蒸気発生手段から出力される蒸気を集合さ
    せる蒸気集合部と、この蒸気集合部から分岐し前記蒸気
    使用設備に蒸気を供給する複数の蒸気供給路と、各蒸気
    使用設備への蒸気供給を制御する複数の蒸気バルブと、
    蒸気発生手段の運転台数を制御する台数制御手段と、前
    記複数の蒸気バルブの開閉を制御するバルブ制御手段と
    を備えるものにおいて、前記バルブ制御手段のバルブ開
    閉情報に関連する前記各蒸気供給路の使用時蒸気情報を
    設定する設定手段と、この設定手段により設定された使
    用時蒸気情報を記憶する記憶手段と、前記バルブ制御手
    段からのバルブ開閉情報に従い前記記憶手段から読み出
    した前記使用時蒸気情報を基に前記複数の蒸気発生手段
    の運転台数を演算して蒸気発生手段の運転を制御する台
    数制御手段とを備えたことを特徴とする蒸気供給使用シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複数の蒸気使用設備と、複数の蒸気発生
    手段と、この蒸気発生手段から出力される蒸気を集合さ
    せる蒸気集合部と、この蒸気集合部から分岐し前記蒸気
    使用設備に蒸気を供給する複数の蒸気供給路と、各蒸気
    使用設備への蒸気供給を制御する複数の蒸気バルブと、
    蒸気発生手段の運転台数を制御する台数制御手段と、前
    記複数の蒸気バルブの開閉を制御するバルブ制御手段と
    を備えるものにおいて、実際の蒸気負荷の変動を蒸気状
    態の変化として検出する検出手段と、前記バルブ制御手
    段のバルブ開閉情報に関連する前記各蒸気供給路の使用
    時蒸気情報を設定する設定手段と、この設定手段により
    設定された使用時蒸気情報を記憶する記憶手段と、前記
    バルブ制御手段からのバルブ開閉情報に従い得た前記使
    用時蒸気情報を基に前記複数の蒸気発生手段の運転台数
    初期値を演算して蒸気発生手段の運転を制御すると共に
    前記検出手段の検出値に基づき前記運転台数初期値に従
    い台数制御する台数制御手段とを備えたことを特徴とす
    る蒸気供給使用システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、使用時蒸気情報が蒸
    気流量情報であることを特徴とする蒸気供給使用システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、蒸気発生手段が出力
    停止状態と低出力状態と高出力状態を選択でき、前記各
    蒸気供給路の蒸気流量情報が最低流量情報を含み、前記
    台数制御手段は各蒸気供給路の最低流量情報の総和を基
    に低出力状態としておく蒸気発生手段の運転台数初期値
    を演算し、この運転台数初期値に基づき蒸気発生手段の
    運転を制御することを特徴とする蒸気供給使用システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、蒸気発生手段が出力
    停止状態と低出力状態と高出力状態を選択でき、前記各
    蒸気供給路の蒸気流量情報が最大流量情報を含み、前記
    台数制御手段は各蒸気供給路の最大流量情報の総和を基
    に蒸気発生手段の最大運転台数を設定し、この台数に基
    づき蒸気発生手段の運転を制御することを特徴とする蒸
    気供給使用システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記バルブ制御手段
    は開閉時刻情報とバルブ開閉状態情報とからなるバルブ
    開閉情報を出力し、前記台数制御手段は前記バルブ開閉
    情報に従い現時点から所定時間後のバルブ開閉状態に基
    づく蒸気発生手段の運転台数を演算し、その演算結果と
    現時点での蒸気発生手段の運転台数とから蒸気発生手段
    の運転信号を所定時間後のバルブ開閉情報の出力前に出
    力することを特徴とする蒸気供給使用システム。
  8. 【請求項8】 請求項1、2又は3において、前記バル
    ブ制御手段によって開閉制御しない蒸気バルブを有する
    制御対象外蒸気供給路を備え、前記バルブ制御手段は
    制御対象外蒸気供給路に対応する使用時蒸気情報及びバ
    ルブ開閉情報を設定する設定手段を備えたことを特徴と
    する蒸気供給使用システム。
  9. 【請求項9】 請求項3において、使用時蒸気情報に蒸
    気圧力を含むと共に検出手段が蒸気圧力を検出し、前記
    バルブ制御手段からのバルブ開閉情報に従い得た前記使
    用時蒸気圧力を基に運転台数初期値を演算することを特
    徴とする蒸気供給使用システム。
  10. 【請求項10】 請求項1、2又は3において、バルブ
    制御手段と台数制御手段とを一体的に構成したことを特
    徴とする蒸気供給使用システム。
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