JPH07214779A - 圧電/電歪膜型アクチュエータ - Google Patents

圧電/電歪膜型アクチュエータ

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JPH07214779A
JPH07214779A JP6012830A JP1283094A JPH07214779A JP H07214779 A JPH07214779 A JP H07214779A JP 6012830 A JP6012830 A JP 6012830A JP 1283094 A JP1283094 A JP 1283094A JP H07214779 A JPH07214779 A JP H07214779A
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piezoelectric
electrostrictive
layer
plate
displacement
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幸久 武内
Koji Kimura
浩二 木村
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の加圧室が列状に並べて設けられ、各加
圧室に対応して圧電/電歪作動部が設けられた圧電/電
歪膜型アクチュエータにおいて、全ての素子で優れた作
動特性が安定して発揮され得るようにする共に、設計を
容易と為し、作製時間の短縮を図り、更には製造コスト
の有効な低減を図る。 【構成】 複数の窓部68が列状に並べて設けられたス
ペーサプレート62と、閉塞プレート56と、接続プレ
ート58を積層し、一体焼成して、窓部68にて加圧室
を形成してなるセラミックス基体64と、閉塞プレート
56の外面上の各加圧室に対応する位置に形成された圧
電/電歪素子70とからなるアクチュエータ34におい
て、スペーサプレート62の複数の窓部68の並び方向
の両端のものに並べて、更にその外側に、それぞれ、圧
電/電歪素子70が対応して設けられることのない補助
窓部78を形成すると共に、これに対応する閉塞プレー
ト56部位の外面上に、所定パターンの変位規制層60
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、圧電/電歪膜型アクチュエータ
に係り、特に複数の圧電/電歪作動部を設けてなる構造
の、ユニモルフ型やバイモルフ型等の、屈曲変位を発生
させるタイプの圧電/電歪膜型アクチュエータに関する
ものであり、またそれをインクポンプ部材として用いた
構造に関するものでもある。
【0002】
【背景技術】近年、アクチュエータの基体内部に形成し
た加圧室内の圧力を上昇させる機構の一つとして、加圧
室壁に設けた圧電/電歪作動部の変位によって、該加圧
室の体積を変化させるようにしたものが知られている。
そして、そのようなアクチュエータは、例えばインクジ
ェットプリンタに使用されるプリントヘッドのインクポ
ンプ等として利用されており、インクが供給され、充填
された加圧室内の圧力を圧電/電歪作動部の変位によっ
て上昇させることにより、加圧室に連通するノズル孔か
らインク粒子(液滴)を打ち出して、印字するようにな
っている。
【0003】本発明者らにおいても、そのような構造の
アクチュエータを利用したインクジェットプリントヘッ
ドの一つとして、先に、特願平4−160204号にお
いて、アクチュエータの基体を、複数のセラミックスグ
リーンシートの積層物を一体焼成して得られる、内部に
所定の加圧室が形成されてなる一体焼成品にて構成する
一方、そのようなセラミックス基体の加圧室壁の外面上
に圧電/電歪作動部を膜形成してなるアクチュエータ構
造を採用し、それを所定のインクノズル部材に接着一体
化せしめたものを提案した。
【0004】具体的には、図5および図6に示されるよ
うに、アクチュエータとしてのインクポンプ部材12
は、セラミックスグリーンシートを積層して一体焼成し
てなるセラミックス基体14と、その外面上に膜形成法
により形成された複数の膜型の圧電/電歪作動部16と
から構成され、その内部に該圧電/電歪作動部16に対
応して、加圧室18がそれぞれ形成されている。そし
て、このようなインクポンプ部材12が接着せしめられ
るインクノズル部材20は、複数のノズル孔22、イン
ク噴出用流路24およびインク供給用流路26を有して
おり、このインク供給用流路26内に外部から導き入れ
られたインクを、インクポンプ部材12の各加圧室18
内に連通孔28を通じて供給せしめ、そして圧電/電歪
作動部16の作動による加圧室18の壁部の変形によっ
て、加圧室18の内部に圧力を生ぜしめ、以て連通孔2
9、インク噴出用流路24を通じて、ノズル孔22か
ら、インクが噴出せしめられるようになっているのであ
る。
【0005】そして、最近では、ノズル間のピッチをよ
り細かくして、精細で、高品質なインクジェットプリン
トヘッドを実現するべく、アクチュエータとしてのイン
クポンプ部材12の基体14内に、非常に狭いピッチ
で、多くの加圧室18を並べて形成するようになって来
ている。
【0006】しかしながら、上述の如き構造のアクチュ
エータ(12)を用いたインクジェットプリントヘッド
においては、複数の加圧室18に対応して一列に並べて
設けられた複数の圧電/電歪作動部16の両端のものの
作動特性が、それらの間に位置する圧電/電歪作動部に
比較して、劣る問題を内在していたのである。
【0007】より具体的には、上述した如き構造のアク
チュエータ(12)において、各々の圧電/電歪作動部
16に所定の駆動電圧を印加して、各々の作動部(加圧
室18を画成する隔壁)の撓み変位量を測定すると、両
端の作動部の変位量は、それらの間に位置する作動部の
変位量よりも3割程度も小さくなり、大幅に小さな変位
量を示すのである。そして、このようにアクチュエータ
(12)における複数の圧電/電歪作動部16の作動特
性(撓み変位量)がばらつくことによって、例えばかか
るアクチュエータをインクポンプ部材12として用いた
インクジェットプリントヘッドでは、複数のノズル孔2
2におけるインク吐出性能がばらつき、製品品質の低下
を招く問題を惹起することとなる。
【0008】そこで、本発明者らは、更に検討を重ね、
特願平5−59670号として、並列して設けられた加
圧室列の両端のものの外側にダミーキャビティをそれぞ
れ設け、そのダミーキャビティの存在によって、両端の
加圧室の剛性を低下せしめ、以て両端の圧電/電歪作動
部の変位特性が、それらの間に位置する内側の圧電/電
歪作動部と比較して同じようになる構造のアクチュエー
タを提案した。
【0009】しかしながら、このダミーキャビティを両
端に設ける構造のアクチュエータにあっては、その並設
された圧電/電歪作動部の列の両端のものとその内側に
位置するものとの間の特性を同程度とするために、ダミ
ーキャビティの形状乃至は大きさを適宜に選定しなけれ
ばならず、それは、また、試行錯誤で調整しなければな
らないために、初期設計や設計変更時に時間や費用が掛
かる問題を内在している。特に、加圧室を与える窓部を
グリーンシートの打抜き法で形成する場合において、そ
の打抜き用の金型を各種準備しなければならず、そのた
めに、そのような打抜き用金型の製作に多大な費用を要
すると共に、多くの時間をも要するものであった。
【0010】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景として為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、基体内に列状に並べて設けられた複数の加圧室
の位置に対応して、基体外面に複数の膜型の圧電/電歪
作動部が設けられてなる構造の圧電/電歪膜型アクチュ
エータにおいて、両端に位置する圧電/電歪作動部の作
動特性を改善して、全ての圧電/電歪作動部において優
れた作動特性が発揮され得るようにすると共に、そのよ
うな作動特性の改善されたアクチュエータの設計を容易
と為し、また作製時間の短縮を図り、更には製造コスト
の有効な低減を図ることにある。
【0011】
【解決手段】そして、上記の課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、(a)複数の窓部が列状に
並べて設けられたスペーサプレートと、該スペーサプレ
ートの一方の側に重ね合わされて前記窓部を覆蓋する閉
塞プレートと、該スペーサプレートの他方の側に重ね合
わされて前記窓部を覆蓋する接続プレートとを、それぞ
れのグリーンシートにて積層形成し、一体焼成せしめ
て、前記窓部にて加圧室を形成してなるセラミックス基
体と、(b)前記閉塞プレートの外面上の各加圧室に対
応する位置に、膜形成法によって順次形成された、下部
電極、圧電/電歪層および上部電極からなる膜型の圧電
/電歪作動部とからなり、該圧電/電歪作動部によって
前記加圧室の壁部の一部を変形させることにより、前記
加圧室に圧力を生ぜしめるようにした圧電/電歪膜型ア
クチュエータにおいて、前記スペーサプレートの複数の
窓部の並び方向の両端のものに並べて、更にその外側
に、それぞれ所定大きさの補助窓部を設け、該補助窓部
にてダミーキャビティを前記セラミックス基体内に形成
すると共に、それら補助窓部に対応する前記閉塞プレー
ト部位の外面上に、所定パターンの変位規制層を、それ
ぞれ一体的に設けたことにある。
【0012】なお、かかる本発明に従う圧電/電歪膜型
アクチュエータにおいて、有利には、前記変位規制層
は、膜形成法によって、前記閉塞プレートの外面上に一
体的に形成されることとなる。
【0013】また、本発明に従う圧電/電歪膜型アクチ
ュエータの好ましい実施態様によれば、前記変位規制層
は、前記圧電/電歪作動部を構成する下部電極膜および
/または圧電/電歪層と同様な層にて少なくとも構成さ
れ、且つ該圧電/電歪作動部と同時に形成されていた
り、また絶縁樹脂材料からなる層を含んで構成されてい
るものである。
【0014】
【作用・効果】要するに、かかる本発明に従う構造とさ
れた圧電/電歪膜型アクチュエータにあっては、セラミ
ックス基体内に列状に並べて設けられた複数個の加圧室
の両端のものに並べて、更にその外側に、それぞれ、所
定大きさの補助窓部が設けられていることにより、両端
の加圧室の剛性が効果的に低下せしめられ、以てその変
形性が有利に高められているのである。しかも、それら
補助窓部(ダミーキャビティ)に対応する閉塞プレート
部位の外面上には、所定パターンの変位規制層が、それ
ぞれ一体的に設けられていることにより、かかるダミー
キャビティ、ひいては両端の加圧室の剛性の微調整が効
果的に行なわれ得ることとなるのである。
【0015】すなわち、補助窓部(ダミーキャビティ)
のサイズ(大きさ)による剛性の低下調節に加えて、変
位規制層の一体的な形成によって、そのような剛性が上
昇するようになるところから、かかる変位規制層のパタ
ーン等を選定することによって、剛性の上昇の程度が調
整され得ることとなるのであり、これによって全体とし
ての剛性の微調整が実現され、以て両端の加圧室を含む
すべての加圧室において、圧電/電歪作動部による同等
の撓み変位量が得られることとなり、優れた作動特性が
安定して発揮され得るのである。
【0016】従って、例えば、かかるアクチュエータを
用いたインクジェットプリントヘッドにおいては、アク
チュエータの優れた作動特性に基づく優れたインク吐出
性能が得られ、製品品質の向上とその安定化が有利に達
成され得るのである。
【0017】このように、本発明にあっては、両端の加
圧室の剛性調整を、補助窓部(ダミーキャビティ)の形
成と共に、変位規制層の一体的な形成によって、行なう
ものであるところから、かかる補助窓部(ダミーキャビ
ティ)を所定大きさで設けて加圧室の剛性を低下せしめ
た状態下において、変位規制層のパターンによって、か
かる剛性の上昇の程度を制御せしめることが出来るので
あり、これにより加圧室の剛性の効果的な微調整が可能
となり、そしてそのような変位規制層のパターン調整に
よって、剛性調整が出来ることにより、打抜き金型を用
いた補助窓部の形状変更よりも、製造コストの上昇を著
しく抑制せしめ得たのであり、しかもそのようなパター
ン変更は安価且つ短期間で行ない得るところから、その
設計や設計変更を迅速に且つ経済的に行ない得たのであ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
つつ、詳細に説明することとする。
【0019】先ず、図1には、本発明が適用された圧電
/電歪膜型アクチュエータの一例が概略的に示されてお
り、また、図2には、その分解斜視図が示されている。
そこに示されるアクチュエータ34は、それぞれ薄肉の
平板形状を呈するセラミックス製の閉塞プレート56と
スペーサプレート62と接続プレート58とが一体的に
重ね合わされてなるセラミックス基体64と、該閉塞プ
レート56の外面上に膜形成された膜型の圧電/電歪作
動部70とから構成されている。そして、該圧電/電歪
作動部70が印加電圧に従って収縮し、その結果圧電/
電歪作動部70と閉塞プレート56が全体として屈曲変
形することにより、該セラミックス基体64内部に形成
された加圧室36が変形せしめられて、圧力を生じるよ
うになっている。
【0020】より具体的には、前記セラミックス基体6
4を構成するスペーサプレート62には、図2に示され
ているように、その長手方向に一列に並べて、4個の矩
形状の窓部68が形成されており、更にそれら窓部68
の並び方向の両端のものに並べて、更にその外側には、
所定の寸法形状において、ここではそれら窓部68と略
同じ寸法形状の補助窓部78,78がそれぞれ形成され
ている。また、接続プレート58には、前記スペーサプ
レート62の各窓部68に対応する位置に、第一の連通
孔66および第二の連通孔67が、それぞれ形成されて
いる。
【0021】そして、前記スペーサプレート62の一方
の側(図2において下側)の面に前記接続プレート58
が重ね合わされると共に、その反対側(図2において上
側)の面に閉塞プレート56が重ね合わされ、一体焼成
により接合せしめられることによって、一体的なセラミ
ックス基体64が構成されているのである。また、かか
るセラミックス基体64の内部には、前記スペーサプレ
ート62の窓部68と補助窓部78の開口が両側から覆
蓋されることによって、該窓部68にて、第一及び第二
の連通孔66,67を通じて外部に連通された加圧室3
6が一列に並べられて4つ形成されると共に、それら4
つの加圧室36の両端のものに並べて、更にその外側
に、該補助窓部78にて、所定大きさのダミーキャビテ
ィ37、ここでは加圧室36と略同じ容積の密閉空間が
形成されるようになっている。
【0022】ところで、このようなセラミックス基体6
4は、上述せるように、セラミックスの一体焼成品とし
て形成されるものである。即ち、具体的な製造工程とし
ては、先ず、セラミックス原料とバインダー並びに溶媒
等から調製されるセラミックスのスラリーから、ドクタ
ーブレード装置やリバースロールコーター装置等の一般
的な装置を用いて、グリーンシートを成形する。次い
で、必要に応じて、かかるグリーンシートに切断・切削
・打ち抜き等の機械加工乃至はレーザー加工を施して、
窓部68,78や第一、第二の連通孔66,67等を形
成し、各プレート56,58,62の前駆体を形成す
る。そして、それら各前駆体を積層し、焼成することに
よって、一体的なセラミックス基体64が得られるので
ある。それ故に、かかるセラミックス基体64にあって
は、特別な接着処理等を加えることなく、各プレート5
6,58,62の重ね合わせ面において、完全なシール
性を安定して得ることができるのである。
【0023】なお、かかるセラミックス基体64の製造
に際して、そのシール性をより安定させるために、上記
の焼成前のグリーンシート上に、予め同じ材質のスラリ
ー又はペーストを印刷若しくは塗工することが、好まし
い。それにより、グリーンシート上に、該グリーンシー
トよりも柔らかく、圧力により押し潰され易い表面層が
形成されるため、積層、加圧、焼成後に、各プレート間
の密着性が増して、各プレート56,58,62の重ね
合わせ面において、シール性をより安定して得ることが
できるのである。
【0024】また、このようなセラミックス基体64に
あっては、接続プレート58が設けられて、加圧室36
が第一、第二の連通孔66,67にて外部に連通される
ようになっていることから、後述するインクノズル部材
等に対するシール領域が小さくなり、接着作業性が高く
なる利点を有している。更に、かかる接続プレート58
の存在にて、セラミックス基体64の構造強度が高めら
れて、焼成時の反りが良好に防止されると共に、製造時
及び使用時の取扱い性が高められるようになっている。
なお、補助窓部78が閉塞プレート56及び接続プレー
ト58にて両側から密閉されると、セラミックス基体6
4の焼成時に、該補助窓部78にて与えられる密閉空間
たるダミーキャビティ37内部の空気と外部空間の空気
との間に温度変化による内外圧力差が生じて、強度的に
望ましくないところから、接続プレート58に適当な連
通孔を形成して、各ダミーキャビティ37が外部に連通
せしめられるようにすることが望ましい。
【0025】さらに、セラミックス基体64を与えるセ
ラミックスの材質としては、公知の各種の材料が適宜に
採用され、特に限定されるものではないが、成形性等の
点から、アルミナ、ジルコニア等が、好適に採用され
る。また、閉塞プレート56,接続プレート58および
スペーサプレート62には、その焼結性や熱膨張マッチ
ングの観点より、略同じセラミックス組成及び粒度分布
のグリーンシートを用いて形成することが望ましい。
【0026】更にまた、かかるセラミックス基体64に
おいて、その閉塞プレート56の板厚は、好ましくは5
0μm以下、より好ましくは20μm以下、更に好まし
くは3〜12μm程度とされる。また、スペーサプレー
ト62の板厚は、一般に10μm以上、好ましくは50
μm以上とされ、更に接続プレート58の板厚は、一般
に30μm以上、好ましくは50μm以上、更に好まし
くは100μm以上とされる。
【0027】そして、該閉塞プレート56の外面上の各
加圧室36に対応する部位には、それぞれ、下部電極7
2,圧電/電歪層74および上部電極76からなる膜状
の圧電/電歪作動部70が、膜形成法によって、設けら
れているのである。なお、かかる電極膜(上下電極7
6,72)および圧電/電歪層74は、公知の各種の膜
形成法、例えば、スクリーン印刷、スプレー、ディッピ
ング、塗布等の厚膜形成手法や、イオンビーム、スパッ
タリング、真空蒸着、イオンプレーティング、CVD、
メッキ等の薄膜形成手法によって形成されることとな
る。そして、それらの膜形成は、閉塞プレート56(セ
ラミックス基体64)の焼結前に行なうことも、或いは
焼結後に行なうことも、可能である。また、この閉塞プ
レート56上に膜形成された下部電極72,圧電/電歪
層74および上部電極76は、必要に応じて熱処理乃至
は焼成されることとなるが、そのような熱処理乃至は焼
成は、それぞれの膜の形成の都度、行なってもよく、或
いは全部の膜を形成した後、同時に行なってもよい。
【0028】なお、かかる圧電/電歪作動部70を構成
する電極膜(上下電極76,72)の材料としては、熱
処理温度並びに焼成温度程度の高温酸化雰囲気に耐えら
れる導体であれば、特に限定されるものではなく、例え
ば金属単体であっても、合金であっても良い。また、絶
縁性セラミックスやガラス等と、金属や合金との混合物
であっても、更には導電性セラミックスであっても、何
等差し支えない。一方、圧電/電歪層74の材料として
は、圧電或いは電歪効果等の電界誘起歪を示す材料であ
れば、何れの材料であっても採用され得るものであり、
結晶質の材料でも、非晶質の材料でも良い。また、半導
体材料であっても、誘電体セラミックス材料や強誘電体
セラミックス材料であっても、何等差し支えなく、更に
は分極処理が必要な材料であっても、またそれが不必要
な材料であっても良いのである。これら電極膜(72,
76)の材料や圧電/電歪層74の材料は、何れも、公
知のものが適宜に採用されることとなるが、特に特開平
5−29675号公報や特開平5−270912号公報
等に明らかにされているものが有利に用いられることと
なる。
【0029】また、上記の如くして形成される圧電/電
歪作動部70の厚さは、一般に100μm 以下、好まし
くは60μm以下とされる。また、電極膜(上下電極7
6,72)の厚さは、一般に20μm以下、好ましくは
5μm以下とされる。更に、圧電/電歪層74の厚さ
は、低作動電圧で大きな変位等を得るために、一般に5
0μm 以下、好ましくは3μm 〜40μm 程度とされ
る。
【0030】そして、このようにして形成された圧電/
電歪作動部70にあっては、閉塞プレート56を基板と
していることから、薄い板厚においても機械的強度およ
び靭性を有利に確保することができるのである。加え
て、膜形成法によって形成されることから、閉塞プレー
ト56上に多数個、微細な間隔を隔てて、接着剤等を用
いずに同時に且つ容易に形成することができるのであ
る。
【0031】ところで、本発明にあっては、図2に示さ
れているように、閉塞プレート56の外面に設けられた
圧電/電歪作動部70の配列方向における両端のものの
更に外側に、補助窓部78(ダミーキャビティ37)に
対応して、変位規制層60,60が、それぞれ、所定パ
ターンにて一体的に設けられている。このような変位規
制層60を閉塞プレート56の外面上に一体的に形成し
たことによって、当該部分の剛性が高まり、延いては両
端加圧室36,36の圧電/電歪作動部70,70によ
る変形が調節されることとなるのである。
【0032】なお、かかる変位規制層60は、公知の各
種の手法によって形成され得るものであるが、有利に
は、圧電/電歪作動部70、具体的には下部電極72、
圧電/電歪層74、上部電極76の形成に際して採用さ
れる手法と同様な膜形成法によって、閉塞プレート56
の外面上に一体的に形成せしめられる。けだし、膜形成
法を採用すれば、変位規制層60を圧電/電歪作動部7
0と同時的に形成することが出来、作業工数の低減、更
には製造コストの上昇を抑制することが出来ると共に、
パターンの設計も容易となるからである。特に、圧電/
電歪作動部70との同時形成の利益を充分に享受するに
は、変位規制層60が、前記圧電/電歪作動部70と同
様な下部電極72の層および/または圧電/電歪層74
からなる層にて少なくとも構成されていることが望まし
く、中でも下部電極72および圧電/電歪層74、或い
はそれらに加えて上部電極76を設けた積層構造が、特
に有利に採用されることとなる。
【0033】また、このような変位規制層60は、配列
された圧電/電歪作動部70,70間を電気的に絶縁す
るために用いられる絶縁樹脂材料を使用して、そのよう
な絶縁樹脂材料からなる層を含んで構成することも可能
であり、例えば、該絶縁樹脂材料層のみにて変位規制層
60を構成する他、圧電/電歪作動部70を与える下部
電極72、圧電/電歪層74および上部電極76の内の
少なくとも一つと共に形成してなる積層構造において構
成することも可能である。なお、この絶縁樹脂材料とし
ては、所定の硬度を有し、スクリーン印刷等の膜形成法
の適用が可能で、絶縁性を有する樹脂ならば特に限定さ
れないが、好ましくはヤング率が1kg/mm2 以上、
1000kg/mm2 以下の材料が有利に選択され、そ
の中でもアクリル樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化型樹脂
が好適に採用されることとなる。また、絶縁性と成膜性
の点から、例えば各種のソルダーレジストも好適に用い
られ得るものである。
【0034】さらに、かかる変位規制層60は、補助窓
部78、換言すればダミーキャビティ37の存在によっ
て低下せしめられる剛性を制御するものであるところか
ら、そのパターンは、かかるダミーキャビティ37によ
る剛性低下の度合いによって適宜に選定されることとな
る。そして、この変位規制層60のパターンの大きさに
よって、剛性の上昇の度合いが制御され、以てダミーキ
ャビティ37と共働して、両端の加圧室36,36の変
位特性が調整されるのである。なお、変位規制層60の
厚さも加圧室36の剛性にある程度影響し、その厚さが
厚くなれば、剛性もより高くなるようになるが、その厚
さとしては、一般に70μm以下、好ましくは50μm
以下とされることとなる。けだし、変位規制層60の厚
さが余りにも厚くなり過ぎると、その形成工程中におい
て、クラックや剥離等の問題が惹起され易くなるからで
ある。
【0035】かくして得られるアクチュエータ34にあ
っては、列状に並べて設けられた4つの加圧室36(窓
部68に対応)の両端のものに並べて、更にその外側
に、所定の寸法形状に設計されたダミーキャビティ37
(補助窓部78に対応)が、それぞれ設けられていると
ころから、その両端の加圧室36の剛性が効果的に低下
せしめられている一方、かかるダミーキャビティ37に
対応する閉塞プレート56の外面上の部位に、変位規制
層60が所定パターンにて一体的に形成されていること
によって、剛性が適度に高められ、以てそれらダミーキ
ャビティ37及び変位規制層60が共働して、両端の加
圧室36の変形性を調整して、4つの圧電/電歪作動部
70による変位量、換言すれば各加圧室36の変形量が
均一化せしめられ、これにより優れた作動特性が安定し
て得られることとなったのである。加えて、圧電/電歪
作動部70の焼成時に、加圧室36を画成する閉塞プレ
ート56との間において、圧電/電歪材料が焼結・緻密
化する際の焼成収縮に伴なう応力、並びに熱膨張率差に
基づく熱応力が生じ、これにより両端の圧電/電歪作動
部70が特に性能低下するようになるが、前記した補助
窓部78(ダミーキャビティ37)の形成によって、そ
のような両端の圧電/電歪作動部70の性能低下の問題
も有利に解消乃至は緩和されることとなったのである。
【0036】しかも、両端の加圧室36の剛性が、変位
規制層60のパターンの変更にて、微調整され得ること
となったところから、補助窓部78(ダミーキャビティ
37)の形状変更のみによる場合の如き、多くの時間や
費用が掛かる問題を有利に解消し得ることとなったので
ある。即ち、閉塞プレート56の外面上に変位規制層6
0を形成するのみであり、しかもそのような変位規制層
60のパターン変更のみで剛性の調整が行なわれ得るこ
とにより、製造コストの上昇は効果的に抑制され、ま
た、パターン変更は補助窓部78の形状変更よりも安価
且つ短期間で実施され、その初期設計や設計変更を迅速
且つ安価に行ない得るのである。
【0037】ところで、かかるアクチュエータ34は、
例えばインクジェットプリントヘッドのインクポンプと
して利用することができ、図3には、上述の如きアクチ
ュエータ34とインクノズル部材とが一体的に接合され
て、構成されたインクジェットプリントヘッドの一例が
示されている。そこにおいて、32は、アクチュエータ
34と共にインクジェットプリントヘッド30を構成す
るインクノズル部材であり、図4に示されているよう
に、それぞれ薄肉の平板形状を呈するノズルプレート3
8とオリフィスプレート40が、それらの間に流路プレ
ート42を挟んで重ね合わされ、接着剤によって一体的
に接合された構造を有している。
【0038】より詳細には、オリフィスプレート40に
は、前記アクチュエータ34の第一の連通孔66,第二
の連通孔67に対応する位置に、それぞれ、通孔46,
オリフィス孔48が形成されると共に、後述するインク
供給流路52にインクを供給する供給孔54が形成され
ている。また、流路プレート42には、オリフィスプレ
ート40の通孔46に対応する位置に、通孔47が形成
されると共に、オリフィスプレート40の4つのオリフ
ィス孔48及び供給孔54に連通する窓部50が形成さ
れている。更に、ノズルプレート38には、流路プレー
ト42の通孔47に対応する位置に、インク噴出用のノ
ズル孔44が形成されている。
【0039】そして、それら各プレート38,40,4
2が重ね合わされて、適当な接着剤にて一体的に接合せ
しめられることにより、インクノズル部材32が形成さ
れているのであり、また前記流路プレート42に設けら
れた窓部50が、ノズルプレート38およびオリフィス
プレート40にて両側から覆蓋されることにより、イン
ク供給流路52が形成されているのである。
【0040】なお、かかるインクノズル部材32を構成
する各プレート38,40,42の材質は、特に限定さ
れるものではないが、ノズル孔44およびオリフィス孔
48を高い寸法精度で形成するうえで、一般にプラスチ
ックや、ニッケル乃至ステンレスといった金属が好適に
採用される。また、オリフィス孔48は、供給されるイ
ンクに対して逆止弁の如き作用を為さしめるため、例え
ば、図3に示されているように、インク流通方向に向っ
て小径化するテーパ形状をもって、形成することが望ま
しい。
【0041】そして、かかるインクノズル部材32が、
前記アクチュエータ34に対して適当な接着剤を用いて
一体的に接合されることによって、目的とするインクジ
ェットプリントヘッド30が形成されるのであり、前記
供給孔54よりインク供給流路52に供給されたインク
は、アクチュエータ34の圧電/電歪作動部70の作動
に基づいて、インクノズル部材32のオリフィス孔48
を通じて、アクチュエータ34の加圧室36に供給され
ると共に、該加圧室36より通孔46,47を通じて導
かれ、ノズル孔44より外部に噴出せしめられるように
なっているのである。
【0042】なお、インクノズル部材32とアクチュエ
ータ34の接着に用いられる接着剤としては、特に限定
はなく、ビニル系、アクリル系、ポリアミド系、フェノ
ール系、レゾルシノール系、ユリア系、メラミン系、ポ
リエステル系、エポキシ系、フラン系、ポリウレタン
系、シリコーン系、ゴム系、ポリイミド系、ポリオレフ
ィン系等の何れでも良い。但し、本実施例の如くプリン
トヘッドを構成する場合には、インクに対する耐久性の
ある接着剤を選択する。
【0043】また、接着剤の形態は、量産性の点から、
高粘性のペーストタイプかシートタイプが優れており、
また加熱時間の短いホットメルト接着型か、或いは室温
硬化接着型がより望ましい。そして、特に好適には、ス
クリーン印刷が可能な弾性エポキシ接着剤やシリコーン
系接着剤、或いはシリコーン樹脂を配合したエポキシ系
接着剤、又は打抜き加工が可能なシート形状ホットメル
トタイプのポリオレフィン系接着剤やポリエステル系接
着剤等が用いられることとなる。
【0044】このような構造を有するインクジェットプ
リントヘッド30では、アクチュエータ34が上述の如
き優れた作動特性を安定して発揮するものであるところ
から、良好なインクポンプ機能が発揮され得て、優れた
インク吐出特性が安定して得られることとなったのであ
る。
【0045】因みに、図1〜2に示される如き構造を有
し、No.1からNo.7までの7つの加圧室36が一
列に並べて設けられると共に、両端(No.1,No.
7)の加圧室36に並べて、更にその外側に、補助窓部
78にて閉塞空間たるダミーキャビティ37が形成さ
れ、更にこのダミーキャビティ37に対応する閉塞プレ
ート56の外面上の部位に、圧電/電歪作動部70を構
成する下部電極72と圧電/電歪層74と同様な二つの
層からなる変位規制層60が膜形成法にて該圧電/電歪
作動部70と同時に設けられてなるアクチュエータ34
を製造して、各加圧室36(No.1〜No.7)に対
応して設けられた各圧電/電歪作動部70に電圧を印加
した際の撓み変位量を、レーザドップラー計測機で測定
した。また、比較例として、7つの加圧室36が上記と
同様に一列に並べて設けられる一方、補助窓部78が設
けられることのないアクチュエータ、並びにそのような
補助窓部78(従って、ダミーキャビティ37)は設け
られているが、変位規制層60が設けられていないアク
チュエータをそれぞれ製造して、各加圧室36に対応し
て設けられた各圧電/電歪作動部70について電圧を印
加し、同様にして、各加圧室壁の撓み変位量を測定し
た。そして、それらの結果を、併せて、下記表1に示し
た。なお、何れのアクチュエータにおいても、補助窓部
78の形状は、窓部68と同一とした。
【0046】
【表1】
【0047】かかる表1の結果より明らかなように、複
数の加圧室36の両端のものに並べて、その外側に、更
に、補助窓部78によるダミーキャビティ37を設け、
且つ閉塞プレート56の外面上に変位規制層60を設け
た場合には、両端の圧電/電歪作動部70の作動による
撓み変位量が、内側の圧電/電歪作動部70のものにほ
ぼ等しくなり、作動特性のばらつきの少ないアクチュエ
ータが得られているのに対して、ダミーキャビティ37
及び変位規制層60を設けなかった場合にあっては、両
端の圧電/電歪作動部70による撓み変位量が大幅に小
さくなり、作動特性が著しく低下していることが認めら
れる。また、ダミーキャビティ37のみを設けた場合に
あっては、そのダミーキャビティ37の大きさが不適切
なものであったために、両端の加圧室36の剛性が低く
なり過ぎて、圧電/電歪作動部70による撓み変位量が
大きくなり過ぎ、その場合においても、作動特性がばら
つくこととなるのである。
【0048】以上、本発明の代表的な実施例について詳
述してきたが、本発明が、かかる実施例の記載によっ
て、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまで
もないところである。また、本発明には、上記の実施例
の他にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当
業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加
え得るものであることが、理解されるべきである。
【0049】例えば、アクチュエータ34の構成は、前
記実施例のものに何等限定されるものではなく、公知の
各種の構造が採用され得るものであり、また、アクチュ
エータ34における加圧室36及び圧電/電歪作動部7
0の形状、形成位置、形成数等にあっても、何等限定さ
れるものではなく、両端が形成される列状に配置されて
いる限りにおいて、目的に応じて適宜に選定され得るも
のである。また、前記実施例では、補助窓部78(ダミ
ーキャビティ37)は、複数の窓部68の並び方向の両
端のものに並べて、その外側に各一つずつ形成したが、
必ずしも一つに限らず、それ以上の個数において設ける
ことも可能であり、更にそのような複数の窓部78に対
して、本発明に従う変位規制層60は、少なくとも一つ
若しくはそれ以上の対応部位において、設けられること
となる。
【0050】そして、本発明のアクチュエータは、上述
の構造のもの以外にも、各種構造のインクジェットプリ
ントヘッドのインクポンプとして利用される他、マイク
ロポンプ、圧電スピーカー、センサー、振動子、発振
子、フィルター等としても、有利に用いられ得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての圧電/電歪膜型アク
チュエータを示す縦断面説明図である。
【図2】図1のアクチュエータの構造を説明するための
分解斜視図である。
【図3】図1のアクチュエータを用いて構成されたイン
クジェットプリントヘッドの一例を示す縦断面説明図で
ある。
【図4】図3のインクジェットプリントヘッドのインク
ノズル部材の構造を説明するための分解斜視図である。
【図5】従来のインクジェットプリントヘッドの一具体
例を示す縦断面説明図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面説明図である。
【符号の簡単な説明】
30 インクジェットプリントヘッド 32 インクノズル部材 34 アクチュエータ 36 加圧室 37 ダミーキャビティ 38 ノズルプレート 40 オリフィスプレート 42 流路プレート 44 ノズル孔 48 オリフィス孔 52 インク供給流路 56 閉塞プレート 58 接続プレート 60 変位規制層 62 スペーサプレート 64 セラミックス基体 66 第一の連通孔 67 第二の連通孔 68 窓部 70 圧電/電歪作動部 78 補助窓部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数の窓部が列状に並べて設けら
    れたスペーサプレートと、該スペーサプレートの一方の
    側に重ね合わされて前記窓部を覆蓋する閉塞プレート
    と、該スペーサプレートの他方の側に重ね合わされて前
    記窓部を覆蓋する接続プレートとを、それぞれのグリー
    ンシートにて積層形成し、一体焼成せしめて、前記窓部
    にて加圧室を形成してなるセラミックス基体と、(b)
    前記閉塞プレートの外面上の各加圧室に対応する位置
    に、膜形成法によって順次形成された、下部電極、圧電
    /電歪層および上部電極からなる膜型の圧電/電歪作動
    部とからなり、該圧電/電歪作動部によって前記加圧室
    の壁部の一部を変形させることにより、前記加圧室に圧
    力を生ぜしめるようにした圧電/電歪膜型アクチュエー
    タにおいて、 前記スペーサプレートの複数の窓部の並び方向の両端の
    ものに並べて、更にその外側に、それぞれ所定大きさの
    補助窓部を設け、該補助窓部にてダミーキャビティを前
    記セラミックス基体内に形成すると共に、それら補助窓
    部に対応する前記閉塞プレート部位の外面上に、所定パ
    ターンの変位規制層を、それぞれ一体的に設けたことを
    特徴とする圧電/電歪膜型アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記変位規制層が、膜形成法によって、
    前記閉塞プレートの外面上に一体的に形成されている請
    求項1に記載の圧電/電歪膜型アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記変位規制層が、前記圧電/電歪作動
    部を構成する下部電極および/または圧電/電歪層と同
    様な層にて少なくとも構成され、且つ該圧電/電歪作動
    部と同時に形成されている請求項1または請求項2に記
    載の圧電/電歪膜型アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記変位規制層が、絶縁樹脂材料からな
    る層を含んで構成されている請求項1または請求項2に
    記載の圧電/電歪膜型アクチュエータ。
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