JPH0721646A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH0721646A
JPH0721646A JP5166851A JP16685193A JPH0721646A JP H0721646 A JPH0721646 A JP H0721646A JP 5166851 A JP5166851 A JP 5166851A JP 16685193 A JP16685193 A JP 16685193A JP H0721646 A JPH0721646 A JP H0721646A
Authority
JP
Japan
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diameter
small
turntable
spindle
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP5166851A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshige Saruwatari
清成 猿渡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5166851A priority Critical patent/JPH0721646A/ja
Publication of JPH0721646A publication Critical patent/JPH0721646A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジに収納された小径ディスクとデ
ィスク状のままで使用できる大径ディスクの両方を駆動
できるディスク駆動装置を提供する。 【構成】 大径ディスクを使用する際は、小径ターンテ
ーブルに設けた小径ディスク芯出手段により大径ターン
テーブルに設けた係止部材を弾性的に挿圧し、係止部材
を回転軸の回りで回動せしめ、係止爪を小径ターンテー
ブルの外周部に係止し小径ターンテーブルと大径ターン
テーブルとを結合する。小径ディスクを使用する際は、
外部からの操作により大径ターンテーブルに設けた解除
手段をスピンドル軸方向に移動させることにより係止部
材を回転軸の回りで回動せしめ、小径ターンテーブルと
大径ターンテーブルとの結合を解除し、大径ターンテー
ブルの取り外しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク状媒体(以下、
ディスクという)の記録/再生装置に関するものであ
り、特には異なる種類のディスクの記録/再生を可能と
したディスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音質の良いコンパクトディスク
(以下、CDという)の再生装置が広く普及している。
CDは現在の直径12cmと8cm(シングルタイプ)
の2種類が発売されている。携帯用のCD再生装置で使
用する場合には、特に12cmCDのサイズが大きく携
帯に不便である。また、再生装置に装着する時に直接手
で触れるためディスクの表面に汚れ、ゴミが付着しやす
いという問題がある。このため、CDの直径より外形を
更に小さくするとともに、ディスクをカートリッジに内
蔵したカートリッジタイプのミニディスク(以下、MD
という)が考案された。このMDはCDと同じ記録方式
を用いているので、両方のディスクを同じ記録/再生装
置に装着することができれば両方の再生が可能となる。
【0003】前記した記録/再生装置において、CDと
MDの両ディスクを唯一の駆動手段によって駆動するも
のの一例として、本出願人が先に出願した特願平4−2
92394号に開示されたディスク駆動装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
4−292394号に開示されたディスク駆動装置にお
いては、小径ターンテーブルに設けた永久磁石と大径タ
ーンテーブルに設けた吸着板との間に磁気吸引力を発生
させることにより小径ターンテーブルと大径ターンテー
ブルとの結合を行う。そのため、大径ディスクを大径タ
ーンテーブル上に保持する力が上記磁気吸引力より小さ
い場合、大径ディスクを大径ターンテーブルから取り去
る際、大径ターンテーブルが小径ターンテーブルから脱
落する恐れがある。また、上記した脱落を防止をするた
め上記磁気吸引力を増やすと、大径ターンテーブルを小
径ターンテーブルより取り外す際に多大な力を加えなけ
ればならないため、モータのスピンドル軸方向に過負荷
が発生してモータの寿命を低下させる恐れがあった。
【0005】本発明は、簡単な構成で大径ターンテーブ
ルと小径ターンテーブルとの結合と分離を行うことがで
き、大径ターンテーブルを取り外す際にスピンドル軸方
向に無理な負荷が発生しないディスク駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した従来のディスク
クランプ機構における欠点に鑑み、本発明のディスク駆
動装置は、駆動手段によって回転駆動されるスピンドル
と、スピンドルに固定されており、小径ディスクを支持
しつつこれと一体的に回転駆動され、かつ、小径ディス
クをスピンドルの回転中心に対して芯出しを行う小径デ
ィスク芯出手段を有する小径ターンテーブルと、小径タ
ーンテーブル上に結合分離可能であり、大径ディスクを
支持しつつ、スピンドルからの回転駆動力を得て大径デ
ィスクと一体的に駆動され、かつ、大径ディスクをスピ
ンドルの回転中心に対して芯出しを行う大径ディスク芯
出手段を有する大径ターンテーブルと、略L字状の中央
部に回転軸を形成し、小径ターンテーブルと大径ターン
テーブルとが結合される際には小径ディスク芯出手段と
当接し弾性的に付勢される突起部を回転軸の付近に形成
し、前記弾性付勢力を受けて回転軸の回りで回動される
ことにより小径ターンテーブルの外周部と係合する係止
爪を一方の端部に形成した係止部材が、大径ターンテー
ブルの内周部に略同心円上に複数個配置された結合手段
と、大径ターンテーブルの内部に設けられ、外部からの
操作によりスピンドルの軸方向に移動可能であり、係止
部材に当接してこれを付勢し回転軸の回りで回動せしめ
ることにより、小径ターンテーブルと大径ターンテーブ
ルとの結合を解除する解除手段とから構成し、前記小径
ディスク芯出手段は、小径ディスクに形成された中心孔
と当接可能で、係止部材の突起部と当接可能な可動部材
と、可動部材を弾性的に付勢し小径ディスクをスピンド
ルの中心に対して芯出しを行い、小径ターンテーブルと
大径ターンテーブルとが結合される際には可動部材を突
起部に当接せしめ係止部材を弾性的に付勢する弾性部材
とから構成するものである。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明のディスク駆動装
置は、大径ディスクを使用する際には、小径ディスク芯
出手段が係止部材を弾性的に挿圧し回転軸の回りで回動
せしめ、係止爪を小径ターンテーブルの外周部に係止せ
しめる。よって、小径ターンテーブルと大径ターンテー
ブルが結合され、スピンドルの回転駆動力を小径ターン
テーブルを介して大径ターンテーブルに伝達し、これを
回転駆動する。また、小径ディスクを使用する際は、外
部からの操作により解除手段をスピンドルの軸方向へ移
動させることにより係止手段と当接してこれを回転軸の
回りで回動せしめ、大径ターンテーブルと小径ターンテ
ーブルとの結合を解除し、上記した状態から大径ターン
テーブルを小径ターンテーブルから取り外し、小径ター
ンテーブルのみを使用し小径ディスクを回転駆動する。
【0008】
【実施例】以下、本発明のディスク駆動装置について図
面を参照しながら説明を行う。
【0009】図1は同ディスク駆動装置における小径タ
ーンテーブルの分解斜視図、図2は同ディスク駆動装置
における大径ターンテーブルの分解斜視図、図3は同デ
ィスク駆動装置の断面図、図4は同ディスク駆動装置に
おいて小径ディスクを載置した状態図、図5は同ディス
ク駆動装置において大径ディスクを載置した状態図、図
6は同ディスク駆動装置において大径ターンテーブルの
取り外しが可能な状態図である。
【0010】図5において、大径ディスク31は中央に
モータ1のスピンドル1aに対して芯出しを行うために
直径15[mm]の中心孔31aを形成し信号記録面と
反対側の面に大径ディスク31の支持を行うための支持
面(番号で図示せず)を有している。図4において、小
径ディスク32は中央にモータ1のスピンドル1aに対
して芯出しを行うために直径11[mm]の中心孔32
aを形成し、中心孔32aに対向する位置に磁性体のハ
ブ32bを固着している。信号記録面と反対側の面に小
径ディスク32の支持を行うための支持面(番号で図示
せず)を有している。さらに、小径ディスク32は箱状
のカートリッジ41に収納され、カートリッジ41は小
径ディスク32を回転駆動するためのターンテーブルが
挿入可能な挿入孔41aが形成され光ヘッドによって信
号の再生を行うために窓部41bが形成されている。
【0011】図1,図3,図4において、カップ形状を
した小径テーブル2はモータ(駆動手段)1のスピンド
ル1aに圧入・固定されており、その開口側の端面は小
径ディスク32の基準面に当接しつつこれを載置する載
置面2aとなっている。載置面2aはスピンドル1aに
対して垂直を成すように構成され、したがってこれに載
置される小径ディスク32もスピンドル1aに対して垂
直に支持される。小径テーブル2の内側壁は、スピンド
ル1aに対して正確な同心位置を有する円筒面であり、
極めて滑らかな表面をもって構成されている。芯出部材
(可動部材)4はリング形状を成し、その外周面4aが
滑らかな表面状態を有する球形状の一部となっており、
小径テーブル2の凹部にその内側壁と滑動可能に配置さ
れている。板バネ(弾性部材)3は小径テーブル2の凹
部と芯出部材4との間に配置され、3本のバネ部3a,
3b,3cをリング状に形成した板金製のバネであり、
芯出部材4を小径テーブル2の開口方向に弾性的に付勢
している。
【0012】マグネット6は小径ディスク32を吸着さ
せるためのリング形状の永久磁石で、カップ形状の磁性
体のバックヨーク5を介して小径テーブル2の中央付近
に固着されている。バックヨーク5の底部は芯出部材4
の底部と当接して、芯出部材4が小径テーブル2の内部
から脱落するのを防止している。以上の部品によって構
成された一体部材を、以下、小径ターンテーブルアセン
ブリ(小径ターンテーブル)101という。
【0013】図1〜3,図5において、円板形状の大径
テーブル7は外周部付近の片面が大径ディスク31の基
準面に当接しつつこれを支持する載置面7aとなってい
る。カップ形状のハウジング18は大径テーブル7とネ
ジ22〜24により締結され、ハウジング18から大径
テーブル7に渡る外周側面は大径ディスク31の中心孔
31aよりわずかに小さな外直径を有する円筒形状を成
している。ハウジング18から大径テーブル7に渡る外
周側面には3つの開口18a〜18cが形成されてい
る。この開口18a〜18cの内部には互いに均一な直
径を有する球体(大径ディスク芯出手段)11〜13が
それぞれ配設され、球体11〜13の一部は開口18a
〜18cから半径方向外側に向かって突出可能となって
いる。ハウジング18の凹部にはその中心部に円筒形状
の突起部18dが設けられており、さらにその中心部に
はその外周側面と同心に、スピンドル1aと係合可能な
係合孔18eが形成されている。また、突起部18dの
外周位置には、外周表面が突起部18dの外周側面と同
心な、よって係合孔18eとも同心となる円錐形状を成
すテーパ部14aを形成したスライダ14が、突起部1
8dの外周側面に案内されつつ摺動可能に設けられてい
る。ハウジング18の凹部の内側端面とスライダ14と
の間にはコイルバネ15が設けられており、スライダ1
4を矢印Aの方向に弾性付勢している。これにより、ス
ライダ14のテーパ部14aは、球体11〜13と当接
しつつこれらを矢印Dの方向に弾性付勢し、球体11〜
13はその一部分が開口18a〜18cからそれぞれ突
出する。
【0014】大径テーブル7の載置面7aと反対面の内
周部付近には圧着面7gを載置面7aと平行に形成され
ており、小径テーブル2と結合した際にはその載置面2
aと当接して大径テーブル7を支持し、したがって小径
テーブル2の載置面2aと大径テーブル7の載置面7a
とは平行に保たれる。これにより、大径テーブル7の載
置面7aに載置された大径ディスク31は、小径テーブ
ル2の載置面2aと平行に、すなわち、スピンドル1a
と垂直に支持されている。ハウジング18の頭部には3
つの矩形状の孔が形成され、それを貫通してリング形状
の押圧部材17と外周部に3つのテーパ部16a〜16
cを形成した解除部材(解除手段)16とがネジ19〜
21により一体を成して配置されている。
【0015】解除部材16はハウジング18の突起部1
8dの外周側面に案内されつつ摺動可能に設けられてお
り、コイルバネ15により矢印Aと反対方向に付勢され
ハウジング18の凹部の内側端面と当接している。係止
部材8は略L字状を成しており、この中央部に両側面に
渡って支軸8aが植設され、一方の端部は小径テーブル
2の外周部に係合可能な係止爪8cを有しており、他方
の端部は解除部材16のテーパ部16cと当接可能な頂
部8bを有している。
【0016】さらに、係止部材8を支軸8aを中心に回
動させるため、支軸8aの近傍には突起部8dが形成さ
れている。係止部材9,10に関しては、係止部材8と
同形状であるためここでの説明は省略する。係止部材8
〜10は大径テーブル7の内周部付近に形成された切欠
き7b〜7c内に、それぞれ支軸8a,9a,10aを
中心に回動可能に保持されている。以上の部品により構
成された一体部材を、以下、大径ターンテーブルアセン
ブリ(大径ターンテーブル)102という。
【0017】次に、図1〜図4を用いて小径ディスクの
クランプ動作の説明を行う。図4は本発明のディスク駆
動装置にカートリッジ41に収納された小径ディスク3
2が装着された状態を示しており、この場合は小径テー
ブル2のみが使用される。カートリッジ41は、図示し
ない支持手段によって所定の位置に支持されており、し
たがってカートリッジ41と実施例のディスク駆動装置
も所定の位置関係にある。
【0018】小径ディスク32は小径テーブル2の載置
面2aによって基準面が支持されている。小径ディスク
32に固着されたハブ32bが小径テーブル2に設けら
れたマグネット6によって吸引されるため、小径ディス
ク32はこの磁気吸引力により載置面2aに押圧され
る。また、板バネ3によって小径テーブル2の開口側に
向かって弾性付勢された芯出部材4は、小径ディスク3
2の中心孔32aにその外周面4aが係合する。芯出部
材4の外周面4aは、小径テーブル2の内側壁によっ
て、スピンドル1aに対して正確な同心位置をとるよう
位置規制されているため、これと係合する小径ディスク
32の中心孔32aもまた、スピンドル1aに対して同
心位置をとる。これにより、小径ディスク32の芯出し
が行われる。
【0019】ディスク駆動装置を小径ディスク32の装
着可能な状態(図4)から、大径ディスク31の装着可
能な状態(図5)に切り換える際は、小径ターンテーブ
ルアセンブリ101の上に大径ターンテーブルアセンブ
リ102を載せる。このとき、スピンドル1aはハウジ
ング18の係合孔18eと係合し、スピンドル1aと係
合孔18eとの同心が確保される。その後、大径テーブ
ル7の圧着面7gが小径テーブル2の載置面2aに当接
すると、板バネ3の弾性付勢力を受けて芯出部材4の頂
部4bが係止部材8の突起部8dを押圧し、係止部材8
を矢印Bの方向に回動せしめ、係止爪8cが小径テーブ
ル2の外周部と係合する。係止部材9,10に関しても
同様の動作が行われ、大径テーブル7の圧着面7gは小
径テーブル2の載置面2aに圧着される。
【0020】大径ターンテーブルアセンブリ102に大
径ディスク31が載置された状態において、大径ディス
ク31は、その中心孔31aにハウジング18を挿通
し、載置面7aに対して大径ディスク31を矢印Aの方
向へ押し下げることにより装着される。この時、大径デ
ィスク31の中心孔31aはその内周側面によって球体
11〜13を矢印Dと逆方向へ押圧し、スライダ14か
ら受ける弾性付勢力に逆らいつつ、球体11〜13を矢
印Dと逆方向へ移動させる。さらに、中心孔31aの内
周側面が球体11〜13を乗り越える位置まで押し下げ
ると、球体11〜13は中心孔31aの端部(エッジ部
分)と当接しつつ、スライダ14からの弾性付勢力によ
って矢印Dの方向へ移動する。大径ディスク31が完全
に押し下げられ、載置面7aに当接した図5の状態にな
ると、球体11〜13は中心孔31aの端部に対して斜
め下の方向への弾性付勢力を発生する。すなわち、大径
ディスク31を載置面7aに押圧する矢印Aの方向への
分力と、半径方向外側へ放射状に加わる矢印Dの方向へ
の分力である。
【0021】また、すべての球体11〜13はスライダ
14のテーパ部14aと常に接触した状態にあり、テー
パ部14aは係合孔18eと同心であるから、球体11
〜13に外接する円、すなわち大径ディスク31の中心
孔31a(およびその端部)も係合孔18eと同心とな
る。これにより、大径ディスク31は係合孔18eと係
合するスピンドル1aに対して同心かつ垂直に保たれ、
載置面7aに対しては弾性的に押圧されつつ、球体11
〜13によって狭持される。また、大径テーブル7には
小径テーブル2を介してスピンドル1aの回転駆動力が
伝達され、載置された大径ディスク31を回転駆動する
ことができる。
【0022】次に、図1〜図3,図5,図6を用いて、
大径ターンテーブルアセンブリ102を小径ターンテー
ブルアセンブリ101から取り外す動作の説明を行う。
大径ディスク31が大径テーブル7の載置面7aに押圧
狭持された状態(図5)から、大径ディスク31を矢印
Aと逆方向に取り外す。大径ディスク31の取り外しの
動作に関しては、以上に述べた大径ディスク31の装着
動作の説明より容易に類推できるため、ここでの説明は
省略する。この状態から、大径ターンテーブルアセンブ
リ102に設けた押圧部材17を矢印Aの方向へ押圧す
ると(図6)、押圧部材17の一体的に構成された解除
部材16は、コイルバネ15の弾性付勢力に逆らって矢
印Aの方向へ作動される。このとき、解除部材16のテ
ーパ部16cが係止部材8の頂部8bと当接し、係止部
材8はコイルバネ15の芯出部材4から受ける弾性付勢
力に逆らって矢印Cの方向に回動し、係止部材8の係止
爪8cと小径テーブル2の外周部との係合状態が解除さ
れる。係止部材9,10に関しても同様の動作が行わ
れ、大径ターンテーブルアセンブリ102は小径ターン
テーブルアセンブリ101との分離が可能な状態とな
る。
【0023】この状態から大径ターンテーブルアセンブ
リ102を矢印Aと逆方向に持ち上げることにより、大
径ターンテーブルアセンブリ102と小径ターンテーブ
ルアセンブリ101は分離する。以上に述べた大径ター
ンテーブルアセンブリ102の取り外し動作において、
モータ1のスピンドル1aに及ぼす負荷はすべて矢印A
の方向への負荷しか発生せず、上記取り外し動作おいて
モータ1本体からのスピンドル1aの抜け等、モータ1
の構成部品の損傷を防止することができる。
【0024】なお、上記した大径ディスク31および小
径ディスク32の装着あるいは取り外し操作や、小径タ
ーンテーブルアセンブリ101と大径ターンテーブルア
センブリ102との結合あるいは分離動作は、手動で行
われてもいいし、自動的に行われても構わない。
【0025】
【発明の効果】本発明のディスク駆動装置は、大径ディ
スクを使用する際は、小径ディスク芯出手段が係止部材
を弾性的に挿圧することにより、係止部材を回転軸の回
りで回動せしめ、係止爪を小径ターンテーブルの外周部
に係止し小径ターンテーブルと大径ターンテーブルとを
結合する。小径ディスクを使用する際は、外部からの操
作により解除手段をスピンドル軸方向に移動させること
により係止部材を回転軸の回りで回動せしめ、小径ター
ンテーブルと大径ターンテーブルとの結合を解除し、大
径ターンテーブルの取り外しを行う。そのため、2種類
のディスク(小径ディスク、大径ディスク)を同一のデ
ィスク駆動装置により回転駆動することができる。
【0026】また、簡単な操作で小径ターンテーブルと
大径ターンテーブルとの結合または分離を行うことがで
き、大径ターンテーブルを取り外す際にスピンドル軸方
向に無理な負荷が発生することなく、モータからのスピ
ンドル軸の抜け等の損傷が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置における小径ターン
テーブルの分解斜視図
【図2】本発明のディスク駆動装置における大径ターン
テーブルの分解斜視図
【図3】本発明のディスク駆動装置の断面図
【図4】同ディスク駆動装置において小径ディスクを載
置した状態を示す断面図
【図5】同ディスク駆動装置において大径ディスクを載
置した状態を示す断面図
【図6】同ディスク駆動装置において大径ターンテーブ
ルの取り外しが可能な状態を示す断面図
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 2 小径テーブル 3 板バネ 4 芯出部材 6 マグネット 7 大径テーブル 8,9,10 係止部材 11,12,13 球体 14 スライダ 16 解除部材 17 押圧部材 31 大径ディスク 32 小径ディスク 101 小径ターンテーブルアセンブリ 102 大径ターンテーブルアセンブリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段によって回転駆動されるスピン
    ドルと、 前記スピンドルに固定されており、小径ディスクを支持
    しつつこれと一体的に回転駆動され、かつ、前記小径デ
    ィスクを前記スピンドルの回転中心に対して芯出しを行
    う小径ディスク芯出手段を有する小径ターンテーブル
    と、 前記小径ターンテーブル上に結合分離可能であり、大径
    ディスクを支持しつつ、前記スピンドルからの回転駆動
    力を得て前記大径ディスクと一体的に駆動され、かつ、
    前記大径ディスクを前記スピンドルの回転中心に対して
    芯出しを行う大径ディスク芯出手段を有する大径ターン
    テーブルと、 前記大径ターンテーブル内に設けられており、前記小径
    ディスク芯出手段に挿圧されることにより作動され、前
    記小径ターンテーブルと前記大径ターンテーブルとを結
    合する結合手段とからなるディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段によって回転駆動されるスピン
    ドルと、 前記スピンドルに固定されており、小径ディスクを支持
    しつつこれと一体的に回転駆動され、かつ、前記小径デ
    ィスクを前記スピンドルの回転中心に対して芯出しを行
    う小径ディスク芯出手段を有する小径ターンテーブル
    と、 前記小径ターンテーブル上に結合分離可能であり、大径
    ディスクを支持しつつ、前記スピンドルからの回転駆動
    力を得て前記大径ディスクと一体的に駆動され、かつ、
    前記大径ディスクを前記スピンドルの回転中心に対して
    芯出しを行う大径ディスク芯出手段を有する大径ターン
    テーブルと、 前記小径ターンテーブルと前記大径ターンテーブルとを
    結合する結合手段と、 前記大径ターンテーブルの内部に設けられ、外部からの
    操作により前記小径ターンテーブルと前記大径ターンテ
    ーブルとの結合を解除せしめる解除手段とからなるディ
    スク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、略L字状の中央部に形
    成された回転軸と、前記回転軸の付近に形成され、前記
    小径ターンテーブルと前記大径ターンテーブルとが結合
    される際には前記小径ディスク芯出手段と当接し弾性的
    に付勢される突起部と、一方の端部に形成され、前記弾
    性付勢力を受けて前記回転軸の回りで回動されることに
    より前記小径ターンテーブルの外周部と係合する係止爪
    とからなる係止部材が、前記大径ターンテーブルの内周
    部に略同心円上に複数個配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記小径ディスク芯出手段は、前記小径
    ディスクに形成された中心孔と当接可能で、前記係止部
    材の前記突起部と当接可能な可動部材と、前記可動部材
    を弾性的に付勢し前記小径ディスクを前記スピンドルの
    中心に対して芯出しを行い、前記小径ターンテーブルと
    前記大径ターンテーブルとが結合される際には前記可動
    部材を前記突起部に当接せしめ前記係止部材を弾性的に
    付勢する弾性部材とからなることを特徴とする請求項3
    記載のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 結合手段は、略L字状の中央部に形成さ
    れた回転軸と、一方の端部に前記小径ターンテーブルの
    外周部と係合可能に形成された係止爪とからなる係止部
    材が、前記大径ターンテーブルの内周部に略同心円上に
    複数個配置されたものであって、 解除手段は前記スピンドルの軸方向に移動可能であり、
    前記解除手段が前記係止部材に当接してこれを前記回転
    軸の回りで回動せしめることにより、前記小径ターンテ
    ーブルと前記大径ターンテーブルとの結合を解除するこ
    とを特徴とする請求項2記載のディスク駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007135983A1 (ja) 2006-05-18 2007-11-29 Mitsubishi Chemical Corporation 電子写真感光体、画像形成装置及び電子写真カートリッジ
US8722288B2 (en) 2009-11-06 2014-05-13 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Diphenylnaphthylamine derivatives

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