JPH07216649A - 高強度・高収縮性ポリアミド繊維とその製造法 - Google Patents
高強度・高収縮性ポリアミド繊維とその製造法Info
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- JPH07216649A JPH07216649A JP2209594A JP2209594A JPH07216649A JP H07216649 A JPH07216649 A JP H07216649A JP 2209594 A JP2209594 A JP 2209594A JP 2209594 A JP2209594 A JP 2209594A JP H07216649 A JPH07216649 A JP H07216649A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグ用等の高密度織物の製造に適した
ナイロン46系の高強度・高収縮性ポリアミド繊維を提
供する。 【構成】 テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重
量%含有する相対粘度が3.3以上のナイロン46と相対
粘度が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66と
を混合紡糸したテトラメチレンアジパミド単位を80〜95
重量%含有する繊維であって、下記の〜の特性を有
するポリアミド繊維。 リアミド繊維。 引張強度 8g/d以上 沸水収縮率 8%以上 融点 275℃以上
ナイロン46系の高強度・高収縮性ポリアミド繊維を提
供する。 【構成】 テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重
量%含有する相対粘度が3.3以上のナイロン46と相対
粘度が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66と
を混合紡糸したテトラメチレンアジパミド単位を80〜95
重量%含有する繊維であって、下記の〜の特性を有
するポリアミド繊維。 リアミド繊維。 引張強度 8g/d以上 沸水収縮率 8%以上 融点 275℃以上
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ用等の高密
度織物の製造に適したナイロン46系の高強度・高収縮
性ポリアミド繊維とその製造法に関するものである。
度織物の製造に適したナイロン46系の高強度・高収縮
性ポリアミド繊維とその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ナイロン46繊維は、汎用のナイロン6
繊維やナイロン66繊維に比べて融点が高く、産業資材
用繊維として好ましいものである。産業資材用繊維とし
てのナイロン46繊維及びその製造法については、種々
提案されているが、いずれも高強度で、低収縮性で寸法
安定性の優れた繊維を提供することを目的としたもので
ある。例えば、特開昭59− 76914号公報には、ナイロン
46(10%以下の共重合成分やブレンド成分を含有して
いるものを含む) からなり、強度が 7.5g/d以上、15
0 ℃での乾熱収縮率が 1.2%以下の繊維とその製造法が
開示されている。近年、ノンコーティングタイプのエア
バッグ用等として高収縮性のナイロン46繊維が注目さ
れている。しかし、ナイロン46繊維は、低収縮性のも
のが得られやすいことが特徴となっており、高強度で、
高収縮性のナイロン46繊維を安定して得ることは困難
であった。また、従来、高強度のナイロン46繊維を得
るには、上記の公報にも記載されているように、2段階
以上の多段延伸が必要とされており、生産性に問題があ
った。
繊維やナイロン66繊維に比べて融点が高く、産業資材
用繊維として好ましいものである。産業資材用繊維とし
てのナイロン46繊維及びその製造法については、種々
提案されているが、いずれも高強度で、低収縮性で寸法
安定性の優れた繊維を提供することを目的としたもので
ある。例えば、特開昭59− 76914号公報には、ナイロン
46(10%以下の共重合成分やブレンド成分を含有して
いるものを含む) からなり、強度が 7.5g/d以上、15
0 ℃での乾熱収縮率が 1.2%以下の繊維とその製造法が
開示されている。近年、ノンコーティングタイプのエア
バッグ用等として高収縮性のナイロン46繊維が注目さ
れている。しかし、ナイロン46繊維は、低収縮性のも
のが得られやすいことが特徴となっており、高強度で、
高収縮性のナイロン46繊維を安定して得ることは困難
であった。また、従来、高強度のナイロン46繊維を得
るには、上記の公報にも記載されているように、2段階
以上の多段延伸が必要とされており、生産性に問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高強度で、
高収縮性のナイロン46系ポリアミド繊維とそれを安定
して生産性良く製造することのできる方法を提供しよう
とするものである。
高収縮性のナイロン46系ポリアミド繊維とそれを安定
して生産性良く製造することのできる方法を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は次のとおりである。 (1) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とを混
合紡糸したテトラメチレンアジパミド単位を80〜95重量
%含有する繊維であって、下記の〜の特性を有する
ことを特徴とする高強度・高収縮性ポリアミド繊維。 引張強度 8g/d以上 沸水収縮率 8%以上 融点 275℃以上 (2) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95重量%と
なるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で溶融紡糸
し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲気温度が
280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フードを通過さ
せた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りローラで引
き取り、一旦未延伸糸を巻き取り、延伸工程において、
倍率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5
以上となるように温度 190〜230 ℃の熱板を用いて実質
的に1段で延伸することを特徴とする高強度・高収縮性
ポリアミド繊維の製造法。 (3) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95重量%と
なるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で溶融紡糸
し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲気温度が
280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フードを通過さ
せた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りローラで引
き取り、一旦未延伸糸を巻き取ることなく、倍率 1.1以
下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5以上となる
ように温度 300〜400 ℃、圧力5〜8kg/cm2 の水蒸気
を噴射しながら実質的に1段で延伸することを特徴とす
る高強度・高収縮性ポリアミド繊維の製造法。
解決するもので、その要旨は次のとおりである。 (1) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とを混
合紡糸したテトラメチレンアジパミド単位を80〜95重量
%含有する繊維であって、下記の〜の特性を有する
ことを特徴とする高強度・高収縮性ポリアミド繊維。 引張強度 8g/d以上 沸水収縮率 8%以上 融点 275℃以上 (2) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95重量%と
なるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で溶融紡糸
し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲気温度が
280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フードを通過さ
せた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りローラで引
き取り、一旦未延伸糸を巻き取り、延伸工程において、
倍率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5
以上となるように温度 190〜230 ℃の熱板を用いて実質
的に1段で延伸することを特徴とする高強度・高収縮性
ポリアミド繊維の製造法。 (3) テトラメチレンアジパミド単位を95〜100 重量%
含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95重量%と
なるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で溶融紡糸
し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲気温度が
280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フードを通過さ
せた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りローラで引
き取り、一旦未延伸糸を巻き取ることなく、倍率 1.1以
下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5以上となる
ように温度 300〜400 ℃、圧力5〜8kg/cm2 の水蒸気
を噴射しながら実質的に1段で延伸することを特徴とす
る高強度・高収縮性ポリアミド繊維の製造法。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明においてナイロン46とは、ポリテトラメチレンア
ジパミド及びこれを主成分とし、5重量%以下のナイロ
ン6、ナイロン66、ナイロン610等を共重合したポリ
アミドを意味する。そして、ナイロン46は、相対粘度
(96%硫酸を溶媒とし、濃度1g/dl、温度25℃で測
定) が 3.3以上のものであることが必要である。相対粘
度が 3.3未満のものでは、目的とする高強度の繊維が得
られない。
発明においてナイロン46とは、ポリテトラメチレンア
ジパミド及びこれを主成分とし、5重量%以下のナイロ
ン6、ナイロン66、ナイロン610等を共重合したポリ
アミドを意味する。そして、ナイロン46は、相対粘度
(96%硫酸を溶媒とし、濃度1g/dl、温度25℃で測
定) が 3.3以上のものであることが必要である。相対粘
度が 3.3未満のものでは、目的とする高強度の繊維が得
られない。
【0006】本発明の繊維は、ナイロン46と相対粘度
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位が80〜95重量%となるよう
に混合紡糸したものである。混合するナイロン6及び/
又はナイロン66の相対粘度が 2.8未満であるとナイロ
ン46との均一混合が困難であったり、繊維の強度が低
下したりする。また、混合物でのテトラメチレンアジパ
ミド単位が80重量%未満であると融点が低下してナイロ
ン46の特性が損なわれ、一方、95重量%を超えると製
糸性良く高収縮性の繊維を得ることが困難となる。
が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン66とをテ
トラメチレンアジパミド単位が80〜95重量%となるよう
に混合紡糸したものである。混合するナイロン6及び/
又はナイロン66の相対粘度が 2.8未満であるとナイロ
ン46との均一混合が困難であったり、繊維の強度が低
下したりする。また、混合物でのテトラメチレンアジパ
ミド単位が80重量%未満であると融点が低下してナイロ
ン46の特性が損なわれ、一方、95重量%を超えると製
糸性良く高収縮性の繊維を得ることが困難となる。
【0007】本発明の繊維は、前記〜の特性を有す
る高強度、高収縮性、高融点の繊維であり、紡糸と延伸
を別工程で行う前記 (1)の二工程法及び紡糸に連続して
延伸する (2)の直接紡糸延伸法によって製造することが
できる。
る高強度、高収縮性、高融点の繊維であり、紡糸と延伸
を別工程で行う前記 (1)の二工程法及び紡糸に連続して
延伸する (2)の直接紡糸延伸法によって製造することが
できる。
【0008】紡糸は、通常、エクストルーダー型溶融紡
糸機を用いて行われる。この際、紡糸温度を 295〜320
℃とすることが必要であり、この温度が低すぎると未溶
融物の生成や紡糸トラブルを起こすという問題があり、
高すぎると熱分解に伴う分子量低下を招き、繊維の強度
が低下する。
糸機を用いて行われる。この際、紡糸温度を 295〜320
℃とすることが必要であり、この温度が低すぎると未溶
融物の生成や紡糸トラブルを起こすという問題があり、
高すぎると熱分解に伴う分子量低下を招き、繊維の強度
が低下する。
【0009】紡出糸条は、紡糸口金直下に配設された雰
囲気温度 280〜350 ℃で、長さ10〜25cmの加熱フードを
通過させた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りロー
ラで引き取られる。
囲気温度 280〜350 ℃で、長さ10〜25cmの加熱フードを
通過させた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りロー
ラで引き取られる。
【0010】加熱フードは、雰囲気及び長さを上記の範
囲とすることが必要であり、ここでの加熱が不十分であ
ると配向、結晶化が進んで延伸性が低下して高強度の繊
維が得られず、加熱が過度であると糸条の熱劣化が起こ
ると共に紡糸口金面の汚れが発生し好ましくない。な
お、加熱フードの長さがあまり長いと、糸揺れが大きく
なったり、均一加熱が困難になったりして、糸斑の原因
になるとともに、紡糸口金面の清掃作業が困難になる。
囲とすることが必要であり、ここでの加熱が不十分であ
ると配向、結晶化が進んで延伸性が低下して高強度の繊
維が得られず、加熱が過度であると糸条の熱劣化が起こ
ると共に紡糸口金面の汚れが発生し好ましくない。な
お、加熱フードの長さがあまり長いと、糸揺れが大きく
なったり、均一加熱が困難になったりして、糸斑の原因
になるとともに、紡糸口金面の清掃作業が困難になる。
【0011】加熱フードを通過した糸条は、冷却風を吹
きつけて冷却される。冷却装置は、糸条を均一に冷却す
ることができるものであればよく、横吹きつけ型及び円
筒吹きつけ型のいずれを用いてもよい。冷却風として温
度15〜20℃の空気を用い、風速 0.4〜0.7 m/秒で吹き
つけるのが好ましい。
きつけて冷却される。冷却装置は、糸条を均一に冷却す
ることができるものであればよく、横吹きつけ型及び円
筒吹きつけ型のいずれを用いてもよい。冷却風として温
度15〜20℃の空気を用い、風速 0.4〜0.7 m/秒で吹き
つけるのが好ましい。
【0012】冷却装置を通過した糸条は、長さ6m前後
の紡糸筒を経て、油剤を付与された後、引取りローラで
引き取られる。油剤としては、通常のポリアミド繊維用
紡糸油剤を用いることができ、非水油剤及び水性エマル
ジョン油剤のいずれでもよいが、非水油剤を用いると球
晶の発生が抑制され、延伸性が良好となって好ましい。
の紡糸筒を経て、油剤を付与された後、引取りローラで
引き取られる。油剤としては、通常のポリアミド繊維用
紡糸油剤を用いることができ、非水油剤及び水性エマル
ジョン油剤のいずれでもよいが、非水油剤を用いると球
晶の発生が抑制され、延伸性が良好となって好ましい。
【0013】引取りローラで引き取られた糸条は、一旦
巻き取った後あるいは巻き取ることなく連続して延伸さ
れる。未延伸糸を一旦巻き取った後延伸する二工程法と
巻き取ることなく連続して延伸する直接紡糸延伸法とで
は、延伸条件を変えることが必要である。
巻き取った後あるいは巻き取ることなく連続して延伸さ
れる。未延伸糸を一旦巻き取った後延伸する二工程法と
巻き取ることなく連続して延伸する直接紡糸延伸法とで
は、延伸条件を変えることが必要である。
【0014】まず、二工程法の場合、延伸工程におい
て、倍率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が
4.5以上となるように温度 190〜230 ℃の熱板を用いて
実質的に1段で延伸することが必要である。実質的な延
伸を行う前に、倍率 1.1以下の予備延伸を施すことによ
り、単糸の引き揃えが行われ、高倍率の延伸を円滑に行
うことが可能となる。具体的には、供給ローラと第1延
伸ローラとの間で予備延伸が施され、第1延伸ローラと
第2延伸ローラとの間で熱板に接触しながら所定の全延
伸倍率となるように延伸される。この場合、第1延伸ロ
ーラを60〜80℃、第2延伸ローラを 180〜220 ℃の温度
に加熱しておくことが延伸を円滑にするうえで望まし
い。熱板の温度は 190〜230 ℃とすることが必要で、こ
の温度が低すぎると十分延伸することができず、逆に高
すぎると熱板の汚れが顕著となり、毛羽の発生等の原因
となる。延伸された糸条は、第2延伸ローラと非加熱の
張力調整ローラとの間で3〜8%弛緩した後、巻き取ら
れる。
て、倍率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が
4.5以上となるように温度 190〜230 ℃の熱板を用いて
実質的に1段で延伸することが必要である。実質的な延
伸を行う前に、倍率 1.1以下の予備延伸を施すことによ
り、単糸の引き揃えが行われ、高倍率の延伸を円滑に行
うことが可能となる。具体的には、供給ローラと第1延
伸ローラとの間で予備延伸が施され、第1延伸ローラと
第2延伸ローラとの間で熱板に接触しながら所定の全延
伸倍率となるように延伸される。この場合、第1延伸ロ
ーラを60〜80℃、第2延伸ローラを 180〜220 ℃の温度
に加熱しておくことが延伸を円滑にするうえで望まし
い。熱板の温度は 190〜230 ℃とすることが必要で、こ
の温度が低すぎると十分延伸することができず、逆に高
すぎると熱板の汚れが顕著となり、毛羽の発生等の原因
となる。延伸された糸条は、第2延伸ローラと非加熱の
張力調整ローラとの間で3〜8%弛緩した後、巻き取ら
れる。
【0015】次に、直接紡糸延伸法の場合、倍率 1.1以
下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5以上となる
ように温度 300〜400 ℃、圧力5〜8kg/cm2 の水蒸気
を噴射しながら実質的に1段で延伸することが必要であ
る。実質的な延伸を行う前に、予備延伸を施すことの必
要性は、二工程法の場合と同様である。直接紡糸延伸法
においては、引取りローラが供給ローラを兼ねることに
なり、引取りローラと第1延伸ローラとの間で予備延伸
が施され、第1延伸ローラと第2延伸ローラとの間で噴
射水蒸気で加熱されながら所定の全延伸倍率となるよう
に延伸される。この場合、引取りローラを60〜80℃、第
1延伸ローラを 110〜170 ℃、第2延伸ローラを 200〜
230 ℃の温度に加熱しておくことが延伸を円滑にするう
えで望ましい。噴射する水蒸気は、温度 300〜400 ℃、
圧力5〜8kg/cm2 のものであることが必要である。水
蒸気の温度及び圧力が低すぎると十分延伸することがで
きず、あまり高くすることは経済的に不利である。延伸
された繊維は、二工程法の場合と同様に張力を調整して
巻き取られる。直接紡糸延伸法においては、糸条の延伸
走行速度が大きいため、延伸変形速度が大きく、糸条へ
の熱伝導も十分でないので、二工程法のように、ローラ
と熱板を組み合わせた装置では、延伸性が悪く、円滑な
延伸が不可能である。
下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5以上となる
ように温度 300〜400 ℃、圧力5〜8kg/cm2 の水蒸気
を噴射しながら実質的に1段で延伸することが必要であ
る。実質的な延伸を行う前に、予備延伸を施すことの必
要性は、二工程法の場合と同様である。直接紡糸延伸法
においては、引取りローラが供給ローラを兼ねることに
なり、引取りローラと第1延伸ローラとの間で予備延伸
が施され、第1延伸ローラと第2延伸ローラとの間で噴
射水蒸気で加熱されながら所定の全延伸倍率となるよう
に延伸される。この場合、引取りローラを60〜80℃、第
1延伸ローラを 110〜170 ℃、第2延伸ローラを 200〜
230 ℃の温度に加熱しておくことが延伸を円滑にするう
えで望ましい。噴射する水蒸気は、温度 300〜400 ℃、
圧力5〜8kg/cm2 のものであることが必要である。水
蒸気の温度及び圧力が低すぎると十分延伸することがで
きず、あまり高くすることは経済的に不利である。延伸
された繊維は、二工程法の場合と同様に張力を調整して
巻き取られる。直接紡糸延伸法においては、糸条の延伸
走行速度が大きいため、延伸変形速度が大きく、糸条へ
の熱伝導も十分でないので、二工程法のように、ローラ
と熱板を組み合わせた装置では、延伸性が悪く、円滑な
延伸が不可能である。
【0016】二工程法及び直接紡糸延伸法のいずれの場
合にも、全延伸倍率が 4.5以上となるようにすることが
必要であり、これより低い延伸倍率では、高強度の繊維
を得ることができない。全延伸倍率が切断延伸倍率の90
%程度となるように延伸倍率を選定することが望まし
い。
合にも、全延伸倍率が 4.5以上となるようにすることが
必要であり、これより低い延伸倍率では、高強度の繊維
を得ることができない。全延伸倍率が切断延伸倍率の90
%程度となるように延伸倍率を選定することが望まし
い。
【0017】また、延伸温度が適切でないと高収縮性の
繊維を得ることができず、本発明においては、熱収縮率
を低下させる熱処理は行わない。延伸後、巻き取る前
に、必要に応じて交絡処理を施してもよい。
繊維を得ることができず、本発明においては、熱収縮率
を低下させる熱処理は行わない。延伸後、巻き取る前
に、必要に応じて交絡処理を施してもよい。
【0018】なお、本発明の繊維には、耐熱剤、耐光
剤、艶消剤、着色剤等の添加剤を含有させることができ
る。特に、耐熱剤として、沃化銅のような銅化合物と沃
化カリウムのようなハロゲン化アルカリ化合物を添加す
ることが望ましい。
剤、艶消剤、着色剤等の添加剤を含有させることができ
る。特に、耐熱剤として、沃化銅のような銅化合物と沃
化カリウムのようなハロゲン化アルカリ化合物を添加す
ることが望ましい。
【0019】
【作用】本発明のポリアミド繊維は、ナイロン46とナ
イロン6及び/又はナイロン66とを混合紡糸したもの
であるから、紡糸時に若干アミド交換反応が起こるけれ
ども、完全に共重合した場合に比べて融点の低下が少な
い。また、ナイロン46に少量のナイロン6及び/又は
ナイロン66を混合することにより延伸性が良好とな
り、実質的に1段延伸で高強度の繊維が得られる。本発
明のポリアミド繊維は、沸水収縮率が高く、これを製織
した後、熱水処理すると高密度の織物が得られ、ノンコ
ーティングタイプのエアバッグ用等として好適である。
イロン6及び/又はナイロン66とを混合紡糸したもの
であるから、紡糸時に若干アミド交換反応が起こるけれ
ども、完全に共重合した場合に比べて融点の低下が少な
い。また、ナイロン46に少量のナイロン6及び/又は
ナイロン66を混合することにより延伸性が良好とな
り、実質的に1段延伸で高強度の繊維が得られる。本発
明のポリアミド繊維は、沸水収縮率が高く、これを製織
した後、熱水処理すると高密度の織物が得られ、ノンコ
ーティングタイプのエアバッグ用等として好適である。
【0020】
【実施例】次に、実施例によって具体的に説明する。な
お、実施例において特性値の測定法は次のとおりであ
る。 (a) 強度 JIS L-1017の方法で測定する。 (b) 沸水収縮率ΔS 試料を綛取りし、20℃、65%RHの温湿度調整室に24時間
放置した後、0.1 g/dに相当する荷重をかけて長さを
測定し、その長さをL0とする。この試料を無荷重で沸騰
水中で30分間処理した後、上記温湿度調整室で24時間風
乾し、上記と同じ荷重をかけて長さを測定し、その長さ
をL1とする。次式で沸水収縮率ΔSを算出する。 ΔS (%) =〔(L0− L1)/ L0〕×100 (c) 融点Tm パーキンエルマー社製DSC-2 型示差走査熱量計を用い、
窒素雰囲気中、10℃/分の昇温速度で昇温して DSC曲線
を求め、その融解吸熱ピーク温度を融点とする。
お、実施例において特性値の測定法は次のとおりであ
る。 (a) 強度 JIS L-1017の方法で測定する。 (b) 沸水収縮率ΔS 試料を綛取りし、20℃、65%RHの温湿度調整室に24時間
放置した後、0.1 g/dに相当する荷重をかけて長さを
測定し、その長さをL0とする。この試料を無荷重で沸騰
水中で30分間処理した後、上記温湿度調整室で24時間風
乾し、上記と同じ荷重をかけて長さを測定し、その長さ
をL1とする。次式で沸水収縮率ΔSを算出する。 ΔS (%) =〔(L0− L1)/ L0〕×100 (c) 融点Tm パーキンエルマー社製DSC-2 型示差走査熱量計を用い、
窒素雰囲気中、10℃/分の昇温速度で昇温して DSC曲線
を求め、その融解吸熱ピーク温度を融点とする。
【0021】実施例1〜4及び比較例1〜8 表1に示したナイロン46ホモポリマーとナイロン6と
の混合物に沃化銅0.03重量%及び沃化カリウム 0.2重量
%を添加し、口径30mmのエクストルーダー型溶融紡糸機
を用いて、表1に示した紡糸温度で、孔径 0.4mm、孔数
70の紡糸口金から溶融紡糸した。紡出糸条を、紡糸口金
直下に配設した表1に示した温度で、長さ20cmの加熱フ
ードを通過させた後、長さ 1.5mの横型吹き付け装置か
ら温度18℃の空気を風速度 0.5m/秒で吹き付けて冷却
し、長さ6mの紡糸筒を通過させ、非水油剤を付与し
て、 400m/分の速度で未延伸糸を巻き取った。次い
で、未延伸糸を延伸巻取機に供給し、非加熱の供給ロー
ラと70℃の第1延伸ローラとの間で表1に示した倍率で
予備延伸し、第1延伸ローラと 180℃の第2延伸ローラ
との間で、表1に示した温度で、長さ30cmの熱板に接触
させながら表1に示した全延伸倍率(切断延伸倍率の90
%) となるように延伸し、第2延伸ローラと非加熱の張
力調整ローラとの間で5%弛緩させた後、400 m/分の
速度で延伸糸を巻き取った。得られた延伸糸の糸質特性
を測定した結果を表1に示す。なお、比較例6では、紡
糸口金面の汚れが著しかった。
の混合物に沃化銅0.03重量%及び沃化カリウム 0.2重量
%を添加し、口径30mmのエクストルーダー型溶融紡糸機
を用いて、表1に示した紡糸温度で、孔径 0.4mm、孔数
70の紡糸口金から溶融紡糸した。紡出糸条を、紡糸口金
直下に配設した表1に示した温度で、長さ20cmの加熱フ
ードを通過させた後、長さ 1.5mの横型吹き付け装置か
ら温度18℃の空気を風速度 0.5m/秒で吹き付けて冷却
し、長さ6mの紡糸筒を通過させ、非水油剤を付与し
て、 400m/分の速度で未延伸糸を巻き取った。次い
で、未延伸糸を延伸巻取機に供給し、非加熱の供給ロー
ラと70℃の第1延伸ローラとの間で表1に示した倍率で
予備延伸し、第1延伸ローラと 180℃の第2延伸ローラ
との間で、表1に示した温度で、長さ30cmの熱板に接触
させながら表1に示した全延伸倍率(切断延伸倍率の90
%) となるように延伸し、第2延伸ローラと非加熱の張
力調整ローラとの間で5%弛緩させた後、400 m/分の
速度で延伸糸を巻き取った。得られた延伸糸の糸質特性
を測定した結果を表1に示す。なお、比較例6では、紡
糸口金面の汚れが著しかった。
【0022】
【表1】
【0023】実施例5〜6及び比較例9〜10 表2に示したナイロン6成分を共重合したナイロン46
を用い、加熱フードの温度を 320℃、予備延伸の倍率を
1.03とした以外は、実施例1と同様にして延伸糸を得
た。得られた延伸糸の糸質特性を測定した結果を表2に
示す。
を用い、加熱フードの温度を 320℃、予備延伸の倍率を
1.03とした以外は、実施例1と同様にして延伸糸を得
た。得られた延伸糸の糸質特性を測定した結果を表2に
示す。
【0024】
【表2】
【0025】実施例7〜8及び比較例11〜13 混合成分としてナイロン6の代わりにナイロン66を用
い、実施例1と同様に紡糸し、冷却し、油剤を付与した
未延伸糸を60℃の引取りローラで引き取り、引取りロー
ラと 180℃の第1延伸ローラとの間で倍率1.05の予備延
伸を施した後、第1延伸ローラと 220℃の第2延伸ロー
ラ(ネルソンタイプ)との間で、水蒸気を噴射しなが
ら、表3に示した全延伸倍率となるように延伸し、第2
延伸ローラと 120℃の張力調整ローラとの間で4%弛緩
させて延伸糸を巻き取った。この際、水蒸気を噴射装置
としては、噴射孔径 1.5mmのものを用い、表3に示した
温度と圧力の水蒸気を糸条に吹きつけた。(ただし、比
較例13では、水蒸気の吹きつけを行わなかった。) 得られた延伸糸の糸質特性を測定した結果を表3に示
す。なお、比較例13では、延伸時に単糸巻きが多発し
た。
い、実施例1と同様に紡糸し、冷却し、油剤を付与した
未延伸糸を60℃の引取りローラで引き取り、引取りロー
ラと 180℃の第1延伸ローラとの間で倍率1.05の予備延
伸を施した後、第1延伸ローラと 220℃の第2延伸ロー
ラ(ネルソンタイプ)との間で、水蒸気を噴射しなが
ら、表3に示した全延伸倍率となるように延伸し、第2
延伸ローラと 120℃の張力調整ローラとの間で4%弛緩
させて延伸糸を巻き取った。この際、水蒸気を噴射装置
としては、噴射孔径 1.5mmのものを用い、表3に示した
温度と圧力の水蒸気を糸条に吹きつけた。(ただし、比
較例13では、水蒸気の吹きつけを行わなかった。) 得られた延伸糸の糸質特性を測定した結果を表3に示
す。なお、比較例13では、延伸時に単糸巻きが多発し
た。
【0026】
【表3】
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、高強度で、高収縮性の
ナイロン46系ポリアミド繊維とそれを安定して生産性
良く製造することのできる方法が提供される。
ナイロン46系ポリアミド繊維とそれを安定して生産性
良く製造することのできる方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/60 311 J C 341 C 351 A
Claims (3)
- 【請求項1】 テトラメチレンアジパミド単位を95〜10
0 重量%含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と
相対粘度が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン6
6とを混合紡糸したテトラメチレンアジパミド単位を80
〜95重量%含有する繊維であって、下記の〜の特性
を有することを特徴とする高強度・高収縮性ポリアミド
繊維。 引張強度 8g/d以上 沸水収縮率 8%以上 融点 275℃以上 - 【請求項2】 テトラメチレンアジパミド単位を95〜10
0 重量%含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と
相対粘度が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン6
6とをテトラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95
重量%となるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で
溶融紡糸し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲
気温度が 280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フード
を通過させた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りロ
ーラで引き取り、一旦未延伸糸を巻き取り、延伸工程に
おいて、倍率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍
率が 4.5以上となるように温度 190〜230 ℃の熱板を用
いて実質的に1段で延伸することを特徴とする高強度・
高収縮性ポリアミド繊維の製造法。 - 【請求項3】 テトラメチレンアジパミド単位を95〜10
0 重量%含有する相対粘度が 3.3以上のナイロン46と
相対粘度が 2.8以上のナイロン6及び/又はナイロン6
6とをテトラメチレンアジパミド単位の含有量が80〜95
重量%となるように混合して、紡糸温度 295〜320 ℃で
溶融紡糸し、紡出糸条を紡糸口金直下に配設された雰囲
気温度が 280〜350 ℃で、長さが10〜25cmの加熱フード
を通過させた後、冷却固化し、油剤を付与して引取りロ
ーラで引き取り、一旦未延伸糸を巻き取ることなく、倍
率 1.1以下の予備延伸を施した後、全延伸倍率が 4.5以
上となるように温度 300〜400 ℃、圧力5〜8kg/cm2
の水蒸気を噴射しながら実質的に1段で延伸することを
特徴とする高強度・高収縮性ポリアミド繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209594A JPH07216649A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 高強度・高収縮性ポリアミド繊維とその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2209594A JPH07216649A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 高強度・高収縮性ポリアミド繊維とその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07216649A true JPH07216649A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12073322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2209594A Pending JPH07216649A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 高強度・高収縮性ポリアミド繊維とその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07216649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004091932A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-25 | Gunze Ltd | 磁性繊維の製造方法及び磁性繊維 |
WO2023038098A1 (ja) * | 2021-09-10 | 2023-03-16 | 東レ株式会社 | ポリアミド46マルチフィラメントおよびエアバッグ縫製糸 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP2209594A patent/JPH07216649A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004091932A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-25 | Gunze Ltd | 磁性繊維の製造方法及び磁性繊維 |
WO2023038098A1 (ja) * | 2021-09-10 | 2023-03-16 | 東レ株式会社 | ポリアミド46マルチフィラメントおよびエアバッグ縫製糸 |
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