JPH07215029A - アーチメッシュ装着滑り止めタイヤ - Google Patents
アーチメッシュ装着滑り止めタイヤInfo
- Publication number
- JPH07215029A JPH07215029A JP4033294A JP4033294A JPH07215029A JP H07215029 A JPH07215029 A JP H07215029A JP 4033294 A JP4033294 A JP 4033294A JP 4033294 A JP4033294 A JP 4033294A JP H07215029 A JPH07215029 A JP H07215029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- mesh
- arch
- road surface
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の路面では走行性が良く、圧雪路やアイ
スバーン路面を走行する場合、簡単な操作で強力な起
動、制動性能が期待できる冬用スリップ止めタイヤを提
供する。 【構成】 冬用タイヤにおいて、トレッド部３にあらか
じめ弾力性アーチ体を網状に組み合わせたアーチメッシ
ュ１のサイズとメッシュパターンに合わせた溝をつく
り、上記溝にセットしたアーチメッシュ１を、タイヤの
トレッド部３から顔を出させて路面に強く圧させること
により、簡単な操作で強力なスリップ止め効果が期待で
き、さらに、通常の路面では逆にトレッド部からアーチ
メッシュ１を引っ込めることで、走行性の良いタイヤが
得られることを特徴としている。
スバーン路面を走行する場合、簡単な操作で強力な起
動、制動性能が期待できる冬用スリップ止めタイヤを提
供する。 【構成】 冬用タイヤにおいて、トレッド部３にあらか
じめ弾力性アーチ体を網状に組み合わせたアーチメッシ
ュ１のサイズとメッシュパターンに合わせた溝をつく
り、上記溝にセットしたアーチメッシュ１を、タイヤの
トレッド部３から顔を出させて路面に強く圧させること
により、簡単な操作で強力なスリップ止め効果が期待で
き、さらに、通常の路面では逆にトレッド部からアーチ
メッシュ１を引っ込めることで、走行性の良いタイヤが
得られることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、あらかじめつくられ
たタイヤの溝に、弾力性のアーチ体を網状に組み合わせ
たアーチメッシュをとりつけ、これが圧雪路やアイスバ
ーン状の路面で滑り止めとなるよう考案されたタイヤに
関する。
たタイヤの溝に、弾力性のアーチ体を網状に組み合わせ
たアーチメッシュをとりつけ、これが圧雪路やアイスバ
ーン状の路面で滑り止めとなるよう考案されたタイヤに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の滑り止めタイヤは、タイヤのトレ
ッドパターンやトレッドの材質に工夫されたものや、ト
レッド部にスパイクピンを打ち込んだものや、金属製
か、ゴム、プラスチック等のタイヤチェーンを利用して
いた。しかし、スパイクタイヤは、これによる粉じん公
害のために法律で使用禁止され、他のものについても制
動力に対する信頼性や走行性に難があったり、脱着に手
間取った。
ッドパターンやトレッドの材質に工夫されたものや、ト
レッド部にスパイクピンを打ち込んだものや、金属製
か、ゴム、プラスチック等のタイヤチェーンを利用して
いた。しかし、スパイクタイヤは、これによる粉じん公
害のために法律で使用禁止され、他のものについても制
動力に対する信頼性や走行性に難があったり、脱着に手
間取った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、各タイヤ
メーカーとも、タイヤのスタッドレス時代を迎えて、ト
レッドパターンやその材質、金属質以外の材質のスパイ
クピン等の開発を試みているが、普通車用はもちろん、
特に、大型車用の冬用タイヤは信頼に足りるものが開発
されておらない。また、色々な方式のタイヤチェーン
も、脱着や走行性に難があった。本発明は、車社会を迎
えた今日、こうした冬期のスリップ止めタイヤへの車利
用者の交通事故に対する安全要望にこたえるために考案
されたものである。
メーカーとも、タイヤのスタッドレス時代を迎えて、ト
レッドパターンやその材質、金属質以外の材質のスパイ
クピン等の開発を試みているが、普通車用はもちろん、
特に、大型車用の冬用タイヤは信頼に足りるものが開発
されておらない。また、色々な方式のタイヤチェーン
も、脱着や走行性に難があった。本発明は、車社会を迎
えた今日、こうした冬期のスリップ止めタイヤへの車利
用者の交通事故に対する安全要望にこたえるために考案
されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、弾力性のアーチ体を、互にタイヤの走行方向と斜
になるような形の網状につくり、これとホイールセット
用金具２でアーチメッシュ１を構成し、あらかじめタイ
ヤのトレッド部につくられた溝に、アーチメッシュ１の
アーチ体が合うようにセットし、ホイールセット金具２
をセットボルト４で固定する。この２をタイヤの外周方
向に押し出したり、引っ込めたりすることで、アーチメ
ッシュ１が路面に強く接したり、トレッドの中に隠れた
りする。
ると、弾力性のアーチ体を、互にタイヤの走行方向と斜
になるような形の網状につくり、これとホイールセット
用金具２でアーチメッシュ１を構成し、あらかじめタイ
ヤのトレッド部につくられた溝に、アーチメッシュ１の
アーチ体が合うようにセットし、ホイールセット金具２
をセットボルト４で固定する。この２をタイヤの外周方
向に押し出したり、引っ込めたりすることで、アーチメ
ッシュ１が路面に強く接したり、トレッドの中に隠れた
りする。
【０００５】
【作 用】次に本発明の作用を述べると、車が通常の路
面を走行する場合、アーチメッシュ１がタイヤのトレッ
ド部３につくられた溝に隠れて納った状態で走行するこ
とにより、普通のタイヤと変らない走行性が得られ、ま
た、圧雪路やアイスバーン状の路面の場合、アーチメッ
シュ１がトレッド部３から顔を出して路面と強く接する
ようにセットすることで、スリップ止めタイヤが簡単な
操作で得られる。
面を走行する場合、アーチメッシュ１がタイヤのトレッ
ド部３につくられた溝に隠れて納った状態で走行するこ
とにより、普通のタイヤと変らない走行性が得られ、ま
た、圧雪路やアイスバーン状の路面の場合、アーチメッ
シュ１がトレッド部３から顔を出して路面と強く接する
ようにセットすることで、スリップ止めタイヤが簡単な
操作で得られる。
【０００６】
【実施例】なお、セット金具２は、弾力性のアーチメッ
シユ１の押し出し、引き戻しをし、ホイールに固定する
機能のものであり、本案のようにセットボルト４で固定
する方法の他、これに形状記憶合金を繋げることによ
り、気温の変化によりｏｎ，ｏｆｆが自動的にでき、ま
た、油圧ポンプや電磁石に繋げることで、遠隔操作も可
能となる。
シユ１の押し出し、引き戻しをし、ホイールに固定する
機能のものであり、本案のようにセットボルト４で固定
する方法の他、これに形状記憶合金を繋げることによ
り、気温の変化によりｏｎ，ｏｆｆが自動的にでき、ま
た、油圧ポンプや電磁石に繋げることで、遠隔操作も可
能となる。
【０００７】
【発明の効果】この発明は、従来のタイヤの持つ強度や
性能を損うことなく、弾力性のアーチメッシュを利用す
ることで、圧雪路やアイスバーン状の路面での起動、制
動力増強が大きく期待され、冬期の自動車走行時の路面
の変化に随時簡単な操作で対応でき、さらに、形状記憶
合金や油圧ポンプ、電磁石等への連結方法を開発するこ
とで、従来から待たれた自動化や遠隔化が可能となる。
性能を損うことなく、弾力性のアーチメッシュを利用す
ることで、圧雪路やアイスバーン状の路面での起動、制
動力増強が大きく期待され、冬期の自動車走行時の路面
の変化に随時簡単な操作で対応でき、さらに、形状記憶
合金や油圧ポンプ、電磁石等への連結方法を開発するこ
とで、従来から待たれた自動化や遠隔化が可能となる。
【図１】この図は、タイヤの側面図である。
【図２】この図は、タイヤの走行方向から見た正面図で
ある。
ある。
【図３】この図は、図１のＡ−Ａ切断面で、アーチメッ
シュがトレッドの中に納った状態である。
シュがトレッドの中に納った状態である。
【図４】この図は、図１のＡ−Ａ切断面で、アーチメッ
シュがトレッド面から顔を出した状態である。
シュがトレッド面から顔を出した状態である。
１：アーチメッシュ ２：ホイールセット金具 ３：タイヤのトレッド部分 ４：セットボルト ５：タイヤホイール
Claims (1)
- 【請求項１】 タイヤのトレッド部（３）に、あらかじ
めアーチメッシュ（１）のサイズとメッシュパターンに
合わせた溝をつくり、弾力性アーチ体を網状に組み合わ
せたアーチメッシュ（１）を、前記溝にセットし固定す
る。路面が圧雪路やアイスバーン状で滑り易い状態の場
合、ホイールのセット金具（２）をタイヤ外周方向に押
し出し、アーチメッシュ（１）がタイヤのトレッド部
（３）から顔を出し、路面と強く接するよう固定するこ
とで、スリップ止めとなるよう装置された自動車用タイ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4033294A JPH07215029A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | アーチメッシュ装着滑り止めタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4033294A JPH07215029A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | アーチメッシュ装着滑り止めタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215029A true JPH07215029A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12577676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4033294A Pending JPH07215029A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | アーチメッシュ装着滑り止めタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07215029A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015070270A1 (de) | 2013-11-12 | 2015-05-21 | Würkner Gerald | Vorrichtung zur verbesserung der haftung eines fahrzeugreifens |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP4033294A patent/JPH07215029A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015070270A1 (de) | 2013-11-12 | 2015-05-21 | Würkner Gerald | Vorrichtung zur verbesserung der haftung eines fahrzeugreifens |
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