JP2009198024A - スチーム供給装置、及び、このスチーム供給装置における圧力制御方法 - Google Patents

スチーム供給装置、及び、このスチーム供給装置における圧力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 蒸気の供給元である蒸気発生源からの圧力変動が生じた場合であっても、安定した圧力の蒸気を供給することができるスチーム供給装置を提供する。
【解決手段】
第1のスチームS1及び第2のスチームS2が供給される圧力ヘッダ13と、第1のスチーム調整手段14と、第2のスチーム調整手段15と、圧力ヘッダ13の圧力を検出するヘッダ圧力検出手段16と、第1及び第2のスチーム調整手段14,15を制御するヘッダ圧力制御部17とを備え、ヘッダ圧力制御部17は、第1のスチーム源11から供給可能な最大量を決定する最大量設定値決定部18で設定される最大量設定値が変化した場合、変化した最大量設定値に応じて、新たな目標値パターンL1〜L7に基づいて新たな第1及び第2のスチーム指示値を算出し、第1及び第2のスチーム調整手段14、15を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラント等における蒸気ヘッダのヘッダ圧力を制御し、安定した圧力の蒸気を提供することができる、スチーム供給装置及びこのスチーム供給装置における圧力制御方法に関する。
従来より、石油化学コンビナートなどの各種プラントにおいては、様々な蒸気(スチーム)発生源を有し、この蒸気発生源から発生する蒸気は様々な装置において利用されている。この蒸気発生源としては、ボイラ等の意図的に蒸気を発生させるものもあれば、副次的に蒸気が発生するものもある。各種プラントにおいては、これら複数の蒸気発生源からの蒸気を、例えば、発電機、暖房設備など蒸気を必要とする種々の装置等に分配し有効利用が図られている。蒸気を利用する各種装置においては、蒸気発生源で発生された高圧のままで利用されるほか、利用に適した低圧、すなわち蒸気発生源よりも低い圧力に減圧されて供給される。
ところで、複数の蒸気を利用する装置が接続されると、各装置における蒸気の利用量に応じて、必要となる蒸気の供給量も変化する。そこで、この利用量が変化しても圧力が一定となるように、複数の蒸気発生源と各種装置との間に1台の圧力コントローラを設け、この圧力コントローラにより、いずれか1つの蒸気発生源からの供給量を制御し、残りの蒸気発生源は供給量一定としていた。しかし、上記1つの蒸気発生源からの供給量のコントロールでは、圧力一定となるように各装置で必要とするスチームを過不足なく供給することが難しい。
特開平04−128505号公報
そこで本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、蒸気の供給元が蒸気発生最大量を大幅に変更した場合であっても、後段の蒸気を使用する機器に安定した圧力の蒸気を供給することができるスチーム供給装置及びこのスチーム供給装置における圧力制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るスチーム供給装置は、第1のスチーム源から第1のスチーム及び第2のスチーム源から第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを蓄え、蓄えられたスチームを外部に供給する圧力ヘッダと、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量を設定でき、該設定された第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値を送信することが可能な最大量設定値決定部と、上記第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、上記第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、上記圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、上記第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、上記第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により上記第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御部とを備える。そして、上記ヘッダ圧力制御部は、上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出し、該算出された全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値が変化した場合、該変化した最大量設定値に応じて、全スチーム指示値から上記第1のスチーム指示値を算出するための目標値パターンが変更されるとともに、変更された目標値パターンに基づき、上記第1及び第2のスチーム指示値を決定し、該新たな第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る圧力制御方法は、第1のスチーム源から第1のスチーム及び第2のスチーム源から第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを蓄え、蓄えられたスチームを外部に供給する圧力ヘッダと、該第1のスチーム源から供給可能な最大量を設定でき、該設定された第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値を送信することが可能な最大量設定値決定部と、該第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、該第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、該圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、該ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、該第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、該第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により上記第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御部とを備えるスチーム供給装置における圧力制御方法において、上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出する全スチーム指示値算出ステップと、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値が変化したか否かを判断する判断ステップと、上記判断ステップにより上記最大量設定値が変化したと判断された場合に、該変化した最大量設定値に応じて、上記全スチーム指示値から上記第1のスチーム指示値を算出するための目標値パターンを変更する目標値パターン変更ステップと、上記目標値パターン変更ステップにより変更された目標値パターンに基づき、上記第1及び第2のスチーム指示値を決定し、該新たな第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御する制御ステップとを有する。
本発明によれば、第1のスチーム源からの第1のスチームの供給可能な最大量設定値が変化した場合であっても、最大量設定値に応じて、目標値パターンを決定し、その目標値パターンに基づいて新たなスチーム供給量指示値を決定し第1及び第2のスチーム調整手段を制御するので、スチーム供給源の供給量変動に対しても、圧力ヘッダの圧力を一定に維持することができ、蒸気使用機器に蒸気を安定して供給できる。
以下、本発明を適用したスチーム供給装置について図面を参照して詳細に説明をする。図1は、本発明の実施の形態の構成図を示す。本発明に係るスチーム供給装置1は、第1のスチーム源11からの第1のスチームS1及び第2のスチーム源であるボイラ12からのスチームS2が供給され、供給された各スチームを複数の蒸気使用機器2に供給する圧力ヘッダ13と、第1のスチーム源11から供給される第1のスチームS1の供給量を調整する第1のスチーム調整手段14と、ボイラ12から供給されるスチームS2の供給量を調整するボイラ調整手段15と、圧力ヘッダ13の圧力を検出するヘッダ圧力検出手段16と、第1のスチーム調整手段14及びボイラ調整手段15を制御するヘッダ圧力制御部17と、第1のスチーム源11から供給可能な最大量を設定できる最大量設定値決定部18とを備える。
スチーム供給装置1における第1のスチーム源11は、各種プラント内で発生する蒸気の発生源であり、例えば、大型のボイラである。第1のスチーム源11は、発生するスチームを後段の圧力ヘッダ13に供給する。このとき、第1のスチーム源11から供給されるスチームを説明上、第1のスチームS1とする。第1のスチーム源11には、第1のスチーム源11から供給可能な最大量を設定できる最大量設定値決定部18が設けられている。最大量設定値決定部18は、第1のスチーム源11が圧力ヘッダ13に対して供給できる最大蒸気量を決定する。この最大蒸気量は、図示しない入力手段により、最大量設定値が第1のスチーム源11の供給能力を超えない範囲で任意に変更できる。最大量設定値決定部18で決定された最大量設定値は、ヘッダ圧力制御部17に出力される。
第1のスチーム源11の後段には、第1のスチームS1の供給量を調整する第1のスチーム調整手段14が設けられている。第1のスチーム調整手段14は、第1のスチームS1の供給量を加減する蒸気加減弁である。第1のスチーム調整手段14は、ヘッダ圧力制御部17に接続され、このヘッダ圧力制御部17により弁の開閉量が制御される。
なお、第1のスチーム調整手段14は、上述のように蒸気加減弁に限らず、第1のスチーム源11と圧力ヘッダ13との間に配設され、第1のスチーム源11からの蒸気の供給量を調整できるものであれば、いかなるものであってもよい。
ボイラ12は、スチーム供給装置1における第2のスチーム源であり、第1のスチーム源11と同様の蒸気の発生源であるボイラである。ボイラ12は、発生するスチームを後段の圧力ヘッダ13に供給する。このとき、ボイラ12から供給されるスチームを説明上、スチームS2とする。
ボイラ12への燃料供給配管中には、ボイラ12の蒸気発生量を調整し、ボイラ12からの蒸気供給量を調整するボイラ調整手段15が設けられている。ボイラ調整手段15は、ボイラ12の運転のために必要な燃料の供給配管中に設けられる燃料供給量を調整する弁である。ボイラ調整手段15は、ボイラ12に供給する燃料を加減することにより、蒸気の発生量を調整し、圧力ヘッダ13に供給する蒸気供給量を調整する。ボイラ調整手段15は、ヘッダ圧力制御部17に接続され、このヘッダ圧力制御部17により弁の開閉量が制御される。
なお、ボイラ調整手段15は、上述のように燃料の供給量を調整する加減弁に限らず、ボイラ12と圧力ヘッダ13との間に配設され、ボイラ12からの蒸気の供給量を調整できるものであれば、いかなるものであってもよい。
また、ボイラ調整手段15は、完全に燃料供給を停止するのではなく、ボイラの運転が停止しない最低量の燃料供給が行われている。ボイラ12は、この最低限のボイラの運転により最低発生スチームS2minが発生する。この最低発生スチームS2minは、最低量の燃料供給に伴うボイラの運転状態が維持されることにより発生する蒸気であり、ボイラの運転状態を維持することで、ボイラの着火、予熱に係る時間をなくすことができ、応答性を維持することができる。なお、ボイラ12は、上述のように、最低限の運転状態を維持することに限らず、燃料供給を停止し、完全に運転停止するようにしてもよい。
圧力ヘッダ13は、第1のスチーム源11及びボイラ12からのスチームS1、S2が供給され、供給されたスチームS1、S2を低圧スチームとして蓄え、後段の複数の蒸気使用機器2に供給する。圧力ヘッダ13には、圧力ヘッダ13の蒸気圧力を検出するヘッダ圧力検出手段16が設けられている。なお、ここでいう低圧スチームとは、蒸気発生源である第1のスチーム源11及びボイラ12よりも低圧なスチームのことをいう。
ヘッダ圧力制御部17は、スチーム供給装置1の全体を制御する制御手段であり、第1のスチーム調整手段14、ボイラ調整手段15、圧力ヘッダ13、ヘッダ圧力検出手段16、最大量設定値決定部18と接続され、各機器からの検出値等が供給され、各機器に対して制御信号を供給する。具体的には、ヘッダ圧力制御部17は、図2に示すように、ヘッダ圧力検出手段16からのヘッダ圧力値が入力され、ユーザからの入力により設定される目標圧力設定部21からの設定値が供給され、この設定値と上記ヘッダ圧力値との偏差を算出する偏差演算部22と、偏差演算部22により算出された偏差が入力され、全スチーム指示値Mcを算出する全スチーム指示値演算部23と、全スチーム指示値Mcに基づいて第1のスチーム調整手段14とボイラ調整手段15を制御する制御信号を生成する蒸気供給バランス決定部24と、全スチーム指示値Mcに基づいて全スチーム指示値Mcを算出するためのパラメータを決定する制御パラメータ決定部25とから構成されている。
目標圧力設定部21は、図示しない入力手段を有し、この入力手段を介してユーザにより入力される設定圧力値を記憶し、その設定圧力値を偏差演算部22に出力する。
偏差演算部22は、ヘッダ圧力検出手段16からのヘッダ圧力値と、目標圧力設定部21からの設定圧力値との偏差を算出し、全スチーム指示値演算部23に出力する。
全スチーム指示値演算部23は、偏差演算部22からの偏差等が入力され、この値に基づいて制御演算することで、スチームの全供給量を指示する全スチーム指示値Mcを算出し、全スチーム指示値Mcを蒸気供給バランス決定部24に出力する。
蒸気供給バランス決定部24は、全スチーム指示値演算部23で算出された全スチーム指示値Mcに基づいて、第1のスチーム調整手段14を制御する制御信号、ボイラ調整手段15を制御する制御信号を生成し、これらの制御信号MV1、MV2を各機器に出力する。
制御パラメータ決定部25は、第1のスチーム調整手段14を制御するのに適した制御パラメータとボイラ調整手段15を制御するのに適した制御パラメータとを記憶し、全スチーム指示値演算部23で算出された全スチーム指示値Mcと第1のスチーム源11から供給可能な最大量とボイラ12からの最小供給量との合計量Sとを比較する機構を有し、全スチーム指示値Mcが合計量S未満であるときには第1のスチーム調整手段14を制御するのに適した制御パラメータを、全スチーム指示値が合計量S以上であるときにはボイラ調整手段15を制御するのに適した制御パラメータを、全スチーム指示値演算部23に出力する。制御パラメータ決定部25に記憶されている制御パラメータは、図示しない入力手段を用いて変更することは可能である。
次に、スチーム供給装置1の運転方法について説明をする。
図3は、横軸にヘッダ圧力制御部17から出力される全スチーム指示値Mcを示し、縦軸にその全スチーム指示値Mcに応じて、供給される第1のスチーム源11からのスチームS1を指示する第1のスチーム指示値MV1及びボイラ12からのスチームS2を指示する第2のスチーム指示値MV2を示している。なお、図3に示す相関図は、蒸気供給バランス決定部24に予め記憶されているものであるが、これに代えて、ユーザの入力により適宜変更することができるものであってもよい。
図3に示すように、第1のスチーム源11は、最大量設定値決定部18により、第1のスチームS1の供給可能な最大量である最大スチームSVmaxが規定されている。また、ボイラ12は、ボイラ調整手段15による燃料供給が完全に停止されるのではなく、最低限の運転状態を維持できる最低量の燃料が供給され、最低発生スチームS2minが発生するような供給量が規定されている。
ヘッダ圧力制御部17は、所望とする圧力ヘッダ13へのスチーム供給量である全スチーム指示値Mcを算出し、この全スチーム指示値Mcが最大スチームSVmaxとボイラ12の最小供給量である最低発生スチームS2minとの合計量よりも少ない場合、すなわち、最低限のボイラ12の運転状態と第1のスチーム源11のみにより、圧力ヘッダ13へのスチーム供給量を賄える状態にある場合には、ボイラ12のスチームの供給量の第2のスチーム指示値MV2を最低発生スチームS2minとなるようにするとともに、第1のスチーム源11からの供給量の第1のスチーム指示値MV1を調整するように、全スチーム指示値Mcに応じて、第1のスチーム指示値MV1及び第2のスチーム指示値MV2を決定する。ただし、このとき、ヘッダ圧力制御部17は、ボイラ12に対しては、スチームS2が最低発生スチームS2minとなるように、ボイラ調整手段15を制御する。また、第1のスチーム源11からのスチームS1は、全スチーム指示値Mcから、最低発生スチームS2minである第2のスチーム指示値MV2を差し引いた量となるように制御される。
また、ヘッダ圧力制御部17は、所望とする圧力ヘッダ13へのスチーム供給量が、最大スチームSVmaxとボイラ12の最小供給量である最低発生スチームS2minとの合計量以上の場合には、すなわち、最低限のボイラ12の運転状態と第1のスチーム源11のみにより、圧力ヘッダ13へのスチーム供給量を賄うことができない状態にある場合には、第1のスチーム源11からの供給量を指示する第1のスチーム指示値MV1を最大スチームSVmaxとなるようにし、圧力ヘッダ13への全スチーム指示値Mcと第1のスチーム指示値MV1を最大スチームSVmaxとした値との差分に応じて、ボイラ12からのスチーム供給量を調整するように、ボイラ調整手段15を制御する第2のスチーム指示値MV2を決定する。
図4は、本発明に係る圧力制御方法を示したフローチャートである。ステップS11において、ヘッダ圧力制御部17は、ヘッダ圧力検出手段16により検出された圧力値に基づいて圧力ヘッダ13への蒸気の全供給量を指示する全スチーム指示値Mcを算出する。
次に、ステップS12において、ヘッダ圧力制御部17は、算出された全スチーム指示値Mcと、第1のスチーム源11から供給可能な最大量を指示する最大スチームSVmaxとボイラ12の最小供給量を指示する最低発生スチームS2minとの合計量とを比較する。全スチーム指示値Mcが、この合計量未満のときは、ステップS13に進み、当該合計量以上のときは、ステップS14に進む。
次に、ステップS13において、ヘッダ圧力制御部17は、ヘッダ圧力検出手段16により検出されたヘッダ圧力値に基づいて算出される圧力ヘッダ13への蒸気の全供給量を指示する全スチーム指示値Mcが、最大スチームSVmaxと最低発生スチームS2minとの合計量未満と判断し、全スチーム指示値Mcを、図3に示すように、ボイラ12においては、最低発生スチームS2minとなるようにボイラ12を制御する値とするとともに、第1のスチーム源11においては、第1のスチーム源11からのスチーム供給量を、算出された圧力ヘッダ13への蒸気の全供給量から最低発生スチームS2minを差し引いた値となるように第1のスチーム源11を制御する値とし、第1のスチーム源11の第1のスチーム調整手段14及びボイラ12のボイラ調整手段15に制御信号MV1、MV2を出力する。すなわち、制御信号MV2はS2minであり、制御信号MV1は、(Mc−S2min)である。
次に、ステップS14において、ヘッダ圧力制御部17は、ヘッダ圧力検出手段16により検出されたヘッダ圧力値に基づいて算出される圧力ヘッダ13への蒸気の全供給量を指示する全スチーム指示値Mcが、最大スチームSVmaxと最低発生スチームS2minとの合計量以上と判断し、全スチーム指示値Mcを、図3に示すように、第1のスチーム源11においては、最大スチームSVmaxとなるように第1のスチーム源11を制御するとともに、ボイラ12においては、算出された圧力ヘッダ13への蒸気の全供給量から最大スチームSVmaxを差し引いた値となるようにボイラ12を制御する値とし、第1のスチーム源11の第1のスチーム調整手段14及びボイラ12のボイラ調整手段15に制御信号MV1、MV2を出力する。すなわち、制御信号MV1はSVmaxであり、制御信号MV2は、(Mc−SVmax)である。
続いて、上述のように、圧力ヘッダ13の圧力を一定に制御している状態で、第1のスチーム源11から供給される蒸気が大幅に変化した場合における蒸気供給バランス決定部24の目標値パターンの変更方法について図5及び図6を用いて説明をする。
図5は、横軸に、全スチーム指示値演算部23から出力される全スチーム指示値Mcを示し、縦軸に、その全スチーム指示値Mcに応じて、供給される第1のスチーム源11からのスチームS1及びボイラ12からのスチームS2を示している。この全スチーム指示値Mcと第1のスチーム源11及びボイラ12の供給量との相関図は、ヘッダ圧力制御部17の蒸気供給バランス決定部24に予め記憶されている。
図5に示すように、この相関図は、全スチーム指示値Mcに対応する第1のスチーム源11に対する関係が、第1のスチーム源11から供給可能な最大量設定値、すなわち、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxに応じて複数パターン(図5中L1〜L7)用意されている。なお、このパターンL1〜L7は、上述に限らず、その都度算出するようにしてもよい。このパターンL1〜L7は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxに応じて規定された目標値である。具体的には、パターンL1は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、30[t/h]のときの目標値を示し、パターンL2は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、32[t/h]のときの目標値を示し、パターンL3は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、34[t/h]のときの目標値を示し、パターンL4は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、36[t/h]のときの目標値を示し、パターンL5は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、38[t/h]のときの目標値を示し、パターンL6は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、40[t/h]のときの目標値を示し、パターンL7は、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが、50[t/h]のときの目標値を示している。なお、図5のパターンL1〜L7は、一例であり、この限りではない。
ヘッダ圧力制御部17は、ステップS21において、最大量設定値決定部18で設定された最大量設定値に変化があったか否かを判断する。ステップS21において、最大量設定値SVmaxに変動があったと判断した場合には、ステップS22に進み、最大量設定値SVmaxに変動がなかったと判断した場合には、ステップS21を繰り返す。
ステップS22においては、ヘッダ圧力制御部17は、最大量設定値に応じて、図5に示す目標値パターンを変更する。
このように、ヘッダ圧力制御部17は、最大量設定値決定部18で設定された最大量設定値に応じて、目標値パターンを変動するようにし、その変更された目標値パターンに基づいて、第1及び第2のスチーム調整手段14、15を制御するため、第1のスチーム源11から供給されるスチームS1の最大スチームSVmaxが変動した場合であっても、上述の圧力ヘッダ13の圧力を一定に制御し続けることができる。
ヘッダ圧力制御部17は、例えば、第1のスチームS1の最大スチームSVmaxが30[t/h]で、所望とする圧力ヘッダ13へのスチーム供給量が46[t/h]とした場合、まず、全スチーム指示値Mcは、80[%]を出力しており、この値に基づいて、第1のスチーム調整手段14及びボイラ調整手段15が制御されている(図5中状態1)。このとき、ヘッダ圧力制御部17は、第1のスチーム調整手段14が、図5中目標値パターンL1に相当する状態であり、第1のスチーム調整手段14が最大スチームSVmaxである30[t/h]、ボイラ調整手段15が16[t/h]となるように、制御している。ここで、ヘッダ圧力制御部17は、最大スチームSVmaxが50[t/h]に上昇したと判断した場合には、目標値パターンをL1から順にL2、L3、・・・L7となるように切り替える。このようにすると、ヘッダ圧力制御部17は、全スチーム指示値Mcが、40[%]を出力するようになり、第1のスチーム調整手段14においては36[t/h]、ボイラ調整手段15においては最小スチームS2minである10[t/h]を供給するように制御している(図5中状態2)。
このように、スチーム供給装置1は、最大量設定値に応じて目標値パターンを変更するので、第1のスチーム源11の最大スチームSVmaxが変動した場合であっても、圧力ヘッダ13の圧力を一定に保つことができる。
なお、目標値パターンL1〜L7は、上述のように7つのパターンである必要はなく、第1のスチーム源11の最大スチームSVmaxの変動速度に応じて、すなわち、変動速度が遅い場合には、さらに複数の目標値パターンを用意して細分化するようにしてもよく、また、変動速度が早い場合には、目標値パターンの数を減らすようにしてもよい。また、最大量設定値が変更されるたびに、目標値パターンを算出するようにしてもよい。
次に、スチーム供給装置1における最大量設定値SVmaxが変動した場合における圧力制御をシミュレーションした結果を示す。図7に、スチーム供給装置1の第1のスチーム源11のスチーム供給量が上昇、すなわち、最大量設定値SVmaxが上方に設定された場合のシミュレーション結果を示し、図8に、比較対象のため、最大スチーム供給量が上昇した場合の従来の制御を行った場合におけるシミュレーション結果を示す。さらに、図9に、スチーム供給装置1の第1のスチーム源11のスチーム供給量が降下、すなわち、最大量設定値SVmaxが下方に設定された場合のシミュレーション結果を示し、図10に、比較対象のため、最大スチーム供給量が降下した場合の従来の制御を行った場合におけるシミュレーション結果を示す。
図7及び図8を比較検討すると、スチーム供給装置1の圧力ヘッダ13における圧力上昇は、ほとんどみられず、最大量設定値SVmaxが上方に設定された場合であっても、一定圧力を維持することができることが分かる。また、図9及び図10を比較検討すると、スチーム供給装置1の圧力ヘッダ13における圧力降下は、ほとんどみられず、最大量設定値SVmaxが下方に設定された場合であっても、圧力を一定に維持できることが分かる。
以上のように、本発明のスチーム供給装置1は、ヘッダ圧力制御部17が、ヘッダ圧力検出手段16により検出された圧力値に基づいて、全スチーム指示値Mcを決定し、第1のスチーム調整手段14及びボイラ調整手段15を制御する。スチーム供給装置1は、このように、1つの制御信号により、第1のスチーム源11からのスチーム供給量と、ボイラ12からのスチーム供給量とを制御することができる。また、スチーム供給装置1は、第1のスチーム源11を主とし、第1のスチーム源11のみにより圧力ヘッダ13内の圧力を制御できる場合には、そのようにし、制御できない場合には、ボイラ12を用いて補助的に、スチームを圧力ヘッダ13に供給し、圧力ヘッダ13内を所定の圧力となるように制御することができる。このように、スチーム供給装置1は、簡易な構成で、第1のスチーム源11及びボイラ12を制御し、圧力ヘッダ13内の圧力を一定に保持することができる。
また、スチーム供給装置1は、最大量設定値SVmaxが変動した場合であっても、その最大量設定値に応じて、第1及び第2のスチーム指示値を算出する目標値パターンを変更する。すなわち、最大スチームSVmaxに応じた目標値パターンを決定し、その目標値パターンに基づいて第1のスチーム調整手段14及びボイラ調整手段15を制御するので、スチーム供給源における圧力変動に対しても、圧力ヘッダ13の圧力を一定に維持することができる。
なお、スチーム供給装置1は、上述のように、蒸気発生源として、第1のスチーム源11とボイラ12のみを設けることに限らず、例えば、ボイラ12を複数備えるものであってもよい。
本発明を適用したスチーム供給装置のブロック図である。 本発明を適用したスチーム供給装置のヘッダ圧力制御部のブロック図である。 蒸気供給バランス決定部に記憶された全スチーム指示値と各機器を制御するための流量に相当する制御信号との相関図である。 本発明を適用した圧力制御方法のフローチャートである。 全スチーム指示値演算部から出力される全スチーム指示値Mcと各機器を制御するための流量に相当する制御信号との概略の相関図である。 スチーム供給量指示値の目標値パターンを変更する手順を説明するためのフローチャートである。 本発明を適用したスチーム供給装置の第1のスチーム源からの供給可能量設定値を上方に設定した場合の圧力制御シミュレーション結果を示したグラフである。 従来のスチーム供給装置の第1のスチーム源からの供給可能量最大値を上方に設定した場合の圧力制御シミュレーション結果を示したグラフである。 本発明を適用したスチーム供給装置の第1のスチーム源からの供給可能量設定値を下方に設定した場合の圧力制御シミュレーション結果を示したグラフである。 従来のスチーム供給装置の第1のスチーム源からの供給可能量最大値を下方に設定した場合の圧力制御シミュレーション結果を示したグラフである。
符号の説明
1 スチーム供給装置、2 蒸気使用機器、11 第1のスチーム源、12 ボイラ、13 圧力ヘッダ、14 スチーム調整手段、15 ボイラ調整手段、16 ヘッダ圧力検出手段、17 ヘッダ圧力制御部、18 最大量設定値決定部、21 目標圧力設定部、22 偏差演算部、23 全スチーム指示値演算部、24 蒸気供給バランス決定部、25 制御パラメータ決定部

Claims (5)

  1. 第1のスチーム源から第1のスチーム及び第2のスチーム源から第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを蓄え、蓄えられたスチームを外部に供給する圧力ヘッダと、
    上記第1のスチーム源から供給可能な最大量を設定でき、該設定された第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値を送信することが可能な最大量設定値決定部と、
    上記第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、
    上記第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、
    上記圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、
    上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、上記第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、上記第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により上記第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御部とを備え、
    上記ヘッダ圧力制御部は、
    上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出し、該算出された全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値が変化した場合、該変化した最大量設定値に応じて、全スチーム指示値から上記第1のスチーム指示値を算出するための目標値パターンが変更されるとともに、変更された目標値パターンに基づき、上記第1及び第2のスチーム指示値を決定し、該新たな第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御することを特徴とするスチーム供給装置。
  2. 上記ヘッダ圧力制御部は、
    予め上記第2のスチームの最小供給量が0以上の範囲で設けられ、
    上記全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量未満に相当するときは、上記第2のスチームの供給量が該最小供給量となり、上記第1のスチームの供給量が該全スチーム指示値に応じた供給量となるように第1のスチーム指示値及び第2のスチーム指示値を決定し、
    上記全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量以上に相当するときは、該第1のスチームの供給量が上記第1のスチーム源から供給可能な最大量となる上記第1のスチーム指示値を決定するとともに、上記第2のスチームの供給量が、該全スチーム指示値と該第1のスチーム源から供給可能な最大量との差分に応じた第2のスチーム指示値を決定することを特徴とする請求項1に記載のスチーム供給装置。
  3. 上記ヘッダ圧力制御部は、
    上記算出された全スチーム指示値が上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量未満に相当するときは、上記第1のスチームの供給量と上記全スチーム指示値との関係に基づき予め設定されたPIDパラメータに基づくPID演算により第1のスチーム指示値を決定し、
    上記算出された全スチーム指示値が、上記第1のスチーム源から供給可能な最大量と上記第2のスチームの最小供給量との合計量以上に相当するときは、上記第2のスチームの供給量と上記差分との関係に基づき予め設定されたPIDパラメータに基づくPID演算により上記第2のスチーム指示値を決定することを特徴とする請求項1記載のスチーム供給装置。
  4. 上記第2のスチーム源は、スチームボイラであることを特徴とする請求項1に記載のスチーム供給装置。
  5. 第1のスチーム源から第1のスチーム及び第2のスチーム源から第2のスチームが供給され、該第1及び第2のスチームを蓄え、蓄えられたスチームを外部に供給する圧力ヘッダと、該第1のスチーム源から供給可能な最大量を設定でき、該設定された第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値を送信することが可能な最大量設定値決定部と、該第1のスチームの供給量を調整する第1のスチーム調整手段と、該第2のスチームの供給量を調整する第2のスチーム調整手段と、該圧力ヘッダの圧力を検出するヘッダ圧力検出手段と、該ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づき、該第1のスチームの供給量を指示する第1のスチーム指示値と、該第2のスチームの供給量を指示する第2のスチーム指示値とを決定し、該第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御するとともに、該第2のスチーム指示値により上記第2のスチーム調整手段を制御するヘッダ圧力制御部とを備えるスチーム供給装置における圧力制御方法において、
    上記ヘッダ圧力検出手段により検出された圧力に基づいて上記圧力ヘッダへのスチームの全供給量を指示する全スチーム指示値を算出する全スチーム指示値算出ステップと、
    上記第1のスチーム源から供給可能な最大量設定値が変化したか否かを判断する判断ステップと、
    上記判断ステップにより上記最大量設定値が変化したと判断された場合に、該変化した最大量設定値に応じて、上記全スチーム指示値から上記第1のスチーム指示値を算出するための目標値パターンを変更する目標値パターン変更ステップと、
    上記目標値パターン変更ステップにより変更された目標値パターンに基づき、上記第1及び第2のスチーム指示値を決定し、該新たな第1のスチーム指示値により上記第1のスチーム調整手段を制御する制御ステップとを有する圧力制御方法。
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