JPH0721237B2 - 手摺の取替方法 - Google Patents

手摺の取替方法

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JPH0721237B2
JPH0721237B2 JP60095381A JP9538185A JPH0721237B2 JP H0721237 B2 JPH0721237 B2 JP H0721237B2 JP 60095381 A JP60095381 A JP 60095381A JP 9538185 A JP9538185 A JP 9538185A JP H0721237 B2 JPH0721237 B2 JP H0721237B2
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handrail
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俊一 土田
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は手摺の取替方法に関し、詳しくは既設の手摺
を、取付強度の大きい新しい手摺に比較的簡単な操作に
より取替えることのできる方法に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕
既設の手摺が老朽化した場合或いは既設の手摺の高さや
デザイン等の変更が必要な場合などに新しい手摺に取替
えることが行なわれる。
通常、このような手摺取替工事は既設の手摺を完全に除
去した後、湿式工法と呼ばれる根元熔接によって新しい
手摺を取付けることにより行なわれている。この湿式工
法によれば取付強度の高い手摺とすることができるもの
の、作業が煩雑であり、手摺の取替えに時間を要するな
どの問題がある。
そこで最近ブラケットによる即日施工完了を目ざす乾式
工法が採用され始めている。すなわち、既設の手摺を完
全に除去した後、予め新しい手摺の支柱底部に取付けら
れているブラケットを用いてその設置個所に取付けるこ
とが行なわれている。この乾式工法によれば簡単な操作
にて手摺の取替えが可能であるもののその取付強度にや
や劣るという問題がある。このためブラケット取付用の
アンカーボルトの本数を増やしたり或いはアンカーボル
ト間の間隔を大きくしたりすることが考えられるが、作
業が煩雑となるばかりか、実際上あまりアンカーボルト
間の間隔を大きくすることは困難である。
すなわち、手摺取付工事の施工場所はベランダが主体で
あるため、その取付位置は庇の先、すなわち、ベランダ
の先端部に定めることが通常である。この場合、ベラン
ダの先端部は他の部分より一段高くされた立上がり部を
有している。このためブラケットはこの立上がり部の長
手方向に沿ってこの上に取付けられることとなるが、構
造上立上がり部の奥行きはあまり大きくできないためブ
ラケットは幅が広く奥行きの少ない略長方形状とされる
ことが多い。このブラケットの取付けにあたっては強度
を保持させるためアンカーボルトを2〜4本打つ方法が
行なわれるが、このようにブラケットの形状が略長方形
状のものに限定されるため短手方向におけるアンカーボ
ルトとアンカーボルトとの間隔を50〜70mm程度しかとる
ことができない。したがって、実際上あまり取付強度を
期待することができず、またクラックの原因となる虞れ
があるなどの問題があった。
本考案はこのような従来の問題を解消し、既設の手摺
を、取付強度の大きい新しい手摺に比較的簡単な操作に
より取替ることのできる方法を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、既設の手摺をその設置個所よりその
支柱の一部を残して除去した後、この支柱の残存部分
に、内部に発泡材を充填させた取替用手摺の支柱を嵌入
し、該取替用手摺の支柱底部に一体的に取付けられてお
り、かつ、アンカーボルト挿入用の孔の穿設されたブラ
ケットを用いて固定保持するか、或いは該取替用手摺の
支柱底部に一体的に取付けられているブラケットにアン
カーボルト挿入用の孔を穿設して固定保持することを特
徴とする手摺の取替方法を提供するものである。
まず本発明の方法においては、既設の手摺をその設置個
所よりその支柱の一部を残して除去する。本発明の方法
が適用される既設の手摺はその形状,大きさ等に制限は
ない。本発明の方法においてこのような既設の手摺をそ
の設置個所、例えば庇の先、すなわちベランダの先端部
などより除去する。ここで本発明の方法においては既設
の手摺の支柱の一部を残して除去することが必要であ
る。残存させる支柱の長さは、この支柱の長さ、径など
や腐食して老朽化した部分の大きさなどによっても異な
り一義的に決定することは困難であるが通常、その根元
より5cm以上程度とする。
次にこの支柱の残存部分に取替用手摺の支柱を嵌入す
る。第1図は本発明の方法の一手順を示す説明図であっ
て、既設支柱の残存部分に取替用手摺の支柱を嵌入する
模様を示す説明図である。図中符号1は既設手摺の支柱
の残存部分であり、該残存部分1に取替用手摺の支柱2
を嵌入するのである。したがって該支柱2は中空状をな
しており、その内径が前記残存部分1の外径より大きい
ものであることが必要である。ここで取替用手摺の支柱
2はその外部形状が通常角柱状或いは円柱状のものとさ
れており、既設手摺の支柱2の外部形状と同一のもので
あってもよく、或いは異なったものであってもよい。な
お、取替用手摺の支柱2は前記の如く、既設手摺の支柱
の残存部分1に嵌入しうるものであればよく、その材質
等は問わないが、通常スチール製或いはスチールで補強
されたアルミニウム製とされる。さらに、手摺のガタツ
キを防止し、既設手摺の支柱の残存部分の腐食防止のた
めにその内部に発泡材を充填したものである。第2図は
取替用手摺の支柱の一態様を示す拡大断面図である。こ
の例においては取替用手摺の支柱2は内側にスチール補
強材4を有するアルミニウム製のものを示しており、そ
の内部に発泡材5が充填されている。
上記の如く、既設手摺の支柱の残存部分1に取替用手摺
の支柱2を嵌入した後、該取替用手摺の支柱底部に一体
的に取付けられているブラケット3により固定保持す
る。すなわち、上記の如く、既設手摺の支柱の残存部分
1に、内部に発泡材5を充填させた取替用手摺の支柱2
を嵌入し、該取替用手摺の支柱底部に一体的に取付けら
れており、かつ、アンカーボルト9挿入用の孔8の穿設
されたブラケット3を用いて固定保持するか、或いは該
取替用手摺の支柱底部に一体的に取付けられているブラ
ケット3にアンカーボルト9挿入用の孔8を穿設して固
定保持する。第3図はこのようにして固定保持された取
替手摺の一態様を示す正面図である。なお、取替用手摺
の支柱底部に一体的に取付けられているブラケット3
は、通常略長方形状をなすものであるが、第4図
(a),(b)に示す如く垂下片6を有する鉤の手状の
ものを用いることにより一層取付強度にすぐれたものと
することができる。第4図(a)はこのブラケット3に
よる固定保持の一態様を示す説明図、第4図(b)はそ
のA−A線断面図であり、第5図はこのブラケット3に
よる固定保持の他の態様を示す断面図である。
第4図(a),(b)に示す如くブラケット3は垂下片
6をその長手方向の一辺、通常は室内側の側面に有する
ものであってもよく、或いは第5図に示す如くその長手
方向の二辺、すなわち室内内側および室外側の両側面に
有するものであってもよい。ここで垂下片6をその長手
方向の一辺のみに有するブラケットは立上がり部7の奥
行きdの異なるベランダに適用することができる。ま
た、垂下片6をその長手方向の二辺に有するブラケット
は手摺をより強固に保持することが可能である。
なお、図中符号8はアンカーボルト9挿入用の孔であ
る。この孔8はブラケット3の上面部10および垂下片6
の所望位置に数個所穿設されている。この孔8は予めブ
ラケット3の所望位置に穿設しておいてもよく、或いは
ブラケット3をベランダの立上がり部7の所定位置に載
置後、ドリル等の手段により穿設したものであってもよ
い。
このようなブラケット3により取替用手摺をその設置個
所、例えばベランダの先端部に固定保持する。この場合
予めベランダの立上がり部7の適当な位置にアンカーボ
ルト螺着孔を穿設しておき、このアンカーボルト螺着孔
を利用して取替用手摺をアンカーボルト8によりベラン
ダ等に固定保持すればよい。
さらに必要により取替用手摺の支柱2にアンカーボルト
挿入用の孔8′を設け、この孔8′を利用してアンカー
ボルトを打込んでおくことにより、既設手摺の支柱の残
存部分1への取替用手摺の支柱2の取付を一層強固にす
ることもできる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば既設の手摺を比較的簡単な操作に
より新しい手摺に取替えることができる。
しかも、本発明の方法においては既設手摺の支柱の一部
を残存させ、この残存部分に取替用手摺の支柱を嵌入さ
せているため、既設手摺の残存部分の強度を利用するこ
とができ、より取付強度のすぐれたものである。
さらに、取替用手摺の支柱として内部に発泡材を充填さ
せたものを用いているため、ガタツキを防止し、既設手
摺の支柱の残存部分の腐食を防止することができる。
また、ブラケットとして特定の形状を有するものを用い
た場合にはより一層取付強度のすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一手順を示す説明図、第2図は
取替用手摺の支柱の一態様を示す拡大断面図、第3図は
本発明の方法により固定保持された取替手摺の一態様を
示す正面図、第4図(a)は本発明の方法において使用
するブラケットによる固定保持の一態様を示す説明図、
第4図(b)は第4図(a)のA−A線断面図、第5図
は本発明の方法において使用するブラケットによる固定
保持の他の態様を示す説明図である。 1…既設手摺の支柱の残存部分,2…取替用手摺の支柱,3
…ブラケット,4…スチール補強材,5…発泡材,6…垂下
片,7…立上がり部,8,8′…アンカーボルト挿入用の孔,9
…アンカーボルト,10…ブラケットの上面部,d…立上が
り部の奥行き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の手摺をその設置個所よりその支柱の
    一部を残して除去した後、この支柱の残存部分に、内部
    に発泡材を充填させた取替用手摺の支柱を嵌入し、該取
    替用手摺の支柱底部に一体的に取付けられており、か
    つ、アンカーボルト挿入用の孔の穿設されたブラケット
    を用いて固定保持するか、或いは該取替用手摺の支柱底
    部に一体的に取付けられているブラケットにアンカーボ
    ルト挿入用の孔を穿設して固定保持することを特徴とす
    る手摺の取替方法。
JP60095381A 1985-05-07 1985-05-07 手摺の取替方法 Expired - Fee Related JPH0721237B2 (ja)

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JPS56116532U (ja) * 1980-02-08 1981-09-07
JPS5785452A (en) * 1980-11-14 1982-05-28 Nippon Aluminium Mfg Repla cement of handrail

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