JPH04232575A - 画像内の焦点シフトの局部階層的処理方法 - Google Patents

画像内の焦点シフトの局部階層的処理方法

Info

Publication number
JPH04232575A
JPH04232575A JP3130115A JP13011591A JPH04232575A JP H04232575 A JPH04232575 A JP H04232575A JP 3130115 A JP3130115 A JP 3130115A JP 13011591 A JP13011591 A JP 13011591A JP H04232575 A JPH04232575 A JP H04232575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
data
array
level
focus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3130115A
Other languages
English (en)
Inventor
James V Mahoney
ジェームス・ブイ・マホーニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH04232575A publication Critical patent/JPH04232575A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/20Image enhancement or restoration using local operators
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components
    • G06V10/457Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components by analysing connectivity, e.g. edge linking, connected component analysis or slices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の背景〕本発明はデータのボディー
を分析する技術に関する。さらに詳しくは、本発明は特
に画像の領域で処理することによって画像を分析する技
術に関する。
【0002】ウルマン.S.(Ullman. S.)
の「“可視ルーチン (Visual Routine
s)”認識」第18巻,1984年,97〜159ペー
ジ,123ページの始めの3.2節に、処理中の焦点(
focus) のシフトについて議論されている。12
9ページの始めの3.3節では、特定の位置が以降の処
理のために選択されることを内容とした各種の方法を索
引付けし、記述している。ディジタル計算機上では、処
理されるべき次の位置の座標を準備することによって選
択がなされる。他方、索引付けは、並行して検出された
、特別な残り鬼法(odd−man−out) で選ば
れた位置に処理焦点をシフトすることとして記述される
ことができ、また可視ルーチンの適用のためのアンカー
ポイントとして従事する。動き、方向及び色といったプ
ロパティーは、それらの環境から充分に差別できる判定
位置によって、索引付けに用いることができよう。13
2〜134ページでは、他の局部検出器から残り鬼法禁
止信号を検出する局部検出器の信号を用いて、局部検出
器が信号をそこに与える中央ユニットを用いた索引付け
可能な位置に処理焦点をシフトすることが議論されてい
る。この考え方は、それらの信号の強さに依存した順序
で、ある要素から他の要素に処理焦点を次々とシフトさ
せることに拡張できよう。処理焦点がある項目に中心合
わせされるとき、同様な項目が次に処理されるべきもの
としてもっと似たものになるというような、類似点の増
強を用いることに対する明白さがある。
【0003】〔発明の要約〕本発明の一つの局面は、階
層的画像分析での焦点をシフトすることにおいて生じる
問題を認識することに基礎をおいている。ツリー(tr
ee)のような通常の画像階層における焦点シフトのあ
る公知の方法は、階層を通過する上向きの通路を最初に
作り、それからその目的(destination) 
ピクセルに通じる下向きの通路を用いて下向きの通路を
作ることによって目的ピクセルを選択することである。 上向きの通路は、突出した値をもつピクセルを見出すこ
とによるようにして、新焦点基準(criterion
) と出会うピクセルを見つけることができる。もし上
向きの通路が、新焦点基準に出会う1つ以上のピクセル
を見出すならば、下向きの通路はそれらのピクセルの間
に任意に選ぶことができる。
【0004】SIMDマシンにおける焦点シフトにおい
て一つの問題が生じる。それは、次のピクセルの選択が
、現在選択されている処理ユニットの内容にアクセスす
るために中央コントローラを要求しないからであり、そ
のようなアクセスはそれ自身が階層を通過する通路を要
求する。
【0005】この局面はさらに、この問題が、ピクセル
データ項目のアレイを通過する下向きの通路を実行する
こと、次のピクセルを選ぶために必要な情報がそのピク
セルデータ項目すなわち現在の焦点において局部的に使
用できるというような方法でアレイ中のデータ項目をシ
フトすることによって解決できるという認識に基づいて
いる。そのデータ項目は、現在の焦点データ項目が、そ
の子供(children)が新焦点基準に出会うこと
を示すデータを含むようにシフトされる。それらを両方
とも行うと、局部選択はその子供の中で行われ得る。
【0006】次に本発明の前述の、及びその他の課題、
特徴及び利点を図面を参照しつつ以下に詳細に説明する
【0007】〔図面の簡単な説明〕図1は、サイズ増大
の分析領域のシーケンス方法を示す概念図である。
【0008】図2は、簡単な二値画像を示す。
【0009】図3は、本発明にしたがって図2の画像内
において焦点をシフトする方法を示す概念図である。
【0010】図4は、本発明にしたがって焦点シフトを
行う概略的ステップを示すフローチャートである。
【0011】図5は、上向き階層通路において作成され
たビットベクトルのアレイのシーケンスを示すフロー図
である。
【0012】図6は、図5と同様にしてビットベクトル
を作成しそして下向きの通路を作るビットベクトルを使
用する焦点シフト操作のステップを示すフローチャート
である。
【0013】図7は、図6の下向き通路内の処理ユニッ
トの局部メモリ内のビットのアレイのシーケンスを示す
フロー図である。
【0014】〔詳細な説明〕A.概念的フレームワーク
以下の概念フレームワークは本発明の広範さを理解する
上で有用であり、以下に定義する用語は特許請求の範囲
を含み、本明細書を通して一貫した意味を有している。 この概念的フレームワークは全体が本明細書に参考文献
として引用されている、共通譲受人による係属中の米国
特許出願第07/535,796号「データ分析用の密
集合階層技術 (Dense Aggregative
 Hierarchical Techniques 
for Data Analysis)」(“アーキテ
クチャ・アプリケーション”)に開示されているものの
延長である。
【0015】“データプロセッサ”もしくは“プロセッ
サ”はデータ処理が可能な任意の部品、部品の組合せ、
もしくはシステムであり、単数又は複数の中央処理装置
又は他の処理部品を備えている。“処理装置”とは別の
プロセッサ内の部品であるプロセッサである。
【0016】“メモリ”はデータを記憶することができ
、局部及び遠隔メモリ及び入力/出力装置を備えること
ができる任意の部品、部品の組合せ、もしくはシステム
である。“メモリアレイ”は、その間でアレイ内で規定
される1以上の次元に沿ってデータがシフトされ得る複
数の位置を含むメモリである。
【0017】プロセッサは、メモリ内のある位置からの
データの読出し、又はそこへのデータの書き込みによる
ようにして、データを検索又は修正する任意の処理によ
ってデータを“アクセス”する。プロセッサはプロセッ
サがデータをアクセスできるようにする、メモリとの任
意の接続の組合せによってデータを“アクセスするため
に接続”されることができる。
【0018】プロセッサはデータに左右されるロジック
なすなわちアリズメテックな結果を得ることを含む演算
を実行することによってデータ“で処理する。”
【00
19】データの“獲得”又は“作成”とはデータなしで
開始され、データを生ずる演算の任意の組合せである。 データは別のデータで処理することによってデータを獲
得又は作成する演算処理の任意の組合せによって別のデ
ータ“から獲得”又は“から作成”することができる。 例えば、アレイは別のアレイの一部と同一より小さいア
レイの作成、別のアレイと同一の部分を含むより大きい
アレイの作成、別のアレイの複製又は別のアレイ又はそ
の複製内のデータの修正のような処理によって別のアレ
イから獲得することができる。
【0020】データの項目は、同様なタイプのデータの
項目を生み出す他のデータの項目についてロジカル即ち
アリズメティックな操作が実行される時、他のデータの
項目を“結合する”ことによって作成される。たとえば
、もし他のデータの項目が単純なブール代数値(boo
lean) であるとすると、結合されたデータの項目
は単純なブール代数値である。もし他のデータの項目が
数であれば、他の項目のデータを加算するか、他のデー
タの項目の平均を計算したり、他のデータの項目の一つ
を選んだり、あるいは同様な操作によって作成されたあ
る数であるかも知れない。
【0021】データ項目の“階層”は各々が階層内の一
連のレベルの一つにあるデータ項目を含んでいる。デー
タ項目の階層を“作成”するというのはデータ項目の完
全な階層なしで開始され、かつ開始時点では存在しない
階層の全てのデータ項目の作成を含む処理の組合せを行
うことである。換言すると、データ項目の全てがなお記
憶されているかどうかにかかわらず、階層は階層の全て
のデータ項目が作成された時点で終了する処理の組合せ
によって作成することができる。全てのレベルの全ての
データ項目は処理の終了時になお記憶されていることが
可能であるが、より高次のレベルでデータ項目を作成す
るために使用された後に幾つかのデータ項目が記憶され
ていなくても階層は作成される。
【0022】階層を“シーケンシャルに”作成するとい
うことは第1のサブステップが最下位レベルのデータ項
目から第1のより高次レベルのデータ項目を作成し、第
2のサブステップが第1の高次レベルから第2の高次レ
ベルのデータ項目を作成し、以下同様である一連のサブ
ステップによって階層を作成することである。
【0023】データが属性の存在又は属性の測度を指示
した場合にデータは属性を“指示”するという。
【0024】“画像”は光のパターンである。データが
画像又は信号を作成するための充分な情報を含んでいる
場合は、データは画像又は別の信号を“規定”する。
【0025】画像内の各ロケーションは“ピクセル”と
呼ぶことができる。各データ項目がそこに値を供給する
、画像を規定するデータボディー内でロケーションのカ
ラーを指定する各々の値を“ピクセル値”ということが
できる。
【0026】データスペース又はデータスペース内にマ
ップできる任意のデータボディーの“分析領域”又は“
領域”とは分析領域内にマップされるデータ項目の値に
かかわりなく規定されるデータスペースの境界部分であ
る。画像を規定するアレイの領域は画像の分析領域を規
定するので、集合データ項目が画像を規定するアレイの
分析領域の属性を指示する時に、集合データ項目は画像
の分析領域の属性を規定する。属性とは、例えばそれぞ
れの分析領域内に正確に一つの接続成分が存在すること
である。集合データ項目のそれぞれの分析領域のサイズ
と位置は接続成分が存在かどうかに左右されず、集合デ
ータ項目を作成するために処理が実行されるデータ項目
のセットに左右される。従って画像は画像内のピクセル
値に左右されないように画像を規定するアレイで実行さ
れる集合処理によって分析領域へと区分される。代表的
には、各ピクセル値は最下位レベルの階層の少なくとも
一つの分析領域内にあり、各々のより高次レベルの分析
領域は次の下位レベルの分析領域を組み合わせることに
よって形成される。分析領域は一つ又はそれ以上のピク
セルを共有している場合は“重複する”。
【0027】B.基本的特徴図1〜4は本発明の基本的
機構を示している。図1は画像内の幾つかのピクセルの
各々について、拡大した各領域のシーケンスを示してい
る。図2は図3の実施例で使用された簡単な画像である
。図3は焦点シフトの技術を示している。図4は局部階
層的操作をもって焦点シフトをする基本的ステップを示
している。
【0028】図1は二次元二値画像の断片10を示して
おり、その各々のピクセルを図示の座標を利用して(m
,n)と呼ぶことができる。各ピクセル毎に、拡大され
た一連の各領域を規定することができ、その各々の内部
でピクセルは左上すみのような同じ位置を占める。 断片10内のピクセル(M,N)では、各々の領域は2
−ピクセル領域12と4−ピクセル領域14とを含んで
いる。ピクセル(M+1,N)では、2−ピクセル領域
16と4−ピクセル領域18とを含んでいる。ピクセル
(M+2,N)では2−ピクセル領域20と4−ピクセ
ル領域(図示せず)等を含んでいる。各ピクセルのそれ
ぞれの2−ピクセル領域は断片10内に下に位置する隣
接ピクセルを含んでいるので、例えば2−ピクセル領域
12は2つの隣接ピクセル(M,N)及び(M,N+1
)を含んでいる。同様に、各ピクセルの各々の4−ピク
セル領域は独自の各々の2−ピクセル領域と、断片10
内の右に位置する隣接ピクセルの各々の2−ピクセル領
域を含んでいるので、例えば4−ピクセル領域14はピ
クセル(M,N),(M,N+1),及び(M+1,N
+1)を含むピクセルを領域12及び16内に含んでい
る。
【0029】図2は黒のピクセルを陰影付きで示した単
純な画像である二値画像30を示している。二値画像3
0は領域の属性を局部的階層処理によって決定できる幾
つかの技術を示すために利用できる。
【0030】図3は焦点シフト技術を示している。図3
において全体アレイ50によって示されたステップの前
に、各黒ピクセルが焦点シフトの可能な目的として取り
扱われている、図2の画像30上で上向き通路が実行さ
れる。上向き通路は、画像30内における各自の領域が
少なくとも1つのピクセルすなわち可能な目的を含むか
どうかをそれぞれが示すデータ項目の階層を作成する。 この上向き通路は、少なくとも1つの可能な目的ピクセ
ルをもつ領域に対してブール代数値1を作成し、可能な
目的ピクセルがない領域に対してはブール代数値0を作
成する。
【0031】図3は、図2の左上のピクセルであるピク
セル(0,0)のトップレベルデータ項目で開始される
階層を通る下向きの通路が後に続く経路を示している。 円弧52で示されるステップは、その左上のピクセルが
図2のピクセル(2,0)である8−ピクセル領域を選
択する。ピクセル(0,0)に左上の隅をもつその8−
ピクセル領域もまた可能な目的ピクセルを含むので、円
弧52はランダムな決定によることができる。円弧54
で示されるステップは、ピクセル(2,2)に左上隅を
もつ4−ピクセル領域を選択する。というのは、ピクセ
ル(2,0)に左上隅をもつ4−ピクセル領域が、可能
な目的ピクセルを含まないからである。円弧56で示さ
れるステップは、ピクセル(3,2)に2−ピクセル領
域を選択するが、これはランダムな決定によることがで
きる。最後に、円弧58で示されるステップは、ピクセ
ル(3,2)が白ピクセルであるため、ピクセル(3,
3)を選択する。ピクセル(3,3)は従って現在焦点
となる。
【0032】図4は、上述したような上向きおよび下向
きの通路を実行する操作の基本的ステップを示す。ボッ
クス70のステップは、階層の最下位レベルにおいて開
始することによって上向き通路を準備する。ボックス7
2のステップは、それが新焦点基準に出会うピクセルを
含むかどうかを示すデータをもつ次のレベル上の各領域
を分類する、ボックス74における処理の繰り返しルー
プを開始する。
【0033】階層の全てのレベルが分類されると、ボッ
クス76のステップは、新焦点基準に出会うピクセルを
含む階層のトップレベルから現在焦点領域を始めること
によって下向き通路を準備する。それからボックス80
のステップは、現在の焦点領域のデータ項目が、新焦点
基準に出会うピクセルを含むものとしてそのサブ領域が
分類されることを決定するための充分な情報をもつよう
に、階層の次のレベルにデータをシフトさせる、ボック
ス82における処理の繰り返しループを開始する。もし
両方のピクセルが分類されると、ボックス84のステッ
プはサブ領域の一方を選択し、焦点をそれに移す。もし
1つのピクセルだけが分類されると、このステップは、
分類されたピクセルに焦点を移す。操作が最下位レベル
に達した時、現在焦点をもつピクセルは新焦点基準に出
会うピクセルである。
【0034】C.実施例本発明はデータ項目の完全な階
層を生成するためアーキテクチャーアプリケーションに
おいて説明した適宜の処理技術を用いて、シンキングマ
シンズ・コーポレーション(Thinking Mac
hines Corporation) 製のコネクシ
ョンマシンで実施されたものである。
【0035】図5は、適宜の処理技術を用いた上向き階
層通路によって生成されるビットベクトルのアレイを示
している。最終のアレイは、サブ領域が新焦点基準に出
会うピクセルを含むかどうかを決定しながら下向き通路
を通っている間、使用され得る。
【0036】アレイ100は階層の最下位レベルであり
、各ピクセルについて、ピクセルが新焦点基準に出会う
かどうかを示すビットを含んでいる。アレイ100のビ
ットは、黒ピクセル基準を図2のアレイ30に適用する
ことによって得られる。多数の他の基準は、与えられた
属性の広範囲な分布に関連して顕著な値をピクセルがも
つ基準として、勿論適当なものである。
【0037】アレイ102は、ピクセルとその下の第1
ピクセルとを含む矩形の2−ピクセル領域が基準に出会
うピクセルを含むかどうかを示す第2のビットを各ピク
セルのベクトルがその中に含む、階層の第2レベルであ
る。同様に、アレイ104において、各ピクセルのベク
トルは、そのピクセルの矩形の2−ピクセル領域を含む
方形の4−ピクセル領域およびその右の第1ピクセルの
矩形の2−ピクセル領域が基準に出会うピクセルを含む
かどうかを示す第3ビットを含む。アレイ106におけ
る第4ビットは、矩形の8−ピクセル領域が基準に出会
うピクセルを含むかどうかを示し、アレイ108におけ
る第5ビットは、方形の16−ピクセル領域がそのよう
なピクセルを含むかどうかを示す。
【0038】図6は、図5のビットベクトルを作成して
それらを焦点シフトに用いる操作を示している。ボック
ス120のステップは、画像を記憶し、そして新焦点基
準に出会うかどうかを示すブール代数値Sを各ピクセル
について得るのに必要ないずれかの操作を実行すること
から開始する。ボックス120のステップはそれから初
期化を行い、各ピクセルのベクトルのビット0をSに等
しくし、また最下位レベルl=1から開始することによ
って上向き通路に備える。
【0039】ボックス122のステップは、上向き通路
を実行する繰り返しループを開始する。ボックス124
のステップは、次のレベルのP2オフセットを得、そし
てP2のベクトルにおけるレベルl−1に対するビット
を読み込む。ボックス126のステップはそれからその
ベクトルのビットlをビットl−1とP2のビットl−
1の大きい方の値にセットする。
【0040】このようにして全てのビットベクトルが作
成されたら、ボックス132のステップは、現在の焦点
レベルFをゼロにセットする。それから、ボックス13
4のステップは画像の左上隅内のピクセルに対してFを
1にセットし、最高レベルl=hから開始することによ
り下向きの通路に備える。
【0041】ボックス140のステップは下向きの通路
を実行する繰り返しループを開始する。ボックス142
のステップは次のレベルのP2のオフセットを得、そし
てコイン投げと同じであるランダム2値選択操作を実行
する。ボックス144のステップは各処理ユニットにお
いてFをTemp1にコピーし、Fをゼロにセットし、
そしてP2内のTemp2にTemp1内の内容をコピ
ーする。それからボックス146のステップはTemp
1を、その現在値とベクトル中のビットl−1内の値の
大きい方の値にセットする。このステップはまたTem
p2を、その現在値とベクトル中のビットl−1内の大
きい方の値にセットする。ある位置におけるTemp1
内の1という値は今、焦点がその位置と一致しているこ
とを示し、また次のより下位のレベルにおける対応領域
が新焦点のための基準に出会ういくつかのピクセルを含
むことを示す。ある位置におけるTemp2内の1とい
う値は今、焦点が単一の操作で前記位置にシフトされる
(すなわちその焦点が前記位置の親と一致する)ことを
示し、また次のより下位のレベルにおける対応領域が新
焦点のための基準に出会ういくつかのピクセルを含むこ
とを示す。ボックス148の装置は適当なオフセットに
よってTemp2のデータをシフトし、それによって結
果的にある位置でのTemp2内の1という値は、焦点
が前記位置に一致することを示し、また対応する領域の
第2の子領域が新焦点のための基準に出会ういくつかの
ピクセルを含むことを示す。
【0042】ボックス150のステップはそれからボッ
クス142におけるコイン投げの結果が表か裏かに基づ
いて分岐する。表であれば、ボックス152のステップ
は、P2にシフトする必要があるかどうかを示すTem
p1の値に基づいて分岐する。Temp1が0であれば
、ボックス154のステップは、P2のFビットを、そ
れが0でも1でもあり得るTemp2の値にセットする
ことによってシフトする。もしTemp1が1であれば
、ボックス156のステップは、FをTemp1の値に
セットする。同様に、もし裏であれば、ボックス160
のステップは、P2にシフトすることが可能かどうかを
示すTemp2の値に基づいて分岐する。もしTemp
2が0であれば、ボックス162はシフトせずに、それ
が0でも1でもあり得るTemp1の値にFをセットす
る。もしTemp2が1であれば、ボックス164のス
テップはP2のFビットをTemp2の値にセットする
ことによってシフトする。
【0043】ボックス150のステップによって適用さ
れたコイン投げのルールは、基準に出会うピクセルを各
々が含むこれらのケースにおいて、第1の子と第2の子
のどちらかをランダムに選ぶことに役立つ。これは、そ
の状況で一方の子あるいは他方の子をシステム的に好む
他の基準によって置き換えることもできる。
【0044】図7は、図6のボックス144〜164に
おいて実行される操作をグラフィックに示している。図
7の各アレイは、処理ユニットPおよびその2番目の子
処理ユニットP2の局部メモリにおける4ビットの値を
表している。
【0045】アレイ180は、そのFビットにおいて1
によって示されているように、現在焦点であるPをもつ
、ボックス144のステップの前の値を示している。 また、Pのベクトルにおけるビットl−1は0であり、
他方P2のベクトルにおけるビットl−1は1である。 これにより、Pの第1の子は、基準に出会うピクセルを
含まず、Pの第2の子は含むことになる。
【0046】アレイ182はボックス144のステップ
の一部から生じ、その中でTemp1はFの中の値にセ
ットされ、そしてFは0にクリアされる。アレイ184
はボックス144のステップの残りから生じ、その中で
PからP2に入れ替わるシフトが行われ、そしてP2の
Temp2がPのTemp1の中の値にセットされる。
【0047】アレイ186はボックス146のステップ
から生じ、その中でTemp1およびTemp2はそれ
ぞれ最小にセットされる。Pのベクトルにおいてビット
l−1は0であるので、PのTemp1は0に変化する
。この時点で、Temp1は、第1の子が、基準に出会
うピクセルを含むかどうかを示す。
【0048】アレイ188はボックス148のステップ
から生じ、P2のTemp2における他のシフトはPに
シフトバックされ、これにより、Temp2は、基準に
出会うピクセルを第2の子が含むかどうかを示す。そし
て操作は、コイン投げの結果が表か裏かということに基
づいて分岐する。アレイ190は表によって生じ、アレ
イ192は裏によって生じるが、いずれの場合でも、P
2が新しい現在焦点となるので、2つは同じである。
【0049】D.その他本発明は、2値画像についての
操作の項目において述べられてきたが、全てのタイプの
画像およびさらに一般的には前述されたものと類似した
アレイにマップ付けするデータのボディーに適用され得
る。
【0050】本発明は種々の実施例に関連して、その修
正、変形及び延長と共に説明してきたが、それ以外の実
施例、修正、変形及び延長も本発明の範囲に含まれる。 従って、本発明はこれまでの説明又は図面によって限定
されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定
されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  サイズ増大の分析領域のシーケンス方法を
示す概念図である。
【図2】  簡単な二値画像を示す説明図である。
【図3】  本発明にしたがって図2の画像内において
焦点をシフトする方法を示す概念図である。
【図4】  本発明にしたがって焦点シフトを行う概略
的ステップを示すフローチャートである。
【図5】  上向き階層通路において作成されたビット
ベクトルのアレイのシーケンスを示すフロー図である。
【図6】  図5と同様にしてビットベクトルを作成し
そして下向きの通路を作るビットベクトルを使用する焦
点シフト操作のステップを示すフローチャートである。
【図7】  図6の下向き通路内の処理ユニットの局部
メモリ内のビットのアレイのシーケンスを示すフロー図
である。
【符号の説明】
10  断片、12,16,20  2−ピクセル領域
、14,18  4−ピクセル領域、30  二値画像
、50  全体アレイ,52〜58  円弧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メモリアレイ及び同メモリアレイにア
    クセスするために接続されているプロセッサを含むシス
    テムを操作する方法であって、この方法は次のステップ
    を有する:複数のピクセルを含んだ画像を規定するデー
    タのボディーを前記メモリアレイに格納するステップ、
    ここでデータのボディーは各ピクセルについて各自のピ
    クセルデータ項目を含んでおり、各ピクセルの各自のピ
    クセルデータ項目はそのピクセルが現在の焦点ピクセル
    であるかどうかを示す現在焦点データを含んでいる;及
    び第1のピクセルが現在焦点ピクセルであることを示す
    ための複数のピクセルのうちの最初のものであるという
    現在焦点データを設定するようにプロセッサを操作する
    ステップ;このプロセッサを操作するステップは次のサ
    ブステップを有する:第1のピクセルの現在焦点データ
    を設定するために、第2のピクセルの現在焦点データが
    第1のピクセルの各自のピクセルデータ項目にシフトさ
    れるように、前記アレイ内の全てのピクセルの現在焦点
    データをシフトする。
JP3130115A 1990-06-08 1991-06-01 画像内の焦点シフトの局部階層的処理方法 Withdrawn JPH04232575A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US537468 1983-09-29
US07/537,468 US5193125A (en) 1990-06-08 1990-06-08 Local hierarchical processing focus shift within an image

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04232575A true JPH04232575A (ja) 1992-08-20

Family

ID=24142766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3130115A Withdrawn JPH04232575A (ja) 1990-06-08 1991-06-01 画像内の焦点シフトの局部階層的処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5193125A (ja)
EP (1) EP0460968A2 (ja)
JP (1) JPH04232575A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5255354A (en) * 1990-06-08 1993-10-19 Xerox Corporation Comparison of image shapes based on near neighbor data
US5280547A (en) * 1990-06-08 1994-01-18 Xerox Corporation Dense aggregative hierarhical techniques for data analysis
US5305395A (en) * 1990-06-08 1994-04-19 Xerox Corporation Exhaustive hierarchical near neighbor operations on an image
US7181685B2 (en) * 2004-03-24 2007-02-20 Rex Sandwith XML generator for objects with binary branching topology
JP2007535267A (ja) * 2004-04-29 2007-11-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 画像処理装置及び方法
US7293636B2 (en) * 2005-05-02 2007-11-13 Borgwarner Inc. Electronically controlled viscous fan drive having cast channels
FR3008810A1 (fr) * 2013-07-18 2015-01-23 Stantum Procede de determination d'un contour d'au moins une zone sur une surface matricielle
WO2019156060A1 (ja) * 2018-02-08 2019-08-15 日本電気株式会社 並列ユニオン制御装置、並列ユニオン制御方法、および記憶媒体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5022091A (en) * 1990-02-28 1991-06-04 Hughes Aircraft Company Image processing technique

Also Published As

Publication number Publication date
EP0460968A2 (en) 1991-12-11
US5193125A (en) 1993-03-09
EP0460968A3 (ja) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109859190B (zh) 一种基于深度学习的目标区域检测方法
US4334274A (en) Method of determining whether or not a region in a picture is within a closed boundary, and an apparatus therefor
EP0460971B1 (en) System for labeling picture elements
JPH0571991B2 (ja)
CN104867137B (zh) 一种基于改进ransac算法的图像配准方法
JPH0661107B2 (ja) イメージ認識システムとその動作法
JP2005228341A (ja) 画像データを領域へ編成するシステムおよび方法
AU2018203327A1 (en) System and method for processing a graphic object
CN110008900A (zh) 一种由区域到目标的可见光遥感图像候选目标提取方法
JPH0668763B2 (ja) 画像処理方法
JPH04232575A (ja) 画像内の焦点シフトの局部階層的処理方法
JPS61112284A (ja) グレイスケ−ルイメ−ジ処理における拡大および浸食変形を実施するための方法および装置
JPH04252384A (ja) 画像に対する網羅的階層的近傍演算方法
Levine Region analysis using a pyramid data structure
JPH04232579A (ja) 近傍データに基づく画像形状の比較方法
Palagyi Equivalent sequential and parallel reductions in arbitrary binary pictures
EP0460967B1 (en) Hierarchical operations on border attribute data for image regions
Schouten et al. Fast exact Euclidean distance (FEED) transformation
CN115661573A (zh) 红外弱小目标的检测方法、装置、计算设备及存储介质
KR900009121B1 (ko) 특징 데이타를 고속으로 분류하는 방법과 그 방법을 실현하기 위한 특징 데이타 처리장치
JPS634379A (ja) パタ−ンマツチング装置
He et al. Neural network based image edge detection within spiral architecture
JPH05143731A (ja) 円形パターン識別方法および装置
Donaldson et al. An Implementation and Exploration of Seam Carving
JPH0535872A (ja) 2値画像の輪郭追跡方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903