JPH07210689A - 画像位置検出方法 - Google Patents

画像位置検出方法

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JPH07210689A
JPH07210689A JP6003518A JP351894A JPH07210689A JP H07210689 A JPH07210689 A JP H07210689A JP 6003518 A JP6003518 A JP 6003518A JP 351894 A JP351894 A JP 351894A JP H07210689 A JPH07210689 A JP H07210689A
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JP
Japan
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pattern matching
image
pixel
search
calculation
Prior art date
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Application number
JP6003518A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakazawa
聡 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asia Electronics Co
Original Assignee
Asia Electronics Co
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Publication date
Application filed by Asia Electronics Co filed Critical Asia Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像位置検出の高速、簡単化。 【構成】概略サーチに対する前回の詳細サーチで得たパ
ターンマッチング率最大の被検出画像の正しいパターン
マッチング位置の候補データを持つ画素を中心として、
その周囲の一定範囲に、次の正しいパターンマッチング
位置の候補データを持つ画素を探す詳細サーチとしての
ステップを具備し、このステップを1回以上行って、こ
のステップでの中心のパターンマッチング率を越える値
が得られなくなったら、最終のステップの中心位置を最
終検出位置とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素がマトリクス状に
並ぶ画像エリア内から被検出画像をパターンマッチング
法で検出する画像位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置によるパターンマッチング
で画像位置検出を行う場合、高速かつ簡単に画像位置検
出できることが望まれる。図4は、基本的なパターンマ
ッチング手法を説明するためのサーチエリアを示すもの
で、言い換えれば、リファレンス画像(図示せず)と正
しいパターンマッチングが行えると思われる概略サーチ
の検出位置a0を中心として、正しい詳細サーチの検出
位置a3が得られると考えられる画素範囲ということが
でき、ここでは7×7画素からなっている。したがって
図1の一ます1は、それぞれ1画素に対応する。又、上
記リファレンス画像は、例えば10×10画素からな
り、第4図において、概略サーチで検出された画素a0
は、上記リファレンス画像の例えば左上の角に位置する
画素が重なる部分に相当し、この様な重なりでもって、
リファレンス画像と該画像と比較する部分の画像との間
のパターンマッチングが、それぞれ対応する画素単位で
行われる。上記詳細サーチで検出された画素a3につい
ても同様で、このa3が、上記リファレンス画像の例え
ば左上の角に位置する画素が重なる部分に相当し、この
様な重なりでもって、リファレンス画像と該画像と比較
する部分の画像との間のパターンマッチングが、それぞ
れ対応する画素単位で行われると考えることができる。
ここで上記画像については、濃淡画像を対象に考えてい
る。
【0003】しかしながら図4において、パターンマッ
チング率最大の被検出画像の正しいパターンマッチング
検出位置a3を探し出すには、リファレンス画像の一番
左上の画素を、図4の一番左上の画素に合わせてパター
ンマッチング計算を行い、その後リファレンス画像を左
方向(X方向)に1画素ずらせてパターンマッチング計
算を行い、以後同様にX方向の一番右までずらせて同計
算を行い、今度は下方向に1画素ずつずらせながらそれ
ぞれ同計算を行い、最後の一番下まで同計算をしていけ
ば、7×7=49回のパターンマッチング計算を行わな
ければならない。ここで1画素の計算が、パターンマッ
チング1回の計算結果を表わす。したがって上記画像位
置検出方法は、パターンマッチング計算回数が多すぎる
ため、高速かつ簡単に画像位置検出ができるとは言い難
いものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、パターンマッチング計算回数が大
幅に少なくできて、高速かつ簡単に画像位置検出ができ
る画像位置検出方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、画素が
マトリクス状に並ぶ画像エリア内から被検出画像をパタ
ーンマッチング法で検出するために、リファレンス画像
と該画像と比較する部分の画像との間のデータのパター
ンマッチング計算をそれぞれ対応する画素単位で行う第
1のステップと、前記画像エリアのXまたはY座標方向
に対する概略のパターンマッチングを行うことにより、
概略サーチを行う第2のステップと、前記概略サーチで
得たパターンマッチング率最大の被検出画像の正しいパ
ターンマッチング位置の候補データを持つ画素を中心と
して、その周囲の一定範囲に、前記第1のステップを用
いて次の正しいパターンマッチング位置の候補データを
持つ画素を探す詳細サーチとしての第3のステップと、
前回の詳細サーチで得たパターンマッチング率最大の被
検出画像の正しいパターンマッチング位置の候補データ
を持つ画素を中心として、その周囲の一定範囲に、前記
第1のステップを用いて前記第1のステップを用いて次
の正しいパターンマッチング位置の候補データを持つ画
素を探す詳細サーチとしての第4のステップとを具備
し、この第4のステップを1回以上行って、第4のステ
ップでの中心のパターンマッチング率を越える値が得ら
れなくなったら、最終の第4ステップの中心位置を最終
検出位置とすることを特徴とする画像位置検出方法であ
る。
【0006】すなわち通常、特に濃淡画像においては、
パターンマッチングの計算結果は、マッチング率のピー
クを中心に正規化曲線を構成する。この傾向をもとに、
概略サーチ後の詳細サーチを行うに当たり、一定範囲内
でマッチング率最大の画素部を中心としたパターンマッ
チング計算を、その計算結果の最大値を追いかけるよう
にして繰り返し行っていけば、いずれは上記マッチング
率のピークに到達するはずである。この様な方法によれ
ば、上記正規化曲線に沿う付近のみの画素をサーチし、
かつその部分のマッチング計算を行うだけで良いから、
大幅にこのマッチング計算を減らすことができ、したが
って、高速かつ簡単に画像位置検出ができる画像位置検
出方法が実現できるものである。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1はこの実施例を実現する構成例である。この
図において11は、画素がマトリクス状に並ぶ画像エリ
アの画像データを蓄えた画像メモリである。12は、上
記画像エリア内から被検出画像をパターンマッチング法
で検出するためのリファレンス画像データ蓄積部(辞
書)である。13は、上記パターンマッチング処理を行
うために必要な各種計算(演算)を行う計算部である。
14は、画像メモリ11のアドレス指定を行い、画像デ
ータを計算部13に送出するアドレス指定部である。こ
のアドレス指定部14は、計算部13で得たパターンマ
ッチング率の高いX、Y座標方向の指示情報をアドレス
指定部から得て、画像メモリ11に対して、サーチエリ
アのアドレス情報を送出する機能も有している。
【0008】図2は、本実施例のサーチ範囲のみを抽出
して示したもので、図4の一部に対応した図と見ること
もできる。図3は、本実施例の動作を示すフローチャー
トであり、以下この図に沿って、本実施例の画像検出動
作を説明する。
【0009】本実施例では、図2に示される如く、辞書
12からのリファレンス画像に対応する被検出画像を得
るために、3×3画素のサーチを行っている。この3×
3画素によるサーチは、その中心画素の周りの位置にお
いて、パターンマッチング率が最大の画素位置を知るた
めの最低単位の範囲である。図2の3×3画素において
a0は、概略サーチの計算結果のうち、最大のマッチン
グ率が得られた場所を示す。21は、1回目の詳細サー
チ範囲であり、22〜24は、それぞれ2〜4回目の詳
細サーチ範囲である。a3は、詳細サーチの最終結果、
つまり最終的に得られたマッチング率最大の場所であっ
て、かつ検出した目的の被検出画像及びそれに重ね合わ
せられるリファレンス画像の、例えば最も左上の座標原
点と考えることができる(それのみでなく、他の位置例
えば被検出画像の中心と考えても何ら差支えない)。
【0010】画像位置検出は、まず図3ステップS1に
示される如く、概略サーチを行う。この概略サーチは、
辞書12のリファレンス画像と該画像と比較する部分の
画像との間のデータのパターンマッチング計算を、計算
部13においてそれぞれ対応する画素単位で行う動作を
基本動作として、該基本動作を上記画像エリアにわた
り、例えばそのXまたはY座標方向へ複数画素飛び越し
た荒いパターンマッチングを行えばよい。
【0011】次にステップS2に示される如く、上記概
略サーチで得られた結果a0(ここでは概略サーチで最
大パターンマッチング率が得られた部分の最も左上の座
標点と考えている)の画素を中心として、1回目の3×
3の詳細サーチを行う。この3×3の各画素のマッチン
グ率に対応する値は、例えばリファレンス画像を、3×
3の各画素のマッチング率に対応する値で埋まる回数だ
け1画素ずつずらし、このずらし操作を行うたびに、そ
のずらした場所におけるリファレンス画像と被検出画像
とのパターンマッチング計算を、対応画素単位で行うこ
とにより得られる。このような1回目の詳細サーチによ
り、マッチング率が最大の例えばa1点が求まる。なぜ
ならば、前述したごとく、パターンマッチングの計算結
果は、マッチング率のピークを中心に正規化曲線を構成
するからである。
【0012】次にステップS3に示される如く、ステッ
プS2で得られたマッチング率が最大のa1点を中心
に、3×3の2回目の詳細サーチを行う(図2の符号2
2も参照)。ただしステップS3では、上記1回目の詳
細サーチで計算済みの位置、つまり図2の符号21と2
2との重複部分の位置の計算は、除外してよい。これ
は、この重複部分の位置を再度計算しても、前の計算結
果と同一計算結果が得られるからである。
【0013】次にステップS4に示される如く、ステッ
プS3と原理的に同様な詳細サーチを繰り返していく。
次にステップS5に示される如く、ステップS4と同様
な詳細サーチを繰り返しても、中心の最大マッチング率
を越える値が得られなかったとき、その詳細サーチを最
終として、この最終の詳細サーチの中心の値を最終結果
(ここでは、検出目的であった被検出画像の一番左上の
画素であり、図2ではa3点に相当)とするものであ
る。
【0014】このような位置検出方法によれば、図4の
方法では49回のマッチング率計算を行わなければなら
なかったが、図2の方法では、その半分以下の22回の
マッチング率計算で済むものである(前回ステップとの
重複部分は数えない)。
【0015】
【発明の効果】以上説明したごとく本発明によれば、パ
ターンマッチング計算回数が大幅に少なくできて、高速
かつ簡単に画像位置検出ができる画像位置検出方法を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための構成図。
【図2】同構成の作用説明図。
【図3】同構成の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】基本的な画像位置検出の説明図。
【符号の説明】
1…画素(リファレンス画像のずらし単位)、11…画
像メモリ、12…リファレンス画像データ蓄積部(辞
書)、13…計算部、14…アドレス指定部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素がマトリクス状に並ぶ画像エリア内か
    ら被検出画像をパターンマッチング法で検出するため
    に、リファレンス画像と該画像と比較する部分の画像と
    の間のデータのパターンマッチング計算をそれぞれ対応
    する画素単位で行う第1のステップと、前記画像エリア
    のXまたはY座標方向に対する概略のパターンマッチン
    グを行うことにより、概略サーチを行う第2のステップ
    と、前記概略サーチで得たパターンマッチング率最大の
    被検出画像の正しいパターンマッチング位置の候補デー
    タを持つ画素を中心として、その周囲の一定範囲に、前
    記第1のステップを用いて次の正しいパターンマッチン
    グ位置の候補データを持つ画素を探す詳細サーチとして
    の第3のステップと、前回の詳細サーチで得たパターン
    マッチング率最大の被検出画像の正しいパターンマッチ
    ング位置の候補データを持つ画素を中心として、その周
    囲の一定範囲に、前記第1のステップを用いて前記第1
    のステップを用いて次の正しいパターンマッチング位置
    の候補データを持つ画素を探す詳細サーチとしての第4
    のステップとを具備し、この第4のステップを1回以上
    行って、第4のステップでの中心のパターンマッチング
    率を越える値が得られなくなったら、最終の第4ステッ
    プの中心位置を最終検出位置とすることを特徴とする画
    像位置検出方法。
  2. 【請求項2】前記一定範囲におけるパターンマッチング
    計算では、相異なる回数目において重なった画素のパタ
    ーンマッチング計算は省略する請求項1に記載の画像位
    置検出方法。
  3. 【請求項3】前記パターンマッチング率最大の画素を含
    むその周囲の前記一定範囲は、3×3画素である請求項
    1に記載の画像位置検出方法。
JP6003518A 1994-01-18 1994-01-18 画像位置検出方法 Pending JPH07210689A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161082A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Fujitsu Ltd 印鑑照合方式
JPS62107386A (ja) * 1985-11-05 1987-05-18 Toshiba Corp 画像マツチング方法
JPS6461881A (en) * 1987-09-02 1989-03-08 Fujitsu Ltd System for processing template matching
JPH05159064A (ja) * 1991-12-09 1993-06-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像探索装置

Patent Citations (4)

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