JPH0721413U - ウエザーストリップ - Google Patents

ウエザーストリップ

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JPH0721413U
JPH0721413U JP057836U JP5783693U JPH0721413U JP H0721413 U JPH0721413 U JP H0721413U JP 057836 U JP057836 U JP 057836U JP 5783693 U JP5783693 U JP 5783693U JP H0721413 U JPH0721413 U JP H0721413U
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JP
Japan
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retainer
base portion
contact
indoor
weather strip
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洋治 折本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業性がよく、しかも、極端に高い水圧
の高圧洗車に対しても、くぐり水の発生を完全に防止す
ることが出来る。 【構成】 上端にボディ開口縁部10に相対するようフ
ランジ21を延設したドアサッシュ20の上端面にリテ
ーナー22を介して取付ける基底部41の室内側P・室
外側Qにそれぞれ一体に中空シール部42並びに先端部
を前記フランジ21の室外側Qに出すリップ43を結合
してなるサッシュタイプの自動車のウエザーストリップ
であって、基底部41をリテーナー22に嵌着した状態
で、基底部41と中空シール部42との室内側境界部分
の面に形成した幅広凹部45をリテーナー22の室内側
鈎部23の先端接点Lcに、基底部41の室外側先端部
上面をリテーナー22の室外側鈎部24の上内面接点L
aに、基底部41の室内側先端をリテーナー22の室内
側鈎部23の内面接点Lbに当接させてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サッシュタイプのドアウエザーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1乃至図5を参考にして説明する。従来、セダンサッシュドアタイプの自動 車において、ドアサッシュ20の上端面に取付け、ドアサッシュ20とボディ開 口縁部10との間をシールするウエザーストリップ40として、基底部41の室 内側P・室外側Qに一体に、それぞれボディ開口縁部10と弾接させる中空シー ル部42並びにリップ43を結合してあり、しかも、そのリップ43をドアサッ シュ20の室外へ出したアウターリツプタイプと称するものが使用されている。 なお、15はドリップモール、21はドアサッシュ20の上端にボディ開口縁部 10に相対するよう延設したフランジ、22はドアサッシュ20の上端面に設け たリテーナーである。
【0003】 しかしながら、上記従来のサッシュタイプのウエザーストリップは、取付作業 性を向上させるため、図2に示すように、リテーナー22に沿って長手方向Tに 滑らせ易いよう、基底部41とリテーナー22との間の隙Za,Zb,Zc,Z d,Zeを大きく取ってあり、ウエザーストリップ40の背面圧力Uよりも高い 圧力で高圧洗車をすると、図4に示すように、背面シール部分44が室内側Pに 寄って、背面シール部分44とドアサッシュ20のフランジ21との間に隙間K が生じ、その隙間Kから、水Wが侵入し、いわゆるくぐり水が発生すると言う問 題点がある。
【0004】 その対策として、現状では、リップ43の背面圧力Uを増大させるために、図 5示すように、リップ43の背面シール部分44に凸部49を設け、フランジ2 1と接触させたり、基底部41とリテーナー22との間の隙Zcをなくする等の 処置を施しているが、凸部49を設け荷重を増大させるとドア閉じ性が悪化する と共に高圧水に対する許容範囲が狭くなり、極端な高圧水には耐えられない。ま た基底部41とリテーナー22との間の隙Zcをなくすると、ドアの閉じ性の悪 化を招いたり、取付け作業性が悪化する等、根本的な対策にはならないと言う悩 みがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来のサッシュタイプのウエザーストリップ は、高圧洗車の際、リップ43が高圧水Wに押され、それに伴って背面シール部 分44が室内側Pに寄り、それによって生じた隙間Kから水Wが侵入し、いわゆ るくぐり水が発生することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図1・図2・図6乃至図8を参考にして説明する。上端にボディ開口縁部10 に相対するようフランジ21を延設したドアサッシュ20の上端面にリテーナー 22を介して取付ける基底部41の室内側P・室外側Qにそれぞれ一体に中空シ ール部42並びに先端部を前記フランジ21の室外側Qに出すリップ43を結合 してなるサッシュタイプの自動車のウエザーストリップであって、基底部41を リテーナー22に嵌着した状態で、基底部41と中空シール部42との室内側境 界部分の面に形成した幅広凹部45をリテーナー22の室内側鈎部23の先端接 点Lcに、基底部41の室外側先端部上面をリテーナー22の室外側鈎部24の 上内面接点Laに、基底部41の室内側先端をリテーナー22の室内側鈎部23 の内面接点Lbに当接させてなるものである。
【0007】
【実施例】
実施例について説明すると、10はボディ開口縁部、15はボディ開口縁部1 0の室外側先端に取付けたドリップモール、20はドアサッシュであって、該ド アサッシュ20の上端にボディ開口縁部10に相対するようフランジ21を延設 してある。40はドアサッシュ20の上端面に取付け、ドアサッシュ20とボデ ィ開口縁部10との間をシールするウエザーストリップであって、ドアサッシュ 20にリテーナー22を介して取付ける基底部41の室内側及び室外側に一体に 、それぞれボディ開口縁部10と弾接させる中空シール部42及びドリップモー ル15と弾接させるリップ43を結合してある。
【0008】 基底部41については、それをリテーナー22に嵌着した状態で、基底部41 の中空シール部42との室内側境界部分の面に形成した幅広凹部45をリテーナ ー22の室内側鈎部23の先端接点Lcに、基底部41の室外側先端部上面をリ テーナー22の室外側鈎部24の上内面接点Laに、基底部41の室内側先端を リテーナー22の室内側鈎部内面接点Lbにそれぞれ当接させるようにしてある が、基底部41のリテーナー22への取付作業性をよくするために、リテーナー 22の室内側鈎部23の上内面と基底部41の室内側上面との間に隙間Scを、 リテーナー22の室外側鈎部24内面と基底部41の室外側先端との間に隙間S aを、リテーナー22の底面と基底部41の室外側部分の下面との間には隙間S bをそれぞれ確保してある。なお、前記幅広凹部45の底面Ea−Ebはドアサ ッシュ20に対して傾斜させることが好ましい。
【0009】 作用について説明すると、リテーナー22に沿って長手方向Tに滑らせ易くし て、取付作業性をよくするため、基底部41をリテーナー22に嵌着した状態で 、基底部41は、リテーナー22の室内側鈎部23の上内面に対しては隙間Sc を設け、リテーナー22の室外側鈎部24内面に対して隙間Saを設け、リテー ナー22の底面との間に隙間Sbを設けてあるにもかかわらず、中空シール部4 2との境界部分室内側の幅広凹部45の接点Lc、室外側先端部上面の接点La 、室内側先端の接点Lbを、それぞれリテーナー22に当接させてあるため、ウ エザーストリップ40のドアサッシュ20に対する姿勢・位置を保持する力が増 大している。そして高圧水Wが加わって、背面隙Kが発生するとウエザーストリ ップ40が図8のN方向に押されて接点Lbが強接触し、接点Lcを中心にモー メントMを生じ接点La,Lcが強接触する。このため、高圧洗車の際の噴流水 Wによる高水圧に対する耐圧範囲が著しく広くなり、極端な高圧水Wにも耐える ことが出来る(すなわち、回転・ズレ等が起こらない)。従って、従来例に見ら れた、ドアサッシュ20との間に図4における隙間Zfが生じ、その隙間Zfか ら、水Wが侵入し、いわゆるくぐり水が発生すると言う問題は解消した。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、取付作業性がよく、しかも、極端に高 い水圧の高圧洗車に対しても、くぐり水の発生を完全に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のドア部分の斜視図である。
【図2】図1のY−Y断面図である。
【図3】ドアの斜視図である。
【図4】高圧洗車時のくぐり水の状態を示す図2相当図
である。
【図5】別の従来例を示す図1のY−Y断面図である。
【図6】ドアを開いた状態における本考案の実施例を示
す図1のY−Y断面図である。
【図7】ドアを閉じ、非高圧水噴射状態における図6相
当図である。
【図8】高圧水を当てた状態における図7相当図であ
る。
【符号の説明】
10 ボディ開口縁部 11 リテーナー 15 ドリップモール 20 ドアサッシュ 21 フランジ 22 リテーナー 23 室内側鈎部 24 室外側鈎部 40 ウエザーストリップ 41 基底部 42 中空シール部 43 リップ 44 背面シール部分 45 凹部 49 凸部 Ea,Eb 幅広隙間の両端 K 隙間 La,Lb,Lc 接点 M モーメント N 高圧水による力の方向 P 室内側 Q 室外側 Sa,Sb,Sc 隙間 T リテーナーの長手方向 U 背面圧力 W 水 Za,Zb,Zc,Zd,Ze,Zf 隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にボディ開口縁部(10)に相対す
    るようフランジ(21)を延設したドアサッシュ(2
    0)の上端面にリテーナー(22)を介して取付ける基
    底部(41)の室内側(P)・室外側(Q)にそれぞれ
    一体に中空シール部(42)並びに先端部を前記フラン
    ジ(21)の室外側(Q)に出すリップ(43)を結合
    してなるサッシュタイプの自動車のウエザーストリップ
    において、基底部(41)をリテーナー(22)に嵌着
    した状態で、基底部(41)と中空シール部(42)と
    の室内側境界部分の面に形成した幅広凹部(45)をリ
    テーナー(22)の室内側鈎部(23)の先端接点(L
    c)に、基底部(41)の室外側先端部上面をリテーナ
    ー(22)の室外側鈎部(24)の上内面接点(La)
    に、基底部(41)の室内側先端をリテーナー(22)
    の室内側鈎部(23)の内面接点(Lb)に当接させて
    なるウエザーストリップ。
JP1993057836U 1993-09-29 1993-09-29 ウエザーストリップ Expired - Fee Related JP2605028Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008179281A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Toyoda Gosei Co Ltd ドアウエザストリップ

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JP2008179281A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Toyoda Gosei Co Ltd ドアウエザストリップ

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