JPH07215478A - フォークアダプタ - Google Patents

フォークアダプタ

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Publication number
JPH07215478A
JPH07215478A JP2733094A JP2733094A JPH07215478A JP H07215478 A JPH07215478 A JP H07215478A JP 2733094 A JP2733094 A JP 2733094A JP 2733094 A JP2733094 A JP 2733094A JP H07215478 A JPH07215478 A JP H07215478A
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JP
Japan
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fork
luggage
load
loading surface
rollers
Prior art date
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Application number
JP2733094A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Koukaku
敏弘 甲角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】段差51を通過させて、搬送物6bを搭載した
台車6aをリフト7に移載する。 【構成】フォーク挿入部31aが形成されたガイドフレ
ーム31に複数のローラ32を、ローラ転動方向がフォ
ーク挿入方向(矢印A、B方向)に沿った形になるよう
に設け、また、フォーク挿入方向先端部にはストッパ3
5を、複数のローラ32が形成している荷物積載面33
に対してその荷物係止部35aが相対的に突出自在にな
るように設けたフォークアダプタ3を、ハンドパレット
2に装着した形で用いる。搬送物6bを搭載した台車6
aを荷物6として、ストッパ35を介して荷物積載面3
3に積載保持し、フォーク部23aの昇降動作と、複数
のローラ32の転動動作を利用して、該荷物6を段差5
1を挟んだ位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドパレットやフォ
ークリフト等の運搬装置のフォークに装着して用いるた
めのフォークアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル等の構築中に資材搬送を行う
時などに、水平方向の搬送は台車を用いて行い、垂直方
向の搬送はリフトを用いて行う場合がある。この際、台
車とリフト間における荷の積替え作業は煩雑であるた
め、荷を台車ごとリフトに載せて、搬送を行う方法が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたリフ
トは通常、ビル躯体の外側に仮設されており、一方該ビ
ル躯体内部にはベランダ等による段差が形成されている
ために、台車を該リフトに載せるには、こういった段差
部分を介してリフトに載せなければならない。このた
め、こうした段差部分には、板などを斜めに架け渡して
斜路を仮設しておき、該斜路を介して荷を搭載したまま
の台車を、2〜3人の作業員によって後押しする形で、
台車のリフトへの搭載作業を行っており、これに結構な
る作業労力が費されているのが現状であった。そこで、
こうした段差部分の通過を容易にするために、ハンドパ
レットやフォークリフト等の、昇降機能を有するフォー
クが設けられた運搬装置を補助的に用いれば、該台車の
リフトへの搭載作業が簡略化出来るのではないかと期待
されており、これを可能ならしめるような適宜な手段が
切望されていた。そこで本発明は、上記事情に鑑み、ハ
ンドパレットやフォークリフト等のフォークに装着し
て、台車等の荷物を、段差を挟んだ他の場所へ移載する
ことが出来るようにした、フォークアダプタを提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、支持部材
(31)を有し、前記支持部材(31)に、フォーク挿
入部(31a)を形成し、前記支持部材(31a)に複
数のローラ(32)を、該複数のローラ(32)の転動
方向が前記フォーク挿入部(31a)のフォーク挿入方
向(矢印A、B方向)に沿った形で設け、前記複数のロ
ーラ(32)によって荷物積載面(33)を形成して、
構成される。また、本発明における、前記支持部材(3
1)に荷物保持手段(35)を、荷物(6)を前記荷物
積載面(33)上に保持し得る形で設けて、フォークア
ダプタ(3)が構成される。さらに、前記荷物保持手段
(35)は、前記支持部材(31)のフォーク挿入方向
先端部に設けられたストッパであり、該ストッパは、前
記荷物積載面(33)に対して相対的に突出自在な荷物
係止部(35a)を有するようにして、フォークアダプ
タ(3)が構成される。なお、( )内の番号等は、図
面における対応する要素を示す、便宜的なものであり、
従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるもので
はない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、荷物積載面
(33)上に積載される荷物(6)下において複数のロ
ーラ(32)がフォーク挿入部(31a)のフォーク挿
入方向(矢印A、B方向)に沿って転動する動作を介し
て、該荷物(6)をフォーク挿入方向に沿って移動させ
るように作用する。また、本発明において、荷物保持手
段(35)は荷物積載面(33)上に積載された荷物
(6)を、必要に応じて該荷物積載面(33)上に保持
するように作用する。また、ストッパによる荷物保持手
段(35)は、荷物係止部(35a)が荷物積載面(3
3)に対して相対的に突出することによって、荷物積載
面(33)上の荷物(6)がフォーク挿入方向先端部か
らこれより前方側に移動するのを阻止する形で、該荷物
(6)を保持するように作用する。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるフォークアダプタの一実
施例を用いた移載装置の一例を示す側面図、図2は図1
に示す移載装置を上から見た図、図3は図2のIII矢視
拡大図、図4乃至図7は図1に示す移載装置を用いて台
車をリフトに載せる手順を示す一連の図である。
【0007】移載装置1は、図1又は図2に示すよう
に、ハンドパレット2と該ハンドパレット2に装着され
たフォークアダプタ3によって構成されており、ハンド
パレット2は、ハンドル21が装着されたマスト22を
有している。マスト22には、2股フォーク状に形成さ
れたパレットフォーク23が、該マスト22に上下に形
成された溝等を介して昇降自在な形(図2紙面と交差方
向に移動自在な形)で嵌合装着されており、パレットフ
ォーク23には図1紙面と交差方向に並ぶ形の一対のフ
ォーク部23a、23aが設けられている。
【0008】また、ハンドパレット2には、図1又は図
2に示すように、1ヶの後輪24と2ヶの前輪25、2
5が、基部と先端部、即ち前記マスト22の下側位置と
前記フォーク部23aのそれぞれの前部である図1左部
の下側位置に、その各々が床面5a上をそれぞれ転動自
在な形で設けられており、このうち、各前輪25は、図
3に示すように、昇降機構26に支持された形になって
いる。
【0009】昇降機構26は、図3に示すように、フォ
ーク部23aに固着されたシリンダ26aを有してお
り、シリンダ26aには、前輪25を転動自在に支持し
ている支持部材26bが、油圧ピストン機構等によって
該シリンダ26aに対して上下方向に突出後退自在な形
で設けられている。なお、昇降機構26のシリンダ26
aは、前記ハンドル21に接続されており、該ハンドル
21を図1矢印C、D方向に往復動させることによって
支持部材26bを突出駆動させ、図1に右部に示す解放
ペダル26cを蹴り上げることによって該支持部材26
bを後退駆動させることが出来るようになっている。従
って、前記パレットフォーク23は、ハンドル21と解
放ペダル26cの操作を介して、昇降機構26の支持部
材26bをシリンダ26aに対して突出後退駆動させる
ことによって、先に述べたようにマスト22に対して昇
降出来るようになっている。
【0010】そして、ハンドパレット2には、図1又は
図2に示すように、そのパレットフォーク23の前記一
対のフォーク部23a、23aの各々に仮留め固定され
た形で、2ヶのフォークアダプタ3、3が装着されてい
る。各フォークアダプタ3は、図3に示すように、図3
斜線領域に示すような断面をなす支持部材であるガイド
フレーム31を有しており、ガイドフレーム31には、
フォーク挿入部31aが、図3左右方向に所定の幅をな
すように、フォーク挿入方向である図1矢印A、B方向
に沿って形成されている。フォーク挿入部31aには前
記ハンドパレット2の各フォーク部23aが、図1矢印
B方向側から矢印A方向側に向けて挿入された形で嵌合
されており、フォークアダプタ3のガイドフレーム31
とハンドパレット2のフォーク部23aは、該フォーク
部23aのフォーク挿入部31aへの挿入嵌合と、さら
に留めネジ等(図示せず)を介して、着脱自在に仮留め
一体化されている。
【0011】また、各フォークアダプタ3のガイドフレ
ーム31には、図2又は図3に示すように、左右方向で
ある図2矢印E、F方向に一対をなす形のローラ装着溝
31b、31bが、フォーク挿入方向である矢印A、B
方向に沿ってそれぞれ伸延するよう設けられており、ガ
イドフレーム31には複数のローラ32が、各ローラ装
着溝31bに複数並んで保持された形で、その各々がフ
ォーク挿入方向である矢印A、B方向に沿って転動自在
であるように設けられている。ガイドフレーム31に設
けられた複数のローラ32は、該複数のローラ32の転
動面によって荷物積載面33を形成する形になってお
り、即ち、各ローラ32は、該荷物積載面33上に積載
される荷物6に対して相対的に転動自在であるように、
ガイドフレーム31に支持されている。
【0012】また、ガイドフレーム31におけるフォー
ク挿入方向(矢印A、B方向)先端部(矢印A方向側端
部)には、図1に示すように、荷物6を前記荷物積載面
33上に保持し得る形の荷物保持手段として、ストッパ
35が設けられており、ストッパ35は、ピンを介して
図1矢印G、H方向に立ち上げ折り畳み自在な荷物係止
部35aを有している。荷物係止部35aは、該立ち上
げ折り畳み動作によって、荷物積載面33に対して相対
的に突出自在な形になっており、即ち、ストッパ35
は、荷物係止部35aを図1矢印G方向に立てた状態に
おいて、荷物6が荷物積載面33上の先端からこれより
矢印A方向側へ滑り落ちるのを防止することが出来るよ
うになっている。また、ストッパ35の荷物係止部35
aは、これを図1矢H方向に降り畳んだ状態において、
該折り畳み状態の荷物係止部35aの上端部が、荷物積
載面33より下側に後退する形で、該荷物積載面33上
に積載されるべき荷物6の通過を許容し得るようになっ
ている。
【0013】移載装置1は、以上のような構成を有して
いるので、該移載装置1には、図1一点鎖線で示すよう
に、荷物6が荷物積載面33上に支持される形で積載さ
れる。なお、実施例において、荷物6は、前記床面5a
上を走行自在な台車6aと、該台車6a上に搭載された
建築資材等の搬送物6bによって構成されており、台車
6aには、図4に示すように、その車輪61の転動面で
ある床面5aと荷台の裏面6cとの間に、所定の間隔W
1(図4に図示)をなす形でフォーク挿し込み空間60
が形成されている。そして、荷物6は、先に述べたよう
にフォークアダプタ3が装着された状態のハンドパレッ
ト2のフォーク部23a、23aが、台車6aのフォー
ク挿し込み空間60に挿し込まれた形で、図1に示すよ
うに移載装置1に搭載支持される。そこで、移載装置1
を用いて荷物6を、図4に示すように高さH1をなす段
差を介して、建物の躯体外部等に仮設されたリフト7に
移載する例を以下に述べる。
【0014】即ち、建物を構築する際の建築資材等をス
ラブ上等において水平搬送する際には、該建築資材を搬
送物6bとして台車6aに積載し、該台車6aに設けら
れたいくつかの車輪61を介して床面5a上を走行させ
る形でこれを行う。一方こうして水平搬送される搬送物
6bを、垂直搬送のために図4に示すようにリフト7に
搭載したい場合には、移載用待機板9が仮設された形
で、床面5aとの間に高さH1をなす段差51部分を通
過させ、そして、該搬送物6bが積載された台車6a
を、荷物6として、リフト7に移載する。そこで、ま
ず、移載用待機板9の前(図4右側)に、図4に示すよ
うに荷物6(即ち搬送物6bが積載された台車6b)を
位置させる。なお、移載用待機板9は、リフト7の待機
位置と整合した高さに仮設しておく。
【0015】この状態から、移載装置1を、図4に示す
ように、フォーク挿入方向前方側である矢印A方向側に
前進させて、図5に示すように、荷物6の台車6a下に
形成されているフォーク挿し込み空間60に、フォーク
アダプタ3、3が装着されたフォーク部23a、23a
を挿し込む。なお、当該フォーク挿し込み空間60への
フォーク部23a、23aの挿し込み動作時には、ま
ず、ストッパ35の荷物係止部35aを矢印H方向に折
畳んだ状態にしておき、荷物6が図5に示すようにフォ
ーク部23a、23aの上に配置したところで、該荷物
係止部35aを矢印G方向に立ち上げる。こうしておい
て、次に、ハンドル21を介して昇降機構26の支持部
材26bをシリンダ26aから突出駆動させる形で、パ
レットフォーク23をマスト22に対して少しづつ持ち
上げていく。すると、パレットフォーク23の各フォー
ク部23aに装着されているフォークアダプタ3の複数
のローラ32によって台車6の裏面6aが支持される形
で、該複数のローラ32が形成している荷物積載面33
上に荷物6が積載される。これによって、荷物6は移載
装置1に支持された状態になる。
【0016】そこで、さらにハンドル21の操作によっ
て昇降機構26を介して、図6に示すようにパレットフ
ォーク23を上昇させ、前記移載用待機板9が位置する
高さと一致した高さに車輪61の転動面が位置するよう
に、荷物6(即ち搬送物6bが積載された台車6a)を
持ち上げる。さらに、移載装置1を可能な限り移載用待
機板9に近付ける。なお、この間は、ストッパ35の荷
物係止部35aを図6一点鎖線で示すように立ち上げた
状態にしておけば、該ストッパ35によって荷物6は荷
物積載面33上に保持された形になる。従って、いま述
べたパレットフォーク23の上昇動作及び移載装置1の
移動によって、荷物6がフォークアダプタ3上から落ち
ることは防止される。こうして図6に示すように、荷物
6を移載用待機板9に整合近接させておいて、次に、ス
トッパ35の荷物係止部35aを元のように折り畳んだ
状態にしてから、荷物6を図6に示すように矢印A方向
側に向けて押す。すると、荷物6は、矢印A、B方向に
転動自在な複数のローラ32の転動動作を介して荷物積
載面33上を摺動する形で、図7に示すように矢印A方
向側に前進し、移載用待機板9上に積載される。これに
よって荷物6は、段差51を通過した形になる。
【0017】そこでさらに、荷物6を、図7に示すよう
に、矢印A方向に押すと、今度は、台車6の各車輪61
が移載用待機板9上を転動走行する形で、荷物6は、図
7左部に示すように、リフト7上に進入配置する。これ
によって、荷物6の搬送物6bは、台車6aごと、スラ
ブ5の床面5a上からリフト7に移載される。そこで、
該リフト7を上下に移動させれば、搬送物6bを垂直搬
送することが出来る。このようにして、搬送物6bが積
載された台車6aを、荷物6として、該台車6aごとリ
フト7に移載することが、段差51に拘らず簡単に出来
る。また、移載装置1を用いれば、リフト7によって垂
直搬送された荷物6の受取も、上述したと逆の手順によ
って同様に出来る。
【0018】なお、移載装置1では、フォークアダプタ
3に設けられたストッパ35の荷物係止部35aを立て
ておけば、搬送物6bが積載された台車6aを荷物6と
して荷物積載面33上に的確に保持し得るので、このま
まの状態で、即ち該移載装置1によって、床面5a上を
水平搬送することももちろん可能である。また、移載装
置1のフォークアダプタ3は、ハンドパレット2に対し
て着脱自在なので、該フォークアダプタ3が不要になっ
た場合には、これを取り外せば、ハンドパレット2単体
での利用も可能である。一方、このように取り外された
フォークアダプタ3は、該フォークアダプタ3がいまま
で装着されていたハンドパレット2以外のフォークに装
着して、これを用いることも自在に出来る。従って、汎
用性が高い。
【0019】なお、上述した実施例においては、ハンド
パレット2の2ヶのフォーク部23a、23aのそれぞ
れに着脱自在に装着され得るフォークアダプタ3の例を
述べたが、本発明によるフォークアダプタ3は、フォー
ク挿入部31aを介してフォークに装着されることが出
来れば良いので、該フォーク挿入部31aが2ヶのフォ
ーク部23a、23aが一度に挿入され得るような形
で、一対状に形成されていても構わない。また、フォー
クアダプタ3は、ハンドパレット2のみに装着可能なも
のではなく、その他のフォークへの適用ももちろん可能
である。また、実施例においては、ガイドローラ31の
ローラ装着溝31bに複数のローラ32が装着されてい
る例を述べたが、複数のローラ32は、該複数のローラ
32の各々の転動方向がフォーク挿入部31aのフォー
ク挿入方向(矢印A、B方向)に沿った形になっていれ
ば良い。従って、該複数のローラ32の配設位置及び並
ぶ方向、及びその支持容態等は任意である。
【0020】また、実施例においては、支持部材である
ガイドフレーム31には、荷物保持手段として、荷物係
止部35aが立ち上げ折り畳み自在なストッパ35が設
けられている例を述べた。しかし、ストッパ35の荷物
係止部35aは、荷物積載面33に対して相対的に突出
自在になっていれば良いので、該荷物係止部35aは、
実施例で述べたような折り畳み方式に限定されるもので
はなく、上下方向に突出後退出来るように構成されてい
ても構わない。さらに、荷物保持手段の構成は、こうし
たストッパ35に限定されるものではなく、荷物6等の
荷物を荷物積載面33上に保持し得るようになっていれ
ば、その他の構成であっても構わない。例えば、荷物積
載面33がフォーク挿入方向後方側である矢印B方向側
に向けて低傾するような傾斜が形成自在であったり、或
いは、該荷物積載面33を形成している複数のローラ3
2が、支持部材であるガイドフレーム31に対して相対
的に上下に突出後退して、荷物6を荷物積載面33に対
して移動させる必要がないときには、該複数のローラ3
2に替わってガイドフレーム31上に荷物6が積載支持
されるようになっていても構わない。
【0021】さらに、実施例においては、荷物6が、搬
送物6bが積載された台車6aである例を述べたが、移
載装置1、即ちフォークアダプタ3が装着されたハンド
パレット2によって、段差51を通過する形で移載され
る荷物6は、走行自在な台車6aを保有していなくても
構わない。従って、例えば、パレット等であっても良
い。また、実施例においては、搬送物6bが積載された
台車6aを荷物6として、スラブ5の床面5a上からリ
フト7に移載して、水平搬送から垂直搬送を行う例を述
べたが、フォークアダプタ3を利用した移載装置1の適
用用途は、これに限定されるものではなく、水平搬送中
の荷物を、段差51等の段差箇所を通過させて、さらに
水平搬送するのに利用しても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
イドフレーム31等の支持部材を有し、前記支持部材
に、フォーク挿入部31aを形成し、前記支持部材31
aに複数のローラ32を、該複数のローラ32の転動方
向が前記フォーク挿入部31aのフォーク挿入方向(矢
印A、B方向)に沿った形で設け、前記複数のローラ3
2によって荷物積載面33を形成して構成したので、荷
物積載面33上に積載される荷物6下において複数のロ
ーラ32がフォーク挿入部31aのフォーク挿入方向
(矢印A、B方向)に沿って転動する動作を介して、該
荷物(6)をフォーク挿入方向(矢印A、B方向)に沿
って移動させることが出来る。従って、ハンドパレット
2やフォークリフト等のフォークを、上記フォーク挿入
部31aに挿入する形で、本発明によるフォークアダプ
タ3を該フォークに装着すれば、フォークの昇降動作
と、複数のローラ32の転動動作を利用して、荷物積載
面33上の荷物6を昇降させたり、フォーク挿入方向に
沿って移動させたりすることが容易に出来る。またこの
際、複数のローラ32を介しての荷物積載面33上にお
ける荷物6の移動方向は、フォーク挿入方向(矢印A、
B方向)に沿った形になるため、該荷物6は、フォーク
の荷物6に対する抜き挿し方向と一致した方向に移動自
在である。従って、フォークの昇降動作と、複数のロー
ラ32の転動動作を利用すれば、荷物6を、段差を挟ん
だ他の場所へ移動させることが容易に出来る。そこで、
搬送物6bを積載した台車6aを荷物6とすれば、該荷
物6を、スラブ5上等から段差51を挟んだリフト7等
に移載することが容易に出来る。従って、ビル等の構築
中にこれを行えば、建築資材等を搭載した台車をリフト
に移載して、資材の水平搬送と垂直搬送を円滑に行うこ
とが可能となるため、搬送作業の効率化が図られ、非常
に便利である。
【0023】また、本発明において、前記ガイドフレー
ム31等の支持部材にストッパ35等の荷物保持手段
を、荷物6を前記荷物積載面33上に保持し得る形で設
けて、フォークアダプタ3を構成すると、荷物保持手段
は荷物積載面33上に積載された荷物6を、必要に応じ
て該荷物積載面33上に保持することが出来る。即ち、
荷物保持手段が設けられたフォークアダプタは、上述し
たように荷物6をフォーク挿入方向に沿った方向に移動
させる必要がないときには、該荷物保持手段を介して荷
物6を荷物積載面33上に保持しておくことが出来る。
これによって、先に述べたようにフォーク昇降動作を利
用して荷物6を昇降させる時や、フォークアダプタ3が
装着されたフォーク全体を走行移動させるとき等には、
荷物6が荷物積載面33外に移動しないようにしておく
ことが可能となる。従って、前述した効果に加えて、荷
物6を一層安全且つ確実に目的の場所に移動させること
が可能となる。
【0024】さらに、前記ストッパ35等の荷物保持手
段は、ガイドフレーム31等の前記支持部材のフォーク
挿入方向先端部に設けられたストッパであり、該ストッ
パは、前記荷物積載面33に対して相対的に突出自在な
荷物係止部35aを有するようにして、フォークアダプ
タ3を構成すると、ストッパによる荷物保持手段は、荷
物係止部35aが荷物積載面33に対して相対的に突出
することによって、荷物積載面33上の荷物6がフォー
ク挿入方向先端部からこれより前方側に移動するのを阻
止する形で、該荷物6を保持することが出来る。する
と、フォークに装着された状態のフォークアダプタ3に
おいては、荷物6を、そのフォーク挿入方向先端部から
搭載及び送り出しする形になるため、該フォーク挿入方
向先端部は荷物6が出入り自在な形で開放されている。
しかし、フォーク挿入方向先端部に設けられたストッパ
は、その荷物係止部35aを荷物積載面33に対して相
対的に突出させることによって、荷物積載面33上の荷
物6が、当該開放部分であるフォーク挿入方向先端部よ
り前方側の荷物積載面33外に移動転落するのを的確に
阻止することが出来る。従って、ストッパによる荷物保
持手段を用いれば、前述したように荷物6を荷物積載面
33上に保持しておくことを、簡単な構成にして、一層
確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフォークアダプタの一実施例を用
いた移載装置の一例を示す側面図である。
【図2】図1に示す移載装置を上から見た図である。
【図3】図2のIII矢視拡大図である。
【図4】図1に示す移載装置を用いて台車をリフトに載
せる手順を示す一連の図のうちの1つである。
【図5】図1に示す移載装置を用いて台車をリフトに載
せる手順を示す一連の図のうちの1つである。
【図6】図1に示す移載装置を用いて台車をリフトに載
せる手順を示す一連の図のうちの1つである。
【図7】図1に示す移載装置を用いて台車をリフトに載
せる手順を示す一連の図のうちの1つである。
【符号の説明】
3……フォークアダプタ 31……支持部材(ガイドフレーム) 31a……フォーク挿入部 32……ローラ 33……荷物積載面 35……荷物保持手段(ストッパ) 35a……荷物係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材を有し、 前記支持部材に、フォーク挿入部を形成し、 前記支持部材に複数のローラを、該複数のローラの転動
    方向が前記フォーク挿入部のフォーク挿入方向に沿った
    形で設け、 前記複数のローラによって荷物積載面を形成して構成し
    た、フォークアダプタ。
  2. 【請求項2】前記支持部材に荷物保持手段を、荷物を前
    記荷物積載面上に保持し得る形で設けて構成した、請求
    項1記載のフォークアダプタ。
  3. 【請求項3】前記荷物保持手段は、前記支持部材のフォ
    ーク挿入方向先端部に設けられたストッパであり、該ス
    トッパは、前記荷物積載面に対して相対的に突出自在な
    荷物係止部を有する、請求項2記載のフォークアダプ
    タ。
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