JPH072095A - 走行レールの連結構造 - Google Patents

走行レールの連結構造

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JPH072095A
JPH072095A JP14401193A JP14401193A JPH072095A JP H072095 A JPH072095 A JP H072095A JP 14401193 A JP14401193 A JP 14401193A JP 14401193 A JP14401193 A JP 14401193A JP H072095 A JPH072095 A JP H072095A
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JP
Japan
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traveling rail
rail
traveling
screw member
groove
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JP14401193A
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English (en)
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Kazuhiro Suzuki
和宏 鈴木
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】互いに隣接する走行レール部品の位置合わせを
容易に行って連結固定することができる連結構造を提供
する。 【構成】互いに隣接する走行レール部品2の側面に形成
されたレール連結溝60にレール連結ねじ部材63をそ
れぞれ配設し、互いに隣接する走行レール部品2の側面
にそれぞれ当接する連結プレート75を配設し、前記連
結プレート75を介してレール連結ねじ部材63にレー
ル連結ねじ65を螺入して連結プレート75を締付固定
することにより互いの走行レール部品2を連結する走行
レールの連結構造において、前記走行レール部品2のレ
ール連結溝60には開口側に向かうほど縮径となるテー
パ部62を形成するとともに、該レール連結溝60に配
設されるレール連結ねじ部材63にはテーパ部62に当
接するテーパ面64を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行車が走行するための
走行レールの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すように、床面101
に配設された支持台102の上面に走行レール103が
敷設されている。この走行レール103上を走行車が走
行し、荷の搬送作業等を行うようになっている。この走
行レール103は所定長さとなる走行レール部品104
の連結によって構成されている。
【0003】走行レール部品104はアルミ製であり、
図13,図14に示すように、走行レール部品104の
端部には連結用締付溝105が形成されている。この各
走行レール部品104の連結用締付溝105内には四角
形状のナット部材106がそれぞれ配設されている。
【0004】そして、連結板107が互いの走行レール
部品104の側面に当接するように配設されている。そ
して、締付ねじ108が連結板107の挿通孔109を
介して走行レール部品104の連結用締付溝105にそ
れぞれ配設されたナット部材106のねじ孔110に螺
入されている。この締付ねじ108の締め付けにより、
連結板107とナット部材106とにて互いに隣接する
走行レール部品104を連結固定することができる。こ
の連結時には走行レール部品104の側面同志、上面同
志が面一となるように調整されている。このようにして
連結固定された走行レール103の上面を図示しない走
行車の走行タイヤが走行するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、締付ねじ108の締付を行うとき、連結用締付溝1
05の中心線LAに対して締付ねじ108の中心線LB
が容易に移動してしまう。そのため、互いの走行レール
部品104の上面同志が面一となるように締付ねじ10
8の締付を行わないと、互いに隣接する走行レール部品
104の上面に段差が発生し、走行車の走行時に衝撃が
発生する。
【0006】従って、締付ねじ108の締付時には互い
に隣接する走行レール部品104の上面同志が面一とな
るように位置合わせを行いながら締付ねじ108の締付
を行わなければならないといった面倒な作業が必要とな
る。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は互いに隣接する走行レー
ル部品の位置合わせを容易に行って連結固定することが
できる走行レールの連結構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、互いに隣接する走行レール部品の側面に形
成された収納部にナット部材をそれぞれ配設し、互いに
隣接する走行レール部品の側面にそれぞれ当接する連結
板を配設し、前記連結板を介してナット部材にボルト部
材を螺入して連結板を締付固定することにより互いの走
行レール部品を連結する走行レールの連結構造におい
て、前記走行レール部品の収納部には開口側に向かうほ
ど縮径となるテーパ部を形成するとともに、該収納部に
配設されるナット部材にはテーパ部に当接するテーパ面
を形成したことをその要旨とする。
【0009】
【作用】ボルト部材を締め付けることにより、連結板と
ナット部材とにより互いに隣接する走行レール部品の連
結が行われる。このとき、収納部に形成されたテーパ部
にナット部材に形成されたテーパ面が当接する。そのた
め、ボルト部材の締め付け時に収納部のテーパ部とナッ
ト部材のテーパ面とにより、収納部に対するボルト部材
の位置決めを行うことができる。従って、互いに隣接す
る走行レール部品の側面同志、上面同志の位置合わせが
容易に行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図10に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、
走行レール1は複数の走行レール部品2の連結固定によ
って構成されている。走行レール1は床面3に所定間隔
毎に設けられた支持機構4によって支持されている。
【0011】走行レール部品2の下面には支持機構4を
構成する支持ブロック5が配設され、この支持ブロック
5の下面には支持板6が走行レール部品2の長手方向と
直交する方向に張り出すように固定されている。この支
持ブロック5から張り出した支持板6には透孔6aが形
成されている。前記透孔6aに対応するように支持板6
の下面には調整ナット7が固着されている。
【0012】前記調整ナット7には透孔6aを挿通可能
なねじ部材8が螺入されている。又、ねじ部材8の下端
は床面3に接地される接地プレート9に回転可能に挿入
されている。接地プレート9内に挿入されるねじ部材8
には図示しないストッパーリングが嵌め込まれ、ねじ部
材8が接地プレート9から抜けないようになっている。
又、ねじ部材8には接地プレート9の上面に当接する高
さ調整ナット10が固着されている。更に、ねじ部材8
にはロックナット11が螺入されている。
【0013】従って、ロックナット11を調整ナット7
から離間させた状態で、高さ調整ナット10を回転させ
ることによりねじ部材8を回転させると、該ねじ部材8
に螺入される調整ナット7が上下に移動し、走行レール
1の高さが変化する。そして、ロックナット11を調整
ナット7に対して締め付けると、ねじ部材8の回転が規
制されて走行レール1の高さが一定に保持される。
【0014】図5に示すように、接地プレート9には延
出部12が形成され、この延出部12によって該接地プ
レート9は平面略小判状に形成されている。又、延出部
12には凹部13が形成され、この凹部13に床面3に
螺入される締付ボルト14が配設されている。この締付
ボルト14によって接地プレート9は床面3に対して締
付固定されている。更に、接地プレート9から延出部1
2に亘って上方に突出する補強リブ15が形成されてい
る。
【0015】図1〜図4に示すように、前記走行レール
1を構成する走行レール部品2は縦長四角形状に形成さ
れている。走行レール部品2の右側側面にはトロリー線
収納部16が形成されている。又、トロリー線収納部1
6の上部及び下部には高さ方向に肉厚部17a,17b
がそれぞれ形成されている。
【0016】又、トロリー線収納部16内部における走
行レール部品2の側面中央には、段差部18が走行レー
ル部品2の長手方向に沿って形成されている。そして、
段差部18の高さ方向中央側面には走行レール部品2の
長手方向に沿って支持片19が形成されている。
【0017】更に、段差部18の上部及び下部側面には
断面四角形状を成すプレート取付用溝20a,20bが
形成されている。又、プレート取付用溝20a,20b
は縦長状に形成されている。そして、プレート取付用溝
20a,20bは該プレート取付用溝20a,20bよ
りも高さ方向の幅が短い開口溝21a,21bを介して
トロリー線収納部16と連通されている。
【0018】このとき、プレート取付用溝20a,20
bの高さ方向中央より下方に開口溝21a,21bが形
成されている。従って、開口溝21a,21bとプレー
ト取付用溝20a,20bとにより形成される係合片2
2a,23aは係合片22b,23bより長く形成され
ている。
【0019】走行レール部品2の左側側部中央には、縦
長四角形状となる磁気テープ収納溝25が走行レール部
品2の長手方向に形成されている。そして、磁気テープ
収納溝25は該磁気テープ収納溝25よりも高さ方向の
幅が短い開口溝26を介して外部と連通されている。
【0020】そして、磁気テープ収納溝25の高さ方向
中央より下方に開口溝26が形成されている。従って、
開口溝26と磁気テープ収納溝25とにより形成される
係合片27aは係合片27bより長く形成されている。
この磁気テープ収納溝25には走行車の速度制御を行う
ための磁気テープ28が収納配置されるようになってい
る。
【0021】即ち、図6(a),(b)に示すように、
磁気テープ28の上端を磁気テープ収納溝25の上端側
に差し込む。又、係合片27bに対して磁気テープ28
の下端を乗り越えさせて、該磁気テープ28の下端を磁
気テープ収納溝25の下端側に差し込む。そして、磁気
テープ28を下方に移動させ、該磁気テープ28の上下
両端が係合片27a,27bに係合するようにすれば、
磁気テープ28が磁気テープ収納溝25内に配設するこ
とができる。この構成により、必要に応じて磁気テープ
収納溝25の任意の箇所に磁気テープ28を嵌め込んだ
り、取り外したりすることができる。
【0022】図1〜図4に示すように、走行レール部品
2の左側側面において、磁気テープ収納溝25の上部及
び下部側面には縦長四角形状となるドグ取付用溝29,
30が走行レール部品2の長手方向に形成されている。
そして、ドグ取付用溝29,30は該ドグ取付用溝2
9,30よりも高さ方向の幅が短い開口溝31,32を
介して外部と連通されている。
【0023】そして、ドグ取付用溝29,30の高さ方
向中央より下方に開口溝31,32が形成されている。
従って、開口溝31,32とドグ取付用溝29,30と
により形成される係合片33a,34aは係合片33
b,34bより長く形成されている。
【0024】又、ドグ取付用溝29,30には四角形状
を成す取付ねじ部材35が収納されている。この取付ね
じ部材35は、走行レール部品2の側面から水平方向に
突出するL字状に折曲形成され、ドグ36,37を走行
レール部品2の側面に取付固定するためのものである。
【0025】そして、ねじ部材35は走行レール部品2
に対してドグ36,37が取付固定される任意の位置に
配設されている。即ち、図2,図3,図7(a),
(b)に示すように、取付ねじ部材35の上端をドグ取
付用溝29,30の上端に差し込む。又、係合片33
b,34bに対して取付ねじ部材35の下端を乗り越え
させ、該取付ねじ部材35の下端をドグ取付用溝29,
30の下端側に差し込む。そして、ねじ部材35を下方
に移動させ、該ねじ部材35の上端を係合片33a,3
4aに、下端を係合片33b,34bに係合させる。
【0026】又、ドグ36,37に形成された挿通孔3
8を介してねじ部材35のねじ孔35aには固定ねじ3
9が螺入されている。この固定ねじ39とねじ部材35
との締付により、ドグ36,37が走行レール部材2の
側面に締付固定されている。従って、ねじ部材35をド
グ取付用溝29,30内に配置したり、取り外したりす
ることができるので、ドグ36,37の位置の変更や、
数の増減を必要に応じて行うことができるようになって
いる。
【0027】尚、本実施例においては、ドグ36により
図示しないホームポジションセンサがホームポジション
を検出し、ドグ37によって図示しないステーションセ
ンサが荷の受渡しを行うステーションを検出するように
なっている。
【0028】又、図1〜図4に示すように、走行レール
部品2の左側側面において、ドグ取付用溝30の下部に
はハーネス等のクランプ溝40及び軽量化を計るための
肉抜き溝41がそれぞれ走行レール部品2の長手方向に
形成されている。
【0029】走行レール部品2の下面には一対の支持固
定溝42が該走行レール部品2の長手方向に形成されて
いる。そして、開口溝44によって支持固定溝42は外
部と連通されている。更に、支持固定溝42と開口溝4
4との間には外側へ向かうほど縮径となる固定用テーパ
部45が形成されている。
【0030】前記支持固定溝42にはナット47が配設
されている。ナット47は四角形状を成し、前記固定用
テーパ部45と当接する固定用テーパ面48が形成され
ている。このナット47には前記支持ブロック5の貫通
孔5aを挿通する締付ボルト46が螺入されている。こ
の締付ボルト46の締付により走行レール部品2は支持
ブロック5に対して締付固定されている。
【0031】図1,図2,図8に示すように、前記トロ
リー線収納部16には所定間隔毎に複数のトロリー線5
9a〜59fを支持するための支持ユニット50が配設
されている。この支持ユニット50は縦長状の支持プレ
ート51に縦方向に設けられている。締付ねじ53を締
付ることにより、支持プレート51に対し支持ブロック
52が締付固定されている。
【0032】又、支持ブロック52には断面H状を成す
支持部材55a〜55fが嵌め込まれている。そして、
支持部材55a〜55fを構成する一対の支持片56
a,56bは互いに近接するように若干湾曲した状態と
なっている。
【0033】更に、前記プレート取付用溝20a,20
bには四角形状を成すプレート締付用ねじ部材57が配
設されている。尚、このプレート締付用ねじ部材57を
プレート取付用溝20a,20bに配設する要領は、前
記ねじ部材35をドグ取付用溝29,30に嵌め込む要
領と同じである。
【0034】又、支持プレート51の取付孔51aを介
してプレート締付用ねじ部材57にプレート取付ねじ5
8が螺入されている。そして、肉厚部17aと支持ユニ
ット50における支持部材55aの支持片56aとの間
に六角レンチを挿入し、前記プレート取付ねじ58を締
め付ける。同様に、肉厚部17bと支持ユニット50に
おける支持部材55fの支持片56bとの間に六角レン
チを挿入し、前記プレート取付ねじ58を締め付ける。
このため、トロリー線収納部16に支持ユニット50を
支持固定することが可能となる。
【0035】通常は、支持ユニット50を支持する支持
プレート51を支持固定するための締付ボルトを走行レ
ール部品2の左側側面から挿通させている。しかし、こ
の走行レール部品2の左側側面には各溝29,25,3
0,40,41等が形成されているため、挿通孔を形成
することができない。しかし、この構成により、支持ユ
ニット50をトロリー線収納部16側から全て取付固定
することができる。
【0036】又、プレート締付用ねじ部材57、プレー
ト取付ねじ58は必要に応じて移動させることができる
ので、支持ユニット50を必要な場所に適宜移動させる
ことができる。
【0037】更に、前記支持ユニット50がトロリー線
収納部16内に配設された状態で、断面コ字状に形成さ
れたトロリー線59a〜59fが支持部材55a〜55
fにおける支持片56a,56bの間に嵌め込まれてい
る。このトロリー線59a〜59fは走行車に電源を供
給したり信号を送受信したりするためのものである。
【0038】図1,図2,図3,図9,図10に示すよ
うに、前記走行レール部品2の左側側面において、ドグ
取付溝29の上部にはレール連結溝60が該走行レール
部品2の長手方向に形成されている。このレール連結溝
60は該レール連結溝60より幅が短いレール開口溝6
1を介して外部と連通されている。又、レール連結溝6
0とレール開口溝61との間には外部へ向かうほど縮径
となるテーパ部62が形成されている。
【0039】そして、レール連結溝60には四角形状と
なるレール連結ねじ部材63が配設されている。更に、
レール連結ねじ部材63には前記レール連結溝60内に
形成されたテーパ部62に当接するテーパ面64が形成
されている。
【0040】又、走行レール部品2の左側側面には連結
プレート75が配設されている。そして、連結プレート
75を介してレール連結ねじ65がレール連結ねじ部材
63のねじ孔63aに螺入されている。このレール連結
ねじ65の締付により、レール連結ねじ部材63と連結
プレート75とにより互いに隣接する走行レール部品2
が連結固定されている。
【0041】前記レール連結ねじ65をレール連結ねじ
部材63に螺入することにより、レール連結ねじ部材6
3のテーパ面64がレール連結溝60のテーパ部62に
当接する。すると、レール連結ねじ部材63によりレー
ル連結ねじ65が予め定められた位置に位置決め固定さ
れる。
【0042】即ち、図10に示すように、レール連結ね
じ65の中心線L1をレール連結溝60の中心線L2に
一致させることができる。従って、走行レール部品2の
上面同志を面一にすることができる。更に、連結プレー
ト75により走行レール部品2の側面同志を面一するこ
とができる。
【0043】又、図1に示すように、走行レール部品2
の左側側面において、レール連結溝60の上部にはガイ
ド面69が形成されている。従って、図示しない走行車
のガイドローラ70a,70bが走行レール1における
走行レール部品2のガイド面69及び肉厚部17aに当
接しながら回転する。更に、走行車の走行タイヤ71が
走行レール1における走行レール部品2の上面を走行す
る。
【0044】従って、テーパ部62を形成したレール連
結溝60にテーパ面64を形成したレール連結ねじ部材
63を配設し、連結プレート75を介してレール連結ね
じ65をレール連結ねじ部材63に螺入して締め付けれ
ば、互いに隣接する走行レール部品2の側面同志、上面
同志を面一にして連結することができる。
【0045】この結果、互いに隣接する走行レール部品
2の連結作業を容易にすることができる。しかも、互い
に隣接する走行レール部品2の側面同志、上面同志を面
一とすることができることから、走行車が走行するとき
の衝撃が無くなり、走行車を安定した状態で走行させる
ことができる。
【0046】更に、連結プレート75により互いの走行
レール部品2を連結固定し、支持固定用ボルト46によ
り走行レール1の下部を連結固定したので、走行車が走
行して走行レール1の上部が左右(走行レール1の長手
方向と直交する方向)に振れない安定した構造にするこ
とができる。
【0047】本実施例においては、互いに隣接する走行
レール部品2全体にレール連結溝60を形成したが、走
行レール部品2の両端に部分的にレール連結溝60の断
面形状と同じになる収納部を形成してもよい。
【0048】又、走行レール1に対してそれぞれ直交す
るように接地プレート9を配設しているため、走行レー
ル1が左右に振れないように安定した状態で支持するこ
とができる。
【0049】図11,図12に示すように、従来はねじ
部材8周囲の接地プレート9に補強リブ15が形成され
ているだけである。しかし、本実施例においては、接地
プレート9における延出部12の方にも一体的に補強リ
ブ15を形成した。この結果、延出部12の強度も向上
させることができ、走行レール1が左右に振れようとす
るとき、その振れによる負担が延出部12に集中して接
地プレート9を破損しないようにすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、互
いに隣接する走行レール部品の位置合わせを容易に行っ
て連結固定することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行レール部品を使用して走行レ
ールを構成し、走行車を走行させ得る状態を示す断面図
である。
【図2】走行レール部品内の構成を示す断面図である。
【図3】走行レールの連結構造を示す側面図である。
【図4】走行レール部品の正面図である。
【図5】接地プレートの平面図である。
【図6】(a)は磁気テープを磁気テープ収納溝に嵌め
込む途中の状態を示す説明図であり、(b)は磁気テー
プを磁気テープ収納溝内に嵌め込んだ途中の状態を示す
説明図である。
【図7】(a)は取付ねじ部材をドグ取付用溝に嵌め込
む途中の状態を示す説明図であり、(b)は取付ねじ部
材をドグ取付用溝に嵌め込んだ途中の状態を示す説明図
である。
【図8】支持ユニットを示す斜視図である。
【図9】レール連結溝と該レール連結溝内に配設される
レール連結ねじ部材を示す部分斜視図である。
【図10】レール連結ねじの締付により連結プレートと
レール連結ねじ部材とにて走行レール部品が連結された
状態を示す部分断面図である。
【図11】従来の接地プレートを示す部分側面図であ
る。
【図12】従来の接地プレートを示す平面図である。
【図13】従来の走行レール部品の連結構造を示す側面
図である。
【図14】従来の走行レール部品の連結構造を示す部分
断面図である。
【符号の説明】
2…走行レール部品、60…収納部としてのレール連結
溝、62…テーパ部、63…ナット部材としてのレール
連結ねじ部材、64…テーパ面、65…ボルト部材とし
てのレール連結ねじ、75…連結板としての連結プレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接する走行レール部品の側面に
    形成された収納部にナット部材をそれぞれ配設し、互い
    に隣接する走行レール部品の側面にそれぞれ当接する連
    結板を配設し、前記連結板を介してナット部材にボルト
    部材を螺入して連結板を締付固定することにより互いの
    走行レール部品を連結する走行レールの連結構造におい
    て、 前記走行レール部品の収納部には開口側に向かうほど縮
    径となるテーパ部を形成するとともに、該収納部に配設
    されるナット部材にはテーパ部に当接するテーパ面を形
    成した走行レールの連結構造。
JP14401193A 1993-06-15 1993-06-15 走行レールの連結構造 Pending JPH072095A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211944A (ja) * 2000-02-01 2001-08-07 Okamura Corp 移動棚等におけるレール及びレールの固定構造
JP2017023517A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 カヤバ システム マシナリー株式会社 走行体の位置決め装置

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