JPH0721207A - 電子ファイル装置 - Google Patents
電子ファイル装置Info
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- JPH0721207A JPH0721207A JP5153171A JP15317193A JPH0721207A JP H0721207 A JPH0721207 A JP H0721207A JP 5153171 A JP5153171 A JP 5153171A JP 15317193 A JP15317193 A JP 15317193A JP H0721207 A JPH0721207 A JP H0721207A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 だれもが容易に扱える共通の指標である文書
の使用頻度,重要度等の尺度を用いて文書登録を行なえ
るようにする。 【構成】 入力装置1によって尺度関数を使用しての文
書登録が選択され、どの尺度のどの尺度関数を使用する
かが決定され、任意の尺度値が入力されたら、尺度関数
選択部9によって指定された尺度と尺度関数を探し出
し、その指定された尺度及び尺度関数を基にして尺度I
D変換部10によって尺度IDを得て、その得られた尺
度IDと登録すべき文書を文書処理部13へ送り、文書
登録部14を経てテーブル更新部15によって尺度ID
と文書の組み合わせでテーブル部18に登録する。そし
て、文書処理部13がテーブル部13に登録されたこと
を確認したら、文書書込部19を経て文書登録装置3に
文書の画像を登録する。
の使用頻度,重要度等の尺度を用いて文書登録を行なえ
るようにする。 【構成】 入力装置1によって尺度関数を使用しての文
書登録が選択され、どの尺度のどの尺度関数を使用する
かが決定され、任意の尺度値が入力されたら、尺度関数
選択部9によって指定された尺度と尺度関数を探し出
し、その指定された尺度及び尺度関数を基にして尺度I
D変換部10によって尺度IDを得て、その得られた尺
度IDと登録すべき文書を文書処理部13へ送り、文書
登録部14を経てテーブル更新部15によって尺度ID
と文書の組み合わせでテーブル部18に登録する。そし
て、文書処理部13がテーブル部13に登録されたこと
を確認したら、文書書込部19を経て文書登録装置3に
文書の画像を登録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書の画像を読み取
って表示や印刷等の出力可能に登録する電子ファイル装
置に関する。
って表示や印刷等の出力可能に登録する電子ファイル装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ,ワーク
ステーション等の機器が多用されているが、文書登録時
に文書に任意に文書情報を付加して登録する機能と、そ
れら文書情報をもって文書を管理する機能と、それらの
文書情報をもって登録文書を検索する機能を備えた電子
ファイル装置がある。
ステーション等の機器が多用されているが、文書登録時
に文書に任意に文書情報を付加して登録する機能と、そ
れら文書情報をもって文書を管理する機能と、それらの
文書情報をもって登録文書を検索する機能を備えた電子
ファイル装置がある。
【0003】従来、電子ファイル装置として、ディレク
トリ記憶部を設けて、既に検索されたディレクトリの内
容と階層に関する情報を記憶し、その情報をもとにして
リストボックスの表示及び指定されたファイルの選択動
作を行なうことにより、ファイル選択を速やかにしたフ
ァイル選択装置(特開平3−294941号公報参照)
があった。
トリ記憶部を設けて、既に検索されたディレクトリの内
容と階層に関する情報を記憶し、その情報をもとにして
リストボックスの表示及び指定されたファイルの選択動
作を行なうことにより、ファイル選択を速やかにしたフ
ァイル選択装置(特開平3−294941号公報参照)
があった。
【0004】このような装置で文書の登録を行なう時、
作業者は文書に文書名や作成日時等の文書情報を付加し
て登録作業を行なわなければならなかった。また、文書
の登録量が膨大になる場合には、作業者は各文書をディ
レクトリもしくはボックスといったグループに分類して
登録しなければならなかった。
作業者は文書に文書名や作成日時等の文書情報を付加し
て登録作業を行なわなければならなかった。また、文書
の登録量が膨大になる場合には、作業者は各文書をディ
レクトリもしくはボックスといったグループに分類して
登録しなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の装置における文書登録時、作業者は文書に文書情報を
付加したり、ディレクトリもしくはボックスといったグ
ループに分類して登録したり、ディレクトリの階層及び
構成を形成したり、ボックスを分類したり等の煩雑な作
業を行なわなければならなかった。また、文書検索時に
も同様であり、作業者は検索すべき文書の検索条件等を
入力する煩雑な作業をしなければならなかった。
の装置における文書登録時、作業者は文書に文書情報を
付加したり、ディレクトリもしくはボックスといったグ
ループに分類して登録したり、ディレクトリの階層及び
構成を形成したり、ボックスを分類したり等の煩雑な作
業を行なわなければならなかった。また、文書検索時に
も同様であり、作業者は検索すべき文書の検索条件等を
入力する煩雑な作業をしなければならなかった。
【0006】このように、従来の装置では文書登録や文
書検索の際に作業者の作業負担が増すという問題があっ
た。また、文書登録や文書検索の方法は作業者に依存し
ているため、作業者毎に異なる方法で文書を登録する
と、その登録された文書を検索する際に他の作業者には
使い難いものになったり、また、操作の熟練度の低い作
業者には文書登録や文書検索の作業を能率良く行なえな
くなったりするという問題もあった。
書検索の際に作業者の作業負担が増すという問題があっ
た。また、文書登録や文書検索の方法は作業者に依存し
ているため、作業者毎に異なる方法で文書を登録する
と、その登録された文書を検索する際に他の作業者には
使い難いものになったり、また、操作の熟練度の低い作
業者には文書登録や文書検索の作業を能率良く行なえな
くなったりするという問題もあった。
【0007】さらに、文書登録の際にディレクトリもし
くはボックスといったグループに分類するときは、作業
者は適当であろうと思われる分類方法を考えなければな
らないので、この種の難しい判断を強いられることにな
り、文書登録を能率良く行なえないという問題もあっ
た。また、文書検索の際も同様に最も適当な検索条件を
考えて指定しなければならないので、その判断には熟練
が必要であり、容易に必要な登録文書を素早く検索する
ことが難しかった。
くはボックスといったグループに分類するときは、作業
者は適当であろうと思われる分類方法を考えなければな
らないので、この種の難しい判断を強いられることにな
り、文書登録を能率良く行なえないという問題もあっ
た。また、文書検索の際も同様に最も適当な検索条件を
考えて指定しなければならないので、その判断には熟練
が必要であり、容易に必要な登録文書を素早く検索する
ことが難しかった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、だれもが容易に扱える共通の指標である文書の
使用頻度,重要度等の尺度を用いて文書登録や文書検索
を行なえるようにすることを目的とする。また、文書検
索の作業を能率良く行なえるようにすることも目的とす
る。
であり、だれもが容易に扱える共通の指標である文書の
使用頻度,重要度等の尺度を用いて文書登録や文書検索
を行なえるようにすることを目的とする。また、文書検
索の作業を能率良く行なえるようにすることも目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による電子ファ
イル装置は、上記の目的を達成するため、文書の画像を
読み取って入力する画像入力手段と、その手段によって
入力された画像を登録する文書登録手段と、その手段に
登録されている文書の画像を表示する表示手段と、上記
文書登録手段に登録されている文書の画像を印刷する印
刷手段を備えている。
イル装置は、上記の目的を達成するため、文書の画像を
読み取って入力する画像入力手段と、その手段によって
入力された画像を登録する文書登録手段と、その手段に
登録されている文書の画像を表示する表示手段と、上記
文書登録手段に登録されている文書の画像を印刷する印
刷手段を備えている。
【0010】さらに、文書登録時に使用頻度,重要度等
の尺度を選択する手段と、その選択された尺度に対する
尺度値を入力する手段と、その尺度値を上記選択された
尺度の尺度関数によって尺度IDに変換する手段と、そ
の尺度IDによって文書の画像を登録する手段を設けた
ものである。
の尺度を選択する手段と、その選択された尺度に対する
尺度値を入力する手段と、その尺度値を上記選択された
尺度の尺度関数によって尺度IDに変換する手段と、そ
の尺度IDによって文書の画像を登録する手段を設けた
ものである。
【0011】また、文書検索時に使用頻度,重要度等の
尺度を選択する手段と、その選択された尺度に対する尺
度値を入力する手段と、その尺度値を上記選択された尺
度の尺度関数によって尺度IDに変換する手段と、その
尺度IDによって登録されている文書の画像を検索する
手段を設けるとよい。
尺度を選択する手段と、その選択された尺度に対する尺
度値を入力する手段と、その尺度値を上記選択された尺
度の尺度関数によって尺度IDに変換する手段と、その
尺度IDによって登録されている文書の画像を検索する
手段を設けるとよい。
【0012】さらに、上記尺度関数を任意に登録する手
段、上記尺度を複数登録する手段、または上記尺度ID
によって検索された文書の一覧を印刷する手段をそれぞ
れ設けるようにしてもよい。
段、上記尺度を複数登録する手段、または上記尺度ID
によって検索された文書の一覧を印刷する手段をそれぞ
れ設けるようにしてもよい。
【0013】
【作用】この発明による電子ファイル装置は、文書登録
時に使用頻度,重要度等の尺度を選択し、その選択され
た尺度に対する尺度値を入力し、その尺度値を選択され
た尺度の尺度関数によって尺度IDに変換し、その尺度
IDによって文書の画像を登録するので、だれもが容易
に扱える共通の指標である文書の使用頻度,重要度等の
尺度によって文書を登録できる。
時に使用頻度,重要度等の尺度を選択し、その選択され
た尺度に対する尺度値を入力し、その尺度値を選択され
た尺度の尺度関数によって尺度IDに変換し、その尺度
IDによって文書の画像を登録するので、だれもが容易
に扱える共通の指標である文書の使用頻度,重要度等の
尺度によって文書を登録できる。
【0014】また、文書検索時に使用頻度,重要度等の
尺度を選択し、その選択された尺度に対する尺度値を入
力し、その尺度値を選択された尺度の尺度関数によって
尺度IDに変換し、その尺度IDによって登録されてい
る文書の画像を検索するので、だれもが容易に扱える共
通の指標である文書の使用頻度,重要度等の尺度によっ
て登録文書を検索できる。
尺度を選択し、その選択された尺度に対する尺度値を入
力し、その尺度値を選択された尺度の尺度関数によって
尺度IDに変換し、その尺度IDによって登録されてい
る文書の画像を検索するので、だれもが容易に扱える共
通の指標である文書の使用頻度,重要度等の尺度によっ
て登録文書を検索できる。
【0015】さらに、上記尺度関数を任意に登録するよ
うにすれば、多様な尺度関数を利用して文書登録又は文
書検索を行なえるようになる。さらにまた、上記尺度を
複数登録するようにすれば、多様な尺度を用いて文書登
録又は文書検索を行なえるようになる。そしてまた、上
記尺度IDによって検索された文書の一覧を印刷するよ
うにすれば、尺度を用いた文書検索によって該当する文
書のリストを簡単に得ることができる。
うにすれば、多様な尺度関数を利用して文書登録又は文
書検索を行なえるようになる。さらにまた、上記尺度を
複数登録するようにすれば、多様な尺度を用いて文書登
録又は文書検索を行なえるようになる。そしてまた、上
記尺度IDによって検索された文書の一覧を印刷するよ
うにすれば、尺度を用いた文書検索によって該当する文
書のリストを簡単に得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である電子
ファイル装置の構成を示す図である。この電子ファイル
装置は、作業者が各種の操作情報を入力するためのキー
ボードやマウス等の入力装置1と、文書の画像を光学的
に読み取って入力するスキャナ等の画像入力装置2と、
文書の画像等の情報を登録する光ディスク装置,ハード
ディスク装置,フロッピディスク装置等の記憶装置であ
る文書登録装置3を備えている。
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である電子
ファイル装置の構成を示す図である。この電子ファイル
装置は、作業者が各種の操作情報を入力するためのキー
ボードやマウス等の入力装置1と、文書の画像を光学的
に読み取って入力するスキャナ等の画像入力装置2と、
文書の画像等の情報を登録する光ディスク装置,ハード
ディスク装置,フロッピディスク装置等の記憶装置であ
る文書登録装置3を備えている。
【0017】また、文書や文書登録及び文書検索時の作
業画面等を表示するためのCRT,LCD等のディスプ
レイである表示装置4と、文書の画像を紙に印刷するレ
ーザプリンタ,インクジェットプリンタ,ドットプリン
タ等の印刷装置5と、CPU,ROM,RAM等のマイ
クロコンピュータを内蔵し、この電子ファイル装置全体
の制御やこの発明にかかわる文書登録及び文書検索の処
理を行なう処理装置6を備えている。
業画面等を表示するためのCRT,LCD等のディスプ
レイである表示装置4と、文書の画像を紙に印刷するレ
ーザプリンタ,インクジェットプリンタ,ドットプリン
タ等の印刷装置5と、CPU,ROM,RAM等のマイ
クロコンピュータを内蔵し、この電子ファイル装置全体
の制御やこの発明にかかわる文書登録及び文書検索の処
理を行なう処理装置6を備えている。
【0018】処理装置6は、入力制御部7,尺度関数登
録部8,尺度関数選択部9,尺度ID変換部10,画像
入力制御部11,表示制御部12,文書処理部13,文
書登録部14,テーブル更新部15,文書検索部16,
テーブル検索部17,テーブル部18,文書書込部1
9,文書読込部20,一覧表作成部21,及び印刷制御
部22の各機能を果たす。
録部8,尺度関数選択部9,尺度ID変換部10,画像
入力制御部11,表示制御部12,文書処理部13,文
書登録部14,テーブル更新部15,文書検索部16,
テーブル検索部17,テーブル部18,文書書込部1
9,文書読込部20,一覧表作成部21,及び印刷制御
部22の各機能を果たす。
【0019】入力制御部7は、入力装置1から文書登録
の指示、文書検索の指示、文書の使用頻度,重要度等の
尺度の選択、尺度に対する尺度値の入力等の操作情報を
入力するための制御を行なう。尺度関数登録部8は、文
書登録又は文書検索時に使用する文書の使用頻度,重要
度等の尺度とその尺度の尺度関数を登録する。また、こ
の尺度関数登録部8は、尺度を複数登録手段と、尺度関
数を任意に登録する手段とに相当する。
の指示、文書検索の指示、文書の使用頻度,重要度等の
尺度の選択、尺度に対する尺度値の入力等の操作情報を
入力するための制御を行なう。尺度関数登録部8は、文
書登録又は文書検索時に使用する文書の使用頻度,重要
度等の尺度とその尺度の尺度関数を登録する。また、こ
の尺度関数登録部8は、尺度を複数登録手段と、尺度関
数を任意に登録する手段とに相当する。
【0020】尺度関数選択部9は、文書登録又は文書検
索時に入力装置1によって選択された尺度の尺度関数を
尺度関数登録部8から選択する。尺度ID変換部10
は、尺度関数選択部9によって選択された尺度の尺度関
数によって入力装置1によって入力された尺度値を尺度
IDに変換する。画像入力制御部11は、画像入力装置
2による文書の画像入力の制御を司る。表示制御部12
は、表示装置に文書の画像や文書登録,文書検索等の各
種作業画面を表示する制御を行なう。
索時に入力装置1によって選択された尺度の尺度関数を
尺度関数登録部8から選択する。尺度ID変換部10
は、尺度関数選択部9によって選択された尺度の尺度関
数によって入力装置1によって入力された尺度値を尺度
IDに変換する。画像入力制御部11は、画像入力装置
2による文書の画像入力の制御を司る。表示制御部12
は、表示装置に文書の画像や文書登録,文書検索等の各
種作業画面を表示する制御を行なう。
【0021】文書処理部13は、文書の画像入力,文書
登録,文書検索,文書の画像表示,文書の画像印刷,文
書の画像登録等の各種の処理を実行する。文書登録部1
4は、文書と尺度IDとを対応させる処理を行なう。テ
ーブル更新部15は文書登録部14によって対応させた
文書と尺度IDを組み合わせてテーブルに登録する。文
書検索部16は、尺度IDによる文書の検索の処理を行
なう。テーブル検索部17はテーブルから尺度IDに該
当する文書を検索する。
登録,文書検索,文書の画像表示,文書の画像印刷,文
書の画像登録等の各種の処理を実行する。文書登録部1
4は、文書と尺度IDとを対応させる処理を行なう。テ
ーブル更新部15は文書登録部14によって対応させた
文書と尺度IDを組み合わせてテーブルに登録する。文
書検索部16は、尺度IDによる文書の検索の処理を行
なう。テーブル検索部17はテーブルから尺度IDに該
当する文書を検索する。
【0022】テーブル部8は、尺度IDと文書との組み
合わせを登録する。文書書込部19は、文書の画像を文
書登録装置3に書き込んで登録する。文書読込部20
は、文書登録装置3に登録されている文書の画像を読み
込む。
合わせを登録する。文書書込部19は、文書の画像を文
書登録装置3に書き込んで登録する。文書読込部20
は、文書登録装置3に登録されている文書の画像を読み
込む。
【0023】したがって、上記文書処理部13,文書登
録部14,テーブル更新部15,テーブル部18,及び
文書読込部19によって、尺度IDによって文書の画像
を登録する手段に相当する機能を果たし、上記文書処理
部13,文書検索部16,テーブル検索部17,テーブ
ル部18,及び文書読込部20によって、尺度IDによ
って登録されている文書の画像を検索する手段に相当す
る機能を果たす。
録部14,テーブル更新部15,テーブル部18,及び
文書読込部19によって、尺度IDによって文書の画像
を登録する手段に相当する機能を果たし、上記文書処理
部13,文書検索部16,テーブル検索部17,テーブ
ル部18,及び文書読込部20によって、尺度IDによ
って登録されている文書の画像を検索する手段に相当す
る機能を果たす。
【0024】一覧表作成部21は、尺度IDに該当する
検索文書の一覧リストのデータを作成する。印刷制御部
22は印刷装置5の制御を司る。したがって、上記文書
処理部13,一覧表作成部21,及び印刷制御部22に
よって、尺度IDによって検索された文書の一覧を印刷
する手段に相当する機能を果たす。
検索文書の一覧リストのデータを作成する。印刷制御部
22は印刷装置5の制御を司る。したがって、上記文書
処理部13,一覧表作成部21,及び印刷制御部22に
よって、尺度IDによって検索された文書の一覧を印刷
する手段に相当する機能を果たす。
【0025】この電子ファイル装置は、上述のように構
成することによって、公知の機能として、画像入力装置
から読み取って入力した文書の画像を登録すると共に、
それを表示したり印刷したりすることができる。
成することによって、公知の機能として、画像入力装置
から読み取って入力した文書の画像を登録すると共に、
それを表示したり印刷したりすることができる。
【0026】その他に、この装置の特徴として、文書登
録時に任意に尺度を選択し、任意の尺度値を入力するこ
とにより、その尺度の尺度関数を通して尺度値を尺度I
Dに変換し、その尺度IDを利用して文書を登録するこ
とができる。また、文書検索時に任意に尺度を選択し、
任意の尺度値を入力することにより、その尺度の尺度関
数を通して尺度値を尺度IDに変換し、その尺度IDで
登録されている文書を検索することができる。
録時に任意に尺度を選択し、任意の尺度値を入力するこ
とにより、その尺度の尺度関数を通して尺度値を尺度I
Dに変換し、その尺度IDを利用して文書を登録するこ
とができる。また、文書検索時に任意に尺度を選択し、
任意の尺度値を入力することにより、その尺度の尺度関
数を通して尺度値を尺度IDに変換し、その尺度IDで
登録されている文書を検索することができる。
【0027】さらに、任意の尺度関数を設定することに
よって、多様な尺度の尺度関数によって文書登録及び文
書検索を行なえる。さらにまた、複数の尺度を設定する
ことによって、多様な尺度を用いて文書登録及び文書検
索を行なえる。そして、任意の尺度を選択し、任意の尺
度値を入力することにより、その尺度の尺度関数を通し
て尺度値を尺度IDに変換し、その尺度IDで登録され
ている文書の一覧を印刷することもできる。
よって、多様な尺度の尺度関数によって文書登録及び文
書検索を行なえる。さらにまた、複数の尺度を設定する
ことによって、多様な尺度を用いて文書登録及び文書検
索を行なえる。そして、任意の尺度を選択し、任意の尺
度値を入力することにより、その尺度の尺度関数を通し
て尺度値を尺度IDに変換し、その尺度IDで登録され
ている文書の一覧を印刷することもできる。
【0028】図2は尺度と文書の関係を示す説明図であ
る。同図の(a)に示すように、文書に対する尺度A
(例えば、文書の使用頻度)を設定し、その尺度Aに対
して任意に入力される使用頻度の尺度値x1を尺度ID
に変換するための尺度関数A1(x),A2(x),……,
An(x)を登録した場合、例えば、尺度関数A1(x)を
選択して尺度値x1を入力すると、その尺度値x1に対
する尺度IDのY1=A1(x1)を取得して、その尺度
IDのY1と文書を組み合わせることができる。
る。同図の(a)に示すように、文書に対する尺度A
(例えば、文書の使用頻度)を設定し、その尺度Aに対
して任意に入力される使用頻度の尺度値x1を尺度ID
に変換するための尺度関数A1(x),A2(x),……,
An(x)を登録した場合、例えば、尺度関数A1(x)を
選択して尺度値x1を入力すると、その尺度値x1に対
する尺度IDのY1=A1(x1)を取得して、その尺度
IDのY1と文書を組み合わせることができる。
【0029】このようにして、同図の(d)に示すよう
に、作業者によって尺度Aの尺度関数A1(x),A2
(x),……,An(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換したそれぞれの尺度IDに
よって文書1,2,3は登録され、また、文書検索時に
は、その尺度IDを基にして検索されることになる。
に、作業者によって尺度Aの尺度関数A1(x),A2
(x),……,An(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換したそれぞれの尺度IDに
よって文書1,2,3は登録され、また、文書検索時に
は、その尺度IDを基にして検索されることになる。
【0030】また、図2の(b)に示すように、文書に
対する尺度B(例えば、文書の重要度)を設定し、その
尺度Bに対して任意に入力される重要度の尺度値x2を
尺度IDに変換するための尺度関数B1(x),B2
(x),……,Bn(x)を登録した場合、例えば、尺度関
数B1(x)を選択して尺度値x1を入力すると、その尺
度値x2に対する尺度IDのY2=B1(x2)を取得し
て、その尺度IDのY2と文書を組み合わせることがで
きる。
対する尺度B(例えば、文書の重要度)を設定し、その
尺度Bに対して任意に入力される重要度の尺度値x2を
尺度IDに変換するための尺度関数B1(x),B2
(x),……,Bn(x)を登録した場合、例えば、尺度関
数B1(x)を選択して尺度値x1を入力すると、その尺
度値x2に対する尺度IDのY2=B1(x2)を取得し
て、その尺度IDのY2と文書を組み合わせることがで
きる。
【0031】このようにして、同図の(e)に示すよう
に、作業者によって尺度Bの尺度関数B1(x),B2
(x),……,Bn(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換したそれぞれの尺度IDに
よって文書4,5は登録され、また、文書検索時には、
その尺度IDを基にして検索されることになる。
に、作業者によって尺度Bの尺度関数B1(x),B2
(x),……,Bn(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換したそれぞれの尺度IDに
よって文書4,5は登録され、また、文書検索時には、
その尺度IDを基にして検索されることになる。
【0032】さらに、図2の(c)に示すように、文書
に対する尺度C(例えば、文書の使用頻度及び重要度以
外の基準)を設定し、その尺度Cに対して任意に入力さ
れる重要度の尺度値x3を尺度IDに変換するための尺
度関数C1(x),C2(x),……,Cn(x)を登録した
場合、例えば、尺度関数C1(x)を選択して尺度値x3
を入力すると、その尺度値x3に対する尺度IDのY3
=C1(x3)を取得して、その尺度IDのY3と文書を
組み合わせることができる。
に対する尺度C(例えば、文書の使用頻度及び重要度以
外の基準)を設定し、その尺度Cに対して任意に入力さ
れる重要度の尺度値x3を尺度IDに変換するための尺
度関数C1(x),C2(x),……,Cn(x)を登録した
場合、例えば、尺度関数C1(x)を選択して尺度値x3
を入力すると、その尺度値x3に対する尺度IDのY3
=C1(x3)を取得して、その尺度IDのY3と文書を
組み合わせることができる。
【0033】このようにして、同図の(f)に示すよう
に、作業者によって尺度Cの尺度関数C1(x),C2
(x),……,Cn(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換した尺度IDによって文書
6は登録され、また、文書検索時には、その尺度IDを
基にして検索されることになる。
に、作業者によって尺度Cの尺度関数C1(x),C2
(x),……,Cn(x)のなかから任意に選択されたいず
れかの尺度関数によって変換した尺度IDによって文書
6は登録され、また、文書検索時には、その尺度IDを
基にして検索されることになる。
【0034】次に、尺度関数を用いた文書登録と文書検
索について説明する。図3は使用頻度の尺度を用いたと
きの文書登録の説明図である。まず、文書登録時に、使
用頻度の尺度を選択してその尺度関数F(x)を選択した
場合、作業者は登録すべき文書が日常あまり使わない使
用頻度の低い文書か、日常良く使用する使用頻度の高い
文書かを判断して、その使用頻度の程度に応じた尺度値
xを入力する。
索について説明する。図3は使用頻度の尺度を用いたと
きの文書登録の説明図である。まず、文書登録時に、使
用頻度の尺度を選択してその尺度関数F(x)を選択した
場合、作業者は登録すべき文書が日常あまり使わない使
用頻度の低い文書か、日常良く使用する使用頻度の高い
文書かを判断して、その使用頻度の程度に応じた尺度値
xを入力する。
【0035】例えば、日常あまり使用しない文書とし
て、それに応じた尺度値x1を入力すると、尺度関数F
(x)によって尺度ID:Y1=F(x1)に変換し、その
尺度ID:Y1で文書を登録する。また、日常良く使用
する文書として、それに応じた尺度値x2を入力する
と、尺度関数F(x)によって尺度ID:Y2=F(x2)
に変換し、その尺度ID:Y2で文書を登録する。
て、それに応じた尺度値x1を入力すると、尺度関数F
(x)によって尺度ID:Y1=F(x1)に変換し、その
尺度ID:Y1で文書を登録する。また、日常良く使用
する文書として、それに応じた尺度値x2を入力する
と、尺度関数F(x)によって尺度ID:Y2=F(x2)
に変換し、その尺度ID:Y2で文書を登録する。
【0036】このようにして、1つの尺度の1つの尺度
関数F(x)に対して尺度値m個をそれぞれ入力すると、
m個の尺度ID:Y1〜Ymが得られる。したがって、
1つの尺度でも複数の尺度関数によって多様な尺度ID
を得ることができ、登録文書に組み合わせる尺度IDを
細かく設定することができる。
関数F(x)に対して尺度値m個をそれぞれ入力すると、
m個の尺度ID:Y1〜Ymが得られる。したがって、
1つの尺度でも複数の尺度関数によって多様な尺度ID
を得ることができ、登録文書に組み合わせる尺度IDを
細かく設定することができる。
【0037】図4は重要度の尺度を用いた文書検索の説
明図である。まず、文書検索時に、重要度の尺度を選択
してその尺度関数G(x)を選択した場合、作業者は登録
すべき文書がどうでもよい重要度の低い文書か、大切な
重要度の高い文書かを判断して、その重要度の程度に応
じた尺度値xを入力する。
明図である。まず、文書検索時に、重要度の尺度を選択
してその尺度関数G(x)を選択した場合、作業者は登録
すべき文書がどうでもよい重要度の低い文書か、大切な
重要度の高い文書かを判断して、その重要度の程度に応
じた尺度値xを入力する。
【0038】例えば、どうでもよい文書として、それに
応じた尺度値x1を入力すると、尺度関数G(x)によっ
て尺度ID:Y1=G(x1)に変換し、その尺度ID:
Y1に該当する登録文書を検索する。また、大切な文書
として、それに応じた尺度値x2を入力すると、尺度関
数G(x)によって尺度ID:Y2=G(x2)に変換し、
その尺度ID:Y2に該当する登録文書を検索する。
応じた尺度値x1を入力すると、尺度関数G(x)によっ
て尺度ID:Y1=G(x1)に変換し、その尺度ID:
Y1に該当する登録文書を検索する。また、大切な文書
として、それに応じた尺度値x2を入力すると、尺度関
数G(x)によって尺度ID:Y2=G(x2)に変換し、
その尺度ID:Y2に該当する登録文書を検索する。
【0039】このようにして、1つの尺度の1つの尺度
関数G(x)に対して尺度値n個をそれぞれ入力すると、
n個の尺度ID:Y1〜Ynが得られる。したがって、
これらのn個の尺度IDで細かく分類されて登録されて
いる登録文書を簡単な入力操作のみで検索することがで
きる。
関数G(x)に対して尺度値n個をそれぞれ入力すると、
n個の尺度ID:Y1〜Ynが得られる。したがって、
これらのn個の尺度IDで細かく分類されて登録されて
いる登録文書を簡単な入力操作のみで検索することがで
きる。
【0040】次に、この電子ファイル装置における尺度
関数を用いた文書登録及び検索の処理について説明す
る。図5及び図6はこの電子ファイル装置における尺度
関数を用いた文書登録及び文書検索にかかわる全体処理
を示すフローチャート、図7はその文書登録の処理のフ
ローチャート、図8はその文書検索の処理のフローチャ
ートである。
関数を用いた文書登録及び検索の処理について説明す
る。図5及び図6はこの電子ファイル装置における尺度
関数を用いた文書登録及び文書検索にかかわる全体処理
を示すフローチャート、図7はその文書登録の処理のフ
ローチャート、図8はその文書検索の処理のフローチャ
ートである。
【0041】始めに、図5に示すように、ステップ1で
新規に尺度を作成するか否かを判断して、作成しないな
らそのままステップ4へ進み、作成するならステップ
2,3でそれぞれ尺度を入力し、その入力された尺度を
登録してステップ4へ進む。ステップ4では登録されて
いる尺度の一覧を表示し、ステップ5で尺度を入力する
と、ステップ6で新規に尺度関数を作成するか否かを判
断する。
新規に尺度を作成するか否かを判断して、作成しないな
らそのままステップ4へ進み、作成するならステップ
2,3でそれぞれ尺度を入力し、その入力された尺度を
登録してステップ4へ進む。ステップ4では登録されて
いる尺度の一覧を表示し、ステップ5で尺度を入力する
と、ステップ6で新規に尺度関数を作成するか否かを判
断する。
【0042】ステップ6の判断で、作成しないならその
ままステップ9へ進むが、作成するならステップ7,8
でそれぞれ尺度関数を入力し、その入力された尺度関数
を登録してステップ9へ進む。ステップ9で登録されて
いる尺度関数の一覧を表示し、ステップ10で尺度関数
を入力すると、図6のステップ11へ進む。
ままステップ9へ進むが、作成するならステップ7,8
でそれぞれ尺度関数を入力し、その入力された尺度関数
を登録してステップ9へ進む。ステップ9で登録されて
いる尺度関数の一覧を表示し、ステップ10で尺度関数
を入力すると、図6のステップ11へ進む。
【0043】図6に示すように、ステップ11で尺度値
を入力し、ステップ12でその尺度値を尺度関数によっ
て尺度IDに変換すると、ステップ13で尺度関数を用
いての登録か検索かを判断して、登録ならステップ14
へ進んで文書登録処理を行なって、検索ならステップ1
5へ進んで文書検索処理を行なってこの処理を終了す
る。
を入力し、ステップ12でその尺度値を尺度関数によっ
て尺度IDに変換すると、ステップ13で尺度関数を用
いての登録か検索かを判断して、登録ならステップ14
へ進んで文書登録処理を行なって、検索ならステップ1
5へ進んで文書検索処理を行なってこの処理を終了す
る。
【0044】上述の文書登録処理は、図7に示すよう
に、ステップ16でテーブルの空きを探し、ステップ1
7で空きがあるか否かを判断して、空きがあればこの処
理を終了するが、空きがなければ、ステップ18へ進ん
で尺度IDと文書を1エントリにして登録し、ステップ
19で文書登録装置3に書き込んでこの文書登録処理を
終了する。
に、ステップ16でテーブルの空きを探し、ステップ1
7で空きがあるか否かを判断して、空きがあればこの処
理を終了するが、空きがなければ、ステップ18へ進ん
で尺度IDと文書を1エントリにして登録し、ステップ
19で文書登録装置3に書き込んでこの文書登録処理を
終了する。
【0045】一方、上述の文書検索処理は、図8に示す
ように、ステップ20で尺度IDをキーにしてテーブル
をサーチし、ステップ21で該当文書なしか否かを判断
して、なしならこの文書検索処理を終了するが、有りな
らステップ22へ進んで同一尺度IDの一覧表を作成
し、ステップ23で印刷するか否かを判断する。
ように、ステップ20で尺度IDをキーにしてテーブル
をサーチし、ステップ21で該当文書なしか否かを判断
して、なしならこの文書検索処理を終了するが、有りな
らステップ22へ進んで同一尺度IDの一覧表を作成
し、ステップ23で印刷するか否かを判断する。
【0046】そして、ステップ23の判断で印刷するな
らステップ24へ進んで一覧表を印刷してこの文書検索
処理を終了し、印刷しないならステップ25へ進んで同
一尺度IDの一覧表を表示し、ステップ26,27でそ
れぞれ一覧表のなかから文書を選択し、その選択された
文書を文書登録装置3から読み込み、ステップ28でそ
の読み込んだ文書を表示したらこの文書検索処理を終了
する。
らステップ24へ進んで一覧表を印刷してこの文書検索
処理を終了し、印刷しないならステップ25へ進んで同
一尺度IDの一覧表を表示し、ステップ26,27でそ
れぞれ一覧表のなかから文書を選択し、その選択された
文書を文書登録装置3から読み込み、ステップ28でそ
の読み込んだ文書を表示したらこの文書検索処理を終了
する。
【0047】さらに、この電子ファイル装置における文
書登録,文書検索,尺度関数の登録,尺度の登録,及び
文書一覧の印刷についてそれぞれ操作手順も含めて説明
する。 (1)文書登録 作業者は、キーボード,マウス等の入力装置1から尺度
関数を使用しての文書登録を選択し、どの尺度のどの尺
度関数を使用するかを決定し、任意の尺度値を入力した
ら、尺度関数選択部9によって指定された尺度と尺度関
数を探し出す。
書登録,文書検索,尺度関数の登録,尺度の登録,及び
文書一覧の印刷についてそれぞれ操作手順も含めて説明
する。 (1)文書登録 作業者は、キーボード,マウス等の入力装置1から尺度
関数を使用しての文書登録を選択し、どの尺度のどの尺
度関数を使用するかを決定し、任意の尺度値を入力した
ら、尺度関数選択部9によって指定された尺度と尺度関
数を探し出す。
【0048】これらの指定された尺度及び尺度関数を探
し出したら尺度ID変換部10によって尺度IDを得
る。この尺度ID変換部10によって得られた尺度ID
と登録すべき文書を文書処理部13へ送り、文書登録部
14を経てテーブル更新部15によって尺度IDと文書
の組み合わせでテーブル部18に登録する。その後、文
書処理部13がテーブル部13に登録されたことを確認
したら、文書書込部19を経て文書登録装置3に文書の
画像を登録する。
し出したら尺度ID変換部10によって尺度IDを得
る。この尺度ID変換部10によって得られた尺度ID
と登録すべき文書を文書処理部13へ送り、文書登録部
14を経てテーブル更新部15によって尺度IDと文書
の組み合わせでテーブル部18に登録する。その後、文
書処理部13がテーブル部13に登録されたことを確認
したら、文書書込部19を経て文書登録装置3に文書の
画像を登録する。
【0049】このようにして、尺度及び尺度関数を設定
して、尺度値を入力するということだけで文書の登録を
可能にすることができる。したがって、作業者は従来の
煩雑な登録作業と能力を必要とする登録場所の設定及び
構成を意識せずに登録作業の簡略化を図ることができ
る。
して、尺度値を入力するということだけで文書の登録を
可能にすることができる。したがって、作業者は従来の
煩雑な登録作業と能力を必要とする登録場所の設定及び
構成を意識せずに登録作業の簡略化を図ることができ
る。
【0050】なお、従来の文書登録では、スキャナ入力
終了後、作業者は登録場所,文書名,キーワード,マー
ク,しおり等の文書検索に関する必要な情報を全て入力
し、登録場所の設定や構成等も行なわなければならなか
ったので、その操作が非常に煩雑であった。
終了後、作業者は登録場所,文書名,キーワード,マー
ク,しおり等の文書検索に関する必要な情報を全て入力
し、登録場所の設定や構成等も行なわなければならなか
ったので、その操作が非常に煩雑であった。
【0051】(2)文書検索 作業者は、キーボード,マウス等の入力装置1から尺度
関数を使用しての文書検索を選択し、どの尺度のどの尺
度関数を使用するかを決定し、任意の尺度値を入力した
ら、尺度関数選択部9から指定された尺度と尺度関数を
探し出す。
関数を使用しての文書検索を選択し、どの尺度のどの尺
度関数を使用するかを決定し、任意の尺度値を入力した
ら、尺度関数選択部9から指定された尺度と尺度関数を
探し出す。
【0052】これらの指定された尺度及び尺度関数を探
し出したら尺度ID変換部10によって尺度IDを得
る。この尺度ID変換部10によって得られた尺度ID
を文書処理部13へ送り、文書検索部16を経てテーブ
ル検索部17において指定された尺度IDでテーブル部
18の検索を行ない、その尺度IDで登録されている文
書の一覧を取得する。
し出したら尺度ID変換部10によって尺度IDを得
る。この尺度ID変換部10によって得られた尺度ID
を文書処理部13へ送り、文書検索部16を経てテーブ
ル検索部17において指定された尺度IDでテーブル部
18の検索を行ない、その尺度IDで登録されている文
書の一覧を取得する。
【0053】その後、文書処理部13がテーブル部18
の検索を完了したことを確認したら、文書一覧から文書
を選択し、文書登録装置3から文書読込部20を経て文
書を読み込み、表示制御部12を経て表示装置4によっ
てその文書の画像を表示する。
の検索を完了したことを確認したら、文書一覧から文書
を選択し、文書登録装置3から文書読込部20を経て文
書を読み込み、表示制御部12を経て表示装置4によっ
てその文書の画像を表示する。
【0054】このようにして、尺度及び尺度関数を設定
して尺度値を入力するという簡単な作業のみで、必要な
文書を容易に検索することができる。したがって、作業
者は従来の難解な文書検索条件を設定する必要がなく、
作業効率の向上と作業者の能力に依存しない有効な検索
作業を行なえるようになる。
して尺度値を入力するという簡単な作業のみで、必要な
文書を容易に検索することができる。したがって、作業
者は従来の難解な文書検索条件を設定する必要がなく、
作業効率の向上と作業者の能力に依存しない有効な検索
作業を行なえるようになる。
【0055】なお、従来の文書検索では、文書検索条件
を組み合わせて検索対象となる文書の範囲をしぼり込ん
でいくので、作業者が効果的に文書検索を行なうには、
どのような検索条件を組めばよいかを考えなければなら
なかった。これは作業者にとって大変な負担になるし、
この種の作業に慣れていないと文書検索が難しくなり、
能率良く検索することができなかった。
を組み合わせて検索対象となる文書の範囲をしぼり込ん
でいくので、作業者が効果的に文書検索を行なうには、
どのような検索条件を組めばよいかを考えなければなら
なかった。これは作業者にとって大変な負担になるし、
この種の作業に慣れていないと文書検索が難しくなり、
能率良く検索することができなかった。
【0056】(3)尺度関数の登録 作業者は、キーボード,マウス等の入力装置1から尺度
関数を指定しての登録もしくは検索を選択し、尺度を選
択したら、尺度関数選択部9によって指定された尺度の
尺度関数が登録されているテーブル一覧を取得する。こ
こで、新規に尺度関数を設定するなら、尺度関数登録部
8によって尺度をキーにした尺度関数のテーブルに新規
に登録する。
関数を指定しての登録もしくは検索を選択し、尺度を選
択したら、尺度関数選択部9によって指定された尺度の
尺度関数が登録されているテーブル一覧を取得する。こ
こで、新規に尺度関数を設定するなら、尺度関数登録部
8によって尺度をキーにした尺度関数のテーブルに新規
に登録する。
【0057】このようにして、1つの尺度に対して複数
の尺度関数を設定することができるので、作業者には単
に1つの尺度しか見せていないのに多種の登録・検索作
業を可能にできる。
の尺度関数を設定することができるので、作業者には単
に1つの尺度しか見せていないのに多種の登録・検索作
業を可能にできる。
【0058】(4)尺度の登録 作業者は、キーボード,マウス等の入力装置1から尺度
関数を使用指定の登録もしくは検索を選択し、新規に尺
度を設定するなら、尺度関数登録部8によって尺度関数
が1つも登録されていない新規のエントリを作成し、こ
れを尺度関数選択部9に新規に登録する。このようにし
て、複数の尺度を設定することができるので、文書登録
装置3に登録されている文書群を様々な種類の文書群と
して分類することができる。
関数を使用指定の登録もしくは検索を選択し、新規に尺
度を設定するなら、尺度関数登録部8によって尺度関数
が1つも登録されていない新規のエントリを作成し、こ
れを尺度関数選択部9に新規に登録する。このようにし
て、複数の尺度を設定することができるので、文書登録
装置3に登録されている文書群を様々な種類の文書群と
して分類することができる。
【0059】(5)文書一覧表の印刷 文書検索部16を経てテーブル検索部17から得た尺度
IDをキーにした文書一覧のリストを一覧表作成部21
へ送り、印刷制御部22を経て印刷装置5によって出力
する。
IDをキーにした文書一覧のリストを一覧表作成部21
へ送り、印刷制御部22を経て印刷装置5によって出力
する。
【0060】このようにして、尺度を選択して尺度値を
入力するという簡単な操作のみで、同一の尺度IDで登
録されている文書の一覧を取得することができるので、
1つ1つの文書を表示させることなく、文書及び文書情
報を取得することができ、作業者の作業効率の向上を図
ることができる。
入力するという簡単な操作のみで、同一の尺度IDで登
録されている文書の一覧を取得することができるので、
1つ1つの文書を表示させることなく、文書及び文書情
報を取得することができ、作業者の作業効率の向上を図
ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る電子ファイル装置によれば、だれもが容易に扱える共
通の指標である文書の使用頻度,重要度等の尺度によっ
て文書を登録又は検索することができる。また、その文
書登録又は文書検索に用いる尺度関数を任意に登録する
ようにすれば、多様な尺度関数によって文書登録又は文
書検索を行なえる。さらに、その文書登録又は文書検索
に用いる尺度を複数登録するようにすれば、多様な尺度
によって文書登録又は文書検索を行なえる。
る電子ファイル装置によれば、だれもが容易に扱える共
通の指標である文書の使用頻度,重要度等の尺度によっ
て文書を登録又は検索することができる。また、その文
書登録又は文書検索に用いる尺度関数を任意に登録する
ようにすれば、多様な尺度関数によって文書登録又は文
書検索を行なえる。さらに、その文書登録又は文書検索
に用いる尺度を複数登録するようにすれば、多様な尺度
によって文書登録又は文書検索を行なえる。
【0062】さらにまた、その文書検索時の尺度IDに
よって検索された文書の一覧を印刷するようにすれば、
尺度を用いた文書検索によって該当する文書のリストを
簡単に知ることができる。
よって検索された文書の一覧を印刷するようにすれば、
尺度を用いた文書検索によって該当する文書のリストを
簡単に知ることができる。
【図1】この発明の一実施例である電子ファイル装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】尺度と文書の関係を示す説明図である。
【図3】図1の電子ファイル装置における使用頻度の尺
度を用いたときの文書登録の説明図である。
度を用いたときの文書登録の説明図である。
【図4】図1の電子ファイル装置における重要度の尺度
を用いたときの文書検索の説明図である。
を用いたときの文書検索の説明図である。
【図5】図1の電子ファイル装置における尺度関数を用
いた文書登録及び文書検索にかかわる全体処理を示すフ
ローチャートである。
いた文書登録及び文書検索にかかわる全体処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】図6の文書登録の詳細な処理のフローチャート
である。
である。
【図8】図6の文書検索の詳細な処理のフローチャート
である。
である。
1:入力装置 2:画像入力装置 3:文書登録装置 4:表示装置 5:印刷装置 6:処理装置 7:入力制御部 8:尺度関数登録部 9:尺度関数選択部 10:尺度ID変換
部 11:画像入力制御部 12:表示制御部 13:文書処理部 14:文書登録部 15:テーブル更新部 16:文書検索部 17:テーブル検索部 18:テーブル部 19:文書書込部 20:文書読込部 21:一覧表作成部 22:印刷制御部
部 11:画像入力制御部 12:表示制御部 13:文書処理部 14:文書登録部 15:テーブル更新部 16:文書検索部 17:テーブル検索部 18:テーブル部 19:文書書込部 20:文書読込部 21:一覧表作成部 22:印刷制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 文書の画像を読み取って入力する画像入
力手段と、該手段によって入力された画像を登録する文
書登録手段と、該手段に登録されている文書の画像を表
示する表示手段と、前記文書登録手段に登録されている
文書の画像を印刷する印刷手段とを備えた電子ファイル
装置において、 文書登録時に使用頻度,重要度等の尺度を選択する手段
と、該選択された尺度に対する尺度値を入力する手段
と、該尺度値を前記選択された尺度の尺度関数によって
尺度IDに変換する手段と、該尺度IDによって文書の
画像を登録する手段とを設けたことを特徴とする電子フ
ァイル装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子ファイル装置におい
て、文書検索時に使用頻度,重要度等の尺度を選択する
手段と、該選択された尺度に対する尺度値を入力する手
段と、該尺度値を前記選択された尺度の尺度関数によっ
て尺度IDに変換する手段と、該尺度IDによって登録
されている文書の画像を検索する手段を設けたことを特
徴とする電子ファイル装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子ファイル装置におい
て、前記尺度関数を任意に登録する手段を設けたことを
特徴とする電子ファイル装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子ファイル装置におい
て、前記尺度を複数登録する手段を設けたことを特徴と
する電子ファイル装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の電子ファイル装置におい
て、前記尺度IDによって検索された文書の一覧を印刷
する手段を設けたことを特徴とする電子ファイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153171A JPH0721207A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電子ファイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153171A JPH0721207A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電子ファイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721207A true JPH0721207A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15556610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5153171A Pending JPH0721207A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 電子ファイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721207A (ja) |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5153171A patent/JPH0721207A/ja active Pending
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