JPH07211169A - ヨ−ク金具 - Google Patents

ヨ−ク金具

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Publication number
JPH07211169A
JPH07211169A JP1486894A JP1486894A JPH07211169A JP H07211169 A JPH07211169 A JP H07211169A JP 1486894 A JP1486894 A JP 1486894A JP 1486894 A JP1486894 A JP 1486894A JP H07211169 A JPH07211169 A JP H07211169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke fitting
yoke
jumper device
jumper
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1486894A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Murase
厚司 村瀬
Susumu Kato
享 加藤
Masahiko Suzuki
鈴木  昌彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Chubu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP1486894A priority Critical patent/JPH07211169A/ja
Publication of JPH07211169A publication Critical patent/JPH07211169A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 束径が大きくなっても、ジャンパ装置全体を
小型化するとともに、各線条に弛度差の発生しないヨ−
ク金具(10)を提供する。 【構成】 支持体(1b)の取付部(20)が、ヨ−ク
金具本体(10a)の最下端部よりも上方に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヨ−ク金具に係り、特
に、ジャンパ装置を支持することのできるヨ−ク金具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヨ−ク金具について、本
発明の実施例で用いる図1を参照しながら説明する。図
1は、送電鉄塔(以下、鉄塔という。)Tにジャンパ装
置1が取付けられた状態の正面図である。
【0003】すなわち、ジャンパ装置1は、鉄塔Tの両
側にがいし装置a及びヨ−ク金具10を介して取付けら
れた複数の線条(この図では、1相が6線条(導体)の
例が示され、このうち、片側の3本の線条のみが図示さ
れている。)L1 〜L3 を、鉄塔Tを迂回して接続する
ために用いられるものであって、左右側の両ヨ−ク金具
10,10の間隔の距離よりも短い長さの水平吊架体1
a(図1の二点鎖線で示される水平吊架体)と、この水
平吊架体1aの両端部を両ヨーク金具本体10a,10
aの最下端部イ,イにそれぞれ支持させる支持体1b,
1b(図1の鎖線で示される支持体)とから構成されて
いる。そして、水平吊架体1aの両端側には、左右側の
線条L1 〜L3 がそれぞれジャンパ線L′により電気的
に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のジャ
ンパ装置において、送電電圧が50万ボルトの低インダ
クタンス設計の場合、図1を用いて説明すると、1相の
径、つまり束径Xが2m程度となり、このため、ヨーク
金具本体10a自体も大きくなる。したがって、カテナ
リー角βが大きい場合、鉄塔Tと水平吊架体1aとの間
隔Y(図1の二点鎖線で示される水平吊架体までの間
隔)が大きくなり、その大きくなった分だけジャンパ装
置全体が大型化してしまう。
【0005】さらに加えて、ジャンパ装置1が大型化す
ると、ヨーク金具本体10aに過大なモーメントが作用
する。すなわち、束径Xが大きくなるにつれて水平吊架
体1aの重量が増加するほど、ヨーク金具本体10aを
回動させるモーメントが増加し、ヨーク金具本体10a
自体が傾斜して線条L1 ,L2 ,L3 の取付け基点が移
動する。このため、上,中,下の各線条L1 ,L2 ,L
3 に弛度差が発生してしまう。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、束径が大きく
なっても、ジャンパ装置全体を小型化するとともに、各
線条に弛度差の発生しないヨ−ク金具を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヨ−ク金具
は、上記目的を達成するために、ジャンパ装置の水平吊
架体の端部を支持している支持体の端部が取付けられる
取付部を有するヨ−ク金具であって、前記取付部は前記
ヨ−ク金具本体の最下端部よりも上方に設けられている
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、支持体がヨ−ク金具本体の
最下端部よりも上方に位置する取付部に取付けられる
と、ジャンパ装置を構成する水平吊架体が従来のものよ
り上方に位置するとともに、ヨーク金具本体の傾斜を抑
制して各線条の弛度差を解消する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係るヨ−ク金具を適用
したジャンパ装置1が取付けられた状態の正面図、図2
は、図1のうち、左側のヨ−ク金具の部分の拡大図及び
図3は図2の平面図である。
【0010】なお、図1を参照して、上記従来の技術の
項で説明した構成要素については、説明が重複するため
省略し、新規な部分のみについて異なる符号を付して説
明する。
【0011】図中、20は取付部であって、支持体1b
の端部が図示しないピンにより取付けられるように構成
されている。この取付部20は、ヨ−ク金具本体10a
の下側のリブ21のほぼ中間位置に設けられている。ま
た、このリブ21は、ヨ−ク金具本体10aと一体的に
設けられていて、ヨ−ク金具本体10aを平面に見たと
きの、つまり図2を側面から見たときの中央中心部から
下方に伸びている。なお、参考までにこのリブ21の最
下端部イには、従来の取付部が設けられていた。
【0012】ヨ−ク金具本体10aの中央中心部で、が
いし装置aと反対側には、3枚のヨ−ク片22a,22
b,22cが所定の間隔を保って設けられている。そし
て、各ヨ−ク片22a〜22cの両端側には、線条L1
〜L6 がそれぞれ接続されている。なお、図示のL1 〜
L6 は、実際は各線条をヨ−ク金具本体10aに接続す
るクランプ金具であるが、ここでは、説明の便宜上、線
条として示してある。
【0013】ヨ−ク金具本体10aの両端側は、連結金
具23a,23bの一端部がそれぞれ接続されていると
ともに、それら連結金具23a,23bの他端部は、が
いし装置aの取付金具24に接続されている。したがっ
て、各線条L1 〜L6 は、各ヨ−ク片22a〜22c、
ヨ−ク金具本体10a及びがいし装置a等を介して鉄塔
Tに接続される。なお、上述の説明は、鉄塔Tの左側の
ヨ−ク金具10について述べたが、鉄塔Tの右側のヨ−
ク金具10も同様に構成されている。
【0014】本実施例に係るヨーク金具は、取付部20
が、ヨーク金具本体10aの最下端部よりも上方に設け
られているので、この取付部20に支持体1bが取付け
られることにより、束径が大きくなり、カテナリー角β
が大きくなっても、水平吊架体1aを備えたジャンパ装
置1全体を小型化することができる。従って、鉄塔T自
体も小型化が可能となる。また、ヨーク金具本体10a
の傾斜を抑制することにより、各線条L1 ,L2 ,L3
の弛度の不揃いを解消することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るヨ−ク金具は、ジャンパ装
置の水平吊架体の端部を支持している支持体の端部が取
付けられる取付部を有するヨ−ク金具であって、前記取
付部は前記ヨ−ク金具本体の最下端部よりも上方に設け
られているので、この取付部に支持体が取付けられるこ
とにより、束径が大きくなり、カテナリー角が大きくな
っても以下の効果を奏することができる。 水平吊架体を備えたジャンパ装置全体を小型化するこ
とができる。従って、鉄塔自体も小型化が可能となる。 ヨーク金具本体の傾斜を抑制することにより、各線条
の弛度の不揃いを解消することができる。等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るヨ−ク金具を鉄塔に取
付けた際の正面図である。
【図2】図1の左側のヨ−ク金具の拡大図である。
【図3】図2の平面図である。
【符号の説明】
1 ジャンパ装置 1a 水平吊架体 1b 支持体 10 ヨ−ク金具 10a ヨ−ク金具本体 20 取付部 L1 〜L6 線条 a がいし装置
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昌彦 愛知県南設楽郡鳳来町大野字奥林30番地の 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャンパ装置の水平吊架体の端部を支持
    している支持体の端部が取付けられる取付部を有するヨ
    −ク金具であって、 前記取付部は前記ヨ−ク金具本体の最下端部よりも上方
    に設けられていることを特徴とするヨ−ク金具。
JP1486894A 1994-01-13 1994-01-13 ヨ−ク金具 Pending JPH07211169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1486894A JPH07211169A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 ヨ−ク金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1486894A JPH07211169A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 ヨ−ク金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07211169A true JPH07211169A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11873008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1486894A Pending JPH07211169A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 ヨ−ク金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07211169A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027080A (ja) * 2005-12-13 2007-02-01 Asahi Tec Corp 耐張装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027080A (ja) * 2005-12-13 2007-02-01 Asahi Tec Corp 耐張装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20050315

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02