JPH07212998A - 接続構造 - Google Patents

接続構造

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JPH07212998A
JPH07212998A JP6001994A JP199494A JPH07212998A JP H07212998 A JPH07212998 A JP H07212998A JP 6001994 A JP6001994 A JP 6001994A JP 199494 A JP199494 A JP 199494A JP H07212998 A JPH07212998 A JP H07212998A
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pin
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Tsukasa Kawakami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続を行うに際して、接続工程の工数を削減
し、接続工程の手間を削減することができる接続構造を
提供する。 【構成】 金属板16は、樹脂17によって挟まれる形
態にモールドされ、接続ピン15と接続するための複数
の接続位置18付近で金属板16がそれぞれ露出されて
いる。各接続位置18には、接続ピン15が挿通する挿
通孔19がそれぞれ形成されている。金属板16の各接
続位置18付近は、接続ピン15の図1及び図4に矢符
A1で示す挿通方向に沿って、その上流側から下流側に
向かって隆起して湾曲して形成される。この湾曲部20
には、前記挿通孔19と、挿通孔19に連なり挿通孔1
9に関して半径方向外方に延びる例として4つの切り欠
き21が形成される。各切り欠き21で挟まれる金属板
16の部分が、挿通孔19に臨み、かつ挿通孔19の内
方に向けて突出した係止突起22と成る。従って、本実
施例に於て、係止突起22は、4つ形成される。前記湾
曲部20の湾曲の先端でかつ中央に、挿通孔19が位置
するようにこれらの位置が定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例としてモータの内部
に於て配線板と接続ピンとを相互に接続する接続構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、典型的な従来例のモータの内部
に於ける接続構造を示す断面図であり、図10は、この
接続構造に用いられる金属板の平面図であり、図11は
図10の切断面線X11−X11から見た断面図であ
り、図12は図10の切断面線X12−X12から見た
断面図である。従来では、モータの固定子コア1に巻き
付けられているコイル2の端部3を、接続ピン4に巻き
付け、接続ピン4をモータに設けられた黄銅等からなる
金属板5に接続している。この金属板5は、樹脂6によ
ってモールドされ、接続ピン4と接続される接続位置付
近で金属板5が露出されている。この接続位置には、接
続ピン4が挿通する挿通孔7が形成されている。
【0003】従来例に於て、接続ピン4の金属板5への
接続は、以下のように行われる。固定子コア1に設けら
れた接続ピン4にコイル2の端部3を巻き付ける。接続
ピン4を金属板5の挿通孔7に挿通し、図13に示すよ
うに半田8で半田付けを行い、接続ピン4を金属板5に
固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例に於て、接
続ピン4の金属板5への接続には、上述したように半田
付け工程が必要であり、接続工程の工数が多く、また、
手間を要するという問題点を有している。
【0005】本発明は、上記問題点を解決しようとして
成されたものであり、接続を行うに際して、接続工程の
工数を削減し、接続工程の手間を削減することができる
接続構造を提供することが本発明の目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の接続構造は、導
体板と接続ピンとを相互に接続する構造であって、該導
体板の接続位置には、該接続ピンが挿通される挿通孔
と、該挿通孔に臨む係止突起とが形成され、該接続ピン
の該導体板に接触する位置付近には係止凹所が形成さ
れ、該接続ピンを該導体板の該挿通孔に挿通することに
よって、該係止突起が該係止凹所に係止され、該接続ピ
ンが該導体板に接続されるようにしており、そのことに
よって、上記目的を達成することができる。
【0007】また、本発明に於いて、前記導体板の該接
続位置付近は、前記接続ピンの挿通方向下流側に向けて
隆起して形成されている場合がある。
【0008】
【作用】本発明に従えば、導体板と接続ピンとを相互に
接続するに際して、接続ピンを導体板の挿通孔に挿通す
る。これによって、導体板の挿通孔に臨む係止突起が接
続ピンの係止凹所に係止される。これにより、接続ピン
と導体板との接続と、相互の固定とを一挙に達成するこ
とが出来る。従って、接続を行うに際して、半田付け等
の処理が不必要になり、接続工程の工数を削減し、接続
工程の手間を削減することができる。
【0009】また、導体板の接続位置付近が、接続ピン
の挿通方向下流側に向けて隆起して形成されている場
合、接続ピンを挿通孔に挿通するに際して、接続ピンを
挿通孔に高精度に位置決めする必要が無い。接続ピンが
挿通孔からずれても、導体板の隆起形状によって挿通孔
に案内される。これによって、接続工程の工数を更に削
減し、接続工程の手間を更に削減することができる。
【0010】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。図
1〜図8に本発明の一実施例を示す。図1は本発明の一
実施例のモータの内部に於ける接続構造を示す断面図で
あり、図2はモータの固定子コアの正面図であり、図3
はモータに用いられる金属板の平面図であり、図4は金
属板の一部の断面図であり、図5は金属板の接続位置付
近の拡大平面図であり、図6は接続ピンの先端付近の拡
大斜視図である。本実施例に於て、モータ11の固定子
コア12に巻き付けられているコイル13の端部14
を、接続ピン15に巻き付け、接続ピン15をモータ1
1に設けられた黄銅等からなる金属板16に接続してい
る。
【0011】この金属板16は、樹脂17によって挟ま
れる形態にモールドされ、接続ピン15と接続するため
の複数の接続位置18付近で金属板16がそれぞれ露出
されている。各接続位置18には、接続ピン15が挿通
する挿通孔19がそれぞれ形成されている。金属板16
の各接続位置18付近は、接続ピン15の図1及び図4
に矢符A1で示す挿通方向に沿って、その上流側から下
流側に向かって隆起して湾曲して形成される。この湾曲
部20には、前記挿通孔19と、挿通孔19に連なり挿
通孔19に関して半径方向外方に延びる例として4つの
切り欠き21が形成される。各切り欠き21で挟まれる
金属板16の部分が、挿通孔19に臨み、かつ挿通孔1
9の内方に向けて突出した係止突起22と成る。従っ
て、本実施例に於て、係止突起22は、4つ形成され
る。前記湾曲部20の湾曲の先端でかつ中央に、挿通孔
19が位置するようにこれらの位置が定められる。
【0012】コイル13の端部14が巻き付けられてい
る接続ピン15の先端付近、とりわけ、金属板16への
接続時に金属板16と接触する位置付近には、例として
図6(1)及び同図(2)に示されるような、複数の溝
23が形成される。各溝23の間に突起24がそれぞれ
形成される。これらの溝23及び突起24は、図6
(1)及び同図(2)に示されるように、複数でもよ
く、或は、1つであってもよい。また、これらの溝23
及び突起24は、接続ピン15の挿通方向上流側に向か
って突出するように形成される。
【0013】図7は接続ピン15と金属板16とが接続
された時の接続部の拡大断面図であり、図8は本実施例
の接続動作を説明する断面図である。以下に、図1を併
せて参照する。本実施例に於て、接続ピン15の金属板
16への接続は、以下のように行われる。固定子コア1
2に設けられた接続ピン15にコイル13の端部14を
巻き付ける。接続ピン15を金属板16の挿通孔19に
挿通する。このとき、金属板16の各湾曲部20には、
4つの切り欠き21が形成されている。従って、挿通孔
19への接続ピン15の挿通により、挿通孔19が拡大
し、しかも、各挿通孔19毎の複数の係止突起22がそ
の先端で接続ピン15を弾発的に強く押圧する。
【0014】接続ピン15を挿通孔19に更に挿通する
と、金属板16の係止突起22が接続ピン15の複数の
溝23が形成されている部分に到達する。この段階で、
係止突起22は、複数の溝23のいずれか一つに進入
し、該溝23の両側の突起24によって挟まれる。これ
より、接続ピン15は金属板16に電気的に接続される
と共に、金属板16に強固に固定され、また、係止突起
22と溝23とで接続ピン15の金属板16からの抜け
止めの機能が実現される。
【0015】また、本実施例の接続工程に於て、金属板
16の接続位置18付近が、接続ピン15の挿通方向A
1下流側に向けて湾曲して形成されているので、接続ピ
ン15を挿通孔19に挿通するに際して、接続ピン15
を挿通孔19に高精度に位置決めする必要が無い。図8
(1)に示されるように、接続ピン15が挿通孔19か
らずれても、図8(2)に示されるように、湾曲部20
の湾曲形状によって、接続ピン15は、湾曲部20の先
端でかつ中央に位置している挿通孔19に案内される。
【0016】以上のように、本実施例に於て、接続ピン
15と金属板16との電気的接続と、両者の間の相互の
固定とを一挙に達成することが出来る。従って、接続を
行うに際して、従来例で説明したような半田付け等の処
理が不必要になり、接続工程の工数を削減し、接続工程
の手間を削減することができる。
【0017】また、金属板16の接続位置18付近が、
接続ピン15の挿通方向A1下流側に向けて湾曲して形
成されているので、接続ピン15を挿通孔19に挿通す
るに際して、接続ピン15を挿通孔19に高精度に位置
決めする必要がなく、接続工程の工数を更に削減し、接
続工程の手間を更に削減することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の接続構造を用いることにより、
接続ピンと導体板との接続と、相互の固定とを一挙に達
成することが出来る。従って、接続を行うに際して、半
田付け等の処理が不必要になり、接続工程の工数を削減
し、接続工程の手間を削減することができる。また、導
体板の接続位置付近が、接続ピンの挿通方向下流側に向
けて隆起して形成されている場合、接続ピンを挿通孔に
挿通するに際して、接続ピンを挿通孔に高精度に位置決
めする必要が無い。接続ピンが挿通孔からずれても、導
体板の隆起形状によって挿通孔に案内される。これによ
って、接続工程の工数を更に削減し、接続工程の手間を
更に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のモータの内部に於ける接続
構造を示す断面図である。
【図2】モータの固定子コアの正面図である。
【図3】モータに用いられる金属板の平面図である。
【図4】金属板の一部の断面図である。
【図5】金属板の接続位置付近の拡大平面図である。
【図6】接続ピンの先端付近の拡大斜視図である。
【図7】接続ピン15と金属板16とが接続された時の
接続部の拡大断面図である。
【図8】本実施例の接続動作を説明する断面図である。
【図9】典型的な従来例のモータの内部に於ける接続構
造を示す断面図である。
【図10】接続構造に用いられる金属板の平面図であ
る。
【図11】図10の切断面線X11−X11から見た断
面図である。
【図12】図10の切断面線X12−X12から見た断
面図である。
【図13】従来例の問題点を説明する断面図である。
【符号の説明】
11 モータ 15 接続ピン 16 金属板 18 接続位置 19 挿通孔 20 湾曲部 21 切り欠き 22 係止突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体板と接続ピンとを相互に接続する構造
    であって、 該導体板の接続位置には、該接続ピンが挿通される挿通
    孔と、該挿通孔に臨む係止突起とが形成され、 該接続ピンの該導体板に接触する位置付近には係止凹所
    が形成され、 該接続ピンを該導体板の該挿通孔に挿通することによっ
    て、該係止突起が該係止凹所に係止され、該接続ピンが
    該導体板に接続される接続構造。
  2. 【請求項2】前記導体板の該接続位置付近は、前記接続
    ピンの挿通方向下流側に向けて隆起して形成されている
    請求項1に記載の接続構造。
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