JP2009261578A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶ディスプレイを用いた演出の自由度を低下させず、かつ、スムーズな遊技を妨げずに、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知する。
【解決手段】スロットマシンは、「青7」が入賞すると第2ATモードへ移行する。第2ATモードでは、「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」のいずれかが当選すると、当選した当選役の種類に対応する順番で各ストップボタンが有効化される。そして、各ストップボタンが有効化に伴い、各ストップボタンに内蔵されたランプの発光色が変化し、各ストップボタンが有効化された順番が報知される。
【選択図】図6

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で用いられるスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
一般に、スロットマシンは、外周に複数種類の図柄が配列された3個のリールと、各リールに対応して設けられた3つのストップボタンとを備えている。そして、スロットマシンでは、遊技開始に伴って、3個のリールが一斉に回転を開始するとともに、当選役抽選が実行され、複数種類の当たりのいずれかまたはハズレが決定される。
また、スロットマシンでは、各リールの回転速度が予め定められた一定速度に達した後に各ストップボタンの操作が有効化され、各ストップボタンに内蔵されたランプの発光色が、例えば、赤から緑へ変化することによって、この旨が報知される。そして、有効化されたストップボタンを押下すると対応するリールの回転が停止され、全てのリールが停止されたときに当選役抽選に当選した当選役に対応する図柄が表示されるとこの当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応する処理が実行される。
このようなスロットマシンの中には、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知するAT(アシストタイム)モードを備えたものもある。ATモードでは、液晶ディスプレイに当選役抽選に当選した当選役の種類を示す情報が表示され、遊技者は、当選した当選役が入賞するようにストップボタンを操作することで、いわゆる取りこぼしを防止して、当選役を効率よく入賞させることができる。
しかし、ATモードにおいて、当選役抽選に当選した当選役の種類を示す情報を液晶ディスプレイに表示すると、液晶ディスプレイを用いて当選役報知以外の演出を行うことが難しく、演出の自由度が制限されてしまうといった問題があった。このため、下記特許文献1には、当選役の種類とストップボタンを有効化するまでの時間とを対応付けして記憶しておき、リールの回転開始から、当選役抽選に当選した当選役に対応する時間が経過した際に、全てのストップボタンの操作を一斉に有効化するようにした例が記載されている。こうすることで、液晶ディスプレイを用いることなく、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知できる。
特開2001−190739
ところで、上記特許文献1記載の装置により、例えば、5つの当選役を報知する場合、全てのストップボタンの操作が一斉に有効化されるまでの時間を6段階に変化させる必要がある。また、各段階間の時間差が小さいと遊技者が当選役の種類を識別できなくなってしまうので、各段階間に遊技者が認識できる程度の時間差(例えば、1秒程度)を設ける必要がある。ここため、1回の遊技の所要時間が6秒程度延長される場合も発生してしまう。このように、上記特許文献1記載の装置では、報知する当選役の種類が多くなるほどスムーズな遊技の妨げになってしまうといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、液晶ディスプレイを用いた演出の自由度を低下させず、かつ、スムーズな遊技を妨げずに、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知できる遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、外周に複数種類の図柄が配列され、遊技開始に伴って一斉に回転を開始する複数のリールと、各リールに対応して設けられ、操作が有効化された際に内蔵されたランプの発光態様が変化する複数のストップボタンとを備え、有効化されたストップボタンが操作された際に対応するリールの回転を停止させる遊技機において、遊技開始に伴って当選役抽選を実行し、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段と、前記当選役抽選の結果に基づいて、各ストップボタンの操作を順番に有効化する有効化制御手段とを備えたことを特徴としている。
前記当選役決定手段は、各リールの回転開始から各リールの回転速度が予め設定された一定速度に達するまでの間に、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定し、前記有効化制御手段は、各リールの回転速度が前記一定速度に達してから各ストップボタンを有効化するまでの時間を決定し、各リールの回転速度が前記一定速度に達してから決定された時間が経過した際に、対応するストップボタンの操作を有効化することが好ましい。
本発明によれば、当選役抽選の結果に基づいてストップボタンを有効化する順番を決定し、ストップボタンの有効化された順番、すなわち、ストップボタンに内蔵されたランプの発光態様が変化する順番により、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知している。このため、液晶ディスプレイを用いた演出の自由度を低下させてしまうといったことがない。また、本発明は、当選したことを報知する当選役の種類が増えても、全てのストップボタンを有効化するまでの時間を変えずにストップボタンを有効化する順番を変えればよいので、スムーズな遊技を妨げてしまうといったことがない。
さらに、本発明は、有効化されたときに内蔵されたランプの発光態様が変化するといった従来から用いられているストップボタンの性質を利用して、当選役抽選に当選した当選役の種類を報知するため、コストを抑えることができる。
また、リールの回転開始からリールが一定速度に達するまでの間に当選役抽選を完了させ、リールが一定速度に達してから、ストップボタンを有効化するまでの時間の測定を行いようにすること、すなわち、当選役抽選の実行タイミングとストップボタンを有効化するまでの時間の測定開始タイミングとをずらすことにより、これらの処理を行う制御部などの負荷を軽減できる。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)10は、収納箱12と、前面扉14とを備えている。収納箱12にはリールユニットやホッパー装置などが収納されている。前面扉14は上扉14aと下扉14bとに上下に2分割されており、これら上扉14a及び下扉14bはそれぞれ収納箱12に軸着され、開閉自在に支持されている。
上扉14aには、液晶ディスプレイ16、及び、表示窓18が設けられている。周知のように、液晶ディスプレイ16は、各種演出画像を表示することによって、遊技を演出する。
表示窓18の奥には、回転自在な第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cが設けられている。各リール20a〜20cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、各リール20a〜20cが停止すると表示窓18を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン10では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン22が設定されている。そして、各リール20a〜20cが停止したときに入賞有効ライン22上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
下扉14bには、メダルを投入するメダル投入口24、遊技を開始する際に操作されるスタートレバー26、回転しているリールを停止させるための第1ストップボタン30a、第2ストップボタン30b、第3ストップボタン30c、クレジットされたメダルをベットするためのベットボタン32などが設けられている。
スロットマシン10は、3枚のメダルをベットすることで1回の遊技を行えるようになっており、メダル投入口24に3枚のメダルを投入すると、この3枚のメダルがベットされる。また、メダル投入口24に4枚以上のメダルを一度に投入すると、4枚目以降のメダルはクレジットされる。そして、メダルのクレジット数が3枚以上ある場合、遊技の開始に先立ってベットボタン32が押下されると、クレジット数が「3」減算され3枚のメダルがベットされる。
3枚のメダルがベットされるとスタートレバー26が有効化され、有効化されたスタートレバー26の押下に伴って遊技が開始される。遊技が開始されると、当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定されるとともに、各リール20a〜20cが一斉に回転を開始する。この後、後述する制御部50(図2参照)によって、各ストップボタン30a〜30cが有効化される。
第1ストップボタン30aにはランプ40a(図2参照)が内蔵されており、第1ストップボタン30aが有効化されると、ランプ40aの発光色が赤から緑へと変化してこの旨が報知される。同様に、第2ストップボタン30bが有効化されると第2ストップボタン30bに内蔵されたランプ40b(図2参照)の発光色が赤から緑へと変化し、第3ストップボタン30cが有効化されると第3ストップボタン30cに内蔵されたランプ40c(図2参照)の発光色が赤から緑へと変化する。そして、有効化されたストップボタンが押下されると対応するリールの回転が停止され、全てのリールが停止したときに当選役抽選で決定された当選役が入賞すると、入賞した当選役に対応付けされた処理が実行される。
スロットマシン10には、当選役として、「ベル」、「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」、「赤7」、「青7」が設けられている。「ベル」は、当選役抽選に当選し(当選役抽選で決定され)、かつ、後述する操作順序決定部60により決定された操作順序で各ストップボタン30a〜30cが操作されると入賞可能となり、これ以外の当選役は、ストップボタン30a〜30cの操作順序に関わらず入賞可能となっている。そして、当選役が入賞すると、入賞した当選役の種類に応じた枚数のメダルが受け皿42に払い出される。
また、スロットマシン10は、通常モード、第1ATモード、第2ATモードの3つの遊技モードを備えており、「赤7」が入賞すると第1ATモードへ移行し、「青7」が入賞すると第2ATモードへ移行する。第1ATモードは、「ベル」が当選した際に、この「ベル」を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知するモードであり、第2ATモードは、「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」のいずれかが当選した際に、当選した当選役の種類を報知するモードである。第1ATモード、第2ATモードは、各モード毎に設定された回数の遊技が実行されると終了する。
図2に示すように、スロットマシン10の内部には、制御部(有効化制御手段)50が設けられている。制御部50には、メモリ52、メダルセンサ54、スタート信号センサ56、当選役決定部(当選役決定手段)58、操作順序決定部60、タイマ62、ストップ信号センサ70a、70b、70cが接続されている。
メモリ52は、ROM領域とRAM領域とを備えている。メモリ52のROM領域には、制御プログラムや後述する標準時間、第1時間、第2時間、第3時間、有効化順番決定テーブルなどの各種情報が記憶されている。また、メモリ52のRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用される当選フラグ(当選役抽選で当選した当選役の種類を示すフラグ)などのデータの一時的な保管や書き換えなどに用いられる。制御部50は、メモリ52に記憶された情報に基づいてスロットマシン10の各部を駆動制御する。
メダルセンサ54はメダル投入口24から投入された適正なメダルを検知し、メダル検知信号を制御部50に入力する。制御部50は、メダル投入口24に3枚のメダルが投入された場合、または、3枚以上のメダルがクレジットされている状態でベットボタン32が押下された場合、5本の入賞有効ライン22を有効化してスタートレバー26の操作を有効化する。
スタート信号センサ56はスタートレバー26が押下されたことを検知して、制御部50にスタート信号を入力する。制御部50は、操作が有効化された後にスタート信号が入力されると、これに応答して当選役決定部58を作動させて当選役抽選を実行させるとともに、各リール20a〜20cの回転を一斉に開始させる。これにより、遊技が開始される。
当選役決定部58は、乱数発生器、及び、各当選役とハズレに乱数値が対応付けされた抽選テーブルを備えている。当選役決定部58は、作動に伴って乱数発生器により乱数を発生させた後、抽選テーブルを参照し、発生された乱数値がいずれの当選役に対応するかを判定する。そして、乱数値に対応する当選役が存在する場合この当選役が当選となり、乱数値に対応する当選役が存在しない場合ハズレとなる。このように、いずれかの当選役への当選またはハズレが決定されることで当選役抽選が完了する。当選役抽選は、各リール20a〜20cの回転速度が予め設定された一定速度に達する前に完了される。
操作順序決定部60は、当選役抽選において「ベル」が当選した際に作動され、操作順序抽選を行って、「ベル」を入賞させるためのストップボタン30a〜30cの操作順序を決定する。本実施形態では、3つのストップボタンが設けられており、ストップボタンの操作順序は全部で6通り存在する。このため、本実施形態においては、6通りの操作順序のなかのいずれか1つが、「ベル」を入賞させるための操作順序として決定される。
制御部50は、当選役抽選が完了した後、または、当選役抽選において「ベル」が当選した場合は「ベル」を入賞させるための操作順序が決定された後、各ストップボタン30a〜30cの操作を有効化する。なお、制御部50が各ストップボタン30a〜30cを有効化する手順は遊技モード毎に異なるため、以下の説明では各遊技モード毎に場合を分けて説明を行う。
初めに、通常モードにおいて各ストップボタン30a〜30cを有効化する手順について説明する。図3に示すように、通常モードにおいて制御部50は、各リール20a〜20cの回転速度が予め設定された一定速度に達した際に、タイマ62を作動させて計時を開始する。そして、計時を開始してからメモリ52に記憶された標準時間が経過した際に、各ストップボタン30a〜30cの操作を一斉に有効化する。
続いて、第1ATモードにおいて各ストップボタン30a〜30cを有効化する手順について説明する。図4に示すように、第1ATモードにおいて制御部50は、当選役抽選において「ベル」が当選しなかった場合、通常モードと同様に各リール20a〜20cの回転速度が予め設定された一定速度に達してから標準時間が経過した際に、一斉に各ストップボタン30a〜30cの操作を有効化する。
他方、第1ATモードにおいて「ベル」が当選した場合、制御部50は、操作順序決定部60により決定された「ベル」を入賞させるための操作順序と同じ順番で各ストップボタン30a〜30cの操作を順番に有効化する。具体的には、図5に示すように、各リール20a〜20cの回転速度が一定速度に達したときにタイマ62を作動させて計時を開始し、計時開始からメモリ52に記憶された第1時間が経過した際に、「ベル」を入賞させるための操作順序の1番目に対応するストップボタンの操作を有効化する。また、計時開始から第1時間よりも長く設定された第2時間が経過した際に、「ベル」を入賞させるための操作順序の2番目に対応するストップボタンの操作を有効化し、さらに計時開始から第2時間よりも長く設定された第3時間が経過した際に残ったストップボタンの操作を有効化する。
なお、標準時間や、第1〜第3時間は自由に設定できるが、標準時間が長すぎるとスムーズな遊技の妨げとなってしまうため、標準時間は0.2秒程度であることが好ましい。また、第1〜第3時間の時間差が小さいと遊技者が各ストップボタンが有効化された順番を認識し難くなってしまう。反対に、第1〜第3時間の時間差を長くして第3時間が標準時間を上回ってしまうと(一斉に全てのストップボタンを有効化する場合よりも、順番にストップボタンを有効化する場合の方が、最後(全て)のストップボタンが有効化されるまでの時間が遅くなってしまうと)、スムーズな遊技の妨げとなってしまう。このため、第3時間は標準時間と同じ、もしくは、第3時間が標準時間を下回っていることが好ましい。以上を考慮すると、第1〜第3時間は、例えば、第1時間が0秒程度、第2時間が0.1秒程度、第3時間が0.2秒程度であることが好ましい。
次に、第2ATモードにおいて各ストップボタン30a〜30cを有効化する手順について説明する。図6に示すように、第2ATモードにおいて制御部50は、当選役抽選において「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」のいずれも当選しなかった場合、通常モードと同様に各リール20a〜20cの回転速度が予め設定された一定速度に達してから標準時間が経過した際に、一斉に各ストップボタン30a〜30cの操作を有効化する。
他方、第2ATモードにおいて、「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」のいずれかが当選した場合、当選した当選役の種類に対応する順番で各ストップボタン30a〜30cを順番に有効化する。メモリ52のROM領域には、当選した当選役とストップボタンを有効化する順番とが対応付けされた有効化順番決定テーブルが記憶されており、ストップボタンを有効化する順番はこの有効化順番決定テーブルに基づいて決定される。
これにより、例えば、「青チェリー」が当選した場合、第1ストップボタン30a、第2ストップボタン30b、第3ストップボタン30cの順番で操作が有効化され、「赤チェリー」が当選した場合、第3ストップボタン30c、第2ストップボタン30b、第1ストップボタン30cの順番で操作が有効化され、「黄チェリー」が当選した場合、第1ストップボタン30a、第3ストップボタン30c、第2ストップボタン30bの順番で操作が有効化される。このように、第2ATモードでは、当選役抽選の結果に基づいて各ストップボタン30a〜30cの操作が有効化される。
なお、第2ATモードにおける有効化の具体的なタイミングは、第1ATモードで「ベル」が当選したときと同様である。すなわち、各リール20a〜20cの回転速度が一定速度に達したときにタイマ62が作動されて計時が開始され、計時開始からメモリ52に記憶された第1時間が経過した際に1番目のストップボタンが有効化され、第2時間が経過した際に2番目のストップボタンが有効化され、第3時間が経過した際に3番目のストップボタンが有効化される(図5参照)。
また、制御部50は、各遊技モードにおいて、各ストップボタン30a〜30cのいずれかを有効化した場合、そのつど有効化したストップボタンに内蔵されたランプを制御して、発光色を赤から緑へと変化させる。こうすることで、遊技者は、各ストップボタン30a〜30cが有効化されたタイミングや順番を知ることができる。
ストップ信号センサ70aは、第1ストップボタン30aが押下されたことを検知して、ストップ信号を制御部50に入力する。また、ストップ信号センサ70bは、第2ストップボタン30bが押下されたことを検知して、ストップ信号を制御部50に入力し、ストップ信号センサ70cは、第3ストップボタン30cが押下されたことを検知して、ストップ信号を制御部50に入力する。制御部50は、有効化されたストップボタンから入力されたストップ信号に基づいて、このストップボタンに対応するリールの停止制御を行う。
制御部50は、遊技モードが通常モードまたは第2ATモードである場合、及び、第1ATモードにおいて「ベル」が当選し、かつ、操作順序決定部60が決定した操作順序と同じ順番で各ストップボタン30a〜30cが操作された場合に、停止制御として引き込み制御を行う。周知のように、引き込み制御では、ストップボタンが操作されたときに予め設定された引き込み範囲内に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄が入賞有効ライン22上に並ぶように(当選役抽選で当選した当選役が入賞するように)、操作されたストップボタンに対応するリールが停止される。
また、制御部50は、第1ATモードにおいて「ベル」が当選し、かつ、操作順序決定部60が決定した操作順序と違う順番で各ストップボタン30a〜30cが操作された場合、停止制御として蹴飛ばし制御を行う。周知のように、蹴飛ばし制御では、引き込み範囲内に当選図柄があるか否かに関わらず、当選役が入賞しないようにリールが停止される。
以下、上記構成による本発明の作用について説明する。スロットマシン10では、3枚のメダルをベットしてスタートレバー26を操作することで遊技を開始できる。遊技が開始されると、各リール20a〜20cが一斉に回転を開始するとともに、当選役抽選が実行される。そして、全てのリールが停止された際に、当選役が入賞するとメダルの払い出しが行われる。また、「赤7」が入賞すると第1ATモードへ移行し、「青7」が入賞すると第2ATモードへ移行する。
第1ATモードでは、「ベル」が当選すると、この「ベル」を入賞させるためのストップボタンの操作順序が決定され、この操作順序と同じ順番で各ストップボタン30a〜30cが有効化される。そして、このストップボタン30a〜30cの有効化に伴って、各ストップボタン30a〜30cに内蔵されたランプ40a〜40cの発光色が順番に赤から青へと変化することによって、「ベル」を入賞させるためのストップボタンの操作順序が報知される。これにより、遊技者は、報知された順番でストップボタン30a〜30cを操作することで効率よく「ベル」を入賞させることができる。
また、第2ATモードでは、「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」のいずれかが当選すると、当選した当選役の種類に対応する順番で各ストップボタン30a〜30cが有効化される。そして、このストップボタン30a〜30cの有効化に伴って、各ストップボタン30a〜30cに内蔵されたランプ40a〜40cの発光色が順番に赤から青へと変化することによって、当選した当選役の種類が報知される。これにより、遊技者は、当選した当選役が入賞するようにストップボタン30a〜30cの操作タイミングを調整することができるので、効率よく当選した当選役を入賞させることができる。
なお、上記実施形態では、入賞させるためのストップボタンの操作順序が報知される当選役が「ベル」である例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。当選した際にストップボタンの操作順序を決定し、この操作順序でストップボタンが操作された際に入賞可能となる「ベル」以外の当選役を設け、この当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知してもよい。
また、上記実施形態では、当選したことが報知される当選役が「青チェリー」、「赤チェリー」、「黄チェリー」である例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。これ以外の当選役が当選した際に、この旨を報知してもよい。
また、上記実施形態では、第1、第2、第3の3つの時間を設け、第1、第2、第3時間が経過する毎に、順番にストップボタンを有効化する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない、例えば、第1時間が経過した際に1番目のストップボタンを有効化し、第2時間が経過した際に2番目と3番目のストップボタンを同時に有効化したり、第1時間が経過した際に1番目と2番目のストップボタンを同時に有効化し、第2時間が経過した際に3番目のストップボタンを有効化してもよい。3つのストップボタンを順番に有効化した場合は、当選したことを報知できる当選役の種類は6通りであるが、このように、2つのストップボタンを同時に有効化する場合を組み合わせることによって、当選したことを報知できる当選役の種類を増やすことができる。また、この場合、当選したことを報知する当選役の種類を増やしても、全てのリールが有効化されるまでの時間が変化しないので、スムーズな遊技の妨げになってしまうこともない。
また、例えば、第1時間よりも長く、第2時間よりも短い第4時間を設け、「青チェリー」が当選したときには、第1、第2、第3時間が経過する毎に、第1、第2、第3ストップボタンの順番で操作を有効化し、「赤チェリー」が当選したときには、第1、第4、第3時間が経過する毎に、第1、第2、第3ストップボタンの順番で操作を有効化してもよい。このように、有効化される順番は同じでも、各ストップボタンが有効化されるタイミングを異ならせることによって当選した当選役の種類を報知すれば、当選したことを報知できる当選役の種類を増やすことができる。また、この場合、当選したことを報知する当選役の種類を増やしても、全てのリールが有効化されるまでの時間が変化しないので、スムーズな遊技の妨げになってしまうこともない。
さらに、上記実施形態では、「赤7」が入賞した際に第1ATモードへ移行させる例で説明をしたが、これ以外の当選役が入賞した際に第1ATモードへ移行させてもよい。また、上記実施形態では、「青7」が入賞した際に第2ATモードへ移行させる例で説明をしたが、これ以外の当選役が入賞した際に第2ATモードへ移行させてもよい。もちろん当選役抽選でハズレとなった場合に、第1ATモードや第2ATモードへ移行させてもよい。
また、上記実施形態では、第1ATモードにおいて、当選した当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知する例で説明をしたが、これ以外の遊技モードで前記報知を行ってもよい。さらに、第2ATモードにおいて、当選した当選役の種類を報知する例で説明をしたが、これ以外の遊技モードで前記報知を行ってもよい。
さらに、当選した当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知するモードと、当選した当選役の種類を報知するモードとの両方のモードを設ける例で説明をしたが、これら2つのモードのうちいずれか一方のモードのみを設けてもよい。もちろん、同一のモード下において、当選した当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序と、当選した当選役の種類とを報知してもよい。この場合、ストップボタンの有効化された順番が、当選した当選役を入賞させるため操作順序を示すものなのか、当選した当選役の種類を示すものなのか判別できなくなる反面、どちらを示すものなのかを遊技者自身が判断して遊技を行うといった新たな遊技性を提供できる。
また、上記実施形態では、第1ATモードでストップボタンを有効化する際(当選した当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知する際)に使用する第1〜第3時間と、第2ATモードでストップボタンを有効化する際(当選した当選役の種類を報知する際)に使用する第1〜第3時間が同じである例で説明したが、これら第1〜第3時間を、第1モードと第2モードとで(報知する情報の違いによって)異ならせてもよい。
さらに、上記実施形態では、「リールの回転が一定速度に到達」してから第1、第2、第3時間が経過する毎に、ストップボタンを順番に有効化する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、「遊技開始(リールの回転開始)」から第1、第2、第3時間が経過する毎に、ストップボタンを順番に有効化してもよい。また、上記実施形態では、全てのストップボタンを一斉に有効化する場合、リールの回転が一定速度に到達してから標準時間が経過した際に有効化を行う例で説明をしたが、全てのストップボタンを一斉に有効化する場合、リールの回転が一定速度に達した時点で有効化をおこなうように、すなわち、標準時間を「0秒」としてもよい。
また、上記実施形態では、有効化された際にストップボタンに内蔵されたランプの発光色が赤から緑に変化する例で説明をしたが、発光色を赤以外の色から青以外の色へと変化させてもよい。また、例えば、有効化された際にストップボタンに内蔵されたランプが点滅から点灯へ変化するといったように、有効化されたストップボタンに内蔵されたランプの発光パターンを変化させてもよい。
スロットマシンの外観斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示すブロック図である。 通常モードで各ストップボタンを有効化する際の手順を示すフローチャートである。 第1ATモードで各ストップボタンを有効化する際の手順を示すフローチャートである。 ストップボタンが有効化される具体的な手順を示すフローチャートである。 第2ATモードで各ストップボタンを有効化する際の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
20a、20b、20c リール
30a、30b、30c ストップボタン
40a、40b、40c ランプ
50 制御部(有効化制御手段)
52 メモリ
58 当選役決定部(当選役決定手段)
60 操作順序決定部
62 タイマ
70a、70b、70c ストップ信号センサ

Claims (2)

  1. 外周に複数種類の図柄が配列され、遊技開始に伴って一斉に回転を開始する複数のリールと、各リールに対応して設けられ、操作が有効化された際に内蔵されたランプの発光態様が変化する複数のストップボタンとを備え、有効化されたストップボタンが操作された際に対応するリールの回転を停止させる遊技機において、
    遊技開始に伴って当選役抽選を実行し、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段と、
    前記当選役抽選の結果に基づいて、各ストップボタンの操作を順番に有効化する有効化制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記当選役決定手段は、各リールの回転開始から各リールの回転速度が予め設定された一定速度に達するまでの間に、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定し、
    前記有効化制御手段は、各リールの回転速度が前記一定速度に達してから各ストップボタンを有効化するまでの時間を決定し、各リールの回転速度が前記一定速度に達してから決定された時間が経過した際に、対応するストップボタンの操作を有効化することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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