JPH07212555A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH07212555A
JPH07212555A JP6004985A JP498594A JPH07212555A JP H07212555 A JPH07212555 A JP H07212555A JP 6004985 A JP6004985 A JP 6004985A JP 498594 A JP498594 A JP 498594A JP H07212555 A JPH07212555 A JP H07212555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
data
computer device
information
telephone number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6004985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3005412B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Hobo
芳博 保母
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6004985A priority Critical patent/JP3005412B2/ja
Publication of JPH07212555A publication Critical patent/JPH07212555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3005412B2 publication Critical patent/JP3005412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ装置で作成した原稿情報をファ
クシミリ装置にて直接プリントアウトさせる機能がサポ
ートされていない既存の汎用アプリケーションソフトウ
ェアを用いる場合でもファクシミリ装置の記録部を用い
て直接プリントすることができるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。 【構成】 自局電話番号データを保持する自局番号登録
メモリ7と、コンピュータ装置21から送られてくる電
話番号データが前記の自局電話番号データと一致するか
否かを判断し、一致すると判断された場合には前記コン
ピュータ装置21に対してはあたかも相手先への送信処
理を行っているように応答するとともにコンピュータ装
置21から送られてくる画像データを記録回路14にて
プリントするように制御する手段(判定制御回路8,第
1セレクタ回路9,第2セレクタ回路10)とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ装置にて
管理される原稿情報をインターフェースを介して受け取
りこれを遠隔地のファクシミリ装置等に直接送信するこ
と等ができると共に、前記コンピュータ装置からの原稿
情報を自己の記録部にてプリント出力することができる
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、電話回線等を用い
て文書情報を電気的に遠隔地に伝達する手段であり、C
CD等を用いたディジタルスキャナーにより原稿情報を
読み取り、符号化圧縮処理して送信することを基本構成
としている。しかし、最近ではパーソナルコンピュータ
やワードプロセッサ等のコンピュータ装置で作成した文
書情報を直接ファクシミリ送信するためのファクシミリ
ボード等が開発され、これらコンピュータ装置、ファク
シミリボード、及びファクシミリ装置間のインターフェ
ースが標準化されてきている(EIA規格 Class
1,2等)。それに伴って、これら標準インターフェー
スに準じた汎用ファクシミリ通信アプリケーションソフ
トウェアが供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記汎
用アプリケーションでは、コンピュータ装置で作成され
た原稿情報をインターフェースによって接続されたファ
クシミリ装置を介して直接相手ファクシミリへ送信する
送信機能と、相手局のファクシミリ装置から送られてき
た原稿情報をコンピュータ装置のメモリに書き込む受信
機能とがサポートされているだけである。即ち、コンピ
ュータ装置で作成した原稿情報をインターフェースを介
して接続されているファクシミリ装置にて直接プリント
出力するプリント出力機能はサポートされていない。
【0004】なお、特開昭62−249560号公報
(H04N 1/32)のパソコン・ファクシミリの通
信制御方法、或いは、特開昭62−249560号公報
(H04N 1/00)のファクシミリ装置には、ロー
カル動作やリモートプリントモードとして、ファクシミ
リ装置の記録部にパーソナルコンピュータが保有する画
像データをプリントさせることができるようになってい
る。
【0005】しかし、上記従来の技術では、コンピュー
タ装置がファクシミリ装置に対して特定の制御コマンド
を与えることで上記プリント制御を行わせる構成を採っ
ているため、この制御を実現するためのソフトウェアが
必要であり、既存の汎用アプリケーションソフトウェア
をそのまま用いることはできない。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、コンピュー
タ装置で作成した原稿情報をファクシミリ装置にて直接
プリントアウトさせる機能がサポートされていない既存
の汎用アプリケーションソフトウェアを用いる場合でも
ファクシミリ装置の記録部を用いてプリント出力が行え
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、コンピュータ装置との接続を可能にするインター
フェースを備え、前記コンピュータ装置から送られてく
る相手先電話番号データに基づいて相手局と接続し、前
記コンピュータ装置から送られてくるデータを受けてそ
れに対応した信号を相手局に送信するとともに、相手局
から送信されてくる信号を受信してそれに対応した信号
を前記コンピュータ装置に伝送することにより、前記コ
ンピュータ装置が保有しているデータを相手局に送信す
るように構成されたファクシミリ装置において、自局識
別番号データを保持する手段と、前記コンピュータ装置
から送られてくる相手先電話番号データが前記の自局識
別番号データと一致するか否かを判断する判別手段と、
前記判別手段にて両データが一致しないと判断された場
合にはその電話番号の相手局に対して前記コンピュータ
装置が保有しているデータを送信し、両データが一致す
ると判断された場合にはコンピュータ装置に対してあた
かも相手先への送信処理を行っているように応答し、こ
の応答によってコンピュータ装置から送られてくるデー
タを記録部にてプリント出力するように制御する制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、コンピュータ装置上で汎
用ファクシミリ通信アプリケーションソフトウェアを起
動させ、そのファイル送信シーケンスにおける相手先電
話番号の入力操作で、予め登録してある自局識別番号を
入力することにより、ファクシミリ装置がそれを判断
し、この場合には、コンピュータ装置に対してあたかも
相手先への送信処理をしているように応答することによ
り、上記の汎用ソフトウェア上でコンピュータ装置から
データを得ることができる。そして、この得たデータに
基づいて記録部にてプリントアウトを行う。
【0009】即ち、既存の汎用ファクシミリ通信アプリ
ケーションソフトウェアを何ら変更する必要がなく、こ
れをそのまま用いてコンピュータ装置が保有するファイ
ル情報をファクシミリ装置の記録部にてプリントアウト
することができる。勿論、自局識別番号以外の番号(相
手先電話番号)を入力することにより、その相手先への
ファイル送信処理が実行されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例に基づいて説明す
る。
【0011】図1は本発明のファクシミリ装置20及び
これに接続されたパーソナルコンピュータ21の概略構
成を示すブロック図である。
【0012】パーソナルコンピュータ21は、CPU
1、表示制御部2、入力操作部3、ディスク制御部4、
及びインターフェース部5を備えている。ディスク制御
部4は、汎用ファクシミリ通信アプリケーションソフト
ウェアを、図示しないディスクから読み出し、CPU1
がそのソフトウェアを実行する。このソフトウェアが実
行されると、表示制御部2には、送信宛て先入力及び送
信情報選択入力を要求する画面が表示される。操作者
は、入力操作部3を用いて相手先電話番号や送信すべき
ファイル情報等を指定することができる。指定されたフ
ァイル情報は、上記のソフトウェアにより、イメージデ
ータに変換され、更にMH,MR等の符号化がなされ
る。この圧縮済の画像データ(以下、単に画情報データ
という)は、上記ソフトウェアにより実行されるファク
シミリ通信プロトコルに従ってインターフェース部5か
らファクシミリ装置20へ出力される。
【0013】次に、ファクシミリ装置20の構成につい
て説明する。
【0014】インターフェース部6には前記のインター
フェース部5が接続され、これによりパーソナルコンピ
ュータ21とファクシミリ装置20とが接続される。フ
ァクシミリ装置20は、上記のパーソナルコンピュータ
21が実行するファクシミリ通信プロトコルに対する応
答をインターフェース部6により行うとともに、自己が
本来有するファクシミリ通信プロトコルによって相手先
ファクシミリ装置との通信を行うように構成される。
【0015】自局番号登録メモリ7には、予め自局電話
番号が登録されている。なお、登録する番号は自局電話
番号に限らず、相手先電話番号と重複しない番号であれ
ば任意のどのような番号でもよい。
【0016】判定制御部8は、自局番号登録メモリ7か
らの自局番号情報と、インターフェース部6を介して入
力されるパーソナルコンピュータ21からの情報(相手
先電話番号データ)とを照合し、両者の一致不一致を判
断し、その結果を第1セレクタ部9及び第2セレクタ部
10に出力する。また、この判定制御部8は、通常のフ
ァクシミリ送受信における制御を実行するとともに、前
記の照合で一致の結果が得られたときには、後述するフ
ァイルプリント処理を行うように各回路部を制御する。
【0017】第1セレクタ部9は、インターフェース部
6を介して入力されるパーソナルコンピュータ21から
の情報を、第2セレクタ部10と符号化部12のいずれ
かに選択して出力する。この選択は、判定制御部8から
の判定信号により行われ、この判定信号が一致を示す信
号であれば上記の第2セレクタ部10側を選択し、不一
致を示す信号であれば符号化部12側を選択する。
【0018】第2セレクタ部10は、第1セレクタ部9
を介して入力されるパーソナルコンピュータ21からの
情報と、変復調部13からの電話回線を介して入力され
る相手先ファクシミリ装置からの情報とを入力し、いず
れか一方を選択して復号化部11に出力する。その選択
は、判定制御部8からの信号により行われ、この信号が
一致を示す信号であれば第1セレクタ部9側を選択し、
不一致を示す信号であれば変復調部13側を選択する。
【0019】復号化部11は、第2セレクタ部10から
出力される、パーソナルコンピュータ21からの画情報
データ、又は変復調部13からの電話回線を介して入力
される相手先ファクシミリ装置からの画情報データを復
号化し、これを記録部14に出力する。
【0020】記録部14は、復号化された画像情報(イ
メージ情報)に基づいてプリントアウトを実行する。
【0021】読取部15は、CCD等を用いたディジタ
ルスキャナーにより原稿情報を読み取り、その読み取っ
た画情報を符号化部12に出力する。
【0022】符号化部12は、前記の第1セレクタ部9
を介して入力されるパーソナルコンピュータ21からの
ファイル画情報、或いは読取部15からの原稿画情報を
符号化して圧縮し、この画情報データを変復調部13に
出力する。なお、本実施例では、パーソナルコンピュー
タ21側からは既に圧縮された画情報データが入力され
るので、これをそのまま変復調部13に出力すればよ
い。
【0023】変復調部13は、符号化部12からの画情
報データを電話回線に適した信号に変調するとともに、
電話回線からの変調信号を復調して前記の第2セレクタ
部10に出力するようになっている。
【0024】次に、上記の如く構成されたファクシミリ
・コンピュータシステムの動作について説明する。
【0025】図2は、汎用ファクシミリ通信アプリケー
ションソフトウェアによる原稿ファイル送信シーケンス
において、通常のファイル送信処理が実行される様子
を、パーソナルコンピュータ21、自己側のファクシミ
リ装置20、及び相手先ファクシミリ装置との関係にお
いて示すタイムチャートである。
【0026】操作者が入力操作部3にて宛て先情報を入
力するとともに送信すべきファイル選択を行い、実行キ
ーを押すことにより、パーソナルコンピュータ21のイ
ンターフェース部5から上記の宛て先情報が、ダイヤル
コマンド(101)及びダイヤル情報(102)として
ファクシミリ装置20に送られる。
【0027】ファクシミリ装置20では、判定制御部8
によってダイヤル情報(102)と自局電話番号との照
合を行う。なお、ここでは通常のファイル送信処理が実
行される場合を示すので、上記の照合では不一致の結果
が得られるとしてその後の処理を説明する。
【0028】照合の結果不一致と判断されると、パーソ
ナルコンピュータ21からの情報を符号化部12に送る
回路が構成される。更に、電話網(交換機)に対してダ
イヤリング(301)が行われる。電話網はダイヤリン
グを受けて相手先ファクシミリを呼び出し信号にて呼び
出す。
【0029】相手側ファクシミリ装置は、上記呼び出し
信号を検出すると、電話回線を接続し、電話回線へ自装
置能力を示すファクシミリ装置能力開示信号(401)
を送信する。
【0030】上記のファクシミリ装置能力開示信号(4
01)を受信したファクシミリ装置20は、必要な情報
を抜き出してファクシミリ装置能力情報(201)と
し、これをインターフェース部6,5を介してパーソナ
ルコンピュータ21へ送る。
【0031】パーソナルコンピュータ21は、上記ファ
クシミリ装置能力情報(201)を参照して、送信すべ
き原稿情報のための制御情報を生成しこれを送信要求コ
マンド(103)としてファクシミリ装置20へ伝送す
る。
【0032】ファクシミリ装置20は、上記送信要求コ
マンド(103)の中から必要な情報を抜き出してファ
クシミリプロトコルに準じた送信要求信号(302)に
変換し、これを相手ファクシミリ装置に送信する。同時
にパーソナルコンピュータ21に対しては、送信要求コ
マンド(103)に対する実行確認応答信号(203)
を伝送する。
【0033】パーソナルコンピュータ21は、上記の実
行確認応答信号を受けた後、電話回線の状態を確認する
ための回線診断コマンド(104)をファクシミリ装置
20に伝送する。
【0034】ファクシミリ装置20は、上記の回線診断
コマンド(104)を受けると、ファクシミリプロトコ
ルに準じた回線診断信号(303)を相手ファクシミリ
装置に送信する。
【0035】相手ファクシミリ装置は、上記の回線診断
信号(303)を正常に受信できた場合は、回線診断応
答信号(402)をファクシミリ装置20に送信する。
【0036】ファクシミリ装置20は、上記の回線診断
応答信号(402)を受信した後、パーソナルコンピュ
ータ21へ回線診断応答情報(204)を伝送する。
【0037】パーソナルコンピュータ21は、上記の回
線診断応答情報(204)を確認し、画情報データ(1
05)をファクシミリ装置20へ伝送する。
【0038】ファクシミリ装置20は、上記の画情報デ
ータ(105)を相手ファクシミリ装置へ画情報データ
信号(304)として送信する。
【0039】相手ファクシミリは、順次送信されてくる
画情報データ信号(304)をイメージ変換してプリン
ト出力する(なお、メモリ等を有したファクシミリ等に
おいては、一旦画情報データを受信し終えてからプリン
ト出力する場合もある)。
【0040】1ページ分の画情報を伝達し終えると、フ
ァクシミリ装置20は、ページ終了の確認応答信号(2
05)をパーソナルコンピュータ21へ伝送する。
【0041】パーソナルコンピュータ21は、上記の確
認応答信号(205)を確認し、すべての画情報データ
を伝達し終えたならばページ終了コマンド(106)を
ファクシミリ装置20に伝送する。
【0042】ファクシミリ装置20は、上記のページ終
了コマンド(106)に基づきページ終了信号(30
5)を生成してこれを相手ファクシミリ装置に送信す
る。
【0043】相手ファクシミリ装置は、ページ終了信号
(305)を確認したならば、ページ終了確認信号(4
03)を返送する。
【0044】ファクシミリ装置20は、ページ終了確認
信号(403)を受信すると、これをパーソナルコンピ
ュータ21へ伝送する。
【0045】パーソナルコンピュータ21は、送信を終
了するための回線切断コマンド(107)をファクシミ
リ装置20に伝送する。
【0046】ファクシミリ装置20は、回線切断信号
(306)を相手ファクシミリ装置に送信すると共に、
パーソナルコンピュータ21側に回線を切断した旨の確
認応答信号(208)を伝達し一連の送信動作を終了す
る。
【0047】(ファイルプリント処理)次に、パーソナ
ルコンピュータ21が保持しているファイル情報をファ
クシミリ装置20の記録部14にてプリント出力する制
御について説明する。
【0048】図3はその制御の内容を、パーソナルコン
ピュータ21とファクシミリ装置20との関係において
示したタイムチャートであるが、汎用ファクシミリ通信
アプリケーションソフトウェアがそのまま用いられるの
で、前記図2で示したファイル送信シーケンスにおける
パーソナルコンピュータ21とファクシミリ装置20と
の応答関係が維持されることになる。
【0049】このファイルプリント処理を実行させるに
は、相手先電話番号を入力する代わりに予め登録してあ
る自局電話番号と同じ番号を入力する。パーソナルコン
ピュータ21は、上記入力された自局電話番号を、相手
先電話番号として扱い、その番号のダイヤル情報(10
2)を出力することになる。
【0050】ファクシミリ装置20は、判定制御部8に
よってダイヤル情報(102)と自局電話番号との照合
い、この照合において一致の結果を得る。判定制御部8
から一致を示す判定信号が第1,第2のセレクタ部9,
10に入力されると、これら第1,第2のセレクタ部
9,10の切替え操作により、インターフェース部6か
らの情報を復号化部11に入力する回路が形成される。
勿論、このときには電話網へのダイヤリングは行わな
い。
【0051】その一方、パーソナルコンピュータ21に
対しては、通常のファイル送信処理で行うのと同じ対応
を行う。ただし、電話網へのダイヤリングは行っておら
ず、相手ファクシミリ装置は存在しないので、パーソナ
ルコンピュータ21からの各種コマンドについてそれに
対応する信号を電話回線に出力することなしに、電話回
線へ出力した旨の確認応答をパーソナルコンピュータ2
1に対して行う。
【0052】また、ファクシミリ装置能力情報(20
1)については、自局装置能力における情報を用い、回
線診断コマンドに対する回線診断応答情報(204)に
ついてはダミーの信号を生成してパーソナルコンピュー
タ21に伝送する。
【0053】そして、パーソナルコンピュータ21から
送信要求コマンド(103)が送られてきたら、その中
から必要な情報を抜き出してプリント準備を行い、パー
ソナルコンピュータ21から画情報データ(105)が
伝送されてきたら、これを復号化部11にてイメージ変
換して記録部14に出力する。記録部14は、イメージ
変換された画像情報に基づいて印字動作を実行し、プリ
ント出力を行うことになる。なお、メモリ等を有する場
合は、一旦画情報データを受信し終えてからプリント出
力する場合もある。
【0054】また、相手ファクシミリ装置からのページ
終了確認信号(403)に対するページ終了確認情報
(207)については、前記の回線診断応答情報(20
4)と同様、ダミーの信号を生成してパーソナルコンピ
ュータ21に伝送し、その後に回線切断処理を実行する
ことにより、ファイルプリント処理が終了することにな
る。
【0055】以上説明したように、パーソナルコンピュ
ータ21上で汎用ファクシミリ通信アプリケーションソ
フトウェアを起動させ、そのファイル送信シーケンスに
おける相手先電話番号の入力操作で、予め登録してある
自局電話番号を入力することにより、ファクシミリ装置
20がそれを判断し、この場合には、パーソナルコンピ
ュータ21に対してあたかも相手先への送信処理をして
いるように応答することにより、上記の汎用ソフトウェ
ア上でパーソナルコンピュータ21から画情報データを
得ることができる。そして、この得た画情報データに基
づいて記録部14にてプリントアウトが行われることに
なる。
【0056】即ち、既存の汎用ファクシミリ通信アプリ
ケーションソフトウェアを何ら変更する必要がなく、こ
れをそのまま用いて、パーソナルコンピュータ21が保
有するファイル情報をファクシミリ装置20の記録部1
4にてプリントアウトすることができる。勿論、自局電
話番号以外の番号(相手先電話番号)を入力すれば、そ
の相手先へのファイル送信処理が実行されることにな
る。
【0057】本実施例では、パーソナルコンピュータ2
1から送られてくる画情報データは圧縮されているの
で、パーソナルコンピュータとファクシミリ装置装置間
のデータ送受時間が短縮される。また、データ送受をキ
ャラクタコードで行うことも可能だが、本実施例のよう
にイメージ情報で行うことにより、ファクシミリ装置側
にプリントのための特別なフォントデータを持つ必要が
なく、システム全体としてのコスト低減を図ることが可
能である。
【0058】また、本実施例のように、パーソナルコン
ピュータ21から送られてくる画情報データが圧縮され
たものである場合には、これを符号化部12に通す必要
はないが、上記圧縮データを復号化して再符号化する等
の場合には上記の符号化部12に通すことが必要にな
る。この再符号化は、例えば、汎用のファクシミリ通信
アプリケーションソフトウェアがMH,MR符号化にし
か対応しておらず、ファクシミリ装置20はMMR符号
化に対応し、相手ファクシミリ装置もMMR符号化に対
応している場合に、送信要求コマンド(103)でMR
符号化が要求されたとしても、ファクシミリ装置20が
送信要求信号(302)で相手先ファクシミリ装置に対
してMMR符号化で送信する旨を伝え、パーソナルコン
ピュータ21から伝送されるMR符号化された画情報デ
ータを一旦復号し、再度MMRに符号化して相手ファク
シミリ装置に伝送することが考えられる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置によれば、コンピュータ装置で作成した原稿情
報をファクシミリ装置にて直接プリントアウトさせる機
能がサポートされていない既存の汎用アプリケーション
ソフトウェアをそのまま用いてファクシミリ装置の記録
部にて直接プリントすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置及びこれに接続され
たコンピュータ装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】基本送信シーケンスを示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明のファイルプリントシーケンスを示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 表示制御部 3 入力操作部 4 ディスク制御部 5 インターフェイス部(パーソナルコンピュータ
側) 6 インターフェース部(ファクシミリ装置側) 7 自局番号登録メモリ 8 判定制御部 9 第1セレクタ部 10 第2セレクタ部 11 復号化部 12 符号化部 13 変復調部 14 記録部 15 読取部 20 ファクシミリ装置 21 パーソナルコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置との接続を可能にする
    インターフェースを備え、前記コンピュータ装置から送
    られてくる相手先電話番号データに基づいて相手局と接
    続し、前記コンピュータ装置から送られてくるデータを
    受けてそれに対応した信号を相手局に送信するととも
    に、相手局から送信されてくる信号を受信してそれに対
    応した信号を前記コンピュータ装置に伝送することによ
    り、前記コンピュータ装置が保有しているデータを相手
    局に送信するように構成されたファクシミリ装置におい
    て、 自局識別番号データを保持する手段と、 前記コンピュータ装置から送られてくる相手先電話番号
    データが前記の自局識別番号データと一致するか否かを
    判断する判別手段と、 前記判別手段にて両データが一致しないと判断された場
    合にはその電話番号の相手局に対して前記コンピュータ
    装置が保有しているデータを送信し、両データが一致す
    ると判断された場合にはコンピュータ装置に対してあた
    かも相手先への送信処理を行っているように応答し、こ
    の応答によってコンピュータ装置から送られてくるデー
    タを記録部にてプリント出力するように制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP6004985A 1994-01-21 1994-01-21 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3005412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6004985A JP3005412B2 (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6004985A JP3005412B2 (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07212555A true JPH07212555A (ja) 1995-08-11
JP3005412B2 JP3005412B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=11598908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6004985A Expired - Fee Related JP3005412B2 (ja) 1994-01-21 1994-01-21 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3005412B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122066A (en) * 1995-10-30 2000-09-19 Sanyo Electric Co., Ltd Facsimile equipment to provide communication between a computer and a remote station

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6542567B2 (ja) 2015-04-09 2019-07-10 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 釣り用リールのワッシャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122066A (en) * 1995-10-30 2000-09-19 Sanyo Electric Co., Ltd Facsimile equipment to provide communication between a computer and a remote station

Also Published As

Publication number Publication date
JP3005412B2 (ja) 2000-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3437384B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS60105367A (ja) フアクシミリ通信方式
WO1991010309A1 (en) Integrated data communication system
JP2002092543A (ja) コード読取装置、記録媒体、電子機器、データ送受信システム、及びデータ送受信方法
US5872641A (en) Method and apparatus for transmission of facsimile messages
JP3005412B2 (ja) ファクシミリ装置
US5991052A (en) Facsimile interfaced to information processing apparatus
US7006259B1 (en) Facsimile apparatus and method of controlling the apparatus
JP3591684B2 (ja) ファクシミリ装置
US6122066A (en) Facsimile equipment to provide communication between a computer and a remote station
JP3299640B2 (ja) ネットワーク対応ファクシミリ装置
JPH07264345A (ja) ファクシミリ装置
JPH07264341A (ja) ファクシミリ装置
JP2628797B2 (ja) ファクシミリ装置
US6456401B1 (en) Communication apparatus capable of conducting remote diagnosis using communication circuit
AU655917B2 (en) Data communication
JPH118745A (ja) 端末装置
KR20070053063A (ko) 화일 전송 프로토콜을 이용한 팩스 전송 방법
JPH10173853A (ja) ファクシミリシステム
JPH09270906A (ja) 通信装置
JPS6388952A (ja) フアクシミリ装置
JPH10257228A (ja) ファクシミリ装置
JPH06125415A (ja) 複合ファクシミリ装置
JPH0233193B2 (ja)
JPS60117873A (ja) ファクシミリにおける文字デ−タの通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees