JPH07213683A - 電子遊戯機 - Google Patents

電子遊戯機

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Publication number
JPH07213683A
JPH07213683A JP6028911A JP2891194A JPH07213683A JP H07213683 A JPH07213683 A JP H07213683A JP 6028911 A JP6028911 A JP 6028911A JP 2891194 A JP2891194 A JP 2891194A JP H07213683 A JPH07213683 A JP H07213683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
switches
reel
stop button
start lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP6028911A
Other languages
English (en)
Inventor
Soushirou Watanabe
総市郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Electric Industry Co Ltd filed Critical Takasago Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6028911A priority Critical patent/JPH07213683A/ja
Publication of JPH07213683A publication Critical patent/JPH07213683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊戯者による誤ったスイッチ操作に対して、不
当なランク設定が行われるのを防止するのと共に、遊戯
者の意に反して機械が動作するのを防止する。 【構成】スロットマシンのリール表示窓2の近傍に、ベ
ットスイッチ4,始動レバー5,3個の停止釦スイッチ
6などが配置されている。ベットスイッチ4の押し操作
によりメダルの賭枚数が設定され、始動レバー5の操作
によりリール1A,1B,1Cが始動し、停止釦スイッ
チ6の操作により各リールが順次停止する。始動レバー
5を操作した状態のまま、停止釦スイッチ6を操作して
も、リールが停止しないような制御が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコホールなど
の遊戯場に設置される電子遊戯機に関連し、殊にこの発
明は、スロットマシンのように、ゲームを実行するため
の複数個のスイッチを備えた電子遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のスロットマシンは、多数枚のメダ
ルをあらかじめ機械に預けておき、スイッチ操作により
その預けたメダルを消費してゲームを実行するという、
いわゆるクレジット方式のスロットマシンが主流となっ
ている。この種スロットマシンでは、まずベットスイッ
チをメダルの賭枚数に相当する回数だけ押操作した後、
始動レバーを操作して始動レバースイッチをオンする。
これにより3個のリールが一斉に始動し、その後、リー
ル毎の停止釦スイッチを順次押操作して各リールを停止
させる。
【0003】近年のスロットマシンでは、一連の制御を
行うのにマイクロコンピュータが導入されており、ゲー
ムの実行に必要なすべてのスイッチの操作手順はプログ
ラム化してによりROMに記憶させてある。CPUはこ
のROMに記憶されたプログラムに従って各スイッチの
操作を順次有効化するよう制御しており、従って操作順
序を違えてスイッチ操作が行われても、その操作が無効
となるようになっている。
【0004】遊戯者の中には、機械の状態を狂わせる目
的で、ゲームの最中に、例えば操作されるべきスイッチ
を押したまま、つぎに操作されるべきスイッチを操作す
るなどして、故意に誤った操作を行う者がある。現在の
機種では、操作順位が前後するスイッチを、先のスイッ
チを押した状態のまま、後のスイッチを押したとき、後
のスイッチの操作も有効化されるよう制御されている。
【0005】ところで近年のスロットマシンでは、入賞
確率を段階的にランク設定できるようになっており、設
定ランクに応じた頻度で入賞が発生するようリールの停
止動作が制御される。このランク設定方法として、ゲー
ムを実行するための複数のスイッチのうち、特定の2個
のスイッチ、例えば操作順位が前後する2個のスイッチ
を同時操作することによりランク設定機能を起動させる
ようにした機種が存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらそのよう
な機種では、遊戯者による複数のスイッチの同時操作が
あると、いずれの操作も有効化されるため、ランク設定
機能が偶然起動し、遊戯者にとって有利、言い換えれば
遊戯場にとって不利なランクが不当に設定される虞があ
る。また悪意のない遊戯者であっても、例えば始動レバ
ーを操作した状態で誤って停止釦スイッチを押すことが
あり、そのような場合には、遊戯者の意に反したタイミ
ングでリールが停止する。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、遊戯者による誤ったスイッチ操作に対し
て、不当なランク設定が行われるのを防止すると共に、
遊戯者の意に反して機械が動作するのを防止した電子遊
戯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ゲームを実
行するための複数個のスイッチを備えた電子遊戯機にお
いて、前記の各スイッチの操作手順を記憶させた記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された操作手順に従って各ス
イッチの操作を順次有効化する制御手段とを備えたもの
であり、前記制御手段は、操作順位が前後するスイッチ
が同時にオン状態になったとき、操作順位が先のスイッ
チの操作は有効化しかつ操作順位が後のスイッチの操作
は無効化するよう制御している。
【0009】請求項2の発明にかかる電子遊戯機は、ス
ロットマシンであって、前記の各スイッチとして、ベッ
トスイッチ,始動レバースイッチ,リール毎の複数の停
止釦スイッチが設けられている。
【0010】
【作用】遊戯者が操作順位が前後するスイッチを、操作
順位が先のスイッチを操作した状態のまま、操作順位が
後のスイッチを操作するようなことがあっても、操作順
位が先のスイッチの操作は有効化され、操作順位が後の
スイッチの操作は無効化されるので、2個のスイッチを
同時操作してランク設定を行うようにした機種であって
も、不当なランク設定が行われるのか防止でき、また遊
戯者の意に反した機械動作が行われることもない。
【0011】請求項2のスロットマシンでは、例えば始
動レバースイッチがオンした状態で、停止釦スイッチが
操作されても、ランク設定機能が起動するのが防止さ
れ、またリールが停止することもない。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるスロッ
トマシンの外観を示す。このスロットマシンは、箱型ケ
ースの前面開口に扉が開閉可能に配備された構造のもの
であり、前記ケースの内部には、周面に複数のシンボル
が表された3個のリール1A,1B,1Cが組み込まれ
ている。前記扉の各リール1A,1B,1Cの設置位置
にはシンボル表示窓2が設けてあり、このシンボル表示
窓2より各リール1A,1B,1Cの回転状態が観察で
きるようになっている。
【0013】このシンボル表示窓2には5本の停止ライ
ン3が表してあり、リール停止時には、これら停止ライ
ン3上に各リールの3駒分のシンボルが整列する。各停
止ライン3はメダルの賭枚数に応じた本数だけ有効とな
り、全リール停止時に、有効化されたいずれかの停止ラ
イン上に所定のシンボルの組み合わせが整列すると、そ
のゲームは入賞となって、所定枚数のメダルが払い出さ
れる。
【0014】前記リール表示窓2の近傍には、メダル投
入口7の他、ゲームを実施するのに必要な構成として、
ベットスイッチ4,始動レバー5,リール毎の停止釦ス
イッチ6などが配置される。また下方位置には、精算さ
れたメダルを収容するメダル受け皿8が設けてある。
【0015】前記メダル投入口4は、ゲームに先立ち、
多数枚のメダルを投入して機械へ預けるためのものであ
り、前記ベットスイッチ4を1回押すと1枚のメダル
が、続けて2回押すと2枚のメダルが、続けて3回押す
と3枚のメダルが、それぞれ機械に預けられたメダルよ
り消費されてそのゲームに賭けられる。このようにベッ
トスイッチ4は各ゲームに対するメダルの賭枚数を設定
するためのものであり、ベットスイッチ4の押操作によ
りメダルの賭枚数に応じた本数の停止ライン3が有効化
されると共に、つぎの始動レバー5の操作が受け付けら
れる状態となる。
【0016】前記始動レバー5は3個のリール1A,1
B,1Cを一斉に始動させるためのものであり、この始
動レバー5を操作すると、機械内部の始動レバースイッ
チ(図示せず)がオンして、つぎの3個の停止釦スイッ
チ6の操作が受け付けられる状態となる。各停止釦スイ
ッチ6はリール1A,1B,1C毎に設けてあり、各停
止釦スイッチ6を操作すると、対応するリール1A,1
B,1Cが停止する。なお図中、9は機械に預けられて
いるメダル枚数を表示する第1の数字表示器、10は各
ゲームに対するメダルの賭枚数を表示する第2の数字表
示器、11は精算時に押操作される精算スイッチであ
る。
【0017】図2は、上記したスロットマシンの電気的
な構成を示す。同図中、20はマイクロプロセッサなど
で構成される制御回路部であり、制御・演算の主体であ
るCPU21,プログラムや固定データが格納されるR
OM22,ワークエリアとして用いられるRAM23な
どを備えている。
【0018】前記CPU21は、ROM22に格納され
たプログラムを解読実行し、RAM23に対するデータ
の読み書きを行いながら、ベットスイッチ4,始動レバ
ースイッチ12,3個の停止釦スイッチ6,精算スイッ
チ11,第1,第2の各数字表示器9,10などの各入
出力装置の動作を一連に制御する。
【0019】図3は、前記プログラムに従った前記制御
回路部20による制御手順をステップ1(図中「ST
1」で示す)〜ステップ17で示しており、以下、同図
に示す制御手順に従って上記スロットマシンの動作を説
明する。
【0020】まずステップ1では、ベットスイッチ4が
オンしたか否かを判定しており、その判定が「YES」
であると、CPU21はステップ2でベットスイッチ4
が押された回数に応じた本数の停止ライン3を有効化す
る。
【0021】つぎのステップ3では、始動レバースイッ
チ12がオンしたか否かが判定され、もしベットスイッ
チ4がオン状態のままであれば、ステップ3が「YE
S」、ステップ4が「NO」となり、始動レバー5の操
作は有効化されない。もしベットスイッチ4がオフ状態
になっておれば、ステップ3が「YES」、ステップ4
も「YES」となり、始動レバー5の操作は有効化され
てステップ5へ進み、3個のリール1A,1B,1Cが
一斉に始動する。
【0022】つぎのステップ6では、1番目の停止釦ス
イッチ6が押操作されたか否かが判定され、もし始動レ
バースイッチ12がオン状態のままであれば、ステップ
6が「YES」、ステップ7が「NO」となり、停止釦
スイッチ6の操作は有効化されない。もし始動レバース
イッチ12がオフ状態になっておれば、ステップ6が
「YES」、ステップ7も「YES」となり、1番目の
停止釦スイッチ6の操作は有効化されてステップ8へ進
み、対応するリールが停止する。
【0023】つぎのステップ9では、2番目の停止釦ス
イッチ6が操作されたか否かが判定され、もし1番目の
停止釦スイッチ6がオン状態のままであれば、ステップ
9が「YES」、ステップ10が「NO」となり、2番
目の停止釦スイッチ6の押操作は有効化されない。もし
1番目の停止釦スイッチ6がオフ状態になっておれば、
ステップ9が「YES」、ステップ10も「YES」と
なり、2番目の停止釦スイッチ6の操作は有効化されて
ステップ11へ進み、対応するリールが停止する。
【0024】つぎのステップ12では、3番目の停止釦
スイッチ6が押操作されたか否かが判定され、もし2番
目の停止釦スイッチ6がオン状態のままであれば、ステ
ップ12が「YES」、ステップ13が「NO」とな
り、3番目の停止釦スイッチ6の操作は有効化されな
い。もし2番目の停止釦スイッチ6がオフ状態になって
おれば、ステップ12が「YES」、ステップ13も
「YES」となり、3番目の停止釦スイッチ6の操作は
有効化されてステップ14へ進み、対応するリールが停
止する。
【0025】つぎにCPU21は、ステップ15で有効
化された停止ライン3上に入賞となるシンボルの組み合
わせが整列したかどうかを判定しており、もし整列して
いれば、ステップ16の判定が「YES」となり、ステ
ップ17でメダルの配当が行われる。もしステップ17
の判定が「NO」であれば、ステップ17がスキップさ
れ、つぎのゲームへ移行する。
【0026】なおこの発明は、上記したスロットマシン
に限らず、ゲームを実行するための複数のスイッチを備
えたものであって、各スイッチの操作手順が決められて
いるものであれば、他の電子遊戯機についても実施でき
ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記のごとく、操作順位が前
後するスイッチが同時にオン状態になったとき、操作順
位が先のスイッチの操作は有効化しかつ操作順位が後の
スイッチの操作は無効化するようにしたから、たとえ遊
戯者が操作順位が前後するスイッチを、先のスイッチを
操作した状態のまま、後のスイッチを操作するようなこ
とがあっても、操作順位が先のスイッチの操作のみが有
効となり、不当なランク設定が防止され、また遊戯者の
意に反した機械動作が行われることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
外観を示す正面図である。
【図2】スロットマシンの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】制御回路部の制御手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
4 ベットスイッチ 5 始動レバー 6 停止釦スイッチ 12 始動レバースイッチ 20 制御回路部 21 CPU 22 ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームを実行するための複数個のスイッ
    チを備えた電子遊戯機において、 前記の各スイッチの操作手順を記憶させた記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された操作手順に従って各スイッチ
    の操作を順次有効化する制御手段とを備えており、 前記制御手段は、操作順位が前後するスイッチが同時に
    オン状態になったとき、操作順位が先のスイッチの操作
    は有効化しかつ操作順位が後のスイッチの操作は無効化
    するよう制御する電子遊戯機。
  2. 【請求項2】 前記の各スイッチは、スロットマシンに
    おけるベットスイッチ,始動レバースイッチ,リール毎
    の複数の停止釦スイッチである請求項1に記載された電
    子遊戯機。
JP6028911A 1994-01-31 1994-01-31 電子遊戯機 Pending JPH07213683A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6028911A JPH07213683A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 電子遊戯機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6028911A JPH07213683A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 電子遊戯機

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Publication Number Publication Date
JPH07213683A true JPH07213683A (ja) 1995-08-15

Family

ID=12261592

Family Applications (1)

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JP6028911A Pending JPH07213683A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 電子遊戯機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143638A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Kita Denshi Corp スロットマシン
JP2007167470A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機用プログラム及び記録媒体
JP2009261578A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Olympia:Kk 遊技機
JP2009261579A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Olympia:Kk 遊技機
JP2017144026A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 株式会社北電子 遊技機

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Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041019