JPH07213966A - 塗装ブース - Google Patents

塗装ブース

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Publication number
JPH07213966A
JPH07213966A JP6011730A JP1173094A JPH07213966A JP H07213966 A JPH07213966 A JP H07213966A JP 6011730 A JP6011730 A JP 6011730A JP 1173094 A JP1173094 A JP 1173094A JP H07213966 A JPH07213966 A JP H07213966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
booth
coating booth
robot
painting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6011730A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Ichihara
康信 市原
Shuichi Adachi
秀一 安達
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6011730A priority Critical patent/JPH07213966A/ja
Publication of JPH07213966A publication Critical patent/JPH07213966A/ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 細かい部分の塗装の際にも、普通の塗装と変
わりなく塗装ができる塗装ブースを提供する。 【構成】 塗装前の被塗装物2を被塗装物取付け取外し
位置3から作業位置4に搬送し、塗装後の被塗装物2′
を同取付け取外し位置3へ搬送する被塗装物搬送装置5
と、前記作業位置4に搬送されて来た塗装前の被塗装物
2を自動的に塗装する塗装ロボット6とを、前記被塗装
物取付け取外し位置3を外にして全体を塗装作業に支障
のない状態でほぼ密閉状に囲んでなる塗装ブース1にお
いて、塗装ロボット6の指令によって排気ファンモータ
11を制御することにより、同モータ11により駆動さ
れる排気ファン16の回転数を変え、塗装ブース1の排
気量を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被塗装物をその取付け
取外し位置と塗装作業位置との間で搬送装置を用いて出
入れしながら、塗装作業位置の被塗装物を塗装ロボット
で自動的に塗装する作業場をほぼ密閉状に囲んで、周囲
の作業場の環境に悪影響を与えないようにする塗装ブー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来提案されている塗装ブースとして
は、特公昭62−20855号公報に記載されたものが
ある。これを図11〜図13により説明すると、塗装ブ
ース101は上方から順次給気室103、塗装室104
及び塗料ミスト分離室106の3室に形成されている。
そして給気室103と塗装室104は整流板102によ
り区分され、塗装室104と塗料ミスト分離室106は
すの子105によって区分されている。また給気室10
3にはこれに連通する送気ダクト107が配設されてお
り、同送気ダクト107には給気ファン108と空調器
109は連設されている。また塗料ミスト分離室106
には排気ダクト110が配設されており、同排気ダクト
110には排気ファン111が連設されている。一方塗
料ミスト分離室106の内壁には2つのオーバーフロー
槽113a、113bが設けられており、同オーバーフ
ロー槽113a,113bからの溢流を受ける状態で、
それぞれフロープレート112a,112bが分離室1
06の中心に向かって傾斜面を形成している。フロープ
レート112a,112bの分離室中心側の端部は、そ
れぞれ屈曲して垂直方向にたれ下り、両プレート112
a,112bの中間部に流路114を郭成している。ま
た流路114の下方には反射パン115が配設されてお
り、同反射パン115はフロープレート112a,11
2bから流れてくる洗浄水Wを微粒化して、塗料ミスト
を捕集する。なお、117は反射パン115を支持する
支持体である。
【0003】塗装室104のすの子105の上面には、
被塗装部118を支持して搬送するためのコンベア11
9と塗装ロボット120が配設されており、同塗装ロボ
ット120のアームの先端には、被塗装物118の表面
に塗料を吹き付けるための塗装ガン121が取付けられ
ている。また給気室103と塗装室104を区分してい
る整流板102の下方にはフィルター122が配設され
ており、同フィルター122は塗装ロボット120の上
方部を二重にして厚くしてあり、その周囲は塗装ブース
101の壁面に固定されている。このフィルタ122は
合成樹脂繊維又はガラス繊維等からなる不織布によって
形成されており、その下面又は両面はメタルラス等の多
孔板(図示せず)によって補強されている。またフィル
ター122の二重となっている先端の下部には、局部的
に風速を制御するための偏流ノズル123が配設されて
おり、同偏流ノズル123の噴き出し口124は、塗装
ロボット120と被塗装物118の間にエヤーカーテン
を作る方向に設けられている。この偏流ノズル123は
図11の斜視図及び図12の断面図で示すように、フィ
ルター122を通過した調和空気流を受けて、これを噴
き出し口124から吐出させることにより、塗装ブース
101内の気流を集中的に加速させ、塗装ロボット12
0と被塗装物118との間にエヤーカーテンを形成す
る。
【0004】塗装ブース101の運転開始と同時に、給
気ファン108、空調器109及び排気ファン111が
作動すると共に、塗料ミスト分離室106のピット11
6に集められている洗浄水Wが、ポンプ(図示せず)に
よってオーバーフロー槽113a,113bに給水さ
れ、同オーバーフロー槽113a,113bからフロー
プレート112a,112b、反射パン115を経てピ
ット116へと洗浄水Wが循環する。一方吸気ファンの
作用により、送気ダクト107を通して空調器109に
外気が導入され、同空調器109に導入された外気が除
塵されると共に、所定の温度、湿度に調整されて調和空
気流としての給気室103に入り、整流板102によっ
て均等に分散されて塗装室104の室128に供給され
る。室128に入った空気流はフィルター122を通過
して塗装域に供給されるが、このとき塗装ロボット12
0側に分散された空気流は、二重のフィルター122に
よって通過が抑制され、塗装ロボット120の近傍に遅
い空気流として流れる。また塗装ロボット120側で流
れが抑制された一部の空気流と、室128に分散されて
いる空気流は、被塗装物118側の一重のフィルター1
22によって、被塗装物118近傍に浮遊する塗装ミス
トを排除するのに十分な空気流となって流れる。
【0005】一方塗装ロボット120上で抑制された一
部の空気と、室128に分散されている一部の空気流
は、偏流ノズル123によって集められ、吹き出し口1
24から速い空気となって塗装ロボット120と、被塗
装物118との間にエヤーカーテンを形成する。このエ
ヤーカーテンによって、塗装ロボット120側に供給さ
れた空気流と、被塗装物118側に供給された空気流の
混合が防止される。塗装室104で形成されたそれぞれ
の空気流、即ち、塗料ミストを多く含む被塗装物118
側の空気流、塗装ミストが比較的少ないエヤーカーテン
の空気流及び塗装ミストを殆ど含まない塗装ロボット1
20側の空気流のそれぞれは、すの子105を通過して
塗料ミスト分離室106に設けられているフロープレー
ト112a,112b上を流れる洗浄水Wと接触する。
この洗浄水Wとの接触により塗料ミストは洗浄水Wに吸
収されて空気流から分離され、洗浄水Wと共にピット1
16に収容される。一方塗料ミストが分離された空気流
は塗料ミスト分離室106から排気ダクト110を通り
排気ファン111によって塗装ブース101外に放出さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の塗装ブースでは、塗料ミストの排出を行っているが、
その排気による空気流は精密な塗装を行ったり、細かい
部分を塗装したりする場合に非常に影響を及ぼし、塗装
品質の低下を招くと共に、テスト塗りを何回も繰り返す
必要があり、ロボットの教示に時間がかかる等の欠点が
あった。また上から整流板を通して空気を供給し、塗装
ミストを下で受ける方法をとっているため、装置が大掛
かりなものとなり、従って製造コスト及びメンテナンス
コストも上昇する欠点があった。また前記の如く大掛か
りな装置とすることなく、塗装物搬出入口より外部空気
を取り入れる場合には、空気の流れが乱れて、塗装品質
に悪影響を及ぼす等の問題があった。本発明は、塗装ブ
ースに被塗装物搬出入口に密閉用のシャッタを配置し、
ロボット後方上部より空気を取り入れ、かつ塗装時の排
気量を制御することにより、外部に塗装ミストや溶剤が
流出するのを防ぎ、安全で、しかも高品質の塗装を実現
することができる塗装ブースを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、塗装
前の被塗装物を被塗装物取付け取外し位置から作業位置
に搬送し、塗装後の被塗装物を同取付け取外し位置へ搬
送する被塗装物搬送装置と、前記作業位置に搬送されて
来た塗装前の被塗装物を自動的に塗装する塗装ロボット
とを、前記被塗装物取付け取外し位置を外にして全体を
塗装作業に支障のない状態でほぼ密閉状に囲んでなる塗
装ブースにおいて、同塗装ブースの排気量を前記塗装ロ
ボットの指令により変化させるようにしてなるものであ
り、また前記塗装ブースの排気ダクトに、前記ロボット
により回転数が制御されるモータによって駆動される排
気ファンを設けてなるものであり、更に前記塗装ブース
の空気取入口を、塗装ロボットに対し、排気ダクトと反
対側の側壁上部又は天井に設けてなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。
【0008】また本発明は、塗装前の被塗装物を被塗装
物取付け取外し位置から作業位置に搬送し、塗装後の被
塗装物を同取付け取外し位置へ搬送する被塗装物搬送装
置と、前記作業位置に搬送されて来た塗装前の被塗装物
を自動的に塗装する塗装ロボットとを、前記被塗装物取
付け取外し位置を外にして全体を塗装作業に支障のない
状態でほぼ密閉状に囲んでなる塗装ブースにおいて、前
記作業位置と排気ダクトとの間の塗装ブース内に取替え
可能なフィルタを設け、塗装ブース内に排気ブースを形
成してなるものであり、また前記作業位置と排気ダクト
との間の塗装ブース内にフィルタを配設し、同フィルタ
の上部に水配管を設け、同フィルタ面に水を流下させて
清掃するようにしてなるものであり、更に前記被塗装物
取付け取外し位置から、塗装ブース内の作業位置に被塗
装物を搬出入させる搬出入口にシャッタを設け、同シャ
ッタを上下動させるシリンダを設けてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0009】
【作用】本発明の塗装ブースの場合、通常は塗装ブース
内に塗装ミスト及び有機溶剤が滞溜しないように充分な
排気を行っているが、細かい部分の塗装や、精密な塗装
を行う場合には、塗装ロボットの指令により、塗装ブー
スの排気量を少量にすることによって排気の塗装作業に
対する影響を少なくする。更に通常の塗装に戻った場合
や塗装ロボットの待機時間には排気量を通常より多く
し、塗装ブース内の清浄化を図る。またこの場合に排気
量を少なくしても、塗装ブース外部への塗装ミスト及び
有機溶剤の流出を防止する為に、被塗装物搬出入口にシ
ャッタを取付ける。更に塗装ミスト及び有機溶剤の流出
を防止する為に、塗装位置からできるだけ離れ、かつ塗
装ブース内の人にできるだけ離れた位置である塗装ロボ
ットに対して、排気口と反対側の上部に塗装ブースの空
気取入口を配置し、同空気取入口の構造を邪魔板構造又
はフィルタ取付け構造とする。これにより、塗装ミスト
及び有機溶剤の流出だけでなく、塗装ブース外の人に対
する影響も少なくすることができ、塗装ブース内のロボ
ットに対しても、極力塗装ミストがかかるのを少なくで
き、外部からのダスト流入をも少なくすることができ
る。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図10は本発明の実施例を示す。図において
ほぼ密閉状態の塗装ブース1内には、塗装前の被塗装物
2を被塗装物取付け取外し位置3から作業位置4に搬送
すると同時に、塗装済の被塗装物2′を作業位置4から
被塗装物取付け取外し位置3に搬送する被塗装物搬送装
置5と、作業位置4に搬送されて来た塗装前の被塗装物
2を自動的に塗装する塗装ロボット6とが、被塗装物取
付け取外し位置3を外にして全体が塗装作業に支障のな
い状態で比較的狭い空間内に設置されている。また排気
ブース12が、塗装ブース1片面の前記作業位置4の近
傍に設置されており、同排気ブース12は塗装ミスト除
去のフィルタ部材13又は水の流下スクリーン(図5)
を介して、排気ダクト14及び排気口15へと接続され
ている。
【0011】図3はフィルタ部材13の詳細構造を示す
ものであるが、このフィルタ部材13は塗料ミスト除去
のための構造となっており、その1例を図4について説
明すると、同フィルタ部材13はフィルタ13aの両面
にフィルタ枠17と押え金網18を配設して一体にした
ものである。そしてその組付けは、フィルタ枠17の上
方の棧19にフィルタ13aと押え金網18を引戸の出
入れの方式で入れ、次にフィルタ枠17の下方の棧20
にフィルタ13a及び押え金網18を入れることによ
り、フィルタ枠17、フィルタ13a及び押え金網18
を一体に固定する。そしてフィルタ13aが塗料ミスト
で汚染された時には、フィルタ13aを交換する。この
フィルタは、通常は紙フィルタであって使い捨てにす
る。次に図5により水の流下スクリーン13bについて
説明すると、水の流下スクリーン13bの上端には水配
管21が設けてあり、同スクリーン13bが塗料ミスト
で汚染された時には、同スクリーン13bに沿って水配
管21から水を流下させて清掃する。なお、図5におけ
る22は水溜り、23はスクリーン13bの保持枠、2
4は排気ブース12を仕切り板25で仕切った水を落と
すための通路であるが、この通路はなくてもよい。また
排気ダクト14の途中には排気ファン16が取付けられ
ており、同ファン16は塗装ロボット6からの直接の指
令又は図示しないインターフェイス盤を介しての指令に
基づいて回転数が高速・中速・低速の3段階に変わる排
気ファンモータ11により駆動されるようになってい
る。
【0012】更に塗装ブース1の空気取入口9が、邪魔
板構造10を有すると共に、塗装ロボット6に対し排気
口15と反対側の上部に配置されている。一方塗装ブー
ス1の被塗装物取付け取外し位置3と対向する部分に
は、被塗装物2の搬送に支障のない開口部7が、シャッ
タ8により開閉可能に形成されている。ここでシャッタ
8の開閉機構を図6〜図8について説明すると、図6は
塗装ブース1の一側面側から見た斜視図、図7は図6に
おけるエアシリンダ部の縦断面図、図8は図6のシャッ
タ部分の平面断面図である。図においてシャッタ8はシ
リンダ26,26の作動により上下動するもので、同シ
リンダ26はブース1の側壁27に固定され、そのロッ
ド28の先端はシャッタ8に枢着されている。また側壁
27の両側縁内部には、シャッタ8の両側縁をガイドす
るガイド部材29,29が設けられている。また側壁2
7は線30,30で示す部分が切れており、矢印Aの如
く蝶番31,31で上方にはね上げられるようになって
いる。次に空気取入口9の邪魔板構造10の図2と異な
る他の実施例構造を図9に基づいて説明すると、ゆるい
S字状に湾曲した邪魔板10aは塗装ブース1の側壁2
7と、シリンダ32のロッドに連結されたレバー33に
ヒンジ34,35で枢着されており、同邪魔板10aは
シリンダ32の作動によりレバー33が上下動すること
により矢印Bの如く回動して空気取入口9の開口部の開
度を調節できるようになっている。
【0013】次に本発明の実施例について作用を説明す
ると、先ず塗装ブース1内の塗装ミストを十分除去でき
る排気量になるように、排気ファン16の排気ファンモ
ータ11を中速レベルで回転する。次に塗装ブース1の
外の被塗装物取付け取外し位置3において、塗装前の被
塗装物2を被塗装物搬送装置5に取付け、被塗装物搬送
装置5を作動させて塗装前の被塗装物2を作業位置4へ
搬送する。その後開口部7のシャッタ8を閉にし、塗装
ブース1内から開口部7を通しての塗料ミスト及び有機
溶剤の流出を防ぐ。また作業位置4では塗装ロボット6
で塗装を行う。この場合通常の塗装であれば、排気ファ
ンモータ11の回転数は前のままにしておくが、細かい
所を精密に塗装する場合や、メタック塗装において、塗
料の吸い付け量を減らして光沢を出す場合等で、排気に
よる空気の流れが塗装作業に影響を及ぼすような場合に
は塗装ロボット6の指令によって排気ファンモータ11
を低速にするか、停止させることによって排気量を少な
くし、排気による塗装品質に対する影響を少なくする。
【0014】その後通常の塗装に戻った場合や、塗装が
終了した場合には、排気ファンモータ11を高速又は中
速にして塗装ブース1内を速やかに清浄状態にする。次
いで被塗装物2の塗装作業が終了した時点で、塗装ロボ
ット6からの指令により開口部7のシャッタ8を開け、
被塗装物搬送装置5で、塗装後の被塗装物2′を被塗装
物取付け取外し位置3へ搬送する。そこで塗装後の被塗
装物2′を被塗装物搬送装置5から取外し、次の塗装前
の被塗装物2を取付け、以上の作業を繰り返す。
【0015】次に図10の塗装ブースのフローチャート
図により被塗装物搬送装置5の作動とシャッタ8の開閉
タイミング、排気ファンモータ11への制御指令等を含
めて説明する。先ず被塗装物取付け取外し位置3で、塗
装前の被塗装物2を前記搬送装置5に手動で取付ける。
次いで手で被塗装物搬送装置5の軌道ボタンを押すと、
以後は自動で以下の作動が行われる。先ず同搬送装置5
が作動し、塗装前の被塗装物2は作業位置4に移動す
る。次にシリンダ26を作動させて、塗装ブース1の開
口部7をシャッタ8で閉じる。次に塗装ロボット6が塗
装を開始し、作業位置4にある塗装前の被塗装物2を塗
装する。通常塗装の場合にはこれで塗装終了となるが、
細かい所の塗装や精密塗装の場合は、排気ファンモータ
11の回転数を塗装ロボット6からの指令で落し、以後
通常の塗装をした後、排気ファンモータ11の回転数を
元に戻す。なお、場合によっては通常よりも同モータ1
1の回転数を上げる。次に塗装ブースの開口部7を、シ
ャッタ8をシリンダ26の作動により上げて開き、被塗
装物搬送装置5が回転し、塗装済の塗装物2′が被塗装
物取付け取外し位置3へ移動する。次に同位置3より塗
装物2′を取外す。
【0016】ここで塗装ブース1内の塗料ミストや有機
溶剤は、塗料ミストを除去するためのフィルタ部材13
を通して(塗料ミストは同フィルタ部材13で除去され
る)、排気ダクト14、排気ファン16経由で排気口1
5から屋外へ排出される。また塗装ブース1内へは空気
取入口9の邪魔板構造10を通して空気が流入する。こ
の場合邪魔板構造の代わりに図示しないフィルタ(図3
の構造のもの)を配置しても差支えない。何れにしても
塵埃等が除去された空気が、外部の空気流の影響の少な
い塗装ロボット6の後方から供給されることにより、精
密機械である塗装ロボット6に塗料ミストのかかる量が
低減される。また空気取入口9はブース1の天井(作業
位置の直上でない部分)に、かつ複数設けてもよい。
【0017】本実施例では排気ファンモータ11の回転
数は、高・中・低速の3段階の切り換え指令により行わ
れているが、その切り換え段数を変更してもよいし、排
気ファンモータ11をサーボモータとし、塗装ロボット
6でサーボ制御してもよい。更に塗装ロボット6からの
直接の制御ではなく、図示しない塗装ガン及び塗装ロボ
ット6、塗装ブース1のシャッタ8、被塗装物搬送装置
5等を統括して制御する図示しないインターフェイスに
より、塗装ロボット6の信号に基づき、排気ファンモー
タ11を間接的に制御してもよいことは云うまでもな
い。なお、本実施例では、被塗装物搬送装置5はロータ
リ式であるが、コンベア等により被塗装物2を搬入口、
搬出口に分け、それぞれにシャッタを取付けて行っても
よい。また本実施例では、排気ファンモータ11の回転
数の変更により排気量を変更しているが、回転数を一定
にし、外部空気等の入口を排気ダクト14の塗装ブース
側に設け、それに取付けた弁の開閉により、排気量を変
更するようにすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、精密な塗装や、細かい部分を塗装する場合、又は特
殊な塗装をする場合等で、塗装ブース内の排気による空
気の流れが塗装に影響を与えるような場合には、塗装ブ
ースの排気量を塗装ロボットの指令に基づいて調整する
ことにより、空気の流れによる品質の低下を招くことな
く塗装ができる。また大掛かりな装置とする必要がない
ため、コスト低減及びメンテナンス費の低減等を図るこ
とができる。更に被塗装物搬出入口にシャッタを配置す
ることにより、同出入口よりの空気の流入による空気流
の乱れがなくなり、更に排気量を少なくしても塗料ミス
ト及び有機溶剤の塗装ブース外への洩れが少なくなる。
また塗装ロボットの後方よりの新鮮な空気の流入によ
り、排気量が少なくても精密な塗装ロボットに塗料ミス
トがかかることが少なくなり、故障が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す塗装ブースの斜視図であ
る。
【図2】図1における空気取入口の側断面図である。
【図3】図1におけるフィルタ部材の斜視図である。
【図4】図3のフィルタ部材の分解斜視図である。
【図5】図1と異なる実施例を示す塗装ブースの側断面
図である。
【図6】図1における被塗装物の搬出入口開閉シャッタ
部の詳細を示す斜視図である。
【図7】図6のシリンダ部及びシャッタ部の縦断面図で
ある。
【図8】図6におけるシリンダ部及びシャッタ部の平面
断面図である。
【図9】図2の実施例と異なる実施例の空気取入口の邪
魔板構造を示す側断面図である。
【図10】本発明の1実施例を示す塗装ブースのフロー
チャート図である。
【図11】従来の塗装ブースの1例を示す縦断面図であ
る。
【図12】図11における偏流ノズルの拡大斜視図であ
る。
【図13】図12のA〜A′断面図である。
【符号の説明】
1 塗装ブース 2 被塗装物 3 被塗装物取付け取外し位置 4 作業位置 5 被塗装物搬送装置 6 塗装ロボット 7 開口部 8 シャッタ 9 空気取入口 10,10a 邪魔板 11 排気ファンモータ 12 排気ブース 13 フィルタ部材 13a フィルタ 13b 水の流下スクリーン 14 排気ダクト 15 排気口 16 排気ファン 17 フィルタ枠 18 押え金網 21 水配管 22 水溜り 26 シリンダ 27 側壁 28 ロッド 29 ガイド部材 32 シリンダ 33 レバー 34,35 ヒンジ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装前の被塗装物を被塗装物取付け取外
    し位置から作業位置に搬送し、塗装後の被塗装物を同取
    付け取外し位置へ搬送する被塗装物搬送装置と、前記作
    業位置に搬送されて来た塗装前の被塗装物を自動的に塗
    装する塗装ロボットとを、前記被塗装物取付け取外し位
    置を外にして全体を塗装作業に支障のない状態でほぼ密
    閉状に囲んでなる塗装ブースにおいて、同塗装ブースの
    排気量を前記塗装ロボットの指令により変化させるよう
    にしたことを特徴とする塗装ブース。
  2. 【請求項2】 前記塗装ブースの排気ダクトに、前記ロ
    ボットにより回転数が制御されるモータによって駆動さ
    れる排気ファンを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の塗装ブース。
  3. 【請求項3】 前記塗装ブースの空気取入口を、塗装ロ
    ボットに対し、排気ダクトと反対側の側壁上部又は天井
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の塗装ブース。
  4. 【請求項4】 前記空気取入口に、その開口部の開度を
    調節できる邪魔板を取付けたことを特徴とする請求項1
    記載の塗装ブース。
  5. 【請求項5】 前記空気取入口にフィルタを取付けてな
    ることを特徴とする請求項1記載の塗装ブース。
  6. 【請求項6】 塗装前の被塗装物を被塗装物取付け取外
    し位置から作業位置に搬送し、塗装後の被塗装物を同取
    付け取外し位置へ搬送する被塗装物搬送装置と、前記作
    業位置に搬送されて来た塗装前の被塗装物を自動的に塗
    装する塗装ロボットとを、前記被塗装物取付け取外し位
    置を外にして全体を塗装作業に支障のない状態でほぼ密
    閉状に囲んでなる塗装ブースにおいて、前記作業位置と
    排気ダクトとの間の塗装ブース内に取替え可能なフィル
    タを設け、塗装ブース内に排気ブースを形成してなるこ
    とを特徴とする塗装ブース。
  7. 【請求項7】 塗装前の被塗装物を被塗装物取付け取外
    し位置から作業位置に搬送し、塗装後の被塗装物を同取
    付け取外し位置へ搬送する被塗装物搬送装置と、前記作
    業位置に搬送されて来た塗装前の被塗装物を自動的に塗
    装する塗装ロボットとを、前記被塗装物取付け取外し位
    置を外にして全体を塗装作業に支障のない状態でほぼ密
    閉状に囲んでなる塗装ブースにおいて、前記作業位置と
    排気ダクトとの間の塗装ブース内にフィルタを配設し、
    同フィルタの上部に水配管を設け、同フィルタ面に水を
    流下させて清掃することを特徴とする塗装ブース。
  8. 【請求項8】 塗装前の被塗装物を被塗装物取付け取外
    し位置から作業位置に搬送し、塗装後の被塗装物を同取
    付け取外し位置へ搬送する被塗装物搬送装置と、前記作
    業位置に搬送されて来た塗装前の被塗装物を自動的に塗
    装する塗装ロボットとを、前記被塗装物取付け取外し位
    置を外にして全体を塗装作業に支障のない状態でほぼ密
    閉状に囲んでなる塗装ブースにおいて、前記被塗装物取
    付け取外し位置から、塗装ブース内の作業位置に被塗装
    物を搬出入させる搬出入口にシャッタを設け、同シャッ
    タを上下動させるシリンダを設けたことを特徴とする塗
    装ブース。
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