JPH0721216U - パンチプレス - Google Patents

パンチプレス

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Publication number
JPH0721216U
JPH0721216U JP107793U JP107793U JPH0721216U JP H0721216 U JPH0721216 U JP H0721216U JP 107793 U JP107793 U JP 107793U JP 107793 U JP107793 U JP 107793U JP H0721216 U JPH0721216 U JP H0721216U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
punch press
ram
punching
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP107793U
Other languages
English (en)
Inventor
卓男 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP107793U priority Critical patent/JPH0721216U/ja
Publication of JPH0721216U publication Critical patent/JPH0721216U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上型5と下型4よりなる金型の間にワークW
を位置させてラム19を加工させて孔開け加工を行うパ
ンチプレスにおいて、金型の交換又は研磨の時期を容易
に分かるようにする。 【構成】 金型近傍に打ち抜き音を検出手段30を設
け、その値の初期値と加工作業時の値とを比較して、そ
の範囲が設定範囲を越えると異常であると報知する。或
いは、油圧パンチプレスの場合は油圧シリンダー21の
加圧圧力を検知して、初期値と加圧作業時の最大値を検
出して比較し、設定範囲を越えると異常であると報知す
べく構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチプレスにおける、金型の適正交換又は研磨時期を報知するた めの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からパンチプレスは上型と下型より金型を対向して配置し、該上型と下型 の間にワークを挿入して、加工したい位置にワークを位置決めして、上型のパン チを下降させて孔開け加工を行っている。このパンチにより加工を続けていると 次第に金型が摩耗するので、一定時期を過ぎると金型の交換又は研磨が必要とな る。この交換又は研磨の時期は従来総ヒット数又は使用時間により判断して決め ていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ワークの加工は、ワークの素材や板厚、打ち抜きする孔の大きさや 形状、金型の種類、作業環境等により、摩耗の度合は異なるので、金型毎にその 交換又は研磨時期は一定では無く、総ヒット数又は使用時間で判断して交換した 場合には、まだまだ使用できるのに金型を交換してその金型を無駄に消費したり 、交換時期を過ぎて使用したために、ワークにバリができたり、変形したりして 正確な加工ができないことがあったのである。従って、その交換又は研磨の時期 を正確に判断することは大変難しかったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、該課題を解決するために、上型 と下型よりなる金型の間にワークを位置させてラムを下降させることにより孔開 け加工を行うパンチプレスにおいて、金型近傍に打ち抜き音を検出する手段を設 け、この検出手段からの検出結果における正常時と加工時とを比較して設定範囲 を越えると金型の異常を報知する手段を設けたものである。また、油圧パンチプ レスにおいては、ラムを下降させる油圧シリンダーの加圧側の圧力を検出する手 段を設け、この検出手段からの検出結果における正常時の打ち抜き圧力と打ち抜 き加工時の圧力とを比較して設定範囲を越えると金型の異常を報知する手段を設 けたものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、ラムを下降させて孔開け加工を行うと きに発するパンチ音をマイクロフォン等の検出手段によって検知し、その検出結 果を最初の試し打ちの時と通常作業の検出結果とを比較して、その差が許容範囲 を越えると異常であると報知して、金型の交換又は研磨を促すのである。また、 油圧パンチプレスにおいては、ラムを下降させてパンチする加圧時に、その最高 圧力を圧力センサー等で検知して、最初の試し打ちの時と通常作業時の圧力結果 とを比較して、その差が許容範囲を越えるものであると異常であると判断してそ の旨を報知して金型の交換又は研磨を促すのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の技術を図面に示すタレットパンチプレスに用いた実施例について 説明すると、図1は本考案に係るタレットパンチプレスの全体斜視図であり、タ レットパンチプレスは下部フレーム1と上部フレーム2と縦フレーム3により側 面視「コ」字状に構成し、該下部フレーム1の両側にはガイドレール6・6が配 設され、該ガイドレール6・6上にサイドテーブル7・7が載置され、該サイド テーブル7・7の前端はホルダー支持体9に連結されて両者に支持され、該ホル ダー支持体9後面にはワークホルダー10を装着したスライダが設けられている 。
【0007】 前記ワークホルダー10にはワークがクランプされて、サイドテーブル7・7 と共に前後方向に任意に移動され、スライダと共に左右方向に任意に移動され、 ワークWの加工位置がパンチの下方に位置するように搬送して孔開け等の加工が 行われるのである。前記下部フレーム2の中央上面にはリング状の下タレット4 が配設され、該下タレット4に対向して上部フレーム2下面にリング状の上タレ ット5が配設され、該下タレット4は円周に沿って種類の異なる複数の下型11 ・11・・・が装着され、上タレット5にも下型に合った上型12・12・・・ が対向して装着されているのである。
【0008】 該下型11は図2に示すように、ダイホルダー13にダイ14が嵌合され、該 ダイ14中央に孔開け加工するための開口部14aが設けられ、上型12はパン チホルダー15にパンチ16が挿入され、該パンチ16下端面の形状は前記ダイ 14の開口部14aと一致させ、該パンチ16はセットボルト17にてパンチホ ルダー15に吊持され、該パンチホルダー15の上端がラム19に嵌合されて、 該ラム19を下降させることにより、パンチ16を殴打してワークWを打ち抜き 、孔開け加工をするのである。
【0009】 そして、前記ラム19の駆動方式がクランク式(油圧式でも可能)の場合には 、図2に示すように、ラム19がクランクアームを介してフライホィール20と 連結され、該フライホィール20をモーターにより回転させてラム19を昇降し てパンチを殴打してワークWの孔開けを行い、ラム19の駆動方式が油圧式の場 合には、図3に示すように、ラム19の他端が油圧シリンダー21のピストンロ ッド21a先端に連結されて電磁バルブ22を切り換えることによりラム19を 昇降できるようにし、該油圧シリンダー21のピストンロッド側のシリンダー室 と、電磁バルブ22の出力ポートとの間には、高速用絞り23と低速用絞り24 と電磁バルブ25とチェック弁26が図の如く接続されて、パンチ16がワーク Wに当たる直前まで、及び上昇する時に、高速で移動できるようにし、孔開けの 時は電磁バルブ25を作動して低速で移動して騒音を低くして孔開け加工できる ようにしている。
【0010】 このようなパンチプレスにおいて、本考案は金型の交換または研磨時期を容易 に認識できるように、クランク式ラム駆動の場合には、ラム19または上タレッ ト5または金型の近傍に、打ち抜き音を検知する手段としてマイクロフォン30 を配置し、該マイクロフォン30に打ち抜き音以外を除去するフィルター31を 介して制御回路32と接続し、該制御回路32には操作ボックス33と接続し、 該操作ボックス33には打ち抜き音の波形やレベル等を表示する表示装置と許容 範囲の設定装置を設ける。このような構成によって、下型11と上型12をセッ トした直後、試し打ちを行い、その時のパンチ音の波形やレベルをメモリに金型 毎に記憶しておき、その波形やレベルの変化幅の許容値を操作ボックス33で設 定しておき、加工中のパンチ音をマイクロフォン30より制御回路32に入力し て、試し打ち時のメモリの値と加工時の値を比較演算し、許容値を越えると、金 型の交換又は研磨の警報を発し、或いはその表示を操作ボックス33に表示する のである。
【0011】 また、油圧式のラム駆動の場合には、電磁バルブ22と油圧シリンダー21の 間の加圧側(パンチ駆動側)の配管途中に、圧力センサー34を設け、該圧力セ ンサー34に前記同様に制御回路32及び操作ボックス33と接続し、下型11 と上型12をセットした直後、試し打ちを行い、その時の最大圧力を測定して、 その値をメモリに記憶しておき、この最大圧力からの変化幅の許容値を操作ボッ クス33で設定しておき、加工中の圧力を測定して、その値と試し打ちのメモリ の値とを制御回路32にて比較演算し、許容値を越えると、金型の交換又は研磨 の警報を発し、或いはその表示を操作ボックス33に表示するのである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 パンチプレスの金型の摩耗度合が客観的に検出できるようになり、正確な金型の 交換又は研磨時期を報知することができ、金型を有効に使用することができると 共に、加工精度も均一に保つことができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタレットパンチプレス全体斜視図
である。
【図2】クランク式ラム駆動の制御ブロック図である。
【図3】油圧式ラム駆動の場合の制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 下型 12 上型 14 ダイ 16 パンチ 19 ラム 20 フライホィール 21 油圧シリンダー 30 マイクロフォン 31 制御回路 33 操作ボックス 34 圧力センサー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型よりなる金型の間にワークを
    位置させてラムを下降させることにより孔開け加工を行
    うパンチプレスにおいて、金型近傍に打ち抜き音を検出
    する手段を設け、この検出手段からの検出結果における
    正常時と加工時とを比較して設定範囲を越えると金型の
    異常を報知する手段を設けたことを特徴とするパンチプ
    レス。
  2. 【請求項2】 油圧パンチプレスにおいて、ラムを下降
    させる油圧シリンダーの加圧側の圧力を検出する手段を
    設け、この検出手段からの検出結果における正常時の打
    ち抜き圧力と打ち抜き加工時の圧力とを比較して設定範
    囲を越えると金型の異常を報知する手段を設けたことを
    特徴とするパンチプレス。
JP107793U 1993-01-20 1993-01-20 パンチプレス Pending JPH0721216U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP107793U JPH0721216U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 パンチプレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP107793U JPH0721216U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 パンチプレス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721216U true JPH0721216U (ja) 1995-04-18

Family

ID=11491445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP107793U Pending JPH0721216U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 パンチプレス

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JP (1) JPH0721216U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11402810B2 (en) 2019-02-07 2022-08-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Learning device and cutting process evaluation system
WO2022196385A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 Jfeスチール株式会社 プレス成形金型の損傷評価装置及び損傷評価方法

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