JPH07216035A - グラフト共重合体およびこれを含有する、耐候性、低温強靭性、非光沢性の熱可塑性樹脂成形体 - Google Patents

グラフト共重合体およびこれを含有する、耐候性、低温強靭性、非光沢性の熱可塑性樹脂成形体

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JPH07216035A
JPH07216035A JP6304792A JP30479294A JPH07216035A JP H07216035 A JPH07216035 A JP H07216035A JP 6304792 A JP6304792 A JP 6304792A JP 30479294 A JP30479294 A JP 30479294A JP H07216035 A JPH07216035 A JP H07216035A
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alkyl
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graft copolymer
copolymerizable
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JP6304792A
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Norbert Niessner
ノルベルト、ニースナー
Wolfgang Fischer
ヴォルフガング、フィッシャー
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低温靭性においても気候安定性を示し、しか
も無光沢表面を有するグラフト共重合体。 【構成】 (A)(a1)70から99.89重量%の
アルキルエステル、 (a2) 0.1から10重量%の多官能性モノマー、 (a3) 0から29.89重量%の、酸性基を含有せ
ぬエチレン性不飽和モノマー、および (a4) 0.01から10重量%の、酸性基を含有す
る共重合可能モノマーを含有する混合物、または (a5) 49.99から99.99重量%の少なくと
も1種類のジエン、 (a6) 0.01から10重量%の、酸性基を含有す
る共重合可能モノマーを含有する混合物を、架橋シリコ
ーンゴムの存在下に重合させ、かつ (B)一般式(I) で表わされるスチレン化合物等の共重合可能モノマー混
合物の10から89重量%グラフト共重合体(A)の存
在下に重合させることにより得られるグラフト共重合
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は新規のグラフト共重合体、その製
造方法およびこれを含有する熱可塑性樹脂成形体に関す
る。
【0002】
【従来技術】コア部分(幹部分)がシリコーンゴムから
成り、第1のスリーブ部分(枝部分)が主としてアクリ
ル酸アルキルエステルから、また外方スリーブ部分(枝
部分)が主として樹脂形成モノマーから成るグラフト共
重合体は、例えばヨーロッパ特願公開246537号公
報から公知である。しかしながら、このような共重合体
は、その諸特性、低温強靭性、気候安定性、非光沢性表
面の組合わせにおいて好ましくなく、従ってまたこれか
ら形成される成形体も不満足なものであった。
【0003】非光沢性表面をもたらすため、酸性基と塩
基性基を有するポリマーを使用することは公知である。
すなわち、西独特許3405938号明細書には、酸性
作用を示すグラフト共重合体と塩基性作用を示す熱可塑
性樹脂を主体とする非光沢性表面を有する重合体混合物
が記載されている。またヨーロッパ特願公開45051
1号公報には、酸性基を有するアクリレートゴムまたは
ジエンゴムから成るコア部分と、これに枝づけされた、
塩基性コモノマーを有するビニル芳香族モノマーを有す
るスリーブ部分とから成る成形体材料が記載されてい
る。このアクリルゴムを基礎とする非光沢性成形体材料
は、一般的に室温において満足すべき、ないしは良好な
靭性と共に気候安定性を示す。しかしながら、低温、こ
とに−40℃もの低温における靭性は不充分である。こ
れに対してジエンゴムを主体とする無光沢成形体材料
は、良好な低温靭性を示すが、気候安定性が不充分であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの分野におけ
る技術的課題ないし本発明の目的は、低温靭性において
も気候安定性においても満足すべき高い数値を示し、し
かも同時に無光沢表面を有するグラフト共重合体を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の課題ない
し目的は (A)(a1)70から99.89重量%の、アルキル
基がフェニルもしくはフェノキシによりモノ置換されて
いてもよいアクリル酸のC1 −C18アルキルエステル、
(a2) 0.1から10重量%の多官能性モノマー、
(a3) 0から29.89重量%の、酸性基を含有せ
ず、(a1)、(a2)と異なり、かつこれらと共重合
し得るエチレン性不飽和モノマー、および(a4)
0.01から10重量%の、少なくとも1個の酸性基を
含有する共重合可能モノマーを含有する混合物、または
(a5) 49.99から99.99重量%の少なくと
も1種類のジエン、(a6) 0から50重量%の、こ
れと共重合可能であり、酸性基を含有しないモノマー、
および(a7) 0.01から10重量%の、少なくと
も1個の酸性基を含有する共重合可能モノマーを含有す
る混合物の10から89重量%を、1から80重量%の
架橋シリコーンゴムの存在下に重合させ、かつ (B)(b1)50から99.99重量%の、以下の一
般式(I)
【0006】
【化3】 で表わされ、かつR1 、R2 が相互に無関係に、それぞ
れ水素、C1 −C8 アルキルまたは3個までの置換基C
1 −C4 アルキルを有するフェニルおよび/またはメタ
クリル酸もしくはアクリル酸のC1 −C8 アルキルエス
テルを意味する、スチレン化合物、(b2)0から50
重量%の、メタクリロニトリル、アクリロニトリル、メ
タクリル酸、アクリル酸、マレイン酸無水物、C1 −C
4 アルキルでN−置換されたマレインイミド、脂肪族C
2 −C8 カルボン酸のビニルエステル、アクリルアミド
またはビニルメチルエーテルのいずれかのモノマー、お
よび(b3)0.01から20重量%の、少なくとも1
個の塩基性基を含有する、共重合可能モノマーから成る
混合物の10から89重量%を、グラフト共重合体
(A)の存在下に重合させることにより得られるグラフ
ト共重合体により解決され、もしくは達成されることが
本発明者らにより見出された。
【0007】さらに、この本発明によるグラフト共重合
体と、25℃以上のガラス転移点を有する少なくとも1
種類の共重合を含有する熱可塑性樹脂成形体材料、グラ
フト共重合体およびこの成形体材料の製造方法およびこ
の成形材料を使用した成形体ならびにこれを使用する成
形体製造方法も、本発明者らにより見出された。
【0008】本発明によるグラフト共重合体のコアを形
成するのに適する架橋シリコーンゴムは、一般的に式R
2 SiO、RSiO3/2 、R3 SiO1/2 、SiO2/4
(式中、Rは1価の基、R3 SiO1/2 の場合には場合
によりさらにOHを意味する)で表わされる単位から構
成されている架橋シリコーンゴムである。個々のシロキ
サン単位の量は、通常、R2 SiO100単位に対し
て、RSiO3/2 が0から10モル単位、R3 SiO
1/2 が0から1.5モル単位、SiO2/4 が0から3モ
ル単位存在するようになされる。
【0009】R自体はC1 −C18アルキル、好ましくは
1 −C12、ことにC1 −C6 アルキル、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチ
ル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチルま
たはヘキシル、ことにメチルまたはエチル、あるいはC
6 −C10アリール、例えばフェニルまたはナフチル、こ
とにフェニル、あるいC1 −C10アルコキシまたはアリ
ールオキシ、例えばメトキシ、エトキシまたはフェノキ
シあるいはラジカル作用基、例えばビニル、アリル、フ
ェニル、ハロゲンまたはメルカプト、ことにビニル−ま
たはメルカプト−C1 −C4 アルキル、ことにメルカプ
トプロピル、フェニルまたはビニルを意味する。
【0010】特別の実施態様において、全基Rの少なく
とも80%がメチルであるシリコーンゴムが使用され
る。Rがメチル、エチルを意味するシリコーンゴムが好
ましい。
【0011】さらに他の実施態様において、上述ラジカ
ル作用基を、全基Rに対して0.01から10モル%、
ことに0.2から2モル%含有するシリコーンゴムが使
用される。このようなシリコーンゴムは、例えばヨーロ
ッパ特願公開260558号、同492376号公報に
記載されている。
【0012】さらにヨーロッパ特願公開370347号
公報から公知のものをコアとして使用するシリコーンゴ
ムは、西独特願公開2539572号公報から公知であ
る。
【0013】ラジカル共重合体全量に対して、本発明に
おいては1から80重量%の、好ましくは5から70、
ことに10から30重量%のコアが含まれる。
【0014】本発明における構成分(A)は、(a1)
70から99.89重量%、好ましくは75から99.
5、ことに80から99重量%の、アルキル基がフェニ
ルもしくはフェノキシによりモノ置換されていてもよい
アクリル酸のC1 −C18アルキルエステル、(a2)
0.1から10重量%、好ましくは0.5から5、こと
に1から3重量%の、多官能性モノマー、(a3) 0
から29.89重量%、好ましくは0から20、ことに
0から10重量%の、(a1)、(a2)とは異なり、
これらと共重合可能のエチレン性不飽和の、酸性基含有
モノマー、および(a4) 0.01から10重量%、
好ましくは0.1から5、ことに0.5から2重量%
の、少なくとも1個の酸性基を含有する共重合可能モノ
マーを含有する混合物あるいは(a5) 49.99か
ら99.99重量%、好ましくは79.99から99.
9、ことに85.5から99.5重量%の、少なくとも
1種類のジエン、(a6) 0から50重量%、好まし
くは0から20、ことに0から15重量%の、(a5)
とは異なり、これと共重合可能の、酸性基を含有しない
モノマー、および(a7) 0.01から10重量%好
ましくは0.1から5、ことに0.5から2重量%の、
少なくとも1個の酸性基を含有する共重合可能モノマー
を含有する混合物である。
【0015】アクリル酸のC1 −C18アルキルエステル
(a1)としては、エチル−、n−プロピル−、i−プ
ロピル−、n−ブチル−、イソブチル−、t−ブチル
−、s−ブチル−、ペンチル−、ヘキシル−、ヘプチル
−、n−オクチル−、2−エチルヘキシル−アクリレー
ト、ことにエチル−、n−プロピル−、n−ブチル−、
2−エチルヘキシル−アクリレートが使用される。さら
に、フェニルもしくはフェノキシで置換されているC1
−C18アルキルエステルも使用できる。ことにベンジル
アクリレート、フェニルエチルアクリレート、フェニル
プロピルアクリレートのようなフェニル−C1 −C4
ルキルエステルが好ましい。アクリル酸の置換C1 −C
18アルキルエステルは、また非置換C1 −C18アルキル
エステルとの混合物としても使用できる。
【0016】多官能性モノマー(a2)としては、例え
ば少なくとも2個の二重結合を有するビニル性不飽和化
合物、ことにジビニルベンゼン、トリビニルベンゼンの
ようなビニルベンゼン、トリアリルシアヌレート、トリ
アリルイソシアヌレート、通常、架橋作用するジアリル
マレエート、ジアリルフマレート、ジアリルフタレート
が適当である。
【0017】上述したグラフト作用、および場合により
架橋作用する不飽和モノマーとしてさらに他の適当なモ
ノマーは、エポキシ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ
または酸無水物基を有する、ヒドロキシ−C1 −C6
ルキルメタクリレート、ヒドロキシ−C1 −C6 アルキ
ルアクリレート、ことにヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレートで
ある。
【0018】構成分(a2)としてことに適当なモノマ
ーは以下の式Ia、Ibのトリシクロデセニルアクリレ
ートである(西独特願公開1260135号公報参
照)。なお、その混合物も使用可能である。
【0019】
【化4】
【0020】構成分(a1)、(a2)と異なり、これ
らと共重合可能の、酸性基を持たないエチレン性不飽和
モノマー(a3)としては、スチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、1,
1−ジフェニルスチレン、モノクロロスチレン、ビニル
トルエン、ことにスチレン、アクリロニトリルおよびメ
タアクリロニトリル、ことにアクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸のC1 −C4 エステル、例えばメチルメ
タクリレート(MMA)、エチルメタクリレート、n
−、i−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリ
レート、イソブチルメタクリレート、s−ブチルメタク
リレート、t−ブチルメタクリレート、ことにメチルメ
タクリレート、これらの混合物、(メタ)アクリル酸の
5 −C8 シクロアルキルエステル、例えばシクロペン
チル−、シクロヘキシル−、シクロヘプチル−、シクロ
オクチル−アクリレート、シクロペンチル−、シクロヘ
キシル−、シクロヘプチル−、シクロオクチル−メタク
リレート、ことにシクロヘキシルメタクリレート、イソ
ボルニルメタクリレート、イミド窒素原子において、メ
チル、エチル、n−、i−プロピル、n−、i−、s
−、t−ブチル、ペンチル、ヘキシルのようなC1 −C
6 アルキルで置換されているマレイン酸イミド、ことに
N−メチルマレイン酸イミド、アリールがC1 −C4
ルキルでモノないし置換されていてもよい、N−C1
6 アリール置換またはN−C6 −C10−アリール−C
1 −C4 アルキル置換マレイン酸イミド、例えばN−フ
ェニルマレインイミド、N−トリルマレインイミド、こ
とにN−フェニルマレインイミド、マレイン酸無水物な
らびにマレイン酸−C1 −C6 アルキルエステルおよび
マレイン酸−ジ−(C1 −C6 アルキル)−エステル、
ことにマレイン酸無水物、ブタジエン、イソプレンのよ
うなジエン類、ことにブタジエンが使用される。
【0021】構成分(a4)として、少なくとも1個の
酸性基を有する共重合可能モノマーが使用されるが、こ
れに適当なモノマーは、カルボン酸基もしくはスルホン
酸基を有するモノマーである。ことに好ましいのは、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸のようなα,β−不飽和
カルボン酸、さらにマレイン酸、フマール酸、イタコン
酸、シトラコン酸(メチルマレイン酸)、クロトン酸、
桂皮酸、ビニルスルホン酸またはビニルベンゼンスルホ
ン酸である。
【0022】他の本発明実施態様においては、上述した
構成分(a1)から(a4)の代わに、以下の構成分
(a5)から(a7)の混合物が使用される。
【0023】構成分(a5)としては、ブタジエン、イ
ソプレンのようなジエン、あるいはクロロプレンのよう
なその誘導体、あるいはこれらの混合物、ことにブタジ
エンが使用される。
【0024】構成分(a6)としては、構成分(a3)
として上述したモノマーが使用される。
【0025】構成分(a7)としては、構成分(a4)
として上述したモノマーが使用される。
【0026】第1スリーブ部分(枝部分)(A)のガラ
ス転移点は、一般的に0℃以下、好ましくは20℃以
下、ことに−30℃(ガラス転移点は例えばDSCによ
り確認、Makromol、Chem、127、1(1
969)のK.H.イラースの論稿参照)。
【0027】第1スリーブ部分(A)の製造は、原則と
して公知の重合法、例えば乳化重合、塊状重合、溶液重
合、懸濁重合などの各方法で行われるが、好ましいの
は、コアとしてのシリコーンゴム水性懸濁液の存在下に
おいて水性乳濁重合で行うのが好ましい(西独特許12
60135号公報参照)。
【0028】アルキルスルホン酸もしくはアルキルアリ
ールスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキルスルフェー
ト、脂肪アルコールスルホネート、炭素原子数10から
30の高級脂肪酸塩、またはグラフト共重合体コア形成
用の樹脂石鹸のような慣用の乳化剤を乳化重合の際に使
用することができる。ことに炭素原子数10から18の
脂肪酸もしくはアルキルスルホネートのナトリウム塩を
使用するのが好ましい。乳化剤は、一般的に第1スリー
ブ部分(A)を形成するために使用されるモノマーに対
して、0.1から5重量%、ことに0.5から2重量%
の量で使用される。
【0029】乳化助剤としては、必要に応じ非イオン性
もしくは陰イオン性界面活性剤が使用される。非イオン
性乳化助剤としては例えば脂肪アルコールもしくは脂肪
酸のポリオキシエチレン誘導体が使用される。例えばP
OE(3)−ラウリルアルコール(ROE=ポリオキシ
エチレン(X)、X=重合度)、POE(20)−オレ
イルアルコール、POE(7)−ノニルフェノール、P
OE(10)−ステアレートなどである。一般的に水/
モノマー割合が10:1から0.7:1となるようにし
て処理される。
【0030】重合開始剤として、慣用のハイドロパーオ
キサイド、過硫酸塩、ならびに周知のレドックス、組成
物、例えばハイドロパーオキサイドとアスコルビン酸、
必要に応じさらにFe2+塩および錯体形成剤を添加した
ものが使用される。開始剤の量は、使用されるモノマー
全量に対し、所望の分子量に対応して、0.01から1
重量%、ことに0.05から0.5重量%の量で使用さ
れる。
【0031】また重合助剤としては、一般に水素炭酸塩
ナトリウム、ピロ燐酸ナトリウム(そのpH値は6から
9の範囲に調整され得る)のような慣用の緩衝物質が、
またメルカプタン、ターピノールまたはα−メチルスチ
レン二量体のような分子量制御剤が使用される。
【0032】重合の正確な反応、ことに乳化剤の種類、
組成、用量は、上述した範囲内において、得られる架橋
重合体ラテックスが40から2000nm、好ましくは
60から1000nm、ことに80から800nmのd
(50)値を示すように個々の場合に決定される。
【0033】第1スリーブ部分(枝部分)を水性乳濁液
において製造する際に、温度は20から100℃、こと
に40から80℃に設定される。
【0034】構成分(A)は、本発明において、グラフ
ト共重合体全量に対して、10から89重量%、好まし
くは25から60、ことに30から55重量%の範囲で
使用される。
【0035】次に第2スリーブ部分(枝部分)を形成す
るための構成分(B)は、(b1)50から99.99
重量%の、好ましくは55から99.9、ことに60か
ら89.5重量%の、一般式I
【0036】
【化5】 で表わされ、かつR1 、R2 が相互に無関係にそれぞれ
水素、C1 −C8 アルキルまたは置換基C1 −C4 アル
キルでモノないしトリ置換されているフェニルを意味す
る場合のスチレン化合ぶつおよび/またはメタクリル酸
もしくはアクリル酸のC1 −C8 アルキルエステル、
(b2)0から50重量%の、好ましくは0から40、
ことに10から40重量%の、メタクリロニトリル、ア
クリロニトリル、メタクリル酸、アクリル酸、マレイン
酸無水物、C1 −C4 アルキルでN置換されているマレ
インイミド、脂肪族C2 −C8 脂肪酸のビニルエステ
ル、アクリルアミドまたはビニルメチルエーテルのいず
れかのモノマー、および(b3)0.01から20重量
%の、好ましくは0.1から10、ことに0.5から5
重量%の、少なくとも1個の塩基性基を有する共重合可
能モノマーを含有する混合物である。
【0037】上記一般式Iのスチレン化合物(b1)と
しては、スチレン、α−メチルスチレン、1,1−ジフ
ェニルスチレン、置換基C1 −C8 アルキルで核アルキ
ル化されているスチレン、例えばp−メチルスチレン、
t−ブチルスチレン、ことにスチレン、α−メチルスチ
レンを使用するのが好ましい。
【0038】メタクリル酸もしくはアクリル酸のC1
8 アルキルエステルとして、本発明では、メチルメタ
クリレート(MMA)、エチルメタクリレート、n−、
i−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、n−、i−プロピルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、ペンチルメ
タクリレート、ヘキシルメタクリレート、ヘプチルメタ
クリレート、オクチルメタクリレート、2−エチルヘキ
シルメタクリレート、ことにメチルメタクリレート、あ
るいはこれらの混合物を使用するのが好ましく、またメ
チルアクリレート(MA)、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチ
ルアクリレート、s−ブチルアクリレート、t−ブチル
アクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリ
レート、ヘプチルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ことにn−ブチ
ルアクリレートを使用するのが好ましく、またこれらモ
ノマーの混合物、あるいはメタクリレートおよび/また
は上記化合物Iとの混合物も使用され得る。
【0039】構成分(b2)としては、本発明におい
て、メチルアクリロニトリル、アクリロニトリル、メタ
クリル酸、アクリル酸、マレイン酸無水物、C1 −C4
アルキルでN−置換されているマレインイミド、脂肪族
2 −C8 カルボン酸のビニルエステル、例えばビニル
アセテート、ビニルプロピオネート、アクリルアミド、
ビニルメチルエーテルが使用される。
【0040】有利な実施態様において、スチレンとアク
リロニトリルの混合物(10:1から1:1、ことに
5:1から1:1モル%)、α−メチルスチレンとアク
リロニトリルの混合物(10:1から1:1、ことに
5:1から1:1モル%)、あるいはメチルメタクリレ
ートとスチレンの混合物(10:1から1:1、ことに
5:1から1:1モル%)あるいはメチルメタクリレー
ト単独(すなわち構成分(b2)不使用)が使用され
る。
【0041】塩基性基を有するモノマー(b3)として
は、上記組成分(b1)、(b2)と共重合可能であ
り、少なくとも1個の塩基性基を有するものが使用され
る。好ましいモノマー(b3)は、分子中に3級アミノ
基を有するものであって、例えばジメチルアミノエチル
アクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、
モルホリンアクリレート、モルホリンメタクリレート、
N−ビニルイミダゾール、p−ジメチルアミノスチレ
ン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、
N−ビニルピロール、N−ビニルピリミジン、2−、3
−、4−ビニルピリジン、ならびにこれらモノマーの混
合物である。ことに好ましいモノマー(b3)は、アル
キル基中に3級アミノ基を有する脂肪族アルコールとア
クリル酸もしくはメタクリル酸のエステルである。その
具体例として、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジ
メチルアミノエチルメタクリレートが挙げられる。
【0042】第2スリーブ部分(枝部分)(B)は、原
則として慣用の重合方法、例えば乳化重合、塊状重合、
溶液重合あるいは懸濁重合などの方法で、グラフト共重
合体(A)の存在下に行われる。
【0043】しかしながら、グラフトの基礎ないし第1
スリーブ部分(枝部分)を成す重合体(A)上における
構成分(B)のグラフト重合は、水性乳化重合法で行う
のが有利である。グラフト基礎の重合について前述した
ような、乳化剤、重合開始剤などが同様に使用され得
る。これらは(A)の製造に使用される乳化剤、開始剤
と同じであってはならない。この乳化剤、開始剤および
重合助剤は、それぞれ単独でも、あるいは混合物として
でも、基礎スリーブ部分(枝部分)(A)の乳濁液に添
加され得る。しかしながら、また装填物と添加物を合併
し、開始剤、乳化剤、重合助剤を合併することも可能で
ある。枝接ぎされるべきモノマー混合物は、反応混合物
中に1回で、または何回かに分けて、あるいは重合反応
の間連続的に添加され得る。
【0044】さらに他の好ましい実施態様において、酸
性基を有するモノマーは、スリーブ部分(構成分
(B))中に在り、塩基性基を有するモノマーは、シリ
コーンゴム(構成分(A))中に在る。構成分(a4)
または(a7)は1個もしくは複数個の塩基性基を有す
るモノマー0.01から10重量%から成り、構成分
(b3)は1個もしくは複数個の酸性基を有するモノマ
ー0.01から20重量%から成る。これらモノマーに
ついてはすでに前述した。
【0045】本発明によるグラフト共重合体は、平均粒
径0.05から10μm、ことに0.1から1μmを示
す。
【0046】本発明において構成分(B)は、グラフト
共重合体全量に対し、20から89重量%、好ましくは
25から60、ことに30から55重量%を占める。
【0047】このようにして製造される本発明による新
規のグラフト共重合体は、公知の方法により、例えば電
解質(塩、酸、塩基)の格子凝結、加温もしくは凍解、
超音波、剪断もしくはこれらの組合わせにより処理され
る。
【0048】本発明によるグラフト共重合体は、もっぱ
ら成形体材料として使用され得る。このために例えば噴
霧乾燥により処理され得る。本発明のグラフト共重合体
は、また熱可塑性樹脂を混合して、低温靭性を改善し得
る。この変性のために使用されるプラスチックは、25
°以上、ことに60°以上のガラス転移点を有し、マト
リックスとして以下のような特徴がある。
【0049】適当なマトリックスのための例として、構
成分(a4)、(b2)および(b3)について述べた
モノマーから製造される、単独重合体もしくは共重合体
としての、ビニル、メタクリルもしくはアクリルポリマ
ーが使用され、ことに以下のものが適当である。
【0050】ビニル芳香族モノマーおよび共重合可能の
極性、エチレン性不飽和モノマーから成る単独重合体お
よび共重合体、例えばポリスチレン、ポリメチルメタク
リレート、スチレン/アクリロニトリル共重合体、α−
メチルスチレン/アクリロニトリル共重合体、スチレン
/マレイン酸無水物共重合体、スチレン/フェニルマレ
インイミド共重合体、スチレン/メチルメタクリレート
共重合体、メチルメタクリレート/アクリロニトリル共
重合体、スチレン/アクリロニトリル/マレイン酸無水
物共重合体、スチレン/アクリロニトリル/フェニルマ
レインイミド共重合体、α−メチルスチレン/アクリロ
ニトリル/t−ブチルメタクリレート共重合体、スチレ
ン/アクリロニトリル/t−ブチルメタクリレート共重
合体などである。
【0051】上述の共重合体は、本発明によるグラフト
共重合体を製造する際に、ことに多量の構成分(B)が
比較的少量の構成分(A)にグラフト接合される場合
に、しばしば副生物として形成される。ビニルポリマー
および(メタ)アクリルポリマーは、公知のラジカル重
合法、陰イオン重合法および陽イオン重合法で製造され
るのが、また公知のレドックス重合法もしくは金属有機
化合物混合触媒を使用する重合法によっても有利に製造
され得る。
【0052】さらに本発明により使用されるべきマトリ
ックスとして、ポリカーボネート(PC)は、単独であ
るいは上述したマトリックス重合体と混合して使用され
得る。
【0053】本発明によるブレンド構成分は、例えば前
述した本発明グラフト共重合体および他の熱可塑性樹脂
とポリカーボネートとの混合物である。この場合、ポリ
カーボネートの分量は5から95重量%、本発明による
グラフト共重合体およびマトリックスとしての他の熱可
塑性樹脂の分量は5から95重量%の範囲に在るのが好
ましい。
【0054】適当なポリカーボネートは、例えば以下の
式(II) HO−Ar−A−Ar−OH (II) で表わされ、かつArが非置換フェニルまたはC1 −C
4 アルキルもしくはハロゲンでモノないしトリ置換され
ているフェニルを意味し、Aが単一結合、C1 −C3
ルキレン、C2 −C3 アルキリデン、C3 −C6 シクロ
アルキリデン、−s−またはSO2 −を意味するジフェ
ノールを基礎とするものが好ましい。式(II)の好ま
しいジフェノールとしては、例えばハイドロキノン、レ
ソルジン、4,4′−ジヒドロキシビフェニル、2,2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,
4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブ
タン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シ
クロヘキサン、ことに2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−シクロヘキサンである。
【0055】式(II)のジフェノール自体は公知であ
るか、あるいは公知の方法で製造される。このジフェノ
ールは、ポリカーボネート製造のため、単独でもあるい
は混合物としてでも使用され得る。
【0056】適当なポリカーボネートは、公知の方法
で、ことに使用されるジフェノール全量に対して0.0
5から2.0モル%の少なくとも3官能性の化合物、例
えば3個以上のフェノール性OH基を有する化合物を形
成することにより分岐され得る。
【0057】ことに好ましいポリカーボネートは、1.
10から1.50、ことに1.25から1.40の相対
粘度(23℃において0.5重量%の濃度のクロロホル
ム溶液として測定)を有するものであって、これは重量
平均分子量(Mw)10000から200000、こと
に20000から80000g/モルに相当する。
【0058】このポリカーボネートの製造は、式(I
I)のジフェノールを相界面法によりホスゲンと反応せ
しめ、あるいは均質相法(いわゆるピリジン法)により
ホスゲンと反応させることにより行われる。この場合、
分子量の調整は公知の態様で既知の連鎖切断に対応する
数量により行われる(ポリジオルガノシロキサン基含有
ポリカーボネートに関し、例えば西独特願公開3334
782号公報参照)。
【0059】適当な連鎖切断剤は、例えばフェノール、
p−t−ブチルフェノールであるが、西独特願公開28
4200号公報による4−(1,3−テトラメチルブチ
ル)−フェノールのような長鎖アルキルフェノール、ま
たは同3506472号公報による、アルキル置換基中
における合計炭素原子数8から20のモノアルキルフェ
ノールもしくはジアルキルフェノール、例えばN−ノニ
ルフェノール、3,5−ジ−t−ブチルフェノール、p
−t−オクチルフェノール、p−ドデシルフェノール、
2−(3,5−ジメチルヘプチル)−フェノール、4−
(3,5−ジメチルヘプチル)−フェノールである。
【0060】マトリックスとしては、例えばポリカーボ
ネート/ポリシロキサンブロック共重合体、ポリカーボ
ネート/ポリエステルブロック共重合体も使用され得
る。
【0061】本発明による熱可塑性成形体材料は、さら
に他の構成分として、慣用の添加剤、助剤、例えば染
料、顔料、対光、熱安定剤、可塑剤、発泡剤、粒状、粉
末状、繊維状の有機、無機充填剤を含有し得る。
【0062】これらの添加剤、助剤は、熱可塑性成形体
材料の全量に対して、50重量%までの量で使用される
が、相容性合成樹脂はさらに多量添加され得る。
【0063】本発明によるグラフト共重合体は、上述し
たポリマーのほかに、マトリックスとしてさらに以下の
ようなポリマーとも混合され得る。すなわち、ポリフェ
ニレンエーテル、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレ
タン、ポリエチレンの単独重合体および共重合体、ポリ
プロピレンの単独および共重合体、ハロゲン化ポリオレ
フィン、例えばポリビニルクロライド、ポリテトラフル
オロエチレン、およびその誘導体、ポリエーテルスルホ
ン、ポリスルホンなどである。
【0064】さらに好ましい実施態様において、本発明
のグラフト共重合体は、公知のゴム変性樹脂、例えばA
BS、ASA、ブタジエンを基礎とする、スチレン/ア
クリロニトリル共重合体とのABS−グラフト共重合体
樹脂、アクリレートを基礎とする、スチレン/アクリロ
ニトリル共重合体とのASA成形体材料(西独特許12
60135号、ヨーロッパ特許62901号)とも混合
され得る。このような衝撃強さに関して変性されている
熱可塑性樹脂に、本発明のグラフト共重合体を添加する
ことにより、また必要に応じてソヒニル芳香族モノマー
と、極性の共重合可能、エチレン性不飽和モノマーから
成る共重合体をマトリックスとして導入することによ
り、非光沢性にすることが好ましい。
【0065】本発明による熱可塑性成形体材料は、原則
として公知の方法、例えば押出し、射出成形、溶融プレ
ス、混練などにより加工処理される。このようにして溶
融された混合体は、(原則として押出しにより)成形体
になされ、その機械特性を検査する。
【0066】本発明による熱可塑性樹脂成形体材料は、
熱塑性処理に慣用されている方法、例えば押出し、射出
成形により種々の成形体、例えば窓枠、屋外家具(テー
ブルなど)、ボート、各種標識、ランプシェード、自動
車部品、子供用遊戯具などに成形加工される。本発明成
形体材料は、ことに高度の低温靭性、良好な気候安定性
を示し、同時に無光沢表面を有する成形体の製造に適す
る。
【0067】
【実施例】実施例 衝撃強さak (kJ/m2 )を、DIN53453によ
り220℃、250℃、280℃で射出成形された標準
板体につき、20℃および−40℃の温度で測定した。
【0068】表面(無光沢もしくは光沢性)は、太陽光
線下に資料片に対して45℃の角度で見て視覚的に評価
決定した。
【0069】平均粒度については、Kolloid−Z
und Z.Polymere250(1972)、
782−796頁におけるW.ショルタンおよびH.ラ
ンゲの方法により分析超遠心機で測定された粒度の重量
平均がもたらされる。すなわち、超遠心機による測定
は、試料粒径の統合的質量分布をもたらす。これから、
粒子のどの程度の質量%が、測定粒子と同じか小さいか
が算定される。統合的質量分布のd50値 として示され
る中央粒子径は、粒子の50重量%がd50値に対応する
径より小さい直径を有する。この場合、同様にして種子
の50重量%が、d50値より大きい直径を有する。
【0070】1.グラフト共重合体Aの製造 1.1 シリコン乳濁液(分散液)として、架橋ポリメ
チルシロキサン乳濁液(ヨーロッパ特許特願公開492
376号公報実施例1と同様にして調製)を使用した。
固体含有分(FG)17.4%、粒径156nm、粘度
4.6mPa・s、pH値7、架橋度3%、メタクリル
オキシプロピル官能性3。
【0071】1.2 第1スリーブ部分(枝部分)A2
の製造 1.2.1 分散液(主構成分)A1(下表1参照)と
水を60℃に加熱し、次いでカリウム過硫酸塩(KP
S)に添加した。
【0072】1.2.2(追加構成分) n−ブチルアクリレート(BA)およびトリシクロデセ
ニルアルコールのアクリル酸エステル(DCPA)の混
合液を、1.5時間にわたり滴下添加し、同時に水と、
13およびC14アルキルスルホン酸ナトリウム塩(石け
ん)の混合液を滴下添加した。得られた分散液の分離処
理は行わなかった。
【0073】1.3 第2スリーブ部分(枝部分)の製
分散液A2に5.1gの過硫酸カリウム塩を添加し、表
1のモノマー(アクリロニトリルおよび場合によりジメ
チルアルノエチルアクリレート(DMAEA)を3時間
にわたり滴下添加し、2時間後撹拌処理した。理論的固
体分40.0%。
【0074】
【表1】 実施例1および対比例2は同じコモノマー量を示すが、
後者はシリコーンコアを持たない。
【0075】構成分B スチレンとアクリロニトリル(重量割合65:35)か
ら構成される重合体(23℃、0.5重量%DMF溶液
で測定した粘度80ml/g)を使用した。
【0076】混合物の調製 ゴム(対比例1.2および実施例1)を構成分Bと1:
1の割合で混合し、250℃の温度でウェルネル、ウン
ト、プファイデレル社の2軸押出機ZSK30により同
時に押出し、顆粒化した。この顆粒から220、25
0、280℃の各温度で機械特性テストのための成形体
を作製した(表1)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a1)70から99.89重量
    %の、アルキル基がフェニルもしくはフェノキシにより
    モノ置換されていてもよいアクリル酸のC1−C18アル
    キルエステル、 (a2) 0.1から10重量%の多官能性モノマー、 (a3) 0から29.89重量%の、酸性基を含有せ
    ず、(a1)、(a2)と異なり、かつこれらと共重合
    し得るエチレン性不飽和モノマー、および (a4) 0.01から10重量%の、少なくとも1個
    の酸性基を含有する共重合可能モノマーを含有する混合
    物、または (a5) 49.99から99.99重量%の少なくと
    も1種類のジエン、 (a6) 0から50重量%の、これと共重合可能であ
    り、酸性基を含有しないモノマー、および (a7) 0.01から10重量%の、少なくとも1個
    の酸性基を含有する共重合可能モノマーを含有する混合
    物の10から89重量%を、1から80重量%の架橋シ
    リコーンゴムの存在下に重合させ、かつ (B)(b1)50から99.99重量%の、以下の一
    般式(I) 【化1】 で表わされ、かつR1 、R2 が相互に無関係に、それぞ
    れ水素、C1 −C8 アルキルまたは3個までの置換基C
    1 −C4 アルキルを有するフェニルおよび/またはメタ
    クリル酸もしくはアクリル酸のC1 −C8 アルキルエス
    テルを意味する、スチレン化合物、 (b2)0から50重量%の、メタクリロニトリル、ア
    クリロニトリル、メタクリル酸、アクリル酸、マレイン
    酸無水物、C1 −C4 アルキルでN−置換されたマレイ
    ンイミド、脂肪族C2 −C8 カルボン酸のビニルエステ
    ル、アクリルアミドまたはビニルメチルエーテルのいず
    れかのモノマー、および (b3)0.01から20重量%の、少なくとも1個の
    塩基性基を含有する、共重合可能モノマーから成る混合
    物の10から89重量%を、グラフト共重合体(A)の
    存在下に重合させることにより得られるグラフト共重合
    体。
  2. 【請求項2】 構成分(a4)もしくは(a7)とし
    て、0.01から10重量%の、少なくとも1個の塩基
    性基を含有する共重合可能のモノマーが、また構成分
    (b3)として、0.01から20重量%の、少なくと
    も1個の酸性基を有する共重合可能のモノマーが使用さ
    れていることを特徴とする、請求項(1)によるグラフ
    ト共重合体。
  3. 【請求項3】 請求項(1)もしくは(2)による1か
    ら95重量%のグラフト共重合体および5から99重量
    %の、25℃より高いガラス転移点を有する少なくとも
    1種類の重合体をマトリックスとして、必要に応じてさ
    らに慣用の添加剤および助剤を含有する熱可塑性樹脂成
    形体。
  4. 【請求項4】 (A)(a1) 70から99.89重
    量%の、アルキル基がフェニルもしくはフェノキシによ
    りモノ置換されていてもよいアクリル酸のC1 −C18
    ルキルエステル、 (a2) 0.1から10重量%の多官能性モノマー、 (a3) 0から29.89重量%の、酸性基を含有せ
    ず、(a1)、(a2)と異なり、かつこれらと共重合
    し得るエチレン性不飽和モノマー、および (a4) 0.01から10重量%の、少なくとも1個
    の酸性基を含有する共重合可能モノマーを含有する混合
    物、または (a5) 49.99から99.99重量%の少なくと
    も1種類のジエン、 (a6) 0から50重量%の、これと共重合可能であ
    り、酸性基を含有しないモノマー、および (a7) 0.01から10重量%の、少なくとも1個
    の酸性基を含有する共重合可能モノマーを含有する混合
    物の10から89重量%を、1から80重量%の架橋シ
    リコーンゴムの存在下に重合させ、かつ (B)(b1)50から99.99重量%の、以下の一
    般式(I) 【化2】 で表わされ、かつR1 、R2 が相互に無関係に、それぞ
    れ水素、C1 −C8 アルキルまたは3個までの置換基C
    1 −C4 アルキルを有するフェニルおよび/またはメタ
    クリル酸もしくはアクリル酸のC1 −C8 アルキルエス
    テルを意味する、スチレン化合物、 (b2)0から50重量%の、メタクリロニトリル、ア
    クリロニトリル、メタクリル酸、アクリル酸、マレイン
    酸無水物、C1 −C4 アルキルでN−置換されたマレイ
    ンイミド、脂肪族C2 −C8 カルボン酸のビニルエステ
    ル、アクリルアミドまたはビニルメチルエーテルのいず
    れかのモノマー、および (b3)0.01から20重量%の、少なくとも1個の
    塩基性基を含有する、共重合可能モノマーから成る混合
    物の10から89重量%を、グラフト共重合体(A)の
    存在下に重合させることを特徴とする、請求項(1)に
    よるグラフト共重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 構成分(a4)もしくは(a7)とし
    て、0.01から10重量%の、少なくとも1個の塩基
    性基を有する共重合可能のモノマーを、また構成分(b
    3)として、0.01から20重量%の、少なくとも1
    個の酸性基を有する共重合可能のモノマーを使用するこ
    とを特徴とする請求項(4)による製造方法。
JP6304792A 1993-12-09 1994-12-08 グラフト共重合体およびこれを含有する、耐候性、低温強靭性、非光沢性の熱可塑性樹脂成形体 Withdrawn JPH07216035A (ja)

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