JP2009162424A - 低圧スチーム供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧力ヘッダ13と、第1及び第2のスチーム調整手段14、15と、圧力ヘッダ13の圧力を検出するヘッダ圧力検出手段16と、第1及び第2のスチーム調整手段14,15を制御するヘッダ圧力制御手段17とを備え、ヘッダ圧力制御手段17は、ヘッダ圧力検出手段16により検出された圧力に基づいて全スチーム指示値を算出し、第1及び第2のスチーム源11,12を制御する。その際、第1及び第2のスチーム源11,12を同時に使用し、かつ、第1のスチーム源11のスチームを第2のスチーム源12に優先し、最大限使用できる様にした。
【選択図】図1
Description
Claims (4)
- 第1のスチーム源からの第1のスチーム及び第2のスチーム源からの第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを低圧スチームとして蓄えるとともに、該低圧スチームを外部に供給する圧力ヘッダと、
上記第1のスチーム源から供給される第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、
上記第2のスチーム源から供給される第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、
上記圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、
上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、上記第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、上記第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により上記第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御手段とを備え、
上記ヘッダ圧力制御手段は、
予め上記第2のスチームの最小供給量が0以上の範囲で設けられ、
上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出し、該算出された全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量未満に相当するときは、上記第2のスチームの供給量が該最小供給量となり、上記第1のスチームの供給量が該全スチーム指示値に応じた供給量となるように第1のスチーム指示値及び第2のスチーム指示値を決定し、
上記全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量以上に相当するときは、該第1のスチームの供給量が上記第1のスチーム源から供給可能な最大量となる上記第1のスチーム指示値を決定するとともに、上記第2のスチームの供給量が、該全スチーム指示値と該第1のスチーム源から供給可能な最大量との差分に応じた第2のスチーム指示値を決定するものであることを特徴とする低圧スチーム供給装置。 - 上記ヘッダ圧力制御手段は、
上記算出された全スチーム指示値が上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量未満に相当するときは、上記第1のスチームの供給量と全スチーム指示値との関係に基づき予め設定されたPIDパラメータに基づくPID演算により第1のスチーム指示値を決定し、
上記算出された全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量以上に相当するときは、上記第2のスチームの供給量と上記差分との関係に基づき予め設定されたPIDパラメータに基づくPID演算により上記第2のスチーム指示値を決定することを特徴とする請求項1記載の低圧スチーム供給装置。 - 上記第2のスチーム源は、スチームボイラであることを特徴とする請求項1または2記載の低圧スチーム供給装置。
- 第1のスチーム源からの第1のスチーム及び第2のスチーム源からの第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを低圧スチームとして蓄えるとともに、該低圧スチームを外部に供給する圧力ヘッダと、該第1のスチーム源から供給される第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、該第2のスチーム源から供給される第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、該圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、該ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、該第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、該第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により該第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により該第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御手段とを備える低圧スチーム供給装置における圧力制御方法であり、
上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出する全スチーム指示値算出ステップと、
上記全スチーム指示値算出ステップにより算出された全スチーム指示値と、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と予め0以上の範囲で設けられた第2のスチームの最小供給量との合計量とを比較する比較ステップと、
上記比較ステップにより、上記全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量未満に相当するとき、該第2のスチームの供給量が該最小供給量となり、上記第1のスチームの供給量が該全スチーム指示値に応じた供給量となるように第1のスチーム指示値及び第2のスチーム指示値を決定し、該第1のスチーム源及び第2のスチーム源を制御する制御するステップと、
上記比較ステップにより、上記全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量以上に相当するとき、該第1のスチームの供給量が該第1のスチーム源から供給可能な最大量となる上記第1のスチーム指示値を決定するとともに、上記第2のスチームの供給量が、該全スチーム指示値と該第1のスチーム源から供給可能な最大量との差分に応じた第2のスチーム指示値を決定し、該第1のスチーム源及び第2のスチーム源を制御する制御するステップとを有する圧力制御方法。
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JP2008000557A JP5065916B2 (ja) | 2008-01-07 | 2008-01-07 | 低圧スチーム供給装置、及び、このスチーム供給装置における圧力制御方法 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04128505A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-30 | Nippon Steel Corp | 複数のボイラーおよび発電機の蒸気圧力制御方法 |
JPH07217807A (ja) * | 1994-02-01 | 1995-08-18 | Miura Co Ltd | 蒸気供給使用システム |
JP2008241105A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Osaka Gas Co Ltd | バックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム |
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2008
- 2008-01-07 JP JP2008000557A patent/JP5065916B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008241105A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Osaka Gas Co Ltd | バックアップ用ボイラを設けた蒸気供給システム |
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