JPH0721059Y2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ

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JPH0721059Y2
JPH0721059Y2 JP1989001150U JP115089U JPH0721059Y2 JP H0721059 Y2 JPH0721059 Y2 JP H0721059Y2 JP 1989001150 U JP1989001150 U JP 1989001150U JP 115089 U JP115089 U JP 115089U JP H0721059 Y2 JPH0721059 Y2 JP H0721059Y2
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JP
Japan
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protector
wire harness
gap
joint protector
joint
Prior art date
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JP1989001150U
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JPH0294415U (ja
Inventor
隆悦 及川
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、ワイヤハーネスを収容して保護するワイヤ
ハーネス用プロテクタに関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車内に配線されるワイヤハーネスを収容して
保護するワイヤハーネス用プロテクタとして、例えば第
6図に示すように、複数のプロテクタ100を長手方向に
沿って適宜間隔をおいて配置して構成したものが知られ
ている。
このワイヤハーネス用プロテクタAによれば、プロテク
タ100間に存する隙間部分110ではワイヤハーネス200を
被うものがなく、この隙間部分110でワイヤハーネス200
を屈曲することが可能であり、運搬時等において嵩張ら
ないように屈曲することが出来て便利であり、また自動
車内への組み込み時においても組み込み易いように屈曲
することが出来て、作業性が良い。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記ワイヤハーネス用プロテクタAにあって
は、例えば第7図に示すように、自動車B内の床に敷い
たカーペットの下に隠して配置されるが、隙間部分110
にカーペットが落ち込んで、外観を損ねてしまう問題が
あった。
また、誤って隙間部分110をハイヒール等の鋭利なもの
で踏みつけてしまうと、ワイヤハーネス200の一部が断
線する等のおそれがあり、ワイヤハーネス200を充分に
保護出来ない問題があった。
この考案は上記従来技術の問題点を解消するもので、そ
の目的とするところは、運搬作業や自動車等への組み込
み作業が容易である上に、自動車内等に配置したときに
外観を損ねることがなく、ワイヤハーネスを充分に保護
することが出来るワイヤハーネス用プロテクタを提供す
ることである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案のワイヤハーネス用プ
ロテクタでは、長手方向に沿って適宜間隔をおいて配置
した複数のプロテクタにより構成して、各プロテクタ間
に存する隙間部分でワイヤハーネスを屈曲出来るように
したワイヤハーネス用プロテクタにおいて、前記隙間部
分に対向する一方のプロテクタの端部にスライド部を、
また他方のプロテクタの端部に連結部を設けると共に、
前記スライド部と連結部との間に、前記スライド部に嵌
め込まれて、前記隙間部分をスライド式に開閉可能と
し、かつ前記隙間部分を閉じて前記ワイヤハーネスを保
護するジョイントプロテクタを取付けたことを特徴とし
ている。
(作用) ワイヤハーネスを収容したワイヤハーネス用プロテクタ
を運搬する時や自動車内に組み込む時等では、ジョイン
トプロテクタを開いて、プロテクタ間の隙間部分でワイ
ヤハーネスを屈曲出来るようにしておく。そして、自動
車内等に組み込んだ後には、ジョイントプロテクタで隙
間部分を閉じておく。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図はこの考案のワイヤハーネス用プロテ
クタの一実施例を示している。図中符号10は断面ほぼコ
字状のプロテクタで、長手方向に沿って複数個適宜間隔
をおいて配置されており、プロテクタ10間には隙間部分
11がある。ここで、適宜間隔とは、収容されるワイヤハ
ーネス20が屈曲出来る程度の間隔を意味するもので、ワ
イヤハーネス20の直径が比較的大きい場合には広くな
り、また直径が比較的小さい場合には狭くなる。
そして、上記隙間部分11に対向する一方のプロテクタ10
の長手方向一端部側には、その上面10a、側面10b、底面
10cにかけて他の部分よりも窪んだスライド部12が設け
られ、このスライド部12には隙間部分11を開閉可能と
し、かつ前記隙間部分11を閉じてワイヤハーネス20を保
護する断面ほぼコ字状のジョイントプロテクタ30がスラ
イド可能に嵌め込まれている。また、他方のプロテクタ
10の長手方向他端部側には、同じくその上面10a、側面1
0b、底面10cにかけて他の部分よりも窪んだ連結部13が
設けられている。
ジョイントプロテクタ30はスライド部12、連結部13の窪
みの深さと同じ板厚に形成されていて、プロテクタ10と
の間で段差が生じないようになっている。また、ジョイ
ントプロテクタ30は隙間部分11よりも若干長く形成され
ていて、隙間部分11を閉じた時、先端部分(第1図、第
4図の右側部分)が隣に位置する他のプロテクタ10に設
けた連結部13に嵌まり込むようになっている。ここで、
ジョイントプロテクタ30の基端部(同図の左側部分)の
側面部30a内面には2か所にそれぞれ先端が傘状の突起
部31が設けられていて、スライド部12に設けた長手方向
に延びるスリット12a、12aにスライド移動可能に係合し
ている。また、ジョイントプロテクタ30の先端側の側面
部30aにはロック孔32が設けられ、隙間部分11を閉じて
連結部13に嵌め込んだ時に連結部13に設けたロック突起
14に係合する。
このように構成されたワイヤハーネス用プロテクタで
は、ワイヤハーネス20を収容した後、隙間部分11を開い
た状態にして、隙間部分11でワイヤハーネス20を屈曲可
能にする(第1図参照)。このような状態で運搬作業し
たり、自動車内への組み込み作業したりする。したがっ
て、運搬時に屈曲して嵩張らないようにすることが出来
る。また、自動車内への組み込み時にも組み込みが容易
になるように屈曲することが出来るため、作業性が良
い。なお、スリット12aに係合する突起部31の先端は傘
状になっているため、ジョイントプロテクタ30がプロテ
クタ10から外れるようなおそれはない。
そして、自動車内に組み込んだ後には、第2図に示すよ
うに、一方のプロテクタ10に嵌め込んだジョイントプロ
テクタ30をスライドして、隣に位置する他方のプロテク
タ10の連結部13に嵌め込んでロック孔32にロック突起14
を係合させ、隙間部分11を閉じる。
これにより、隙間部分11にカーペットが落ち込んで、外
観を損ねるような問題はなくなる。また、隙間部分11に
位置するワイヤハーネス20はジョイントプロテクタ30で
被われて保護されるため、仮にハイヒール等の鋭利なも
ので踏みつけられても、断線するようなおそれもなくな
る。さらに、突起部31がスリット12aに案内されてジョ
イントプロテクタ30がスライド部12をスライドするた
め、自動車の狭い空間内でもジョイントプロテクタ30の
開閉作業が容易に出来る。さらにまた、ロック孔32とロ
ック突起14との係合によりジョイントプロテクタ30がロ
ックされるために、振動等を受けて不用意に開くような
おそれもない。
第5図(a)乃至(e)はこの考案の他の実施例を示す
もので、ジョイントプロテクタ30を嵌め込んだスライド
部12部分の断面図を示している。
同図(a)に示す実施例によれば、プロテクタ10とジョ
イントプロテクタ30が共に方形筒状に形成されている。
また、同図(b)に示す実施例によれば、プロテクタ10
が方形筒状に形成されているのに対し、ジョイントプロ
テクタ30が断面ほぼコ字状に形成され、そしてスライド
部12の一側面が窪んでおり、この窪んだ部分12bにジョ
イントプロテクタ30の上面端部30b1、底面端部30c1を折
り曲げてスライド可能に係合させている。
また、同図(c)に示す実施例によれば、プロテクタ10
とジョイントプロテクタ30が共に断面ほぼコ字状に形成
されていて、ジョイントプロテクタ30がスライド部12か
ら抜け落ちないようにスライド部12の端部にストッパー
12cが設けられている。隙間部分11を閉じる際には、ジ
ョイントプロテクタ30の上面部30b、底面部30cを外側に
拡げてストッパー部12cを乗り越えるようにする。
また、同図(d)に示す実施例によれば、プロテクタ10
とジョイントプロテクタ30が共に断面ほぼコ字状に形成
されていて、プロテクタ10の上面10a端部、底面10c端部
をスライド可能に握持するようにジョイントプロテクタ
30の上面端部30b1、底面端部30c1を折り曲げている。
また、同図(e)に示す実施例によれば、プロテクタ10
が方形筒状に形成されているのに対し、ジョイントプロ
テクタ30が断面ほぼコ字状に形成され、そしてスライド
部12の一側面に端部で開口する窓孔12dが設けられ、こ
の窓孔12dの側縁にジョイントプロテクタ30の上面端部3
0b1、底面端部30c1を折り曲げてスライド可能に係合さ
せている。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、プロテクタ間に
存する隙間部分を開閉可能とし、かつ前記隙間部分を閉
じてワイヤハーネスを保護するジョイントプロテクタを
取付けたので、運搬作業や自動車等への組み込み作業時
にはジョイントプロテクタにより隙間部分を開いて隙間
部分を屈曲可能にし、自動車内に組み込んだ後にはジョ
イントプロテクタにより隙間部分を閉じるようにするこ
とが出来、このため運搬作業や自動車等への組み込み作
業が容易である上に、自動車内等に配置したときに外観
を損ねることがなく、ワイヤハーネスを充分に保護する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示し、第1図
は隙間部分を開いた状態の部分斜視図、第2図は隙間部
分を閉じた状態の部分斜視図、第3図はジョイントプロ
テクタを嵌め込んだスライド部の断面図、第4図はジョ
イントプロテクタの斜視図であり、また第5図(a)乃
至(e)は他の実施例を示す第3図と同様の断面図であ
り、また第6図および第7図は従来技術を示すもので、
第6図は部分斜視図、第7図は自動車に組み込んだ状態
を示す説明斜視図である。 10……プロテクタ 11……間隙部分 20……ワイヤハーネス 30……ジョイントプロテクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿って適宜間隔をおいて配置し
    た複数のプロテクタにより構成して、各プロテクタ間に
    存在する隙間部分でワイヤハーネスを屈曲出来るように
    したワイヤハーネス用プロテクタにおいて、前記隙間部
    分に対向する一方のプロテクタの端部にスライド部を、
    また他方のプロテクタの端部に連結部を設けると共に、
    前記スライド部と連結部との間に、前記スライド部に嵌
    め込まれて、前記隙間部分をスライド式に開閉可能と
    し、かつ前記隙間部分を閉じて前記ワイヤハーネスを保
    護するジョイントプロテクタを取付けたことを特徴とす
    るワイヤハーネス用プロテクタ。
JP1989001150U 1989-01-11 1989-01-11 ワイヤハーネス用プロテクタ Expired - Lifetime JPH0721059Y2 (ja)

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JP1989001150U JPH0721059Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 ワイヤハーネス用プロテクタ

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JPH0294415U JPH0294415U (ja) 1990-07-26
JPH0721059Y2 true JPH0721059Y2 (ja) 1995-05-15

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JPS6079211U (ja) * 1983-11-04 1985-06-01 三宅 博 電線保護カバーの接続構造

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