JP3038531B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

Info

Publication number
JP3038531B2
JP3038531B2 JP6197586A JP19758694A JP3038531B2 JP 3038531 B2 JP3038531 B2 JP 3038531B2 JP 6197586 A JP6197586 A JP 6197586A JP 19758694 A JP19758694 A JP 19758694A JP 3038531 B2 JP3038531 B2 JP 3038531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
tank
cleaning liquid
cleaned
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6197586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0839026A (ja
Inventor
文雄 松元
憲一 山本
Original Assignee
鬼頭工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鬼頭工業株式会社 filed Critical 鬼頭工業株式会社
Priority to JP6197586A priority Critical patent/JP3038531B2/ja
Publication of JPH0839026A publication Critical patent/JPH0839026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038531B2 publication Critical patent/JP3038531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械加工された部品、
例えば、シリンダブロック等の被洗浄物に加工中に付着
した切粉、油脂等を除去するための洗浄装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、例え
ば、特開平6−134410号公報に記載された発明が
知られている。この公報の洗浄装置は、図7に示すよう
に洗浄装置本体50に被洗浄物Wを洗浄する、洗浄液51を
充満させた洗浄槽52を設け、また、洗浄装置本体50の近
傍に洗浄液を貯える洗浄液槽53を配設し、洗浄槽52内に
搬入した被洗浄物Wを洗浄液51中で回転させながら、洗
浄液槽53の洗浄液を高圧洗浄ノズル54から噴出させて洗
浄槽52内の洗浄液51を攪拌して被洗浄物Wの洗浄を行っ
ている。即ち、従来の洗浄装置は洗浄液を貯える洗浄液
槽53と被洗浄物Wを洗浄する洗浄槽52とをそれぞれ別個
に設け、洗浄液槽53の洗浄液を洗浄槽52に供給して被洗
浄物Wの洗浄を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の洗
浄装置は、洗浄槽52と洗浄液槽53とが独立して別個に配
設されているので、これら洗浄槽52と洗浄液槽53とを設
置するにあたっては、それぞれの槽52,53を設置するた
めの広い設置面積が必要となる。したがって、洗浄装置
全体が大型化すると共に洗浄回路が複雑になって製作費
が高くなる問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、洗浄槽と洗浄液槽とを一体化することによ
り、設置面積を低減させて、装置全体の小型化を計ると
共に、洗浄液の循環回路を簡素化して、廉価な洗浄装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、洗浄装置本体に設けた洗浄槽
内の洗浄液に被洗浄物を浸漬し、該被洗浄物を回転させ
ながら高圧洗浄ノズルから高圧洗浄液を噴出させ洗浄を
行う洗浄装置において、前記洗浄装置本体に洗浄液を貯
える洗浄液槽を設け、該洗浄液槽内に該洗浄液槽と一側
壁を一部共有した洗浄槽を気密に設け、該洗浄槽の、前
記洗浄液槽と共有する前記一側壁に被洗浄物搬出入口を
設け、前記洗浄槽の内部に被洗浄物を回転させる被洗浄
物回転装置及び前記洗浄液槽の洗浄液を被洗浄物に向け
て噴出する高圧洗浄ノズルを配設し、前記洗浄槽と前記
洗浄液槽との間に前記洗浄液槽の洗浄液を前記洗浄槽に
供給する流体路を設けると共に前記洗浄槽の被洗浄物搬
出入口に該被洗浄物搬出入口を気密に閉塞する気密閉塞
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、以上説明したように構成したので、
被洗浄物が被洗浄物回転装置に位置決めされると、気密
閉塞手段が作動して洗浄槽の被洗浄物搬出入口が気密に
閉塞される。
【0007】被洗浄物搬出入口が閉塞されると、流体路
が開いて、洗浄液槽内の洗浄液が洗浄槽に供給され、洗
浄槽に洗浄液が貯えられる。
【0008】洗浄槽に洗浄液が貯えられると、被洗浄物
回転装置が回転すると共に、洗浄液槽内の洗浄液が高圧
洗浄ノズルに供給され、高圧洗浄ノズルから洗浄液が被
洗浄物に向けて噴出される。
【0009】洗浄液が噴出すると、洗浄槽内の洗浄液は
攪拌され、被洗浄物は洗浄液に浸漬され、回転されなが
ら洗浄される。そして、洗浄が終了すると、洗浄液の噴
出が停止し、被洗浄物回転装置の回転が停止し、洗浄槽
内の洗浄液が排出され、気密閉塞手段が作動して洗浄槽
の被洗浄物搬出入口が解放されて被洗浄物が搬出され、
洗浄サイクルは終了する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3にも
とづいて説明する。図において、符号1で示すものは、
本発明に係る洗浄装置本体である。洗浄装置本体1の内
部には洗浄液S1を貯える洗浄液槽2が設けられており、
洗浄液槽2の内部には被洗浄物Wを洗浄する洗浄槽3
が、その対向する側壁を洗浄液槽2の対向する側壁と共
有させて気密に設けられている。したがって、洗浄液槽
2に蓄えられている洗浄液S1は洗浄槽3内に流入しな
い。そして、洗浄槽3の洗浄液槽2と共有する一側壁に
被洗浄物搬出入口15が形成されている(図6をも参
照)。
【0011】また、図3に示すように、洗浄液槽2と洗
浄槽3の外壁には洗浄液槽2内の洗浄液S1を洗浄槽3に
供給する流体路である洗浄液供給管4が取付けられてい
る。洗浄液供給管4の一側は洗浄液槽2内の洗浄液S1の
液面より下方位置に開口しており、他側は洗浄槽3内の
適所に開口されている。
【0012】この洗浄液供給管4の略中間にはバルブ5
が設けられている。このようにすれば、洗浄液槽2内に
貯えた洗浄液S1の水圧により洗浄液槽2から洗浄槽3へ
洗浄液S1を供給することが可能になる。
【0013】洗浄槽3の内部には後述する被洗浄物回転
装置6が回転自在に設けられていると共に、一対のノズ
ルチャンバー7が配設されている。一対のノズルチャン
バー7には先端を被洗浄物Wに向けた複数の高圧洗浄ノ
ズル(図示せず)が装着されている。
【0014】また、洗浄液槽2の下部適所には洗浄液槽
2に接続した高圧洗浄配管8が設けられており、この高
圧洗浄配管8は高圧洗浄ポンプ(図示せず)を介して前
述の一対のノズルチャンバー7に接続している。
【0015】したがって、洗浄液槽2内の洗浄液S1は高
圧洗浄配管8を通して、図示しない高圧洗浄ポンプによ
り一対のノズルチャンバー7に供給され、一対のノズル
チャンバー7より、図示しない高圧洗浄ノズルから被洗
浄物Wに向けて噴出されることになる。
【0016】洗浄槽3の下部には排液配管9が設けられ
ており、排液配管9はバルブを介して濾過装置(いずれ
も図示せず)の流入口に連通している。
【0017】また、洗浄槽3の下部適所には格子状の仕
切板10が設けられており、洗浄槽3の上部適所にはオー
バーフロー配管11が設けられている。オーバーフロー配
管11は前記濾過装置の流入口に連通している。
【0018】さらに、洗浄槽3の上部適所にはエアーブ
ローチャンバー12が設けられており、エアーブローチャ
ンバー12には先端を被洗浄物Wに向けた複数のエアーブ
ローノズル(図示せず)が装着されている。また、エア
ーブローチャンバー12の一側はエアー配管12a を介して
エアー供給源(図示せず)に連通している。これによ
り、洗浄後の被洗浄物Wはエアーブローノズルから吹付
けられるエアーによって乾燥される。
【0019】また、洗浄液槽2の上部適所には洗浄液供
給配管13が設けられている。洗浄液供給配管13は給水ポ
ンプ(図示せず)を介して前述の濾過装置(図示せず)
の排出口に連通している。
【0020】したがって、洗浄槽3の洗浄後の汚液は排
液配管9を介して濾過装置(図示せず)へ送られ、濾過
された後、給水ポンプ(図示せず)により洗浄液供給配
管13を介して再び洗浄液槽2へ供給される。
【0021】また洗浄槽3の、洗浄液槽2と共有する一
側壁には、被洗浄物搬出入口15を囲繞するようにした環
状のシール基台14が固着されている。この環状のシール
基台14には図示しないシール部材が装着されている。
【0022】次に、被洗浄物回転装置6を図4及び図5
にもとづいて説明する。符号16は被洗浄物回転装置6の
本体フレームである。この本体フレーム16は洗浄槽3の
被洗浄物搬出入口15側に配設された前部回転盤17と、こ
の前部回転盤17と対向して配設された後部回転盤18と、
前部回転盤17と後部回転盤18とを連結する連結部材19
(図5参照)とから概略構成されている。
【0023】前部回転盤17と後部回転盤18との間には両
回転盤17,18の間を差し渡し、かつ、本体フレーム16に
固着支持されたローラコンベア20が設けられている。
【0024】また、本体フレーム16には一対の下部側面
ガイドレール21が固着支持されており、下部側面ガイド
レール21の上部には一対の上部側面ガイドレール22が固
着支持されている。さらに、本体フレーム16には上部ガ
イド板23が固着支持されている。
【0025】前部回転盤17の外周部には複数(本実施例
では5個)の支持ローラ24が回転自在に装着されてい
る。この支持ローラ24の回転軸は被洗浄物回転装置6の
回転軸25(後述)と平行に配設されていると共に環状の
シール基台14の内側面と回転自在に係合している。
【0026】したがって、被洗浄物回転装置6の一側の
前部回転盤17は環状のシール基台14に対し、5個の支持
ローラ24を介して回転自在に支持されている。
【0027】また、後部回転盤18には被洗浄物回転装置
6の回転中心となるように回転軸25が固着している。こ
の回転軸25は洗浄槽3の、洗浄液槽2と共有する他側壁
装着したベアリング26に回転自在に支持されている。
【0028】洗浄槽3の、洗浄液槽2と共有する他側壁
外部には回転駆動モータ27が設けられており、この回
転駆動モータ27の回転駆動軸28の一側は後部回転盤18の
回転軸25と連結している。
【0029】回転駆動軸28の他側にはドッグブラケット
29が固着しており、このドッグブラケット29の適所には
元位置ドッグ30及び減速ドッグ31が高さを異にして装着
されている。
【0030】元位置ドッグ30に対向した位置には、元位
置リミットスイッチ32が配設されており、元位置リミッ
トスイッチ32は洗浄槽3の、洗浄液槽2と共有する他側
の外部に固着したブラケット33に固着支持されてい
る。
【0031】また、減速ドッグ31の対向位置には、減速
リミットスイッチ34が配設されており、減速リミットス
イッチ34は洗浄槽3の、洗浄液槽2と共有する他側壁
外部に固着したブラケット35に固着支持されている。
【0032】洗浄槽3の被洗浄物搬出入口15にはこの被
洗浄物搬出入口15を気密に閉塞する気密閉塞手段である
ドア式気密閉塞装置36(図6参照)が設けられている。
ドア式気密閉塞装置36は、作動シリンダ37のピストンロ
ッド37a を伸長させて、図示しない閉塞蓋を環状のシー
ル基台14(図5参照)に押圧させ、被洗浄物搬出入口15
を気密に閉塞し、また、作動シリンダ37のピストンロッ
ド37a を短縮させて、図示しない閉塞蓋を環状のシール
基台14から離脱させて、被洗浄物搬出入口15を解放する
ものである(ドア式気密閉塞装置36に付いては当社出願
の特願平5−298960を参照)。また、符号38で示
すものは洗浄槽3の被洗浄物搬出入口15と対応する位置
に設けた搬出入ローラコンベアである。
【0033】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
ドア式気密閉塞装置36の作動シリンダ37のピストンロッ
ド37a が短縮し、洗浄槽3の被洗浄物搬出入口15は解放
している。また、洗浄液供給管4のバルブ5及び排液配
管9の図示しないバルブは閉じており、洗浄槽3内の洗
浄液S2は排出されている。そして、元位置リミットスイ
ッチ32は元位置ドッグ30と対応しており、被洗浄物回転
装置6は元位置にある。即ち、洗浄装置本体1の全ての
装置は元位置にある。
【0034】この状態において、搬出入ローラコンベア
38上を搬送されてきた被洗浄物Wは被洗浄物回転装置6
のローラコンベア20に載置され、一対の下部側面ガイド
レール21、一対の上部側面ガイドレール22及び上部ガイ
ド板23に案内されて被洗浄物回転装置6の奥部に設けた
ストッパ(図示なし)に当接するまで搬入される。
【0035】このようにして、被洗浄物Wは被洗浄物回
転装置6に載置され、ローラコンベア20、一対の下部側
面ガイドレール21、一対の上部側面ガイドレール22及び
上部ガイド板23により荒く位置決めされる。
【0036】なお、被洗浄物Wが洗浄中に前後に揺動す
る虞れがある場合には、ローラコンベア20の一番被洗浄
物搬出入口15側にあるローラを僅かに高く設定するか、
又は、出没自在なストッパをローラコンベア20の被洗浄
物搬出入口15側の適所に設けるとよい。
【0037】被洗浄物Wが荒く位置決めされると、ドア
式気密閉塞装置36の作動シリンダ37が作動し、そのピス
トンロッド37a が伸長して、ドア式気密閉塞装置36の図
示しない閉塞蓋にて洗浄槽3の被洗浄物搬出入口15が気
密に閉塞される。
【0038】被洗浄物搬出入口15が閉塞されると、洗浄
液供給管4のバルブ5が開き、洗浄液槽2内の洗浄液S1
が洗浄槽3に供給され、洗浄槽3に洗浄液S2が貯えられ
る。洗浄槽3に洗浄液S2が貯えられると、洗浄液供給管
4のバルブ5は閉じる。
【0039】洗浄槽3に洗浄液S2が貯えられると、回転
駆動モータ27が作動して、回転駆動軸28を回転させ、被
洗浄物回転装置6を回転させると共に図示しない高圧洗
浄ポンプが作動する。高圧洗浄ポンプが作動すると、洗
浄液槽2内の洗浄液S1は高圧洗浄配管8を通て一対のノ
ズルチャンバー7に装着されている図示しない複数の高
圧洗浄ノズルに供給され、高圧洗浄液を被洗浄物Wに向
けて噴出する。このとき、排液配管9の図示しないバル
ブが開いて洗浄液S2を濾過装置(図示なし)に送る。
【0040】高圧洗浄液が一対のノズルチャンバー7の
複数の高圧洗浄ノズルから被洗浄物Wに向けて噴出され
ると、洗浄槽3内の洗浄液S2は攪拌され、被洗浄物Wは
洗浄液に浸漬され、回転されながら洗浄される。
【0041】洗浄後の汚液は前述したように排液配管9
から図示しない濾過装置に送られるが、排液配管9を通
りきれないものはオーバーフロー配管11を通って、前述
と同じ濾過装置に送られる。濾過装置に送られた汚液
は、濾過された後、給水ポンプ(図示なし)により洗浄
液供給配管13を通て再び洗浄液槽2に供給される。
【0042】このようにして、所定の洗浄サイクルが終
了すると、図示しない高圧洗浄ポンプの作動は停止し、
一対のノズルチャンバー7への洗浄液槽2内の洗浄液S1
の供給が停止され、図示しない複数の高圧洗浄ノズルか
らの高圧洗浄液の噴出が停止される。
【0043】高圧洗浄液の噴出が停止すると、洗浄槽3
内の洗浄後の汚液は排液配管9を通て図示しない濾過装
置へ排出される。汚液が排出されると、エアー供給源か
らエア配管12a を通て圧縮エアーが、エアーブローチャ
ンバー12に供給され、エアーブローチャンバー12に装着
されている図示しない複数のエアーブローノズルから回
転している被洗浄物Wに向けて噴出され、被洗浄物Wの
水切りが行われる。
【0044】所定の被洗浄物Wの水切りサイクルが終了
すると、排液配管9のバルブは閉じ、エアー供給源から
のエアー供給は停止し、減速リミットスイッチ34が減速
ドッグ31を検知し、回転駆動モータ27の回転駆動軸28の
回転を減速させ、被洗浄物回転装置6の回転が減速され
る。
【0045】被洗浄物回転装置6の回転が減速すると、
元位置リミットスイッチ32が元位置ドッグ30を検知し、
回転駆動モータ27の作動を停止し、回転駆動軸28の回転
を停止して被洗浄物回転装置6の回転を停止させる。
【0046】被洗浄物回転装置6の回転が停止すると、
回転駆動モータ27のブレーキが作動して被洗浄物回転装
置6を元位置に位置決めする。
【0047】被洗浄物回転装置6が元位置に位置決めさ
れると、ドア式気密閉塞装置36の作動シリンダ37が作動
し、ピストンロッド37a を短縮して、洗浄槽3の被洗浄
物搬出入口15は解放される。
【0048】被洗浄物搬出入口15が解放されると、被洗
浄物回転装置6から洗浄後の被洗浄物Wを取り出して1
洗浄サイクルは終了する。
【0049】なお、この実施例では、回転駆動モータ27
を減速させ、停止させるために回転検知手段として、リ
ミットスイッチ32を用いたが、これに限定されるもので
はなく、光電スイッチ、近接スイッチ等を用いることも
できる。また、本発明の洗浄槽3への被洗浄物Wの搬出
入手段としては、自動で行うことも可能であるし、また
手動で行うこともできる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように洗浄液を
貯える洗浄液槽内に被洗浄物を洗浄するための洗浄槽を
内蔵する構成としたので、設置面積が減少して、洗浄装
置全体を小形にすることができる。これにより製作費を
低減させることができる。
【0051】洗浄液槽内に貯えた洗浄液の水圧により洗
浄液槽から洗浄槽へ洗浄液を供給するように構成したの
で、洗浄液槽から洗浄槽への洗浄液供給手段が極めて簡
素なものとなり、洗浄回路を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、図2のA−A線に沿
う断面図である。
【図2】図1に示す洗浄装置本体の側面図である。
【図3】図1に示すものの平面図である。
【図4】図2に示す洗浄槽の被洗浄物回転装置の正面図
である。
【図5】図4のB−Bに沿う断面図である。
【図6】図1に示す洗浄装置本体の概略斜視図である。
【図7】従来の洗浄装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置本体 2 洗浄液槽 3 洗浄槽 4 洗浄液供給管(流体路) 6 被洗浄物回転装置 7 ノズルチャンバー 15 被洗浄物搬出入口 36 ドア式気密開閉装置(気密閉塞手段) S1 洗浄液 S2 洗浄槽内の洗浄液 W 被洗浄物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 3/10 B08B 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置本体に設けた洗浄槽内の洗浄液
    に被洗浄物を浸漬し、該被洗浄物を回転させながら高圧
    洗浄ノズルから高圧洗浄液を噴出させ洗浄を行う洗浄装
    置において、 前記洗浄装置本体に洗浄液を貯える洗浄液槽を設け、該
    洗浄液槽内に該洗浄液槽と一側壁を一部共有した洗浄槽
    を気密に設け、該洗浄槽の、前記洗浄液槽と共有する前
    記一側壁に被洗浄物搬出入口を設け、前記洗浄槽の内部
    被洗浄物を回転させる被洗浄物回転装置及び前記洗浄
    液槽の洗浄液を被洗浄物に向けて噴出する高圧洗浄ノズ
    ルを配設し、前記洗浄槽と前記洗浄液槽との間に前記洗
    浄液槽の洗浄液を前記洗浄槽に供給する流体路を設ける
    と共に前記洗浄槽の被洗浄物搬出入口に該被洗浄物搬出
    入口を気密に閉塞する気密閉塞手段を設けたことを特徴
    とする洗浄装置。
JP6197586A 1994-07-30 1994-07-30 洗浄装置 Expired - Fee Related JP3038531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197586A JP3038531B2 (ja) 1994-07-30 1994-07-30 洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197586A JP3038531B2 (ja) 1994-07-30 1994-07-30 洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0839026A JPH0839026A (ja) 1996-02-13
JP3038531B2 true JP3038531B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=16376959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6197586A Expired - Fee Related JP3038531B2 (ja) 1994-07-30 1994-07-30 洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038531B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103302051A (zh) * 2013-07-11 2013-09-18 镇江市丹徒区兴农葛根茶厂 一种葛根清洗装置
CN106111611A (zh) * 2016-08-18 2016-11-16 东风朝阳朝柴动力有限公司 封闭式四台架发动机缸体清洗装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0839026A (ja) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08155406A (ja) 洗浄装置
JP2012076215A (ja) タレット式洗浄装置
US20030121536A1 (en) Washing device and its work conveying method
CA2544513C (en) Housingless washer
KR101749985B1 (ko) 바스켓 세척기능을 갖는 젤라틴 캡슐 건조장치
JP4566479B2 (ja) バレル洗浄装置
JP3038531B2 (ja) 洗浄装置
US6302123B1 (en) Rotary liquid diverter for industrial parts washer
JP3788899B2 (ja) 液中洗浄装置
JP2002334863A (ja) Foup用ドアシェルの洗浄乾燥方法及び装置
JP2704694B2 (ja) 洗浄装置
JPH07213966A (ja) 塗装ブース
JP2002370071A (ja) 洗浄装置
JPH0655147A (ja) 洗浄装置
JPH0796233B2 (ja) 成形金型用水洗浄装置
KR20010090687A (ko) 세정장치
CN219648252U (zh) 一种样瓶自动清洗烘干系统
CN213944118U (zh) 自动化滚筒式大米清洗装置
KR100221784B1 (ko) 연료전지용 카본 페이퍼의 자동 세척 장치
JP3186940B2 (ja) 洗浄後の水切除去装置
KR100397104B1 (ko) 기판의 액처리장치
CN209985739U (zh) 一种药物清洗灭菌装置
JP3185142B2 (ja) 洗浄液の吐出装置及び洗浄装置
JP2704692B2 (ja) 洗浄装置
JP2585262Y2 (ja) 洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees